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このSSは性描写やグロテスクな表現を含みます。

この作品はオリジナルキャラクターを含みます。

とある魔術の世界大戦

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  1. 1 : : 2017/08/26(土) 23:10:43
    こんにちは‼︎ ポテトです。
    今回は、とあるシリーズの小説を書いていきたいと思います。
  2. 2 : : 2017/08/26(土) 23:18:42
    設定

    魔神オティヌスの一件が終わった頃のお話です。
  3. 3 : : 2017/08/27(日) 00:00:29
    〜ある早朝〜

    その日真っ先に目を覚ましたのは新参者だった。身長15センチの『魔神』。

    ウェーブがかかった長い金髪に片目を眼帯で覆った色白の少女、オティヌスである。

    オティヌス 「うおおおおぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ‼︎⁉︎⁇」

    フローリングの床の上を全力で走る。

    オティヌス 「ふんっ!」

    野球のヘッドスライディングのように、勢いよくユニットバスの扉の隙間へ身を投げ出すオティヌス。

    オティヌス 「ちい! 危ないところだった。」

    ドアの方へ目をやり、やがて身を屈めると、そっとドアの下の隙間から外の様子を再確認してみることにした。

    まさに今、三毛猫の肉球ギロチンが真上から降り注いでくる所であった。

    オティヌス 「心配し甲斐のないヤツめ‼︎」

    慌てて首を引っ込め、本気で毒づく。

    上条 「う、ううーん・・・・・。オティヌス、パンティー地獄って何なんだ・・・お前途中から世界作るのテキトーになってきてるだろう・・・・・くーすー・・・・・・・。

    バスタブの方から歯軋りと共に聞こえるふざけた寝言が、たるみきった緊張の糸が、この場の安全地帯の絶対性を象徴している。

    ユニットバスに逃げ込んだし、これでひとまず安心だろう。

    しかしオティヌスには気になることがあった。

    オティヌス 「猫畜生のことはもういいが、ヤツの襲撃の前に、強大な魔力の流れが感じられたが・・・あれは一体・・・・・・・?」

    またまた上条当麻に不幸な出来事が降りかかってきそうだ。


  4. 4 : : 2017/08/27(日) 14:00:49
    初コメもらったアア!!!
    新約12巻の冒頭のシーンですね
    オティヌスの扱い(笑)
  5. 5 : : 2017/08/27(日) 15:43:32
    オティヌス 「待遇がおかしい」

    食卓でオティヌスはそんな風に言った。

    上条 「ならどうしろって言うんだ。」

    オティヌス 「私の身の安全を保障して貰おう。二度と、もう二度と、あんな野獣に脅えて暮らす事のないように、だ!」

    上条 「具体的に」

    オティヌス 「待避所を作って欲しいのだ。あんな猫畜生に突破されることのない、私だけの居場所を」

    上条 「何だよ、それなら昨日も段ボールで作ったじゃないか」

    オティヌス 「ああ、わずか5分でビリビリに破られたがな! 紙の家など三匹の子豚にも出てこないわ、間抜け‼︎ お前がピンチな時に助けてやらんぞ‼︎」

    上条 「何ですか、オティヌス。それフラグにしか聞こえないからやめなさい。」

    オティヌス(今朝のヤツがまだ近くにいるようだな・・・・・・)

