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  1. 1 : : 2017/12/11(月) 22:33:57
    チートもん‥‥‥‥なんかな??

    はい!初のチートもんです!

    あらすじは

    エレンの母親が連れ去られ
    必死にエレンは抵抗するけど
    力では勝てなくて母親が風俗みたいなところに
    売られてしまう話です

    エレンは母親を探す旅に出ます
    母親を探す過程でたくさんの仲間とであい
    たくさんのことを学ぶ‥‥というストーリーです
  2. 2 : : 2017/12/11(月) 22:56:07
    「やめろよ!!母さんを離せ!!」

    エレンが男に噛みついた


    「いてっ‥‥‥‥このガキ!!」

    「エレン!!」


    その直後、エレンの頭に激痛が走った

    壁に打ち付けられたのだ


    ボーっとする頭の中で男達の会話を聞き取った


    「お前は曙楼に売る」

    その言葉が頭のなかに響いたあと、
    エレンは意識を手放した







    ※※※※※※



    「‥‥‥‥っつ!!」


    エレンは頭のひどい痛みで起きた

    「か、母さんは‥‥‥‥うぅ!!」



    昨日、壁に打ち付けられたところが
    まだ痛むようだ


    「母さん‥‥‥‥うっ、っ‥‥‥‥ぅく」

    エレンはもう、一人しかいない家族を
    失い悲しんだ


    エレンとその母親、カルラは大分前まで
    裕福な暮らしをしていた

    父、グリシャが医者だったからだ

    だが、グリシャは一年前に人切りに
    殺られ、死んでしまった

    それからは家の金も支払えなくなり
    とうとうカルラが売られたのだ



    「‥‥‥‥‥‥違う、泣いてる場合じゃない!!探さないと!!」

    エレンは大急ぎで残り少ない金を取りだし
    荷物を布で包んで家を出た






    「あれっ?エレン?どうしたのその荷物」


    この金髪の少年はアルミン・アルレルト

    幼い頃に両親をなくしており
    育ての親であった祖父も最近亡くなった

    エレンはアルミンに事情を話した

    「え‥‥叔母さんが!?‥‥僕も手伝うよ!!」


    「い‥‥‥‥良いのか!?ありがとう‥‥ありがとうアルミン!!」


    良い親友をもったとエレンは思った


    「‥‥二人とも‥‥朝から騒がしい‥‥‥‥」


    お向かいの家から美しい少女が出てきた


    「‥‥‥‥どうしたの?」


    ミカサにも事情を話した


    「‥‥‥‥!!~~~~~~た、たたたたたいへん‥‥!!わ、私も行く!!用意する!!待っていて!!」

    ミカサも両親が殺されていて
    幼いが今は一人で暮らしている

    エレンは良い親友をもったと
    つくづく思った

    ※※※※※※


    こうして、幼馴染み組三人で母親探しの
    旅に出ることになった
  3. 3 : : 2017/12/11(月) 23:22:52
    アルミン「とりあえず、大きい道に出て情報を集めよう」


    アルミンがそういった


    エレン「そうしようか」


    アルミンはこういうとき、冷静に
    物事を処理できるから便りになる


    アルミン「昨日エレンを襲ったやつらはどんな格好をしてた?」


    エレン「え?‥‥んっと、全員いかつくて‥‥あっ、一人だけ女がいた!!青い菊の羽織を着てて‥‥」

    ミカサ「‥‥!エレン!あの人も着ている!‥‥確かめてみよう」


    ミカサが早速見つけたようだ



    エレン「あいつか!!殴り殺してやる!!」


    エレンはそういうと物凄い勢いで走っていった


    「「え?」」

    見事にハモった


    ミカサ「待ちなさい!エレン!確かめないと‥‥!」


    時すでに遅し

    ミカサが止めようとしたときには
    エレンはすでに女性を殴ってしまっていた

    主に顔面を何発も。


    ミカサ「やめなさい!!エレン!!まって!!」


    エレン「殺す!!!殺す!!!」


    エレンは何発も殴っている

    「いった‥‥やっ!!やめっ!!」


    アルミンとミカサ二人がかりでエレンを
    止めた


    「いたっ‥‥‥‥な、にするんだぃ!!」


    エレンが殴ったのは
    金髪の彫りの深い美しい女性だった

    歳はたいして変わらないであろう


    ミカサ「っっ、エレン!!謝りなさい!!無闇に人を傷付けてはいけない!!まずは確認しなさい!!」


    エレン「‥‥‥‥‥‥ぁ、昨日の女‥‥‥‥もっと不細工だった」


    「何なんだい‥‥‥‥急に!!」


    エレン「わりぃな。人間違えだ。許してくれ」


    「いいよ」


    エレン「おっ、良いやつでよかったよ」


    ミカサとアルミンは彼女の顔をみて
    少し下がった


    少女はエレンと二人の隙が空いたのをみて
    すかさず、エレンの顔を自分の股に挟んだ


    エレン「へっ!?おまっ、何すんだ!!初対面なのに破廉恥な!!」


    「それはこっちの台詞だよ!!」


    少女がそういった瞬間、二人は宙を舞い
    エレンは後頭部、少女は膝で着地した


    ゴンッ


    頭蓋骨が割れたんじゃないかと
    思うくらいの音だった


    ※※※※※


    「‥‥‥‥へぇ‥‥そんなことがあったんだ」


    エレン「あぁ、すまなかった‥‥‥‥」


    「いいよ。お会いこってことで」


    少女はそう言ったが
    ダメージは確実にエレンのほうが受けていた

    だが仕方ない。

    エレンはこんなにも綺麗な少女の顔面を
    何発も殴ったのだから


    「じゃあね。気を付けな」

    少女は歩みを進めた

    エレン「おう」


    アルミン「‥‥‥‥どこを目指すの?エレン」


    エレン「とりあえず曙楼ってところを探す」


    アルミン「‥‥どこの遊郭?」


    エレン「‥‥‥‥わからん」



    「ねぇ」


    さっきの少女が戻ってきた


    エレン「ん?なんだ?」


    「あんたのこと嫌いだし手伝う気はないけど、私も曙楼の近くに用があるんだ」


    「ついてくるかい?」


    エレン「嫌いって‥‥‥‥」


    ミカサ「エレン。嫌われるのは当たり前。」


    アルミン「ありがとう!えっと‥‥‥‥」


    「アニだよ。アニ・レオンハート。よろしくね」
  4. 4 : : 2017/12/11(月) 23:30:55
    アルミン「アニ、その言い方だと曙楼って結構近いんだね?どこ?吉原ならここをなん㌔か歩いたとこにあるけど」


    アニ「ん?島原だよ」


    「「島原!?」」


    エレン「どこだ?そこ」


    アルミン「エレン‥‥‥‥‥‥島原は僕らのいる江戸からずっと遠いところにあるんだ」


    エレン「そ、そんなに遠いのか!?」


    アニ「あぁ、一ヶ月かかるくらい‥‥だよ」


    エレン「‥‥‥‥‥‥俺はついてく。お前らは帰れ」


    ミカサ「な、なぜ!?」


    エレン「危険な目に会わせたくないからだ」


    アルミン「そんなこと言わないで。エレン。僕ら家族みたいなもんだろ?」


    エレン「‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥あぁ、そうだな」


    アニ「‥‥‥‥行くってことで良いの?」


    エレン「あぁ」




    _____こうして、お共が一人加わり旅が始まった

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