この作品は執筆を終了しています。
超高校級の。
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- 1 : 2017/07/23(日) 23:58:27 :
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俺は終焉の剣。
下らない今 に終焉をもたらす、終わりの剣。
チームコトダ祭り。その祭りに俺の所属する、ナイツオブクイーンは参加した。
カテゴリは自由。
題の言葉は、『飛兎竜文』
俺は自由を求める剣。
見てもらう。俺の求めた自由を。
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- 2 : 2017/07/24(月) 00:00:07 :
…今日はこの、ssnoteでの配信。
僕、苗木誠は、できれば世界に、狭くてもこのssnoteユーザーだけにでも、言いたいことがあるからその主張をするために、このssに来た。
苗木「あー、あー、聞こえますか?…よし。
こんにちは。苗木誠です。
って言っても、これを見てるってことは僕を知ってて当然…なのかな?
まぁいいや。今日は、みんなに言いたいことがあるんだ。
……あ、もう喋ってもいいよ。霧切さん。」
霧切「あら、もういいの?
まぁ、私から話すことは特にないのだけれど。」
苗木「僕一人だとなんだか味気ないからいいんだよ。」
霧切「そう?私がいてもいなくてもそう変わらないと思うわよ。」
苗木「あ、えっと…いや、今日はこんなこと言いに来たんじゃないんだよ!」
霧切「そういえば聞かされてなかったけど、何を言うために今ここにいるの?」
苗木「うん、じゃあ、それを話していこうか。」
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- 3 : 2017/07/24(月) 00:00:55 :
苗木「……とは言っても、早速本題に入ったらすぐ終わっちゃうし、少し逸れた話から始めようかな。」
霧切「あら、勿体ぶるのね?」
苗木「言いたいことは単純なことだからね。無駄話でも挟んでも別にいいんじゃないかな?」
霧切「そういうものかしら。私は別に本題を言うだけでもいいと思うわ。」
苗木「はは…別にいいじゃないか。僕が始めた配信なんだし…。」
霧切「……。それもそうね。悪かったわ。」
苗木「うん。それじゃあ話そうか。
とりあえず話したいのは、最近の人達…についてかな。」
霧切「最近の人?」
苗木「うん。なんて言うか、思う所があって。
ちゃんと…楽しんでるのかなぁ、生きてるのかなぁ、って。」
霧切「…?何故そんなことを思うの?」
苗木「ほら、最近はスマホとかが小さな子たちにも普及してきてさ。
何を言うにもLINEで伝えたりしてる、っていう話がいくらか出てるよね。」
霧切「あぁ、大事な用事でも、大事なことでも会ってちゃんと言わずにいるっていうあれね。
よくある中高生の告白みたいなものを言ってるのかしら。」
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- 4 : 2017/07/24(月) 00:02:28 :
苗木「うん、まぁ地味にリアルなところを言ってくるけど……そういうことだね。
それだけっていうわけじゃないんだけど、大きな点はそこにあるかな。」
苗木「少なくとも、僕は告白くらい目と顔を合わせて言いたいかなぁ…。」
霧切「ふぅん。」
苗木「ふぅん、って…。
まぁ、僕が言いたいのはさ。
自身を持って生きてない気がする…っていうか。
なんだか、そのせいでできることもできなくしていってる…っていうか。」
霧切「苗木くんにしてはそれなりのことを考えてるのね。」
苗木「僕だってこれくらい考えてるさ。
でも、僕はこうしてそれを言いに来てる。そうでしょ?」
霧切「えぇ、そうね。」
苗木「こういうことだよ。」
霧切「言いたいことはなんとなくわかるけど……
人によっては『それで?』で終わるし、それじゃ意味がわからない人も普通にいるんじゃないかしら。
少なくとも私は少し分かりにくかったわ。」
苗木「確かに、みんながみんなそうってわけじゃないね。
中には、自分をちゃんと出せる人も普通にいる。
例えば、大体の超高校級の生徒とか。
彼らは、自分を『出す』ことができているから希望ヶ峰学園に入学してる。」
霧切「……なるほどね。尤もらしいことを言っているわ。
でも、苗木くんはその『出せてない』人に何を言いたいの?
