アルミン「ねぇ?エレン、お腹空かない?」
-
- 1 : 2017/09/22(金) 04:02:28 :
- アルミン「ねぇ?エレン、お腹空かない?」
エレン「アルミンもか?」
アルミン「今日の訓練はきつかったし、余計ね。」
エレン「よし、兵舎に戻って飯食おうぜ。俺、ミカサ呼んでくるから、先行っててくれ。」
アルミン「うん、わかった!」
【兵舎】
アルミン「はー、疲れた。今日のご飯はふかし芋か──────」
シュバッッッッ!スタッ!
サシャ「いもだ、いもだ!」
アルミン「さ、サシャ!?それは僕のだよ!?返し──────」
サシャ「むしゃむしゃむしゃむしゃ」
アルミン「あああああああああああああああ!」
前作とうって変わってミステリアス感の欠片もないネタSSですw
-
- 2 : 2017/09/22(金) 04:16:04 :
- アルミン「サシャ!!!なんで僕の芋を食べるのさ!?」
サシャ「私の芋は全部食べました!」
アルミン「自分で食べたんじゃないか!!」
サシャ「はい!食べました!だから、アルミンの芋を食べます!!!!」
アルミン「よせっ!それ以上食べるなっ、かすんだ、というか返すんだ!サシャ!」ググググググッ!
サシャ「うぐぐぐぐぐ!私の芋ぉ!絶対に離しません!」
アルミン「これは、僕の芋だ!」
サシャ「えいっ!」グイッ!
アルミン「あっ!!!」
食べ物を目の前にしたサシャの腕力に敵わず、芋を強奪された僕は、地に這いつくばりながら、ただひたすらに虚空を見つめながら、芋をむさぼるサシャを見上げるしかなかった。
サシャ「むしゃむしゃむしゃむしゃむしゃむしゃむしゃむしゃ」チラッ
サシャ「おいしい、むしゃむしゃむしゃむしゃ」
エレン「アルミン、すまん!遅れた───って、お前、何してんだ?」
アルミン「いも・・・、ぼくの、いもがっ・・・・!」
エレン「いも?ああ、サシャにとられたのか。おい、サシャ返せよ!それアルミンのだろ!」
サシャ「嫌です!」
ミカサ「サシャ、返して。」
サシャ「!!!!!!いっ、嫌ですっ!」
ミカサ「サシャ、3度目は無い。芋を返して。」
サシャ「嫌ですっっっっっ!」
ミカサ「仕方ない。奪い取ろう。」ひょい
サシャ「嫌ですっ!やめてくださ、あっ!」
ミカサ「アルミン、芋を取り返した。」
アルミン「ありがとう、ミカ────」
バキィィィィィィィィィィィィィィイ
ミカサ「・・・・・・」
アルミン「・・・・・」
ミカサ「ごめん。アルミン、強く握り過ぎた。」
アルミン「あ・・・・・・」
ミカサ「芋が私の握力に勝てないとは思わなかった。」
アルミン「あんまりだ・・・・!あんまりだよおおおおおおおおお!」
-
- 3 : 2017/09/22(金) 04:23:38 :
- エレン「しかたねえな・・・、俺のやるよ。」
アルミン「いいの・・・?エレン・・・!」
エレン「いいよ。なんか、可哀想だし。」
アルミン「ありがとう・・・・!エレン!」
ミカサ「これは・・・?アルミン?」
アルミン「ごめん、ミカサ・・・・。素手で砕かれたペースト状の芋はちょっと、、、」
ミカサ「私のも、半分あげる。」
アルミン「ええ!?悪いよ!」
ミカサ「いいえ。芋を砕いてしまったお詫び。受け取って。」
アルミン「ありがとう、ミカサ!さ、みんなで食べよう・・・・か。あれ?エレンがくれた芋は?」
エレン「そっから降りろ!サシャ!」
サシャ「嫌です!芋を奪うつもりでしょう!?」
エレン「当たり前だろ!ていうか、奪ったのはお前だ!」
アルミン「サシャ!!!いい加減にしてくれ!!」
サシャ「(しゅん)」
-
- 4 : 2017/09/22(金) 04:31:37 :
- アルミン「人の芋を平気で奪って!良心が痛まないのか!!!!」
サシャ「すいません・・・・。芋、返します。」
アルミン「分かってくれたならいいんだ。サシャ、一緒に食べ───」
サシャ「隙ありっ!」サッ!
アルミン「あっ!」
サシャ「ふふふふふ!甘いですね!アルミン!」
アルミン「ふっ、ふたつの芋がっ!くそっ、油断した!返すんだ!」
サシャ「おおっと!それ以上近付かないでください!それ以上近付いたら、芋を全て平らげますからね・・・・?」
アルミン「くっ・・・・・!」
エレン「やられた・・・・!これじゃ、芋を取り返せねえ・・・・っ!」
ミカサ「サシャは最初から、芋を盾にするつもりだった・・・・!」
アルミン「まんまと罠にはまったってわけか・・・・!」
サシャ「その通り!この芋がある限り、あなた達はそこから動けない!」
エレン「でも、それじゃいつまでたっても芋食えねぇぞ?サシャ。」
サシャ「あっ・・・・。」
-
- 5 : 2019/06/06(木) 14:24:12 :
- 期待しかない
-
- 6 : 2019/06/06(木) 14:47:00 :
- 今書いてる方が終了次第、こちらも更新しますね!
かなり前のになってしまうので、あらたに物語を構成はしますが、ちゃんと続きからになるようにしますので、宜しくお願いします。
- 著者情報
- 「進撃の巨人」カテゴリの最新記事
- 「進撃の巨人」SSの交流広場
- 進撃の巨人 交流広場