この作品は執筆を終了しています。
「クリスタ先生の診療所」
-
- 1 : 2018/01/18(木) 23:42:16 :
- この作品はssnoteでよく見かけるような描き方で書きたいと思います。
過去作とは違い、情景描写が少ない(ほぼ0に近いかも!)と思います!
-
- 2 : 2018/01/18(木) 23:44:27 :
- 期待
-
- 3 : 2018/01/18(木) 23:44:32 :
- 前作が終了次第、こちらの作品を進めていきます。
もう少々お待ち下さい!
一作目 エレヒス「一番近くて一番遠いあなた(お前)。」
http://www.ssnote.net/archives/57243
二作目 エレヒス「マフラーとコーヒー」
http://www.ssnote.net/archives/57310
-
- 4 : 2018/01/18(木) 23:52:45 :
- どんなお話になるか楽しみです(*'ω'*)
期待して待ってます
-
- 5 : 2018/01/19(金) 09:13:14 :
- きたい!!!
-
- 6 : 2018/01/19(金) 10:38:29 :
- 期待して待ってます!
-
- 7 : 2018/01/19(金) 16:05:05 :
- とりあえず、少し書きますね!
-
- 8 : 2018/01/19(金) 17:05:28 :
- 女子寮ーーーー
ミーナ「それでねー?」
ユミル「おうおう」
ミーナ「こうなの!」
ユミル「まじで?凄いじゃないか!」
クリスタ「ほんと凄いね!」
トントン
「レンズ訓練兵はいるか?」
クリスタ「は、はい!」
「キース教官が接待室にてお待ちになっている。直ちに身支度を整え、接待室に向かえ。」
クリスタ「し、承知しました!直ちに向かいます!」
…
ユミル「それにしても、何をしでかしたんだ?」
クリスタ「なんにもしてないんだけどね…」ゴソゴソ
ミーナ「本当なんなんだろ?」
クリスタ「とりあえず行ってみるね!」ガチャ
-
- 9 : 2018/01/19(金) 17:10:36 :
- クリスタ(なんなんだろう…私何かしちゃったかな?)スタスタ
…
……
………
接待室ーーーーー
トントン
「クリスタ・レンズです。女教官からのお呼びがかかりましたので参りました。」
キース「入れ。」
ガチャ
クリスタ「失礼します。」
キース「そこに座ってくれ。」
クリスタ「ありがとうございます。えっと…なんのご用でしょうか?」スッ
キース「すまんな。レンズ訓練兵。」
クリスタ「は、はい?」
キース「簡潔に言おう。レンズ訓練兵。診療所の院長になってくれ。」
クリスタ「はい?え?」
キース「実は内地の方に九割の診療所が、医師ごともっていかれてな。ここらの地区には全くと言っていいほど医師がおらんのだ。」
クリスタ「は、はぁ…」
キース「レンズ訓練兵は医療機関の勉強に熱心だと聞いた。勿論、それ相応の給料は考えている。」
クリスタ「…」
キース「やってはくれぬか?」
…
……
………
夜-食堂
クリスタ「という事でここから数分の場所に診療所を開く事になりました!」
ユミル「なるほど。いや…わからん。」
-
- 10 : 2018/01/19(金) 17:37:11 :
- 過去作全て、情景描写を多量に描いているので上手く伝わっているのか分かりません…
このように執筆していってもよろしいのでしょうか?
-
- 11 : 2018/01/19(金) 18:03:05 :
- シリアスなら情景描写ありがいいけどほのぼのとかギャグ系ならこの書き方でいいと思います(*´з`)
-
- 12 : 2018/01/19(金) 18:22:04 :
- >>11 名無しさん
ありがとうございます!
それではこの描き方で執筆していこうかなと思います!
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- 13 : 2018/01/19(金) 18:46:35 :
- 続きがきになりますね!!
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- 14 : 2018/01/19(金) 21:46:31 :
- >>13 名無しさん
すいません…
もう少々お待ち下さい!
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- 15 : 2018/01/21(日) 16:09:07 :
- きたい!!!
