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王馬「オレの大好きな日常」【ルカさんとの合作ss】

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  1. 1 : : 2017/04/03(月) 23:49:51
    ※このssはダンガンロンパのネタバレを含みます

    ※ルカ@ぬるま湯ストーリー作成者さんとの合作ss

    ※なのに性格入れ替え含むという無礼な黒バラ

    ※オリ設定(王馬がヒーロー、豚神が女性)含むよ

    ※王馬×豚神だよ

    ※出演キャラはダンガンロンパ、スーパーダンガンロンパ2、ニューダンガンロンパV3のキャラです

    ※修羅場はないからな

    ※どんな展開でも文句言わない

    ※荒らし厳禁

    ※以上の内嫌な所があったらブラウザバック
  2. 2 : : 2017/04/03(月) 23:51:54
    王馬「オレの名前は王馬小吉。希望ヶ峰学園に通っているよ」

    王馬「オレは紳士なヒーローなんだ。将来はどんな悪にも挫けず、正義を貫き人々を守る…そんな紳士になりたいんだ」

    王馬「だからこの学園に通っているよ」

    王馬「これは、そんなオレの物語」
  3. 3 : : 2017/04/04(火) 00:12:39
    どうもです!黒バラさんと共同執筆させて頂きます、ルカ@ぬるま湯作品投稿者です!駄文及び、初めての試みですので、バタバタしますが、足を引っ張らないようにしますので、よろしくお願いします!



    王馬「ハァ……」

     休憩時間、オレは窓の外を見て一息ついた。

     外を見てみると、空のキャンパスに雲がハートを描いていた。

     そらはわかっているのだ。このクラスに一組のカップルが誕生したと言うことが……

    最原「みんなありがとうね!!」

    赤松「い……いや……赤松さん、恥ずかしいよぉ……」

    キーボ「なに、恥ずかしがってんだよ!今夜はフィーバーするんだろ?」

    夢野「男死はそう言う下ネタ言わんと祝えんのか……」

    百田「終一!赤松幸せにしないとコロスぞ!」

    最原「物騒すぎるよ!」

     オレは窓の外を見ながら、考えた……

    『オレにもこんな光景が来るのかな?来たら紳士としてどう対応したらいいのだろう……』

     この時、オレはあのようなことが起こることを予測していなかった……
  4. 4 : : 2017/04/04(火) 00:20:05
    ある日の修学旅行。全校生徒でジャバウォック島へ行ったんだ。そこはみんながのびのびできる最高のリゾートで…最原ちゃんと赤松ちゃんはカップルだってバレバレのレベルではしゃいでた。他のみんなも、中には先輩後輩で、中には男女で、はしゃいで泳いでた…。

    豚神「王馬君っ!」

    王馬「ふぁっ!?」

    後ろから声をかけてきたのは豚神…と呼ばれている詐欺師ちゃん。彼女は…名前や戸籍や家族が無いんだ。彼女は明るく「自分には何もない」と悲しいことを語っている…。そんな彼女の事が、5月の初めに話しかけられた時から気になってた。そんな豚足ちゃんが、また話しかけてくれた。いったいなんだろう?

    豚神「王馬君も泳ごうよ!いーっぱいやりたいことあるんだ!」
  5. 5 : : 2017/04/04(火) 00:40:28
    王馬「オレはいいよ……」

    豚神「なんで?」

     オレの横に腰掛けた豚足ちゃんは、オレの顔をのぞき込むようにして、聴いてきた。

    王馬「泳ぐの苦手なんだよ……」

     オレは小学校の時に水難事故に巻き込まれた。その影響で、オレは金槌とまでは行かないが、長い距離を泳ぐことができなかった。

     それは、体力的なものでは無く、精神的なものであったのだが、彼女はそれを知るはずもない。

    豚神「なら、ボクが教えてあげるよ!」

     と答えた彼女の表情には、一点の曇りも無かった。

     ーオレに笑顔で語りかけてくれる彼女を悲   しませたら紳士失格だな……

     オレは立ち上がり、彼女の方に手を伸ばし、

    王馬「女性の頼みを受けないと紳士失格だからね!一緒に泳ごうか!」

     と声を掛けた。そうしたら、彼女は今まで以上の笑顔をオレに向けたあと、オレの手を取り、起き上がった。

    豚神「ボクの講習は厳しいよ!」

    王馬「紳士やヒーローはそんなんじゃ屈しないよ!」

     2人の新しい時間が、刻まれた瞬間だった。
  6. 6 : : 2017/04/04(火) 04:37:44
    こうして、長いようで短い一日が、過ぎようとしていた。いつの間にか空は甘いオレンジ色に、砂浜や周りの人達も、オレンジに染まっていた。先生に呼ばれ、みんな海からあがる。

