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  1. 1 : : 2017/03/24(金) 01:34:05
    この世に生きている限り必ず良い事と悪い事は必ず起こる、勿論それはどんな罪を犯した事がある人間でもその特権は生きている限りずっと消えることはない。
    そしてそんな中、ある日ある小さな少年は偶然というべきなのか女子の家に遊びに行った時、偶然見てしまったのだった…、そしてその女の子また色んな意味で過去に毒薬を作っていたのだった、だがその女の子はただ「この薬」を作れと命じられ、決して人を殺す毒薬を作っていたなど知りもしなかった。
     そしてこの女の子はそんな事も知らずに作っては自分の薬が人を殺していたと気づいては自分は犯罪者、そう思っては自分は死ぬべき、自分は幸せになってはいけない、そう思っていたのだった、だがそんな女の子の思いはある日を末に小さなメガネを掛けた男の子により変わるのであった、また男の子の気持ちもまた、変わるのであった


    ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~


    ある日の事、薬で小さくされた工藤新一こと、江戸川コナンは阿笠博士家に来ていた、理由はキック力増強シューズが壊れた為だった



    阿笠家


    コナン「悪いな博士、今日おっちゃんの依頼で犯人にボールぶつけた時に運が悪かったのか壊れちまったんだよ」


    博士「なるほどの~、どれどれ・・・っのわ!?…新一これはまた派手にやらかしたのぅ…」


    コナン「はははっ、わりぃわりぃ」


    博士は溜息付いてはコナンが壊したキック力増強シューズを外、中と色々と覗いては色々と弄っている、そんな博士にコナンは笑っては謝った、そして笑っては辺りを見渡しては効いた


    コナン「なぁ、博士」


    博士「ん~、なんじゃ~…」


    コナン「灰原、あいつどこ行ったんだ??」


    最近は普通ならリビングでファッション雑誌やらなにやらテレビなど見ていた筈が居ない事に気づいてはコナンはそう博士に聞いた


    博士「あぁ、哀くんなら自分の部屋におると思うぞ」


    コナン「?あいつの靴ねぇぞ?」


    コナンは博士のそんな言葉にスタスタと歩いては玄関に行き見た、だが靴がない事にコナンはジト目を向けては言った、博士はそんなコナンの言う事を聞いては靴を置いては見た


    博士「あ、あれ?ほんとじゃ、おかしいのう、さっきまで靴、合った筈なんじゃがのう」


    博士はそう言っては冷や汗掻いては頬を掻き苦笑いした


    コナン「ふ~ん、まぁいいか」


    博士「?なんじゃ?何か哀君に用でもあるのか??」


    コナン「ん、いや、ただ最近あいつ良く笑ったりファッション雑誌読んだりテレビ見たりしてるからよ、ほら、前まであいつすっげえ無愛想だったじゃねえか、それでだよ」


    コナンは頭の中で最近の灰原を思い出してはそう腰に手を当てては言った


    博士「あぁ、そういえば最近哀君よく笑うようになったのぅ、一緒に住んでると当たり前になっちゃって全然気づかないわい」


    博士はそう言ってはワハハ、と大声を出しては笑った、コナンはそんな博士を見ては思わず苦笑い


    コナン「ははは…」


    博士「まぁ、それだけ哀君も最近はやっと素直になれたりしてきたのじゃろう、良い事じゃ」


    コナン「ん、あぁそうだな」


    コナンはそう言う博士に最初の頃の灰原を思い出してはそう確かに明らかに昔の転校してきた時と今とでは全く違う事にコナンは感心せざる負えなかった


    博士「っあぁ…ここもか…」


    思った以上に壊れているのか博士は背を向けてはしゃがみこんではボソボソと何か言っては修理している、コナンはそんな博士を見ては一応念の為様子でも見ておくかとコナンは灰原がいる地下室へ向かった
  2. 2 : : 2017/03/24(金) 01:34:50
    ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~


    地下室


    コナン「・・・いつ見ても本当暗い部屋だな…」


    コナンは階段を下りては地下室、灰原の部屋の前に来てはその薄暗さに苦笑いしては入ろうとノックをしようとしていた


    コナン「お~い、灰原ー」


    コナンはそう灰原の名前を呼ぶと同時にノックしようとしたところで微かにだがドアが開いている事に気づいてはノックしなくてもいいかと思っては入ろうとした、だがドアに手を掛けて開けようとした所でなにか声が聞こえる事にコナンは首を傾げてはほんの少しだけドアを開けてはこっそり様子を見ようと中を見た、そして中を見てはコナンは灰原を見つけては入ろうとした、だがなにか様子がおかしい事にコナンは様子を見ることにした、そして数秒経った所でコナンは愕然とした


    っ…んっ…っぁ…っくど、う、くん…っ


    灰原はいつ撮ったのかわからないがコナンの写真を右手に持ってはその写真にキスをしていた、しかももう一方の左手はスカートの中、股間の方へ伸びていたのだった、顔を火照らせては息を荒し、そして写真に唇を付けては時に舌を出しては舐め回すようにしていた、またもう一方の左手は粘着液のような液体を指に纏わり付けては上下に動かしていた


    っ・・・!!くどう、くん…


    灰原は逝ったのかわからないがそうコナンの本当の名前を呼んではベッドに寝転んだ、勿論こんな所をコナンに見られていることなど気づく筈もなく痙攣しては顔を真っ赤に写真にまたキスをしていた。一方でドアの前で見ていたコナンは衝撃的な場面を見てしまった事に思わず腰を抜かしては床に尻もち付いていた


    コナン「っ…な、なんなん、だ…?・・・っは…?え…?」


    いくら恋愛について鈍いコナンと言えどそのような知識を持っている為灰原のその行為を見てはコナンはパニックになっていた、思考回路が乱れているのかうまくいつものように頭が回せていなかった


    コナン「っ…い、意味わかん、ねぇ、よ…」


    これは夢なんじゃないのか、とそう思ったのかコナンは自分の頬を抓った、だがかなり痛い事からかコナンは悲痛な表情を浮かべた


    コナン「・・・いやいやいや!ありえねえありえねえ…っ!!」


    現実を受け止めきれないコナンはこれは絶対夢だと、そう思ってか再度部屋の中を覗いては驚愕した、それは灰原がコナンの名前を呼びながら虚ろとした目で涙を流していたからだった、コナンの名前を何回も何回も呼んでは目を潤しては涙を流し、そして耐え切れなくなったのか枕に顔を埋めては体を震わせ声を出しては泣きだした、これは博士に聞こえない様に、そうしている事がわかった、一方でコナンはこの状況に体を震わせては壁に背を付けては俯いた


