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アニとの面会
- 未分類 × 進撃の巨人
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- 1 : 2013/12/17(火) 00:30:20 :
- 初のss投稿です。よくわからないのですがよろしくお願い申し上げます。
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- 2 : 2013/12/17(火) 00:31:42 :
- 明日から書いていきます。
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- 3 : 2013/12/17(火) 00:32:18 :
- 待ってる。期待
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- 4 : 2013/12/17(火) 07:48:24 :
- アニが 雌型の巨人として捕まってからしばらく経ったある日、とうとう結晶が砕け散った。その光景は美しいようで、痛々しい光景だった。
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- 5 : 2013/12/17(火) 07:54:20 :
- それから数日後、団長の指示により104期生との面談が行われる事となった。
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- 6 : 2013/12/17(火) 08:00:37 :
- すみません。学校行くのでまずはここまでで。後、アニ神さん、わざわざコメントありがとうございます。
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- 7 : 2013/12/17(火) 08:37:19 :
- 期待してます
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- 8 : 2013/12/17(火) 23:25:43 :
- アニマックスハートさんありがとうございます。
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- 9 : 2013/12/17(火) 23:27:41 :
- それでは、再開します。
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- 10 : 2013/12/17(火) 23:36:08 :
- アルミン「---入るよ。」
アニ「---どうぞ。」
アルミン「---。」
アニ「---。」
アルミン「------あの---さ。」
アニ「---何。」
アルミン「この前の事やっぱり怒ってる?」
アニ「---別に。仕方のないことだしね。私もあんたのたちばだったらそうしてるよ。」
アルミン「そっか---。」
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- 11 : 2013/12/17(火) 23:41:41 :
- アニ「ところで、なんでこんなことする事になったんだい?別に拷問の方が手っ取りばやいだろうに。」
アルミン「さあ---。エルヴィン団長の決めたことだからね。」
アニ「そう---。」
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- 12 : 2013/12/17(火) 23:46:41 :
- アルミン「知ってる事を話してくれる気は無いの?」
アニ「無いね」
アルミン「今はいいさ。でも僕達と全員話終わった後に待ってるのは拷問だよ。」
アニ「---それでも、無理だね。」
アルミン「---そう。」
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- 13 : 2013/12/17(火) 23:48:26 :
- 期待です!
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- 14 : 2013/12/17(火) 23:51:06 :
- アルミン「人類はエレンの巨人化の能力で、大きく進歩したように思えた。」
アルミン「けれど、本当にそうなのだろうか。どう思う?」
アニ「聞く相手を間違えてるよ。」
アルミン「それもそうだね。」
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- 15 : 2013/12/17(火) 23:53:20 :
- アルミン「それじゃあ、僕はもう帰るよ。」
アニ「今日は楽しかったよ」
アルミン「それは良かった。」
アルミン「それじゃあね。」
アニ「うん。」
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- 16 : 2013/12/17(火) 23:54:26 :
- アルミン「------。楽しいわけないじゃないか。あんなところに閉じ込められて---。」
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- 17 : 2013/12/17(火) 23:57:40 :
- 少し歩いた後、アルミンがつぶやいた。けれどそのつぶやきは、風と共にかすれて消えていった。
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- 18 : 2013/12/17(火) 23:58:18 :
- はい。今日はこれにて終了です。みんなおやすみ。
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- 19 : 2013/12/18(水) 00:00:08 :
- 後、もじゃおさんありがとうございます。
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- 20 : 2013/12/18(水) 00:06:45 :
- 続き楽しみにしてます
