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  1. 1 : : 2018/01/06(土) 00:59:53
    題名の通り、
    私の美しい思い出。です


    アニが過去を振り返るだけ
  2. 2 : : 2018/01/06(土) 01:08:01
    「ん‥‥‥‥。」


    私のベッドは窓の隣にあるから
    太陽の光がさんさんと昇っていくころ、
    その強い光で目を覚ます


    窓からひろがる景色はとても殺風景で
    何もない



    だけど、猪やら猫やら犬やら、
    たまに野生の動物がやってくる


    その可愛らしい姿を朝、眺めるのが
    密かな楽しみだ


    可愛らしいといえば、ミカサの寝顔だ

    艶のいい黒髪をベッドの上でちりばめながら
    すやすやと眠っている


    クリスタは涎を垂らしながら疲れきった表情で
    眠っている


    とても可愛らしい姿だ


    サシャなんかも、たまにイビキをたてて
    気持ち良さそうに眠っている

    笑える光景だが、アニからみると
    安心しきったハムスターのようにみえて
    愛くるしい



    しかし、アニは一歳違いの年下の女の子達の
    幼い部分を見るたびに心臓が針で刺されたように痛む



    そして、毎日心の中で言うのだ。



















    _____ごめんなさい、と。
  3. 3 : : 2018/01/06(土) 01:23:24
    苦手な朝を迎えたあと、金に輝く自身の
    髪をきつく結んだ


    服を着替えたあと、食堂にいった



    今日も食堂はざわざわしている





    また、エレンとジャンが喧嘩している



    何でも、この前やったテストのエレンの答えを
    ジャンがカンニングしたとエレンに疑われているようだ




    本当に嫌いなら、話しかけるわけがない



    喧嘩するほどなんとやら。
    アニはそう思いながら二人のやり取りを見た



    「おめぇ!!この前俺のテストの回答カンニングしたろ!!」


    エレンがジャンの襟を掴んだ



    「はぁ!?ふざけんな!!死に急ぎ!!」


    ジャンがエレンの腕を掴んだ


    「おい!!その前足をどけろ!!」


    すかさず、アルミンが止めにはいる


    「やめなよポンコツ!!君のテストの回答をカンニングするなんて自爆行為だろ」


    「え!?」


    エレンが内心ビックリした顔をする


    マルコもジャンをなだめようとしていた


    「恥を死ねよ。とりあえず前足をおろせ、ジャン」



    疲れすぎてマルコは色々混ざってしまってる



    そんなコントみたいなやり取りを見て
    アニは「ふっ」っと自然に笑みがこぼれた



    「‥‥!‥‥‥‥‥‥」



    アニはまた、ちくりと心が痛んだ



    日が昇って、沈む間にこうやって
    面白い思い出がたくさん増えていく


    アニはそれが少し申し訳なかった



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