    コナン「・・・・・・なんなんだよ…」


    目の前の衝撃的すぎる現実を受け止めきれないコナンはそう俯いていては瞳を揺らしては現実逃避からかそう口に出していた、だがそう思う一方でコナンは先程の光景、自性行為じゃなく、泣いていた場面を思い出しては歯を食いしばった
  3. 3 : : 2017/03/24(金) 01:35:30
    博士「ふぅ、これでやっと出来たわい、っと、ん?どうしたんじゃ新一??」


    コナン「・・・なんでもねぇよ、それより博士、治ったか?」


    博士「ん、あ、あぁ、直ったは直ったが…顔色が悪いようじゃが…」


    コナン「…なんでもねえって、それよりありがとうな博士」


    博士「あ、あぁ…」


    コナンは博士から直ったであろう靴を若干奪い取るように取ってはそそくさと靴を履いてはドアノブに手を掛けた、博士はそんな様子がおかしいコナンを見ては冷や汗掻いている


    コナン「・・・なぁ、博士」


    博士「!ん?ど、どうしたんじゃ??やっぱりどこかー」


    顔を見せずにそう呼ばれた事に博士は焦ったような表情を浮かべてはそう言った、だがそんな博士を無視するようにコナンは振り向いては言った



    コナン「俺、もうちょっとあいつの気持ち、考えたほうがいいかもな…」


    コナンはそう苦笑いしては言った、当然そんな事を突然言い出したコナンに博士はなんの事かと首を傾げた


    博士「???あいつって、誰じゃ??」


    コナン「・・・いんや、なんでもねぇよ、それよりもしかしたら明日もここに来るかもしんねえから家にいてくれよ、博士」


    博士「えっ、あ、あぁ、わかった」


    コナンはそう言っては家から出て行った、博士は一体なんの事だったのかと首を傾げては悩んでいた、と同時に丁度灰原も部屋から出てきたのか洗面所の方へ向かった


    博士「おっ、哀君ちょうどいい所じゃった」


    灰原「?どうしたの?」


    先程泣いていた為か灰原は目の周りを腫らしていた、またなるべく見せないようにしようとしているのか目の周りを灰原は隠してる


    博士「今さっき新一が来ておっての」


    灰原「っ!!、そ、そう…、それで?彼がどうかしたのかしら??」


    灰原はあくまでポーカーフェイスを保とうとしているのか一瞬コナンの名前が出た瞬間に驚くもすぐに笑みを浮かべてはそう聞いた


    博士「ん、あぁ、いや…なんかよく知らんがあいつの事もうちょっと考えた方が良いじゃとかなんとか言っておっての~、なんの事じゃかわからんか?」


    灰原「・・・さぁ?全く見当もないわ、…しいて言うなら蘭さんの事なんじゃないかしら??」


    灰原はそう言っては逃げるように洗面所へ向かって行った
  4. 4 : : 2017/03/25(土) 19:48:57
    博士「ふ、ふむ・・・そういうことなのかのぉ・・・??」


    そう言っては洗面所へ向かって行く灰原の後ろ姿を見た博士はなんとなくだがそう納得すると同時に、寂しさに似たようなものを感じていた










    コナン「・・・はぁ…わかんねぇ…」


    あれからコナンは現在居候している毛利探偵事務所に帰ることなく適当に道をぶらついては考えていた、勿論考えていることは灰原の事についてだった


    コナン「…はぁ~…」


    コナンは色々と灰原の先程のあの行動について考えていた、だが恋愛に関しては全くと言って鈍く鈍感な為に全く考えられていなかった


    コナン「見た目はともかく精神年齢は17、18歳…つまり丁度思春期の時期…好きでもないやつの事を考えて…ありえ、…いや、ねぇか…」


    いくら思春期と言っても好きでもない奴で自慰行為、しかも灰原にとってそんな事をするのか??そうコナンは怪しんではありえないか、そう思っていた、また先程の写真の事も思い出しては悩んでいた


    コナン「・・・好きでもない奴の写真に向かってキスをする…しかもそれでいて名前を呼びながら自慰行為…」


    普通ならこの二つだけで決定的証拠になっている為確実に好きだと、そう思う筈がコナンは今まで灰原をそのような事で全く見てきたことがなく、しかもコナンは灰原をどちらかと言えば変なヤツ、そうとしか見てこなかった為全く気づいてすらいなかった


    コナン「・・・つうか普段は部屋の鍵閉めるくせしてなんで今日、よりによってあんな事、してる時に・・・」


    人間という生き物は衝撃的な光景は脳裏に残りやすいのかコナンは先程のあの光景、そしてその空間のなんとも言えない感じ、またその部屋の暖かさ、匂いと何故か無理やり植え付けるか如くコナンの頭の中に残っていた、そしてそんな事を思い出したコナンは灰原と同じく年が近い為にか思い出しては顔を真っ赤にしていた


    コナン「っくっそ~…なんで俺があいつの事でこんなに悩まなくちゃいけな「お~い!!コナン君~!!」


    コナン「っげ・・・」


    歩いては考え悩んでいる途中で後ろから大声を出してはそう名前を呼んできた事に、しかもその声は特徴的な声で、コナンはその声を思い出しては内心最悪だと思いながらも後ろを向いた


    「やぁ、コナン君、こんなところでなにしてんだい??」


    コナン「・・・それを言うなら世良の姉ちゃんこそこんな所でなにしてるの?」


    そう、コナンに大声を出しては走り寄ってきてたのは世良真純だった、現在蘭が通っている帝丹高校2年B組にアメリカから帰国子女として転校してきた奴だった、驚く事にコナン、新一と同じで高校生探偵であり、ジークンドーの使い手でもある、一人称がボクで常に男性的な口調で胸も平べったい事から男性と間違われることもしばしば、またFBI調査官・赤井秀一の妹でもあった


    世良「ん?ボクか?ボクはただ散歩さ、ホテルでじっとしてても体に悪いと思ってさ~、それで?君はどうしたんだい?こんなところで?」


    世良はそう笑みを浮かべては腰を低くしてはコナンに目線を合わせそう言っては聞いた、勿論コナンはそこまで世良を信用していない為警戒していた、だがそれは初めてあった時ほどじゃなく今はそこまで警戒はしてはいなかった


