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  1. 1 : : 2017/12/05(火) 00:42:54





    世界に巨人が現れてから役100年







    人類にある力が宿った







    人類はそれを『異能力』と呼んだ







    異能力は多種多様







    それゆえに強力な異能力もある







    人類は異能力を巨人への対抗の手段として用いた
























    そして 時は845年







    突如として現れた超大型巨人 及び鎧の巨人により







    人類を守る1つ目の壁 ウォールマリアが破られた







    そして







    船の上で金色の髪の少年が叫ぶ







    「爺ちゃんは 僕が弱かったから殺された」ギュ





    「駆逐してやる!この世から1匹残らず!!」














    ある辺境の地にて赤い眼をした少年が呟く







    「父さん…………母さん……仇は俺が打つ」ツゥ





    「俺は復讐者だ…………この眼は闇がよく見える」
























    そして それから2年の時を経て












    ーウォールローゼ トロスト区 異能訓練兵団ー







    ーーーーーーーーーー







    ーーーーーーーー







    ーーーーーー







    ーーーー







    ーー



  2. 2 : : 2017/12/05(火) 01:56:48




    キース「今日から貴様らの教官を務めることとなったキース シャーディスだ!だが貴様らを歓迎する気など毛頭ない!」



    キース「では今から貴様らの覚悟を聞いていく!」














    キース「貴様は何者だ!」



    アルミン「ハッ!シガンシナ区出身アルミン アルレルトです!」敬礼 バッ



    キース「そうか貴様は何しにここへ来た!」



    アルミン「祖父の仇を打ち 巨人を駆逐するためです!」



    キース「そうか!だが貴様はせいぜい巨人の餌だ!3列目後ろを向け!」









    教官「やってるな お前も初っ端からアレだったろ?」



    新米「はい 懐かしいです でもあの葛藤には何の意味が?」



    教官「通過儀礼だ 今までの自分を否定して1度真っさらな状態から兵士に適した人材を育てる 兵士には必要な過程だ」



    新米「そうですか……何も言われてない子達がいるようですが?」







    ミカサ「…」

    ライナー「…」

    ベルトルト「…」

    アニ「…」

    ユミル「…」







    教官「ああ 恐らく2年前の地獄を見てきたのだろう面構えが違う」







    キース「貴様は何者だ!」



    ジャン「トロスト区出身ジャン キルシュタインです!」バッ



    キース「貴様は何しにここへ来た!」



    ジャン「…………………………憲兵団に入って内地で暮らすためです」



    キース「…」スッ



    ジャン「?」







    キース「ふん!」





    ジャン「ッ!?」ガツン





    ジャン(イッテェ!触られてないのに頭を殴られたみてぇだ!このハゲの異能力か!?)ガク





    キース「誰が座っていいと言った!そんなことでヘコたれるようなやつが憲兵団になど行けるものか!」ザッザッ





    キース「貴様は何者だ!」



    マルコ「ウォールローゼ南区ジエナ町出身マルコ ボットです!」バッ



    キース「貴様は何しにここへ来た!」



    マルコ「憲兵団に入って王にこの身を捧げるためです!」



    キース「そうか!だがな…………………………王は貴様の体など欲しくはない」



    マルコ「…」唖然







    キース「貴様は何者だ!」



    クリスタ「ト トロスト区出身クリスタ レンズです」バッ



    キース「声が小さい!貴様は何者だ!」



    クリスタ「トロスト区出身クリスタ レンズです!」



    キース「そうか!貴様は何しにここへ来た!」



    クリスタ「人類の勝利に役立つためです!」



    キース「そうか!貴様では無理だ!」ザッザッ







    キース「貴様は何者だ!」



    コニー「ウォールローゼ南区ラガコ村出身コニー スプリンガーです!」逆 バッ



    キース「敬礼が逆だコニー スプリンガー」スッ





