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  1. 1 : : 2018/01/12(金) 22:42:19
    アニ「アルミン、やっぱりあんたが…」1
    の続きです。
  2. 2 : : 2018/01/12(金) 23:08:37
    休日

    ミーナ「全く…。アルミンとのデートだっていうのにアニはまだ寝てるし…」

    ミーナ「アニ、起きて!アルミンと出掛けるんでしょ!」ユサユサ

    アニ「……んんー…」スースー

    ミーナ「起きて!起きないと、こちょがしちゃうよ!」

    アニ「……」ムク

    ミーナ「よろしい!」

    アニ「…」ウトウト

    ミーナ「ほら、寝ないで顔洗っちゃって?」

    アニ「……ん…」モタモタ

    ミーナ「えい!」ペチッ

    アニ「あいたっ!」

    ミーナ「よし、起きたね!」

    アニ「…」トコトコ

    ミーナ「えーっと、今日アニが着る服は…」ゴソゴソ

    ミーナ「これと、これと…」

    ミーナ「うん!おkだね」

    アニ「顔洗ったよ」

    ミーナ「じゃあ、これ着て!」

    アニ「…」

    ミーナ「大丈夫だよ、アニに似合ってたんだから!」

    アニ「…うん」

    ____
    __

    ミーナ「はい、バッグ」

    アニ「…どうも」クツハキ

    ミーナ「待ち合わせ場所は訓練所出たとこで良いんだよね」

    アニ「うん」

    アニ「じゃ、行ってくるね…」

    ミーナ「頑張ってね、アニ!」グッ

    アニ「うん」ガチャ

    ミーナ「ふふっ、アニごめんね?」

    ミーナ「尾行しちゃうよ!」

    ユミル「私達もついて行っていいか?」

    ミーナ「もち!」

    クリスタ「ごめんねアニ♪」
  3. 3 : : 2018/01/12(金) 23:44:48
    待ち合わせ場所

    アニ「…来てくれるかな…」

    アルミン「…アニ?」

    アニ「!」クルッ

    アニ「あ、アルミン…///」

    アルミン「やっぱりアニだ!今日、可愛い格好してるね」ニコッ

    アニ「あ、ありがと…///」カァァ!

    アニ「ミーナが選んでくれたんだ///」

    アニ(何これ…凄い恥ずかしい…///)

    壁|ミーナ「早速来ました!『服可愛いね』!」

    壁|クリスタ「さっすがアルミン!乙女心分かってるぅ〜!」

    壁|ユミル「もうちょっと静かにしろ、バレるぞ」

    壁|ユミル「にしても、アニの顔真っ赤だぞ」

    アルミン「じゃあ、行こっか」

    アニ「うん…///」コツコツ



    アルミン「アニは何処行きたいの?」

    アニ「雑貨屋かな?」

    アルミン「アニもそういう所、好きなんだね」

    アルミン「雑貨屋って女子って感じだよ」

    アニ「…私、女だよ」

    アルミン「知ってるよ」ハハッ

    アルミン「アニはか弱い乙女、なんだもんね」

    アニ「…そうだよ」

    アニ(だから、あんたに守って欲しい…)

    アニ「…」チラッ

    アルミン「ん?」ニコッ

    アニ「!///」プイッ

    アニ(…なんてね。アルミンの方が弱いし)

    アルミン「あ、雑貨屋ってここ?」

    アニ「ん、そうだよ」

    アルミン「結構大きいね」

    アニ「うん。いろんなのあるよ」カランカラン

    アルミン「へぇー…」

  4. 4 : : 2018/01/13(土) 11:56:31
    壁|クリスタ「雑貨屋?」

    壁|ミーナ「ここの雑貨屋って前私とアニで行った所なんだよ」

    壁|ミーナ「アニはあんまり興味ないって何も買わなかったんだけど…」

    壁|ユミル「言いそうだな」

    壁|クリスタ「でも入っていったよ?」

    壁|ミーナ「もしかしたら気になるのがあったのかもね」

    アニ(あ、この髪留めまだあったんだ…。良かった…)

    アニ(…でも、私には…)