    コナン「えっ…あ、あ~…ちょっと悩み事だよ、悩み事」


    だがだからと言っても気を許すなんてそんな事はなくコナンはあくまで見た目通り小学一年生を保ってはそう子供の演技をしては笑みを浮かべそう言った


    世良「・・・へぇ、君の年でも悩み事なんてあるんだね」


    コナン「っ…あ、あはは…人は年齢なんて関係なく小さい子供からおじいちゃん、おばあちゃんまで誰でも悩みの一つぐらいあると思うけどね」


    流石探偵なだけあり世良はコナンの目の奥を見通すように目を細めては見てきたことにコナンはそんな視線に思わず苦笑いしてはそう言い回避した、世良はそれに対し数秒なにか考える仕草をするも笑みを浮かべては言った


    世良「あはは!そりゃそうか、悩みがない人なんていない、か…確かにそうだね、逆に悩みがない人なんて羨ましい限りだな」


    コナン「ははは・・・」


    照れた表情を浮かべてはそう大声を出しては笑った世良に対しコナンは思わず苦笑いした


  5. 5 : : 2017/03/25(土) 19:50:09
    世良「そっかぁ、コナン君に悩みかぁ、一つ聞きたいんだけどその悩みって一体なんなんだい?もしかしたら解決できるかもしれないから言ってみてくれないかな?ボクに」


    またこの事はコナンが鈍い為にあまり気づいていないが世良はコナン、というよりも新一になにかそれなりに気になっていた、その為世良は現在コナンだが興味がある為世良は今、そう言った


    コナン「!え、えぇ~…」


    コナン自身世良の事がそこまで好きじゃない、というよりも苦手な為に、しかも警戒している対象の為そんな悩み事など話せるわけがない、そう思っている、しかもその悩みの原因が灰原など、尚更だった。だがコナンは「今回」のこの事に関しては別に話しをしても平気なんじゃないか?そう思っていた、何故なら今回の事に関しては組織やらなにやら関係なく、ただの恋愛の事、異性の事に関してだからだった


    世良「なぁなぁ良いだろ~?それにコナン君が悩むほどの事なんて異常だとしか思えないからさ~」


    コナン「・・・異常は失礼だと思うけど…まぁ、いいよ相談に乗ってよ、世良の姉ちゃん」


    コナンはそんな世良の「異常」という言動に思わず心の中で舌打ちしては結果、相談しても平気だろうと判断してはそう言った、そしてそんな事を言われた世良は一瞬驚く表情を浮かべるも笑顔を浮かべては言った


    世良「うんうん!!いいよいいよ!!聞かせてくれ!!」


    コナン「っは、ははは・・・」


    ガッツポーズを決めては思いっきり顔を近づけてきた世良にコナンは思わず照れそうになるも思わずそんな世良のテンションに苦笑いした






    公園

    世良「っな、なるほどなぁ…、にしてもあの灰原って子が・・・以外だな・・・」


    コナン「・・・うん、本当以外だよね、僕も最初凄い驚いちゃったよ、あの灰原が、ね…」


    あれからコナンは世良に悩み事を話そうと公園に移ってはブランコに座っては話しをした、勿論いくら鈍いコナンだからと言ってプライバシーの事に関しては守る為先程のあの光景の事に関しては言わずなるべく安堵を保っては言っていた、また今回の事に関してはかなり斜め上なコナンなその内容に世良はかなり驚愕した表情を、そしてその内容に冷や汗掻いては頭を抱えていた


    世良「・・・なるほどなぁ、それで君はその灰原って子の気持ちがよくわからない、って事なんだよね?」


    コナン「え、あ、う、う~ん…?よくわからないと言うより僕がただ認めたくないだけなのかもしれないけど…」


    世良「!へぇ~、それじゃあ君の考えを聞かせてもらえるかな?もしかしたら合ってるかもしれないし」


    コナンからの以外な返答に世良は興味を示したのか顔を覗き込むようにしてはそう聞いた


    コナン「!え、えっと…うん…僕の考えだと…その…多分灰原は俺・・・じゃなくて僕の事好きなんだって、そう思ってるよ」


    コナンは今回の事に関しては組織やらなにやら関係なく個人的な私情の為なるべく出来る限り自分の素を出してはそう言っていた、中途半端な事は出来ないからだった、ただコナン自身何故そんな思いに辿りつくのかよくわかっていなかった


    世良「・・・・・・君はその灰原って子が凄く大事なんだね」


    コナン「・・・え?」


    世良から反ってきたその返答にコナンは思わず唖然とした、その言葉の意味がよくわかっていなかった為、もしくはありえない、そう無意識に心意的に否定したかったかもしれないがそうコナンは世良の言動に唖然としていた

  6. 6 : : 2017/03/26(日) 19:51:46
    世良「・・・いや、なんでもないよ!」


    コナン「っ…は、はぁ…?」


    真剣な眼差しから突然笑みを浮かべてはそう顔を近づけてきた世良にコナンは思わず苦笑いした、いつもならここでそのまま言葉のまま受け止めてはなかった事にしてしまうコナンだったが流石に今のこの状況のおかげか世良が今言った事を聞き逃さなかったおかげかコナンは世良が言った事を頭の中で繰り返していた、「灰原って子が大事なんだね」、と


    世良「う~ん、そうだね~、ボクの考えだとコナン君、君の言ったことは確実に僕は合ってるって思うよ、探偵だとか関係なしに一人の女としてね!」


    コナン「っあ、あはは・・・世良の姉ちゃんいつも男だとか言われるしね…」


    世良「!そうなんだよ!本当、ボクのどこが男なんだって話しだよ、ちゃんと勝負下着着てんのにさ~」


    コナン「っ!!?っちょ!!?」


    世良は決してわざとやっているのではなく単純にそう思ってやっているのかわからないがコナンの前でズボンを半分降ろしては笑みを浮かべてはそうパンツを見せようとした、コナンはそんな世良を見ては急いで後ろを見ては照れ臭そうにした


