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【ショートストーリー】大神「惨劇回避」

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  1. 1 : : 2017/03/16(木) 18:11:42
    これは、ダンガンロンパの各章で惨劇を回避したことを想定したときのストーリーです!

     筆者の考えですので、少しぬるま湯になるかもしれませんが、最後まで目を通して頂けると幸いです!

     実際のセリフと異なる点もありますが、温かい目で見てください!

    ここでの腐川は大神に疑心暗鬼を抱きません。疑心暗鬼を抱くのは、十神と葉隠のみです。原作と違いますので、先にお知らせします!

     今回は安価はありません!

    桑田・舞園編http://www.ssnote.net/archives/52289

    不二咲・大和田編
    http://www.ssnote.net/archives/52306

    山田・アルターエゴ編
    http://www.ssnote.net/archives/52331

    セレス・石丸・時々山田編
    http://www.ssnote.net/archives/52351
  2. 2 : : 2017/03/17(金) 08:19:32
     我は大神さくらだ!超高校級の格闘家として、この希望が峰学園に来た!

     我は総合格闘技では負け知らず。そんな父と、我の永遠のライバルのケンイチロウはとてつもなく強かった。

     しかし、突然訪れた、白と黒のがらをしたクマのぬいぐるみとその仲間と思われる奴らに、人質にされてしまった。

     我は、これらの命を救うために、これから行われるコロシアイの内通者として、協力をすることを強要された。

     我は家族や好意を抱いたものを救済する気持ちで、その任務を遂行していた。

     ……このことがさらなる悪夢へと展開することは我はまだ知らなかった。
  3. 3 : : 2017/03/17(金) 14:25:12
     昨日、セレス・山田・石丸から、サツイを抱いてしまったという告白があった。

     我は、その告白に対し、怒りを覚えた。

     それは、もちろん、セレス・山田・石丸への怒りでは無い。

     ……モノクマ

     我はその日の晩に体育館にモノクマを呼び出した。

    「なにさ!こんな夜遅くに。よい子はもう寝る時間だよ!」

     その言葉に我は、

    「我はあいにくよい子では無いのでな。」

     と返し、構えて闘気を表に出した。

    「おぬしに決闘を申し込む。」

     我とモノクマとの決闘が始まった。

  4. 4 : : 2017/03/18(土) 11:53:17
     我はモノクマに猛攻を仕掛けるも、全て受け流されていく。

    「おまえ、どう言うつもり?」

     モノクマは猛攻の中問いかける。

    「我はもう見たくないのだ。サツイに落ちていくものたちの顔を……」

     猛攻の中答える……

    「もう見たくないのだ。やつらの笑顔が失われる瞬間を……」

    「だから、もうそのためには退かぬ!」

     一撃がヒットする。

    「グフッ」

    「媚びぬ!!」

    「グハッ」

    「省みぬ!!!」

     モノクマは体育館の壁に叩きつけられた。

     しかし、モノクマはむくっと起き上がり続けた。

    「お前がその考えならこちらにも考えがあるよ……もう寝な!夜時間は過ぎてるよ!」

     我は自室に戻り寝ることにした。

     モノクマの考えとは一体……

    「考えすぎか……」
  5. 5 : : 2017/03/19(日) 12:06:43
     翌朝、食堂に行って、朝食を食べていると、モノクマからの放送が入った。

