最原「僕らの存在戦争」※黒バラさんと合作!
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- 1 : 2017/04/06(木) 21:16:49 :
- *ダンロン無印、2 、v3のキャラが出ます‼
*黒バラさんとの合作です‼
*僕は合作が初であり、間違いが生じてしまう可能性が高いので、教えてもらえるとありがたいです‼
*バトル系ssです
*ダンロンキャラが異能を使って、バトルするという内容です‼
*ぜひ、読んでください♪
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- 2 : 2017/04/06(木) 21:58:29 :
- 『異能』
それは、その人が持つ独自の凄い能力
この話は異能を使った学生達について。
仁「それでは…始まるぞ!」
※仁は出演しません。
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- 3 : 2017/04/06(木) 22:00:45 :
- …
……
………
最原「…?」
夜空の明かりに照らされて、僕は目覚めた。地面の感覚は…砂だ。何故?僕は伯父の住むアパートで寝ていたはずだ。なのに…ここは海辺じゃないか。これは…夢、なのか?
「夢じゃないよ」
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- 4 : 2017/04/06(木) 22:40:05 :
- 最原「だ、誰だ⁉」
モノクマ「モノクマーです‼」
最原「モノクマ!?」
モノクマ「あれ…僕のこと知ってるの?…まぁ、いいや」
モノクマ「今から君達に、異能バトルをしてもらうよ!」ウププ
最原「君達……?ここには、僕とお前しか__」
???「あ…最原君!君も来たんだね」
最原「赤松さん!?」
赤松「うん…ここには、皆いるよ。先輩も」
最原「先輩もいるの!?」
石丸「最原君!久しぶりだな‼」
日向「俺達全員、モノクマに連れてこられたんだ」
最原「そうだったんですか……」
モノクマ「はいはい!再会の話はもういいから…さっさと始めようよ、バ・ト・ル!!」
モノクマ「ではでは、まずルールを説明しまーす」
???「ちょっとまってよ!」
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- 5 : 2017/04/06(木) 22:46:24 :
- ウサミ「そんな残酷なことはさせまちぇんよ!!」
赤松「ウサミ!?」
モノクマ「はいはい。ザコは…」
ウサミ「なっ!!あんた!!人間が異能を使ったらどれだけのリスクが…」
パン!!
モノクマ「黙ってなよ」
石丸「なっ!!ウサミが爆発した!?」
日向「おい…異能バトルって…何をするつもりだ…!?」
モノクマ「えっとね」
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- 6 : 2017/04/07(金) 00:37:36 :
- モノクマ「異能を使って人を殺す…つまり、コロシアイだよ」
モノクマ「あ、とはいっても学級裁判は無いけどね」
苗木「学級裁判…?なんだそれ?」
モノクマ「あ、いやこっちの話なんでオマエラには関係ないよ」
セレス「コロシアイなんてむごいこと、したくないですわ」
弐大「賛成じゃ!そんなんしたくない」
モノクマ「うぷぷ。オマエラに拒否権はありません。強制的に参加していただきます」
十神「モノクマ……俺の異能を教えろ」
皆「!!」
大和田「十神!お前、やる気なのか…」
十神「ふん、面白いじゃないか!!これはゲームだ。楽しむべきだ」
狛枝「ははは…楽しもうよ皆」
葉隠「こいつら、頭狂ってるべ!!」
モノクマ「うぷぷ、面白いね。実に面白い。」
モノクマ「ほらほら、十神君とか狛枝君は気合い入ってるよ~!」
モノクマ「あたふたしていたら、あっという間に殺られちゃうね」ウププ
最原(地獄だ……)
モノクマ「それでは、異能表を公開します!」
~78期生~
苗木…幸運能力
霧切…全てのものをかわす能力
舞園…ダメージ半減能力
桑田…絶対命中能力
大和田…石丸がそばにいたら無敵能力
石丸…大和田がそばにいたら無敵能力
山田…瞬間移動ができる
セレス…空を飛べる
不二咲…改造能力
江ノ島…復活能力(3回限り)
戦刃…姿を消す能力(15秒)
葉隠…当選能力
朝日奈…水泳能力
大神…拳法能力
十神…銃の達人
腐川…ナイフの達人
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- 7 : 2017/04/07(金) 06:12:55 :
- 77期生
日向 氷結能力
左右田 予知能力
ソニア 身体増強能力
九頭龍 発火能力
終里 血液を操る能力
豚神 マインドコントロール能力
花村 テレポート能力
小泉 能力奪取
辺古山 巨大化能力
澪田 記憶操作能力
西園寺 召喚術師
罪木 物質透過能力
弐大 液体を操る能力
田中 重火器の使い手
狛枝 防御能力
七海 音を操る能力
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- 8 : 2017/04/07(金) 10:38:42 :
- ~79期生~
最原…エスパー能力
赤松…サポート能力
王馬…???
