承太郎「巨人?」
- ジョジョの奇妙な冒険 × 進撃の巨人
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- 1 : 2017/06/29(木) 21:54:15 :
- 承太郎「本当にいるのか?そんなものが」
市民1「はぁ?何言ってんだアンタら、くだらないこと言ってないでさっさと道を開けな。調査兵団が帰ってくるぞ」
市民2「相手にするな。こいつらきっと内地の人間だ。見たことない服装をしてるし、巨人を知らねぇなんてな。」
承太郎「おい、調査兵団とは何d…
市民1「いや、なんでもない、アンタらと話してても時間の無駄だ」
市民2「あっちへ行こうぜ」
ポルナレフ「オイ!さっきから何なんだテメェらはッ!下手に出りゃ言いたいこと言いやがってッ!」
承太郎「ポルナレフ、落ち着きやがれ」
ポルナレフ「だってよッ…!」
市民2「分かったならここから早く去りな。外側の人間に気づかれないうちにな!」
ポルナレフ「あ、ちょっ、待ちやがれ!」
承太郎「…」
ポルナレフ「くそっ、なんなんだここは!外側とか内地とか!」
承太郎「分からん…しかし見た限りさっきまでいたカイロではないみてぇだぜ」
ポルナレフ「ジョースターさんと花京院もいねぇぞ?ったく、どこ行きやがったんだ」
承太郎「いや、そんなスケールじゃあねぇみてぇだぜポルナレフ」
ポルナレフ「んぁ?」
承太郎「車が全く走っていない、それに道路すらねぇ」
ポルナレフ「言われてみりゃ…」
承太郎「そしてあの建造物だ」ピッ
ポルナレフ「ん、って、な!?なんだありゃあ!!デカすぎるぜ!50mはあるぞ!?どこまで続いてんだ!?」
-
- 2 : 2017/06/29(木) 21:54:57 :
- ーーーーーーーーーー
ーーーーーーーーーーーーー
ーーーーーーーーーーーーーーーーー
ジョセフ「どうしたものかのぉ」
花京院「承太郎たちはどこでしょうか…。そして、ここはどこでしょうか」
ジョセフ「むぅ、全く見当もつかんわい、DIOの館にいたはずじゃが…」
花京院「…。おい」ドサ
「ヒィィ!!」
花京院「これがDIOのスタンドの能力なのか?ヌケサク」
ヌケサク「い、いえ、ち、違いますぅ〜断じて違いますよぉ〜」
花京院「なら新手のスタンド使いか?」
ジョセフ「まずはDIOの事よりもここがどこなのかを知るのが先じゃ」
花京院「そうですね」
ジョセフ「しかしこの広い大地、そしてこの馬鹿デカイ壁。他に何もない…」
花京院「向こう側には何があるんでしょうか」
花京院「それにしてもヌケサク、なぜお前は日光で消滅しないのだ」
ヌケサク「え?あ…」
-
- 3 : 2017/06/29(木) 21:56:25 :
- ーーーーーーーー
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ーーーーーーーーーーーーー
ガヤガヤガヤ
ポルナレフ「おい、承太郎あれをみてみろよ!」
承太郎「!」
ポルナレフ「みんな馬に乗ってるぞ」
承太郎「あれがさっき言ってた調査兵団というやつか」
「調査兵団が帰ってきたぞ!!」
「兵長ぉーー!」
「エルヴィン団長だ!!」
承太郎「大した人気みたいだな」
「おーい承〜太郎ぉ〜」
承太郎「?」
ジョセフ「こっちじゃあ!」ヒヒーン
承太郎「ジジイ!花京院!」
ポルナレフ「じょ、ジョースターさん!なんであんたも馬に乗ってんだよぉ!!」
ジョセフ「話すと長くなるんだがのぉ」
ーーーーー
ーーーーーーーー
ジョセフ「カクカクシカジカ と、壁の外で彼らに拾われてこの中に来たというわけじゃ」
ポルナレフ「こ、これ壁だったのかよ。でもなんのために?」
「巨人だよ」
ポルナレフ「へ?」
ハンジ「き ょ じ ん !さっきジョースターさんから話は聞いたよ、とても興味深い話をね。」
ジョセフ「信じてもらえて良かったわい」
ハンジ「そりゃ信じるさ!『クルマ』だとか『スタンド』だとか、作り話にしてはぶっ飛びすぎだからね!」
承太郎「スタンドの事まで話したのかジジイ」
ジョセフ「仕方なかったんじゃ、向こうからして見ればワシらは正体不明の人間だからの。本当の事を話して、信用を得るしかなかったんじゃ」
花京院「スタンドをすぐに信じて理解してくれたハンジさんは、ある意味変人ですねフフ」
ハンジ「変人は酷いよぉ…よく言われるけどさー」
ハンジ「そうだ!もっと話を聞かせて欲しいから調査兵団の本部に来てよ!案内するから!」
ジョセフ「そうじゃのぉ、ではお邪魔するかの」
承太郎「ジジイ」
ポルナレフ「DIOは!?DIOはどうするんだよぉ!ジョースターさん!!」
ジョセフ「そうは言ってもこの状況が理解できんうちはどうしようもない」
ジョセフ「ここはさっきまでいた世界とはきっと別のものじゃ。こちらも彼女に聞かなければいけない事が山ほどある」
花京院「一理ありますね」
ポルナレフ「花京院!お前もかッ!アヴドゥルとイギーが死んだばっかなのにそんなちんたらしてられるか!俺は承太郎と2人でDIOを探しだすぜ」
承太郎「茶でも貰おうか」
ポルナレフ「え」
承太郎「ダービーとゲームをしたばかりで疲れてるんでな、調査兵団とやらで休ませてもらうぜ」
ハンジ「そうこなくっちゃ!」グッ
ポルナレフ「なんだてめぇらはッ!もういい!俺一人で行くからなッ!」
ポルナレフ「お前達がそんなクズ野郎とは思わなかったったぜッ!」ダッ
花京院「おいポルナレフ!」
ジョセフ「いいんじゃ花京院、行かせてやれ。ポルナレフの気持ちもよく分かる。すぐに戻ってくるじゃろう」
-
- 4 : 2017/06/29(木) 21:57:27 :
ー調査兵団 本部ー
花京院「ここが」
承太郎「別荘みてぇだな」
ジョセフ「木造か」
ハンジ「さぁ、入って入って!」
ハンジ「あ!いたんだね、リヴァイ!ちょうど良かった、この話聞いてよぉ」
ーーーーーーー
ーーーーーーーーーーー
リヴァイ「それをおれに信じろと?」
ハンジ「え!?信じてくれないの!?」
リヴァイ「こいつらが巨人の仲間だったらどうする」
リヴァイ「お前に処理できるのか?」
リヴァイ「それと、そこのお前」
承太郎「…」
リヴァイ「態度がでかいな…テーブルに脚を乗せるな」
承太郎「フン…」
リヴァイ「オイ」ガタ
ハンジ「ちょ、リヴァイ!?」
リヴァイ「これは持論だが」コツコツ
リヴァイ「躾に一番効くのは痛みだと思う」
リヴァイ「言葉による教育ではなく」グワッ!