-
- 16 : 2018/01/22(月) 21:58:15 :
- ユミル「まぁ百歩譲って理解したとしよう。」
クリスタ「うん?」
ユミル「その診療所にはクリスタ一人で勤務するのか?」
クリスタ「いや…それがね?」
…
……
………
接待室
キース「む。そうだ。レンズ訓練兵。」
クリスタ「はい!何でしょうか?」
キース「その診療所にはな。昔ある男が働いてたんだ。」
クリスタ「?」
キース「月日が経ち、その男が行方不明になった頃からだな。その息子が偶に診療してたんだが、今度から貴様の助手に就いてもらう。」
クリスタ「えっと…その人が院長では駄目なのでしょうか?」
キース「…そいつには無理だ。いつか遠くに旅に出ると思うんでな。」
クリスタ「は、はぁ…」
…
……
………
クリスタ「って事があったの!」
ユミル「え、って事は「二人きりで勤務するのか!?」
クリスタ「そうだけど…どうしたの?ライナー。」
ライナー「いや、なんでもないんだ。ちょいとばかし心配だったからな。」
ユミル「…」
クリスタ「でも、大丈夫だよ。教官が安心出来る人材だって言ってたから。」
ライナー「そ、そうか。俺さ、怪我したら行っていいか?」
クリスタ「いいよ!むしろ来て!」
ライナー「…それはもしかしてk「しゃあないなぁ!行ってやるぞ!」
クリスタ「ユミルまでがっつかなくても…」ハハハ
クリスタ「でも、来てくれたら試s…診療してあげるからいつでも来てね!」
ライナー「お、おう。」
-
- 17 : 2018/01/22(月) 22:00:08 :
- やっぱり二作目と並行して執筆していきますね!
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- 18 : 2018/01/22(月) 23:11:43 :
- 二週間後
女子寮ーーーー
ユミル「もう荷物はまとめたか?医療本はしまったか?金はあるか?」
クリスタ「もう!ユミルったら!ちゃんと用意してるよ!」
ユミル「悲しいなぁ!あ、何週間だっけ?」
クリスタ「えっと、まずお試しで一ヶ月らしいよ!」
ユミル「そうか…やっぱりそれまでは訓練も出来ないんだろ?はぁ…」
クリスタ「そうだね。でも、怪我したらいつでも来てね!」
ユミル「怪我しないでも行くからな!」
ミーナ「駄目だよ?ユミル。まぁ、ユミルは任せて行ってらっしゃい!」
クリスタ「うん!行ってきます!」
…
……
………
教官部屋前ーーーー
クリスタ「クリスタ・レンズ訓練兵です。キース教官はいらっしゃいますでしょうか?」コンコン
キース「なんだ。もう支度できたのか。」ガチャ
クリスタ「はい。」
キース「では、馬車に乗って出発する。ついてこい。」スタスタ
クリスタ「はい。あの、少し疑問があるのですがよろしいでしょうか?」スタスタ
キース「なんだ?言ってみろ。」
-
- 19 : 2018/01/22(月) 23:21:52 :
- むっちゃ期待です!!←語彙力
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- 20 : 2018/01/22(月) 23:23:13 :
- クリスタ「その…助手という方のお名前は?」
キース「…いずれ分かる事だ。 それだけか?」
クリスタ「で、でも……はい。」
キース「なら乗るぞ。」スッ
クリスタ「あ、ありがとうございます。」スッ
キース「出発だ。」
…
……
………
馬車上ーーーー
キース「…見たところ、お前とあいつが会話しているところは見た事が無かったな…」
クリスタ「? あ、私の知り合いですか?」
キース「あぁ。知り合いのはずだ。」
クリスタ「はず??どういう事ですか?」
キース「なんでも聞くんじゃない。ほら。着いたぞ。」スッ
クリスタ「あ、はい。」スッ
キース「あれが今日から貴様とある男が勤務する診療所だ。」
クリスタ「おぉ…思ったよりも広いですね。」
キース「水周りはこちらで掃除しておいた。部屋や、外観は貴様らで掃除してくれ。」
クリスタ「承知しました。」
キース「あぁ、貴様の気になるパートナーはもう中にいると思うぞ。見に行ってこい。」
クリスタ「! はい!ありがとうございます!」タタタッ
…
キース「…お前の息子は今日から本格的に医療に熱心するのかもな。…お前みたいに行方不明にだけはなってほしくないものだがな。」スタスタ
-
- 21 : 2018/01/22(月) 23:34:36 :
- 診療所前ーーーー
クリスタ「…大きなドアだね。でも汚い…後で綺麗にしなくちゃ。」
クリスタ「ん。えっと。失礼します…」ギギー
クリスタ「わぁ!!凄い!ほんとに広い!」タタタッ
クリスタ「? この綺麗なドアは何だろう?」ガチャ
???「zzz………………」
