ssnote

x

新規登録する

このスレッドの編集には編集パスワードが必要です。

表示するレスにはチェックしを、表示しないレスはチェックを外してください。

▼一番下へ

  1. 1 : : 2017/11/05(日) 23:51:21
    ナズーリン「星蓮船のことかい?」

    星「いえいえ、違いますよ。豪華客船で開かれるギャンブルクルーズです」

    ナズーリン「ギャン……ご主人、まさかとは思うけど……」

    星「……すみません、借金しました」

    ナズーリン「……いくら?」

    星「……5000万、です」

    ナズーリン「……君って人は」
  2. 2 : : 2017/11/06(月) 23:44:29
    ナズーリン「そもそもなにもしなくても財宝が勝手に集まってくるご主人が、どうして借金なんかしなきゃいけないんだい?」

    星「それが……質屋に持ってく財宝の数と質から泥棒を疑われたあげく、私が持っていった財宝の中に、たまたま質屋さんちの家宝が混じってたそうなんです」

    ナズーリン「それで?」

    星「幻想郷の質屋の組合に報告され、要注意人物指定、さらにすべての質屋への出禁、挙げ句の果てには5000万の現金での賠償金を要求されました」

    ナズーリン「……んん、それは白黒つけ難い事案だなぁ……」

    星「ぶっちゃけ、悔しいです……!」

    クヤシイ……!

    ナズーリン「ん? ご主人、今何か?」

    星「いえ、何も」

    ナズーリン「そうかい……ご主人……それで? それと希望の船とやらは私にどんな関係があるんだい?」

    星「誠に申し上げ難いのですが……」

    ナズーリン「ま、まさかとは思うけど、私にそれに出ろとは、言わないだろうね?」

    星「さすがです! よろしくお願いします!」

    ナズーリン「えっ……はぁ? 私は嫌だよ! いくもんか!」

    星「そっ、そんな冷たい! なんでですか!?」

    ナズーリン「なんでって、理由はどうあれご主人の借金だろう!? ご主人がでなさいよ! 自分の尻は自分で拭いたまえ! 関係の無い私を巻き込むな!」

    星「……そんなこともあろうかと、借金の保証人には貴方を指名しておきました。二人仲良く借金まみれですよ」ニコッ

    ナズーリン「ごっ……ご主人ンンンンンン!! 何てことを……何てことを……!うわあぁぁああ!!」

    ナズーリン、借金地獄、突入……!!
  3. 3 : : 2017/11/07(火) 08:58:04
    ナズーリン「...という夢をみたのさ」

    アリス「オチは?」

    ナズーリン「ないです」

    アリス「じゃあ。続きは?」

    ナズーリン「ないです。」

    アリス「やめたらこの仕事!」


    おしり
  4. 4 : : 2017/11/08(水) 23:31:15
    >>3

    悲しいなぁ……


    ナズーリン「……あれだよね? 着いたのかな?」

    星「そうみたいですね……それでは、私はこれで」

    ナズーリン「ちょっと、ご主人? 帰るとか言うんじゃないだろうね?」

    星「あれ、従者さん? 私は帰るって言いませんでしたっけ?」

    ナズーリン「言ってないよ! それに、私も参加するんだから君も一緒に出るのがスジってもんじゃないかい!?」

    星「ちょ、ちょっと! ダウジングロッドを振り回すのはやめてください! 危ないです!」

    ナズーリン「ご主人が出るって言わないなら、こののままあの船のところまで行って沈めてやるぞ」

    星「分かりました、分かりましたから! どうかそれを納めてください!」

    ーー
    ナズーリン「ここがえ○ぽわあるか……船なのに、こんなに天井が高いのか……ぶら下がってるあれはなんだろう?」

    星「なんだかんだ言ってはしゃいでるじゃないですか」

    ナズーリン「うるさいなぁ、沈めてやってもいいんだよ」

    星「や、やめてくださいよ。何で今日そんなに荒んでるんですか?」

    ナズーリン「さぁ、何でだろうね。自分の胸に聞いてごらんよ」

    男A「お、壇上に誰か上がってきたぞ」

    ナズーリン「ん、ご主人」

    星「はい」

▲一番上へ

編集パスワード

スレッド投稿時に設定した編集パスワードを入力してください。