王馬「クトゥルフやろうよ!」【安価】
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- 1 : 2017/05/01(月) 07:37:08 :
- 王馬「え?他のSS完結させてから書け?」
王馬「・・・・・・ごめんね!でも他に執筆してる作品はシリーズ物だから完結を待ってたら10年はかかるよ!まぁ嘘だけど・・・」
王馬「てなわけで次のレスから本編スタートだよ!」
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- 2 : 2017/05/01(月) 12:46:54 :
- 王馬「クトゥルフ神話TRPGって知ってるよね?」
最原「知ってるよ。」
赤松「私は知らないよ。」
王馬「じゃあ説明を・・・」
東条「私がするわ。」スッ
王馬「東条ちゃんどこから・・・!?」
東条「“クトゥルフ神話TRPG”とは、クトゥルフ神話の世界観のTRPGよ。」
最原「・・・そのままだね。」
赤松「ま、待って。そもそもTRPGってなんなの?」
東条「TRPGとはテーブルトークロールプレイングゲームの略よ。ゲームの進行係であるKP ・・本当は色々呼び方があるのだけどここではKPと呼ぶわね。そしてゲームをプレイするPL に分かれて、主に会話だけでゲームを進めるのよ。」
赤松「ううーん、どういう事?」
最原「赤松さん、ゲームはやった事ある?」
赤松「うん、まぁ少しだけど。」
最原「じゃあよくある『魔王を倒して世界を救う勇者』みたいなゲームを思い浮かべて欲しいんだけど・・・」
赤松「あ!ドラ○エみたいなやつだね!うん、わかった。」
最原「僕その名前出さないようにしたのにな・・・まぁいいや。そのゲームに出てくる街やフィールドの見た目、物音、そこに住んでいる人や動物や魔物・・・それらの描写を全部KPがやってくれるんだよ。」
赤松「例えば?」
最原「え、えっと・・・」
最原「勇者アカマツはサイシュウ村に足を踏み入れた・・・村の入口近くに女性が立っている。小さい家が立ち並びあまり大きな建物は見当たらない。少し離れた所に道具屋があるようだ。・・・こんな感じかな・・・ごめん、僕あまりKPやらないから伝わりづらかったかも。」
王馬「とりあえず女の人にパンツの色を聞く!!『お姉さんのパンツは何色ですか?』」
最原「『履いてません。』」
赤松「履いてないの!?」
王馬「最原ちゃん真面目にやってよ!」
最原「それはこっちのセリフだよ。」
王馬「オレは赤松ちゃんにTRPGの自由度を説明しようとしてたんだよ!?」
最原「あ、そうなの。」
王馬「赤松ちゃん、普通ド○クエでこんな質問出来ないよね?でもTRPGなら出来るんだよ。」
赤松「ところで最原くんはパンツを履いてない人が好みなの?」
最原「そんな人好みな訳ないだろ!?」
赤松「そうだよね、そうだったらどうしようかと思ったよ。」
東条「とんだ変態ね。」
王馬「最原ちゃんの変態!」
最原「な、なんで僕が・・・?」
東条「赤松さん、例えは酷いけど王馬くんの言ってる事は正しいわ。」
赤松「あ!じゃあゲーム中に誰もが1度は思う『その草むらは超えられるだろ!』が実行出来ちゃうわけだね?」
最原「うん、そんな感じだよ。」
王馬「ただ本当にれるかは分からないけどね。超えた瞬間に不思議な力で死ぬかもだし。」
赤松「えぇ!?」
東条「いくら何でもそんな理不尽に死んだりしないわ。」
赤松「あ、そうだよね!」
最原「でも、本当に出来るとは限らないんだよね・・・」
赤松「あ、そこは本当なんだ。」
東条「PLは何をしてもいいけど何でも出来るわけではないのよ。」
王馬「逆にKPは何でも出来るけど何をしてもいいわけじゃないんだよ。」
赤松「え、何でもできるの?」
最原「うん、KPは言ってしまえば神様だからね。」
赤松「でも神様だからって何でもしていいってことじゃないんだね。」
最原「王馬くんは肝に銘じておいてね。」
王馬「何でオレだけ?」
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- 3 : 2017/05/01(月) 14:14:25 :
- 期待です!