承太郎「…」
リヴァイ「教くn……!!?」ピタッ
リヴァイ「…!(なんだ…?脚がこれ以上上がらない…)」プルプル
承太郎「どうかしたか?兵長さんよ」
ジョセフ「(そうか…彼らにはスタンドが見えないッ!スタープラチナで脚を押さえつけているのもッ!)」
リヴァイ「ちっ…」
リヴァイ「…なるほどこれがスタンドというやつか」
リヴァイ「少しだけ信じてやる」
花京院「承太郎、君が悪いぞ」
承太郎「やれやれ…」スッ
ジョセフ「すまんかったのぉ」
リヴァイ「…」
リヴァイ「それよりデカイじいさん、あんたもスタンドを使えるのか?」
ジョセフ「あぁそうじゃ、ハーミットパープルと言ってのぉ」
ジョセフ「承太郎とは全く違うタイプのスタンドなんじゃが…」
説明すること5分…
リヴァイ「!」
ハンジ「え、それって」
ハンジ「念写で黒幕とかも分かるってこと!?」
ジョセフ「うーむ、その確証はないの〜」
ジョセフ「この念写にはいつも同じ男が現れる」スッ
ジョセフ「DIOという男じゃ」
ハンジ「DIO?」
ジョセフ「ワシのおじいさんの体を乗っ取った吸血鬼じゃ」
ハンジ「吸血鬼…聞いたことがある」
ガチャ…
「やはり君たちの力が必要だ」
一同「!」
ハンジ「エルヴィン!」
花京院「あなたは、さっきの」
エルヴィン「ここならゆっくり話せそうだな」
ジョセフ「本当に承太郎に声が似とるのぉ」
花京院「ええ」
承太郎「?」
エルヴィン「さっそくだがジョースターさんあなたの念写を見せてほしいんです」
ジョセフ「あぁそれなんじゃが…」
ジョセフ「この世界にはテレビやカメラがなさそうじゃのぉ」
ジョセフ「以前砂でも念写は出来たんじゃが人を念写するとなると…」
ハンジ「そんなこと言われても…テレビとかカメラとか聞いたこともないし…」
承太郎「…やれやれ」
承太郎「ほれジジイ」ブン
ジョセフ「おっとぉ!」キャッチ
承太郎「『わしの服は大きいポケットがないからお前が持っといてくれ』と言って俺に渡してきたじゃあねぇか」
ジョセフ「ガハハハ!!そうじゃったかのぉ〜?」
承太郎「やれやれだぜ」
ハンジ「これがカメラってやつ!?」
ジョセフ「ハーミットパープルッ!!」ガゴォドン
ハンジ「うわぁ!!!」
ハンジ「え!?なんで壊しちゃうの!!」
ジョセフ「毎回こうやらないと出ないんじゃよ」
ハンジ「ええ!!もっと観察したかったのにぃ!!」
リヴァイ「おいハンジ少し静かにしろ」
シャーー
ジョセフ「んん!?」
エルヴィン「どうです?」
ジョセフ「これは!」
ジョセフ「見たことない青年が2人…!」
エルヴィン「見せてくれ!」ガバ
リヴァイ「…ほう」
エルヴィン「やはり…」
エルヴィン「…レオンハートの他にも…104期に…!」
-
- 5 : 2017/06/29(木) 21:58:04 :
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ドゴォォォンンン
巨人「うごぁぁあぎあー」シュゥゥゥ
「むぅ…まだ生きているのか」
「まさか…」
「こいつも吸血鬼なのか?」
巨人 「くぁぁだわ」ドドドドド!!
「いいだろうッ!この訳の分からん状況に退屈していたところだ」
「もう少しだけ付き合ってやろうではないかッ!」
「『世界』ッ!!」ドォォォォン
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ポルナレフ「はぁここどこだぁ?」
ポルナレフ「やっぱり出てかなきゃよかったよなぁ」
ポルナレフ「なぁあんた、調査兵団か?」
兵士「いや?この紋章を見れば分かるだろう駐屯兵団だ」
ポルナレフ「そ、そうか…邪魔したな」
ポルナレフ「調査兵団以外に色々あるのか?」
ポルナレフ「調査兵団のマークってどんなのだったか…確か青と白の…」ガッ!
「いて!」
ポルナレフ「あぁ?どこ見て歩いてやがるクソガキ!!」
エレン「はぁ!?前見て歩いてたんだ!俺は!」
ポルナレフ「何言ってんだ!前見てなかったから当たったんだろうがッ!このスカタン!」
エレン「それはてめぇも同じだろうが!!」
ミカサ「…」ギロリ
ポルナレフ「うっ!?」ビクゥ
ポルナレフ「あ…ああま、そうだな…お…俺が悪かった…(な、こ、こいつ女なのに何て殺気だ…ッ)」
ポルナレフ「け、怪我が無いなら良かった…ぜ…(殺される)」
エレン(なんでいきなり態度が変わったんだ?)
エレン(俺のオーラか!)
