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  1. 1 : : 2017/12/27(水) 00:09:26
    cpはアルアニ、ユミクリ←ライナー、ベルトルト



    アニたちがバンドをする話です


  2. 2 : : 2017/12/27(水) 00:30:20
    ある日





    今日は‥‥‥‥青春の第一歩

    素晴らしい高校生活が始まる!!‥‥__はずだった!!!


    あんなことが起こらなければ‥‥




    ※※※※※



    「ねぇおねぃさぁん♡今ひま?」


    頭の悪い不良に話しかけられたのが運のつき


    「悪いけど、暇じゃないんだ。今から入学式なんだよ」


    「そんなのサボって俺たちと遊ぼうぜぇ」


    一人の少女は無視することにした



    「むしんなって」



    どんっと頭を床に叩きつけられ
    上に跨がれた


    「いっ‥‥‥‥」


    この対格差では無理だと判断した少女は諦めた



    「‥‥‥‥はぁ‥‥いいよ‥‥、きて‥‥キス‥‥して」


    「お?意外とビッチィ?」


    もちろん少女は
    こんな場所でキスをする気など毛頭ない


    回りにはアニがこれから通う高校の先輩たちがいて、しかも見られている


    そんな状況でするわけがない


    「ん~~~~~~~~」


    相手が顔を近づけてきたところで


    ごんっっ


    少女は頭突きをした


    「い‥‥‥‥‥」

    あまりの衝撃に少女の上にまたがった
    男性は気を失った


    「‥‥‥‥‥‥」


    二人の男性が少女を襲おうとしたが

    少女の足がビュッと動いた瞬間、
    二人は恥ずかしい姿勢でこけてしまった

    「まだやんの?」


    「こんのクソアマ!!」

    男性が襲おうとしてきたので仕方なく
    ポーズをとりリズムよくトンットンと
    とんだ


    「ま、まて!!こいつどっかで見たことあると思ったら‥‥‥‥あの師子道のむすめじゃねぇか!?テレビで出てた!!」



    「え?‥‥‥‥マジで?」


    「‥‥マジだ」


    そう言うと残った男性たちは逃げていった



    「‥‥‥‥何をしたかったんだか‥‥」


    少女はそう言ってから重大なことに気づいた


    「入学式!!!」
  3. 3 : : 2017/12/27(水) 01:46:49
    少女が高校の体育館についたときには
    遅かった


    「なぜ娘がいないんだ!?アニーーーーー!!!」


    この少女、アニの父親は暴れていた


    「お父さん‥‥落ち着いて‥‥」


    止めに来た教職員を問答無用で殴り倒した


    「!!!!」


    人がこれからうまくやっていかないといけない学校で‥‥‥‥


    アニはそう思いダッとはしった



    「何してんだい!!このクソ親父!!」


    パコーーーンと、父親の頭を蹴った


    この日からアニは暴君女として有名になった



    ※※※※※



    アニ「‥‥‥‥ほんと‥‥最悪」


    アニは幼馴染みのライナーとベルトルトに
    愚痴った


    ライナー「まぁ、明日から本格的に始まるし俺らも頑張らんとな!」


    アニ「どうしよ‥‥‥‥絶対ゴリラ女とか言われる‥‥」


    ベルトルト「アニはゴリラより美人だから大丈夫!!」


    ベルトルトが勇気を出してそう言った


    アニ「は?バカにしてんの?」


    ベルトルト「‥‥ぁぅ‥‥」


    アニ「‥‥ん?」


    アニはベルトルトの部屋にあったギターに目をやった


    アニ「ギター‥‥‥‥買ったの?」


    ベルトルト「へ?あ、あぁ‥‥‥‥お小遣いを貯めてね」


    ベルトルト「なんか‥‥ハマったんだ」
  4. 4 : : 2017/12/29(金) 00:29:24
    ライナーとアニは顔を見合わせた


    これまで、ベルトルトは自分の
    意思など持たず人に流されて生きてきた

    そんな彼が自分の好きなことを見つけた

    これは、幼馴染みの二人にとって
    とてもとても嬉しいことである


    「ねぇ、バンドやらない?」


    アニが唐突にそう言った

    「お、いいな」

    ライナーも賛同した


    せっかくベルトルトが自分の意思で
    好きなことを見たけたのだ

    何かに活かしてやりたい

    そう思ってアニとライナーは言った

    「私中学の時部活でドラムやってたからドラムならできるよ」

    「お、おれは中二病のときベースにはまったからそれなら‥‥‥‥‥‥」


    こうして幼馴染みの三人でバンドをすることになった


    「‥‥‥‥歌とかどうする?」


    三人の間にぽんっとでた疑問


    「それなら‥‥‥‥僕が‥‥」


    ベルトルトが恐る恐る紙を出した

    「‥‥何これ‥‥何これ!?すごい!」

    「いいな!これ!」

    とってもいい歌詞らしい


    「あ、でも‥‥歌が‥‥できてなくて」


    「それなら私がやるよ。私これでも音楽5だったし」


    「‥‥でもボーカルとキーボードほしくないか?」

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