    世良「ん?あぁ、ごめんごめん!いつものボクの癖さ」


    コナン「っく、癖って…」


    コナンはそんな世良の言ったことに「逆痴漢罪で捕まるぞ…」と内心思っていた、ちなみに逆痴漢罪は最近できたばかりの法律になっていた


    世良「まぁ、いいや、それより君の考えは確実に合ってるとボクは思うよ、まぁボクの感性は他の女の子よりどこかおかしいらしいからわからないけどさ」


    コナン「っあ、あ~…そ、そうなんだ」


    人にパンツを、しかも男にパンツを平然と見せる時点で普通に感性狂ってるからな、そうコナンは苦笑いしては思っていた
  7. 7 : : 2017/03/28(火) 05:58:58
    世良「あはは、うん、そうだよ、っとそうだ、それよりボクはちょっと用事を思い出したから帰るよ」


    コナン「えっ、あ、うん」


    立ち上がったかと思いきや突然そんな事を言いだした世良にコナンも立ち上がってはそう言った


    世良「それじゃ、コナン君また今度な~」


    コナン「じゃあね~」


    用事を思い出したと言っては走って去って行った世良にコナンは手を振ってはそう見送った



    コナン「・・・さて、と…考えても仕方ねぇ、よな…」


    先程の世良との会話で確実とまではいかないがほぼ確実に灰原は恋をしている、しかもそれは自分へ、そうコナンは確証もないがそう思っては本当は明日から行動するつもりがたった今から行動する事にしたのだった


    コナン「・・・よし、善は急げ、って、そういえば母さんもあんなこと言ってたような…」


    またコナンは随分前の母親有紀子との会話の事も思い出していた



    有紀子『ほら、灰原さんよ、あの子きっと新ちゃんに恋してるわよ!』


    コナン「・・・あれって本当だったのかもな…」


    コナンはそんな事をボソボソと独り事を言ってはなんの準備もせず博士の家へ走った



    博士家


    博士「えっ?哀君に用事なのか?」


    コナン「ん、あぁ、いるか?」


    博士「あ、あぁ、まぁ居るは要るんじゃが多分地下室じゃぞ」


    コナン「あぁ、そっか、んじゃ博士失礼するぞ」


    博士「?あぁ」


    コナンはそう言っては博士の横を通り過ぎようとした、だが


    博士「なぁ、新一」


    コナン「?なんだ?」


    博士「あぁ、いや、新一は哀君に一体どんな用なのかな~っと・・・」


    博士はつい先程部屋に入ってこないようにと灰原に言われたばかりな為にそう言っては苦笑いした


    コナン「・・・・・・あぁ…ただ暇だからどっか行かねえかって誘いに来ただけだよ」


    博士「おぉ、そうかそう、か・・・っへ…?」


    コナンからのそんな言動に博士は笑った、だが内容を理解してはアホ面かました


    コナン「んじゃ、そういう事だから」


    博士「・・・」


    今まで用事以外では灰原に関わる事など特になかったコナンが自分から特になにも用事もないのに誘いに来たことに博士は茫然としていた、そしてそんな博士を置いてはコナンは地下室の方へ向かった

  8. 8 : : 2017/03/31(金) 20:21:45
    コナン「・・・っふぅ…」


    灰原の部屋、地下室の前で止まってはコナンは変に緊張していた、いつもなら特に緊張などせず普通に友達気分で接する筈が先程のことがあり妙に意識してしまっていた


    コナン「…っ進まなきゃいけねえよな…」


    先程の光景、名前を呼びながらの自慰行為、そしてその後の涙、コナンはその事を決して汚い行為だと思わず逆に自分を思ってあのような事をしていたと、心に、頭に深く深く焼き付けていた


    コナン「・・・っ!!は、灰原~!いるか~!」


    コナンは意を決してはそう灰原がいるかどうかとコンコンとノックしては確認した、そしてそのコナンの声に気づいたのか


    っく、工藤くん!?


    なにか騒がしい物音を立てては酷く驚いたようなそんな声にコナンは少し驚愕した


    コナン「あ、あぁ!ちょっと入っていいか?」


    !べ、別に普通にいつも通り入ればいいじゃない


    妙にいつも通りと違いソワソワといつも通りじゃないコナンに灰原は気づいたのかそう言ってはドアノブを捻り開けた


    コナン「!よ、よっ、灰原」


    灰原「っえ、えぇ・・・ど、どうしたの?」


    コナン「!あっ、い、いやさ…」


    灰原の顔を見た瞬間に先程の光景が脳裏に浮かんでしまったのかコナンは戸惑った、というよりもその光景があまりにも強すぎる為かそちらにどうしても意識が行ってしまっていた


    灰原「…?解毒剤ならあげないわよ…?貴方最近服用しすぎだし…」


    灰原はどこか様子がおかしいコナンにそうAPTX4869のことかと勘違いしたのか半目にしてはそう睨むような表情を浮かべた


    コナン「!っい、いや今日はその事じゃねえよ」


    コナンはそう灰原に言われては苦笑いてはそう否定した、灰原はそんなコナンを見ては顔を歪ませた


    灰原「・・・?ならなんなのよ…というか、貴方さっきからなんか様子がおかしいけどなんかあったの…?」


    コナン「!!い、いや、なんもねえって、っそ、それよりよ、お前今暇か?」


    灰原「っえ、えぇ、まぁ雑誌読んでたぐらいだけど・・・」


    コナンはそう灰原に言われては部屋の中を見た、そして見てはベッドの上に雑誌が置いてあることに本当に呼んでいたのだとわかった


    コナン「そ、そうか、それじゃあよ…」


    コナンはそう言っては腕時計を確認した、腕時計には丁度三時が過ぎては五分になっていた


    灰原「?なに?時間がどうかしたの?」


    コナン「!い、いや、なんでもねえよ、それよりお前暇ならどっか一緒に出かけねえか?どうせ部屋に閉じこもってるだけだろ?」


    なるべくいつも通り接しようとコナンはそう少し皮肉な言い方をした、勿論この後反ってくる反応とすれば不機嫌にさせては余計に部屋に閉じこもるだろう、そう思っていた、だがそうならない確信があった、それはどこか出かけないか?と誘った事だった


    灰原「・・・っ!?えっ…ど、どこかに出かけるって…あ、貴方と二人で・・・!?」


    コナン「!あ、あぁ、まだ三時少し過ぎた時間だしまだどっか出かけられるだろって思ってよ、俺も探偵事務所にいたって推理小説呼んでるだけだし、それに最近運動不足だと思ってよ」


    予想通りコナンに誘われた灰原は案の定物凄い驚いた表情を浮かべては若干照れたような表情を浮かべては俯いた、コナンはそんな灰原を見てはこれはいけるんじゃないか?など思ってはそう少し無理があると思ったが理由を言った