エレン「…別にいいけど」
ポルナレフ「!青と白の!」
アルミン「?」
ポルナレフ「お前たちは調査兵団か!?」
アルミン「ええ、そうですけど」
ポルナレフ「そりゃ良かった!そこの…なんだ」
ポルナレフ「ハンジ?だったか…?」
ポルナレフ「彼女のいるところに戻りたいんだ」
エレン「戻りたい?って…ことは」
ポルナレフ「あぁ一緒にいたんだが…まぁその…」
ポルナレフ「訳あってはぐれちまってな」
エレン「なるほど」
ミカサ「待ってエレン、この男を信じるの?」
エレン「はぁ?」
ミカサ「この男が調査兵団を襲おうと考えている人間だとしたら?」
エレン「まぁ…」
ポルナレフ「おい!俺を疑って…」
ミカサ「…!」ギロッ
ポルナレフ「」
アルミン「ミカサ、心配ないよ」
アルミン「こんな目立つ服装をして調査兵団に潜入なんてありえない」
アルミン「それにこの人の目を見ればわかるよ」
ミカサ「…アルミンがそう言うなら」
ポルナレフ「うぉぉぉ!」
ポルナレフ「ありがとよ!お嬢ちゃん!!」ポン
アルミン「おじょ!?」
-
- 6 : 2017/06/29(木) 21:58:50 :
承太郎「自由の翼?」
エルヴィン「ああ、私たちにはこの壁は狭すぎる…」
エルヴィン「巨人という脅威を殲滅し、外の世界を取り戻す…!」
エルヴィン「それこそが自由だ」
承太郎「なるほど…外の世界か」
エルヴィン「君の話を聞く限り、『海』は本当にあるらしい」
承太郎「あぁ地表のほとんどが海だ」
承太郎「大陸間は飛行機ってヤツで空を移動するんだぜ」
エルヴィン「フフ、君と話していると楽しいよ」
承太郎「そう言われるのは初めてだ、あんたもさっきのやかましい女と違って気に入ったぜ」
リヴァイ「…」
承太郎「なんだ…まだ根に持っているのか?」
リヴァイ「イヤ、そんなことないが」
リヴァイ「考えていたのはお前のスタンド、確かに強力だが」
リヴァイ「それが巨人に通用するのか?」
承太郎「何言ってやがる…俺は巨人なんぞと戦う気は…」
エルヴィン「え!?」
承太郎「…」
承太郎「やれやれだぜ」
承太郎「巨人について詳しく聞かせなッ!」バァーン!
花京院「この紅茶美味しいですね」カチャ
リヴァイ「当然だ」
『ちょっ!押すなって!』ガタガタ!!
ガチャ!
ジョセフ「ん?」
エレン「早く入ってくれッ!ったく」ドン
ポルナレフ「イテッ!!蹴るんじゃねぇ!」ザッ
花京院「やっと帰ってきましたか」つ紅茶
アルミン「ほら、言うことあるでしょ?」
ポルナレフ「ジョースターさん、さっきはすまなかった…俺が冷静じゃあなかった」
ポルナレフ「みんなと行動を共にするぜッ!」
承太郎「やれやれ」
ジョセフ「なんじゃ、そんなこと気にしておったのかポルナレフ」
花京院「君も人間らしいところがあるんだな」
ポルナレフ「なっ、なんだその言い方は花京院!こっちは頭下げてるんだぜ!?」
承太郎「まぁいい、エルヴィン続きだ」
ガチャン!!!!バッ!!
一同「!?」
兵士「エルヴィン団長!緊急事態です!!」
兵士「ウォールローゼが突破されました!!」
エルヴィン「…!」ガタッ
リヴァイ「…チッ」
ジョセフ「なんじゃとッ!」ガタ
エレン「まさか…そんな!」
承太郎「…」
ポルナレフ「なんだぁ?なんだウォール…?」
花京院「ポルナレフ、少し黙っててくれ」
ポルナレフ「!…おおう」
ダダダダダダッ
バンッ!
ハンジ「ちょっと!!やばいよエルヴィン!!」
エルヴィン「あぁ今聞いたところだ」コツコツ
エルヴィン「我々も行くぞリヴァイ」バサッ
リヴァイ「あぁ」
承太郎「待ちな!」
エルヴィン「?」
承太郎「リヴァイ…とか言ったな…てめぇも行くつもりか?」
リヴァイ「質問の意味が分からないが?」
ジョセフ「そうじゃ承太郎!彼は兵長じゃ!行くのは当然じゃろう!」
承太郎「その脚でか?フン、やめた方がいいぜ」
ジョセフ「ンン?」
リヴァイ「…」
ハンジ「リヴァイ…?」
リヴァイ「は…」
リヴァイ「何のつもりだ?お前の訳のわからん話に付き合ってる時間はない」
リヴァイ「俺たちを混乱させようと、やっぱり巨人共の仲間n…」
承太郎「やかましいッ!!」バンッ!!
リヴァイ「…!!」
花京院「承太郎…?」
承太郎「さっきスタープラチナで脚を掴んだ時、触れた感覚からヒビが入ってるのが分かった」
承太郎「そんな脚で戦えるほど簡単なことなのか?巨人ってのは」
エルヴィン「リヴァイ…?」
リヴァイ「チッ……余計なこと言いやがって」
エルヴィン「いつからだ?」
リヴァイ「ついこの間だ…」
リヴァイ「女型の巨人からエレンを取り返した時」
ミカサ「…」
エルヴィン「お前はここにいろ、命令だ」
リヴァイ「…」
-
- 7 : 2017/06/29(木) 21:59:06 :
花京院「よっと」ドン
承太郎「…」ドン
ジョセフ「ハッハーッ!馬に乗るのは50年振りじゃのぉ!」ドン
ポルナレフ「おいこらぁ!暴れるんじゃねぇ!このッ、」ブルンブルン
ハンジ「じゃあ行くよ!」
花京院「ポルナレフ置いて行くぞ」
ポルナレフ「ちょ!待ってくれよッ!」ブルンブルン
ジョセフ「仕方ないの〜…コォォォ!!」
ジョセフ「"波紋"ッ!」
馬「…」ピタァ
ポルナレフ「す、すげぇ!」
アルミン「すごい…」
エレン「今の黄色いのは俺にも見えた!」
ジョセフ「出発じゃ!行くぞ!」
-
- 8 : 2017/06/29(木) 21:59:24 :
【ウォールローゼ付近】
ドドドドドドドド
パシュュュューーーー
承太郎「!」ドドドド
ポルナレフ「なんだぁ?花火かぁ!?」ドドドド
ハンジ「信煙弾だ、なにかあったみたい!」
エレン「!」
エレン「ハンジさん!前方に巨人を確認!」
ミカサ「誰かいる!」
アルミン「あれはッ!」
ジャン「ライナーたちじゃあねぇか!?」
巨人「グァァァァ!!」
クリスタ「あぁ…もう死ぬんだ」
ミカサ「っ!」
ザク
クリスタ「ミカサ!?」
コニー「お…お前…何で!?」
ミカサ「クリスタ…みんなも下がって」
ミカサ「後は私たちに任せて」
ハンジ「後続は散開して周囲を警戒!」ドドドド
ハンジ「他全てで巨人が群がってるところを一気に叩け!」
ヒュン!