クリスタ「エ、エレン?」
エレン「んんぅ…誰だ?お前…」ゴジゴシ
クリスタ「私だよ!クリスタ!同期の!」
エレン「あぁ…お前がクリスタって言うのか。」
クリスタ「あの、もしかして私のこと知らない?」
エレン「んー名前は知ってたが、顔は知らなかったみたいな感じだな。」ンン-
クリスタ「あ、そうなんだ…」
エレン「てか、何しにここに来た?どこか悪いのか?診てやるぞ。」
クリスタ「へ?もしかして聞いてない?」
エレン「何がだよ。」
クリスタ「私がここの院長だよ?」
エレン「は?え?」
クリスタ「で、エレンは私の助手なんだけど…」
エレン「は?聞いてないぞ。ちょっと待てよ。誰に言われたんだ?」
クリスタ「キース教官…」
エレン「…あぁ。そうか。だからあんな事…」
クリスタ「え?」
エレン「なんでもない。まぁいいや。よろしくな?クリスタ。」スッ
クリスタ「うん?うん。よろしく!」スッ
-
- 23 : 2018/01/24(水) 22:41:11 :
- クリスタ「それで…さっそくなんだけどいいかな?」
エレン「なんだ?」スクッ
クリスタ「この部屋は片付いてるのね…」
エレン「? 何が言いたい?」
クリスタ「えっと、他の部屋とか外観とか気にしないの?」
エレン「…一応教官には許可を貰ってたが、診療は殆どしてない。俺が唯一、一人になれる場所だからな。」
クリスタ「そうなの。なら私がここにいても大丈夫なの?」
エレン「いや、大丈夫じゃない。」
クリスタ「なら…別に私が院長にならなくてもいいんだよ?」
エレン「違う。そうじゃない。」
クリスタ「?」
エレン「これから俺が掃除するんだ。だからお前がしばらく一人で診てくれ。」
クリスタ「…へへ。ありがと。」
エレン「なんだ?」
クリスタ「ううん。エレンって気遣いが出来ない人だと思ってたから。」
エレン「おう。俺は気遣いが出来ないんだよ。だから、ここで一人になるのが楽しかったんだ。」
クリスタ「違うよ。エレンはちゃんと気遣い出来てるよ!」
エレン「…俺はお前の事全然知らないからお前と関わりたくないだけだ。」
クリスタ「えぇ…じゃあこれから私一人で患者さんを診るの?」
エレン「掃除が終われば俺も援助に向かうから。」
クリスタ「そう?ありがと!」ニコッ
エレン「おう。(何が天使だよ…何が笑顔が可愛いだよ…)」
クリスタ「? どうかしたのエレン?」
エレン「いや、なんでもないんだ。」
クリスタ「そう?なら早速診療準備に取り掛かっていい?」
エレン「おう。そこらへんにある器具とか薬とか使え。足りないものは紙に書いて渡してくれればいいからな。」
クリスタ「ありがと!なんだかエレンって頼りになるね!」
エレン「…おう。じゃあ俺は掃除してくる。」スタスタ
クリスタ「うん!よろしく!」ニコッ
…
エレン「…アルミンもライナーも何に惹かれたんだ?こんなやつ…ただの嘘つきじゃないかよ。」
…
クリスタ「よし!じゃあ早速取り掛かろう!沢山の人を助ける為に!」グッ
-
- 24 : 2018/01/25(木) 08:01:33 :
- 期待!
-
- 25 : 2018/01/25(木) 19:20:43 :
- …
……
………
クリスタ「ふぅ…これくらいかな?あとはメモに書いてと…」
コンコン
エレン「おい?とりあえず玄関と外観は片付いたぞ。」
クリスタ「あぁ!ありがとう!!」ニコッ
エレン「…お前の顔は片付かないのか?」
クリスタ「…え?」
エレン「仮面は外さないのかって聞いてんだ。」
クリスタ「か、仮面?そんなのしてないよ?」
エレン「…そうか。なら俺はここ出る。じゃあな。」スタスタ
クリスタ「え?え?ちょっとまってよ!」ガシッ
エレン「俺はお前の顔が嫌いなんだ。その貼り付けたような気持ちの悪い顔がな。」スッ
クリスタ「…」
エレン「その顔が嘘なら良かったのにな。その顔が本当なら俺はお前の事本当に嫌いだ。」
クリスタ「…あなたに何がわかるの?」
エレン「何もわからない。分かりたくもない。“亡人”の顔してるお前のなんてな。」
クリスタ「そう…わかりたくない…か。」
エレン「…あぁ。」
クリスタ「じゃあどうしたらいいの?どうしたらみんなに好かれるの?」
エレン「…知らねぇよ。いや、今のお前に言ったところで何が変わる?何も変わらないと思うがな。」
クリスタ「…エレンは知ってる?私が頑張ってる姿。」
エレン「あぁ。話なら聞いたことがある。女神だの天使だのほざいてるやつの話しならな。」
クリスタ「…そう。そんな風になりたかったの。みんなに好かれる存在になって一生を終わりたいの。」
エレン「なれねぇよ。気持ち悪いやつにはな。」
クリスタ「ならどうしたらなれるの!!どうしたら綺麗に死ねるの!!」ドンッ
パシンッ
クリスタ「痛っ……」