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- 4 : 2017/05/01(月) 15:09:06 :
- >>3
ありがとうございます
東条「TRPG自体の説明についてはここまででいいかしらね。」
最原「分からないことがあったら聞いてね。」
赤松「うん。」
王馬「次は“クトゥルフ神話”についての説明だよ。」
東条「クトゥルフ神話は、太古に地球を支配していたけど現在は地上から姿を消している、強大な力を持つ恐るべき異形のものども(旧支配者)が現代に蘇る・・・というお話よ。」
赤松「ん・・・?お話?」
王馬「外国の小説だよ。」
赤松「・・・あ!作り話なのか!神話っていうからてっきり伝説か何かなのかと思ったよ。」
最原「ギリシャ神話とかとは違うよ。」
王馬「クトゥルフ神話自体の説明は簡単にでいいんじゃないかな?」
東条「そうね・・・なら、“クトゥルフ神話TRPG”について説明するわね。」
赤松「お願いします!」
東条「最初に言った通り、“クトゥルフ神話TRPG”はクトゥルフ神話の世界観のTRPGよ。PLが操作するキャラの事は主に“探索者”と呼ぶのだけど探索者は基本的に一般人なの。ただ、何かしら専門職についている事がほとんどよ。例えば・・・警官、私立探偵、医者、スポーツ選手・・・こんな感じね。」
赤松「ピアニストはないの?」
東条「現実に存在してるならどんな職業でもいいわよ。」
王馬「自宅警備員なんて職業もあるしね!」
最原「職業じゃないよね・・・」
東条「そしてこの探索者たちが、クトゥルフ神話に関係する事件に巻き込まれて話が始まるのよ。」
赤松「例えば?」
王馬「目が覚めたら見知らぬ場所に・・・!とか。」
最原「最近知り合いが行方不明になった・・・!とか。」
東条「話を聞くより実際にやってみた方がいいんじゃないかしら。」
王馬「じゃあやろう!オレがKPだよ!!!」
赤松「え!急に!?」
王馬「はいキャラシ!」
赤松「キャラシってなに?」
最原「セーブデータみたいなものだよ。ここに自分の探索者のステータスを書き込むんだ。」
赤松「えーっと・・・」
王馬「これ使ってね。」つTRPGダイスセット
赤松「なにこれ?」
最原「ゲーム中もだけど、探索者作成にサイコロを使うんだ。」
赤松「これサイコロなの?なんか色々種類があるんだね。」
東条「よく見る6面ダイスもあるけど・・・ここにあるのは3面ダイス、4面ダイス、8面ダイス、10面ダイス、20面ダイスの6種類で・・・100面ダイスは無いわね。」
赤松「ひゃ、100!?」
王馬「ゴルフボールはないよ。10面ダイス×2で代用してもらうからね。」
赤松「ゴルフボール・・・?」
最原「詳しくは100面ダイスで画像検索してみよう。」
赤松「このダイスはどういう時に使うの?」
王馬「ゲーム中の技能判定が主なんだけどね・・・今回技能判定にダイスは使わないよ!」
最原「・・・え?」
東条「どういう事?」
王馬「だってこれって安価SSなんだよ?もちろん技能判定は安価で行います!」
赤松「まっ、待って!技能判定ってなに!?」
王馬「あ、そこからか・・・」
東条「例えば・・・ゲームの中で何かをする時に技能判定を行うのだけど、それが必ず成功するとは限らないの。」
赤松「よくわからないからドラ○エに例えてほしいな・・・」
最原「敵に攻撃した時、攻撃が必ず命中するとは限らないよね?その攻撃が当たるか外れるかをダイスの数値によって決定する・・・って感じだよ。」
赤松「なるほど!」
東条「ちなみに“会心の一撃”のような要素もあるわよ。」
赤松「そうなの!?」
王馬「それはゲーム始める時にちゃんと説明するよ。技能について説明・・・したいんだけど先にキャラシ作ってくれるかな?推奨技能は〈目星〉〈図書館〉〈説得〉〈信用〉戦闘技能はあっても無くてもOKだよ。」
赤松「す、すいしょうぎのう?」
王馬「これからやるシナリオをクリアするためにあると便利な技能の事だよ。詳しいことは最原ちゃんと東条ちゃんに聞いてね。」
東条「ちゃんと教えるから大丈夫よ。」
赤松「うー、お願いします。」
最原「うん。」
王馬「あ!推奨技能言っといてなんだけど、コンセプトは“自分が探索者になったら”だからね!」
最原「学生探索者にした方がいいの?」
王馬「話聞いてた?自分がモデルなんだから最原ちゃんの職業は超高校級の探偵でしょ?」
東条「なら私は超高校級のメイドね。」