    コニー「お……ご…(イテェェ!!なんか浮いてるし!頭イテェェ!!)」









    シャク







    キース「!……お…い」



    コニー「ぐへっ」ドサ







    キース「…」ザッザッザッ





    ?「…」モグモグ



    キース「貴様は何者だ」




    ?「!」ゴクン





    サシャ「ウォールローゼ南区ダウパー村出身サシャ ブラウスです!」バッ







    キース「そうか……………貴様は死ぬ寸前まで走ってこい」



    サシャ「!?」



    キース「そして晩飯も抜きだ」ザッザッザッ



    サシャ「」絶望の顔







    キース(はぁ まったく困ったやつもいたものだ)ザッザッザッ







    キース「!」ザッ







    ?「…」ギロッ



    キース「貴様は何者だ!」



    エレン「ウォールローゼ南区の山奥出身…………………………エレン イェーガー」



    キース「貴様……………なんだ その服装は?」





    エレン「ここの訓練服は動きにくい こっちの方がマシだ」和服



    キース「貴様 口の聞き方がなってないようだな」



    エレン「生憎 俺はマトモじゃないんでね」



    キース「ほう いい度胸だな」スッ





    エレン「やめとけ あんたの異能力はもう見切った」



    キース「!……貴様は何しにここへ来た?」
































    エレン「ある男を殺すためだ」





    キース「……………………確かに マトモじゃないようだな」







    キース「貴様は500周走っていろ」







    エレン「…」クル スタスタ














    キース(イェーガー………………フッ 中々いい眼をしていたな)









  3. 3 : : 2017/12/05(火) 02:11:33
    一つ質問です。

    エレンの着ている服ってこういう感じのであってますか?
    https://cdn.kaumo.jp/element/abf4c5c7-cba8-4fe5-9883-321ce7ef9d35.jpg?w=360&h=500&t=resize&q=90
  4. 4 : : 2017/12/05(火) 03:09:58


    こんな感じです
    https://blog-imgs-50-origin.fc2.com/o/r/e/orenomanngasokuhou/ZzFlW8l.jpg

    これのもう少し胸元しめてる感じでご想像してください
  5. 5 : : 2017/12/05(火) 03:29:45
    なるほど、ありがとうございます

    期待します
  6. 6 : : 2017/12/05(火) 21:07:37


    ー食堂前ー





    サシャ「ハァ…ハァ…ハァ」タッ タッ タッ








    コニー「見ろよ まだ走ってるぜ」



    マルコ「凄いね 5時間ぶっ通しじゃない?」



    アルミン「死ぬ寸前まで走れって言われた時よりも晩飯抜きって言われた時の方が悲愴な顔してたね」



    コニー「あれ?もう1人いないな」



    アルミン「確かにね」



    マルコ「終わって休んでるんじゃない?」



    コニー「つーか あいつ変な服装だったよな〜」





    「ほう 誰が変な服装だって?」



    アルマル「!?」



    コニー「お前も見ただろ?あの悪人面だよ」



    「悪人面……ねぇ」



    コニー「おう!凄え目付き悪かったしな!」



    「へぇ 是非とも見てみたいな その悪人面をよぉ」



    アルミン「コ コニー そ その辺にした方が…」



    マルコ「コニー早く謝って!」





    コニー「なんだよお前ら つーかさっきから話しかけてるの誰だ?」クル














    エレン「…」ギロッ





    コニー「」



    エレン「これは自論だが 頭の足りねぇ馬鹿を躾けるには 恐怖ってやつが最適だ お前もそう思うだろ?」



    コニー(母ちゃん ごめん 俺ここで死ぬわ)目瞑り



    エレン「まぁ 今回は大目に見る 次はないと思え」スタスタ














    アルミン「こ 怖かったぁ」



    マルコ「…」バクバク







    コニー(あれ?やけに遅いな 走馬灯っやつか?)目瞑り









    ー数分後 食堂内ー






    アルミン「だから 見たって!」



    おおおお!!





    アルミン(さっきの流れからなんでここに来たんだろ?)




