この作品はオリジナルキャラクターを含みます。
エレン「僕には・・・何も無いんだ」
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- 1 : 2017/02/02(木) 23:33:35 :
- 初投稿です!
誤字や脱字があるかもしれませんけど頑張って書くので暖かい目で見てくれれば幸いです……
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- 2 : 2017/02/03(金) 13:42:00 :
『空っぽでお前は何も無い。生きる意味さえも。人形じゃねぇか』
僕には何も無い。本当になんで生きてるんだろう
『弱過ぎなんだよ。てめぇは』
そう、僕は弱い
『亜人が』
半分ケモノで、半分ヒト、いわゆる亜人。そのせいで忌み嫌われる
このような言葉を言われたり暴力を振られたりするのは日常的で何も感じない
もう諦めてる
僕が救われることなんてこの先に一生ない
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- 3 : 2017/02/03(金) 17:27:28 :
???「だ、大丈夫?」
「大丈夫だよ、母さん。」
???「エレン、何かあったら帰ってきなさい」
エレン「うん、父さん」
エレン「行ってきます」ニコッ
カルラ・グリシャ「行ってらっしゃい」
バタン
カルラ「・・・これで良かったの?」
グリシャ「・・・・」
カルラ「!あの子はまだ開花して無いのよ!?」
グリシャ「私とカルラの子供だ。エレンを信じろ」
ーーー
ーー
ー
エレン「(あそこは色んな人がいる。この地方は亜人が忌み嫌われるけどあそこだと)」
エレン「(救われることなんてこの先にないと思ってたけど渡り鳥がおしえてくれた)」
北にまっすぐ行けば『ミットラス公国』っていう国があるからそこにいけばいいと思うよ
エレン「(そうだ……僕は動物が居る。亜人や良い人だっているかもしれない)」
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- 4 : 2017/02/03(金) 17:47:00 :
亜人…………半人の象徴。半人として産まれてくるものは忌み子として生きねばならない。
開花…………『能力』が開花してない状態のこと
能力…………特別な力。能力で何かになったりできる事がある
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- 5 : 2017/02/03(金) 18:20:13 :
エレン「(あの人にどこまであるか聞いてみよう)」スタスタ
「〜♪」
エレン「あ、あのっ」
「?なんだい?」
エレン「ミットラス公国……ってここからどのくらいですか?」
「3日くらい……かな?」
エレン「(3日……遠い)あ、ありがとございます」ペコッ
「ちょっ、あそこまで行くの!?」
エレン「そうですけど……」
「私が送ってくよ!ちょうど友人に会いに行くつもりだったから!」
エレン「いいんですか!?(いい人発見!)」
「私はリコ。んでこっちが私の竜、チナ」
チナ「ガウゥゥゥ」
エレン「大きい竜ですね……カッコイイです!」
チナ「ガウっ!」
エレン「僕はエレンと言います!」
ーーー
ーー
ー
ガコッ!ガコン!ガラガラガラ!
エレン「竜車初めて乗りました。」
リコ「へぇー」
ーーー
ーー
ー
エレン「暗くなってきた……」
リコ「チナ、止まっていいよ」
ザザザザザ……
エレン「よいしょっ!」
スタッ
エレン「わぁぁー!綺麗な池ですね!」
リコ「ここは『月夜の聖池』て呼ばれてる池。ここで野宿しよっか」
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- 6 : 2017/02/03(金) 21:02:53 :
パチパチ(火)
エレン「あ、焼き上がりましたよ」
リコ「本当だ。美味そう……」
エレン「どうぞ」スッ
リコ「ありがとう」
エレン「頂きます。」ガブッ
リコ「ここの魚ってやっぱ美味い」モグモグ
ゴクン
リコ「あ、そう言えばエレンってさ」
エレン「ゴクッ、はい。何ですか?」
リコ「なんの半人?教えてよ」
エレン「ゲホッ!」
リコ「!だ、大丈夫!?」
エレン「げっほ……げっほ……はぁ。いつから気づいてたんです?」
リコ「最初あった時から」
エレン「!」
リコ「私は今までいろんなところに行ってたからね。匂いでわかるよ」
エレン「……(バレてたなんて・・・でも)」
リコ「それで?なんの半人?」
エレン「……分からないんです」
リコ「・・・え?」
エレン「……親に聞いてもいつか教えるの一点張りで……分からないんです」
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