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クリスタ「もう、はなさないわ」

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  1. 1 : : 2017/11/15(水) 20:23:02
    attention!


    病みスタ

    クリユミ

    アルアニ


    アニ、ユミル、ベルトルト、ライナー、
    以外は前世の記憶持ち
  2. 2 : : 2017/11/15(水) 20:37:18
    《今》の私は《前》の私とは、違う


    皆から、望まれ、愛され、生まれてきた

    要らない子、生まなければよかった。

    なんて、もう言われないの。


    お母様には、散歩にもつれてってもらえる

    お父様は、面白い話をしてくれる


    あぁ、何て幸せなの‥‥‥‥


    幸せなのに、私は何かを求めていた。


    なんだったっけ?誰かに会いたくて

    心の穴がぽっかり空いたようで

    その穴に何かを埋めたいの‥‥

    なんだったっけ?




    ___________


    ある日、お母様が孤児院から
    一人の薄汚れた女の子をつれてきた


    「ユミルよ。今日からあなたの妹になるの。仲良くしてあげてね。クリスタ」


    ‥‥ユミル‥‥‥‥‥‥ユミルよ‥‥

    私が会いたかったのは、ユミルなのよ

    あぁ、神様、ありがとう

    《今》の私はとても恵まれているわ!


    私を裏切り、あんな糞男共についていって
    私‥‥あなたのこと許せなかったわ‥‥


    もう、裏切らせない‥‥‥‥

    どこにも行かせないわ。ユミル。


    「よろしくね。ユミル!」


    回りから見れば、それは天使の微笑み。

    だが、少女の頭は
    天使だったらありえないことを考えていた
  3. 3 : : 2017/11/15(水) 20:44:17
    《今》のユミルは《前》とは少し違うみたい

    記憶がないのはもちろんのことなんだけど‥‥



    _____________


    ドンッガタガタガタ!