    モブ「超大型巨人ってどんな顔してた?」



    アルミン「皮膚がなくて口が大きかったよ」





    モブ「じゃあ 鎧の巨人は?」



    アルミン「僕には普通の巨人に見えたよ」







    モブ「じゃあ 普通の巨人は?」
























    アルミン「!」カラン






    マルコ「!皆 もうこの話はよそう」



    モブ「お おう その悪かった」




    アルミン「別にいいよ それにあんなやつら…」



    全員「!」





    アルミン「あんなやつら 僕達が異能力や立体起動術を学べば怖くないよ」



    全員「…」







    「はっ 正気かよ!」




    全員「!」



    アルミン「えっと 君は確かジャン キルシュタインだったっけ?」




    ジャン「ああ そうだ もう1度言うがお前正気かよ?」



    アルミン「いたって真面目で正気だよ」





    ジャン「そういえば お前通過儀礼でもそんなこと言ってたな 巨人を駆逐するとか お前調査兵団希望かよ」



    アルミン「悪い?」



    ジャン「ああ 悪いね あんな自殺志願者の集まりなんてよぉ あいつら俺達の税金をドブに捨ててるんだぜ?」





    アルミン「ッ 内地志望の引き篭もりが」ボソ



    ジャン「あ?今なんつった!?」



    アルミン「内地志望の引き篭もりって言ったんだよ!」



    ジャン「上等だ!死に急ぎ野郎!!」





























    「おい」


  7. 7 : : 2017/12/06(水) 22:43:33
    エレンかな?話の流れからしてエレンかな?
  8. 8 : : 2017/12/06(水) 22:43:47
    あと期待
  9. 9 : : 2017/12/06(水) 22:51:54




    アルジャン「!」







    エレン「そこのお前 少しどいてろ」ガタ




    ジャン「あ?それは俺のことか?」



    エレン「ああ 馬面のお前だよ」スタスタ





    ジャン「あ"あ"!?誰が馬面だ!?」



    エレン「黙れ うるさい」





    ジャン「テメェ 調査のんなよ?ぶっ飛ばすぞ!」



    エレン「出来たらいいな」



    ジャン「クソが」ブンッ







    パシッ







    ジャン「!」





    エレン「少し…」スゥ
































    エレン「黙ってろ」シュィン





    ジャン「!?」





    ジャン「…」ボー




    アルミン(なんだ?急にジャンがおとなしく…)





    エレン「…」スタスタ





    アルミン「!」



    エレン「アルミンつったか?」



    アルミン「う うん」



    エレン「そうか…」









    エレン「俺の眼を見ろ」シュィン




    アルミン「!?」



    アルミン「…」ボー






    ?(アルミン!?)







    エレン「今から質問をする 全て嘘偽りなく答えろ」



    アルミン「はい」ボー





    エレン「お前は何か巨人に恨みがあるのか?」



    アルミン「祖父を殺された」ボー



    全員「!?」






    エレン「そうか 次に巨人をどう思ってる?」



    アルミン「憎い 殺したい」ボー



    全員「…」






    エレン「次 通過儀礼で駆逐するとか言ってたが 本当に出来ると思ってるのか?」



    アルミン「思ってる」ボー



    エレン(!……へぇ)







    エレン「最後に お前は目的の為なら仲間を殺せるか?」



    全員「!?」





    アルミン「…………わからない」ボー



    エレン(チッ 甘いやつだな)



    エレン「……そうか」







    エレン「もう いいぞ」





    アルミン「!……僕は いったい…」



    エレン「…」ガタ







    ジャン「…」ボー



    エレン「お前も もういいぞ」





    ジャン「!……俺は 何を…」









    エレン「…」スタスタ





    ?「待ちなさい!」



    エレン「!……なんだ?」





    ?「あなた 今アルミンに何をしたの!?」



    エレン「……お前はあいつの何なんだ?」







    ミカサ「私はミカサ アルミンの家族!」



    エレン「へぇ それで?」



    ミカサ「!…アルミンに何をしたのか聞いてる!」



    エレン「簡単に自分の手の内を晒すと思うか?」



    エレン「それにさ……」



    ミカサ「?」
























    エレン「ムカつくんだよ」ギロ





    ミカサ「!」ビク



    エレン「家族の絆とか そんな甘いやつ 見ててイライラする」



    エレン「お前らみたいなのを見てると 奴の顔を思い出す」



    エレン「いっそのこと ぶっ壊したくなる」











    エレン「失せろ」シュィン





    ミカサ「!?」



    ミカサ「…」ボー





    エレン「さっさと 大事な家族のとこにでも行きやがれ」



    ミカサ「はい」スタスタ
























    エレン(チッ 危うく万華鏡で殺すとこだった……………まだ修行が足りないな)スタスタ





  10. 10 : : 2017/12/07(木) 22:40:57
    期待です。

    一つ口を挟ませて頂くと、>>2
    新米「あの葛藤には何の意味が?」は
    新米「あの恫喝には何の意味が」が正しいと思います。
    葛藤と恫喝では全く意味の違う言葉ですのでご注意を。
  11. 11 : : 2017/12/08(金) 05:27:06
    調子が調査になってる
  12. 12 : : 2017/12/08(金) 15:51:25

