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  1. 1 : : 2017/05/14(日) 17:01:41
    こんにちは天慧竜・バルファルク(リヴァイ大好き)です。
    頑張りますのでよろしくお願いします。

    魔王に恨みを持つ少女シリーズもよろしくお願いします。
  2. 2 : : 2017/05/14(日) 17:27:23

    この世界は巨人によって支配されている…

    巨人に囚われた少女は哀しき歌を歌い…

    壁に囚われた少女は希望の歌を歌った…

    王に囚われた少女は憎しみの歌を歌った…

    壁に囚われた少女は言った。

    「この世界は残酷だ…」

    そう、この世界は残酷だ。

    人と人とが争いその上、巨人とも争う。

    この世界には兵団がいる。

    《駐屯兵団》《調査兵団》《憲兵団》

    この三兵団は壁を守り人を守りそして王を守っている。

    巨人にも王はいる。

    「壁に囚われた人間共を滅してやる。」

    巨人の王は人間を憎んだ…

    この世界に存在する伝説の4竜王を手にしたものがこの世界を守り破壊する事が出来る。
  3. 3 : : 2017/05/14(日) 17:31:22

    エルヴィン「この世界を救うのには伝説の4竜王の力が必要だ。」

    リヴァイ「だいたい、そんなのがこの世界にいるのか?」

    ハンジ「そこだよね…どうするエルヴィン?このままだと王政府にも攻撃され巨人にも攻撃されるよ?」

    エルヴィン「分かっている…確か…今期の訓練兵は異常な身体能力を持った子がいるみたいだね。」

    リヴァイ「そん中にいると思ってんのか?」

    エルヴィン「可能性はあるだろ?」

    リヴァイ「無謀だ。いるわけない…」

    エルヴィン「99%いないだろう。だが、最後の1%がある。その可能性にかけてみないか?リヴァイ。」

    ハンジ「いつもエルヴィンは危険な橋を渡るんだね。」

    エルヴィン「それしか取り柄がないからね。」

    リヴァイ「いいだろう…お前の判断を信じよう。」
  4. 4 : : 2017/05/14(日) 19:14:46

    エレン「だるいなー。」

    シエナ「訓練とはそう言うもの。」

    アルミン「君達はトップ2なんだから余裕があるよね。」

    エレン「ないない。」←首席

    シエナ「ついていくの辛いよ。」←次席

    「「「「(嘘つけ…)」」」」

    バタン!

    キース「お前らよく聞け!これから調査兵団、憲兵団、駐屯兵団が視察に来る!くれぐれも無礼のないように!」

    「「「「「はっ!」」」」」バッ

    エレン「調査兵団か…」

    シエナ「エレンの憧れの人来るんじゃない?」

    エレン「リヴァイ兵長か…来るかな?」

    シエナ「来ると思う。私はナナバさんみたいになりたいね。」
  5. 5 : : 2017/05/14(日) 19:17:29

    ナイル「憲兵団師団長ナイル・ドークだ。」

    ピクシス「儂は駐屯兵団司令官ドット・ピクシスだ。」

    エルヴィン「私は調査兵団団長エルヴィン・スミス。」

    リヴァイ「調査兵団兵士長リヴァイ・アッカーマンだ。」

    ハンジ「私は調査兵団分隊長のハンジ・ゾエだよ。」

    ミケ「調査兵団分隊長ミケ・ザガリエス。」

    ナナバ「調査兵団分隊長補佐ナナバだ。」

    キース「くれぐれも無礼のないように!」

    「「「「「はっ!」」」」」
  6. 6 : : 2017/05/14(日) 19:21:46

    エレン「本物だ!」キラキラ

    シエナ「エレン…訓練しないとキースさんに怒られるよ。」

    エレン「おう!」

    シエナはノリノリのエレンに困り果てた。

    エルヴィン「キースさん。今期の逸材はどの子でしょうか?」

    キース「今期は上位4名だ。」

    エレン・イェーガー

    シエナ・サクシード

    ミカサ・アッカーマン

    アルミン・アルレルト

    リヴァイ「ほう、面白い。」

    エルヴィン「合わせていただけますか?」

    キース「構わんが…勝負をするなら気をつけろ。あいつらはただのそこらにいる兵士とは違うぞ。」

    エルヴィン「分かりました。」

    キース「イェーガー!サクシード!アッカーマン!アルレルト!」

    ダダダダダダ

    バッ‼︎

    その時リヴァイは初めて恋をした。

    相手は…

    シエナ「…」キッ

    次席のシエナ・サクシードだった。
  7. 7 : : 2017/05/14(日) 19:24:42

    リヴァイ「この中で一番強いのはイェーガーか?」

    エレン「はっ!」バッ

    リヴァイ「で、次席がお前かシエナ・サクシード。」

    シエナ「はっ!」バッ

    リヴァイ「面白い…サクシード、勝負しようじゃねぇか。」

    シエナ「え?」

    リヴァイ「キース、許可しろ。」

    キース「構わんが気をつけろ。」

    リヴァイ「分かってる。サクシード、相手をしてやる。」

    スタスタスタ

    おいおい、いくらシエナでも兵長には勝てないだろ…

    相手は《人類最強》なんだぞ!