    豚神「今日は楽しかったね!」

    王馬「うん!豚足ちゃんの講習、楽しかったよ」

    これは本当だ。豚足ちゃんは優しく、そして幸せそうにオレを支えてくれた。昔の古傷が、癒されたんだ。

    豚神「…今日は、ボクのワガママに付き合ってくれて、ありがとうね!!」

    王馬「ううん、いいんだよ。女性の要望に付き合うのも、紳士の役目だからね」

    豚神「…そっか!!ねぇ、明日も遊ぼう!!次はね、今日より楽しくするよ!!」

    王馬「そ、そう?よーし、とことん付き合うよ!」

    オレ達もオレンジ色に染まりながら、先生の元へ一緒に戻っていった。
  7. 7 : : 2017/04/04(火) 06:25:30
     先生の元へいくと、注意事項を受け、そのまま宿へと歩を進めた。

     宿へはここから距離として、歩いて10分程度である。

     ふと、海岸線に目をやると、水平線がオレンジに染まり、今にも日が沈もうとしている。

     彼女と見れたらどれだけ幸せか……

     そう考えていたら、百田くんが話しかけてきた。

    百田「おい!お前、今日豚神先輩といい感じだったじゃねぇか!」

     おそらく、今日の講習の様子を見て行ってきたのであろう。すかさず、オレは、

    王馬「百田くんと春川さんの用には行かないよ……」

     と返した。79期生のなかで、一番安定したカップルであった、百田と春川。そのカップルぐあいは、オレも参考にさせてもらっていた。

     そう、彼はいわゆる79期生のなかで、一番早く恋愛というものを経験していたんだ。だから、経験も豊富で、知識も多い。

     しかし、彼は自分達がうまくいってるなどとは考えておらず、この話になると大抵、

    百田「おまえ、殺されたいんか?」

     と返してくる。

     その彼の口癖も最初は本当に怖かったが、今では心地よい。そんな恋愛の先輩からのアドバイス。

    百田「押しても駄目なら退いてみな!」

     …………いつ使うってのさ…

     そうこう話しているうちに宿に着いた
  8. 8 : : 2017/04/04(火) 08:53:57
    宿

    そこではまず食事をした。魚介類を中心としたフルコースだ。みんなで食べると美味しかった。ちなみにキーボちゃんはこの間入間ちゃんに食物をバッテリーやエネルギーに変換する装置を作ってもらい、食べている。キーボちゃんが一番大食らいになってたのは内緒だ。