    もろもろ ごめんなさい m(_ _)m
  13. 13 : : 2017/12/09(土) 03:40:33


    ー男子寮ー





    ガチャ



    エレン「…」







    「おっ 最後の1人が来たな!」



    「…」





    エレン「誰だ?お前ら」





    ライナー「ああ 俺はライナー ブラウンだ!そっちのデカいのが…」



    ベルトルト「ベルトルト フーバーだよ」





    エレン「そうか 見たとこ3人だが あと1人はどこにいる?」




    ライナー「ああ さっきトイレに行ってたな」






    ガチャ




    アルミン「ただいま〜」





    ライナー「おう アルミン!」



    ベルトルト「おかえり」



    エレン(こいつは……)






    アルミン「あっ 君が最後の1人だったんだ!」



    エレン「ああ エレン イェーガーだ」





    アルミン「うん 僕はアルミン アルレルト よろしくね」手 スッ



    エレン「悪いが…」
















    エレン「馴れ合う気はない」パン





    アルミン「!」



    ライナー「おいおい そりゃねぇぞ」



    エレン「知るか 俺は寝る」ボフ











    ベルトルト「彼 変わってるね」



    ライナー「まぁ なんだ あいつも色々あったんだろう あまり気にするな アルミン」



    アルミン「うん わかってる」









    ー翌日 立体起動適性審査ー





    キース「これが できん者は囮にも使えん!即刻開拓地送りだ!」







    マルコ「よし!できた!」ギシ





    ワイワイ ワイワイ







    教官「これは まだ初歩の初歩だが この時点で立体起動の素質は見てとれる」



    新米「そうなんですか」



    教官「!…見ろ あの子だ」







    ミカサ「…」プラーン





    モブ「すげぇ!」







    新米「凄いですね まったくブレがない」



    教官「どこをどうすればいいのか 全てわかっているのだろう」



    新米「………………!あ あの子は」



    教官「ん?」







    エレン「…」サカサマ




    ジャン「ぎゃはははは!!ダッセェ!」



    モブ「あいつ 昨日教官に逆らったやつだぞ」



    モブ「変な服装のあげく まったく立体起動のセンスがねぇなwww」







    新米「彼は…………………不合格でしょうね」



    教官「……いや…(あのベルト 妙に違和感があるな)







    キース「どうしたイェーガー!さっさと状態を起こせ!!」



    エレン(これは装備の破損だな 恐らくベルトの金具部分だろう じゃなきゃこんな体制にはならない)サカサマ





    エレン「教官」



    キース「なんだ!」



    エレン「多分これじゃ 例え何100回やったとしても無理だ」



    キース「ほう 諦めるか?それと敬語を使え」



    エレン「そうじゃない」カチャ







    パチンッ



    クルン







    エレン「…」スタッ





    キース(自力でワイヤーの接続部分を外した?バカな こ奴の体格ではどうあろうと不可能だ)



    エレン「チャンスをくれ」



    キース「チャンスか…」



    エレン「ああ 明日までに この装備で姿勢を制御できなければ…」



    キース「開拓地に送れと?」





    エレン「…………いや」



    キース「!」







    エレン「訓練兵団に入れないなら 俺の目的は果たせない……………生きる意味がない」





























    エレン「殺せ」





    キース「!?」







    エレン「今 俺を笑ってたやつらにも言う!」





    全員「!」









    エレン「俺は 明日までに適性審査を合格できなければ………………………………………死ぬ」







    全員「!?」








    エレン「もし 俺が適性審査を不合格になった場合 俺が死ぬことに抵抗があるようならば」



    エレン「教官 あんたが殺せ」





    キース「…」



    エレン「話は以上だ さて この装備練習用に借りるぞ」カチャ







    エレン「…」スタスタ









    キース「…」



    ーーーーーーーーーー





    ーーーーーーーー





    ーーーーーー





    ーーーー





    ーー





    エレン「ああ 明日までに この装備で姿勢を制御できなければ…」





    ーー





    ーーーー





    ーーーーーー





    ーーーーーーーー





    ーーーーーーーーーー







    キース(この装備で………か イェーガーめ 奴は装備の欠陥に気づいているだろう)