    リヴァイ「手加減は無しだ。いいな?」

    シエナ「はい!」

    リヴァイ「準備はいいな?」スッ

    シエナ「はい!」スッ

    ダッ!
  8. 8 : : 2017/05/16(火) 14:10:01

    おいおい、まじかよ…シエナの野郎兵長と互角で戦ってんぞ…

    リヴァイ「ほお、やるじゃねぇか。」

    シエナ「ありがとうございます。」

    ペトラ「兵長、本気出してるよね?」

    エルド「いや、まだだと思うぞ。」

    オルオ「兵長があんながkガリッ

    ペトラ「今度こそ舌噛み切って死ねばいいのに…」

    シエナとリヴァイは互角で戦い続けた。

    リヴァイ「(こいつはマジでつぇな。)」

    シエナ「(さすが人類最強一筋縄ではいかないか…)」

    キース「そこまでだ!」

    ピタ

    キース「これ以上やっても決着はつかんな。」

    エルヴィン「リヴァイ。」

    リヴァイ「あぁ。」

    エレン「さすがシエナ!」

    シエナ「うん。」

    シエナとリヴァイは顔を合わせた。

    リヴァイ「今度もう一度勝負させてくれ。」

    シエナ「よろこんで。」ニコ

    リヴァイ「…///」

    調査兵団兵達は気付いた…

    リヴァイがシエナに一目惚れしたと…
  9. 9 : : 2017/05/17(水) 12:10:46

    その後、訓練は無事に終わり訓練兵団卒団式が行われた。

    だが…その最中に壁が破壊され巨人が中に入ってきてしまった。

    エレン「1匹残らず駆逐してやる!」

    シエナ「エレン、落ち着いて。とにかく今は状況判断が優先。」

    エレン「分かってる。」

    ミカサ「シエナの言っている通り。」

    アルミン「でもさ、肝心の調査兵団が壁外調査を行ってる時にこんなことになるなんて…」

    シエナ「人類最強さんもいないからやばいね。でも、ここで引くわけにはいかない。」

    ミカサ「もちろん。」

    アルミン「負けられないね。」

    エレン「駆逐してやる!」

    四人は決意していたが他の訓練兵はビビっていた。
  10. 10 : : 2017/05/17(水) 19:18:56
    〜壁外〜

    ?「さあ、皆んな人間を殺しておいで。」

    ドドドドドドドドドドドドドドド

    ?「ん?」チラ

    エルヴィン「目標発見!総員戦闘準備に取り掛かれ!」

    「「「「「はっ!」」」」」

    シャキン

    ?「(調査兵団か…まあいい、刺客は送り込んだ。せいぜい苦しめ人間共。)」

    ドドドドドドドドドド

    エルヴィン「くっ!逃がすな!」

    リヴァイ「チッ、エルヴィン!巨人が壁を目指してるぞ!」

    エルヴィン「くそっ!壁が破壊されたか!」

    ハンジ「その可能性は大いにあると思うよ!」

    ミケ「…」すんすん

    ナナバ「ミケ?」

    ミケ「エルヴィン、まずいぞ…」

    エルヴィン「何だ?」

    ミケ「子供四人が壁際で巨人と交戦してる。」

    エルヴィン「な?!」

    リヴァイ「?!」

    ハンジ「それやばくない?!」

    ナナバ「まさか…」

    ミケ「急いで戻った方がいい。」

    エルヴィン「そうだな…総員!撤退する!」

    ドドドドドドドドドド

    ?「馬鹿だな人間は助けに行っても助からないのに…クク、これで人類はウォールシーナまで後退を余儀なくされる。」
  11. 11 : : 2017/05/17(水) 19:24:10

