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  1. 1 : : 2016/12/27(火) 03:44:12
    この世界はどうしてこんなにも残酷なのだろうか


    ・・・どうして人々は争うのか…


    ・・・わからない・・・僕には…いや…これは一生誰にもわからないんだろうね…







             

    ・・・そうだよね、エレン…



    ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー



    この世界にはある一人の少年、そしてその友達の男の子と女の子がいた、そして不思議な事にこの世界はとても理不尽で出来ていて巨大な人間、彼らは巨人と呼んでいた、その巨大な人間に小さな人間は複数、束になって挑んだ、だがその結果は最初から見え見えで死屍累々、その言葉に似合う程に死体の山が次々と出来ていった。そしてそんな叶うわけがない巨大な人間にその一人の少年はその巨大な人間になる事ができる一人だった、しかもその少年な驚く事に自我を保っていて迫りくる巨人を次々と仲間と共に倒していった、だがそんな便利な力、当然代償もあった。
    それは寿命、だった。意地的に自我を保てる人間、彼らでいう知性を持つ巨人、それは巨人を意のままに動かせるその代償が寿命だった、つまり短寿命、一人のその少年の寿命はたったの8年、そして分け合ってその一人の少年の友達、男の子も巨人になる事ができた、だがその男の子も少年と同じく短寿命で13年だった
    そして勿論の事その短寿命をなんとかしようとその少年の仲間達はなんとかしようとしたもののなんともならなかった。
    これもまた残酷な話だった・・・


    そして・・・



    ~~~~~~~~~~~~~~~

    860年


    墓の前



    ミカサ「・・・」


    アルミン「…エレン…来たよ…」


    ミカサ、アルミンが来ている場所、そこは墓地だった、二人がここへなにをしに来たのか、それはエレンへの墓参りだった。


    ミカサ「…エレン…」


    アルミン「…エレン、今日はねすっごい良い報告があるんだよ、それはね、あの巨人化の薬の代償、なんとかなったんだよね」


    ミカサ「・・・」


    アルミン「…まさかエレンが死んじゃってその一年後に出来るなんてね…本当酷い世界だよね~、そう思わないかい?ミカサ」


    ミカサ「…うん…本当、この世界は醜い程に残酷…」


    アルミン「…うん、そうだね…あっ、それでねエレン、勿論僕はその寿命の事についてどうにかなったんだよ?壁の外の住人ともなんとか和解もできて・・・本当…にさ…」


    ポタ、ポタポタポタ…


    ミカサ「…アルミン…」


    アルミン「……一緒に、さ…海、見に行こうって…約束したじゃないか…ッッ」


    アルミンはそう言いながら一生懸命泣き堪えては手に拳を作っては地面を叩いた


    ミカサ「…アルミン…エレンは…」


    アルミン「…うん…ミカサの言いたい事…わかってるよ…」


    ミカサ「・・・そう…」


    アルミン「・・・うん…エレン…」


    アルミンはそう言い頷いてはそっと墓の上に花を置いた


    ミカサ「……エレン…お幸せに…」


    アルミン「…ミカサ」


    ミカサ「・・・うん、それじゃ、ばいばいエレン…」


    アルミン「・・・ばいばいエレン…」


    二人はエレンがあの世で幸せでいられている事を願い、その場から立ち去った、だがそんな二人の願いは残酷な事に叶う事はなかった。


  2. 2 : : 2016/12/27(火) 04:38:25
    ・・・んぁ……?


    ・・・?ここは…?あれ…?俺って…


    ・・・・・・誰だっk…ン…


    ・・・?誰dレン…


    ・・・?レン…??誰だ、レンって…






    エレン!!!



    ~~~~~~~~~~


    ヒュ~!!!



    エレン「・・・んぁ?」


    あっ、やっと起きた~…もぅエレン、こんな所で寝てたらお母さんにまた怒られちゃうよ??