    キース(自分で自分を追い込む……か)







  14. 14 : : 2017/12/10(日) 08:56:30
    エレンカッケー
    「兄貴死んでもついて行くっす」
  15. 15 : : 2017/12/10(日) 23:19:55


    ー適性審査 練習場ー







    グルン





    エレン(なかなか 難しいな)サカサマ



    エレン「上半身は硬く 下半身は柔らかく」ググ






    エレン「ふっ」グイ





    エレン「できた……………だが」ギシギシ



    エレン「!」ギシ









    グルン







    エレン「はぁ」サカサマ



    エレン「…」パチン





    エレン「…」スタッ



    エレン(どうしたものか)







    「よぉ」







    エレン「!…ああ 昨日の駄馬か」



    ジャン「誰が駄馬だ!!」



    エレン「馬なのは否定しないんだな」



    ジャン「チッ」





    ジャン「それよりもよぉ どうだ?上手くいってるのか?」ニヤニヤ



    エレン「ただのひやかしなら帰れ」



    ジャン「連れねぇなぁ テメェ 死ぬとか言ってよかったのか?なんなら今から撤回するか?あ?」ニヤニヤ



    エレン「撤回はしない それに俺が自殺しなくても教官が殺してくれる あれはハッタリじゃない」



    ジャン「チッ どうなっても俺は知らねぇからな」スタスタ














    エレン(やっと行ったか)







    アルミン「やぁ エレン」





    エレン「チッ 今度はお前か なんだ?ひやかしなら間に合ってるぞ」





    アルミン「違うよ 手伝いにきたんだよ」



    エレン「へぇ だが後ろのやつは乗り気じゃないみたいだがな」





    ミカサ「…」



    アルミン「えっと……」






    ミカサ「あなたは嫌いだ さっさと不合格になってしまえばいい」



    アルミン「ちょっとミカサ!エレンが死んじゃうんだよ!」



    ミカサ「私達には関係ない」





    エレン「なら 早く帰れ」



    ミカサ「ええ そうさせてもらう」



    アルミン「もう!エレンもアドバイスくらい聞いてよ!」





    エレン「いらない お前のアドバイスは役に立たない」



    ミカサ「あなた!アルミンが教えてくれると言ってるのに!」



    エレン「あ?知るかよ お前は俺に死んでほしいんだろ?ならいいんじゃねぇか?」














    エレン「もしかして さっきの言葉は嘘なのか?」



    ミカサ「くっ」



    エレン「ほら 帰れよ」





    ミカサ「……アルミン行こう」スタスタ



    アルミン「えっ ちょっと」





    アルミン「えっと ごめんね」スタスタ













    エレン「チッ イライラする」



    エレン「…」スッ





























    エレン「待っててくれ 復讐は必ず果たす」シュィン
















    ー翌日 再度適性審査ー

  16. 16 : : 2017/12/16(土) 22:42:51
    作者頑張れ期待
  17. 17 : : 2017/12/17(日) 06:07:55
    ミカサがエレンを嫌悪する理由が分からないな・・・どういう経緯何だろうか。