    「あれ、アニちゃん?」

    アニ「!」クルッ

    アニ「おばさん…」

    おばさん「やっぱりアニちゃんだ。久しぶりね」

    アニ「お久しぶりです」

    おばさん「大きくなったわね!隣の子は彼氏さんかな?」

    アニ「!ち、違いますよ!///」

    おばさん「ふふっ、ごめんね」

    おばさん「でも良かった。アニちゃんが生きてて」

    アニ「…はい」

    おばさん「…その髪飾り、買うの?」

    アニ「…迷ってます…」

    おばさん「似合うと思うわよ」フフッ

    アニ「そうですか?じゃあ…」

    おばさん「うん!…あ、そろそろ時間だ。アニちゃん、またね」コツコツ

    アニ「はい」

    アルミン「…あの人は?」

    アニ「…私の故郷の人」

    アルミン「…そうなんだ…。あれ?アニの故郷って何処だっけ?」

    アニ「…」

    アルミン「あ、ごめん…。嫌だった?」

    アニ「いや、大丈夫」

  5. 5 : : 2018/01/14(日) 16:13:25
    壁|ミーナ「そういえば、アニの故郷私も知らないな…」

    壁|ユミクリ「…」

    アニ「…これだけ買うから先に外出ててもいいよ」

    アルミン「買ってあげるよ」

    アニ「いや、悪いよ」

    アルミン「大丈夫」ニコッ

    アニ「っ!///」

    アルミン「ね?」

    アニ「じゃあ…よろしく…///」

    壁|ミーナ「きた〜!『僕が買ってあげる』!さすがアルミン!」

    壁|クリスタ「やっぱりアルミンも男の子だね!」

    壁|ユミル「見た目は女だけどな」

    壁|ミーナ「そんな事ないよ」

    アニ(大切にしよ…。…ん?何か視線が…)チラッ

    壁|ユミル「」サッ

    壁|ミナクリ「!」サッ

    アニ(…気のせい、か)

    壁|ミーナ「危なかった…!」

    壁|クリスタ「バレてないよね?」

    壁|ユミル「多分な…」チラッ

    アニ「…」

    壁|ユミル「…ギリギリだ…」

    壁|ミーナ「良かった…」

    アルミン「はい、どうぞ」ガサ

    アニ「…どうも」

    アニ「アルミンは行きたい所ある?」

    アルミン「僕は…本屋かな」

    アニ「なら、本屋寄ろうか」

    アルミン「いいの?ありがとう」ニコ

    アニ「うん///」

    街中

    ミカサ(あ…。アニとアルミン)

    ミカサ(上手くやってるか心配…)

    ミカサ(でも、アルミンなら、大丈夫)

    エレン「ん、どうしたミカサ」

    エレン「お、アルミン…と、アニ?」

    ミカサ「えぇ」

    エレン「珍しいな。…あー、用事ってこの事だったのか」

    ミカサ「エレン、どうしたの?」

    エレン「あ、いや…」

    ミカサ「…」

    ミカサ(まさか…)
  6. 6 : : 2018/01/14(日) 18:09:48
    本屋

    アルミン「アニは好きな場所見てていいよ」

    アニ「うん」コツコツ

    アニ(やっぱり、私…幸せになっちゃいけない)

    アニ(私は戦士。それだけで十分)

    アニ(あ、これ…恋愛小説だ)ペラッ

    アニ「!」

    ーーー私は恋をした。でも、その相手には恋をしてはいけないーーー

    アニ「……………」

    アニ(最後、気になる…)

    アニ(立ち読みも良くないよね…。買っていこ…)

    ____
    __

    アルミン「そろそろ出ようか?」

    アニ「うん」

    ガラガラガラ

    壁|ユミル「随分長かったな」

    壁|クリスタ「ね。ちょっと疲れちゃったかも…」

    壁|ミーナ「あと一息なんだけど、もう夕方だよ…」

    壁|ユミル「あぁ。もう帰んないとやばいかもしれねぇよ」

    壁|クリスタ「えっ!ミーナ、どうする?」

    壁|ミーナ「…見たいけど、しょうがないね…。帰ろっか」コツコツ

    壁|クリスタ「…うん」トコトコ

    アルミン「アニ、そろそろ帰る?」

    アニ「…ちょっと待って…。最後に行きたい所があるんだけど…」

    アルミン「…いいよ」
  7. 7 : : 2018/01/14(日) 19:46:10
    ふぉぉぉぉ期待です!
  8. 8 : : 2018/01/14(日) 20:14:13
    >>7
    ありがとうございます!

    ところで、ハッピーエンドとバットエンド
    どっちがいいですか?
  9. 9 : : 2018/01/14(日) 20:19:12
    期待♪
    ハッピーエンド期待です~
  10. 10 : : 2018/01/14(日) 21:57:08
    >>9
    期待ありがとうございます!
    それじゃあ、ハッピーエンドでいきますね

    終わりはもうちょっと先です!
    …多分
  11. 11 : : 2018/01/15(月) 14:52:36
    やった!ハッピーエンドキター
  12. 12 : : 2018/01/15(月) 17:39:07
    町外れ