    王馬「ごちそうさまでした!」

    オレは皿を片付ける。その瞬間、聞いちゃったんだ。






    豚神「十神君って、かっこいいよね!!」

    澪田「えー…あの痩せてる方の?」

    豚神「うん!ネガティブだけど、実力は本物だし、愛してくれる人にはとことん甘いし!なんやかんやで世話焼きなのもいいなぁ〜!!」

    澪田「豚足ちゃん、白夜ちゃんの事が好きなんすね」

    豚神「うん!!大好き!!」







    王馬「…!!」
  9. 9 : : 2017/04/04(火) 11:47:29
     女子同士のたわいもない会話……その会話がオレの心に突き刺さる……

     息が苦しい……

     フラフラする……

     今日の海での講習……

     今まで見せてくれた笑顔……

     すべてが『詐欺』だったのか……


     超高校級の詐欺師……


     その能力の恐ろしさを痛感した……

     部屋に戻ると、なぜか全員がオレの部屋にいた。

     部屋割りは各室4人ずつ。オレの部屋は、最原ちゃん、ゴン太、百田ちゃんの4人部屋だ。

     どうやら、百田ちゃんがみんなを集めて恋バナをしていたようだ。

     ふつう、するのは女子の方のはず……

     百田ちゃんがオレが戻ってきたことに気づいた。

    百田「王馬!お前も入れよ!こいつ、豚神先輩が……」

    王馬「……だ」

    百田「……あ?」

     その瞬間、オレの中に溜まっていた感情が爆発した……

    王馬「いやだいやだいやだいやだ~!その名前を言わないで!頼むから言わないで~~!」

     おれは知らずのウチに叫んでいた。彼女の名前を聞く度に、彼女がオレの手から離れていく……

     それが、恐怖となり、『絶望』となった……

     いち早く、最原ちゃんが寄ってきた。

    最原「王馬くん、何があったの?」

     探偵の性分だろう……おれの心に土足で踏み居る。

     しかし、それが不服にはならない。全てをさらけ出したくなる。

     寒さのために着込んでいた服が一枚ずつ脱げていく。

     そうして、おれの心は最原ちゃんによって温められ、丸裸となった……


     ー今なら話せる…

    王馬「実は……」

     おれは、みんなの輪の中に入り、腰かけ、ゆっくりと話し始めた。

     いまはオレに振り向いてくれないかもしれない彼女……超高校級の詐欺師との出会いを……

     そして、奈落の底へとたたき落とされた現実を……
  10. 10 : : 2017/04/04(火) 12:00:48
    最原「そうか…豚神先輩とそんな事が…」

    王馬「うん…馬鹿みたいだよね…オレは恋愛の意味で、豚足ちゃんのことが好きなのに…豚足ちゃんには既に好きな人がいる。それが悲しくなっちゃったんだ…」

    百田「…王馬……」

    ゴン太「ふーん、小吉の言い分はわかったよ、でもさぁ…




    本当に豚神さんは十神君の事、"恋愛の意味"で好きなのかな?」

    王馬「えっ?」

    ゴン太「だって、豚神さんは『恋人にしたい!』とか言ってないんでしょ?もしかしたらただ『憧れの対象として』好きなのかもしれない。だとしたら、まだチャンスがあるんじゃないの?」

    百田「…王馬、ここははっきりさせた方がいいぞ」

    王馬「…オレは……」
  11. 11 : : 2017/04/04(火) 12:49:10
    王馬「……おれは……」

     全てがあふれた……

     出会ってからのおれの気持ち……

    王馬「おれは…」

     ……大きく呼吸して…

    王馬「豚神ちゃんが好きなんだ!!」

     みんなは固まっていた……

     確かにこのようなことを大きな声で叫ぶとは思ってなかっただろうから……

     ただすぐにその空気が、なくなり、いつもの空気に戻る。

    百田「王馬!よくいったぞ!!」

     百田ちゃんの歓迎を皮切りに、その部屋が宴会騒ぎになった。

     普段大声で騒がない、星ちゃんや、真宮寺ちゃんも、騒いでいる。

     こんな光景は二度と見れない。しっかり焼き付けておこう。

     そう心に決めた瞬間……

    先生「こらぁぁ!いつまで、起きてんだぁ!早く寝ろ!」

     それもそのはずだ……この部屋は先生の部屋の隣なのだ。騒いだら注意を受ける。

     先生のこの一声により、僕たちは冷静さを取り戻し解散した。
  12. 12 : : 2017/04/04(火) 12:54:30
    そして次の日。この日は自由行動だ…。誰とどんな行動をしてもいい。それは…オレにとっては絶好のチャンスだった。

    王馬「豚足ちゃん!」

    豚神「あっ、王馬君!どうしたの?」

    王馬「あの…えーと……今日は、オレと色々回らない?」

    豚神「!もちろんいいよ!!どこ行く!?」

    昨日の海で見せた笑顔。それとほぼ同じ笑顔に心が癒される。そうだ…オレはやっぱりこの人が大好きだ。だから…この思いを、伝えなくちゃ。
  13. 13 : : 2017/04/04(火) 14:08:54
     まず、俺たちがむかったのは牧場だ。

     ここは、動物こそ少ないが、空気がきれいで心地がいい。

     他にも何人か来ていたが、そんな眼は気にせずに、オレと豚足ちゃんは芝生の上で寝転がった。

     空は青い……どこまでも高く、澄んでいる……

    豚神「きれいな空だね~!」

    王馬「本当にきれいだ……」

     このまま、時が止まればいいんだ……

     そう思っていたら、

    『澪田「豚足ちゃん、白夜ちゃんの事が好きなんすね」

    豚神「うん!!大好き!!」』

     ふと、このシーンが頭に浮かぶ……

     雲に隠れていた太陽が、心配そうにこちらを見ている、おれは思わず目を覆った。

     空をみるのがつらくなったので、豚足ちゃんを見ると、超高校級の詐欺師とは思えない、澄んだ瞳が、同じく澄んだ空を見上げていた。

     こちらの視線に気づいた豚足ちゃんが、オレに語りかけた。

    豚神「ねぇ、なんで空ってこんなに澄んでるんだろうね……」

    豚神「ボクの心もこのように澄み切った感じにならないかなぁ……」
     
  14. 14 : : 2017/04/04(火) 14:17:56
    王馬「…」

    豚足ちゃんが、かなり意外な事を言ったので、少し思考が停止してしまった。オレは、今まで豚足ちゃんと遊んできたけれど、オレから見た豚足ちゃんはいつだって澄んだ純粋なレディだ。確かに才能の事で悩んでるのかもしれない。だけれど。オレにとっては君は綺麗な心を持った女性なのだ。