エレン「簡単に死ぬとかほざくな。死んだらお前はみんなの記憶から薄れる。薄れれば、いつか記憶は消える。本当に誰からも好かれたいやつは自分を偽らないんじゃないのか?」
クリスタ「そんなこと…」
エレン「今のお前を見れば誰だってわかることだ。いつものお前は仮面を被ってる。仮面を被り続けるならお前は絶対に好かれないんだよ。薄っぺらい関係だけで一生を終える。」
クリスタ「何が言いたいの?」
エレン「…お前の仮面、外してみろよ。じゃないと心からの情が芽生えない。」
クリスタ「でも、そ「それに!」
エレン「お前の汚れた部分を見してみろよ。俺からでいいから。ちょっとずつ。ちょっとずつ。」
クリスタ「…ありがと。そんな事言ってくれるのはエレンだけだよ。」
エレン「おう。俺はもうお前の気持ち悪い顔なんて見たくねぇからな。」
クリスタ「…本当にありがとね。」ニコ
エレン「…今の笑った顔は好きだぜ?」
クリスタ「!…そ、そう?ありがとう。」フフッ
エレン「やっと普通に喋れる…じゃあ、これからもよろしくな。」
クリスタ「うん!よろしく!」
-
- 26 : 2018/01/25(木) 21:01:17 :
- 続きも期待してまーす。
-
- 28 : 2018/01/25(木) 21:30:10 :
- 期待してますよ〜( ´ ▽ ` )
-
- 29 : 2018/01/25(木) 21:58:08 :
- >>28 でっちょさん
でっちょさんがご覧になられるとは…!
ありがとうございます!!
-
- 30 : 2018/01/25(木) 22:14:20 :
- かなり期待だぞ
-
- 31 : 2018/01/25(木) 22:57:15 :
- エレン「んじゃ他の部屋と待合室の掃除してくる。もし診療に来た人がいたら、ここに通すな?」
クリスタ「うん!ありがとう!」
ガチャン
クリスタ「ふぅ…エレンなら良いのかな。言っちゃっても。」
とりあえず、医療器具拭いとこっ。
エレンとは後々話せる機会があるだろうし…ね。
エレンかぁ。
ふふっ。ちょっと良いかも。
「…い…………タ」
そういえば、もしエレンが助手についてくれるとして…
「…い……リ……タ!」
お客さんが来ない時は二人きり…
「おい…クリ…タ!」
なんかドキドキしてきた…
「おい!クリスタ!」ユサユサ
クリスタ「へ?」
エレン「へ?じゃねぇよ!一人目来てんぞ!」
クリスタ「ご、ごめん!」ワナワナ
エレン「涎垂れてるから!拭けよ?じゃあ俺は連れてくる!」タタタッ
クリスタ「う…うん。廊下は走っちゃだ…もういないや。」
変な顔してたかな…
涎垂れてたって言ってたし…
恥ずかしい…んん…
…
「クリスタ?」
クリスタ「へ?エレン?」
ライナー「そのエレンに連れてこられたんだが…」
クリスタ「あぁ!ごめんね!診療だね!」
ライナー「あ、あぁ…」
クリスタ「えっとエレn…じゃなくて、ライナーはどこが悪いの??」
─────────────────────
ライナー視点ーーー
天使「えっと…けっこn…じゃなくて、ライナーはどこが悪いの??」キラキラ
─────────────────────
ライナー「天使や…結婚しよう。」
クリスタ「ライナー?どうしたの?はっ!もしかして頭打った??」
ライナー「そうだ!頭を打ったんだ!撫でてくれないか?」
クリスタ「うん?それで治るの??」
ライナー「そうだ!医療訓練の時に習っただろう?」
クリスタ「う〜ん?覚えてないや。私が欠席した時に習ったのかも。」
ライナー「そ、そうか。とりあえず撫でてくれないか?」
クリスタ「うん!いいよ!じゃあ…」
ライナー「よし!ありが…うぉ!?」ドサッ
エレン「失礼しました。掃除用具が勝手に…勝手に飛んでしまって…」
ライナー「この野郎!俺の至福の一時を…!」
エレン「…失礼ですが、本当に脳痛ですか?怒る気力があれば大丈夫だと思いますので…お大事に。」
クリスタ「え?え?」
エレン「あぁ。クリスタ。ライナーはもう大丈夫らしい。“な?”」ギロッ
ライナー「あぁ…もう大丈夫だ。じゃあな!」サササッ
エレン「…撫でても治らないからな。」
クリスタ「え?そうなの?」
エレン「…クリスタって馬鹿なのか?」
クリスタ「ち、違うし!」
エレン「座学評価C判定…」
クリスタ「なんでそれを…!はっ!まさ「カマかけただけだ。」
クリスタ「むぅ…怒るよ?」
エレン「すまんすまん。だがちゃんとした病人を診療しろよ?」ナデナデ
クリスタ「あっ……」
エレン「じゃあな。また行ってくる。」
クリスタ「う、うん。じゃあね。」
ガチャン
クリスタ「もう!!!!ドキドキが大きくなったじゃない!」ジタバタ
この先大丈夫なのかな…
…
……
………
-
- 32 : 2018/01/25(木) 22:58:09 :
- >>30 名無しさん
かなりですか…!
