この作品はオリジナルキャラクターを含みます。
『オリカビ注意』調査員が行く世界紀行 part1
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- 1 : 2017/07/28(金) 15:28:50 :
- バーニン「はい、えーっと皆さん、初めまして!僕はこの小説の主人公になります、バーニンですよ!
…え?どうして作者から直接紹介しないのかって?そりゃ、作者の文章力が0に等しいからですよ(
これからさっそく執筆していくんですけど、いくつか大きな注意事項があるので、読んでいきますね。
1、この作品には、作者考案のオリジナルカービィが登場します。二次創作、三次創作が苦手な方は即ブラウザバックすることをお勧めします。
2、皆さんの知らないキャラが多いかもしれません。
3、ポップスターの世界観が本家様に比べ、だいぶ違ってきます。
4、そしてなぜか出で来るDBのキャラ達。
…どうしてDBの彼らが出で来るかについては、作者が物好きだからですよ。」
ガノス「本当にそうだよな」
バーニン「うんうん・・・って、
ちゅ、注意書きが長すぎた!も、申し訳ございません…
それでは、最後の最後に、作者から一言!」
…というわけで、ご紹介にあずかりました、作者です。今回、このようなgdgd作品での投稿となってしまい、すいませんでした。それでも、出来る限り頑張っていきたいと思います。
OKですか?
それではいざ、終わりなきバーニンの旅路へ!
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- 2 : 2017/07/28(金) 19:02:08 :
『退屈だって思った次の瞬間にさ、退屈が退屈じゃなくなるんだよ』
第一章 第一話
~とある調査員の心情~
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- 3 : 2017/07/31(月) 17:53:28 :
- 『…この星は、神秘そのものと言っていいほどである。』
--だよね。
『何故か?それは現代のわれわれの科学力を以てしてでも解明できない現象が起きているからである。』
--本当にそうだよね。
本に目を通しているとそう思ってしまう。僕のいつもの癖。
それから開いていた目を今度は閉じて、脳内にモニターを出現させる。途端。
数々の風景たちが流れ出した。
その風景は、全て僕が今まで見てきた中にあるもの。思い出の中にあるもの。
忘れられない思い出、捨てられない思い出。
ちょっと見たところで、何度も見たことがある風景が飛び出してきた。あれは、確か…
--あれは、『水晶林』。見た目は林、でも全て鉱物でできているんだった…。
初めて見たときはすごい驚いたっけ。光が林の中で乱反射して、迷子になりそうになった時もあったけど。
思い浮かべただけでも、幻想に酔ってしまいそうな。そんな魅惑の林だった。まるで誰かが作った楽園みたいだったけど、後で調べてみたら全て天然で、自然とできたものだと聞いて驚いた。
どうやって自然にできたのか、考えてみたんだけど、どうやってみても「地中にあった鉱物が自生したものである」としか考えられなくてさ。
…まったく、出来方がわからないままでいたんだっけ。お気に入りの場所にもなっているんだし、いつか解明できるようにしたいんだけどな~。
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- 4 : 2017/08/01(火) 14:20:37 :
- とか思っていると、また新しい風景が流れ出した。その風景は、この星の中で最も宇宙に近いといわれている場所。
--『宇宙鉄道ステーション』。
名前から想像されるハイテク…な風景かと思っていたけど、全く違かった。普通の電車から蒸気機関車まで、たくさんの種類の鉄道がそろえられている。そしてホームの風景は…
--宇宙。ううん、天の川だ!