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- 21 : 2013/12/18(水) 22:39:09 :
- じゃあ、始めます
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- 22 : 2013/12/18(水) 22:45:12 :
- サシャ「アニ、いますか?」
アニ「いるよ。」
サシャ「今日はパンを持ってきましたよ。」
アニ「いいのかい?そんな事しても。」
サシャ「いいんです。いつものことなんで。」
アニ「それもそれでどうかと思うけどね。」
-
- 23 : 2013/12/18(水) 22:58:26 :
- サシャ「美味しいですね。」
アニ「あんたは何だって美味しいって言うじゃないか。」
サシャ「心外ですね。じゃあ、アニは美味しいと思わないんですか?」
アニ「---いや、美味しいよ。ありがとう。」
アニ「あんたとは、そこまで話したことないよね。」
サシャ「まあ、訓練時代はそこまで話してませんね。」
アニ「こうしてみると向かい合うのは、初めてかもね。」
サシャ「そうですね」
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- 24 : 2013/12/18(水) 23:02:20 :
- サシャ「---私は、アニに感謝していました。」
サシャ「いや、今でもしています。」
サシャ「あの時、アニとミカサがいなかったら私とコニーは死んでいました。」
サシャ「改めて、本当にありがとうございました。」
アニ「---。」
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- 25 : 2013/12/18(水) 23:14:03 :
- サシャ「だけど、だからこそ私はアニのやったことを理解できません。」
サシャ「アニは本当にあんな事をしたかったんですか?」
サシャ「どうして、コニーを助けたんですか?」
アニ「---さあね。」
サシャ「真面目に答えてください!!!」
サシャ「どうして、泣いているんですか---。」
アニ「---!」
アニ「---泣いてなんか、いないさ。」
サシャ「---。」
アニ「---。」
サシャ「---先ほどは失礼しました。」
サシャ「私は、もうこれで。」
サシャ「失礼しました。」
アニ「---サシャ。」
サシャ「何ですか?」
アニ「ごめん。」
サシャ「---!」
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- 26 : 2013/12/18(水) 23:19:55 :
- サシャは駆け出した。とてもはやく。はやく。あっという間にアニの元からいなくなってしまった。サシャは未練がましく後ろを2、3度振り替えった。けれど、その後はもう振り替えらなかった。サシャは必死に涙を堪えた。あの場所でアニも同じく涙を堪えてることも知らずに---。
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- 27 : 2013/12/18(水) 23:21:40 :
- えーっと、今日はもう終わりです。はい。それでは皆さん、お休みなさい。
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- 28 : 2013/12/20(金) 17:22:11 :
- ログインできなくなったのでログインしないで書いて行きます。
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- 29 : 2013/12/20(金) 17:24:52 :
- すみません。やっぱりできたので28は忘れてください。
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- 30 : 2013/12/21(土) 10:03:46 :
- 久しぶりに書きます。
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- 31 : 2013/12/21(土) 10:22:41 :
- ミカサ「---。」
アニ「---。」
ミカサ「---。」
アニ「---今日は何しに来たんだい?」
ミカサ「みんなに会ってこいって言われたから。」
アニ「そう。」
ミカサ「アニとは仲間だった。」
アニ「うん。」
ミカサ「でも、アニは裏切った。」
アニ「---。」
ミカサ「エレンを、みんなを傷つけた。」
アニ「---。」
ミカサ「何で、あんなことしたの?」
アニ「---誰かが、やらないといけなかったから、かな。」
ミカサ「そう---。」
アニ「---。」
ミカサ「あなたの言ってることはわからない、ので、別の事を話す。」
アニ「好きにしな。」
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- 32 : 2013/12/21(土) 10:44:03 :
- ミカサ「私とエレンは、家族。」
アニ「そうだね。」
ミカサ「私とエレンはカルラおばさんとグリシャおじさんに育てられた。」
ミカサ「あの日、おばさんが壁の下敷きになって、巨人に食べられた。」
ミカサ「それからというものの、エレンは前にも、まして巨人を憎み危ない事に突っ込んでいった。」
ミカサ「明日はエレンの日」
ミカサ「しっかりと心構えしとくべき。」
アニ「心構えならとっくの昔にしてるよ。」
ミカサ「---。」
ミカサ「今日はもう帰ろうと思う。」
アニ「うん。」
ミカサ「またいつか会える日が来たなら、
本気で闘って欲しい。」
アニ「考えとくよ。」
ミカサ「またね。」
アニ「バイバイ。」
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- 33 : 2013/12/21(土) 10:52:49 :
- 2人とも、もう会うことは無いだろうと思っている。けれど、仲間として過ごした日々は、例え殆んど話したことがない相手でも、忘れる事はできなかった。
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- 34 : 2013/12/22(日) 23:57:24 :
- 続きまだ~?
