ーーー845年ーーーー






「おい 貴様」






「ハッ!」






「貴様は何者だ!?」






教官A「やってるな…」




教官B「お前も訓練兵の時は初っ端からあれだったろ?」





教官A「懐かしいですでもあの恫喝にはなんの意味が……?」





教官B「通過儀礼だ それまでの自分を否定して真っさらな状態から兵士に適した人材を育てるためには必要な過程だ」






教官A「?…何も 言われてない子がいるようですが」







教官B「あぁ…すでに通過儀礼が終えたものには必要がない
おそらく2年前の地獄を見てきた者達だ 『面構えが違う』





キース「貴様は何者だ!」




「トロスト区出身 ジャン・キルシュタインです!」





キース「なんのためにここに来た!?」





ジャン「……憲兵団に入って内地で暮らすためです」




みんな「……」





キース「そーか 次!
貴様は誰だ!」



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「オイ…あの芋女まだ走らされてるぞ」




「 …」




「オイ…むしかよ! 俺はコニーだ!
よろしく!」




「…」スタスタ





コニー「おいって…なんだよ。」





「変わってる子だね……」





コニー「ん?お前は誰だ?」





「あ、ごめんごめん 僕はマルコだよ」





コニー「マルコか よろしく!」






マルコ「コニーだよね?よろしく!」




コニー「おう」





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コニー「よーし!いっぱいくうぞー」





マルコ「はしゃぎすぎたよコニー」アセアセ






「ここいいか?」




「僕もいいかな…」





コニー「おぉ いいぜ!
俺はコニーよろしくな!
こいつはマルコって言うんだ!」




マルコ「よろしく(自己紹介したかった…)」





「俺はライナーだ よろしくな!」





「ぼ、僕はベルトルトです」







コニー「おう!何で敬語なんだ…?」






ライナー「こいつは人見知りでよ 慣れるまで許してやってくれ!」






マルコ「全然!3年間一緒だしなかよくなろ!ベルトルト君!」





ベルトルト「ぅん」コクン





コニー「きんちょーしすぎだって!」