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  1. 1 : : 2017/03/04(土) 19:15:53
    これは、共に青春を過ごしたあなたへ贈る、素直になりたいメッセージ。

    希「絵里ち、遅いなぁ~。」

    絵里「希!遅れてごめんなさい!」

    希「ちょっとぉ~。うちがどれだけ待ったと思うん?」

    絵里「本当ごめんなさい。」

    希「じゃああとでクレープな。」 ニヘッ

    絵里「わかったわ。行きましょ。」

    希「うん。」
  2. 2 : : 2017/03/04(土) 19:29:49
    ~~~3年前~~~

    3月

    希「もう卒業かあ~。」

    絵里「そうね。なんだか懐かしくなってくるわね~。」

    希「絵里ちはさ、ウチと過ごして楽しかった?」

    絵里「どうしたの?急に。」

    希「なんか、ウチってめっちゃ絵里ちに迷惑かけてたやん?だから、嫌かなって…。」

    絵里「確かに、もっと真面目にやりなさいっ!とは思ったけど、
       それはそれで希らしくていいかな。って思ってたから。」

    希「そっか。ウチね。おもいかえしたんよ。絵里ちと過ごすことが増えて、
      なにしてきたっけなぁ?って。」

    希「そしたら、生徒会室の掃除はサボってたし、何回もいたずらしたし、
      申し訳ないことしかしてなかったから…。」

    絵里「希はわたしにたくさんのことをしてくれたわ。」

    絵里「例えば、無理矢理だけど、わたしのことを助けるって約束してくれたし、
       貧血で倒れそうなとき、支えようとしてくれたし、
       熱がでて早退するときもお大事にって言ってくれたでしょ?」 

    絵里「希の気付かないところで、わたしも優しくしてもらったから。」

    希「よかったよ。ウチはこのまま卒業して大丈夫かな?って思ってた。」

    絵里「卒業だから。わたしたちもμ'sも。だから、最後はね。希と話したかった。」

    希「ウチも絵里ちと話せてよかった。卒業しても、ずっと一緒にいような。」

    絵里「ええ。」
  3. 3 : : 2017/03/04(土) 19:35:07
    終わりです。

    超超超短編でした。のぞえりの卒業と自分の中の卒業を重ねて、

    このssをつくりあげました。

    卒業前に話したいあの人に。

    迷惑をかけてたあの人に。

    密かにこのssでメッセージを贈りました。

    あの人が見てくれたら。そんな風に思っています。

    作中の中の希は、絵里に迷惑をかけていて、

    現実のわたしの様で。

    作中の中の絵里は、希にさりげなく優しくされていて、

    現実のあの人の様で。

    こののぞえりの未来はきっと、オープニングで写されたような幸せなんだと思います。

    みなさんも大切なあの人に贈ってみてください。

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