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- 35 : 2013/12/26(木) 19:25:05 :
- すみません。実は受験生なんでしばらくかけませんでした。そろそろ書いて行きます。
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- 36 : 2013/12/26(木) 19:25:59 :
- 後、恋愛は今の所予定にないのですみません。
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- 37 : 2013/12/26(木) 19:30:01 :
- それでは
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- 38 : 2013/12/26(木) 19:50:48 :
- エレン「アニ---!」
アニ「---エレン。」
エレン「俺、まだ信じられないっていうかさ、信じたくないんだけど、お前、俺たち人類を裏切ったんだよな?」
アニ「---そうだよ」
エレン「---なんでだよ。お前は今まで俺を見てあざ笑ってたのかよ。お前、本当いみわかんねぇよ。」
アニ「---。」
エレン「なんとかいえよ。」
アニ「---ごめんなさい。」
エレン「もう今更遅いんだよ!」
アニ「ごめんなさい。ごめんなさい。」
エレン「お前なんかがいるから人類は壁の中にいるんだ。」
エレン「俺たちを自由にしろよ‼︎」
エレン「なんとかいえよ!」
アニ「---もし、あんたが人類の希望だというのなら。」
エレン「はぁ?」
アニ「私なんかにここまで怒ってるようじゃ、到底壁の中の人は外に出れないと思う。」
エレン「何でだよ。」
アニ「でも、私は今のまっすぐなエレンが好きだよ。」
エレン「お前に好かれても嬉しくねぇよ。」
アニ「---乙女の扱いがなってないね。」
エレン「---なんで巨人を人として見なくちゃいけないんだよ。」
アニ「---傷つくよ。」
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- 39 : 2013/12/26(木) 19:57:56 :
- エレン「---俺はお前を許せない。」
アニ「---。」
エレン「例えお前が悪いとおもってたとしてもだ。」
アニ「そう---。」
エレン「俺は帰るよ。」
エレン「もう、お前とは会わないだろうけどよ。」
エレン「昔は嫌いじゃなかったよ。」
エレン「それじゃあな。」
アニ「---。」
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- 40 : 2013/12/26(木) 20:00:47 :
- エレンとアニは仲間だった。お互い信頼しあえていた。でも、2人はもう1度顔を合わせることはないだろう。一生。
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- 41 : 2013/12/26(木) 23:54:28 :
- 期待
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- 42 : 2013/12/27(金) 03:10:26 :
- 辛いね...
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- 43 : 2013/12/27(金) 23:03:12 :
- 皆さんコメントありがとうございます。それでは書いていきます。
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- 44 : 2013/12/27(金) 23:18:05 :
- アニ「ユミルか。」
ユミル「私じゃ不満か?」
アニ「そんなことないよ。」
アニ「あんたとは、ほとんど話したことないよね。」
ユミル「お前は誰とでもそうだろ。」
アニ「まあね。」
ユミル「ところで、どうして団長はわざわざ私達を合わせることにしたんだろうね。」
アニ「さあね---。」
ユミル「もしかして、お前心当たりがあるんじゃないのか?」
アニ「-------さあね。」
ユミル「ほう。なら言わせてもらおう。お前まだ104期の中に仲間がいるだろう。それも成績上位と私とアルミン、つまり面会が予定されてる11人の中に。」
アニ「---さあね。」
ユミル「まあ、私にとっちゃどうだっていいことなんだけどな。」
アニ「気にならないの?あんたの仲間が裏切るかもしれないのに。」
ユミル「あいにく私は誰も信用してないんでね。」
アニ「よく言うよ。クリスタにべったりな癖に。」
ユミル「クリスタは別だろ。」
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- 45 : 2013/12/27(金) 23:25:32 :
- ユミル「団長も考えたよな。」
アニ「あんた以外に気ずいてる奴はいないのかい。」
ユミル「さあな。アルミンあたりは気ずいてるんじゃないか。多分。」