    アニ「ごめん、もう寮に戻んなきゃない時間なんだけど…」

    アルミン「大丈夫だよ」

    アルミン「…ここ、夕日がよく見えるね」

    アニ「周りに何も無いからね」



    アニ「……アルミン…」

    アニ(ライナー、ベルトルト…。やっぱり、私…)ポロ













    アルミン「……アニ…」ギュッ



    アニ「……え…」

    アルミン「………」ギュッ





























    アルミン「好きだ」







    アニ「………ぁ…」



    アルミン「好きだよ」ギュッ





    アルミン「………」

    アニ「………」ポロ

    アニ「…わ、私…も……」ギュッ






    アルミン「…アニ、泣かないで?」ナデナデ

    アニ「…うん………ぅ……」ポロポロ

    ____
    __

    アニ「…ごめん。変なとこ見せっちゃった…」

    アルミン「いいよ…。僕もいきなり言っちゃてごめん」

    アルミン「…でも、さっき言ったこと…本音だよ」

    アニ「!」

    アニ「うん…。嬉しかった…から…」

    アルミン「そっか、…良かった…。…戻ろっか」

    アニ「…そうだね」

    アルミン「…手」スッ

    アニ「あ…ありがと……///」ギュッ

    アルミン「い、急ご?//」

    アニ「う、うん…///」

    アニ「…走るよ!//」タッタッタッ

    アルミン「うわ!?」グイッ

    ____
    __

    宿舎

    アルミン「どうする?このまま食堂行く?」ザッザッ

    アニ「うん。今寮に戻っても誰もいないだろうし」ザッザッ

    アルミン「そうだね。じゃあ食堂に行こ」ザッザッ



    食堂

    ミーナ「あ!アニとアルミン来た!って…。えっ!?」

    クリスタ「?…あっ!!」

    ユミル「…おお?」ニヤニヤ

    アニ「…ミーナ、ただいま。どうしたの」

    ミーナ「どうしたのって…。…手!」

    アニ「手?…あっ…!///」バッ

    アルミン「!///」

    ミーナ「良かったねぇ〜!アニ〜!」

    クリスタ「おめでとー!」ニコニコ

    ユミル「……!…」プルプル

    クリスタ「? ユミル?」

    ミーナ「…泣いてる?」

    クリスタ「…感動した、とか?」チラッ

    ユミル「プフッ!フフフフフ!」

    クリスタ「…笑ってるね」

    ミーナ「…うん」クルッ

    アニ「!」ビクッ

    ミーナ「さーて、詳しくお話聞かせてもらおうか」ニコッ

    アニ「さ、最初にご飯食べよ…」ガシッ

    ミーナ「…」ニコニコ

    アニ「」

    ギャーギャー ワーワー!!

    ライナー「………」

    ベルトルト「………」

    ライナー「…アニが選んだ道だ…。手出ししなくてもいいよな…?」

    ベルトルト「…うん…」

    ライナー「………」

    ライナー「…いつでも話聞くからな?」

    ベルトルト「…うん、ありがとう…」



  13. 13 : : 2018/01/15(月) 17:59:14
    エレン「…」

    ミカサ「…エレン、大丈夫?」

    エレン「…何がだよ」モグモグ

    ミカサ「…エr「ご馳走様」

    エレン「アルミンのとこ行ってくる」ガタッ

    ミカサ「…」





    アルミン(僕も食べよ)

    アルミン(えーっと、エレンとミカサは…。あ、エレンだ)

    エレン「お、アルミン!」

    アルミン「エレン!」

    エレン「アルミン、良かったな!」ニッ

    アルミン「う、うん…//」

    アルミン「え、エレンはもう食べたの?」

    エレン「あぁ、んじゃ、俺は先に戻ってるな」ガチャ

    アルミン「?うん、また後でね!」ニコッ



    ミカサ「アルミン」

    アルミン「あ、ミカサ!」ガタッ

    ミカサ「アルミン、おめでとう」

    アルミン「あ、ありがとう//」

    アルミン「…さっきエレンと話したんだけど、様子がおかしくなかった?」

    ミカサ「……」

    アルミン「…ミカサ?」

    ミカサ「…多分、エレンは…」

    アルミン「…?」

    ミカサ「…あ、アニの…」

    アルミン「………」

    アルミン(ミカサがこんなに動揺してるの初めて見た…。…まさか)

    アルミン「ミカサ、後で話そう?」

    ミカサ「…えぇ、ありがとう…」

    アルミン「うん…」

    アルミン(…まさか、ね…?)