そう。ホームの標高はたいしてここと変わらず、平面に近い。はずなのに、ホームから見えるのは昼だろうが夜だろうが変わらない。無数の星たちで埋め尽くされていた。
あれは、映写機で映し出されたもの?と最初は思ったけれど、実は違かった。なぜかこの星に一か所だけ、うまい具合に空気の層が作られず、結果、そこから宇宙が見えるようになってしまったという。それがこの、『宇宙鉄道ステーション』。
どうして、あの場所だけ空気の層がうまく作られなかったのか?…それもまだ、全くわからない。
呼吸できないか?については、まあ、僕たちは空気がなくても、宇宙空間であっても生きていける種族だから、大丈夫だったんだけどね。
…そういえば。
--ここって、あの子の現場研修のために連れて行った場所だったけなあ。
…あの子、というのは、研修のために、また後で会う予定でいるんだけれども。あの子は出身地域が小さな島国で色々な場所に行く機会も少なかったんだから。
--あの子が初めてあの場所に行ったときは14だったけど、でも『なんだ、ここ!?』って言いながら、小さな子供みたいに目を輝かせていたっけ。楽しそうにしていた姿を見ていると、こっちまでうれしくなってきたっけなあ…。
…思い出していると、ちょっとかわいく思えてきた。まあ、今はあの子はもう、17歳になったんだけどね。
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- 5 : 2017/08/03(木) 09:59:07 :
- とかなんとか考えていると、また新しい風景が次々と。
僕の頭の中のメモリ量、どんだけなんだよ…。とかも思うけど。まあ、いいや。と思ってその背景を見てみる。
でも。
・・・あれ・・・?
こんな風景、今までに見たことあったっけ?
その風景は、木が密集して生えるところ…森、かな?…に、大きな岩があって。そこになにか突き刺さっていた。
なんだろうな…と思って突き刺さっていたものをよく見てみると、どうやら剣みたいだった。
デザインは西洋の剣みたいで両刃、で、持ち手にキラキラと輝く星型の黄色い宝石が埋め込まれている。さらに目を凝らしてみてみると、剣の切っ先の部分になにやら文字が彫られていた。
…えーっと。
『brave.kirby』
・・・読めない。っていうか、僕ですら見たこともない文字だ!
確かこの世界には、文字は1種類だけしか使われていなかったはず。もしほかに種類があるとしても、僕が知ってる限りでは古文くらい。
…古文は『穂史』(ほし)みたいに、全部漢字で書かれているはずなんだけど。だとしたら一体何なんだ、この文字は・・・?
えーっと、えーっと。
必死で頭を回転させる僕。おかげで、目の前に浮かんでいたモニターが閉じていたことに気が付かないでいた。
…僕が再び視界を前に戻したのは、『あの文字は「古文」であることは確か』という結論が出てからだった。
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- 6 : 2017/08/03(木) 10:22:20 :
- (作者です。実は本編に移る前にいくつか謝罪しなければならないことがあります。
読めばわかると思いますが、≫5の作者名が「kabikani」になっています。作者の単なるま・ち・が・いでございました。正しくは「kabikabi」ですね。
バーニン「ぜえったいに間違えないでくださいよ、今度こそ!」
・・・それと、作者名の欄がちょっとおかしいぞ?と思っている方もいるかもしれませんが、作者がトリップを忘れたからだけでございます。…物忘れが激しい!(ぇ
というわけで、いきなりすいませんでした。それでは、本編をどうぞ!)
僕が視界を元に戻したとき。
「おっわーー!!」
…と、声をあげてしまった。だってさ、想像してみ?さっきまで一人きりの、想像の、思い出の世界にいたんだよ?
なのに目を覚ましたら、あたり一面中が星まみれの銀河の世界。。おまけにふわふわと体が浮く、無重力状態まで体験できている特典付き。
なんで僕はここにいるの?そしてここはいったいどこだ?
