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  1. 1 : : 2017/01/08(日) 16:26:56
    この作品は不倶戴天シリーズの続きです。
    注意事項もそちらに記載してあります。
    現在ゲンドウは大学生です、(19歳)
  2. 2 : : 2017/01/08(日) 17:41:52
    一話・秘封倶楽部

    六分儀「幻想郷の…………再建?」

    宇佐見「そう、ただし以前の幻想郷のあったであろう場所は無理だよ、八雲紫並みの技術がなければ修復は不可能だからね」

    慧音「じゃあ、宇佐見に秘封倶楽部の仕組みを軽く説明して貰え」

    六分儀「はい」

    宇佐見「じゃあ、説明しよう。
    まず、うちの大学の生徒で構成されている調査部、表向きには写真部ってことになってる。
    これは学生がカメラやビデオを持って日本中を旅しても怪しまれない為だよ、部外者から見れば写真部が撮影場所を求めて
    旅行しているようにしか見えないだろうからね、主に全国に生存している妖怪の捜索を行っている、
    緊急時はそれなりに戦えるように訓練されてる」

    宇佐見「次は諜報部、これもうちの大学の生徒で構成されているよ、仕事は主に隠蔽と護衛
    私達秘封倶楽部の情報を守ってくれる強い味方、表向きにはみんな運動部に入ってるけど調査部よりハードは訓練を
    こなしてるから私や慧音先生の護衛も頼んでる」

    宇佐見「さらに次は技術部、最初はパソコンの改造ばっかやってたけど、いまは人工知能の研究に着手し始めたところ」

    宇佐見「次は作戦部、さっきの調査部と諜報部の指揮を担当してる少人数の部だよ、調査部と諜報部の報告をもとに
    大学側に予算請求をしている、技術部のあまりに大きな予算金額は別のある財閥に頼んでるけど、普通の部活の2、3倍の予算を
    請求できるよ」

    六分儀「そ、そんな大規模に…………」

    慧音「それで、技術部の予算を払ってくれてるのが……………」

    六分儀「?」

    慧音「碇財閥だ」

    六分儀「碇ってのは………」

    慧音「お前の知ってる碇だよ」

    六分儀「いまはどこに?」

    慧音「いまは東京の親戚の家で暮らしている、確か………嫦娥さんといったかな」

    六分儀「じょうが?………どっかで聞いたような……………」


  3. 3 : : 2017/01/08(日) 18:19:42
    慧音「ところで、お前の実家の近くに住んでる純狐は元気にしているか?」

    六分儀「まあ…………最近は俺が週一で部屋を片付けています」

    慧音「マジか……まだ片付けられないんだな…………」

    碇純狐、その食生活はカップ麺とレトルト食品やコンビニ弁当、そしてビールのみで構成されている。
    彼女は神霊のためどんな食生活を何年続けても太らない、老けない、相当飲まない限り酔わないという
    鬼も真っ青な酒豪っぷりを見せていた。
    その上ビールの缶はテーブルに山積み、台所は空の弁当箱の山、床にはコンビニのレジの横で売ってるような小物が散乱していた、
    ゲンドウは毎週金曜日、純狐の自宅の掃除をしていた。

    何故純狐がいたのにゲンドウが5年もの間、京都大学の秘封倶楽部について、またはユイの所在について知ることが出来なかったのか、
    それは純狐が教えなかったのではなく、純狐も【知らなかったのだ】これは諜報部の隠蔽が優秀すぎたのが裏目に出た形となった。

    ゲンドウも最初は知っているものと思い純狐の家を再び訪ねたが、本当に知らないらしく、あまりに汚い部屋の掃除を
    ちょくちょく手伝っていたらいつ間にかゲンドウが掃除当番になっていたのだ。

    どうしてこうなった………などとゲンドウが考えていると……………

    慧音「あと、図書館の司書を本居が担当しているらしいぞ、三年前に息子も生まれたらしい」

    そういえば、鈴奈庵で借りた本を完全に借りパクしていたことを思い出した。

    六分儀「今度謝って返してこよう………」

    電話「prrrrrrr」

    その時、宇佐見の携帯電話(クッソでかいやつ)に電話がかかってきた、

    ガチャ

    宇佐見「はい、宇佐見です………あっ諏訪子さん!どうしたんですか?………え?六分儀君?いますけど
    はい……はい…………わかりました、吉田神社ですね、はい…じゃあ失礼します………」

    ガチャ

    宇佐見「六分儀君、諏訪子さんが正門でて左行ったところにある吉田神社ってとこで待ってるから」

    六分儀「え………ちょ………」

    宇佐見「行ってらっしゃい」

    六分儀「は、はい」

    京都大学・正門

    六分儀「諏訪子…………諏訪子…………どっかで聞いたことが……………」

    考えながら歩くうちに吉田神社についた、

    諏訪子「………………」

    そこには金髪の小学生が…………いや、妖怪か神様なら見た目はあてにならないな

    六分儀「お前が諏訪子か?」

    諏訪子「そうだよ」

    六分儀「何故呼んだ?」

    諏訪子「………………変わらないなぁ」

    六分儀「何を言っている?」

    諏訪子「ごめんごめん、本題に入ろう、私は諏訪大社の神、洩矢諏訪子だよ、よろしくね」

    六分儀「………六分儀だ、話すなら早くしろ、でなければ帰る」

    諏訪子「ブッハw………ちょっと…………wちょっと待ってw…………wwそのセリフはww」

    六分儀「な、何か変なことを言ったか?」

    諏訪子「い、いや………wなんでもないよ」

    六分儀「……………」

    諏訪子「今日呼んだのはこれを渡すためだよ」

    そう言って諏訪子はノートを渡した

    六分儀「これは…………そうか!お前は!」

    諏訪子「そう、裏死海記を解読した、洩矢諏訪子だよ」
  4. 4 : : 2017/01/08(日) 18:28:47
    諏訪子(シンジ)目線

    六分儀「お前が諏訪子か?」

    諏訪子「そうだよ」
    (この威圧感は変わらないなぁ……)

    六分儀「何故呼んだ?」

    諏訪子「……………変わらないなぁ」

    六分儀「何を言っている?」

    諏訪子「ごめんごめん、本題に入ろう、私は諏訪大社の神、洩矢諏訪子だよ、よろしくね」
    (そしてあんたの息子だよ、父さん)

    六分儀「………六分儀だ、話すなら早くしろ、でなければ帰る」

    諏訪子「ブッハw…………ちょっと………wまって………w…………wwそのセリフはww」
    (そのセリフは反則だよ父さん!僕が初号機に乗る時も同じようなセリフを言ったじゃないかwww)

    諏訪子(シンジ)が突然笑ったのはこれが原因( 別に伏線ではない)
  5. 5 : : 2017/01/10(火) 22:08:59

    大事なお知らせ

    小説をハーメルンに移籍することに成りました。
    毎回見てくれていた僅かな人には感謝の念でいっぱいです!
    不倶戴天シリーズはハーメルンのほうでリメイクして
    最初から書き直します、よければ見てください。

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