橘「皆との短編集!」
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- 1 : 2017/01/05(木) 05:03:48 :
- 山なしオチなし意味なし完全自己満。
一応原作プレイだけど最近やってないから口調とか間違ってたらすまそ。
登場人物は一応書いたけど増える可能性大アリ、希望あれば書く感じ。
肌に合わないと思ったらそっ閉じ推奨。
思いついたら書く、書き貯めなし。
基本恋人設定です。
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- 2 : 2017/01/05(木) 05:12:49 :
- 七咲逢編
アイアイ傘
七咲「すみません先輩、塚原先輩に相談事をしてたら話し込んじゃって」
橘「ううん、全然いいよ。それだけ七咲が水泳に真剣ってことだからね」
七咲「そう言ってもらえると……」
橘「それより早く帰らないと、今日は夕方から雨らしいからね」
七咲「へぇ、先輩も天気予報を観るんですね」
橘「まるで僕は朝余裕がなくて天気予報を観る余裕すらないように聞こえるんだけど!?」
七咲「あぁ、安心してください。その解釈で合ってますよ」
橘「な、七咲!?」
七咲「ふふっ、すみません。ほんの冗談ですよ♪」
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- 3 : 2017/01/05(木) 05:38:24 :
- 橘「はぁ……恋人になっても七咲には勝てそうにないなぁ」
七咲「こ……恋人//」カァァ
橘「(温泉で裸で抱きついてきたのにこういうのにはウブなんだよね。逢は可愛いなぁ!!!)」
七咲「せ、先輩! 早くしないと置いていきますよ!//」
橘「あ、七咲待ってよ!」
帰り道
橘「うぅ……それにしても最近は寒さが厳しいな」
七咲「確かにそうですね。朝布団から出るのが億劫です」
橘「だよね。なのに美也ときたら僕の布団を無理やり引っぺがして……」ブツブツ
七咲「それはすぐに起きない先輩が悪いです」
橘「うっ……返す言葉もありません」
七咲「なんなら、私が毎朝モーニングコールしてあげましょうか?」
橘「ほ、ほんとに!? それなら僕毎朝電話くるの待ってるよ!」
七咲「クスッ、それじゃモーニングコールの意味ないじゃ……あ」ポツ
橘「あっ、降ってきちゃった!」ポツポツ
七咲「せ、先輩、とりあえず雨宿りしましょう」
橘「そ、そうだね!」
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- 4 : 2017/01/05(木) 05:57:40 :
- 雨宿り中
橘「ふぅ、あまり濡れずに済んだね」
七咲「えぇ、でも困りましたね……」
橘「(結構強いから、これは夜まで降りそうだな)」ザァァァ
七咲「どうしよう。今日は2人とも帰りが遅いから郁夫1人なのに……」ブツブツ
橘「(……あ、そう言えば!)」ガサゴソ
橘「あった!」
七咲「せ、先輩急に大声出さないでくだ……それ、折りたたみ傘」
橘「うん、ラッキーなことに前に入れてそれっきりだったんだ」
七咲「なんだか喜べばいいのか呆れればいいのか微妙ですね。それ」
橘「い、いいんだよこの際。それよりほら、七咲はこれ使って早く帰って」
七咲「え、でもそれじゃ先輩が……」
橘「僕は走って帰るからいいよ。それに明日は休みだから制服が濡れても大丈夫」
七咲「ですけど……」
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- 5 : 2017/01/05(木) 06:12:03 :
- 橘「郁夫くんが心配なんでしょ?」
七咲「じ、じゃあ折衷案で……」
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橘「七咲と相合傘か、これぞまさにアイアイ傘……なんて」
七咲「先輩……果てしなくつまらないです」
橘「ごめんなさい……」
七咲「(まったく……先輩ったら)あっ」
橘「ん、どうかした?」
七咲「(先輩肩が傘からはみ出て……傘も私の方に大分寄ってるし鞄が当たらないように外に)」
橘「……七咲?」
七咲「(もう、なんのために相合傘をしてるんですか……ほんと、不器用で優しい先輩なんだから)」
橘「お、お~い七咲~」
七咲「ふふっ、なんですか先輩」ギュッ
橘「い、いや七咲が返事してくれないから。というかいきなり腕を組んでどうしたの?」
七咲「なんでもないですよ。ただこうしたかっただけです」
七咲「(ありがとうございます。先輩)」
橘「そ、そっか」
七咲「(もし今日ので先輩が風邪ひいちゃったら。付きっきりで看病してあげますね♪)」
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- 6 : 2017/01/05(木) 06:36:58 :
- 棚町薫編
突然の訪問
自宅
橘「(日曜日だから少し遅く起きたら)」
美也『寝坊助にぃに! みゃー達はお出かけしてくるね。多分夜まで帰らないから!』
橘「(こんな置き手紙がテーブルの上に置いてあったよ)」
橘「まぁいいか、うるさい美也もいないことだし、ゆっくりお宝鑑賞で……」ピ-ンポ-ン
橘「って誰だよ早速僕の崇高な予定を崩すやつは!」
ピンポピンポピンポ-ン
橘「はいはいはい今出ますよ~」ガチャ
橘「どちら様でーー」
棚町「グッモーニン純一♪」
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- 7 : 2017/01/06(金) 03:24:48 :
- 橘「か、薫?」
棚町「なによ。あたしじゃ不満ってわけ?」
橘「そ、そんなこと言ってないよ! ただ急に来たから純粋に驚いているんだよ!」
棚町「あら~それは喜ばしいじゃない。思いもよらぬところであたしに会えるなんて、棚ぼたね」
橘「(棚町だけにか? なんて言ったら殺される。間違いなくだ。最近大人しいからこいつが過去に輝日東の核弾頭と言われていたのを忘れそうになるよ)」
橘「ま、まぁ外じゃなんだし、入れよ」
棚町「いいの? 家族は?」
橘「皆僕をおいて出掛けてるから遠慮はいらないよ」
棚町「(こいつ自分で悲しいこと言ってるの分かってんのかしら)」
棚町「んじゃお邪魔しようかしら」
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- 9 : 2017/01/09(月) 13:57:31 :
- 棚町「そう言えば1階ってあんまり記憶にないのよねぇ」キョロキョロ
橘「だからって人様の家をキョロキョロ見ていい理由にはならないぞ?」ジト-
棚町「男のくせに細かいわねぇ」
橘「薫に言った僕がバカだった……何飲む?」
棚町「期間限定のシイタケジュース!」
橘「あるわけないよ! ていうか何その不味そうなジュース!」
棚町「駅の自販機に売ってるのよ。なんと50円」
橘「やめておけ薫。いくら期間限定に弱いお前でもそれは無理だ」
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