ぐるぐると回る思考回路。あんまり回りすぎて思考回路が半ば停止状態に陥った時。
突然。
声がその空間に響き渡った。
『あれ?誰かいるの?』
「・・・ふぇっ?」
ちょっと驚いて、声のしたほうを振り返ってみる。そこには…。
ピンク色をしたまんまるのボールさんが立っていました。
…だからってなぜか手足はあるんだけどね。
そのボールさんが僕を見てから、
『どう?驚いた?』
と言ってくる。
…いや、そんな、別に。あなたと同じような人は、こちらの世界でもたくさんいますから。(後で出てくるアイツとか)
というか、僕も目の前にいるヒトと同じ容姿だからね。
違うのは体の色くらい。僕は赤色であることに対し、向こうはピンク色のボール。
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- 7 : 2017/08/09(水) 16:24:40 :
- あとは…。向こうのヒトは何やら兜っぽいものをつけている。あれって確か、
「戦士の兜?」
気が付くと、口に出してしまっていたらしい。すると、その人は驚いて
『せーかい!どう、驚いた?』
と、今度は僕に言ってきた。・・・いや、そんな別に。(あれ?これってついさっきにも似たようなシーンが)
「だって、その兜…僕も何回も見たことありますし」
そう。あの店主の万屋で何度も…。
『え?ってことは、アイツったら、まだ万屋、経営してるの?もう百年ぐらいたっちゃうのに、生命力って、恐ろしいもんだねえ~』
ふと、あの人がそんなことを言ってきた。・・ん?百年?
ちょっと待った、待った。なんか会話の内容がわからなくなってきている気がするのだけど…。(この小説読んでる人も、作者が話の内容を全然整理できてなくて、わかりにくくてすいません…)
僕の頭がぐつぐつと煮えてくる。一体、どういうことなんだろう?
あの万屋が百年?…前に行ったときには、そんな雰囲気なんて全然なかった。
考え込んでしまう僕。そんな僕に話しかけてくる、あのヒト。
『…何が起きているのか、知りたくない?』
・・・はい?
『この世界がどれだけ神秘的なのかっていうことは、君も知っているはず。それを解き明かしたくはない?』
・・・えーっと。
勧誘…って、受け止めればいいの?頭が煮えたぎっているせいで、話の内容がわからなくなってきている。というか、うまく返事もできなくなってきているし、視界もさっきよりおぼろげになっている。
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- 8 : 2017/08/09(水) 16:44:00 :
- ボーっとしている僕の様子を見たのだろうか。あのヒトは急に慌てふためいて、
『大変!もう時間が来ちゃうみたいだ!』
と言っている。・・・そりゃまあ、そうでしょうね。(メタ発言をしちゃうと、このシーンだけでもかなりの文字数になっていますから)
あのヒトは僕に向き直って急に真剣な顔になると、早口で僕にこう告げた。
『この宇宙は今、大変なことになっているんだ』
・・・それは、あまりにも唐突で、
『簡単に説明すると、星の力が弱まって、闇の力が強くなってきている!さらにこの星でも、異常気象が起こっているんだ!このままだと、風景がいつか壊れてしまう!』
あまり耳に入れたくない、そんな事実だった。・・・この星に異常気象が起こっている、だって?それが続いて、いつか星が元の風景を見られなくなってしまうだって?
あの水晶林も、宇宙鉄道ステーションも、みんな、消えてしまう?
休みなく、あのヒトは続ける。
『それを食い止めるために、世界の気象を調査して、報告してほしいんだ。少しでもおかしければ、あの人ならばすぐ、動いてくれるはず!』
と。…世界の気象を調査、報告すれば、何とかなるかも、だって?っていうか、あの人って誰?
もしあのヒトの言うことが本当だとすれば…。調査、してみようかな。もしそれで何とかなるならば、出来る限りのことはしたい。
でもそれって…むずかしくない?だって、全世界、この星すべて
、なんだよ?