天海…透視能力
真宮寺…波動能力
アンジー…神の助言能力
星…風の使い手
ゴン太…強力な力の持ち主
キーボ…まさかの能力無し
夢野…魔法の使い手
春川…カウンター能力(正面からの攻撃のみ)
百田…???
東条…錬金術師
白銀…変装能力
茶柱…合気道能力
入間…弓矢の達人
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- 9 : 2017/04/07(金) 18:15:06 :
- キーボ「ちょっと待ってください!!何故ボクの能力がないのです!?」
モノクマ「それじゃあ、そろそろ行くよー!異能と!狂気と!絶望の世界に〜?レッツゴー!!」
最原「おい、待て!!」
その瞬間、僕達は散り散りにワープさせられた…。そして始まるのだ。絶望に満ちた異能バトルが。
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- 10 : 2017/04/07(金) 20:41:00 :
- _____
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__
_
最原(う…どこだ、ここ!?)
???「……」シュッ
最原「!?」
???「ち…よけやがったか」
最原(ふぅ……僕のエスパー能力で、なんとか助かった)
最原「何をするんだ……辺古山先輩…」
辺古山「ふふふ、私はもう5人も殺しているわ!あなたなんか楽勝よ」
最原「5人も……どうして!?」
辺古山「意味なんて無いわ。それよりいいの?私、なかなか強いわよ」
そういうと、彼女はみるみる大きくなり僕のからだの10倍の大きさになった。
辺古山「あなたは私に踏み潰されて、おしまいよ」バッ
最原「……」フン
辺古山「な、なに!?」
最原「辺古山先輩……あなたの考えていることは全て分かります!」
最原「あなたがどこを攻撃するのか、何を思っているのかがです!!」
辺古山「…それがあなたの異能なのね」
辺古山「なら私は無心で戦うわ」
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- 11 : 2017/04/07(金) 21:11:31 :
- 辺古山先輩は、その巨体からは想像もつかない速さで拳を繰り出した。僕はバニシュで避け、ダメージを与える。
辺古山「ぐっ…!!…なかなかやるな…」
最原「まだだ…」
辺古山「だが…いつまでもその体力は持たない!これで終わりだ!!」ズォォ
辺古山先輩が両手を僕の頭上に振り下ろす。その時…
最原「今だ!!」
辺古山先輩の頭上の二方向に、藍色の巨大な鉛が召喚される。これは…
「みらいよち」。僕の能力の一つだ。
グシャア!!!!