ハンジ「ちょっと!あんたは攻撃しなくていいから!」
エレン「死ね!!」ゴゴゴ
ザクッ
エレン「やった!討伐数1!!」
コニー「オーイ!エレン!」
エレン「お前ら!」
-
- 9 : 2017/06/29(木) 21:59:57 :
【壁上】
花京院「手を貸しますよ」
ライナー「あぁ…どうも…ってあんたは?」
花京院「話すと長くなりますが…」
___
______
ベルトルト「別の世界…」
ライナー「よく分からないが…敵じゃあなさそうだ」
花京院「…」
ジョセフ「…(念写によって現れた2人、本当にこの2人が…人類の敵なのか…?)」
エレン「ライナー大丈夫か?」コツコツ
ライナー「大丈夫じゃねぇな、巨人に腕を噛み砕かれたんだ」ドサ
ライナー「本当にまいった…もうダメかと…」
エレン「…」
エレン「お前ほど強くても…そうなっちまうんだな」
ライナー「何言ってんだ…これで2回目だぞ」
ライナー「なぁ?アルミン」
アルミン「あの時…」
ライナー「このペースじゃあの世まであっという間だ」
ライナー「まぁ壁をふさがねぇことには、しんどいだのと言ってる暇もねぇか」
エレン「あぁ…お前らの故郷も遠のいちまうばかりだからな」
ライナー「…!」
ベルトルト「そうだよ…ライナー」
ベルトルト「故郷だ!帰ろう!」
ライナー「…」
ベルトルト「もう帰れるじゃないか!」
ライナー「…そうか」
ライナー「あともう一息のところまで来ているんだったな」
エレン「は?」
オーイ
ハンネス「おーい!」
ミカサ「ハンネスさん」
ハンジ「駐屯兵団か!」
ハンネス「おかしい」
アルミン「?」
ジョセフ「なにがじゃ?」
ハンネス「穴がどこにもない」
エレン「え…?」
ハンネス「他の班と協力して、巨人の現れた方向に壁の穴を探してたが」
ハンネス「穴を見つけることなく班と合流した」
エレン「オイオイ、まだ酒が残ってんじゃねぇか??」
ハンネス「飲むかよ!」
ハンジ「つまりウォールローゼは突破されていない?」
花京院「なのになぜ巨人が現れたのか…ですね?」
ハンジ「そうだね」
ライナー「エレン、話があるんだが」スッ
エレン「?何だよ」
ハンジ「まさか…地下を掘る巨人が現れたんだとしたら」
モブリット「そうなると…位置を特定するのは相当困難ですね」
承太郎「なにやら良くねぇことが起こってるみたいだが」
ジョセフ「いや…何にせよ壁が破壊されてなくて良かったんじゃ」
ポルナレフ「なら俺たちもう用済みか??」
エレンッ!ニゲテ!!
ザシュ!
ポルナレフ「オイ!あれ!!」バッ
承太郎「!」
ゴゴゴゴゴゴゴゴ
ライナー「…」シュュュ
ベルトルト「…」シュュュュュュ
ハンジ「全員離れろッ!」ダッ
ビカァァァ!!!!!
ドゴォォォォォ…
超大型巨人「」
鎧の巨人「」
-
- 10 : 2017/06/29(木) 22:00:23 :
花京院「な!いきなり巨人が!?」
承太郎「あれがエレンと同じ巨人の力ってやつか!」
エレン「この…裏切り者があぁぁ!!!」ガリッ
ドゴォォォン!!
鎧の巨人「…」
エレン巨人化「グオォオオォォォ!!」
ミカサ「エレン!」ガキィン
ミカサ「…!?」
鎧の巨人「…」
ミカサ「刃が通らない…?」
ハンジ「硬い!」
エレン「ウォォォォォ!!」ドゴゴゴ
鎧の巨人「…」ブンッ
ボゴォォン
エレン「」ドゴォォン
アルミン「エレン!」
コニー「オイオイ!!一撃かよ!?」
ジョセフ「なんて強さじゃ…今までの巨人とはワケが違う!」
承太郎「おいジジイ!壁から離れろ!!」
ジョセフ「!!?」
超大型巨人「…」ゴゴゴゴゴゴゴゴ
ブンッ!!
ジョセフ「ハーミットパープル!!」シュ!
花京院「ポルナレフ掴まれ!ハイエロファントグリーン!」
ポルナレフ「おう!!」ガシ
承太郎「スタープラチナ!」シュン
ドゴォォォォォォォォォォォ!!!!
ガラガラガラ
ポルナレフ「あっぶねぇ!!!」
ジョセフ「しかし今の攻撃で兵士が何人もやられたぞ!」
承太郎「早いとこなんとかしねぇとな」
承太郎「…」ダッ
ジョセフ「おいどこへ行く!承太郎!!」
鎧の巨人「…」ゴゴゴゴ
ハンジ「な!待って生身じゃ無理だよ!!!」
承太郎「スタープラチナ!!!」ドゥン!