やや不安げになる僕の心境。さっきまで話していたヒトは、僕の表情を見てちょっと落ち着いてから、こう言った。
『・・・大丈夫。君の行く先には、仲間がいる。それに…
・・・君が育ててきた、あの子だっているじゃないか』
・・・。そうだった。僕、一人じゃないや・・・。
って。ちょっと失礼。話せるようになってきたので、あの人に聞きたいことがいくつか出てきたんだけど。
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- 9 : 2017/08/09(水) 16:56:28 :
- 「なんで、あの子のことを知っているんですか?それだけじゃない、この世界も、この星のことも、あなたは知ったような口調で話しています。…到底、何も知っていないとは思えません。
あなたはいったい、何者なんですか?」
このことを言うと、あのヒトは『えっ?…それ、言っちゃう?』と言って、さっきまでの真剣な顔はどこへやら飛んで行ってしまった。
『えーっとね・・・。』
…確定。
「絶対、何か隠していますよね!」
僕は叫ぶ。この素振り、いかにも「自分の名前は企業秘密です」って言ってますし!
あのヒトはしばらく考えて、
『じゃあ、ヒントだけ教えてあげるよ』
とだけ言った。…教える気、ないなこの人。
『ヒントは、君が何年も前・・・あの子に初めて読み聞かせてあげた、あの絵本にある!』
ほうほう。なるほど。参考に・・・
・・・。なってない!そんなこと、覚えてない!
「それだけじゃわからないですよ!」
と、不満の声を漏らす僕。
あのヒトはそんな僕の声にもこたえることなく、『それじゃあ、頑張って!時々、ヒントも出してあげるから!』と言って、走り去てしまった。
…僕の見た不思議な夢は、そこで途切れてしまった。
一体、なんだったんだ…。
-
- 10 : 2017/09/11(月) 22:54:45 :
- (皆さん、お久しぶりです!なんと、一ヶ月ぶり(
更新が遅れて申し訳ないです。それでは続きを投下致します)
…本っとうに、なんだったんだろうなぁ…。
「…」
相手は僕の全く知らない人。(というか、カービィ族?)
「…ン…」
しかし、向こうは、僕たちのことを知っていた。
「…ニン…」
あんなヒト、僕が今まで会った中に居ただろうか?
「…バーニン…」
…ん?何々?っていうか、さっきから僕の名前を何回も呼んでいる人がいるんだけど…。
一体誰?
ぼんやりしたままの頭で、むっくり体を起こそうとしたけど、
「…はよ、起きろ!」
という言葉と共に、
パカーンッ!
と飛んできた、ハリセン攻撃により、
「…うぐぁぁぁ!いっったぁいっつーのー!」
という叫び声を上げて…起きた。
むっくり起きる予定を変更。シャッキリ目覚めることとなりました…。
-
- 11 : 2017/09/23(土) 00:05:36 :
僕がシャッキリ目覚めたその瞬間、現状の全てを理解した。そうか…。
ここは、『星教調査団本部』。世界中の調査員が集まり、世界で起きている不思議な現象を研究・調査をする場所。
僕が今、寝てしまっていたのは本部に位置する『第一図書室』。ここには、世界の現象についての様々な理論が唱えられている本がびっしりと揃っている。
…そういや僕、此処で「調べもの」をするためにココへ来たのに…。途中から寝ちゃうなんて、ほんっと、僕ってだらしないなぁ…。
そう思いつつ、目の前に乱雑に置かれた«空気調査状況»やら、«水の全て»やらとか言う本をバッサバサ動かしては一ヶ所に纏めていく。
纏めてる途中、
「…あっのさぁ、せっかく起こしに来てあげたのに無視するとか、幾ら何でもひどいと思うよ…」
とかいう、よく聞いたことのある声が聞こえてきた。声のした方にのんびり振り返ると、いつものあの子が立っていた。
「…どうしたの、ガノス?あ、言っとくけど報告書のお手伝いの受付は本日終了したからね…。全く、君は本当に国語力がないんだから…」
振り返ったままの勢いでのんびり答える僕。
…今度こそ、「あの子」こと、ガノスは大声で、
「…俺はまだ研修生で、報告書なんて書くことない、って318回言っただろうが、この赤いボールめが!」
って、めちゃくちゃ言った。その瞬間、僕はこれまでにないくらい、深く反省しました…。
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