ありがとうございます!!!
-
- 33 : 2018/01/28(日) 23:53:18 :
- エレン「おい?クリスタ?」スタスタ
クリスタ「どうしたの?エレン。」
エレン「ちょっとこれついてきてくれ。いい事を思いついたんだ!」ガシッ
クリスタ「えっ…あ、あのエレン?この手を…」
エレン「いいから!行くぞ!」スタスタ
クリスタ「え、ちょっと!自分で歩けるから!」タタタッ
ドテッ
クリスタ「痛い…痛いよぅ。」グス
エレン「馬鹿だなぁ。ほら、歩けるか?」グイッ
クリスタ「エレンが引っ張ったせいなんだけど…」グス
エレン「悪かったって。うん。足見してみろ。」
クリスタ「うん…」
エレン「…ん?かすり傷じゃねぇかよ。そんくらい大丈夫だろ。」
クリスタ「私、訓練でもあまり怪我しないの。」
エレン「んん?なんでだ?訓練なら絶対に傷はつくだろ。」
クリスタ「なんでだろう。私の周りの人が全てこなしてくれるの。」
エレン「あぁ。そういう事か。ユミルとかか。」
クリスタ「そう!だから、前の私は自分を傷つけたかったのにそのせいで傷つけれなかったの。」
エレン「へぇ。」キキナガシ
クリスタ「あ…ごめん。」
エレン「もう言うなよ?」
クリスタ「うん。それで、この傷はどうしてくれるの?痛いよ…これ。」
エレン「そんなもん唾つけて絆創膏でも貼っとけ。」
クリスタ「今、絆創膏持ってないよ。」
エレン「…ほら。俺の貸してやるから。」スッ
クリスタ「え?唾液も?」
エレン「…お前、わざと言ってるだろ?」
クリスタ「ふふっバレちゃった?でも、ありがとね。絆創膏貸してく…「足出せ。唾つけるから。」え?」
エレン「もう引けねぇからな?」ニヤニヤ
クリスタ「え!ちょっと!や…いや、でも……やっぱり駄目!舐めるなんて!」
そうよ!逆に舐めるなんてエレンは恥ずかしくないの!?舐められる方はすっっっごく恥ずかしいんだから!…あ、もしかしてエレンって…私の事…
クリスタ「んぅ…恥ずかしいけど、優しくね??」
エレン「あぁ。ほら。いくぞ。」スッ
クリスタ「うんっ…」メヲツブル
ペタッ
クリスタ「え?ぺた?」
エレン「おう。優しくしたつもりだぞ?痛くなかったろ?」ヘヘッ
クリスタ「え、あの、エレン?つ、唾をつけるっていうのはどうしたのかな?」
エレン「は?つけただろ?」
クリスタ「え?」
エレン「絆創膏に。」ニヤ
クリスタ「…う、うぅ。」
「エレンの馬鹿ぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!」タタタッ
エレンは絶対分かってた!
なのに直接は“舐める”という行動に出なかった!
なんなの!もう!
この踊る気持ち返して!!!
バカエレン!