    もし良ければ、教えて欲しいです

    期待してます
  18. 18 : : 2017/12/17(日) 21:58:39





    エレン「…」ザッ





    キース「イェーガー 覚悟はいいな?」



    エレン「さっさと始めろ」



    キース「敬語を使え と言っても無駄だな」







    ジャン「ハッ 昨日あいつ全然できてなかったのに いきなりできるわけねぇだろ」





    ミカサ「…」



    アルミン「大丈夫かな?」





    ライナー「心配だな」



    ベルトルト「…うん」








    エレン「おい 準備できたぞ」



    キース「わかった よし上げろ!」





    モブ「ハッ!」グイッ







    フワッ




    エレン(足が浮いた ここで姿勢制御を始める)グッ




    エレン「ふっ」ギシ







    キース「!」



    全員「!!」






    エレン「…」ギシギシ







    ライナー「よし!」



    ベルトルト「よかったね」





    ジャン「な なんで……?」





    アルミン「はぁ ドキドキしたぁ」



    ミカサ「でも ブレが大きい まだまだね」フン



    アルミン「はぁ もうミカサったら」







    キース「よし 下ろせ」





    エレン「…」スタッ



    キース「イェーガー 合格だ」





    エレン「ああ」スタスタ














    ジャン「ちょっと待った!」






    全員「!」




    エレン「あ?」



    キース「なんだ?キルシュタイン」





    ジャン「俺は昨日見たんだ!こいつが練習でなんの成長もしてなかったところを!」



    キース「何が言いたい」



    ジャン「昨日今日で仕上がるはずがありません!そいつは何かズルをしたんだ!」





    ザワザワ ザワザワ







    キース「ほう キルシュタイン」



    ジャン「は はい」







































    キース「貴様はそんなに人を殺したいのか?」ギロッ





    ジャン「ッ いえ そういう訳では……」ビク




    キース「はぁ とはいえキルシュタインの言い分も もっともだ」



    ジャン「じ じゃa「なら 貴様がやってみろ」





    ジャン「!」





    キース「聞こえなかったか?イェーガーの装備で貴様がもう一度適性を測ってみろ」



    ジャン「で ですが…」







    キース「やれ」





    ジャン「……はい」














    カチャカチャ カチャ







    ジャン「準備できました」





    キース「よし 上げろ」





    モブ「はい」グイッ








    ジャン(こんなの楽勝だ あいつは何かズルをして合格したんだ 間違いない)





    ギシッ







    ジャン「えっ?」グルン













    ゴンッ








    ジャン「〜〜ッ イッテェ!」







    ザワザワ





    ジャン「な なんで」サカサマ



    キース「キルシュタイン 状態を起こせ」ジロ





    ジャン「ふっ くっ」




    ジャン「クソッ」



    ジャン「なんでだよ!」

















    エレン「装備の欠陥だ」







    全員「!」





    ジャン「はぁ?」



    エレン「俺の装備はベルトの金具部分が破損してる もちろん点検項目にはない所だ」




    ジャン「じゃあ なんでテメェは……!?」







    キース「それは単純に実力と 執念の差だな」





    キース「それと イェーガーは適性審査では一切の違反は犯していない」



    キース「もし 違反をすれば 私の異能力で気づくからな」







    アルミン「教官の異能力って…」







    キース「私の異能力は『見えざる分身』だ」



    キース「見えない つまり透明な私の分身がお前ら1人1人を訓練中は常に見張っている」






    エレン(まぁ それでも 俺の眼は欺けなかったがな)







    ジャン「チクショウ」









    キース「よし この訓練は終了だ 次は異能力を使った訓練を始める」



    キース「各自準備をしろ!」







    エレン以外「ハッ!」












    ミカサ(あいつ…)





    ーーーーーーーー







    ーーーーーー







    ーーーー







    ーー





    エレン「お前のアドバイスは役に立たない」





    ーー







    ーーーー







    ーーーーーー







    ーーーーーーーー







    ミカサ(そういう意味だったのか)



    ミカサ(素直じゃない)クル







    ミカサ「…」スタスタ









  19. 19 : : 2017/12/17(日) 23:19:58
    進撃「素直じゃないな〜〜このこの」
    エレン「・・・・」
    進撃「ちょっ何か言ってー」
    エレン「じゃあ・・死ね」
    進撃「えっ ちょっ まっ もう駄目だ
    もうおしまいだ」
    エレン「じゃあな」
    バキッ グシャ ドカッ ベチャ
    進撃「き ・た ・い・・・」バタ
  20. 20 : : 2017/12/23(土) 08:38:26
    どうも改名しました進撃大好き男です作者さん頑張ってください
  21. 21 : : 2017/12/29(金) 04:57:11



    少し家の事情とかその他もろもろな感じで放置してました ごめんなさい!


