このSSは性描写やグロテスクな表現を含みます。
〜ToLOVE日常〜 リトの日
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- 1 : 2017/03/06(月) 21:15:36 :
- 今回は少し残酷です。だいぶキャラ崩壊する部分がありますが、本当の偽物のヒロインですので大丈夫です。
〜ToLOVEる日常〜 リトの日
リト「………」ボーッ
モモ「???」
リト「…はぁ………⤵︎」
モモ「どうしたんですか?リートさん♡」
リト「な?!い、いたのかモモ?!」ビクッ
モモ「何か悩み事ですか?」
リト「い、いや違うYO?!」
モモ「そぅですか?」(わかりやすい♡)
モモ(少し気になるけど、まだ動くのには早いかしら)
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
リトの部屋
リト「春菜ちゃん……ララ……他にも……はぁ」
リト「俺はどうしたらいいんだ……」
リト「……zzZ」
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
リト「…ぅうん」
リト「…ん?…俺寝てたのか?…」
1階へ〜
リト「美柑ーいるかー?」
ガチャリ
リト「あれ?いない…」
リト「あれ?どこにもいない」
モモ「どうしたんですか?」
リト「あ、モモ。みんな知らないか?」
モモ「そういえばいませんね」
ドタバタッ
リト「なんだ今の音?!?!」
モモ「上みたいですね。行ってみましょう」
タッタッタッ
リト「いない?」
モモ「ラボの方にいってみましょう!」
シュウィーン
リト「おーぃ!どーしたー?!」
モモ「ナナー?!だれかいるの?」
…ゃ、やめて!
……ごめんなさい… スタッスタッ
ズシュッ
リト「?!なんだ?!?!」
モモ「お姉さまの部屋です!いきましょう!」
リト「うん!」
ガシャン
リト「?!?!?!?!……」
モモ「……?!?!ぅぅ」ビクッ
春菜「…ごめんね……ララさん…」
ララ「春菜……どうして…ぅ」
春菜のナイフがララの腹部に刺さっている
ポタッポタッ
春菜「…やっぱり………結城くんと2人で結婚するのは無理だよ…」ウルウル
リト「は………
春菜………ちゃん?……」
春菜「?!……結城…くん………」
モモ「ぅう……お…お姉さま!!しっかり」
リト「…な……んで…」
春菜「ゴメンね結城くん……やっぱりダメみたいだね………さよなら…」
春菜がナイフを自分の首に当てる
リト「…?!?! やめろ!!」
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
美柑「リートー」
リト「…ぅ……うわぁぁ!……ぁ?」
美柑「大丈夫?うなされてたよ?」
リト「??…夢か…よかったぁ」
美柑「ご飯冷めちゃうから早くねー」
リト「お、おぅ」
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- 2 : 2017/03/06(月) 21:16:22 :
- スタッスタッ
ガシャ
リト「おはよー」
リト「あれ?美柑だけ?」
美柑「みんな降りてこないね」
リト「そーだな…」
美柑「…いただきます」
リト「いただきます」
静かな食卓に箸の音が響く
美柑「……」ジー
リト「???」
美柑がボーッとリトを見つめる
リト「どうしたんだ?美柑」
美柑「え?!あ、何でもない」
リト「もしかして恋……とか?」
美柑「な?!\\\」
リト「え?!ほんと?!楽しみだなぁ!ちょっと寂しいけど」
美柑「ぅ…」
リト「??」
美柑「リト…もし…」
リト「もし?」
美柑「その………私の…恋の相手が……リトだったら?どう?」
リト「うぇ?!な、え?!な、なんで?!ぅ、きょきょきょ、兄妹だけど、もし本当にそうなら考えてあげなきゃって思うけど汗」
美柑「けど?」
リト「や、やっぱり美柑のためにもと思うと、あ、でもどうすれば、どうするべきなんだろう汗」
美柑「………っふ」
クスクス
リト「??」
美柑「ありがとリト…そんなに真剣に考えるなんて、やっぱバカ兄貴だね」
リト「え?、あ、そっか」 アハハ
美柑「やっぱリトはそうだね……これで気持ちはついた」
リト「???」
美柑「ごちそうさまー」
リト「ごちそうさまー」
美柑「ちょっと外行ってくるね」
リト「え?うん。あんま遠くにいくなよー」
美柑「うん…………じゃあね」
リト「い、行ってらっしゃい…」
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- 3 : 2017/03/06(月) 21:16:57 :
- ミスで名無しになりましたすまぬ
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- 4 : 2017/03/06(月) 21:45:33 :
美柑は帰ってこなかった
リト「うーん遅いなー」
リト「ララーちょっと留守番頼む。美柑を探してくるよ」
ララ「私もいくよー」
リト「いや大丈夫だよ。留守番、頼んだぜ!」
ララ「リトがそうゆうなら任せてー!」
リト「いないなー」
リト「あと川の辺りくらいか」
リト「川の方で遊んでたりとかしてないかな」
リト「美柑がそんな事すると思わないけど」
その日は川の水は少し控えめで、静かに流れ、夜空の月を水面に映していた