-
- 34 : 2018/01/29(月) 00:18:56 :
- 診療所ー庭ーーーー
エレン「……」サッサッサッ
クリスタ「…」ジー(遠いところ)
エレン「……」チョキチョキ
クリスタ「…」ジー(結構近いところ)
エレン「……」フキフキ
クリスタ「…」ジー(目の前)
エレン「あぁ!!!なんだよ!こちとら掃除してんだ!」
クリスタ「…へ?邪魔はしてないつもりだけど?」
エレン「まぁ邪魔はしてないけど。いや、してなくはない!視線が邪魔だ!診察してこい!」
クリスタ「今日はお休みなの。」
エレン「は?いや、連日活動だろ?この診療所は。」
クリスタ「私が玄関の看板に【今日は診療出来ないよ!】って書いてきたから、ね!」ドヤッ
エレン「…最近表情が豊か過ぎて怖いな。」
クリスタ「そう?普通だと思うよ!」ニコッ
エレン「まぁいいや。で、診療休んでまでなんで俺を見てくる?」
クリスタ「今日はエレンの事をもっと知ろうと思ってね。」
エレン「…アルミンに聞けばいいじゃないか。」サッサッ
クリスタ「アルミンは私の顔見て頬赤めて逃げていったの。」
エレン「…ミカサに聞けばいいじゃないか。」サッ
クリスタ「エレンは私の家族。って事しか言ってくれないの。」
エレン「…アニに…」
クリスタ「訓練バカだって。」
エレン「…サシャ。」
クリスタ「お芋!だって。」
エレン「それはわからない…ライナー。」
クリスタ「アルミンと同じだったよ。」
エレン「…ベルトルト。」
クリスタ「コニーと一緒に街に行ってた。」
エレン「くそっ。……ミーナだ!ミーナなら!」
クリスタ「私の顔みて、『!』のマークを頭上にたてて自分で見つけてみなさい。って言ってどこかに走って行ったよ。 」
エレン「……何する気なんだミーナ。」
クリスタ「わかんない。でも他の女の子を集めて女子会?っていうのを開いてた!」
エレン「嫌な予感がする…はっ!最後だ!ジャン!ジャンなら…」
クリスタ「……マルコと一緒にどこかに行ってた。」
エレン「なんでいないんだよ!?」
クリスタ「わかんない。エレンの長所を答えてくれる人がいないの!」
エレン「……ちょっと傷つくよな。それ。」
クリスタ「うん。そうだよね。」
エレン「ちょっとは否定しろよ…」
クリスタ「ふふっ。ごめんごめん。でも、私が見ててあげるから今日一日普段通りに過ごしてみて?エレンの長所を見つけてあげる!」
エレン「お、おう。ありがとな。」
-
- 35 : 2018/01/29(月) 01:03:03 :
- クリスタ可愛いのぉ(o´罒`o)
-
- 36 : 2018/01/29(月) 17:33:34 :
- >>35 でっちょ さん
可愛く書けてるなら嬉しいです!
-
- 37 : 2018/01/29(月) 19:04:26 :
- 街ーーーー
エレン「……」サササッ
クリスタ「……」ジー スタスタ
エレン「……」ガチャ スタスタ
クリスタ「……」ジー スタスタ
エレン「近いな…もう少し離れたところで見てくれないか?」スタスタ
クリスタ「ダメだよ。離れたらすぐにどこかに消えちゃうじゃん。」ギュッ
エレン「…もう大丈夫だから。俺の長所なんて見つけなくていいから!頼むから離れてくれよ…」
クリスタ「なんで?エレンは普段通りの行動をしてくれるだけでいいんだよ?」
エレン「お前がくっついてくるから普段通りの行動なんて出来ないんだよ………それに…」チラ
ヒソヒソ…
コンナマッピルマニ…
アレエレントクリスタジャナイデスカ?
!?コレハミンナニホウコクネ!イキマショ!
エレン「ほら!他人の目も気になるし!それに今のサシャとミーナもいたから!」
クリスタ「…大丈夫じゃない?」ギュッ
エレン「おい!俺の腕を抱くのやめろよ!」ブンブン
クリスタ「なら頭撫でて?」
エレン「は?そのくらいの事か?」
クリスタ「うん。そのくらいの事だよ。」
エレン「別に良いけど。」ナデナデ
クリスタ「ん………」ニコ
エレン「も、もういいよな?帰るぞ。」スッ
クリスタ「うん。あ、エレンの長所分かったよ。」
エレン「お!?まじか!教えてくれ!」
クリスタ「ふふ。それはね…」
本当の私を受け入れてくれた事。
“クリスタ”を拒絶した事。
そして私を……
…
……
………
やっぱりいいや。
クリスタ「素直なところだよ!」ニッ
エレン「そうか。ありがとな。」ニコッ
…
クリスタ「…鈍感。」プイッ
エレン「はぁ!?意味が分からないぞ!」
クリスタ「帰るよ!」スタスタ
エレン「お、おい!クリスタ!」タタタッ
クリスタ「もういい!」スタスタ
…やっぱり中々通じないよね。
-
- 38 : 2018/02/04(日) 22:34:44 :
- クリスタの行動1つ1つが可愛いなぁ〜
-
- 39 : 2018/02/05(月) 23:09:45 :
- >>38
まったくの同意見
この話のクリスタのかわいらしさといったら…
あーもー最高‼‼
-
- 41 : 2018/02/07(水) 23:21:46 :
- この話はまだ続くんでしょうか?
続くならどんな展開になるのか楽しみです(`・ω・´)
-
- 42 : 2018/02/08(木) 00:19:02 :
- >>41 勿論続きますよ!
現在、並行して執筆していた作品が終了しましたのでこちらを執筆を再開したいと思います!