    階段のほうから、そんな音が聞こえたから
    クリスタはビックリして見に行った


    そこには、泣きながら頭から血を流している
    ユミルがいた。


    「きゃあぁぁぁぁぁぁあ!!!」



    クリスタはとてもびっくりした。

    ユミルが死んでしまうと思ったからだ


    「どこにもいかないで‥‥ひっく‥‥‥‥逃がさないわ‥‥」


    あとからわかったことだが、
    ユミルは生まれつき、体がおかしいらしい

    なんでも、いつでもどこでも、
    急に寝てしまうとか。


    ‥‥やっぱり、神は私の味方をしているのよ。


    好都合、これでユミルは私から逃げても
    逃げ切れない


    クリスタはとても安心した
  4. 4 : : 2017/11/15(水) 20:55:40
    十数年後




    私たちは高校生になった


    ユミルはどうしても寝てしまうから
    成績は最悪だった。

    だから、頭の悪い人でもいける
    高校に行きたいと言い出したときは
    びっくりしたわ


    ユミルがそういった瞬間


    パンッ


    私は無意識にユミルの顔をひっぱたいていた


    「な、なんで‥‥」


    「二度とそんなこと言わないで!!」


    私から、絶対に逃がさない。

    クリスタは社会的地位の高い親の権利を
    利用し、偏差値はまぁまぁのシーナ高校に
    入った。ユミルと共に



  5. 5 : : 2017/11/15(水) 20:58:47
    その高校は、普通にいいところだったのだけれど

    気色の悪いゴリラや、影の薄いノッポがいた。

    クリスタは毎日毎日アプローチしてくる
    ゴリラは気にもとめていなかったが
    ベルトルトを危険視していた。

    なぜなら、ベルトルトはユミルに惚れてるようだったからだ。




    前世でも、こいつら屑二人は私からユミルを
    奪ったわ。


    今回は絶対に奪わせない
  6. 6 : : 2017/11/15(水) 21:09:27



    そう思っていた数日後にクリスタは熱を
    出してしまった


    ユミルは学校に行った。









    僕は、ユミルに惚れている。


    初めてあったときも、
    彼女とは、初対面な気がしなかった


    好きだし、とても話しかけたかったけど、
    話しかけようとする度、クリスタが
    物凄い形相をして、睨んでくるから
    話せなかった


    そんな怖いクリスタも今日は熱で休み


    ベルトルトは勇気を出して
    返りに、ユミルに一緒に帰ろうといった




    帰り道、ベルトルトはユミルに様々な質問をした



    「なんで、この学校にはいったの?」


    「ん~?クリスタがはいれっつったから」


    ‥‥‥‥‥‥前から思っていたけど
    やっぱり二人はおかしい。


    あぁ、話す言葉が見つからない


    悩むベルトルトはただ、顔を朱に染めて下を向くだけだった



    「‥‥‥‥ベルトルさんって、背高いな‥‥」


    「え?あぁ、190くらいあるよ」


    「いや、60Mくらいありそうだ」


    「えぇ?そんなにないよ?」


    ユミルはベルトルトの背中から出る、大きな大きな影を見てそう言った
  7. 7 : : 2017/11/15(水) 21:16:53
    ガチャン




    ドアが開く音がした


    「ただいま」


    ユミルの声


    あぁ、とクリスタは安心した


    途中で眠ってしまわないか

    車に引かれたりしないか

    どこかに、‥‥いってしまわないかと


    心配で心配でたまらなかったのだ




    「一人で帰ってこれたのね!ユミル」


    「あぁ、ベルトルさんが送ってくれてさ~」


    「おっかしいんだ。ベルトルさんの背がな、ろくじゅっ」


    ユミルが話終える前に、クリスタがユミルを叩いた


    「‥‥‥‥へ?、な、なんで叩くんだよぉ~」


    涙を瞳に浮かべながらユミルがそう言った


    「‥‥‥‥は‥‥?そ、それはこっちのセリフよ‥‥」


    「どこにも行かせないわよ!?逃がさない!!!」


    「あなたが死ぬまで‥‥いいえ!あなたが死んでも、あなたの骨はずっと私のそばにおいておく!!!誰にも渡さない!!!」


    「く、クリスタ‥‥おちついて‥‥私はどこにもいかないよ‥‥」


    「そ、う‥‥じゃあ、明日は休んで」


    「うん」


    クリスタはいつかユミルが自分から離れていきそうで、不安で、ユミルを殺して自分のもとに
    おいておきたいと思うほどに、混乱していた
  8. 8 : : 2017/11/15(水) 21:26:59
    アニ編





    「あ、アルミン!私、あんたのこと‥‥」


    「ん?何かな?」


    「‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥や、なんでもない」



    アニは今年にはいって何回も同じような
    ことを繰り返していた


    告白できない理由は
    恥ずかしい、等と言う単純な理由ではなかった


    アルミンに思いを伝えようとするたび、
    アルミンの顔がとても怖く思えて
    言いたい言葉が引っ込んでしまうのだ



    この事を友達のヒッチに話したら

    「びびりすぎwwwがきかよw」

    などと言われた

    そのあと、何回もヒッチを相手に
    告白は練習をした


    「あんたさ、一回一回そんなやる気込めてたら本番でトチるよ?」


    何て言われたけど
    大丈夫。


    私が何回練習をしたと思ってるの



    よし、できる!!

    私は言える!!!


    「あ、アルミン!」


    「ん?なぁに」


    やっぱり、怖いけど
    ‥‥‥‥


    私は言う!!



    「私、あんたのことが‥‥好きやねん!!!!」



    ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥トチったぁぁぁぁぁ


    好きやねんってなんやねん!!!


    関西人か!!!



    あぁ、もう恥ずかしい!!


    「うれしいよ!!!アニ!!」


    ギュッと抱き締められた


    あぁ、幸せ‥‥‥‥


    「‥‥‥‥‥‥もう、あんなことしないでね?」


    「え?」


    「僕が君のいい人でいつづけるために」


    アニの後ろでアルミンはとても
    恐ろしい笑みを浮かべていた
  9. 9 : : 2017/11/15(水) 21:33:57
    ハンジ編




    あぁ、また出た‥‥‥‥



    ハンジは毎回仕事が終わったあとに電車に
    乗るのだが、電車のまどに
    いつも恐ろしい、狂っているような
    顔をした自分がハンジのほうをみているのだ


    じっと見たことはないけど、
    ところどころ血が出ていて
    ‥‥‥‥やっぱり狂っているような顔をしている



    ほんとにいやで、
    はやく、家で温かい食べ物を作ってくれている
    彼にあって、愚痴りたくて

    ハンジは電車から降りたあと、
    駆け足で家に帰った


    「ただいまーー!!」


    「おかえりなさい。ハンジさん」


    家に帰ると、予想どうり、
    モブリットが温っかそうなシチューなどを
    つくって待ってくれていた



    「もーーー!!きいてよ~!!またあいつがいてさぁ~~」



    「ほんとになんなんだよ~気味悪い」


    「‥‥‥‥‥‥僕はあのときのあなたも大好きでしたけどね」


    モブリットがボソッといった


    それが、ハンジの耳にはいったが
    何となく、聞いてはいけない気がして
    聞こえなかったふりをした
  10. 10 : : 2017/11/18(土) 22:40:46
    ( ^ω^ )
    http://www.ssnote.net/groups/633/archives/2021
  11. 11 : : 2017/11/18(土) 22:40:48
    ( ^ω^ )
    http://www.ssnote.net/groups/633/archives/2021
  12. 12 : : 2017/11/18(土) 22:40:51
    ( ^ω^ )
    http://www.ssnote.net/groups/633/archives/2021
  13. 13 : : 2018/02/26(月) 11:17:45
    期待!凄く期待!ので続きを書いて欲しい

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