    上条 「なんか言ったか?オティヌス。」

    オティヌス 「何も言ってない。それよりまず一つ目の議題に取り掛かろうではないか。」

    上条 「一つ目? 何だよ、いくつあんだよ。えーと、それで? 一つ目ってなんだっけ?」

    オティヌス 「私の待避所のことだ‼︎簡単に忘れるんじゃない!」

    上条 「・・・うーん。でも他には・・・インデックス、あのブロックどこやったけ? ほら、カラフルでプラスチックで恐竜とか作っていたヤツ」

    インデックス 「バラバラにしてクローゼットの箱の中なんだよ」

    オティヌス 「お前たちは、あれだな。根本的に壊れる予定の家しか用意してくれないんだな?魔術師の襲撃があっても私は知らないぞ‼︎」

    上条 「最後、不穏なワードが出てきたんですが!上条さんまた不幸に出くわすの⁉︎」

    と、その時だった。

    付けっ放しのテレビから女性アナウンサーの明るい声が飛んできた。

    『今日から12月、いわゆるクリスマス商店の火蓋が切って落とされました!今年のテーマはプチ贅沢で、職人の手によるオーダーメイドのオモチャに人気が集まっているようです。手作りのオルゴール、人形、ドールハウスなど、クラシックで美術価値のあるものが・・・」

    「・・・・・」

    『中でも特に人気なのは、有名デザイナーによるドールハウス!美術品の修理から建築士の仕事まで何でもこなしてきたデザイナーならではの腕で・・・・・。」

    オティヌス 「これじゃないか・・・・」

    オティヌスは呟いていた。

    オティヌス 「答えはこんなところにあったんじゃないか⁉︎」

    上条 「ああ、じゃあ後でお菓子の空き箱とテープで似たような形の作ってやるか・・・・」

    オティヌス わざわざ目の前にある答えから全力で遠ざかっているぞ馬鹿者め‼︎じゃなくて、あれをそのまま買ってくれと言っているのだ‼︎」

    インデックス 「とうま、とうまー。たまには私も何か買って欲しいんだよー」

    「ええ、だってさあ、あれって・・・・・」

    上条が懸念の声を上げる理由は単純。

    クリスマスムードのテレビの向こうでは、こんな明るい声があったのだ。

    『今回ご紹介させていただいたドールハウスは、学園都市1番の繁華街でもある第15学区の巨大複合商業ビル、ダイヤノイドにあります。興味をお持ちの皆様は是非どうぞ‼︎』

    ・・・・第15学区って最大最強のオシャレスポットじゃん。

    ・・・・しかもダイヤノイドってセレブ御用達のランドマークで大手テレビ局が丸ごと入っている、マンション階は芸能人だらけっていう『中心地』じゃん。

    ・・・・その名の通り、70階建ての超高層ビルの壁も柱も窓も照明器具もみんなダイヤでできているとかって話じゃん。

    ・・・・挙げ句にクリスマスムードで辺り一面恋人だらけじゃん。

    総合して、上条当麻はゲンナリしながらこう思っていた。というか、口にだしていた。

    「そんな所へ不用意に足を踏み入れたら死ぬじゃん。 こう、気分的な問題で。」

    インデックス 「そんなことどうでもいいかも。」(バッサリ)

    オティヌス 「私の身の安全の為だ。早く行かないと売り切れる。早く行くぞ理解者!」

    上条 「怖いよ〜やだよ〜」

    インデックス「早く行くんだよ、ガブッ!」
    オティヌス 「早く行くぞ、ガリッ!」

    上条 「いっっ‼︎ 不幸だああああああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ‼︎‼︎‼︎‼︎」
  6. 6 : : 2017/08/27(日) 16:16:13
    〜同時刻 とある路地裏〜

    アクセラ 「なんだのようだァ、土御門ォ」

    土御門 「珍しいな、お前が素直に来るなんて。」

    アクセラ 「そんなことはどォでもいい。要件を言え。」

    土御門 「実は、魔術側でちょっとした事件あったニャー。それでお前に新しい組織に入って貰いたいんだニャー。」

    アクセラ 「くだらねェ。ソッチ側のことには、俺にはカンケねェ」

    土御門 「そんなことはない。学園都市には貴重な人間が沢山いる。例えば、お前のところのラストオーダーとかな。」

    アクセラ 「あァ? どォしてあのガキが出てくる。それにメンドクセェが俺がいるから襲撃があろうがカンケーねェ。」

    アクセラ 「また暗部に利用されるつもりもネェ」

    土御門 「学園都市の組織じゃないさ。今度の組織は入って損はない。来るんだアクセラレータ」

    そう言って土御門は封筒を差し出した。

    アクセラ 「なんだァこれはァ。お前、ふざけてんのかァ。」

    土御門 「お前、こういうのがいいんだろ?(ニヤニヤ)俺顔広いから、暗部の知り合いから貰ってきたニャー(ニヤニヤ)」

    いつの間にか土御門はいつものふざけた口調に戻っている。

    土御門 「組織からのプレゼントだニャー」

    アクセラ 「ふざけてんじゃねェぞォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォ‼︎‼︎‼︎血の海にしてやるゼェェェ‼︎‼︎」