    灰原「っ…ちょ、ちょっと待って!とりあえず入って!!」


    コナン「っえ!?ちょっ!?」


    コナンからの突然の誘いに灰原は思考がグチャグチャになっているのか目を泳がせてはコナンの腕を引っ張っては部屋に連れ込んだ、コナンは突然掴まれた事からか驚くもそのまま部屋に入った


    ガチャ


    コナン「お、おい、なんで鍵閉めたよ…」


    部屋に入るなり灰原は急いで鍵を掛けた事にコナンは苦笑いした、まるで逃げ出さないようにとも見える為にコナンは少し震えた、そしてそんなコナンの言う事など無視するかのようにコナンの前に来ては言った


  9. 9 : : 2017/03/31(金) 20:24:16
    灰原「!あっ、い、いえ・・・というか貴方一体どうしたの!?蘭さんとなにかあったの!?」


    コナンのこの行動が異常だと思ったのか灰原は血相変えてはそう言ってきた、コナンはそんな灰原を見ては一瞬驚くも苦笑いしては言った


    コナン「なんで蘭なんだよ、別にあいつなんて全然関係ねえよ・・・」


    コナンはそう苦笑いしながら言ってはベッドに背中を預けるように座っては腰を掛けた


    灰原「!か、彼女が関係ないって…じゃ、じゃあどうしたの!?もしかして奴等がなにか行動し始めたんじゃ!!」


    余程コナンからの誘いが天変地異かと思っているのか腰掛けては座っているコナンの元へ走るように歩み寄ってきてはそう灰原は言った、コナンはそんな灰原を見ては思わず呆れる


    コナン「蘭でも奴等でもねえって、お前どんだけ俺の事悪魔か死神にしたいんだよ・・・」


    灰原「っ!だ、だって…」


    コナン「・・・今日はただ単に今までお前と一緒に二人でどっか遊びに行ったりした事ねぇなって思ってそれでお前を誘いに来たんだよ、こういえば信じるか?ちなみに別に俺は変装してるキッドでもねえからな??」


    ここまで混乱しているのなら貴方キッドね、だとか言い出すかと思ったのかコナンはそう自分の頬を引っ張ったりしてはそう言った


    灰原「っべ、別に怪盗キッドなんて思わないけど…っそ、それにしても貴方からそんな誘いがあるなんて…なにかコナン「だからねぇって、しつけえな・・・」


    いい加減疑いばかりする灰原に腹が立ったのかコナンは立ち上がってはそう言った


    灰原「・・・・・・本当に貴方は私と、その…」


    やっと灰原はコナンの言っていることを信じるようになったのか明らかに動揺した表情を浮かべてはそう確認するように見てきた、コナンはそれに対し


    コナン「あぁ、単純にお前と出かけても良いんじゃねえかって思ってよ、それでお前が暇ならどっか出かけようぜって、散歩でも買い物でもなんでも良いからよ、それにその格好、寝間着じゃねえんだろ?」


    明らかに外に出る為の私服を着ている灰原にコナンはそう少し睨む様に見てはそう言った


    灰原「っえ、えぇ…」


    コナン「んじゃ、どっか行こうぜ、お前どっか行きてえところとかあんのか?」


    灰原「っ!ちょ、わ、私はまだ行くなんて一言も!」


    動揺からか碌に頭が働いていなかった灰原はやっと自我が戻ったのかそうどんどん進めて行くコナンに灰原は少し声を上げてはそう言った


    コナン「?お前暇なんだろ?」


    灰原「っ!そ、そうだけど…って、私と二人じゃなくてあの子達も誘ったらどコナン「今日はお前と二人で出かけたい気分なんだよ、それよりこんな喋ってたって時間が無くなっちまう、行くぞ」


    このまま話をしていても良い、そう思ったコナンだがどうせなら出かけた方が時間も有効、しかもこんな事はそうそうある物ではない、そう思っていた為灰原の腕を掴んではそう言った


    灰原「!ちょ、ちょっと待って!私まだ支度もなにも!」


    コナン「あ?あ~…じゃあリビングで待ってるからよ十分で支度しろよ~」


    灰原「っえ、く、工藤君!?」


    完全にもうコナンは灰原と出かけると決めたのかそう言ってはリビングの方へ行ってしまった、そしてそれから数秒後には博士との会話が聞こえてきた


    灰原「・・・・・・なんなの…?」


    コナンが一体なにを考えているのかわからない灰原は警戒心と共に遊びに誘われた、しかも二人だけで誘われた事からか胸が躍っていた事になんとも言えない気持ちになっていた、だが一方で少しは冷静な気持ちも合った為にか灰原は自分の胸に手を当てては言った


    灰原「・・・・・・なに、着て行こうかしら…」


    二人だけで出かける、つまりはいわゆるデートと思ってしまってもおかしくない事に灰原は嬉しさからか胸が温かくなっていた、またあまりの嬉しさからかわからないが口元が歪んでいた


    灰原「っ!か、彼はデートなんて思ってないわよ!!」


    嬉しさからかどうしても口元がニヤけてしまう事に灰原はそう自分に言い聞かせるようにしては強く言った、だがそれに反するかのように自然とニヤニヤとしてしまう事に灰原は溜息付いていた


  10. 10 : : 2017/04/05(水) 20:01:54
    コナン「ていうことだからちょっと出かけてくるな博士」


    博士「出かけ来るって…あ、哀くんと二人でか??」


    コナン「?あぁ、そうだけどって、なんだよ?その顔」


    何故かよくわからないがコナンからそんな誘いをしていることに博士は大変驚いていた、博士もなんだかんだとコナンと灰原が二人意気投合し合っては仲良さそうに話し合っている所を見る物の二人でどこかへ遊びに出かけるなど見たことも無い為に混乱していた。
    また、一方でコナンはそんなどこか動揺している博士に首を傾げてはそう言った


    博士「あ、い、いや・・・ま、まさか新一から哀くんにそんな誘いをするとはって思ってのぉ・・・たはは…」


    コナン「!・・・あぁ、まぁ色々と合ってな、それでだよ」


    博士「?色々?」


    コナン「っと、とりあえず色々とあるんだよ、それに日頃あいつには世話になってるからな、あいつが一体どんな私生活してるかは知らねえけど、大体はあいつが地下室に篭ってなんかしてるって事はわかってるからさ、こんな姿になっちまったんだしどうせなら外でこの身なりなりに遊んだ方が良いって思ってよ」