  14. 14 : : 2018/01/15(月) 20:15:04
    セックスしろよ
  15. 15 : : 2018/01/15(月) 20:26:13
    引き続き期待!
  16. 16 : : 2018/01/15(月) 20:32:11
    女子寮

    ミーナ「それでアルミンが!」

    クリスタ「アルミンやるねぇ!」

    ユミル「はっ、あいつがそんなこと言ったってのか?」

    ミカサ「アルミンが大人に近づいた証拠」

    ユミル「あのアルミンが言うとは思んねぇな」

    アニ「」ギロッ

    ユミル「おーおー、彼氏の事言われて機嫌損ねたか?」

    アニ「え、彼氏…?」

    ミーナ「え?」

    クリスタ「ん?」

    アニ「え、何?」

    ミーナ「え、カレカノになったんでしょ?」

    アニ「え?カレカノ…?」

    ミーナ「え?」

    クリスタ「ん?」

    アニ「私はただ 好き って言われて、私も って言ったんだよ」

    クリスタ「その後は?」

    アニ「戻ろっか って」

    ミーナ「」

    クリスタ「」

    アニ「?」

    ミナクリ「…な」

    アニ「な?」

    ミナクリ「何やってるの!」

    アニ「」ビクッ

    アニ「…え?」

    ミーナ「次の言葉は 付き合って下さい でしょ!」

    クリスタ「そうだよ!好き同士なのに付き合わないってないでしょ!?」

    アニ「あ、いや、アルミンもそんなこと言わなかったし…」

    アニ「何より、頭になかった」

    ミーナ「」

    クリスタ「」

    アニ「?」

    ミーナ「…流石、アニ…」

    クリスタ「う、うん…」

    ミーナ「いい!?アニ、こういう時は…」

    ユミル「まーた始まった。あの二人が喋り出すと止まんねぇんだよ…」ハァ

    ミカサ「えぇ。今日はアニ、寝れないかもしれない」

    アニ「う、うん?」





    ミカサ(……エレン…)

  17. 17 : : 2018/01/15(月) 20:34:17
    >>14
    ごめんなさい、そういうのは苦手で…
    本当にごめんなさい!

  18. 18 : : 2018/01/15(月) 20:35:40
    >>15
    ありがとうございます!
    頑張りますね
  19. 19 : : 2018/01/16(火) 19:11:51
    __
    ____

    食堂裏

    アルミン「…ミカサ?」

    ミカサ「………」

    アルミン「………」

    ミカサ「……エレンは、きっと…。…アニ、が…」

    アルミン「…アニが、好き…?」

    ミカサ「……」

    アルミン「……そっか…」

    アルミン「どうしてそう思ったの?」

    ミカサ「…今日、私とエレンも街に行ったの」

    ミカサ「その時にちょうど、アルミンとアニが
    一緒にいるところを見つけた」

    アルミン「そうなの?」

    ミカサ「えぇ。その時にエレンが 用事がある と
    言われた事を思い出したらしい」

    ミカサ「その用事が…アニ、と…」

    アルミン「…ごめん」

    ミカサ「いえ、アルミンが謝る事じゃない」

    アルミン「……」

    ミカサ「…私はエレンを応援したい。…けど、それはアルミンも同じ」

    ミカサ「もちろんアニも…」

    アルミン「……」

    ミカサ「それが難しいことは知っている」

    ミカサ「でも…」

    ミカサ「…こうなると限がない」

    アルミン「……」

    アルミン(僕にはどうする事も出来ない…)

    アルミン「…ミカサ、ごめん…。僕には…」

    ミカサ「…えぇ、皆そう言うと思う」

    ミカサ「…ごめんなさい、いろいろ話してしまって…。
    もう寮に戻ったほうがいい。ので、私は先に…。お休みなさい」ザッザッ

    アルミン「うん、お休み」

    アルミン(………)

    ____
    __



    男子寮

    アルミン(あんな事言われたら、エレンと話しずらくなるかも…)

    エレン「アルミン、どうした?」

    アルミン「あ、いや、何でもないよ?」ニコッ

    エレン「そうか、なら良かった!」ニッ

    アルミン「ありがとう」

    エレン「おう!」

    アルミン(エレンの前ではいつもどうりでいなきゃ…!)

    アルミン(そうじゃないと逆に心配されちゃう)

  20. 20 : : 2018/01/16(火) 19:37:55
    ライナー「よお、アルミン!」

    アルミン「ライナー!」

    エレン「ベルトルトはどこに行った?」

    ライナー「さあ?俺は知らんな(アニのところだけど)!」

    アルミン「そうなんだ。珍しいね、二人が別々って」

    ライナー「そうか?よくある事だぞ」

    エレン「一緒にいるとこしか見た事ねぇ」

    ライナー「そうだっけか?」

    エレン「ああ」

    アルミン「それで、どうしたの?」

    ライナー「お、そうだったな!」

    ライナー「アニの事なんだがな」

    アルミン「…うん?」チラッ

    エレン「……」

    アルミン(ミカサの、言った通り…だ。
    エレンがこんな顔したの初めてかもしれない。やっぱり…)