    土御門 「ニャー⁉︎好意出でやったのにー⁉︎不幸だニャーぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ‼︎‼︎」

    土御門の差し出し封筒には、どこから、どうやって撮ったのかわからないラストオーダーの写真が何十枚もあったのだった。

    路地裏でも、「不幸ダァ〜」どこからいう雄叫びが響くのであった。
  7. 7 : : 2017/08/27(日) 16:22:50
    誤字、脱字、キャラ崩壊、すみません。
    m(_ _)m
  8. 8 : : 2017/08/27(日) 16:26:41
    オリキャラの登場につきましてはもうしばらくお待ちください。
  9. 9 : : 2017/08/28(月) 17:44:40
    12月1日

    上条 「きてしまった・・・」

    上条当麻は呟く。

    インデックス 「とうまー早くするんだよー」

    上条 「まぁ慌てなさんなインデックスさん」

    上条は、現在例のドールハウスがあるというダイヤノイドにいる。

    オティヌス 「慌てずにいられるか!私の安全がかかっているのだぞ!」

    確かに少し急がないといけないかもしれない。俺たちのように朝の特集を見て大勢の人がきたようだ。

    オティヌスはそう言いながらドールハウスに向かって走り出してしまった。

    上条 「おい、オティヌス」

    インデックス 「スフィンクス! 待ってー」

    インデックスも三毛猫を追いかけて、走り始めてしまった。

    上条 「あれ? 俺ぼっち?」

    上条がこれからどうするのか迷っていると、

    「よう、カミやん。なんだかソワソワしちゃってー浮いてるニャー」

    上条 「土御門!」
    「お前こそ何してんだ?つーかアロハとサングラスのお前の方が浮いてるぞ」
    ..
    土御門 「義妹の舞夏にプレゼントを買おうと思ってきたんだニャー」

    上条 「なんで義妹を強調したんだよ。シスコン兄貴。」

    土御門 「義妹っていいよなー。世界中で最も偉大な存在だニャー」

    上条 「救いようが無い変態だ」

    土御門 「さて、カミやん話がある、ついてきてくれ。」

    上条 「なんだよ、さっきの冗談だったのかよ。で?なんの用なんだ?」

    土御門 「義妹の話は冗談なんかじゃないニャー。それで、話っていうのは、またカミやんに働いて欲しいんだ」

    土御門 「今日の20時、俺の部屋に来てくれ、その時詳しく話す。」

    そう言って土御門は去って行った。


    その後、上条はオティヌスの高価なドールハウスと、インデックスにオモチャ、猫に猫缶を買って、軽くなった財布を持って家へ向かうのだった。

  10. 10 : : 2017/09/02(土) 00:08:06
    19時58分

    上条当麻はお隣の部屋へ行く。オティヌスやインデックスは、買って貰ったものに夢中だ。
    「ちょっと、コンビニで金おろしてくる」と言って、自宅から出たところだ。