    豚神「ふふふ、ありがとう!」

    王馬「えっ…?えっ!?」

    豚神「声に出てたよ?綺麗な心を持った女性かぁ…そんな事言われたの初めてだよ!ありがとうっ!」

    王馬「うわ、ちょ、ちょっとまって!!恥ずかしい!!」

    豚神「アハハ!照れ屋だね!王馬君は!」

    王馬「いや…まさか、声に出してたとは…」

    豚神「うふふ!そうだ、次はライブハウス行こう!唯吹ちゃんがそろそろライブするみたいだから!」

    王馬「う、うん!」
  15. 15 : : 2017/04/04(火) 15:18:08
     ライブハウスには満員の客……というわけではないが、修学旅行に来ていた希望が峰学園全員が来ていた。

    澪田「ライブに来てくれてありがとうっす~!」

     そうすると、澪田ちゃんは10曲ぐらい歌った。

     みんなは召される直前だったが、何とか全ての曲を聴き終えた。

     ライブ終了後、昼食をとる予定だったレストランに向かった。

     海の見える窓際の席に座り、そのレストランのコース料理を食べていた。

     味はものすごくおいしかった。超高校級の料理人と超高校級のメイドがともにつくった料理らしいから、なおのこと格別だ。

     そのおいしいご飯を食べながら、オレらのたわいもない会話が始まった。

    王馬「はぁ……ライブで疲れたのははじめてだよ!」

    豚神「うん!よかったよね!さすがにボクでも澪田さんの魅力までは真似できないよ!」

    王馬「詐欺師でも真似できないものがあるんだね……」

    豚神「もう!詐欺師を何だと思ってるの!!」

     そう言うと、豚足ちゃんはボクの肩をポカポカ叩いてきた。

    王馬「い……痛いよ!豚足ちゃん!!」

     いつものようにじゃれていた。

    豚神「超高校級の詐欺師といえども、人の心は真似できないんだよ……」

    王馬「真似したいと思うの?」

    豚神「うん……心の中を知りたい人がいるからね……」

     風がさみしく僕らの間を吹き抜けた……
  16. 16 : : 2017/04/04(火) 15:35:18
    そして夕方。オレ達はチャンドラービーチに来ていた。潮風が吹き、昨日よりオレンジがかった光がオレ達を包む。

    豚神「やっぱり海っていいよね〜…心が洗われるから」

    王馬「うん…傷ついた心を癒してくれる…」

    …豚足ちゃんに伝えるタイミングは…今しかない。オレは勇気を出して、豚足ちゃんの方を向いた。豚足ちゃんもオレの視線に気づき、天使のような微笑みをオレに向けて浮かべる。

    豚神「どうしたの?王馬君」

    王馬「…豚足ちゃん、伝えたい事があるんだ」

    豚神「うん!」











    王馬「豚足ちゃん、オレは貴女の事が好きです。…恋人になってほしいって意味で」

    豚神「…へ?」

    王馬「オレは初めて貴女に会った時から、貴女の事が好きだ。今だって…貴女の事を考えてると、胸が張り裂けそうで…大好きを伝えたくて…でも、貴女には既に好きな人がいる。それはわかってる…けれど、気持ちだけでも伝えたかったんだ。付き合ってくれとか、結婚してとか言わない。だけど…オレが君の事を愛しているって事は、覚えといて…」
  17. 17 : : 2017/04/04(火) 16:47:54
    豚神「…………」