    コナンはそう少し誤魔化すような言い方をしてはそう言った、コナンは新一はなんだかんだと皆から鈍感やら鈍いやら言われてはいたがそういう面ではそれなりに結構見ていた、これも探偵としての一環なのかもしれないが


    博士「ほぉ~、なるほどの~、にしても新一がそこまで哀くんの事を考えておるとは思いつきもしなかったの~、いつもは口喧嘩か事件の時にはなにか仲良さそうに話合ってるか、または言い合ってるところしか見てないし」


    コナン「っそれはあいつの口調が原因だろうが…」


    コナンはそう言っては苦笑いした、だがそう言う一方でコナンも少しは自分も言い過ぎている面もあるとは思っていた


    博士「ははは、哀くんはツンデレさんじゃからの、まぁいいわい、哀くんとはどれぐらいの時間出かけてくるんじゃ?」


    コナン「ん?あぁ、多分6、7時ぐらいじゃねえか?」


    コナンは腕時計を見てはそう言った


    博士「そうかそうか、まぁいいわい、あっ、そうだ新一」


    コナン「?なんだよ?」


    博士はなにかニコニコと笑みを浮かべてはそう言ったことにコナンは少し冷や汗掻いては効いた


    博士「いやのぉ、哀くんと二人で出かけることなんて今日が初めてじゃろ?それに後3、4時間出かけるんじゃ、どこかのお店でこのお金をなんでもいいから二人で使いなさい」


    博士はそう言ってはなにか封筒を差し出してきてはコナンに渡した


    コナン「っおいおい、俺と灰原はただ店の中回るとか散歩程度だぞ?多分、しかもなんだよこのお金・・・」


    コナンは渡された封筒の中身の札を見ては驚いていた、とは言ってもそこまで驚く金額ではないが結構な額だった、諭吉が五枚とまで言った、そんな額だった


    博士「哀くんもあの身なりじゃが、それでも中身は新一君と同じまだまだおしゃれをしたい時期じゃ、それに哀くんの話を聞く限りじゃ今までずっと組織にいた頃は研究漬けであの年頃らしい事はなにもできなかったそうじゃ、なら新一、君が先程言った通りこの身なり、そしてこの環境、たっぷりと遊ぶべきじゃないのかね?」


    博士はそう言ってはだんだんと笑みから真面目な、そんな表情になった、しかもわざわざ声を小さくしている分、聞こえないようにしているのだろう


    コナン「っま、まぁ確かにあいつファッション雑誌とか呼んでるけどよ……いや、でも、そうだな、博士の言う通りだ、あいつはやっと俺達みたいなごく普通の生活に這い上がることが出来たんだ、そのぐらいは出来て当たり前だもんな」


    いつものコナンだった場合はここでそんな事する必要はない、そう言うつもりだった、だが今回は違った、先程の事もありコナンは少し、考えを改めていたのだった


    博士「!新一が賛成するとは、今日は雨かの?」


    コナン「っうるせぇよ…後博士、お金のことだけど、こんなにいらねえよ」


    コナンはそう言っては封筒の中から諭吉を三枚抜き取っては博士に返した


    博士「えっ、じゃ、じゃが」


    コナン「博士には言ってなかったんだけど、安室さん、あの人が一回父さんと鉢合わせした時の日の夜によ、これをくれたんだよ」


    コナンはそう言っては財布の中からあるカードを出した


    博士「?なんじゃ?これは」


  11. 11 : : 2017/04/05(水) 20:02:02
    コナン「よくわかんねぇけど、その身なりじゃ買いたい物も全然買えないだろって、俺が一生生きていける程のお金をこのカードの中にぶちこんだらしいぜ、俺はカードに付いては全然わからねぇんだけどさ」


    コナンは苦笑いしてはそう言いカードを財布の中に閉まってはポケットへと戻した、また当然だがそんな事を軽々しく言ったコナンに博士は度肝を抜かれたような表情を浮かべていた


    博士「い、一生って、それは新一の為に優作君が渡したんじゃろ?」


    コナン「さぁな、でも父さんはこのカードは別に自由に使って良いって言ってたぜ、だから別に灰原に使っても別に良いだろって思ってよ、俺も特にほしい物とかもねえし、どうせならさっき言った通り日頃世話になってる灰原に使った方が全然良いんじゃないかって思ってさ、それに母さんだったら多分俺のこの考えに賛成だぜ?母さんあいつの事結構気にいってるみたいだしさ」


    コナンはニコニコと悪ガキのような笑みを浮かべてはそう地下室で今着替えているであろう灰原を見てはそう言っていた


    博士「なるほどのぉ…、にしてもわしは今凄い驚ているわい」


    コナン「あ?なんでだよ」


    博士「いやのぉ、新一はいつも哀くんに冷たい態度を取ってるからてっきり哀くんの事嫌いなんじゃないかと思って、それに新一は鈍いからのぉ、この面に関しては全然ずぼらで駄目かと思っていたんじゃが、どうやら違ったようじゃ」


    コナン「っべ、別に俺はあいつの事嫌いじゃねえよ、ただあいつがいつもいつも眠そうにしては話しかけんなってそんな風に接してくるから話しかけないようにしてるだけだっての!普通ならもっと話してるって!」


    コナンは少し意地になったのかそう照れくさそうにしては声を上げ言った、勿論こんな事を言った為か博士はだんだんと目を大きく見開いては口元を吊り上げてはニヤニヤとしだした


    コナン「っな、なんだよその顔!」


    博士「いや~、今日この数分だけで新一が哀くんをそんな風に思っているとは思いもしなかったからの~、ついな、後この前のベルツリー急行の時もそうじゃ哀くんはツンデレさんじゃからそう思ってるだけで本当は新一君とももっと話したいって思ってるじゃろ、なんたって君達はほぼ同年代で、しかも二人共奇跡的に幼児化した、奇跡、な二人なんじゃからなぁぁ!!」