    上条 「土御門ー俺だー入れてくれー」

    ガチャ、 扉が開く

    土御門 「遅かったな、カミやん。何かいいことでもあったのかい?」

    上条 「別に遅くないと思うんだが。」

    土御門 「わかってないなーカミやんは。スパイたるもの10前行動は心がけないといかんのだぜー」

    上条 「いつから俺はスパイになったんだよ。上条さんは一般人だ。」

    土御門 「そちらのおふたりさん、まだ起きてるみたいだから、ちょっと外出ようぜい」

    上条 「まだ8時なのに寝る訳ないだろ〜」

    土御門 「夜更かしは肌の敵敵ですたい。そうゆーとこしっかりした方がいいぜい」

    上条 「じゃあ、行くか」
  11. 11 : : 2017/09/02(土) 00:38:22
    〜とある路地裏〜

    土御門 「さぁカミやん、働いて貰おう」

    上条 「いつも通りに、魔術師とかとドンパチやんの?」

    土御門 「さっすがカミやん、察しが早くて助かるぜい」

    上条 「慣れてきたからな。残念なことに」

    土御門 「まぁでも、今回の件に関しては規模が違うんだニャー」

    上条 「規模?そんなの第三次世界大戦に比べれば小さいものだろう?」

    土御門 「・・・さすがカミやん言うことが違うぜい。でも、残念ながら、規模は第三次世界大戦と同等か、それ以上なんだぜい」

    上条 「まじ?」

    土御門 「超マジ」

    上条 「やだよー何が起こってんだよー。俺またロシアの上空から落ちたくないよ〜」

    土御門 「カミやんにはそこまで負担がかからないようにはなっている」

    土御門 「今いる組織のメンバーは、結構な強者揃いだぜい。第四次世界大戦が起きても、死ぬことはないと思うから安心して欲しいニャー」

    上条 「イギリス正教のお偉いさんでも来んのか〜?」

    土御門 「どこの組織も上は信用出来ない。信用できる人間で大組織を構成した」

    土御門 「魔術師も超能力者もいる大組織だぜい」

    上条 「俺らは何と戦おうとしてんだよ」

    土御門 「参加する気満々だな。まぁ敵っていうのはさっき言った、上にたっている人間のことですたい」

    上条 「反乱でも起こすのか?」

    土御門 「まぁそんなようなもんだ」

    上条 「戦う理由はなんだ?俺は誰を助ければいい?」


  12. 12 : : 2017/09/02(土) 00:59:32
    土御門の話をまとめるとこうだ。

    学園都市統括理事長、アレイスター・クロウリーは魔術師で、シスターズや、AIM拡散力場を使った非人道的な事を繰り返し、多数の犠牲者がいる。
    イギリス正教のトップ、ローラ・スチュアートも何やら大層な計画を立てているようで、それも止めたい。
    今は動きはないがいつか上条を狙って魔神達が動き出すかもしれない。

    大体こんな感じだ。

    上条 「問題だらけじゃん」

    土御門 「自分さえ良ければ、周りはどうでもいいっていう考え方ばかりなんだ。このままだと被害がとんでもない事になる。だから俺たちでそれを防ぐんだ」

    上条 「ああ、そんな自分勝手な幻想、俺がこの右手で跡形もなくぶち殺す‼︎」

  13. 13 : : 2017/09/08(金) 22:53:27
    上条日記

    12月12日 2週間経たずしてオティヌスやインデックスに学園都市攻略戦の事がバレてしまった。

    12月13日 土御門にこの事を話すと、まぁ予想通りってどこだニャーと言われた。なら、なぜ俺だけを呼び出したんだろうか。

    12月18日 クリスマスまであと一週間。俺は、何をしてるんだか。昨年までは、リア充爆発しろ!とか言っていたのに・・・。今年は留年と戦闘のことばかり考えている。

    12月24日 組織のリーダーとかいう‘東’というやつに会った。土御門によれば、相当の実力者らしい。 真っ黒な格好で地味だ。21才だそうだ。

    12月25日 副リーダー的なポジションにいる高倉という男に会った。 なぜか土御門がちいさくなっていた。なんか気分が良かった。それにしても、クリスマスに女の子に会うんじゃなくて、野郎どもに囲まれてるなんて・・・