    ライナー「アr「アルミン、俺ちょっと散歩して来る」

    アルミン「う、うん…」

    ライナー「…?」

    エレン「…」ガチャ

    ライナー「…どうかしたのか?」

    アルミン「…いや、何でもないから」

    ライナー「お、おう…」

    ライナー「それでアルミン、良かったな。アニとはどうだ?」

    アルミン「うん。…アニがどうって聞かれても、まだ…」

    ライナー「…まぁ、そうだよな」

    アルミン「……」

    ライナー「…アルミン?」

    アルミン「…ん?」

    ライナー「何があった?話せよ」

    アルミン「……。…ははっ、やっぱライナーには適わないや…」

    ライナー「誰にも話さないから安心しろよ?」

    アルミン「うん。信用してるよ」

    アルミン「…ミカサから聞いたんだけど、エレンはアニが…好き、らしい」

    ライナー「」

    アルミン「…びっくりした?」

    ライナー「あれ、冗談か?」

    アルミン「違うよ、本当の事…」

    ライナー「あのエレンがなぁ…」

    ライナー「あいつは鈍感だからな。だが自分の事は分かってたんだな」

    アルミン「最初は僕も驚いたよ。あのエレンが?って」

    アルミン「ライナーが言ったように、エレンは鈍感だから」

    アルミン「でも、アニが好きって気づいたんだよ…。エレンは」

  21. 21 : : 2018/01/17(水) 17:25:14
    なぬ…エレン泣(;ω;`)
    仕方ない、私がエレンを引き取(((
    期待です!
  22. 22 : : 2018/01/17(水) 21:48:06
    >>21

    エレンなら私g(((
    期待ありがとうございます!(´>ω<`)

  23. 23 : : 2018/01/17(水) 22:15:19
    兵舎裏

    エレン「…」ザッザッ

    ミカサ「…エレン…?」

    エレン「…ミカサ、なんだよこんな所に呼び出して」

    ミカサ「正直に答えてほしい。…貴方は、アニの事をどう思っているの?」

    エレン「……」

    エレン「…はぁ?仲間に決まってんだろ」

    ミカサ「…いえ、私が聞いているのはアニに恋愛感情を持っているかということ」

    エレン「…そんな事、お前にはどうでもいいだろ」

    ミカサ「どうでも良くなんかない。私達は家族。家族には頼ってもいい」

    エレン「例え家族だとしても、言いたくないことなんか沢山あるだろ」

    エレン「お前だって俺に隠してる事とかあんだろ?」

    ミカサ「いいえ、私はエレンに全部話しているつもり。なので、隠している事など無い」

    エレン「……」

    ミカサ「…エレン」ザッ

    エレン「…来るなよ」

    ミカサ「っ!」

    エレン「本当にお前はなんなんだよ!いつも俺に合わせて、追っかけ回して!」

    ミカサ「!」

    エレン「…もう、そんなことはやめろよ…」

    ミカサ「…ごめんなさい…。でも…」

    エレン「…くっ!」タッタッタッ

    ミカサ「!エレン!待って!」ガシッ

    エレン「っ!離せよ!」ポロッ

    ミカサ「!エレン、泣いて…」

    エレン「ミカサ、いい加減にしろ!」

    エレン「俺はお前の子供や弟じゃない!何回も言ってるだろ!?」

    ミカサ「でも、家族!」

    ミカサ「貴方の苦しんでる顔、私は見たくない!」

    エレン「!…」バッ

    ミカサ「あっ…」

    エレン「…」タッタッタッ

    ミカサ「……」

    ミカサ(私はエレンに何もしてあげれない…。逆に怒られるだけだ…)

    ミカサ(最近は、エレンは私のことを家族とは思っているのかも分からない)

    ミカサ(エレン…)





    エレン「……」

    エレン(…ミカサは関係ねぇよ…。なのに何でいっつもミカサを傷つけるんだ…)

    エレン(俺はいつも感情的になる。俺でもわかるんだ…)

    エレン(…クソっ!)



  24. 24 : : 2018/01/18(木) 21:17:41
    ミカサ(…私も、戻ろう)チラッ

    ミカサ(…あれは、アニと…ベルトルト…?)

    ミカサ「」サッ

    ベルトルト「アニ……は………も…」

    アニ「…わか…る………か……う……」

    ミカサ(咄嗟に隠れてしまった…。会話は殆ど聞こえないけど…)

    ミカサ(アニとベルトルトが一緒に居るなんて珍しい)