無理にでも出せ、とでも言う気?
不可能よ。
無理に言われて出たものは、その人じゃない。
貴方が出してほしいことじゃないでしょう。」
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- 5 : 2017/07/24(月) 00:03:37 :
苗木「…そうだね。でも僕は、無理に出して欲しいわけじゃない。
自分から、なんだ。
その自分から出すことをまず『考える』ことから始めて欲しい。
今日はそれを言いたかったんだ。」
霧切「ふぅん……考えさせるわね。」
苗木「まぁ、それなりにね…
……この世界は、怖いと思う。」
霧切「……なんで出てきて欲しい人にそんなネガティヴな話を始めるのかは理解に苦しむわ。」
苗木「それだけじゃないから!話聞いて!
…あー、えっと。
この世界はさ。怖いんだ。それは事実。
先がわからないし、待っているのは破滅の未来かもしれない。
でも、それはもしかしたら、自分の何かを表に出すことで解決できたことなのかもしれないんだよ。
それをよく考えてみて欲しい。このままでいいのか。」
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- 6 : 2017/07/24(月) 00:06:44 :
霧切「…苗木くんの言いたいことは、よく理解できたわ。
尤もらしいこと、なんて言ったけど、私自身は素直にいいと思うわよ。」
苗木「はは、ありがとう。
……話の続きだけど、僕はそのままで終わっていいものだとは思わないんだ。
殻を破らないことには、翼は得れない。
自由に向かうことはできないんだ。」
霧切「自由に向かうこと…ね。急に表現の仕方が変わったわね。
…でも、確かにそうだわ。言ってみなければ何も変わらなかった。私たちはそれを学級裁判で経験している。」
苗木「言ってみて霧切さんに裏切られた時は驚いたけどね。」
霧切「ちゃんと助けに行ったじゃない。」
苗木「そうだけど……うーん……。
って、そうじゃなくて。
そうやって、自分を出して意見をしたりすることで、死ぬかもしれない場面で生きれたんだ。」
霧切「そう、だからこそ、それを知るあなたたちには自分を出して欲しいの。
何かを変えたい時には、自分から…」
苗木「でも、それだけじゃあ変わらないことだっていくつもある。
だから、一人だけで抱え込んで欲しくないんだけど……
もし一緒に抱えてくれる人がいても、変えれない時は………」
霧切「その話は、しなくていいわ。
それはそれを経験した人間が言うこと。まだ私たちはそこに行ったことがないわ。
まだ私たち、若いもの。未熟なのよ。」
苗木「分かってるよ。
………でも、僕はどうしても、いい方向に行って欲しいんだ。
悪い方向に行ってる人はいい方向に、いい方向に元から行ってる人は、よりいい方向に。」
霧切「不自由に対して抗い続け、自由を求めて進み続けて欲しい……
そうでしょ?苗木くん。」
苗木「うん。」
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- 7 : 2017/07/24(月) 00:08:00 :
『だって君は、超高校級の………』
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- 8 : 2017/07/24(月) 00:08:43 :
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- 9 : 2017/07/24(月) 00:12:20 :
これで終焉。
これが俺の自由。
それを見てもらったことには、感謝する。
だが、この話はこれで終わりじゃない。
これを見た人間が変わっていくんだ。
それがこの話の続きだ。
俺はクイーンのところに戻るよ。
どうか、俺の求めた自由を、みんなも求め続けてくれ。
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- 12 : 2017/07/25(火) 11:42:17 :
- これはコメント残していい系かな?
じゃあ…
内容はあんまり面白いとは言えなかったけど、演出(名前変えるの)は考えたなーと思う
でも名前に集中しすぎて内容が入りにくいのが難点。
ナイツオブクイーンの中の大将なのに、ちょっと残念だったなー
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- 13 : 2017/07/25(火) 14:02:07 :
- これなんか元ネタとかあるんすか?
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- 14 : 2017/07/28(金) 01:53:27 :
- 元ネタは特にない。
チームのことに関しても元はない。
俺がジャンルが自由と聞いて書いただけのssだ。
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