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訪れた平和

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  1. 1 : : 2017/01/19(木) 04:02:09
    スタッ、スタッ




    エレン「スゥ…スゥ…」




    ヒストリア「・・・はぁ、またこんな所で寝てる・・・」




    ゲシッ




    エレン「っ・・・んぁ…?」




    ヒストリア「・・・こんな所で寝てたら風邪、引くよ」




    エレン「・・・ふぁ~ぁ…眠ぃ…」




    ヒストリア「・・・寝るならちゃんと家に戻ってベッドで寝なよ・・・体壊すよ?この前みたいに」




    エレン「・・・そん時はお前が看病してくれ、よ…」


    グゥ~…グゥ~…



    ヒストリア「・・・はぁ、仕方ないなぁ…」




    壁外との争いに終止符を打ってから早二年、エレンとヒストリアは同期から、家族同然の親友になっていた




    エレン「スゥ~…スゥ~…」





    ヒストリア「・・・ほんと、子供みたい…」




    寝ているエレンの隣に腰を下ろしてはエレンの頭を撫でるとエレンはヒストリアに抱き付いた、起きているのではと疑いたくなる程に




    幼馴染でエレンの親友は僕の筈だったんだけどね




    ヒストリア「!アルミン」





    アルミン「やぁ、ヒストリア、ってまたエレン寝てる、しかも抱き付いて・・・」




    ヒストリア「!・・・うん、子供だよね…」





    アルミン「・・・そうだね、今のエレンを見てると小さい頃のエレンを思い出すよ、カルラおばさんの膝の上で寝てた頃を・・・」




    エレンの横に座ってはエレンをヒストリアと同じく撫でてはそう言った





    ヒストリア「・・・カルラさん、か・・・エレンと似てるん、だっけ?」






    アルミン「・・・うん、優しいお母さんだったよ、しょっちゅう僕とミカサの事心配したりしてくれてまるで本当のお母さんみたいだったよ」






    ヒストリア「・・・そっか」






    アルミン「・・・きっとエレンは落ち着くんだろうね、ヒストリアの元にいるのが・・・」





    ヒストリア「・・・ふふっ、エレンと私は家族同然、姉弟ぐらいだしね、まぁ親友だけど」





    アルミン「!ははっ、そうだね、あ~あエレンの親友は僕とミカサだけだったんだけどなぁ・・・って姉弟って、エレンそれ聞いたら怒るんじゃない??」





    ヒストリア「・・・ふふっ、残念、この前私がそう言っても怒らなかったよエレン」







    アルミン「えっ、それ、本当なの??」








    ヒストリア「えぇ、お前には叶わないから弟で良いって、ふふっ、私最初聞いちゃった時驚いちゃったよ、訓練兵の頃のエレンだったらこんな事絶対言わないのに」








    アルミン「あはは、だね・・・そっか・・・エレンが・・・もしかしたら・・・」







    ヒストリア「・・・ん?」







    アルミン「・・・もしかしたらエレンは本来は甘えん坊?なのかもね、訓練兵の頃とかはわざと強がってて」








    ヒストリア「・・・そうかもね」







    エレンを見てはどこか哀しそうに見たヒストリア、そして吹いた暖かい風によって広がった額にヒストリアはそっと、口を付けた、それの反動なのかエレンは唸り右手でそっと額に手を付けた





  2. 2 : : 2017/01/19(木) 04:02:23
    アルミン「っえ、ちょ、ひ、ヒストリア・・・?」







    ヒストリア「・・・ふふっ、弟を持つってこんな感じなのかな・・・ね?アルミン…」






    寝転んでは自分の頬をそっとエレンの頬に優しく擦り付けるヒストリア、まるで母親が子をあやすかのようにアルミンは見えた





    アルミン「・・・さぁね、僕は女でもないし親でもないからわからないや」







    ヒストリア「・・・ふふっ、そうね…」






    二人はそう言っては互いに微笑みエレンを見た






    アルミン「・・・ところでヒストリア僕tヒストリア「私はエレン一筋だからダメ」







    アルミン「・・・最後まで言わせてよ・・・」






    ヒストリア「ふふっ、だって見てよ」






    アルミン「え?」






    言われた方を見たアルミン、そこにはいつの間にか起きていたエレンがアルミンを睨んでいた







    エレン「・・・・・・いくらアルミンでもこいつは渡さねぇぞ・・・ッ」







    アルミン「・・・ははっ、確かに」







    ヒストリア「ね?だから諦めてね?アルミン」






    アルミン「・・・はぁ~ぁ、仕方ないなぁ、それじゃあ僕はミカサと一緒にどこか行く事にするよ」







    ヒストリア「うん、それが良いと思うよ、って後ろ・・・」







    アルミン「え?なnミカサ「・・・」







    アルミン「っみ、ミカサ・・・!?」









    ミカサ「・・・アルミン、後で覚悟しておいて」








    アルミン「・・・はい」







    そう言ってはズルズルと苦い顔をするアルミンを引きずって消えていった、遠くからずっとこちらに手を振っているのが見えた










    ヒストリア「・・・行ったよ?」









    エレン「・・・ふぁ~ぁ…邪魔されたな…寝るの・・・」











    ヒストリア「!ふふっ、仮にもアルミンとミカサはエレンの古い幼馴染なんだからそんな事言っちゃだめでしょ?」










    エレン「・・・うっせ」




    ヒストリアの顔を見ては少し照れてはそう言った







                       end
  3. 3 : : 2017/01/22(日) 00:26:48
    なかなか良いね
  4. 4 : : 2017/01/23(月) 23:56:06
    良い作品じゃあないかぁ
  5. 5 : : 2017/01/25(水) 00:03:07
    良かったです(^^)

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