アニ「私とあった時は全くそんなそぶり見せなかったけどね。」
ユミル「アルミンだからな。そこらへんも考えたんだろ。」
アニ「そうだろうね。全く、昔の純粋なアルミンは何処へやら。」
ユミル「さあな。まだ居るんじゃないか。少しは。」
アニ「だといいけどね。」
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- 46 : 2013/12/27(金) 23:29:39 :
- アニ「今日は久しぶりに気持ちが楽だったよ。」
ユミル「私もお前が案外喋る事を知れて良かったよ。」
アニ「あんたもクリスタ以外とも話すんだね。」
ユミル「そりゃな。私だって自立した人間なんだから。」
アニ「そっか---。」
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- 47 : 2013/12/27(金) 23:30:48 :
- ユミル「それじゃあな。クリスタが来た時にはよろしく頼むよ。」
アニ「任せといて。」
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- 48 : 2013/12/27(金) 23:33:11 :
- ユミルはさっそうと立ち去っていった。今日の2人はいつもにも増して大人で落ち着いていた。
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- 49 : 2013/12/29(日) 00:01:19 :
- すみません。44のところ11人じゃなくて、マルコが抜けるので10人でした。
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- 50 : 2013/12/29(日) 00:13:35 :
- ベルトルト「アニ!!!」
アニ「ベルトルト---。」
ベルトルト「ごめん。今までほったらかしで。」
ベルトルト「今すぐ助けるからね。」
アニ「いや---、いいよ。助けてくれなくても。」
ベルトルト「---なんでだよ‼︎みんなで故郷に帰るって決めたじゃないか!!!」
アニ「私を助けるのはリスクが高すぎる。元々私の仲間をあぶり出すための面会なんだから。」
ベルトルト「なんだって!」
アニ「それに---もう私には戦士としての意思がない。」
ベルトルト「-------。どういう意味?」
アニ「そのままの意味さ。」
ベルトルト「何を言ってるんだ。何のために今まで壁の中にいたと思ってるんだよ。」
アニ「---。」
ベルトルト「僕達はやらなくちゃいけないんだ。」
ベルトルト「それが使命なんだから---。」
-
- 51 : 2013/12/29(日) 00:20:38 :
- アニ「なんで私たちがこんな目に合わなくちゃいけないんだろうね---。ベルトルト。」
ベルトルト「---。」
アニ「私も普通に家で過ごしていたかった---。」
ベルトルト「でも---‼︎」
ベルトルト「僕達は君の味方だから---!!!」
ベルトルト「例え世界が的になったたとしても。」
ベルトルト「僕達は君の味方になる。」
-
- 52 : 2013/12/29(日) 00:27:00 :
- アニ「---あんた、私のお父さんと同じこと言うんだね---。」
アニ「少し、年寄り臭いんじゃない?」
ベルトルト「---なっ!!」
アニ「でも、まあ、ありがと。」
ベルトルト「あ、ああ。」
アニ「それじゃあ、もう帰んなよ。」
ベルトルト「---本当に逃げなくていいの?」
アニ「いいよ。今の所----。」
ベルトルト「そう---。」
-
- 53 : 2013/12/29(日) 00:30:45 :
- ベルトルト「もし、気が変わったらライナーと一緒に逃げるんだよ。幸い、ライナーは最後だ。それまでに考えておいて。」
アニ「そうするよ。」
アニ「---それじゃあね。」
ベルトルト「うん。またね---。」
-
- 54 : 2013/12/29(日) 00:34:07 :
- ベルトルトはアニとはもう会えないかもしれないと思ってる。もうベルトルトはライナーにかけるしかなかった。けれど、ベルトルトはライナーとアニを信じている。
きっと大丈夫だろう。きっと---。
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- 55 : 2014/01/08(水) 13:23:40 :
- 期待
-
- 56 : 2014/01/09(木) 18:04:12 :
- ダリス好きさんありがとうございます。
-
- 57 : 2014/01/09(木) 18:04:35 :
- 大変間を空けてすみません。書いて行きます。
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- 58 : 2014/01/09(木) 18:16:30 :
- アニ「随分間が空いたね。さみしかったよ。」
ヒストリア「巨人が攻めてきたから。」
アニ「本当かい?」
ヒストリア「うん。あんたにとっては良かったんじゃない。」