    アニ「じゃ」ザッザッ

    ミカサ「!」

    アニ「!?み、ミカサ…」

    ミカサ「…アニ、ごめんなさい…。私もさっきここでエレンと話していたの」

    ミカサ「盗み聞きをするつもりはなかった」

    アニ「話しの内容、聞こえてた?」

    ミカサ「途切れ途切れでよく分からなかった」

    アニ「」ホッ

    アニ「聞かなかった方が良かったと思うから」

    ミカサ「? そう」

    アニ「うん。…戻る?」

    ミカサ「えぇ」



    ミカサ「よくここまで来れた」ザッザッ

    アニ「え、何で?」ザッザッ

    ミカサ「ミーナとクリスタに色々言われていたでしょ?」ザッザッ

    アニ「あー、二人ならもう寝たよ」ザッザッ

    ミカサ「?」ザッザッ

    アニ「…事実を言えば、眠らせた」ザッザッ

    ミカサ「どうやって?」ザッザッ

    アニ「……適当に」ザッザッ

    ミカサ「…?」ザッザッ



    女子寮

    ミカサ「ただいま」

    アニ「ただいま」

    ミカサ「…本当に寝てる。ユミルも」

    アニ「まぁ、消灯時間過ぎてるしね」

    ミカサ「そうね」

    アニ「…私はもう寝るけど」

    ミカサ「なら私も」

    ミカサ「アニ、お休みなさい」バサッ

    アニ「…お休み」バサッ



    ミカサ(…)
  25. 25 : : 2018/01/18(木) 21:30:35
    男子寮

    エレン「ただいま」ガチャ

    アルミン「あ、エレン!お帰り」

    ライナー「…よう」

    エレン「?ライナー、どうした?なんか元気なくねぇか?」

    ライナー「い、いや、何でもねえぞ!」

    アルミン「ちょっとライナー!いつもどうりにしてよ!」コソッ

    ライナー「お、おう。すまん…」

    エレン「?何がだ?俺ライナーに誤らせることしたっけ」

    ライナー「いや、大丈夫だ」

    アルミン「…」

    エレン「…って、消灯時間過ぎてんじゃねぇか!」

    アルミン「あ、ほんとだ!」

    ライナー「じゃあ、お休みな!」

    エレン「おう!」

    アルミン「お休み」



    エレン(………)モヤモヤ



    翌日

    アルミン「エレン、起きて!今日訓練あるよ!」ユサユサ

    エレン「…んぁ?」ムクッ

    アルミン「珍しいね、エレンが自主練していないなんて」

    アルミン「でも、休憩は大事だよ?」

    エレン「…ありがとな」

    エレン「昨日なかなか寝付けなかったんだよ」

    アルミン「そうなの?心配事でもあった?」

    エレン「いや、そういうのじゃねぇ、けど…」

    アルミン「…そっか、何かあったら相談してね?」

    エレン「おう!やっぱアルミンは頼りになるな」

    アルミン「そ、そうかな?…ありがとう」

    エレン「食堂行くか」

    アルミン「うん」

  26. 26 : : 2018/01/18(木) 22:49:49
    食堂

    エレン「…」

    ミカサ「エレン、アルミン。おはよう」

    アルミン「おはよう」

    エレン「あぁ」

    ミカサ「…エレン、今日は訓練が午前中しかない。
    ので、後の時間を少し貰っていい?」

    エレン「なんだよ、話?」モグモグ

    ミカサ「…えぇ」

    エレン「…少しだけだからな」モグモグ

    ミカサ「エレン、ありがとう」

    アニ「…アルミン」コツコツ

    アルミン「あ、アニ」

    アニ「今日の午後空いてる?」

    アルミン「えっと…」チラッ

    ミカサ「行っておいで」

    アルミン「…」コクッ

    アルミン「大丈夫だよ」

    アニ「なら良かったよ。じゃ、また訓練終わったあとに」

    アルミン「うん」
  27. 27 : : 2018/01/23(火) 20:59:09
    遅くなりました!

    宿題などがきつかったりなんだり色々あって…

    今もインフルだけど、熱も下がって
    時間空いたので書きたいと思います

    (でもまだ咳が…)

  28. 28 : : 2018/01/23(火) 21:24:31
    エレン「……」モグモグ

    ミカサ「…」

    アルミン「……」

    エレン「……」モグモグ

    アルミン(…気まずい…)

    ミカサ(こんな空気、なかなか無い)

    エレン「…お前等も食べろよ」

    ミカサ「……」

    エレン「……」

    エレン(何なんだよ…)



    エレン「…俺は先に行くからな」ガタッ

    アルミン「あっ…」

    ミカサ「……」

    アルミン(!み、ミカサ…!)