    太陽の光の眩しさに照らされ、その眩しさにエレンは起きた、そしてぼんやりとする頭の中目の前にはエレンとよく似た、瓜二つの女の子がいた。瓜二つとは言っても目元はエレンの方が鋭いが


    エレン「・・・・・・」


    エレ~ン?聞いてる~?って、え、エレンどうしたの??顔色悪いけど・・・大丈夫・・・??


    エレン「・・・・・・ん…??あれ…?」


    ほ、本当に大丈夫??お父さん呼んでこようか??


    エレン「・・・いや、大丈夫…」


    !そ、そう??それならいいんだけど…あっ、薪私が全部持とうか??エレン大丈夫って言っても顔色悪いし・・・


    エレン「・・・別に平気だ、それよりこの事父さんに絶対言うなよ?」


    っえ、えぇ・・・なんで??もしかしたら風邪かもしれないのに・・・


    エレン「風邪だったら寝てれば治るだろ・・・」


    エレンはそう言いながら腰掛けていた大きな樹木から体を持ち上げ足元に纏めて置いてあった薪を持ち上げ、背負った


    ・・・あっ、そういえばそうだね、ただの風邪だったらすぐ治るよね、・・・あっ、でももしかしたら別の病気の可能性エレン「んな軟じゃねぇって」


    笑みを浮かべたかと思いきや途端に顔色を悪くしてはそんな事を言うエレンそっくりな女の子にエレンは苦笑い気味に言った


    ・・・あはは、そうだね、エレンのその反応からしていつも通りだね、良かった


    そう言い笑みを浮かべては女の子も立ち上がっては薪を背負った、そしてそんな女の子にエレンは茫然と見ていた


    よいしょっと、それじゃあ行こうエレン、って、どうしたのエレン??


    エレン「・・・なぁ、一つすっげえ変な事聞いていいか?」


    ?ん?どうしたの??あっ、もしかしてなにかついてる??


    エレン「・・・いや、そう言う事じゃなくてだな…」


    ??ん?


    顔を歪ませては頭を掻き何か言いにくそうにしているエレンに女の子は首を傾げた


    エレン「・・・ん~…」


    ??どうしたの??もしかして本当になにかあったの?


    かなり言いずらそうにしているエレンに女の子は心配そうにしてはエレンの元へ近寄った


    エレン「・・・ある意味なにか、あったな…」


    !教えてエレン、どうしたの…?


    エレン「!あ、あぁわかった・・・説明する…、でもあまり驚かないでくれ・・・」


    !う、うん・・・


    顔を近づけてきては物凄く心配そうに見てくる女の子にエレンは念の為、そう思い言った、その言葉に女の子は冷や汗を掻くも頷いた


    エレン「・・・それじゃ、説明するぞ…」


    エレンはそう言い目の前にいる自分に瓜二つ似の女の子に説明をした

  3. 3 : : 2016/12/27(火) 04:38:55
    ↑すみません、主です。
  4. 4 : : 2016/12/27(火) 19:38:35
    ・・・

    ・・・・

    ・・・・・


    エレン「…って、わけなんだ…わかってくれたか…?」


    あれから数分とエレンはなるべくわかりやすく目の前にいる女の子に説明をした、説明している最中女の子はコロコロと表情が変わっていた、驚いたり、暗そうなにしたり、喜んだり、他色々と顔に出やすいのかそんな顔をしていた


    っえ、あ、う、うん…す、凄く盛大すぎる話し、だった…


    エレン「・・・盛大っつっても今のこの現状を話しただけなんだけどな・・・」


    そ、それでも私にとっては凄い事だよ!って…え、そ、それじゃあここにいる本当のエレンの、その…


    エレン「・・・それなら心配ないぞ、ちゃんと俺の記憶の中に、・・・なんというか、入ってる」


    !そ、そうなんだ、良かったぁ…


    目の前にいる女の子はそう言っては組んでいた両手をそっと放し本当に安心したかのような、そんな表情をしている


    エレン「…悪いな、こっちのエレンとだいぶ違うだろ?言い方だとか・・・」


    えっ、あ~…う~ん…どうかなぁ…?あんまり変わってないと言うか…少しだけ大人びた感じかな…?


