王馬「ゴン太は本当にバカだな~」
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- 1 : 2017/02/14(火) 00:27:59 :
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※超高校級のネタバレを含みます。v3クリア後に
読むことを強くおすすめします。
※基本的には王獄(の予定)ですが、ちょいちょい他の面子
も出てきます。
※超絶短いです。
※勝手な妄想を含み、かつ稚拙な文章力、セリフ
ミスが散見されると思います。
※時間軸は3章が終わった辺りです。
以上の注意事項に留意頂けた方は続きをお読み
下さい。
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- 2 : 2017/02/14(火) 00:57:49 :
王馬小吉は超高校級の総統である。
王馬「おはよう!最原ちゃん!」
最原「うわぁ!…って王馬君か。」
王馬「んもー!最原ちゃんは酷いなー。俺は朝の挨拶をしただけなのに『うわぁ!』だなんてさ。」
最原「食堂に入った所でいきなり横から挨拶されたら皆そうなると思うんだけど…。」
王馬「ごめんね最原ちゃん…。俺は反対したんだけどゴン太にやれって言われて仕方なくって…。」
ゴン太「えぇ!?ゴン太、いつの間にそんなこと言っちゃったの!?」
最原「大丈夫だよゴン太君。王馬君のいつもの嘘だから。」
王馬「にっしし。こんな嘘に引っ掛かるなんて、やっぱりゴン太はバカだな~。」
ゴン太「う、うん…。やっぱりゴン太がバカだからいけないんだよね…ゴメン!」
最原「そんなことないよ!王馬君、どうして君はいつものゴン太君をいじめるんだ?彼の何が気にくわないんだ?」
王馬「やだなー最原ちゃんってば。俺はゴン太が大好きなんだよ?好きな子にはイタズラしたくなるってね!」
最原「それは本当なの?嘘なの?」
王馬「さぁ?最原ちゃんが決めればいいんじゃない?っと言うわけでこれから俺は探索に行くね!」タッタッタッ…
最原「あっ待てよ!まだ話は…って、言うだけ無駄か…。」
ゴン太「ゴメンね最原君。ゴン太のせいで…」
最原「ううん。ゴン太君が謝ることじゃないよ。」
百田「おう終一!今日も元気か?…って、まーた王馬となんかあったみたいだな。」
最原「うん…。正直、彼にはどう接したらいいのかわからないよ…。」
百田「ま、しかたねーだろ。あいつの嘘にはそろそろ慣れねーといけねぇみたいだしな…。」
同時に王馬小吉は超高校級の嘘つきだった。
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- 3 : 2017/02/14(火) 00:59:54 :
- おお!謎の草さん第二作っすか!
期待!
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- 4 : 2017/02/14(火) 01:09:45 :
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彼は犯罪組織DICEの総統を務めている。
モットーは「人を殺さず、笑える犯罪を」
王馬(俺は決めたんだ。あの映像を見せられた時から。)
王馬(たとえ組織のモットーを破ることになったとしても、もうあいつらと一緒に活動できなくなったとしても。)
王馬(それでも俺はあいつらに生きて欲しい。俺には生かす義務がある!)
王馬「その為だったら…何でもするさ…。」
王馬「例えーーーー」
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- 5 : 2017/02/14(火) 01:28:49 :
- >>3ありがとうございます!v3終わったのでどうしても書きたくなりました笑
モノクマ「それで?話ってなんなのさ。」
王馬「俺はね?この学園生活にそこそこ退屈してないんだ。あんなコロシアイゲーム、普通に生きてるだけじゃ絶対に参加できない。」
モノクマ「そりゃあね!なんたってコロシアイは不滅だからね!絶対に負けないんだよ!」
王馬「でもさー?最近ちょっとマンネリが来てると思わない?生徒会も無くなって、皆で協力してここから出よーってね。」
モノクマ「まぁお約束の展開っちゃーお約束だよね。でもそれがどうしたの?話が全然見えないんだけど?」
王馬「俺が…次のコロシアイでつまらなくない展開を見せてあげる。だから…」
モノクマ「代わりに君の要求を飲めって?そんな誰かの肩を持つような不平等な真似、ボクがすると思ってるの?」
王馬「大丈夫、トリックに関係することにじゃない。俺の要求はただ一つ…」
王馬「コンピューター世界に次の動機となる"餌"を用意して欲しい。外の世界に関する情報をね。」
モノクマ「………」
王馬「どう?悪くない取引だと思うよー?モノクマはつまらなくないコロシアイが見れてハッピー、俺達は外の世界の情報を得れてハッピー。ほら、WinWinの関係が成り立つよねー。」
モノクマ「君は…どこまで読んでるのかな?」
王馬「何にもわかんないよ?だから外の世界の情報が欲しいんだ。」
モノクマ「…わかったよ。要求を飲もうじゃないか。だだし!つまらないコロシアイなんかにしたらそれこそ、君をおしおきするからね?じゃバイナラ?。」
王馬(うまくいった。あとは入間ちゃんの計画に上手くゴン太をぶつけるだけ。これで皆の目は俺に向く。)
王馬(ゴン太を…ぶつけるだけ…だよね?)