    「体育館に来い!」

     ーまた動機か……

     皆はそう思いながら体育館に向かった……


    「この中に内通者がいます!!」

    「!?」

     みんな驚いた。もちろん我もだ…

     ―ここで、動機として使われるのか……

    「内通者は大神さくらさんです!」

    「!?」

     二度目の衝撃が彼らを包んだ……

    「さくらちゃん……嘘だよね……」

     朝日奈が不安そうな顔で我を見る……

     我は一息つき、

    「モノクマの言うとおりだ……われは大事な友を……家族を人質に取られ……この生活の内通者としての役割を遂行するよう言われていた……」

     一度、サツイを抱いたメンバー……
     舞園、大和田、セレス、石丸、山田……

     それを止めてくれたメンバー……
     桑田、不二咲……

     ひたすら前に進んでいるメンバー……
     朝日奈、苗木、霧切……

     どちら着かずの中立的なメンバー……
     腐川、江ノ島、戦刃……

     かれらは、我の話に真摯に耳を傾けてくれ、納得の表情を見せてくれた。

     しかし……

    「納得いかんな……俺たちの命を狙ってるものと一緒に居れるか……」

     ……十神

    「おれは、オーガにコロされるんだべ!オーガが黒幕を倒さない限りおれは信じないべ!」

     ……葉隠

     彼らの信頼はなかなか得られなかった……

     苗木、舞園、大和田、石丸が話をしてくれても、信じないの一点張り……

     やはり、覚悟を決めるべきか……

    「よかろう……」

    「刺し違えてでも、黒幕は我の手で倒す!!」

    「!?」
  6. 6 : : 2017/03/19(日) 12:12:21
    「ちょっとまって!大神さん!」

    「さくらちゃん!だめだよ!」

    「バカなこと考えんじゃねぇ!」

     みなが必死になって止めてくれる……

    「しかし、奴らの望みがそれなら、そうするしかあるまい……」

    そうして、2人の顔を見る。

    十神からは、

    「いいじゃないか!黒幕側の人間が一人減るんだ!こんなうれしいことは無いだろう!」

     ……最もだ…

     大和田がつかみかかったが、石丸、不二咲、桑田の三人で止めに入った。
  7. 7 : : 2017/03/19(日) 12:39:47
     止めに入られて、大和田も

    「すまない……」

     と謝ったが、その後、葉隠が、

    「オーガが黒幕倒してくれるんだから、俺たちは食堂でのんびりしとくべ!これで、オーガが黒幕倒してくれたら、おれはオーガの話し信じるべ!」

     と発言した。この発言により、今度は

    「葉隠~~!お前は、クズ野郎か~~!」

     珍しく、不二咲が激怒してつかみかかった……

     大和田でも止まらず、石丸や桑田、山田、苗木も止めにかかった。

     普段優しいやつがキレると、凄いと聞くが、ここまでとは……

     その後も不二咲の怒りは収まることはなかった……

    「十神!てめぇもだ!御曹司がそんな戯言抜かすんじゃねぇ!!……ウッ…」

     そこで、ようやく、大和田の拳が入り、不二咲は気絶して止まった……

    「すまない…準備があるので我は戻る……」

     我はそう言うと、体育館を後にして、不二咲を担ぎ、寄宿舎へ戻った。

     不二咲を我の部屋で寝かした。しばらくしたら不二咲は目を覚まし、我に謝ってきた。

     謝るのは我のほうなのに……

     不二咲は強いな……

     そう思っていたら、朝日奈が我の部屋に来た。そして、しばらく、たわいもない話を三人でした。

     その後のことを朝日奈から聞くと、ばつの悪くなった、十神、葉隠は我が戻ってしばらくしてから自室に戻り、他のみんなは食堂で黒幕を倒すための話をしていたらしい……

     我も改めて話を聴かないとな……


     十神と葉隠に……
  8. 8 : : 2017/03/19(日) 19:58:26
    ちーたんのキャラ崩壊はギャグssだけにしてくれ。
  9. 10 : : 2017/03/20(月) 00:23:52
    >>8
    キャラ崩壊というより大和田の影響とかそんな感じじゃね?
    ちーたん男らしくなりたいとか言ってたし
  10. 13 : : 2017/03/20(月) 08:20:42
    >>8すまない、あまりにちーたんとは思えない言動だからキャラ崩壊かと思ってしまった。下手に口出ししてにして申し訳ない、本来のストーリー通りで大丈夫です。
  11. 15 : : 2017/03/21(火) 13:35:31
     その後、我は葉隠と十神を大浴場の更衣室へと呼び出した。