    12月27日 組織が動き始めたようだ。世界各地から各々の方法で戦士が集まるようだ。

    12月28日 戦闘訓練をした。幻想殺しだけでは、話にならないらしい。体術や銃の訓練をした。

    1月6日 魔術が使えた。副作用や幻想殺しの事とか色々問題があるんじゃないかと、思ったけど、高倉が「イマジンブレイカーが完全じゃない。」とか言って、変な魔術や変な機械など、なんか凄そうなものがいっぱい出てきた。高倉に教えてもらって、なんだかんだで魔術がつかえるようになった。上条当麻、魔術師としての誕生日だ。

    1月18日 魔術師や超能力者、科学者なんかが集まり始めた。あのカエル顔の医者も見かけた。

    1月19日 上里というやつにあった。なんかバックに多数の女の子がいた。

    1月20日 上里は俺と似たような力を右手に宿してるらしい。

    1月27日 上里とはいろいろあったが、なんとか和解した。

    2月4日 御坂に会った。なんか最近見ないけど・・・なんて言われたが、留年がかかってんだよ!と言っておいた。組織の事には巻き込んではいけない。まぁ留年の危機の事は本当なんだけど。

    2月16日 御坂に会う。なんか雰囲気変わってない?と聞かれたが、そうなのか?闇と深く関わってるせいか?これからはもう少し言動や仕草とかに気を配ってみよう。

    2月24日 期末テスト。俺にとっては留年がかかった大事なテストだ。組織で多少まともな勉強をしているから大丈夫だろう。

    3月10日 日記を書き始めてから3カ月以上が経っている。こんなに長続きするなんて思ってなかった。

    3月13日 どうやら無事に進級できるようだ。

    3月15日 組織のメンバーの顔を覚えてきた。300人くらいいるみたいだ。基地的なものがいくつかあって、メンバーはそれぞれに分かれている。

    5月1日 ゴールデンウィーク。だいぶ時間が空いたが今日は日記を書く。今日は戦場の立地確認だ。使う魔術によって得意不得意の場所がある。第七学区、窓のないビルが最終地点だ。第一九学区から攻めていく。

    5月7日 誰かが俺と周りの人間の事を調べていたらしい。かなりのハッカーだったみたいだが、土御門や高倉が情報漏出を阻止した。

    5月8日 昨日のハッカーの接続元は風紀委員一七七支部だそうだ。 心あたりがあるような、ないような・・・ まぁ今は表社会の人間とは関わりたくはないから、多少警戒するという処置をとる。

    5月21日 本格的な訓練を受けた。総司令官、東,直々に魔術を教えてもらった。

    6月19日 戦闘が始まる日も近い。そろそろこの日記を書く時間も無くなってくる。

    7月27日 作戦は決まった。打倒学園都市上層部。果てしない闇がそこにはある。周りの人間の事を考えず、実験動物として扱っている。

    “そのふざけた幻想をぶち壊す‼︎‼︎”





  14. 14 : : 2017/09/30(土) 22:08:58
    美琴side

    ドゴォォォォォォォォォォォォン!!
    夏休み中の学園都市に轟音が鳴り響く。方向的には、第七学区だろうか。轟音がした方向から、人々が離れてゆく。最近美琴は、何かと事件があると、あの少年が関わっているのではないかと自然に思うようになってしまっていた。
    美琴 「いきますか」
    彼女は走り出す。あの少年が背負う闇を知るために。
  15. 15 : : 2017/09/30(土) 22:18:37
    更新が遅れてしまって申し訳ございません。私生活の方が忙しくなってしまい、更新まで時間があいてしまいました。今現在も忙しく、更新は遅れてしまうかと思います。ご理解ください。
    不定期ながらも作品は続けていきますので、これからも「とある魔術の世界大戦」をよろしくお願いいたします。
  16. 16 : : 2017/10/15(日) 15:52:03
    すいません。前回の 方向的には、第七学区だろうか の部分を訂正させてください。第七学区⇒窓のないビル でお願いします。
  17. 17 : : 2017/10/15(日) 17:40:29
    御坂side

    アナウンス 「事故が発生しました。これより一般人の第七学区の立ち入りを制限します。現在、第七学区にいる人はただちに非難をしてください。アンチスキルがいるところまで非難をおねがいします。繰り返し連絡します・・・・・」