承太郎「オラァ!」バゴォォォォン
鎧の巨人「!!?(なに!?)」ビキビキッ
ハンジ「え??」
超大型巨人「…!(馬鹿な…!ライナーの拳を砕き返すなんて!…それに!)
鎧の巨人「…(攻撃が全く見えない…!!)
承太郎「やれやれ、確かに硬いな…」
アルミン「ミカサ!今のうちにエレンを!!」
ミカサ「エレン!」
エレン「」シュュュュュュ
ゴゴゴゴゴゴゴゴ
ビュュュュッ!!
コニー「な、なんだ!?」
クリスタ「何か降って来る!」
鎧の巨人「!?」
バゴォォォォォン!!
鎧の巨人「グッ…!」フラッ
アルミン「きょ、巨人…!?」
赤眼の巨人「グァァァァ!」ガブ
鎧の巨人「(なぜ巨人が飛んでくる!?)」グググ
ボゴォォ
赤眼の巨人「」ドスゥゥン
赤眼の巨人「」
赤眼の巨人「」ピクピク
赤眼の巨人「…グァァァァ!!」ガバッ
鎧の巨人「!?(コイツ!!)」
ハンジ「なにが起きてるの!?」
『フハハハハハハ!!』
-
- 11 : 2017/06/29(木) 22:00:42 :
- 『フハハハハハハ!!』
承太郎「!!」
ポルナレフ「あいつは!!」
ハンジ「だれ!?」
DIO「見つけたぞ…人間どもよ」
ジョセフ「DIOッ!」
DIO「む!貴様ら…!」コツコツ
DIO「やはり来たか…貴様らもこの世界へ!」ザッ
承太郎「どういうことだ…」
DIO「フン…恐らく貴様らが我が館に乗り込んだことによるエネルギーが原因だろう」
DIO「俺が思うに…承太郎、、貴様のスタープラチナと我がザ・ワールドのスタンドパワーにより世界の軸がほんのちょっぴりズレたのだろう」
花京院「それでこの世界へ…」
ポルナレフ「なら今のてめぇの目的はなんだぁ!」
DIO「元の世界へ戻る方法が分からん内は…」
DIO「この世界を先に支配することだ!!」
DIO「このDIOの新たな僕でなッ!!」バッ
ドドドドドドドド
ポルナレフ「なんだこの地響きは!?」
承太郎「ポルナレフ!」
ポルナレフ「…!?」
承太郎「壁を登れッ!」
花京院「じょ…承太郎!上には超大型がいるぞ!?」
承太郎「なら超大型から先に片付ける!」
承太郎「とにかく今はここにいてはまずいぜッ」
DIO「フン!もう遅い!!」
ドドドドドドドド
赤眼の巨人群「「「グギャァァア!!」」」
ドドドドドドドド
DIO「このDIOのゾンビエキスを注入したッ!不死身の巨人群よぉ!!」
DIO「そこらの巨人を、身体能力もッ!生命力もッ!ぶっちぎりで超越したのだーッ!!」
アルミン「そんな…!30体はいる…!!」
鎧の巨人「(ヤバイ!一体でも倒しきれないのに!あの数はヤバイ!!)」
エレン「」
ミカサ「エレン!」ガシッ
ブチブチ!
アルミン「ミカサ!早く!」
承太郎「…ッ!」
ハンジ「全員壁を登れ!超大型巨人を討伐せよ!」
ジョセフ「ワシたちも登るぞ!」
ジョセフ「ハーミットパープル!!」シュバ
承太郎「…!」ダッ
ジョセフ「承太郎ッ!?」
ポルナレフ「おいどこ行くんだ!?」
『急げーー!!』
DIO「チッ、ほとんどが壁へ避難したか…」
DIO「…だがあの巨人は」
鎧の巨人「グゥゥゥ…」
ハンジ「ライナーが巨人たちに抑えられている!」
ハンジ「今がチャンスだ!超大型巨j…バシュュュューーー!!
ハンジ「なっ!」
コニー「熱っ!!!」
モブリット「分隊長!超大型の蒸気で近づけません!!」
DIO「あの明らかに違う巨人2体も我が手駒にしてくれるッ!!」
赤眼の巨人「…」ドシン…ドシン
ミカサ「うっ!」
エレン「…ミ…カサ…」…パチ
ミカサ「必ずあなたを守る」カチャ
ミカサ「…!」ブシュューー
赤眼の巨人「!!」ブン
ミカサ「…!?速い!?」ガス
ドサッ!
エレン「ミカサ…!!」
ミカサ「う…」ポタポタ…
赤眼の巨人「ウガガガガ」ガシッ
ミカサ「あ…」
エレン「やめろぉぉぉぉぉぉ!!!!」
-
- 12 : 2017/06/29(木) 22:01:22 :
- 承太郎「オラァ!」ドゴォォン
エレン「!!」
赤眼の巨人「ウグゥゥ…」フラ
承太郎「オラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラァ!」ドドドドドドドド
赤眼の巨人「」ブシューーーーーー
エレン「…」
エレン「!ミカサ!」バッ
ミカサ「エ…レン…」
エレン「よかった…立体起動借りるぞ!」カチャカチャ
エレン「よっと!ってお前重い…」
ミカサ「…ごめんなさい…」
エレン「承太郎さん!」
承太郎「…」
承太郎「俺はまだやることがある」
エレン「…」
エレン「死なないで」
承太郎「あぁお前もな」
バシュュュュ
承太郎「DIO!」
DIO「んん?…ほう…向かってくるのか」
DIO「このDIOに近づいてくるのか」
承太郎「近づかなきゃてめぇをぶちのめせないんでな」
DIO「いいだろう…貴様は俺の手で直接始末するとしよう」
DIO「だが」
DIO「俺の巨人どもをなんとかできるのか?貴様の仲間は」
承太郎「…」
『死なないで』
『あぁお前もな』
承太郎「約束したんでな…」コツコツ…
承太郎「スタープラチナッ!!」バッ
DIO「無駄ァ!」ドスゥン
承太郎「ぐっ!」フラ
DIO「ザ・ワールドは最強のスタンドだ」
DIO「貴様のスタープラチナよりもスピード、パワー共に上だ」
承太郎「ザ・ワールド…俺と同じタイプのスタンドか…」
DIO「貴様を始末するにはやはり!」
DIO「ザ・ワールドの真の能r…カチッ
コォォォォン!!