    エレン「…」ガチャ



    アルミン(今日、おかしい…。エレンも、ミカサも…)

    アルミン(僕だって…)

    ミカサ「…」

    アルミン「…み、かさ…?」

    ミカサ「……何?」

    アルミン「…大丈夫?」

    ミカサ「…どうして?」

    アルミン「…どうして、って……」

    ミカサ「……」

    ミカサ「…ごめんなさい、アルミン。私はもう行く。アルミンはどうする」

    アルミン「…僕は、まだ食べてないから」

    ミカサ「そう。じゃあ、また後で」ガタッ

    アルミン「うん」



    アルミン(食欲がない…。サシャ、いらうかな)

    アルミン「サシャ、僕の食べる?」

    サシャ「!いいんですか!?ありがとうございます!」

    アルミン「…はは」

    サシャ「いただ、きまー…す…?」

    アルミン「………」

    サシャ「アルミン?今更返してなんて言わないでくださいよ?」

    アルミン「言わないよ…」

    サシャ「…どうしましたか?」

    アルミン「…何でもない」

    サシャ「?そう、ですか?」

    アルミン「うん」ニコ

    サシャ「ならいいんですが」


  29. 29 : : 2018/01/23(火) 21:37:05
    サシャ「でも、今日の訓練、格闘技なので食べておいた方がいいですよ」

    アルミン「いいよ、食欲無いし」

    サシャ「……」

    サシャ「一口だけ返しますから食べてください」ズッ

    アルミン「…むぐ!」

    アルミン「さひゃ、いきはりはないれひょ」モグッ

    アルミン「……」ゴクッ

    アルミン「…でも、ありがとう」

    サシャ「いえいえ、倒れたりしたら大変ですから」

    サシャ「アルミン、無茶しないでくださいね?」モグモグ

    アルミン「ふふっ、うん、分かった」

    サシャ「分かれば良しです!」

    アルミン「うん、ありがとうサシャ」

    サシャ「どんてことないですよ!」

    アルミン「じゃあ、僕は行くね。サシャも遅れないでね?」

    アルミン「もうちょっとで訓練始まるんだから」

    サシャ「うっ…分かってますよ」

    アルミン「それじゃあ、また後でね」ガチャ

    サシャ「はーい」パクッ

  30. 30 : : 2018/01/23(火) 22:21:12
    格闘訓練

    エレン(格闘技か…。いつもならアニに相手してもらうんだけどな)ザッザッ

    エレン(……)ザッザッ



    アニ(…?あいつが来ない。珍しい事もあるもんだね)チラッ

    アニ(…あぁ、ライナーと組んでんのか)

    アニ(あいつも前よりかは強くなったし、ライナーなんてすぐ吹っ飛ばされるだろ)ザッザッ

    アニ(じゃあ私はサボるか)ザッザッ



    エレン「っく!」ドサッ

    ライナー「!わ、わりぃ、こんぐらいなら避けると思ってよ、強くしちまった」

    ライナー「大丈夫か?」テヲサシノベ

    エレン「……」

    ライナー「…エレン?」

    エレン「…」ポロッ

    ライナー「!」

    ライナー「おい、エレン!」

    エレン「…うっ……くっそ…」ポロポロ

    ライナー「痛かったか?」

    エレン「…いや…全然……い、たく…ねぇ、よ」ポロポロ

    ライナー「……」

    ライナー「なぁエレン、ちょっと、こっち来い」ズルズル

    エレン「うぅぅ〜…」.˚‧º·(ฅдฅ。)‧º·˚.

    ライナー「あー、っと…どこだ?」ザッザッ

    エレン「…っ……」ズズッ

    ライナー「おぉ、はっけーん」



    ライナー「おぉーい!アニ!」

    エレン「」ビクッ

    アニ「」チッ

    アニ「何だよライナー」

    ライナー「お前またサボってたのかよ。いい加減ちゃんと訓練したらどうだ」

    アニ「何、説教するために来たの。なら私はもう行くから」

    ライナー「まぁ待てよ」ガシッ

    アニ「あれ、違うの?」

    ライナー「説教だったら逆じゃね?w」

    ライナー「こんなことはどうでもいいんだけどな」

    アニ「ならいいじゃん。じゃ」

    ライナー「だから待てって」ギュッ

    アニ「気持ち悪っ。ていうか、腕痛い」

    ライナー「なら人の話聞けよ」

    アニ「はぁ、分かったよ。で、何?」

    ライナー「エレンが話したいことあるってよ」

    エレン「……………」

    エレン「………は?」

    エレン「いやいやいやいや、言ってねぇよ」

    ライナー「男ならいつまでも悩んでねぇでケリをつけろ」

    エレン「いや、だからな、たとえお前が言わせようとしても俺…」

    アニ「さっきから何ごちゃごちゃ言ってんのさ」

    アニ「さっさと用済ませな」

    エレン「……」

    ライナー「エレンはそんなに弱気だったか?」

    エレン「…知らねぇ」

    ライナー「もう一気に言ってスッキリしろ」

    ライナー「ミカサとアルミンのためにもだぞ?」

    エレン「!」

    ライナー「男だろ〜?」

    エレン「うっ…」

    ライナー「…あれ、女だっけ?」

    エレン「ああぁ!もう!分かったよ!」

    エレン「言うから!それでいいんだろ!?」

    アニ「はぁ、長かったね。で、何だよ?」

    ライナー「んじゃ、おっ先〜!」タッタッタッ

    エレン「…あぁ、その…さ」

    ライナー(あ、あれ?無視?…ま、いっか)