    一体どんな想像を頭の中でしているのかわからないが博士はそんな事を言ってはダハハハハハ、と大声を出しては笑いだした、勿論コナンはそんな博士を見ては思わず苦笑い


    コナン「あいつのどこがツンデレなんだって・・・後俺と話したいとかんなわけねぇだろ」


    博士「それは新一の誤解じゃ、やはり新一は鈍いのぉ~」


    コナン「っだから俺は鈍くねえっての!!」


    図星を付かれたのかそう言っては笑う博士にコナンは悔しそうな表情を浮かべてはそんな事を言っていた


    灰原「博士、笑い方、汚い」


    博士「っんぁ?」


    コナン「っお前、いつの間、って・・・え?」


    いつの間に着替え終わったのかそうジト目を向けてはすぐ横に来ていた事に博士は勿論コナンは灰原を見た、だがコナンはそこで灰原の服装を見ては唖然とした、何故ならいつもと違いかなりお洒落をていたからだった


    灰原「っ…な、なによ!!」


    意識してお洒落をしたせいかそんなコナンの反応に敏感になっていた為に恥ずかしそうにしてはそう睨んだ


    コナン「っ!あ、い、いや、な、なんというか、に、似合ってんな、その格好」


    灰原「!!」


    博士「っよ、良かったのぉ、哀くん、新一もやるじゃないか」


    博士はわざとわかっていてやっているのかニヤニヤとしてはそうコナン、灰原を見ては言った、また灰原はコナンにそう褒められたことからか目を大きく見開いては動揺しているのが見えた



  12. 12 : : 2017/04/06(木) 19:58:03
    灰原「っば、バカな事言ってんじゃなわいよ!!博士!!ほらっ、工藤君も早く出かけるわよ!せっかくの休日が無駄になるわ!!」


    コナン「っえ、ちょ!?お、おい!っそ、それじゃあ博士行ってくるな~!」


    照れ隠しとしてなのかそんな事を言っては不機嫌そうにコナンの手を引っ張る灰原にコナンは慌ててそう言っては外へと出た


    博士「楽しんでくるのだぞ~!」


    だがそんな不機嫌顔をする灰原に博士はなんとも思わず逆に自分の娘を見るかのような、そんな目で見てはニコニコとしては見送ったのだった




    道路


    コナン「・・・」


    灰原「・・・」


    あれからコナンは灰原と出かけることになったわけだがなんの計画も立てずに出かけた為に今は道路を適当に歩いては散歩のようなことをしていた


    コナン「・・・なぁ」


    灰原「!っな、なによ?」


    コナンは二歩ぐらい後ろを歩いている灰原に向かって振り返ってはそうジト目を向けては言った、灰原はそんなコナンに少し驚いては微妙に視線をずらしてはそう聞いた、何故そんな距離があるのか、それはいつもと違う為、意識してしまっていた為に灰原は距離を離していたのだった


    コナン「・・・いや、なんでお前そんなに離れてんだよ」


    灰原「!っい、いつもこんなものでしょ、貴方が気にしすぎなだけよ」


    コナン「…今日は俺とお前の二人だけで出かけてんだからよ、普通にいつも通り隣に来いって、後こんなにいつもは距離離れてねえよ」


    コナンは微妙に距離を取っている灰原に少し気にくわないと思ったのかそう言っては灰原の腕を掴んではそう言った


    灰原「っぁ…!」


    コナン「こんな二人だけで出かけるなんて事滅多にねぇんだからよ、せっかくだし楽しもうぜ」


    腕を掴まれては引き寄せられた事に灰原は驚いては動揺しながらもそう言っては笑みを浮かべては腕を掴んだままのコナンに灰原はドキッ、としてしまった


    灰原「・・・貴方、今日本当に少しおかしいけど、なにかあったの?」


    だがだからと言ってこんなコナンは灰原は今まで見てきたことがない為になにか隠し事をしていると思ったのか少し睨み付けるようにしては横目でそう言った


    コナン「あ?そんなのねぇよ、ただお前とこうやって二人だけでどっかに遊びに行ったりした事ないよなって、まぁ、用は好奇心みたいなもんだよ、お前と二人で出かけたらどんな風になるのかなってな!」


    コナンはそう言っては灰原に無邪気な笑みを浮かべた、勿論コナンはそう思う一方で本当は隠し事があった、それは先程の灰原を見てしまった為、コナンは今こうして灰原を誘って出かけているのである


    灰原「・・・・・・今いち信じることができないのだけれど…」


    コナン「お前は少しは信じる事を努力しろよ…、まぁ、いいや、それより喉乾いたからよどっか店入ろうぜ!」


    灰原「っえ、ちょっ…!」


    苦笑いしてはそう言い、また喉が渇いたからとファミレスを見つけてはそう指さしては灰原の腕を掴んでいた手を離してはすぐに手を握ってきた事に灰原は動揺しては緊張、そして羞恥から頭の先から足の先まで一気に熱くなるのを感じた、またその為手汗など掻いてしまった事に灰原は焦りから鼓動が早くなるのを感じた、だがコナンはそんな灰原を気にもせずファミレスの中へと入った


    ファミレス



    店員「はい、それではしばらくお待ちくださいませ」


    コナン「は~い!」


    灰原「・・・」


    あれからファミレスへと入ったコナンと灰原は全然思ったよりも混んでいなかった為にすぐに座っては注文していた、ちなみに注文した物はドリンクバー、そしてケーキ二つだった、ドリンクバーの場合なにか食べ物を注文しないといけない為なにを食べるかと決めた結果ケーキになったのだった


    コナン「灰原お前ちゃんと手拭いとけよ~、最近風邪流行ってるらしいからなぁ」


    コナンはそう言ってはお手拭きで手を拭いてと実にその見た目に似合う事をしていた、だがそんなコナンを灰原はずっと不機嫌そうな表情を浮かべていた、何故不機嫌な表情を浮かべているのか、それはペースをずっと乱されていたからだ


    灰原「・・・ねぇ、私今日はそんなにお金持ってきてないから払えないわよ?」


    コナン「?あぁ、その事なら別に大丈夫だぞ、俺が払うからよ」


    灰原「!そんなお金どこにあるのよ?」


    コナン「ゴクッ、っこれだよ」


    コナンは手元にあるコップの水を飲んでは財布の中から先程博士に見せたカードを見せた、灰原はそのカードを見てはため息付いた


    灰原「・・・なによこのカード」


  13. 13 : : 2017/04/06(木) 19:58:22
    コナン「父さんがくれたもんなんだよ、なんかよく知らねえけど結構お金入ってるらしいぜ、まぁお前は全然気にしないで食えよ、俺もケーキなんて最近全然食ってなかったからな、食いてぇんだよ」