アニ「---そんなことないよ。みんなが死んでしまうのは悲しいよ。こんな私でもね。」
ヒストリア「---なら、なんであんなことしたの?」
アニ「---クリスタあんた、雰囲気変わったね。もっとつつしましい奴だとおもってたよ。」
ヒストリア「---ごまかさないで。それに私の名前はヒストリア。」
アニ「あんたはクリスタじゃあないの。」
ヒストリア「そうだけど---、こっちが本当の名前なの。」
アニ「よくわかんないね。」
-
- 59 : 2014/01/09(木) 18:35:02 :
- ヒストリア「そんなことより、あなたの仲間が、ユミルを無理やり連れて行っちゃったんだけれど。どうしてくれるの?」
アニ「---私は何も知らない。」
ヒストリア「知らなかったとして、それが、何かの言い訳になるの?」
アニ「---ならないね。」
ヒストリア「そんなに私達から、人を奪って、楽しい?」
アニ「いいや、辛いよ。」
ヒストリア「もう、誰も信じられない。あなた達のせいで。」
アニ「それは悪かったね。」
ヒストリア「ユミルをかえしてよ!」
アニ「---私の仲間にいってよ。」
ヒストリア「---そう。もういい。」
ヒストリア「ユミルは私の親友なの。」
ヒストリア「たとえ私がレイス家にかかわりがあって、ユミルが巨人だとしても。」
アニ「---あんた、いや、なんでもない。」
ヒストリア「ユミルがなにをしたっていうの。あんなに優しい人なのに。」
アニ「私に聞かないで。今何が起こってるのか、よくわからないから。」
ヒストリア「---。」
-
- 60 : 2014/01/09(木) 18:41:01 :
- アニ「もうかえんなよ。お互い整理が必要だと思うから。---もっとも、もう会えないけど。」
ヒストリア「そうだね。私も、もう疲れた。」
ヒストリア「帰るまえに、一ついい?」
アニ「いいよ。」
ヒストリア「ユミルが死んだら、許さないから。」
アニ「---。」
ヒストリア「それじゃあね。」
アニ「---あんた、あんまり強がんない方がいいよ。私みたいに後悔するから。」
ヒストリア「---私は、今の自分が本当の自分なの。」
アニ「---そうかい。」
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- 61 : 2014/01/09(木) 18:48:06 :
- アニ「---クリスタは、周りにみんながいるじゃないか。私にはもう、誰もいない。」
アニのつぶやきは、ヒストリアには届かなかった。ヒストリアとアニは似ているのかもしれない。けれど、2人が分かり合える日は、来ないだろう。---もう。
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- 62 : 2014/01/16(木) 17:53:32 :
- 塾から帰ってきたら書きます。
-
- 63 : 2014/01/16(木) 23:27:20 :
- ジャン「よう。」
アニ「ジャンか。」
ジャン「俺じゃ不満か。」
アニ「あんたは、嫌な性格してるからね。」
ジャン「ハハハ。」
ジャン「よく言うぜ。裏切っておきながら。」
アニ「悪かったね。」
ジャン「ああ、本当にな。」
-
- 64 : 2014/01/16(木) 23:36:18 :
- 期待
-
- 65 : 2014/01/16(木) 23:39:03 :
- ジャン「まあ、そんなことはどうだっていい。マルコのことだ。」
アニ「---。」
ジャン「俺が最後に生きたマルコを見た時は、あいつはしっかり立体起動装置をつけていた。」
ジャン「なのに、あいつが死んだときは何もつけてない。抵抗ができる状態じゃなかったんだ。おかしいとは思はないか?」
アニ「---私をうたがってるのかい。」
ジャン「ああ。そうだよ。」
ジャン「けどな、そうじゃない気もするんだ。なんでだろうな。」
アニ「---なんでだろうね。」
ジャン「正直にいってくれ。お願いだ。」
アニ「---。」
ジャン「---。」
アニ「私はマルコの立体起動装置を拾って、付けた。それだけだよ。後は何も知らない。」
ジャン「本当にそうなんだな。」
アニ「---そうだよ。」
ジャン「そうか---。」
-
- 66 : 2014/01/16(木) 23:44:08 :
- ジャン「なら、今はもういいか。お前も今までいろいろと疲れてるだろうし。」
アニ「ありがと。なんか、性格変わったね。いい方に。」
ジャン「いつまでも、ガキじゃ居られないんだよ。お互いな。」
アニ「---そうだね。」
ジャン「俺とお前は敵同士だ。でも、今日くらい仲良く話そうぜ。」
アニ「よろしくたのむよ。」
-
- 67 : 2014/01/16(木) 23:57:20 :
- ジャン「お前、ベルトルトの奴の寝相の悪さを知ってるか。」
アニ「ああ、あれは酷いよね。」
ジャン「あんな寝相見たことないよ。」
アニ「あの頃が懐かしいよ。」
ジャン「大人になったらなにをしてるかみんなで話したりもした。」
ジャン「ライナーもベルトルトもマルコもエレンもコニーもアルミンも他にもいろんなやつと夜まで話した。」
ジャン「あの頃は本当に楽しかった。」