    シエナ「ちょっと巨人の量が多いと思うんだけど…」

    エレン「壁をどうやって塞ぐ?」

    アルミン「エレンの巨人の力を使って塞ぐ?」

    シエナ「やばいと思うよ。」

    ミカサ「エレンが殺されてしまう。」

    シエナ「いや…そこは問題ない。エレンが巨人化して大岩持ってこのデカイ穴にはめ込んで塞ぐ。で、それを私達が守る。」

    アルミン「なるほど。邪魔をさせないということか。」

    シエナ「邪魔なんてさせないから。」

    エレン「お前、駆逐顏になってんぞ。」

    ミカサ「とにかく今は…」

    シエナ「3人は壁の穴を塞ぎに行って。私はここで残って穴から巨人が入ってこないようにするから。」

    アルミン「いや、それは…」

    シエナ「黙って、行動して。今はこれしか方法がない。」

    ミカサ「分かった。ここはお願い。」

    エレン「急いで塞いでやるから。」

    アルミン「御武運を!」

    ダッ

    シエナ「やっと行ったか…」

    シャキン

    シャキン

    シエナ「巨人共、駆逐してやるからかかってこい。」
  12. 12 : : 2017/05/17(水) 19:25:52

    ハンジ「あの子すごいね!」

    リヴァイ「感心している場合か!」

    ミケ「1人のようだな。」

    ナナバ「勇敢だねあの子。」

    エルヴィン「リヴァイ、ハンジ。あの子の援護をしてやれ。」

    リヴァイ「分かった。」

    ハンジ「了解。」

    ドドドドドドドドドドドドドドド

    エルヴィン「我々はこのまま壁内に入る!」

    「「「「「了解!」」」」」
  13. 13 : : 2017/05/17(水) 19:33:29

    ザクッ

    スタン

    シエナ「切っても切ってもキリがない。」

    チラ

    シエナ「(ガスは半分以上はあるけど刃がもうこのなまくらな刃しか…でも、ここで引くわけにはいかない!)」

    ザクッ

    シエナ「!」

    スタン

    スタン

    リヴァイ「無事か?」

    ハンジ「大丈夫?」

    シエナ「調査兵団…」

    リヴァイ「チッ、一人でよくこれだけの巨人を殺せたな。で、ガスはどれぐらい残ってる?」

    シエナ「半分以上残っています。」

    リヴァイ「!ブレードは?」

    シエナ「このなまくら以外ありません。」

    リヴァイ「そうか、なら俺の後ろにいろ。ここからは俺が狩ってやる。」

    ダッ

    ハンジ「安心して大丈夫だよ。リヴァイは強いから。」

    シエナ「はい。あ、調査兵団の人達全員壁の中に入りました?」

    ハンジ「入ったけど?どうかした?」

    ドン

    シエナ「…」

    ドン

    シエナ「…エレン。」ボソ

    ドン

    ハンジ「うそ!巨人だ〜!!」

    リヴァイ「黙れクソ眼鏡!」

    シエナ「…」

    リヴァイ「あいつも生き残りか…」

    シエナ「待って下さい。殺させません、あの巨人だけは。」

    リヴァイ「?」

    ハンジ「え?」

    シエナ「!(まずい!巨人が!)」

    ダッ!

    リヴァイ「待て!」

    パシュッパシュッ

    シエナ「死ね!」

    ザクッ

    パキン!

    シエナ「しまった!」

    スタン

    シエナ「チッ、刃が折れた。」

    ドン

    スタン

    アルミン「シエナ、もう大丈夫だよ。」

    ミカサ「後は私に任せて。」
  14. 14 : : 2017/05/18(木) 15:26:33

    その後、エレンは大岩で壁を塞いだ。

    巨人になれる少年として憲兵に捕まってしまった。

    ミカサ「私とアルミンだけしか呼ばれていない。とてもおかしい。」

    アルミン「同意見だよ。」

    ダリス「では、始めようか。エレン・イェーガー君、君は人類の為に命を捧げると誓った兵士だね?」

    エレン「はい。」

    ダリス「では、憲兵団意見を。」

    ナイル「早急に殺すべきです。」

    ダリス「調査兵団。」

    エルヴィン「彼の力を使って奪われた領土を取り返します。」

    ダリス「うむ…」

    ナイル「ミカサ・アッカーマンもアルミン・アルレルトもあいつの仲間の可能性があります。」

    エレン「ミカサとアルミンは俺みたいな能力は持っていません!」

    ナイル「分からないだろう。彼らも調べるべきだ。」

    エレン「ふざけるな!あいつらはなんも関係ねぇ!」

    ガシャンガシャン

    リヴァイ「ふん!」

    ブン

    バキ

    ダリス「!」

    ナイル「!」

    リヴァイ「!!」

    エレン「何で、お前がここにいんだよシエナ。」

    シエナ「エレン蹴られるかも?って思ったから。」

    エレン「恐ろしく勘のいいやつだな。」

    シエナ「褒め言葉として貰っとくね。」

    ダリス「君は…シエナ・サクシードだね。」

    シエナ「はい。」

    おい、あの人類最強の攻撃を押さえ込んだぞ…

    ありえねぇ…

    シエナ「ご提案があります総統。」

    ダリス「何だね?」

    シエナ「エレンを調査兵団に入れ監視をリヴァイ兵士長が行うのはどうでしょうか?」

    ダリス「リヴァイ、出来るのか?」

    リヴァイ「殺す事ならまず間違いなく。」

    ダリス「決まったな…エレン・イェーガーを調査兵団に託す!」

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