リト「美柑ー」
リト「ぅーん、いるわけな……」
リト「ぇ…………」
リトは目を疑った
リト「なんだあれ…嘘だよな………」
反対側の川草が茂ってるところに小さな女の子の左肩と顔が水面から出ているように見える物体がある
リト「嘘だろ………」
スタッスタッ
タッタッタッ
ダッダッダッ
リトは急いで反対側に回った
リト「…………ぁ…ぁぁ」ウルウル
そこには、恐れていた大切な人の水死体があった
リト「…な……なんで…ひっぐ…ぅ…美柑…」
美柑だ
悲しそうに笑っている
リト「なんでだよ………」
リト「美柑……美柑!…ぅ………美柑!!!」
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
ララ「リト?!?!」
リト「み…ぅう…ん?あれ?また夢?」
ララ「泣くほど怖い夢だったんだね」
リト「ぅうん」
ララ「大丈夫ぅ?リトォ?」
リト「あ、おぉぅ大丈夫。ありがとなララ」
ララ「早くしないと学校遅れちゃうよ?」
リト「あれ?日曜じゃなかったっけ。まあいっか」
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- 5 : 2017/03/06(月) 21:46:15 :
学校
ララ「リトォ!一緒にご飯たーべよぉ♡」
リト「いいけど、ダークマターはよしてくれよ?」
ララ「今日は美柑のお弁当だよぉ」
屋上
リト「あれ?ララ弁当は?」
ペケ「そういえばそうですねー。ララさま、お弁当はどうなさったのですか?」
ララ「モゥ食べたよぉ♪」
リト「なんじゃそりゃ笑」
ペケ「…」
ララ「いっひひー」
リト「アハハ」
ララ「ひひー…………」
リト「……?」
リト(なんか嫌な予感がする…)
ララ「あのねリト」
リト「な、なんだ?」
ララ「リトはどう思う?あたしと春菜がリトと結婚するって」
リト「うぇ?!そりゃ嬉しくないわけないけど、けど常識的に考えて、そうゆうのってやっぱり難しいような気が…」
ララ「そうだよね………リトは春菜のコト、中学の時から好きだもんね……」
リト「ぇ、そ、そうだけど」
リト(夢が終わってないのか?!なら正直なところを言おう!)
リト「でも!ララのコトも好きだ!!」
ララ「…………」
リト「……」
ララ「…ありがとぉー!!リトォ!!やった〜!!うーれしぃー!!!♡」
ペケ「おめでとうございます!ララさま!」
リト(よかったー現実だ)
ララ「よしっ、ペケ」
ペケ「…はぃ……ララさま…」
リト「???」
ララ「リトの気持ちを改めて聞けてすごく嬉しい!………これでもぅ十分だよ…」
リト「え?」(まさか…)
ララ「ペケ…本当にペケはいいの?」
ペケ「良いですよ。ララと一緒に笑って、一緒に過ごしてきたので……死ぬ時も一緒です」
リト「?!?!」(やっぱり!!)
ララ「じゃあね………リト」
ペケ「さようなら…リト殿」
リト「やめろぉぉぉぉぉ!!!!!!!」
リトが手を伸ばすが…
手には何も触れずに
屋上の景色からララとペケが消えた
着地しようとせず、頭から落ちたようだ
リト「な…んで……ぅ…こぅなるんだよぉ…」ウルウル
リト「た……ひっぐ……助けられなかった…」ポタポタ
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
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- 6 : 2017/03/06(月) 22:10:21 :
- "現実"
美柑「リト?!大丈夫?!」
ララ「どうしたの美柑?」
美柑「リトがすごくうなされてるの!」
リト「ぅぅ……ぅう…」ウルウル
モモ「どうしたのですか?」
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
"リトの悪夢の中"
ナナ「おぃ!大丈夫か?!リト!?」
リト「うわぁぁ!!!あれ?また?」
ナナ「また?ってなんだ??」
リト「いやなんでもない」
ナナ「びっくりするだろ、そんな起き方したら」
リト「ごめん」
ナナ「美柑がご飯できてるって」
リト「ありがとナナ」
リト「……ぅ…」ビクビク
ナナ「??」
モモ「???」
ララ「リトォ?」
美柑「どうしたの?リト」
ナナ「震えてるぞ?…」
リト「うぇ?!あ、だだだ大丈夫!!」
美柑「???」
ナナ「………」
学校
ララ「ねぇねぇリトォ!お昼ご飯一緒に食べよ??」
リト「いいよ…けど!」
ララ「???」
リト「教室で食べよ?」
ララ「教室で食べるよぉ?」
リト「そそそそうだよな!!!」アハハ
リト(やっと終わったみたいだ)
リト「ちょっとトイレ行ってくるー」
ララ「あ、あたしも行こっとぉー♪」
タッタッタッ
リト「こら!引っ張るなって!」
ララ「ひゅーん!」
ナナ「お、姉上おっす」
ララ「おぉ!ナナ!」ピタッ
リト「え?!うわぁぁ」
スタコロドッスン
ララ「あぁん!」
リト「…ふぐぅふぐ…」
ララ「リ、リトォ…\\\」
リト「?!?!ふぐぁぁ!ごめんララ!!」
ナナ「このケダモノ!!!」
リト「どふぁぁ!!!」
ナナ「姉上先に行ってて!」
ララ「そんな乱暴したらだめだよぉ?」
ナナ「わかってる!」
リト「ごめんなさい」
ナナ「………」
リト「?……」
ナナ「前から思ってたんだけど…」
ナナ「これいい加減にして…」
リト「ご、ごめん」(やばぃ!ナナをついにお凝らしちまった!)