     そこが、監視カメラもなく、隠密に話すにはよかったからだ。

     我一人では不安だったこともあり、朝日奈、苗木にも同席してもらうことにした。

    「話とはなんだ。」

     十神は組んでいた足を入れ替え、我に尋ねた。

    「今回、我は内通者として行動していたことで、おぬしらが誤解していることがあるやもしれぬと思ってな。もう一度話をしたくて呼んだのだ。」

    「じゃぁ、なんで朝日奈っちや苗木っちがいるんだべ?」

     葉隠が、苗木や朝日奈に対しての質問をしてきた。

    「この二人は、我が一人で話すのが不安だから呼んだまでのこと。別に威圧するつもりはない。」

    「なるほど、ではつづけろ。」

     十神が腕組みをしてにらみつけるようにこちらを見ながら言った。

     我は、話を続けた。

     まずは我自身のこと…

     黒幕にとらえられた人質のこと…

     黒幕の情報は知らないが、動向は知っていること…

     黒幕のヒミツをも知っていること。

     そして、我等に掛けられた謎も知っていること。

     我のもっている情報は全て話した。あとは彼らの反応を待つのみだ。

    「そんな情報いきなり言われても、信じろというほうが無理だべ……やはり、オーガが黒幕を倒さないと信じないべ!!」

     朝日奈が突っかかろうとしたが、苗木に止められた。

     我は、十神の様子をうかがった。
  12. 16 : : 2017/03/21(火) 13:41:13
    「これが情報なら、それ相応のことはしてあるのだろうな!」

     我は胸ポケットからあるものを出した。

    「これは、この学園のマスターキーだ。モノクマとの戦いの間にやつが落としたものを拝借した。」

     十神はそれを見ると、

    「それがお前が黒幕の手先でないことの照明になり得るのか?」

    「我が手先ならこのマスターキーの話はしない。」

     十神は高らかに笑った。

    「確かにそうだ。いいだろう!おれは貴様のことを信じてやる。」

    「おれも信じるべ!」

    「あんたに意思はないの?葉隠!」

    「人間だし意思ぐらいあるぞ!!」

     いつもの風景だ。いつもの風景が戻った。

     だが、感傷に浸っている暇もない。我は苗木に、皆をこの部屋に集めるよう、指示をした。

    ……程なくして皆集まった。
  13. 17 : : 2017/03/21(火) 19:54:20
     我は緊張した。

     それは、格闘技の試合よりも緊張した。

     身震いもした……

     高校最強は実力だけではなく、精神でも勝ち取ったはずだ!

     しかし、人の精神ははかなくもろい……

     どんだけ強固なものでも少しのヒビで壊れてしまう……

     我の感じたヒビは、みなが信じてくれるかどうかだ。

     我は深呼吸した。大きく吸って吐く。この動作には、心を落ち着ける意味があるのを我は知っている。

     震えは止まった。今がチャンスだ!
  14. 18 : : 2017/03/21(火) 19:54:26

    「みなに話がある。」

    「我は内通者として、このコロシアイに身を投じてきた。」

    「それは、我の家族、友人が人質に取られていたからだ!」

    「しかしながら、我はそのために、大事なことを見失っていた。」

    「それは、仲間の存在だ。」

    「我は必ず、黒幕を倒す!!」

    「だが、一人では強大な黒幕には勝てない。」

    「我に力を貸して欲しい。
  15. 19 : : 2017/03/21(火) 19:56:16
     みなは頷いたり、大声を出したりして、力をそろえることを誓った。

     その光景に思わず涙がいた。

     しかし、あまりの感動のあまり、我は気づかなかった……

     歓喜の輪のスミのほうで、聞こえた……

    「貴様らは絶望するんだよ……」

     という悪魔の囁きに……
  16. 20 : : 2017/03/21(火) 19:58:12
    大神さくら編はこれで終わりです!本編とは違い、話し合いで解決するという、結構理想的な形になったかなと思います!

    そして、この惨劇回避シリーズも次回が最終回!!

    最後は絶望シスターズです!

    苗木達は絶望シスターズをどのように惨劇から回避させるのか!

    こうご期待!(;゚д゚)ガクガク
  17. 21 : : 2017/03/21(火) 21:52:30
    それでは、最終話です!

    【ショーストーリー】江ノ島・戦刃「惨劇回避」
    http://www.ssnote.net/archives/52448

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