辺古山先輩の頭が潰された。辺古山先輩は後ろに倒れる。
最原「…すみません」
僕は辺古山先輩に精一杯の謝罪をし、その場を後にした…。
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- 12 : 2017/04/08(土) 00:47:35 :
- ____
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__
_
辺古山「」
九頭竜「ペコ……」
九頭竜「おまえのかたき、必ず取るからな!安心して眠れ」
□一方…………………
葉隠「はぁぁ、なんにも起きなくて暇だべ!本当にバトルしているのかよ?」
葉隠は、なんらかの物体を見つける。
葉隠「ん?……」
葉隠「な、なんなんだこれ!?」
葉隠はたくさんの死体を見つけてしまった
モノクマ「あれ?見ちゃった??」
葉隠「モノクマ…こ、これって!?」
モノクマ「ん?見てわかるでしょ?死体だよ。ここに死体を集めているんだ♪」
葉隠「お、恐ろしいべ……」
モノクマ「あ、ちなみに今の死人は全部でこちらです!!」
セレス・十神・辺古山・花村・星・アンジー…
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- 13 : 2017/04/08(土) 06:50:35 :
- 一方江ノ島…
江ノ島「はぁ!まさかこんな戦いに巻き込まれるなんて!なんて絶望的なの!ここはアタシが引っ掻き回す番ね…いいわ、最っ高にたの…」
江ノ島がそこで見たのは、たくさんの死体。7人はいるだろうか。白銀、西園寺、腐川、終里、小泉、真宮寺、王馬の死体が…転がっていた。
江ノ島「…桑田…殺ったのね」
桑田「…なんで人間は…こんなこと、するんだろうな」
江ノ島「…アタシも殺すんでしょ?」
桑田「お前は確か…3回まで復活できるんだったな…ならば3回殺すまで」
江ノ島「…うぷぷ♪」
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- 14 : 2017/04/08(土) 08:34:46 :
- 異能バトル 1日目 完
生存者 35/48
______
____
___
__
_
苗木(……朝か)
2日目の異能バトル生活が始まった
なんだか嫌な予感しかしない…
一体、この出来事の黒幕は誰なんだ!?
僕は何度も命を狙われたが、幸運能力でなんとか助かっている
早く、黒幕を突き詰めなくては…!
僕はそう、固く決心した
???「苗木、次のターゲットはお前だ!」ニヤリ
-
- 15 : 2017/04/08(土) 10:32:32 :
- 一方、江ノ島side
桑田「ガハッ…!つ、強い…!なんだ、これは…!??」
江ノ島「うぷぷ、勝てると思った?ねぇねぇ、ボクの命を一つでも奪えると思った?」
桑田「異能を使わなくとも、奇怪な能力を…テメェ、何者」
ズガン!!!
江ノ島「私様は…絶望だよ」
-
- 16 : 2017/04/08(土) 14:41:59 :
- 桑田「ぜ、絶望…?」
江ノ島「そう!あんたが絶望すればするほど、私様は強くなるの」フフフッ
桑田「なら、絶望しては…いけねぇなぁ」クッ
江ノ島「うぷぷ。お前はもう、絶望しかしてないでしょ」ハッ
グッ!!
桑田「……うっ!!」ハァハァ
桑田「なんて…野郎……だ」ハァハァ
桑田「だが……あいつには、お前は敵わない」
江ノ島「あいつって誰??」
桑田「苗木…だ。あいつは……絶対に、絶望なんか……しない」バタン
桑田「」
江ノ島「確かに……あいつは厄介だね~」ウププ
江ノ島「でも……倒す☆」
-
- 17 : 2017/04/08(土) 14:47:06 :
- 一方、左右田は
左右田「なんでだよ…なんで…こうなっちまったんだよ…」
左右田「ソニアさん…ソニアさんだけでも守らなくてはな…」
左右田「…ん?あそこにいるのは…」
左右田「田中…?」
-
- 18 : 2017/04/08(土) 16:11:35 :
- その頃、、日向は……
日向「大和田!どういうつもりだ!」
大和田「わりぃな先輩、あんたを倒さねぇと兄貴との約束が、守れねぇんだ」バッ
日向「兄貴との……約束?」
大和田「あぁ、『最も強い男になる』という約束だ」
大和田「とりあえず、お前を殺す」シュッ
ガシッ←大和田のパンチを止める
???「日向君は…私が守る」
大和田「て、てめぇ……」
-
- 19 : 2017/04/08(土) 16:16:15 :
- 大和田「七海先輩か…!」
七海「日向君…今のうちに逃げて」←音波の波状攻撃で大和田のパンチを止めている
日向「七海!お前…死ぬ気か!?大和田は強いぞ!!」
七海「今は…私だって強いよ。お願い…信用して、日向君」
日向「七海…すまない!!」
大和田「おい、待ちやがれ!!」
ブォォォォン!!!!