    ライナー(頑張れよ、エレン)

  31. 31 : : 2018/01/24(水) 18:19:05
    見ている人いるかな?
    まぁいいかw

    投下! どうぞ!
  32. 32 : : 2018/01/24(水) 18:48:47
    エレン「…アニに言いたいことあるんだけど」

    アニ「何」

    エレン(そうだ。ライナーの言う通りだ。いつまでもこんなんじゃダメだもんな)

    エレン(ばっと言ってフラれて、それで終わろう。あいつらの為にも、な)

    エレン「なぁアニ、最初は俺、お前が怖いと思ってた」

    アニ「…そりゃあ悪かったね」

    エレン「でも、お前と話してると楽しかった。くだらない話でも」

    アニ「…で?」

    エレン「それで、いつからか分からないけど俺は、お前が…」

    アニ「……」



    エレン「っ……」

    アニ「……」



    エレン「俺は、アニの事が好きになった」


    アニ「……」

    エレン「…アニがアルミンの事が好きなのは分かってる」

    エレン「…だけど、受け入れられなかった」

    エレン「親友なのに、酷いよな…」

    エレン「ミカサにも酷いこと言ったかもしれない。迷惑もかけた」

    アニ「…」

    エレン「でも、もうこれでアルミンもミカサも辛くはならない、はず」

    エレン「…だよな?」

    アニ「…いや、私に聞かれても」

    アニ「…でも、迷惑掛けてるのはずっとだと思うけど?」

    エレン「なっ!」

    エレン「………」


    エレン「…そう、かもな」

    エレン「…答えは」

    アニ「……言ってもいいの」

    エレン「………ああ」


    アニ「…ごめんなさい、だから」

    エレン「…分かってたよ」ニッ

    アニ「…そう」

    エレン「じゃ、訓練戻るか」

    アニ「だから、私は…」

    エレン「俺と組んでくれよ」

    アニ「…ライナー投げ出したまんまだけど?」

    エレン「………い、いいんじゃね?」

    アニ「はぁ、なら早速始める?」

    エレン「おう!」





    ドサッ




  33. 33 : : 2018/01/25(木) 11:55:12
    倉庫裏



    アルミン「…」ザッザッ

    アニ「!…アルミン」

    アルミン「アニ」

    アルミン「何かあった?」

    アニ「あの、えっと…」

    アルミン「?」

    アニ(ミーナに付き合ってこいって言われたけど…どうしたら…)

    アニ(…あ)

    アニ「…」タッ

    アルミン「えっ!?」

    アニ「…っ」ギュー

    アルミン「ど、どうしたの、アニ?」

    アニ「…好き」ギュー

    アルミン「えっ…//」

    アニ「…アルミンは?//」ウワメ

    アルミン「っ!///」ドキッ

    アルミン「僕も、好きだよ…」

    アニ「〜!!」ギュー

    アルミン「い、ちょ、アニ、苦し…」

    アルミン(っていうか、普通に感触分かるんですけど、なんか柔らかい…//)

    アニ「…ねぇ」

    アルミン「!」ビクッ

    アニ「…つ、付き合おうよ…//」

    アニ「…ダメ、かな///」

    アルミン「っ!いいよ//」ギュッ

    アニ「〜♪」

    アルミン(う〜〜、アニ可愛い…。もうこんなのずるいよ…)

    アニ(…落ち着く)ギュー



    ユミル(ん、アルミンとアニじゃねぇか)

    ユミル(ここなら誰もいないかと思ったが先客がいたな)

    ユミル(…充実してんな)

    ユミル(クリスタに後で教えてやろw)ザッザッ



    アルミン「アニ…」

    アニ「ん?」

    アルミン「好き」チュッ

    アニ「!?!?」

    アルミン「…」

    アニ「…ん」



    アニ「ふぅ…」ニコ

    アルミン「やっと笑ってくれた」

    アニ「えっ!?//」バッ

    アルミン「笑った方も可愛い」フフッ

    アニ「…バカ//」カァァ

  34. 34 : : 2018/01/25(木) 12:00:52
    長くなったので 3 の方に移ります
    すみません(_ _)
  35. 35 : : 2018/02/07(水) 23:42:42
    3のURL貼ってくれないんですか!?
  36. 36 : : 2018/02/08(木) 17:25:04
    多分これ

    https://mobile.twitter.com/search?q=http%3A%2F%2Fwww.ssnote.net%2Farchives%2F57547
  37. 37 : : 2018/02/08(木) 17:35:40
    多分これ

    http://www.ssnote.net/archives/57547

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