    今から投稿しますが これからも投稿が遅れると思います
  22. 22 : : 2017/12/29(金) 04:58:05



    ー半透明なドームで覆われた広場ー










    コニー「この透明なの何だ?」



    アルミン「ここ全体に張ってあるね」





    キース「これはいわゆる結界だ」



    ライナー「結界?」



    キース「ああ 貴様らがどんな異能力を使ってもいいようにな」



    ベルトルト「なるほど」







    キース「よし これより全員の異能力を見ていく!」



    キース「戦闘向きでない者は説明だけで構わない」



    キース「では 呼ばれた者から異能力を見せろ!」





    キース「ミーナ カロライナ!」



    ミーナ「ハッ!」





    ミーナ「私の異能力は『吸収』です」



    ミーナ「触れた相手の体力を吸収して自分の物にします」






    キース「(接近戦でしか使えないのか)アルミン アルレルト!」





    アルミン「ハッ!」



    アルミン「僕の異能力は『磁力』です」



    アルミン「自身から発生する磁力を操り 鉄を自在に操ります」スッ 鉄球(小)




    鉄球 フワッ





    キース「(ふむ 場所によっては強力な異能だ)ユミル!」





    ユミル「はい」



    ユミル「私の異能力は『音』です」



    ユミル「苦手なやつは耳塞げぇ」スッ





    全員「?」









    キィュゥゥィィィィィィィイイイイイインッッッ!!!!






    全員「!?」ビリビリッ



    「うるせぇ!」


    「耳痛い!」





    エレン(この程度で騒ぎやがって ただの嫌がらせ程度だろ)





    ユミル「とまあこんな感じ」






    キース「(文字通り耳が痛いな)クリスタ レンズ!」





    クリスタ「ハッ!」



    クリスタ「私の異能力は『リンク』です」



    クリスタ「他人と自身の意識をリンクさせて 相手がどんな状態なのかを把握したりできます」







    キース「(ふむ 恐らくそれだけではないだろう)サシャ ブラウス!」





    サシャ「はい!」



    サシャ「私の異能力は『危機察知』です」



    サシャ「次の瞬間に自分にどんな危機が迫っているのかを察知できます」






    キース「(便利とは言い難いが 使い手次第と言ったとこだろう)コニー スプリンガー!」





    コニー「ハッ!」



    コニー「俺の異能力は『透過』だ!」



    コニー「俺が意識した物を何でもすり抜けられる!」







    キース「(肉弾戦ではかなり強い異能力だな)マルコ ボット!」





    マルコ「ハッ!」



    マルコ「僕の異能力は『復元能力』です」



    マルコ「物や人を問わずに 触れたものを1分前の状態に復元します」







    キース「(便利そうな異能力だな)ジャン キルシュタイン」





    ジャン「ハッ!」



    ジャン「俺の異能力は『特徴再現』です」



    ジャン「見た動物の特徴を再現します」ボンッ



    ジャン「これは猫の手ですね」猫手







    キース「(見るのが再現する条件か)アニ レオンハート!」





    アニ「はい」



    アニ「私の異能力は『サイコキネシス』」



    アニ「視界に入っている物を自在に動かせる」スッ





    石ころ フワッ





    キース「(アルレルトの上位互換と言ったところか)ベルトルト フーバー!」





    ベルトルト「ハッ!」



    ベルトルト「僕の異能力は『影』です」



    ベルトルト「影を操ったり 影に潜ったりできます」





    影 ウネウネ







    キース「(後方支援向きの異能力だな)ライナー ブラウン!」





    ライナー「ハッ!」



    ライナー「俺の異能力は『硬化』です」



    ライナー「皮膚の硬さを極限まで高めて 銃弾も通じません」ビキビキ 硬化







    キース「(フーバーとは違い前衛で活躍する異能力だな)ミカサ アッカーマン!」





    ミカサ「はい」



    ミカサ「私の異能力は『怪力』と『武器召喚』」



    ミカサ「怪力は ただ単純に身体能力を上昇させるだけの能力」スッ





    ミカサ「はっ」シュッ














    地面 バゴンッ!!