大和田「ぐっ!!どこかからバイクの音が…!!」
七海「ここは通さない…と思うよ?」
-
- 20 : 2017/04/08(土) 20:35:12 :
- 遅れましたが期待です!
頑張ってください!
-
- 21 : 2017/04/08(土) 21:56:21 :
- >>20
イシマルさん、期待コメントありがとうございます!頑張ります♪
一方…………………………………
田中「…」
田中「すまなかったな…」イチレイ
左右田「田中!なにやってんだ⁉」
田中「!!…左右田か。…実はな、見てくれ!!」
左右田「……こ、これは!!」
田中「あぁ、ソニアの死体だ……」
左右田「お前ぇえええ!!!どうして、ソニアさんを……!!」
田中「殺ったのは、俺じゃない」
田中「………天海だ」
-
- 22 : 2017/04/08(土) 22:03:00 :
- 左右田「は…?」
田中「奴は透視能力でソニアの急所を突いた。天海は血迷った目をしていた。雌猫は奴に抗ったようだが…俺様が来た時には、最初に言った通りに…」
左右田「……」
田中「わかっているぞ、俺様が嘘を吐いているのでは、と思っているのだろう」
左右田「!」
田中「俺様は確かに人が死ぬその瞬間を見て、天海を取り逃してしまった。それは重大な罪…。また奴を見かけたら弔い合戦をする気だ。信じろとは言わん。ただ、憶えておけ…ソニアが勇敢に戦った事を」スタスタ
左右田「…ソニアさん…田中……」
-
- 23 : 2017/04/08(土) 23:30:49 :
- 霧切・舞園side
舞園「……」トボトボ
霧切「……」スタスタ
舞園「…あのう~」
霧切「??」
舞園「私を連れて、一体どこにいくのですか?」
霧切「山奥よ」
舞園「山奥?」
霧切「そう!山奥に逃げるの!私達は戦わないわ!戦ったら、モノクマの思うツボよ」
舞園「そうですよね...」
霧切「………舞園さん」
舞園「はい…?」
霧切「一緒に…生き残りましょ」
舞園「……」ウルッ
舞園「はい!」
-
- 24 : 2017/04/09(日) 03:17:57 :
- ドゴォォォォン!!!!
舞園「きゃあ!??」
霧切「いったいなに!??」
茶柱「夢野さん、夢野さん……」
霧切「茶柱さんじゃない…!!どうしたの…!??」
舞園「様子が、変ですよ…?」
茶柱「夢野さん…貴女がいなければ…!!」
霧切「とにかく、逃げましょう!!私達には戦う術がないわ!!」
舞園「はい!!」
-
- 25 : 2017/04/09(日) 09:26:18 :
- 茶柱「どうして」
茶柱「どうして………」
茶柱「私の……犠牲に!」
茶柱「なんであなたは、私のために死ねるのですか」
茶柱「理解できません…」グスッ
茶柱「…夢野さんを殺した山田先輩は、絶対に許しませんから!!」
-
- 26 : 2017/04/09(日) 17:55:16 :
- 一方、大和田と七海…
七海「魔王の号哭 !!」キィィン!!
大和田「ぐぁぁ…!!」
大和田(クソッ、なんて音だ…右腕の皮膚の一部が持ってかれちまった…!!)
大和田(こんな所で…終わってたまるかよ…)
大和田「兄貴との約束を!!果たせずに死んでたまるかよぉ!!!!」
七海「…!」
-
- 27 : 2017/04/09(日) 20:17:13 :
- 大和田「先輩…兄貴から伝授してもらった技、受けてください!!」
大和田「はぁあああっ!!!」
バコッ
七海「うっ!!」
大和田「なかなか体にきているようだな……流石のあなたでも、持ちこたえられないだろ」
七海「…フフフッ」
大和田「な、なにがおかしいんだ!」
七海「後ろを見てごらん」
大和田「!!??」
-
- 28 : 2017/04/09(日) 20:22:24 :
- 大和田の背後には…七色に輝く形が歪な怪物がいた。これは…
大和田「反響の限界値…?」
七海「そう。反響した音が相殺されないように、緻密に調節された音が莫大なダメージを持つ怪物を生み出す…音の調節のせいで形を保てないけどね。この怪物は、人体に有害な音でできてる。飲まれたら…貴方は終わり……」
大和田「なるほどな…だからってここでのうのうと死ねるかよクソがぁぁぁぁ!!!!!」
-
- 29 : 2017/04/09(日) 20:36:11 :
- ガシッ
大和田「な、なに!?」→七海に肩を捕まれる
七海「大和田君……ばいばい、そして、ごめんなさい」
ヒュッ
大和田「うわぁぁぁ!!!」
バコーン!!