-
- 43 : 2018/02/10(土) 16:24:36 :
- 診療所への帰路ーーーーーー
クリスタ「エレンって肝心な時に不器用だよね。」スタスタ
エレン「は?」スタスタ
クリスタ「なんで意外なところで繊細で器用の?」スタスタ
エレン「あぁ。そう言う事。」スタスタ
クリスタ「答えてよー。」スタスタ
エレン「気になるからじゃないか?」スタスタ
クリスタ「へぇ。そんなもんなのかなぁ。」スタスタ
エレン「おう。」スタスタ
クリスタ「エレンは人と関わるって事をあんまりしないからそういうの不思議に思ってたの。」スタスタ
エレン「俺は、俺自身がお前と関わるって事自体が意外だけどな。」スタスタ
クリスタ「…ん?ん、ん???」
――――――――――――――――――――
『気になるからじゃないか?』
気になる…
気になる=好意を抱いている!?
――――――――――――――――――――
クリスタ「…………」カァ
エレン「?おい?どうした?」
クリスタ「何にもないから!別になにも想像なんてしてないから!」バタバタ
エレン「お、おう。わかった。でも、顔赤いぞ?」スッ
クリスタ「あ、あぁ……」カァァァ
エレン「あっつ…」
クリスタ「いい加減にしてよ!!ほら!もう着いたよ!先行ってるから!!」バタバタ
エレン「? 意味がわからん…」
-
- 44 : 2018/02/10(土) 17:13:59 :
- 続きも期待です!
-
- 45 : 2018/02/11(日) 22:29:15 :
- 診療所ーーーーーー
クリスタ「ふぅ…疲れた。」ガタ
エレン「あんだけ大声で叫べばそりゃそうなるわな。」
クリスタ「あぅ…。いいじゃない!」
エレン「はいはい。はやく診療の準備しろよ?診療開始五分前だかんな。」
クリスタ「う、うん。わかった。」
エレン「俺は外にいるやつらを待合室に連れてくるから。」
クリスタ「うん。お願いね。」
ガチャ
クリスタ「…疲れるなぁ。こんなに心躍ってたら診療なんて出来ないじゃない。」
クリスタ!しっかりするの!
クリスタ「…うん!よし!」バチッ
コンコン
クリスタ「よし。大丈夫。はいどうぞ。」
-
- 46 : 2018/02/12(月) 20:22:07 :
- アルミン「エレン、頭痛薬っ…て、クリスタ?」
クリスタ「あ、アルミンじゃない!」
アルミン「ここってエレンの診療所だよね?あれ?間違えたのかな。」
クリスタ「大丈夫だよ。間違えてないよ。ただ、私が院長でエレンが副院長なの。」
アルミン「そうなんだ。いつもエレンだったからなんか調子狂うなぁ。」ハハッ
クリスタ「もぅ。私だって診療出来るから!はい!この椅子座って?」パンパン
アルミン「う、うん?」ガタッ
クリスタ「えっと、んー。こほん。どこが悪いんですか?」
アルミン「あ、形から入って来るんだね。」
クリスタ「良いから良いから。で、どこが悪いんですか?」
アルミン「えっと、頭が痛いんです。」
クリスタ「んーと。どれどれ?」ナデナデ
アルミン「あー。(ライナーの言う通りだねぇ。」ポケー
クリスタ「? ライナーが何か言ってたの?」
アルミン「あ、声に出ちゃってた?」
クリスタ「うん。普通に。」
アルミン「あそこの診療所は病気でも何でも治るんだぞって言ってたんだ。」
クリスタ「そう!?それは嬉しいな!」ニコッ
アルミン「うん。と、それで頭痛薬を貰いたいんだけど…」
クリスタ「あぁ。ごめんごめん。えーと胃痛薬は…」ガサガサ
アルミン「あ、きれてるなら大丈夫だよ?まだ予備薬があるし。」
クリスタ「駄目だよ?ここの診療所の薬を飲んで治ってもらうの!」
アルミン「うん?わかったよ。」
クリスタ「ないなぁ…」ガサゴソ
ガチャ
エレン「…ほれ。アルミン。」ポイッ
アルミン「んっ。ありがとう。エレン」キャッチ
エレン「クリスタ。薬は待合室の受付で渡すって言っただろ?」
クリスタ「あ、そうだ!ごめん。」
エレン「おう。それとアルミン?」
アルミン「なんだい?」
エレン「この診療所が気に入ったら、このビラを訓練所の食堂に貼ってくれ。」
アルミン「うん?なになに…」
―――――――――――――――――――――
【クリスタ先生の診療所】
場所→どこか。知りたきゃ調べろ。
院長→クリスタ・レンズ
・あなたの病気を治します。
・あなたの心のケアも出来るかもしれないです。(院長に申し出て下さい。)
・気に入ったら広めて下さい。
注意書き(守れ。)
・クリスタを襲ったらぶっ殺す。
・意味不明な病名でここに来たらはっ倒す。
・金は払え。
―――――――――――――――――――――
アルミン「……エレン…君って大雑把なのか神経質なのか分からないね。」
エレン「? ありがとう。アルミン。」
クリスタ「そんなのあったの?私内容見てないよ。」
エレン「大丈夫だ。クリスタは見なくていい。」
クリスタ「そう?わかった。」
アルミン「あ、納得するんだ。」
エレン「じゃ、アルミンよろしくな。」
アルミン「うん。わかったよ。じゃあね!クリスタも!ありがと!」ガチャ
クリスタ「お大事にーっと。」
エレン「これで大勢来るぞ…気を引き締めて診療しろよ!」
クリスタ「うん!わかった!」
-
- 47 : 2018/02/12(月) 20:28:46 :
- ワイもクリスタせんせいに診てもらいたかったけど…
はっ倒されるのは怖いのでやめときます(ノД`)・゜・。
-
- 48 : 2018/02/13(火) 08:12:18 :
- 心のケアをしてもらいたい(o ̄∀ ̄)
-
- 50 : 2018/02/13(火) 22:28:34 :
- いいですね!!