    ミカサ「それと同時に単純に強い能力」





    ミカサ「武器召喚はその名の通り武器を召喚する」シュン 剣







    キース「(圧倒的に戦闘特化型の異能力だな)モブ モモブ!」










    ーモブはカットー







    キース「最後 エレン イェーガー!」




  23. 23 : : 2017/12/29(金) 05:28:59








    エレン「…」スタスタ







    アルミン「エレンはどんな異能力を使うんだろう?」



    ミカサ「わからない でも幻覚系の異能力だと思う」





    ジャン「ケッ どうせ大したことないだろ」



    マルコ「ジャン 妬むのも大概にしなよ」





    ライナー「あいつの異能力か」



    ベルトルト「想像できないね」









    エレン「俺の異能力は『写輪眼』」





    エレン「まぁ 一言で写輪眼と言っても様々な能力があるが…」



    エレン「まぁ 特別に『万華鏡写輪眼』の内…」







    エレン「その2つを見せてやる」シュィン





    キース(眼が…!?)


































    エレン『天照』ツゥ







    黒い炎 ボオオォォ






    全員「!」





    アルミン「発火能力!?」



    ミカサ「そんな筈は…!?」





    ジャン「やっぱり大したことねぇじゃねぇか」



    マルコ「眼から血が…」





    ライナー「黒い炎か」



    ベルトルト「不気味だね」






    エレン「この炎は俺の意思でしか消せない ただただ相手を殺すだけに生まれた技だ」



    エレン「そしてもう1つ」スゥ







    エレン『月読』シュィン







    アルミン(また眼が変わった)









    エレン「…」グニャ





    全員「!」









    カァー カァー
    カァー

    バサバサ バサ






    全員「!?」




    アルミン「エレンが鴉に!?」



    ミカサ「やはり幻覚…!」





    ジャン「…」ポカーン



    マルコ「ジャン…」





    ライナー「凄いな…」



    ベルトルト「でも何で2つも異能力を…」




    エレン『それは違うな』





    全員「!?」





    エレン『今 俺が使っている能力もさっき見せた黒い炎も全て写輪眼の能力だ』




    アルミン「どういう…」





    エレン『最初に言ったはずだ 写輪眼と言っても様々な能力がある』



    エレン『天照も月読も全て写輪眼という異能力の一部だ』





    ライナー「2つ持ちとなにも変わらないじゃねぇか」



    ベルトルト「恐ろしい能力だね」





    エレン『そろそろ 解除しよう』パチンッ









    サアアァァァァァァ







    アルミン「ん 何だか 感覚が戻ったみたい」



    ミカサ「本当…」





    ジャン「…」ポカーン



    マルコ「はぁ」





    ライナー「強いな」



    ベルトルト「うん」









    エレン「おい もう終わりでいいだろ」





    キース「ああ 構わん」







    キース「今日はこれで解散だ!明日からは本格的に訓練を始める!覚悟しておけ!!」





    エレン以外「ハッ!」










  24. 24 : : 2017/12/29(金) 21:09:33
    イヤーなかなかのチートっぷりですね
    でもそんなエレンが大好き
  25. 25 : : 2018/03/04(日) 18:22:28
    期待
  26. 26 : : 2018/09/20(木) 08:42:55
    おー楽しみだなーでも放置はいけないなー
  27. 27 : : 2018/09/20(木) 14:07:08
    なんだいこれ?面白すぎじゃないかい?
    期待
  28. 28 : : 2018/10/13(土) 12:58:24
    まだでしょうか?あ、期待、超期待。これないと俺死んじゃう
  29. 29 : : 2018/11/26(月) 22:07:07
    エレンかっけぇー
    期待です
  30. 30 : : 2018/12/12(水) 07:33:35
    面白い(・∀・)
  31. 31 : : 2019/03/04(月) 22:55:59
    まままままままままま



























    だだだだだだだだだだだだだだだだだだだだだだだだだだだだだだだだだだだだだだだだだだだだだだだだだだだだだだだだだだだだだだだだだだだだだだだだだだだだだだだだだだだだだだだだだだだだだだだだだだだだだだだだだ
  32. 32 : : 2019/03/04(月) 22:56:19
    かかかかかかかかか













    ぁぉぁだぁぉぉぉぉ
  33. 33 : : 2019/06/22(土) 21:49:11
    31と32のせいだよば~か
  34. 34 : : 2020/04/12(日) 20:28:03
    ナルトかな?
  35. 35 : : 2020/05/02(土) 21:24:36
    放置かよ…








    ペッ

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