ナナ「春菜と姉上のコトもほったらかしだし」
リト「確かに…」
ナナ「もう我慢できない」
リト「え?…」
ナナ「じゃあな」
リト「???」
ガシャ
ドシュゥン……スス…
サプレッサーのような銃声とともにリトの体が崩れる
リト「…ぐふっ………ぶふぉ…」バタリッ
ナナ「これで終わり…」
リト「本当に………ごめ……」
意識が一気に遠のいていく
リト「………ん…」
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
"現実"
リト「ぅう………」ポタポタ
美柑「泣いてる?!?!」
ララ「どうしたんだろ?!」
モモ「リトさん?!?!リトさん!!」
ナナ「どうしたんだ?リト?」
ララ「リトが起きないの!」
ナナ「え?!?!」
美柑「ずっとうなされてて」
ナナ「な、なんでこいつ泣いてるの?!?!」
モモ「相当辛い夢を見てるんだと思う」
ナナ「お、おい!リト!!!しっかりしろ!」
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
-
- 7 : 2017/03/06(月) 22:34:14 :
- "悪夢"
リト「うわぁぁ!!」
リト「あれ?また夢…」
リト「もう嫌だ……」
(ナナ)おい大丈夫か?!しっかりしろ!!
リト「?!ナナの声?どこ?」
(ナナ)おい!どうしたんだよ!おぃ!
(美柑)リト!しっかり!!
リト「あれ?みんな?…………」
リト「…そうか……………そうゆうことか…」
リト「俺がみんなのことで悩んでたのが強すぎて悪夢になってたんだ…………」
リト「…みんな……」
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
"現実"
ナナ「おい!リト!!!」ウルウル
モモ「リトさん!!」ウルウル
リト「みんな……ぅ…」
ナナ「?!?!おい!!しっかりしろ!」
美柑「目を開けてよ!」ウルウル
リト「………ごめんな…」
ララ「?!」
ナナ「?!?!」
モモ「?!?!」
美柑「?!」
しばらく沈黙が続いた
リト「………俺……が…しっかり…………しないから…」
ララ「…リトォ……」ウルウル
美柑「リトォ!!!!!!!!!!」
リト「は!?っ?!?!」ドキッ
ナナ「起きた!!」
美柑「よかったー」
モモ「おはようございますリトさん」ウルウル
ララ「もぉ!心配したんだよぉ?!」
リト「こ、これも…夢なのか?………」
ナナ「お前ずっとうなされてたんだぞ?」
リト「え?」
美柑「なんで急に謝ったりしたの?」
リト「謝ったり……ってことは…現実……」
ララ「??」
モモ「リトさん、一体どんな夢を…」
リト「…ぅ………ぅぅ…」ポタポタ
ナナ「おぉい大丈夫か?」サスサス
リト「ぅう……うわぁぁぁぁぁ!!!」ポタポタ
ギュゥゥ
ナナ「え?!?!\\\\\\\」
美柑「え?!」(いいなぁ…って何考えてんのあたし!)
モモ「いひひひ」
ララ「いいなぁ!」
リト「うぅ…ひっぐ………ぅぅ…夢でよかったぁぁ」ポタポタ
ナナ「ぇ?!あ、え?!えっと、うぇ?!」
モモ「ナナ、今のリトさんはハレンチ行為として見てはダメよ?」(にしし)
ナナ「…ぅん……\\\\」ナデナデ
リト「うぅ……ひっぐ……ぅぅ」ポタポタ
ララ「まぁ、よかったねぇ!」
美柑「ほんとよく分かんない」
ナナ「だだ大丈夫か?リト\\\」ナデナデ
モモ(これは写真撮りたい)
〜〜〜リトの日が終わり、またなんとなくトラブルだらけの日がやってくるのだった〜〜〜
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- 8 : 2017/03/06(月) 22:37:46 :
- (注意)美柑の出る悪夢は、
ララたちが来てから美柑と遊んだり、接する時間が減って寂しい思いをさせてしまっていないか、というリトの思いが悪夢化したという設定です。
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- 9 : 2017/03/07(火) 06:19:16 :
- 修正
5:のペケのセリフ
ララと一緒に笑って
を
ララさまと一緒に笑って
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- 10 : 2019/03/12(火) 18:12:40 :
- (^∀^)♭
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