    コナンはそう言っては無邪気にケーキはまだかとそんな表情を浮かべては言った、灰原はそんなコナンを見てはもうどうでもよくなったのか肩の力を抜いては言った


    灰原「…そうね、なら甘えさせてもらおうから、私のお金じゃなくて工藤君のお金ですもんね?」


    灰原は意味不な笑みを浮かべてはそうコナンを見ては言った、コナンはそんな灰原を見ては思わず苦笑い、と同時にふとコナンは思った事があったのかポケットからスマホを取り出した


    コナン「えっと・・・」


    灰原「?なにしてんのよ?」


    コナン「ん、いや、俺はよく知らねえんだけどよ、なんかこういうファミレスだとか食べる店に来たらその注文した食べ物を写真で取ってはなんかSNSに乗っけたりするんだろ?」


    コナンはふとそう思いだしては灰原なら知ってるんじゃないかと思ったのか聞いた


    灰原「あぁ、よく最近女子高生、女子大生、・・・いえ、女子中学生もやってるのかしら?食べ物を撮ってはSNSに乗せるやつでしょ?、それなら私もそれは少し違うけれど博士とケーキを作ったりしてうまくいった時とかには撮ってるわよ、記念にってね」


    灰原はそう言ってはコナンに先程言われた事をなんだかんだと聞いていたのかお手拭きで手を拭いては水を口に含んだ


    コナン「へぇ~、お前そういうことするんだ」


    灰原「ゴクゴクッ、なによ?」


    コナン「い、いや、ただお前でもそういう事するんだなぁって、そういう流行りってなんかお前バカにしてるようなイメージがあるし」


    コナンはそう苦笑いしては言うと同時に灰原が作った料理を写真に納めている所を想像しては思わず吹き出しそうになった


    灰原「あら?私は結構そういう流行りに乗る方よ?第一そんな事でバカになんかしていたら今頃占いなんて信じないもの」


    灰原はそう少し若干皮肉めいた笑みを浮かべては足を組み直しては言った


    コナン「へ、へぇ~…なんか以外な一面を見れた気がするな」


    灰原「あら、それを言うなら今日の貴方もかなり以外な一面が見れたわよ?」


    コナン「?なにがだよ?」


    以外な一面が見れた、そう言われたコナンはなんの事かと首を傾げた


    灰原「あの事務所の女の子以外の子とこうやって出かけたりする事よ、しかも今日に限って貴方は普通に手を繋いだりと、普通ならこんな事しないのにねって、そう思ったのよ」


    本当はひょっとしてわざとわかってていつも鈍感な鈍いフリをしているんじゃないかと言うぐらい灰原はコナンの先程の行動を見ては驚いていた


    コナン「!あ、あぁ、まぁ、ほらさっきも言ったけどただの好奇心だって好奇心、っつうか、それを言うならなんだよ今日のお前のその格好、すっげえお洒落してんじゃねえかよ」


    そう、コナンが言う通り灰原はかなりお洒落をしてきていた、何故ならその灰原が今着ている服は一番お気に入りの服、そしてスカートだったからだ、ただの一般人が見ても明らかに高い、そうわかるぐらいな服装だったのだ


    灰原「!そ、それは…っ、って、そうよ、さっきは貴方はいつもしない手を繋いだりしてきたのだからこの私の服装についてなにか言ってもらおうじゃない、今日は好奇心、なんでしょ?」


    まるで言い返したと言わんばかりに話しを反らしてはそうドヤ顔を浮かべては言ってきた灰原にコナンは何も言えなくなり唸った


  14. 14 : : 2017/04/06(木) 19:58:32
    コナン「っな、なにか言ってもらおうって言われてもなぁ…」


    灰原「あら?なにも言えないのかしら?」


    コナン「っう、うるせぇ、って・・・」


    コナンはそう言っては頭を悩ませた、ただコナンはふといつもなら言わない事を言えば良いんじゃないか?とふと頭を過った、そしてコナンは数秒考えてはニヤッとしては言った、勿論突然口元を二ヤついたコナンに灰原はなにを言われるのかと冷や汗浮かべた、だがコナンはそんな灰原に向けて笑みを浮かべては言った


    灰原「・・・?」


    コナン「すっげえ似合ってる」


    灰原「・・・・・っえ」


    いつもなら絶対に言わないであろうコナンからそう口から言われたことに灰原は唖然とするも数秒後には嬉しさと恥ずかしさが入り混じったのか裏声を出してはそんな反応をしてしまった


    コナン「お前ってハーフだろ?だからその服、そしてスカートがちゃんとマッチしてて丁度良いんだよ、もし他の奴が着たらそんなに似合わないだろうけどお前の場合はその見た目だからな、すっげえ似合ってる、子供のお前でも美人なんだな!」


    コナンは出来る限り褒めれば良い、そう思ったのか灰原のその特徴を生かしてはそう褒め殺した、だがコナンにとってはそれは周りから言われている事と同じであろうと思っているのかなんとも思っていなさそうな表情を浮かべては言っていた、だが一方で当然そんな事をなんの恥じらいも無く言ってきたコナンに灰原は完全に驚き、そして恥ずかしさから目を大きく見開いては顔真っ赤にしては震えていた


    灰原「っ・・・な、…っな、なぁ…っ」


    突然のかなりの褒め殺しに灰原は頭が完全に追いつかなくなっているのか完全にショートしていた、胸が疼くほどに嬉しいと思う一方であまりの驚きなその発言に灰原は顔真っ赤にしては大量に汗掻いてはなにも言えないでいた


    コナン「まぁ、俺が思うのはこんぐらいだなぁ、って、お、おい灰原??」


    流石に目を白黒としては顔面真っ赤にしている灰原を見たコナンは流石に焦ったのかそう冷や汗掻いては呼んだ、だがそんなコナンの言葉など頭に入っていないのか灰原の頭の中ではただ先程のコナンから言われたことが、特に美人だと言われたことが延々と回っていた、そしていい加減限界が来たのか


    灰原「ふぁ…っ」


    コナン「っ…え、お、おい!!?」


    灰原は完全に意識が吹き飛んだのか目を回しては机へと額を叩きつけるようにしては倒れた、コナンはそんな灰原を見ては血相変えては飛び退いては近寄った


    コナン「っおい!!おい!!っちょっとすみません~!!店員さ~ん!!」


    目を回しては大量に汗を掻いては気絶している灰原にコナンは冷や汗掻いては店の人を呼んだ
  15. 15 : : 2017/11/19(日) 21:45:31
    最後までがんばってください!!

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