    美琴は走る。何人かのアンチスキルやジャッジメントに声をかけられたが、そんなのお構いなしで人の流れに逆らっていく。
    窓のないビルまであと2キロほどのところで美琴はとまる。窓のないビルから黒い煙が出ていたからではない。ライフルの銃口を向けたアンチスキル、パワードスーツ、なんかが合計で30人ほどいた。明らかに敵意を持っている。

    美琴 「どきなさい」

    アンチ 「どくわけがないでしょう?相変わらずせっかちねぇ」

    その口調には、聞き覚えがある。彼らの目も見おぼえがある。

    美琴 「なんでアンタがっっっ!!」

    食蜂 「なんだっていいじゃない。これでも私暗部については、    御坂さんより知っているんだゾ」

    暗部という言葉を聞いても美琴は表情は変わらない。これを見た食蜂は

    食蜂 「あまり驚かないのねぇ。ある程度は予想ついていたのかしらぁ?」

    美琴 「まぁそういうこと。それで?アンタはこれから私となにをしようとしてんの?」

    食蜂 「決まっているでしょう?足止めにきたの。これ以上先へは行かせないわぁ」

    美琴 「すぐに片づけてやるわ」

    《ダンッダンッ!!》 パワードスーツやアンチスキルが動き出す。

    《バチバチィ!!》 美琴は電気を操り、付近の建物に張り付いたり、ぶら下がるなどして銃弾を交わす。

    敵の方も連携が取れていて、避けるのが精いっぱいでなかなか攻撃に移れない。虎の子のレールガンをぶち込んでもいいのだが、このぎりぎりの状況で敵とはいえ、生身の人間に打ち込むのはなかなか調整がむずかしい。

    美琴 「ならっ!」

    《ドゴォォォン》美琴は何もない地面に電撃を打ち込む。すると砂埃がたつ。

    美琴 (これなら食蜂からも、操られている奴らからもみられない!仲間を打つ可能性があるから、うかつに発砲できないはず)

    美琴 「チャンス!!」

    《バチバチバチィ!!》広範囲に放電させる。《ドサッドサッ》何人も倒れていく。

    美琴の勝ちだ。しかし親玉の食蜂がいない。彼女から情報を聞き出さなければ。どうせビルの上から高みの見物でもしてるのだろう。美琴はそう考え、電力を使いビルを上っていく。

    美琴の予想どうりビルの屋上にいた食蜂はバチバチと音を鳴らしながら這い上がってくる美琴を見てあわてていた。

    食蜂 「ちょっとーあんな一瞬で倒されるなんて予想外なんですけどぉ。どうすればいいの、これぇ!?」

    するとどこからかこえがする。視線を向けると声の発生源は一枚の小さなかみからであった。

    食蜂 「こんな時になんの用よ!?今大変なんだゾ」

    高倉 「そう思って、彼を差し向けた後はそっちでなんとかしろ」

    食蜂 「彼がこんなところまで来ていいわけぇ?」

    高倉 「構わない。確実に敵を排除しろ」

    食蜂 「了解」

    《ダンッ》 着地した音がした。御坂美琴だ。

    御坂 「見つけたわよ。誰か来るみたいだけど、すぐに片づけてやるわ」

    食蜂 「それは無理でしょうねぇ。彼はあなたの天敵よ」
       (何しているのよぅ、早く来てぇ)

    御坂 「誰なのかしら。くる様子がないのだけれど」《バチバチ》

    食蜂 (もうダメぇぇぇl)

    すると一人の少年が姿を現す。かつて、第3次世界大戦を拳だけで終結させたヒーローが。

    〖上条当麻〗どんな時でも助けにきてくれたヒーローが美琴の前に立ちふさがる。


     次回 御坂美琴VS上条当麻

  18. 18 : : 2019/03/20(水) 16:07:15
    デュエルスタンb(殴 ひでぶ!

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potato_shosetsu

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