アニ「ベルトルトの奴、いつもライナーと一緒にいると思ったら男子寮では案外、みんなと仲良くやってるんだね。」
ジャン「ああ。そうさ。お前だって、なんだかんだいって。あの頃は楽しかったんだろ。」
アニ「そりゃね。今までで一番、楽しかったさ。」
ジャン「なんで、歳なんかとっちゃうんだろうな。」
アニ「まだ、1年も経ってないのにね。
---一気に老けた気分だ。」
ジャン「---ああ。そうだな。」
-
- 68 : 2014/01/17(金) 00:04:02 :
- ジャン「なんか、辛気臭くなったな。」
アニ「今までの中だとマシな方だよ。」
ジャン「---それじゃあ、俺よりも、辛気臭くならなかった奴は誰なんだ。」
アニ「ユミルかな。お互い落ち着いて話せた。」
ジャン「ああ。あいつはそうだろうな。」
アニ「時間は大丈夫なのかい?」
ジャン「ああ。そうだな。俺、もう帰るよ。」
アニ「それじゃあね。」
ジャン「ああ、またな。」
-
- 69 : 2014/01/17(金) 00:10:21 :
- ジャン「マルコ---。本当にあの頃に戻りたいよ。でもなんでだろうな。俺にはまた明日が来るんだ。お前や、 ---------アニにはもう、来ないっていうのにな。」
ジャンの思いとは裏腹に、もうすぐ朝日が昇ってくる。その朝日は誰も直射できないほど、眩しく輝いていた。
-
- 70 : 2014/01/17(金) 00:11:27 :
- 今日はこれで終わりです。
-
- 71 : 2014/01/17(金) 00:11:46 :
- ゆうさん。コメントありがとうございます。
-
- 72 : 2014/01/18(土) 08:16:51 :
- 投下お待ちしておりました。
お互いの関係性が見て取れるので、こういう対話形式のものは好みです。
続きも期待してます!
-
- 73 : 2014/01/27(月) 21:29:14 :
- もじゃおさんありがとうございます。
-
- 74 : 2014/01/27(月) 21:29:57 :
- 短い話なのに間を毎回毎回開けてすみません。
-
- 75 : 2014/01/27(月) 21:30:20 :
- 今日で最後です。
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- 76 : 2014/01/27(月) 21:31:29 :
- 後、受験勉強が終わるまでしばらくかけなくなります。すみません。
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- 77 : 2014/01/27(月) 21:31:44 :
- それでは、書いていきます。
-
- 78 : 2014/01/27(月) 21:33:49 :
- コニー「アニ、きてやったぞ。」
アニ「ああ、コニーかい。」
コニー「元気だったか?」
アニ「いや、もうくたくただよ。」
コニー「そうか---。」
-
- 79 : 2014/01/27(月) 21:37:04 :
- 期待です
-
- 80 : 2014/01/27(月) 21:44:42 :
- コニー「アニ、改めてお礼を言いたいんだ。」
アニ「お礼?私は怒られるような事ならたくさんしたけど、お礼を言われるようなことなんかした覚えはないよ。」
コニー「覚えてないのか?俺の事を助けてくれたじゃんか。」
アニ「---ああ、そういえば、そんな事もあったね。」
コニー「ああ。そうだ。」
コニー「---じゃあ、言うぞ?」
コニー「アニ、俺が巨人に食われそうになった時、助けてくれてありがとう。アニが助けてくれなかったら、俺はきっと、死んでた。」
アニ「---私達がいなかったら、壁の穴を埋める為にたくさんの人が死ぬ必要もなかったけどね。」
コニー「---おい、いいからとりあえず聞いてくれ。」
アニ「ああ。わかったよ。」
-
- 81 : 2014/01/27(月) 21:53:41 :
- コニー「俺はお前に感謝してる。ありがとう。」
アニ「---。」
コニー「そういえば俺、この前ライナーにも助けられたんだ。」
コニー「なんで俺を助けてくれるやつは、巨人ばかりなんだろうな。」
アニ「---。」
コニー「俺さ、憧れてたんだよ。ライナーに。後、俺より強い奴らに。」
コニー「俺、ライナーみたいに皆に頼られるすごいやつになりたいんだ。」
コニー「---なれるかな?」
アニ「さあ---?なれたらいいね。」
コニー「ああ。なってみせるさ。お前らのぶんもな。」
-
- 82 : 2014/01/27(月) 22:03:24 :
- アニ「本当、あんたら性格変わりすぎだよ。一体何があったて言うんだい。」
コニー「そうか?俺馬鹿だから、よくわからないぞ。」
アニ「---みんな成長したってことだよ。」
コニー「そうか。そうかもな。特に、ジャンなんか別人だ。
アニ「ああ、あれには驚いたよ。」
コニー「それに比べて、サシャなんか、全然変わってないぞ。」
アニ「だろうね。もし、サシャが少食になったら、それこそ驚きだよ。」
コニー「そんなの一生こないだろうな。」
-
- 83 : 2014/01/27(月) 22:03:32 :
- 期待!