期待です!
-
- 51 : 2018/02/13(火) 22:49:43 :
- >>50 せるれ@エレアニ推し さん
そうですか!ありです!
会話文だけの文章構成でSSを書くのは難しいです…
-
- 52 : 2018/02/14(水) 00:07:22 :
- >>51 しーののさん
会話文は細かい所まで書かないと伝わらないですからねー
-
- 53 : 2018/02/14(水) 09:59:17 :
- クリスタ可愛いけど……エレンもなんか可愛いなぁ
期待です!
-
- 54 : 2018/02/15(木) 20:37:46 :
- >>53 名無しさん
ありです!
-
- 55 : 2018/02/15(木) 21:22:32 :
…
……
………
それから一ヶ月が経った。
ゾロゾロ
…
「姉ちゃん!この子を見てくだせぇ!」
…
「先生!熱が!」
…
「頭が痛いです…」
…
「心が!心が痛いです先生!安らぎを要求します!」
…
と。
中にはビラに記載した事をそのまま実行しようとした奴もいた。
まぁ、俺が全力で阻止したんだがな。
…
……
………
エレン「もうあと少しで一ヶ月か…。」
クリスタ「何がー?」
エレン「クリスタがここに来てから一ヶ月経った。」
クリスタ「…そうかぁ。もうそんなに。」
エレン「ここに来る患者もだんだん増えてきた。ありがとな。クリスタ。」
クリスタ「いやいや!私は、ただ、診療してるだけだよ。」
エレン「それだけでいいんだ。それだけで患者も喜ぶし、この建物もきっと笑ってる。」
クリスタ「ふふっ。何?そんなに固くなって。」
エレン「俺はここを辞める。」
クリスタ「……え?」
エレン「ごめんな。」
クリスタ「え?なんで。なんで…」
エレン「別に俺はこの診療所を守ってるわけじゃない。」
クリスタ「…」
エレン「俺は診療を熟す為に兵士になったわけじゃないんだ。俺は巨人を駆逐して自由を掴みたい。」
クリスタ「で、でも。気が早いんじゃない?まだ大丈夫な「駄目だ。」…」
エレン「これ以上ここにいると強い兵士になれないからな…」ボソッ
クリスタ「…」
エレン「と、とにかく!ここはクリスタに任せた。急な話だったけどごめんな。」
クリスタ「い、嫌だよ!出てかないで!」
エレン「……出来るならそうしたいな。」スタスタ
クリスタ「……」
…
……
………
それからエレンの姿が消えた。
でも、きっと帰ってくる。
そう信じてる。
もし、帰ってこなかったら殴ってでも帰ってこさせよう。
私達が作り上げた診療所だもん。
一人欠けたら駄目になっちゃうよ。
だから戻ってきてね。
また…。バイバイ。
-
- 56 : 2018/02/15(木) 21:23:47 :
- 以上で、
「クリスタ先生の診療所」の執筆を終了します。
急な展開で申し訳ないです。
-
- 57 : 2018/02/15(木) 21:25:15 :
- この作品はシリーズとして出したいと思いますので、この続きはいずれ書きます!
書きたい作品が多すぎて…
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- 58 : 2018/02/15(木) 22:43:34 :
- これからも期待してます!
-
- 59 : 2018/02/16(金) 00:42:06 :
- 期待しています(`・ω・´)
-
- 60 : 2018/02/24(土) 14:21:42 :
- のんびり待ってますね( ´ ▽ ` )
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- 63 : 2018/03/30(金) 19:21:45 :
- がんばあてください
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- 65 : 2018/07/24(火) 17:39:05 :
- クリスタ先生、俺の精神のケアお願いします。
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