     ぽかんとした表情で、ボクを見つめている……

     そりゃそうだ。いきなりこんなこといわれたら……

     ―とその時……

    豚神「……ぷっ」

    王馬「え?」

     思いもがけない言葉に驚いた……

    豚神「あっはっはっはっはっ!まさか、王馬くんから、そんなことが聞けるなんて……」ククク

    王馬「笑うなよ!」

    豚神「あぁ、ごめんごめん……」

     まさか、オレの告白で笑われるとは思ってなかった……

    豚神「まさか、昨日の澪田ちゃんとの会話聴いて焦ったの?」

    王馬「わ……わるいの?」

    豚神「悪くはないよ!ただ、あの会話には続きがあるの!」

    『澪田「そうだったんすね!十神ちゃんかぁ……」

    豚神「あ、ちがうの!十神君は、人間性は好きだけど、恋愛対象じゃないんだ……」

    澪田「それじゃぁ、豚足ちゃんがすきなのは?」

    豚神「……王馬くん…」』

     今度は僕の方が、ぽかんとした……まさかの両思い……

     その後も続ける。

    豚神「王馬くんが初めてだよ。ボクを女としてみてくれたのは……」

    王馬「え?」

    豚神「ほら…ボクは詐欺師でしょ?それに、今話したように、私とは言わない。身体能力も女子に比べては高い。だから、男子としてみられてたんだ……」

     そんな過去が……しらなかった……苦労してたんだ……

    豚神「まぁ……あの王馬くんが泣きながら私が必要だと言ってくれたから、つきあいますか!」

    王馬「泣いて頼んでないだろ!!」

    豚神「あぁ……王馬くんがおこった!逃げろ~!」ダダタ

    王馬「あ、まて!」ダダタ

     まるで、映画のワンシーン……

     そんな気分を味わいながら、宿舎まで走った。
  18. 18 : : 2017/04/04(火) 17:03:41
    宿舎まで戻ってみると、何故かゴン太ちゃんがニヤニヤしながらそこにいた。

    王馬「ゴン太ちゃん?なんでニヤニヤしてるの?」

    ゴン太「いや〜!バカップルにメガシンカおめでとう!!」

    豚神「えっ!?」

    王馬「ちょ、ちょっとまって!!」

    ゴン太「聞いてたよ!!みんな見てたんだから!!」

    王馬「えっ?」





    百田「…フン、やるじゃねぇか王馬。幸せにしろよ」

    最原「うぅ…!よかったね、王馬君…!」グスッ

    春川「いやー!青春っていいわね!!将来のお嫁さん、大事にしてよ!!」

    澪田「豚足ちゃん、両思いでよかったっすね…!お幸せに!」

    狛枝「澪田さんから聞いたけど、本当に両思いだったんだね!よかった!」

    十神「す、す、好きにくっついてろよ愚民どもが!!」

    その他にも、希望ヶ峰学園の生徒みんながオレ達を祝福する。みんな見てたのか…恥ずかしい。

    豚神「王馬君」

    王馬「ん?…なに?」

    豚神「改めて、ボクの彼氏になってください…!」

    王馬「…うん!」
  19. 19 : : 2017/04/04(火) 18:39:05
     入学当初予定してなかった、彼女が出来ると言うこと……

     それが、実現してしまった……

     修学旅行の告白以降、僕たちはデートを積み重ねた。

     同級生のみんな、希望が峰学園のみんなに見守られ、僕達の長い旅はこれからも続く……

     これからも……
  20. 20 : : 2017/04/04(火) 18:41:33
    ーーー数年後

    豚神「…ねぇ、小吉君」

    王馬「なに?豚足ちゃん」

    豚神「…ずーっと、一緒だよ?」

    王馬「もちろん」

    子ども1「パパー!ママー!何してるのー?」

    子ども2「早くあそぼー!」

    王馬「あっ、今行くよ!」

    豚神「あなた、手をつなごう!」

    王馬「ん!」

    ギュッ

    FIN
  21. 21 : : 2017/04/04(火) 18:42:50
    終わってしもうた…楽しかった…。ただ、私のせいで駄文になってないか不安…。これを見てる読者の皆さん、ここまで見てくれてありがとうございます!またやります!ので!期待!!
  22. 22 : : 2017/04/04(火) 21:03:59
    感動する作品でした‼
    王馬君と豚神、いつまでも幸せに暮らして欲しいですね!
  23. 23 : : 2017/04/04(火) 21:05:34
    >>22
    そうですね( っ´ω`c)また合作誰かとやるかもしれないので次回も期待しててくださいね!
  24. 24 : : 2017/04/04(火) 22:15:20
    どうもです!なんとか最後まで完走することが出来ました!

    性格入れ替えなど初めての経験で、本当に性格が入れ替わってるか不安になりましたが、やりきれたことに非常に喜びを感じます!

    この機会をくれた黒バラさんには感謝です!また、機会があれば、合作できればなと思いますので、よろしくお願いします(っ´ω`c)

    では、また次回の作品でお会いしましょう!

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kurobara

黒バラ

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