DIO「!?」バババババ
コォォォォン
DIO「これは!?」バババババ
コォォォォン
DIO「花京院のハイエロファント!!」バババババ
花京院「DIO!」
DIO「…!」
花京院「触れれば自動発射するハイエロファントの結界だ!」
承太郎「花京院…!」
花京院「くらえDIO!」バッ
花京院「半径20m!エメラルドスプラッシュをーッ!!!」コォォォォォォン!!
DIO「マヌケが…」
DIO「知るがいいッ!ザ・ワールドの真の能力はまさに!」
DIO「世界を支配する能力だということをッ!!」
花京院「(さぁDIO、スタンドを暴く!)」
DIO「《ザ・ワールド》!!!」
ズォォォオォォォン
ピタァァァァ…
花京院「」ピタァ
承太郎「」ピタァ
DIO「フン…」結界ブチブチ
DIO「これが…ザ・ワールドだ、花京院」
DIO「フン!!」ブン
花京院「」ブチュュ!!
DIO「止まった時の中で、貴様は見えもせず聞こえもしないだろうがな…」ズリュリュ
花京院「」
DIO「お前は死んだことさえ気付かない」
DIO「時は動き出す」
キィィィーーン
花京院「!」ドゴォォン
バキッガラガラガラ…
-
- 13 : 2017/06/29(木) 22:02:06 :
ジョセフ「か、花京院ッ!!」
ポルナレフ「いきなり壁にめり込んだぞ!?」
DIO「…フン」クルッ
DIO「次は貴様だ承太r…「オラァ!!」バキィィィン
DIO「うげぇぇーーーー!!!」ドゴォォォォォ
DIO「」ガラガラ…
DIO「…ば、馬鹿な!既にこのDIOの背後に近づいていただと!?」ガバッ
承太郎「…」コツ…コツ…コツ
DIO「あの距離…吸血鬼であるこの俺でもここまで来られないはずッ!」ゼェゼェ
DIO「貴様…まさか!!」ゼェゼェ
承太郎「なんのことか分からねぇな」
DIO「うっ…」バタ
DIO「なんだ…?立てない…あ、あ、脚が動かん!頭痛がするッ…!吐き気もだ…!」ゼェゼェ
承太郎「脳組織を壊したんだぜ」
DIO「ぐっ…貴様…!」ゼェゼェ
-
- 14 : 2017/06/29(木) 22:02:33 :
コニー「いいぞエレン!!」
エレン巨人化「グォォォォォ!!」
ドゴォォン
鎧の巨人「グググ…」
アルミン「ライナーは赤眼の巨人の処理で弱ってる!チャンスだ!」
エレン「ウガァァァァ!!」メキメキ
ハンジ「鎧の巨人は関節技が弱点か!」
コニー「そのままいけぇ!!」
ブチン!!!
鎧 / の巨人「」
アルミン「やったぞ!!首を外した!!」
ライナー「」シュュュュュュ
ハンジ「そのままライナーを拘束するんだ!!」
赤眼の巨人「ウガァァァァ!!」ドドドド
エレン「…!(くそ!邪魔するな!!)」
ミカサ「あぁ!エレン!」
ハンジ「くそ!エレン!一旦離れろ!」
アルミン「後少しなのに!」
モブリット「分隊長!まだ超大型には近づけません!!」
超大型「…」ブシュュュュ
花京院「」
ポルナレフ「おい花京院!!目覚ませ!」ユサユサ
ジョセフ「ポルナレフ…!」
ポルナレフ「!」
ジョセフ「…」フルフル
ポルナレフ「…っ!!」
ポルナレフ「くそっ!!!」
承太郎「……」
DIO「よそ見している暇はないぞッ!承太郎!!」ゼェゼェ
承太郎「…!」
承太郎「…野郎!」
DIO「ザ・ワールド!!!」
ズォォォオォォォン!
承太郎「」ピタァ
巨人「」ピタァ
調査兵団「」ピタァ
DIO「…ハァ…ハァ」ブシュ!
DIO「ぐぅ…」ゼェゼェ
DIO「まずは貴様からだ承太郎!!」
DIO「無駄無駄無駄無駄ァ!!」ドゥン!
承太郎「」ピク
DIO「!!!!?」
承太郎「…」ゴゴゴゴゴゴゴゴ
DIO「こいつ!動けるッ!止まった時の中をッ!」
ドゴゴゴゴゴゴゴゴゴ!!!
承太郎「オラオラオラオラオラァ!」ドドドドドドドド
DIO「ぐぇぇぇおおおぉ!!!」ドゴォォン!
バゴォーン…
シュュュュュュ
ジョセフ「承太郎!」
ポルナレフ「やったのか!?」
承太郎「…」
DIO「」
DIO「…くっくっく」
DIO「マヌケが…これこそが」
ライナー「」ブチュ
DIO「我が逃走経路だ…」ドクンドクンドクン
DIO「WRYYYYYYY!!!」シュュ…
ハンジ「ライナーの血を…!!」
ミカサ「まさか…」
DIO「フハハハハハハ」
DIO「承太郎!これで貴様も終わりだッ!!」ガリッ
ビカァァァ!!ドゴゴゴォォォォ
ブシュュュュ…
鎧の巨人[DIO]『フハハハハハハ!!』
承太郎「…野郎!」
DIO『無駄無駄ぁ!!』ズガガガガガ
承太郎「なにッ!?野郎壁上を!!」
ハンジ「」
アルミン「」
コニー「」
ジョセフ「」
ポルナレフ「」
ミカサ「そんな!」
エレン「…(俺がミカサを守らねぇと!!)」
DIO『フン…ゴミ掃除は済んだ…もう十分だ』
承太郎「くっ!」ダンッ
DIO『逃げてももう遅い!死ねィ!!』ブン
承太郎「オラァ!」ドゴォ
DIO『無駄ァ!』バギィィン!