赤松「じゃあ私は超高校級のピアニスト!」
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- 5 : 2017/05/02(火) 07:29:55 :
- キャラシ作成中
王馬「そろそろいいかな?」
赤松「うーん・・・こんな感じなのかな?」
PC① 赤松楓
年齢 16
職業 超高校級のピアニスト
STR(筋力) 12
DEX(敏捷) 7
CON(体力) 12
POW(精神力) 10
APP(外見) 13
INT(知性) 16
EDU(教育) 14
SIZ(体格) 9
SAN(正気度) 50
db(ダメージボーナス) 0
アイデア 80
幸運 50
知識 55
HP 11
MP 10
言いくるめ 40
聞き耳 85
芸術〈ピアノ〉95
説得 50
応急手当 70
目星 70
歴史 70
精神分析 26
王馬「発狂要員だね!」
赤松「え・・・?」
王馬「それは後で説明するよ。まずは他の二人のキャラシを確認しないとね。はい、最原ちゃんは?」
最原「僕はこれだよ。」
PC② 最原終一
年齢 16
職業 超高校級の探偵
STR(筋力) 8
DEX (敏捷)10
CON(体力) 11
POW(精神力) 15
APP(外見) 13
INT(知性) 14
EDU(教育) 14
SIZ(体格) 13
SAN(正気度) 75
db(ダメージボーナス) 0
アイデア 70
幸運 75
知識 70
HP 12
MP 15
言いくるめ 66
鍵開け 50
心理学 85
図書館 70
目星 70
聞き耳 70
薬学 50
説得 61
王馬「なかなかバランスいいんじゃない?」
最原「アイデアが高いのが気になるけど・・・」
王馬「SANチェック失敗しなければ大丈夫だよ。」
東条「フラグかしら?」
赤松「さんちぇっく?」
王馬「これも後でまとめて説明するよ。」
東条「最後は私ね。」
PC③ 東条斬美
年齢 16
職業 超高校級のメイド
STR(筋力) 12
DEX(敏捷) 8
CON(体力) 14
POW(精神力) 12
APP(外見) 16
INT(知性) 14
EDU(教育) 17
SIZ(体格) 13
SAN(正気度) 60
db(ダメージボーナス) 1d4
アイデア 70
幸運 60
知識 85
HP 14
MP 12
説得 55
応急手当 70
聞き耳 80
制作〈料理〉80
芸術〈掃除〉80
目星 80
信用 76
精神分析 80
最原「ハイスペックだ・・・」
王馬「さすが超高校級のメイド!」
赤松「すごいね・・・私でもわかるよ。」
東条「そうかしら?敏捷がネックだと思うけど。」
王馬「赤松ちゃんのが遅いから大丈夫!」
赤松「そうだった・・・」
最原「一番速い僕で10なのか・・・別に速いって訳じゃないよね。」
王馬「アレだね・・・鈍足発狂パーティーだ!」
赤松「そんなパーティー嫌だ!」
王馬「えーっと・・・色々と説明しなきゃだね。まず『このアルファベット3文字は何なの?』って思った人が多いと思うんだけど・・・」
東条「探索者の基本的なステータスよ。」
赤松「ド○クエで例えると・・・?」
最原「攻撃力、すばやさ、かしこさ、かっこよさ・・・この辺りみたいなものだよ。」
王馬「大体は()の中の意味だからね。」
赤松「この“びんしょう”っていうのは?」
東条「敏捷は・・・すばやさと思ってくれればいいかしら。」
赤松「外見っていうのは?」
最原「そのままの意味だよ。」
王馬「あ、STRからSANまでの数値だけど・・・基本的に最大で18で、高いほど良いって事になるよ。つまりこの3人の中だと東条ちゃんが一番美人ってことになるね!」
赤松「さ、さすがパーフェクトメイド・・・!!!」
東条「赤松さんと最原くんだって見た目が悪い訳じゃないわ。」
赤松「そうなの?」
最原「APP13だから・・・中の上くらいかな?」
王馬「なんか全体的に見た目が悪くないな・・・美形鈍足発狂パーティーだ!」
最原「全部繋げればいいとか思ってない・・・?」
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- 6 : 2018/04/30(月) 15:43:00 :
- ピアニストとメイドのDEXが7とか8ってまずくないか…
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