-
- 84 : 2014/01/27(月) 22:05:35 :
- 期待です!(*^ω^*)
-
- 85 : 2014/01/27(月) 22:07:09 :
- 期待です~!(*´∀`*)
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- 86 : 2014/01/27(月) 22:08:19 :
- アニ「そろそろ、帰るのかい?」
コニー「ああ。---そうだ、忘れるところだった。これ、ライナーとベルトルトからの手紙だ。もちろん、中は見てないぞ。」
コニー「それじゃあ、俺帰るわ。じゃあな。」
アニ「うん。元気で。」
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- 87 : 2014/01/27(月) 22:20:36 :
- アニへ
これがお前に渡ってるということは、今俺達は故郷に辿りついたか、死んだということだろう。
本当は今すぐにでも、お前を助け出してやりたいんだが、今は無理だ。俺達が生きてる限りは絶対助け出してみせるから、それまで、待っててくれ。身体には気をつけろよ。
ライナー
アニへ
やあ、元気かい?僕達は何があっても目的を達成する。君の働きを無駄にはしない。もちろん、君を助け出す。その時まで、待っててくれ。後、君に伝えたいことがあるんだ。本当は、手紙に書いて、伝えようとも考えていたんだけれど、やめにしたよ。君に会って伝えることにする。これで、お互い死ねないよね?また、3人で会おう。
ベルトルト
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- 88 : 2014/01/27(月) 22:32:48 :
- アニ「---っっっ!!」
アニ「---ああ、まってやるさ。ずっと。」団長「アニ・レオンハート」
アニ「エルヴィン団長---。」
団長「本当ならば、私はお前を殺すなり、拷問するなりしなくてはいけない。」
団長「だが、黒幕は別にいると思う。お前を拷問するだけ時間の無駄だ。」
団長「時が来るまでそこにいろ。」
団長「---以上だ。」
アニ「皆に会わせてくれてありがとうございました。」
団長「お前の仲間を炙り出すためにやっただけだ。」
アニ「炙り出すだけなら、仲間がわかった後はやらなくてもよかったのにですか。」
団長「---気まぐれだ。」
団長「それでは、失礼する。」
アニ「---。」
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- 89 : 2014/01/27(月) 22:39:12 :
- それから、アニは長い間地下牢に閉じ込められていた。
ベルトルト「アニ---!!」
アニ「ベルトルト、ライナー!!」
ライナー「早くしろ!時間がないんだ‼︎」
アニ「ああ、わかった。---そういえば、ベルトルト、話ってなんなの?」
ベルトルト「---無事に故郷に帰ってからゆっくり話そう。でも、その前に---。」
ベルトルト「無事でよかった---。」
Fin.
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- 90 : 2014/01/27(月) 22:42:43 :
- 終わりです。みなさん、こんなに遅い進行スピードに耐えていただき、本当にありがとうございました。受験が終わるまで次の話はかけませんが、次の話も読んでくれる心の広い方がいましたら、これからも、よろしくお願いします。
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- 91 : 2014/01/27(月) 22:45:33 :
- いい話でした!!(*´∀`*)
次回作に期待です!
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- 92 : 2014/01/27(月) 22:47:45 :
- ありがとうございます。
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