承太郎「うぉぉぉおッ!」ガッシャーーン
ガラガラ…
DIO『その人間の肉体でこの巨人化DIOに敵うかぁ!!』
承太郎「…ゼェゼェ(全く攻撃が効かねぇ!!)」
DIO『このまま時間停止で叩き潰してくれる!!』
DIO『ザ・ワールd…ザシュ!!ブシュ!!』
DIO『なっ!!』
ザシュ!ザク!!
DIO『ナニィィィ!!』ドシーーン
DIO『なんだ…!?立てん!!全く足に力が入らないッ!?』
承太郎「…!」
承太郎「てめぇは…」
リヴァイ「なんだこのざまは…」
リヴァイ「偉そうに説教した割にはボロボロだが?」
エレン「リヴァイ兵長!!」
承太郎「やれやれだぜ…」ゼェゼェ
リヴァイ「ここは俺がやる」
リヴァイ「下がってろ」
DIO『ぬぅ…!』
DIO『腱を切られたのか…!』
DIO『治癒が間に合わん!』
トン
DIO『!!』
リヴァイ「随分とよく喋る巨人だな…」
リヴァイ「そんなに喋りたいなら出てこいよ」
-
- 15 : 2017/06/29(木) 22:03:01 :
- リヴァイ「そんなに喋りたいなら出てこいよ」
DIO『WRYYY!!』カバッ!
ザシュバリバリ!!!
リヴァイ「ふん!!!」ザシュ!!
エレン「よし!うなじを開いた!!」
ミカサ「あとは本体を…!」
リヴァイ「お前が本体か」
承太郎「待て!!」
リヴァイ「…!!」
DIO「ザ・ワールド!!!!」
ズォォォオォォォン!!!
リヴァイ「」ピタァ
エレン「」ピタァ
ミカサ「」ピタァ
承太郎「…」ピクピク
DIO「コケにしやがって…!」
DIO「こんな刃など…」シャキ…
リヴァイ「」
DIO「無駄ァ!」ザシュ
リヴァイ「」
DIO「時は…動き出す…」
キィィィーーン…
リヴァイ「…ッ!?」ブシュ!!
エレン「兵長ーーーー!?」
DIO「そして承太郎ッ!!」
DIO「間髪入れず最後の攻撃だァ!!」
DIO「正真正銘…!最後の時間停止だ!!」
DIO「「「 ザ・ワールド 」」」
ズォォォオォォォン
-
- 16 : 2017/06/29(木) 22:03:24 :
DIO「「「 ザ・ワールド 」」」
ズォォォオォォォン
エレン「」ピタァ
ミカサ「」ピタァ
承太郎「…」ピタァ
DIO「…」シュンッ
1秒経過…
承太郎「!!?」
2秒経過
3秒経過
なぜ故かDIOは承太郎たちの前から姿を消した
4秒経過
承太郎は考えるのをやめた
止まった時の中で動ける2秒という時間
貰った2秒という時間だけ
ただスタープラチナをぶちかますだけだ!
5秒経過
承太郎(俺が今確かに言えることはDIO)
承太郎(次にてめぇの面を見た時、俺は多分プッツンするという事だけだぜ…)
6秒経過
承太郎(来やがれ…DIOッ!!!)
7秒経過ッ!!
ゴゴゴゴゴゴゴゴ
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ
DIO
「
超
大
型
巨
人
だ
ァ
ッ
|
‼︎
」
承太郎「ぐっッ!!!」プッツン
承太郎「オラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラ」
DIO「もう遅いッ!!脱出不可能よッ!」
DIO「無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄ァ!」
承太郎「オラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラァ!」
DIO「無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄ァ!WRYYYYYYYYYーーー!!」
DIO「8秒経過ァーーーッ!!!」
DIO「ぶっつぶれよぉぉぉぉ!!」ドゴゴゴォォォォン
承太郎「オラァーーッ!!!!」ボゴォォオン
超大型巨人「」ドゴゴゴォォォォォォォォォォン
-
- 17 : 2017/06/29(木) 22:03:42 :
DIO「フ…」
DIO「フハハハハハハ!!!」
DIO「やった…!ついにジョースターの血統を根絶やしにしたのだァ!」
DIO「取るに足らん人間どもよッ!支配してやるぞッ!この知と力の元に!ひれ伏すがいいぞ!!」
DIO「どれ…承太郎の死体を確認して血を吸い取るとするか…」
DIO「吸い取る血が残っていればな…!」
ピクピクッ
DIO「!?」プルプル
DIO「な…なんだ…?身体の動きが鈍いぞ??」
DIO「…」ピタァ
DIO(い…いや!動きが鈍いのでは無いッ!!)
DIO(動けんッ!ば…馬鹿な!!)
承太郎「DIO…11秒経過だぜ?」ゴゴゴゴ
DIO(な…ナニィィィ!!?)
承太郎「俺が時を止めた…9秒の時点でな」
承太郎「今から!テメェをぶちのめすのに一秒もかからねぇぜッ!!」バァァァァン
DIO(じょ…承太郎ッーー!!)プルプル
承太郎「オラァ!」ドゴォ
DIO(うぐぅぅ!!)ブシュ
承太郎「その脚が治癒するのに何秒かかる?」
承太郎「治ったと同時にスタープラチナをてめえに叩き込む」
DIO(コケにしやがって…)
DIO(しかし承太郎…ここへきてやはり貴様は人間よ…)
DIO(後味が良くないとか…人生に悔いを残さないだとか…便所のネズミの糞にも匹敵するその物の考え方が命取りよ…)
DIO(勝利して支配する…それだけよ、それだけが満足感よォーッ!!」ブシュ!
承太郎「うっ!!」
DIO「どうだッ!この血の目潰しはーーッ」ブォン
DIO「勝った!死ねィ!!!」
承太郎「オォォラァ!」ガチィィィン!!