大和田は七海に敗れた…
だが……
七海「うっ!!!」
バタン
???「ふぅ…」
???「大和田先輩との戦いに集中していたから、後ろからの攻撃に成功したわ」
七海「…誰だ⁉…ひ、卑怯だ…ぞ……」
七海「」
???「はぁ、やっと死んだ……しつこかったなぁ」
???「これも全て…お国のため!!」
-
- 30 : 2017/04/09(日) 20:43:50 :
- 一方、不二咲、朝日奈、大神は…
不二咲「ハァ、ハァ、どうして…こうなっちゃったんだろう…」
朝日奈「なんで…私達は殺し合わなきゃいけないの…?」
大神「朝日奈、不二咲…お主らは我が絶対に守る…」
不二咲「いや!!守られてばかりじゃだめだ!!大神さんは山田君に攻撃されて重症じゃないか!!」
大神「しかし…」
朝日奈「さくらちゃん、無理はしないで…!死んだら、すべてが報われない…!!」
大神「朝日奈…」
-
- 31 : 2017/04/09(日) 23:40:16 :
- 朝日奈「さくらちゃん、いままで守ってくれてありがとう!」ペコリ
朝日奈「でもね…今度は、私があなたを守りたいの!恩を返したいの!」ギュッ
大神「…!!」
大神「ありがとう、朝日奈よ」
朝日奈「いいのよ全然、私達親友でしょ♪」
大神「…そうだな」
山田「ふふふっ」ヒョイ←不二咲をさらう
不二咲「たすけてぇええ!!!」
朝日奈「山田!!不二咲ちゃんを離せ!」
-
- 32 : 2017/04/09(日) 23:43:07 :
- 山田「ククク…我が野望の為!!皆さんには死んでもらいますぞ!!」
不二咲「や…やだ!!」
大神「不二咲!!」
朝日奈「不二咲ぃぃぃ!!!」
山田「が!?ガガガ…」ブクブク
大神「…!?」
朝日奈「なに…!??」
山田「」ボゴォォォ
不二咲「わぁぁ!!!」
朝日奈「不二咲!!」
大神「山田が、爆発した…!?」
-
- 33 : 2017/04/12(水) 22:44:51 :
- 不二咲「…どうやら、自分は無事みたい」
朝日奈「不二咲ちゃぁぁん!!」ウルウル
大神「不二咲……」グスッ
不二咲「…でも、どうして山田くんが爆発したの?」
???「それは…私の仕業です」
朝日奈「茶柱さん!」
茶柱「……みなさん!無事ですか?」
不二咲「うん!」
茶柱「なら…良かったです」サッ
朝日奈「あ!待ってよ!…行っちゃった」
大神「礼を言えなかった…」
茶柱(夢野さん……私は、復讐できたのでしょうか)
茶柱(あなたの仇を…取れたでしょうか)
『ご苦労じゃったな』
茶柱「え?」
茶柱(今、夢野さんの声が聞こえたような…)
茶柱(気のせいですよね…)
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- 34 : 2017/04/16(日) 15:06:52 :
- 異能バトル 二日目
終了
30/48
左右田「ソニアさん…田中……」
左右田は昨日の出来事を鮮明に覚えていた。ソニアが死んだ。その事実は彼の心に影を落とす。
左右田「なんで…こうなったんだ…?」
ガサガサッ!!