な ん だ こ れ ?
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- 6 : 2017/02/14(火) 01:43:40 :
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王馬(今さら罪悪感なんて感じてるのか?もう覚悟は決めたのに?)
王馬(ゴン太なんてただの他人でしかない。"皆"を救うにはこのゲームには何を利用したって勝たなきゃならない。)
王馬(ゴン太はその為の駒。ただのピースでしかないはず。それなのに…)
王馬「なんで…こんなよくわからない気持ちになる…?」
嘘つきには友達がいなかった。当然だ。
だけどその嘘つきは幸運だった。
同じような嘘つきで友達のいない人間と
友達になれた。
たくさん笑ってたくさん騙してたくさん
笑ってたくさん罵られてたくさん笑った
だけどーーーー
未だかつて、全てを受け入れてくれる存在
にはーーー 出会ったことがなかった。
嘘つきにとって彼はまったくの未知。
自分の常識の外にいる存在。普通なら
皆疑う、怒る、罵るといった反応が無い
そんな 天使の様な 純粋さ
嘘つきは初めて嘘を吐くことを躊躇った。
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- 7 : 2017/02/14(火) 09:33:58 :
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新世界プログラムにて
王馬アバター「ゴン太がボディーガードで俺は安心だよ!何が来ても怖くないね!」
ゴン太アバター「うん!皆のことは、僕が守るよ!」
王馬アバター「…その"皆"の中には俺は入ってるの?」
ゴン太アバター「何言ってるの王馬君!当たり前じゃないか!」
王馬「…そっか!良かった良かった!」
痛い
王馬アバター「あ!ゴン太!あんなとこに思い出しライトが!」
ゴン太アバター「ほ、本当だ!ゴン太、皆を呼びに行ってくるよ!」
王馬アバター「待ってよゴン太!ほら、俺と思い出しライトを一緒にするなんて危なくない?」
ゴン太アバター「え、でも…」
王馬アバター「俺って嘘つきだからね。ここはゴン太が皆の役に立つところじゃない?」
ゴン太アバター「ゴン太が…皆の役に立てるの!?」
王馬アバター「うん!俺と思い出しライトを一緒にさせるのが怖いんなら、自分で思い出しライトを浴びてから皆のところに行けばいいんだよ!」
ゴン太アバター「そっか!さすが王馬君だよ!じゃ、浴びるね!」カチッ
痛い 痛い
ゴン太アバター「これ…は…?そんな…どうしてゴン太はこんな大事な事を忘れてたんだろう…。」
王馬アバター「じゃあ次は俺の番ね~。」
ゴン太アバター「駄目だよ王馬君!そのライトは浴びちゃ駄目だよ!これを皆が知っちゃったら…きっと絶望してしまう…いっそ死んでしまえたらって、思っちゃうよ!」
王馬アバター「…ふーんそんなに外の世界はとんでもないことになってるんだね~。」
ゴン太アバター「ゴン太は…ゴン太はどうすればいいのかな?こんなこと皆には知らせられない。でも…」
王馬アバター「だったら皆が真実を知る前に知れないようにすればいい。」
痛い 痛い 痛い
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- 8 : 2017/02/19(日) 14:02:46 :
~入間殺害学級裁判~
ゴン太「でも…本当に何も分からないんだよ!皆の言ってるぷろぐらむ世界って所も!」
王馬「だから…さっきから言ってるだろこのバカ‼俺らを納得させる、論理的な反論をしろってさぁ!」
嫌だ 嫌だ 嫌だ
ゴン太「ゴン太、ぷろぐらむ世界になんて行ってないよ…!入間さんがくれた帽子を被ってからすぐに寝ちゃって…起きたらあんなことになってて…」
王馬「さっきからそればっかじゃないか!言えよ!お前が!入間ちゃんを殺したんだ!」
ゴン太「ほ、本当に…?本当に、ゴン太が入間さんを殺しちゃったの?」
最原「…状況から判断すると…ゴン太君にしかできないんだ…」
百田「終一!ゴン太がそんなことするわけねーだろ!まだ…見落としてることがあるかもしんねー!俺はぜってーに信じねーぞ!」
王馬「皆はどうするの?最原ちゃんの推理を信じるか…このバカを信じるのか…まっ、ゴン太を信じたら皆死んじゃうんだけどね~。」
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獄原 ゴン太
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