DIO「…」
承太郎「…」
DIO「…」
承太郎「…」ブシュ
DIO「…」ニヤリ
承太郎「…」
DIO「…」ピキピキ
DIO「なッ!ナニィィィ!!」バキィィ
承太郎「…」ゴゴゴゴゴ
DIO「馬鹿な!このDIOが!」ボゴンボゴン
DIO「このDIOがァァァーッ!!!」ブシュュ!
ブチュュンンン!!!
ボトボトボト…
承太郎「…」スッ
承太郎「てめぇの敗因はたった1つだぜ…DIO」
承太郎「たった1つのシンプルな答えだ」
承太郎「てめぇは俺を…怒らせた」
承太郎「それと…治ってもいねぇ脚で攻撃してくるからだ…」
DIO
ザ・ワールド
完 全 敗 北
-
- 18 : 2017/06/29(木) 22:03:57 :
チョウ…
ヘイ…ウ!
エレン「兵長!」
リヴァイ「…ぐ…」
エレン「起きた!!」
リヴァイ「……うるせぇな…」
ミカサ「エレンはずっと側にいた…文句があるならもう一度眠ってもらう」シャキ
エレン「おいよせミカサ!」
ハンジ「イタタタ…」
ジョセフ「oh…」ムク
承太郎「ジジイ」
ジョセフ「承太郎…!」
ジョセフ「終わったのか…?」
承太郎「あぁ終わったぜ…全部な」
ジョセフ「…」
ポルナレフ「花京院…」コツコツ
花京院「」
ハンジ「…」
フワァァァ…
承太郎「!これは!」
ポルナレフ「身体が…薄く!」
ジョセフ「帰るときが来たようじゃの」
承太郎「…」
ハンジ「そ、そんな…もっと」
ジョセフ「短い間だったがの…」
ハンジ「もっと話ししたいことがたくさんあるのに!!」
リヴァイ「ハンジ」
ハンジ「リヴァイ…」
リヴァイ「…」コツ…コツ…
リヴァイ「承太郎…」
承太郎「…?」
リヴァイ「ありがとうな」
承太郎「!」
承太郎「…あぁ…次からは無理するんじゃあねぇぜ?」
リヴァイ「そうだな」
アルミン「ポルナレフさん」
ポルナレフ「アルミン…おめぇもちゃんとした男だったぜ!元気でな!」
エレン「…」
ポルナレフ「エレン!これからは前見て歩けよ??」
エレン「うるせぇ!分かってるよ!」
ポルナレフ「だがあの時お前とぶつかって良かったぜ!」
エレン「はっ!次は慰謝料払ってもらうからな!」
ポルナレフ「生意気いいやがるぜ!」
ポルナレフ「ミカサよ…エレンと幸せにな!」ニカ
ミカサ「なっ///!」カァ//
ミカサ「エ…エレンは…家族…//」ボソ
ポルナレフ「はぁ?聞こえねぇーぞ?」
ミカサ「…」バキ
ポルナレフ「うがぁぁぁ!!」ゴロゴロ
ヒヒィーン
「間に合ったか!!」ゼェゼェ
エルヴィン「君たち…」ゼェ
ハンジ「エルヴィン!?」
エルヴィン「人類を代表して礼を言う」
エルヴィン「ありがとう」
承太郎「…フン」
ジョセフ「じゃあもう時間のようじゃ…」
ポルナレフ「簡単にくたばるんじゃねぇぞ!調査兵団!!」
ハンジ「ありがとう〜」
エレン「じゃあな!!」
ミカサ「必ずエレンを幸せにする」
アルミン「またいつか…どこかで!」
シュュュュュン…
-
- 19 : 2017/06/29(木) 22:04:12 :
--------
------------
-----------------
承太郎「…!」
DIO「」
承太郎「DIO…」
スピードワゴン財団
「こちらスピードワゴン財団第二号車、ただいまアルニール通りを北へ移動中」
「DIOの死体は回収した…くり返す」
「DIOの死体は回収した」
「花京院典明は死亡、ヘリコプターにて遺体輸送中」
_______
__________
________________
ジョセフ「むぅ…」
承太郎「…どうしたジジイ」
ジョセフ「長い夢を見ていたようなんじゃが…」
承太郎「…」
ポルナレフ「待たせたな」
承太郎「随分遅かったな…クソでも詰まらせたか?」
ポルナレフ「便所が混んでただけだ!それにどっかで聞いたぞ、その言い回し」
『『フランス国営航空92便パリ行きのお客様は18番ゲートへお急ぎください』』
ジョセフ「どうしてもフランスに帰るのか?ポルナレフ」
ジョセフ「もう身内はいないんじゃろう?よかったわしの家のあるニューヨークに来ないか?」
ポルナレフ「…」
ポルナレフ「ジョースターさん…身内はいなくてもフランスは俺の祖国なんです…」
ポルナレフ「故郷には思い出がある。どこへ行っても必ず帰ってきてしまうところなんです」
ポルナレフ「何かあったら呼んでください…世界中どこでもすっとんでかけつけますよ」
ジョセフ「さびしくなるな…」
ポルナレフ「…」
承太郎「…」
ポルナレフ「辛いことがたくさんあったが…でも楽しかったよ」
ポルナレフ「みんながいたからこの旅は楽しかった」
承太郎「……」
ジョセフ「そうだな…」
ジョセフ「楽しかった…心からそう思う…」
ガシィッ
ポルナレフ「それじゃあな!!しみったれたじいさん!長生きしろよ!」
ポルナレフ「そしてそのケチな孫よ!俺のこと忘れるなよ!?」ウル…
ジョセフ「また会おうッ!わしのことが嫌いじゃあなけりゃあな!間抜け面ァ!」ウル…
承太郎「忘れたくてもそんなキャラしてねぇぜ…てめぇはよ、元気でな…」
ポルナレフ「…あばよ」クルッ
ポト
ジョセフ「ポルナレフ何か落としたぞ…?」
ポルナレフ「ん?…あぁ…?」スッ
ポルナレフ「…?」
ポルナレフ「これは…!」
ジョセフ「このワッペンは…!」
承太郎「自由の翼…!」
完
-
- 20 : 2017/06/29(木) 22:39:25 :
- ジョセフならリヴァイのケガぐらい治せただろ
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