左右田「!!」
-
- 35 : 2017/04/23(日) 11:45:32 :
- 石丸「お!左右田君じゃないか!」
左右田「い、石丸先輩!!無事だったんですね」
石丸「あぁ、なんとか…」
石丸「それより、日向君を見てないか?」
左右田「日向ですか??見てないです…」
石丸「そうか……」
左右田「先輩…あいつに何か用があるんですか?」
石丸「うん……実はな……」
石丸「日向君がこの異能力バトルの黒幕だと思うんだ」
左右田「……え?」
-
- 36 : 2017/04/23(日) 11:54:41 :
- 石丸「この島に連れてこられた時…日向先輩は異能力バトルに乗り気だった十神君や狛枝先輩を諌めなかった。これが何を意味するのか…普段の彼ならこの異能力バトルを否定したはず」
左右田「確かに…言い得て妙だがよ…だからって!!オレのソウルフレンドの日向がこんなこと!!」
石丸「それに……日向先輩は何かを呟いていました。『あともう少し、あともう少しで覚醒者が…』と」
左右田「…!??」
-
- 37 : 2017/04/24(月) 18:01:33 :
- 左右田「…覚醒者………」
石丸「その言葉が、何を意味するのか……」
左右田「……」
石丸「……」
???「お前ら、何を話しているんだ?」
石丸「君は……」
石丸「花村さん!!」
花村「日向が黒幕だというのは本当なのかい?」
石丸「うむ。僕の考えだとそうなるんだが」
花村「君……嘘をついてないかい?」
石丸「!!」
左右田「ウソ?………」
石丸「な、なぜそんなことをいいきれるんだ!?」アセアセ
花村「だって………………」
-
- 38 : 2017/04/24(月) 18:17:16 :
- 花村「君の腕についているその紋章はなんだい?」
石丸「…!!」
左右田「紋章…!?…あっ!!」
石丸の右腕は、半分程の面積が黒い紋章で埋められていた。その形はまるで悪魔のよう。そして、現在も石丸の腕の、いや、体の肌を、どす黒く染めている…。
左右田「オメー…なんだよ、そのペイント?は…!!」
花村「まさかとは思うけど…君が…『覚醒者』、という訳ではないよね…!?」
石丸「…フフフ」
-
- 39 : 2017/04/30(日) 08:20:25 :
- 石丸「君……勘が鋭いですね」フフフッ
石丸「そうです。僕が覚醒者だ」ニカッ
左右田「くそ…お前だったのか」
花村「石丸……黒幕を教えろ」
石丸「ふん…そんなの口が裂けてもいえんわ」
花村「なら、力でなんとかするしかないな」
左右田「お、俺も加勢するよ!」
花村「待て!お前は来るな」
-
- 40 : 2017/04/30(日) 08:32:05 :
- 左右田「なんでだよ!?花村、オメーはテレポートしか…!!」
花村「ぼくは今、機関銃を持っている。それに…君は視えているんだろう?…最悪の未来が」
左右田「!!!」
花村「その反応は…やっぱり、視えてたんだね…ならば死なない内に逃げた方がいい。この事を…多くの人に伝えてほしい」
左右田「…わかったよ…死ぬなよ!!花村!!!」ダッ
石丸「仲間を逃がすとは…懸命な判断だ」
花村「これ以上…クラスメイトや後輩を、失うのは見たくないからね…」
石丸「だからと言って、僕が加減すると思うなぁぁぁぁぁ!!!!」グワッ
花村(来る…!!)
-
- 43 : 2017/05/04(木) 11:14:13 :
- 石丸「君さぁ……生意気なんだよ」
石丸「この僕に戦いを挑むなんて」
バッ!!!グッグ
花村(地が……裂けた!?)
石丸「僕が本気になれば、この世界ごと壊せる」
花村「何で…君はこんなことするの?」
石丸「……知りたいか?」
花村「……うん」
石丸「なら教えよう」
石丸「きっかけは2年前、僕が風紀委員として学校を統べていたときのことだ」
~回想シーン~
???「……」シクシク
石丸「キミ…泣いているけど、大丈夫かね?」
???「……」
???「実はね、僕、A君にいじめられているんだ」
石丸「いじめ!?A君って言ったな!僕が問い詰めてくるよ」
???「…ありがとう」
石丸「いいんだよ全然」ニカッ
???「……」ニヤッ
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