    エレン「!・・・そっか、・・・えっと、お前の名前って、エレナで、合ってるんだよな?」


    エレナ「!うん、そうだよ、あってるよ!そっかぁ、良かったぁ本当に覚えてるんだね~」


    余程こっちのエレンが好きだったのか、または自分の事を覚えていてくれた事が嬉しかったのか涙を拭っている、そんなエレナにエレンは優しく微笑んだ


    エレナ「・・・あっ、そうだ、ねえエレン」


    エレン「?ん?なんだ?」


    エレナ「エレンはさっき自分が一回死んじゃった事はわかるって言ってたけどなんで死んじゃったかはわからないの??」


    エレナはそう言っては困ったような、そんな表情をしている、そしてそんなエレナにエレンは返答しようとした、その時ちょうど心地良い風が吹いた、その風によってなのか何か懐かしいような、そんな匂いが立ち込めた


    エレン「・・・なんか、懐かしい匂いだな…」


    エレナ「??私には全然わからない、けど…?」


    エレナはそう言っては自分の腕、そして服を引っ張っては嗅ぎだした、そんなエレナの行動にエレンは苦笑いした


    エレナ「?エレン??」


    エレン「…いや、なんというか、よくわかんねぇんだけどなんか、可愛いな、って思って」


    エレナ「・・・!!///」


    エレンからの突然の褒め言葉にエレナは数秒経った直後に顔を赤くさせた、そんなエレナにエレンはまたも苦笑いしそうになるも耐えた


    エレン「顔、真っ赤だな」


    エレナ「!えっ、う、うん…///ま、まぁエレンからそんな事あまり言われないし…///・・・でも、あんまり変わらないかも」


    風が吹くと共にそう言いはにかんだ、肩まで伸びる髪がフワフワと靡きその笑みに似合った、その笑みにエレンは何か少し思うもいつも見る笑み、そう思った。ちなみにだがこの世界のエレン、そして以前死んだエレンの記憶がミックスされている為なんとも言えない状態に今のエレンはなっている、とは言っても今のエレンは何故か知らないが以前までの記憶がすっぽりと無くなっているが
  5. 5 : : 2016/12/27(火) 19:38:41
    エレン「・・・なんか、いつも見る笑みなんだけど…なんか違和感がある、な・・・」


    エレナ「ん、それはきっと、えっと…今ここにいるエレンと、その死んじゃった?エレンの記憶が混じってるからだと、思うよ??」


    人差し指を顎に付けては言いずらいのか苦笑いしながら言った


    エレン「・・・なるほどな、あっ、そうだ、さっきの話の続きなんだけどな」


    エレナ「!うん、えっと・・・エレンが死んじゃったお話だっけ??」


    エレン「…俺が死んじまったと言うか…えっと・・・まぁ、つまりだ、ただ俺自身が一回死んでまたこうやって生き返った??のか??それしかわからねぇんだ…」


    エレナ「っえぇ・・・死んじゃった原因とか覚えてないの??」


    エレン「…全然覚えてないな…なんでだ??」


    エレンはそう言いながら思い出そうとするも頭の中は完全にこっちの世界のエレンの記憶でほぼ全部埋まっている、思い出せる物が何一つとない、ただ目の前にある光景やら目の前にいる人物がなにか違和感がある、つまり直感的に違和感があるぐらいしかなかった


    エレナ「…まぁ、今のエレンとそっちの死んじゃったエレンもあまり変わらないし…言い方が悪くなっちゃうけどあまり気にするのもよくないと思う、よ??」


    励まそうとしているのか、または考える事が難しくて何も言えないのか、エレナはそう言った


    エレン「・・・あぁ、確かにエレナの言う通りだな、今思い出さなくても後々思い出すかもしれねぇし…」


    エレナ「うん、そうだよ!エレンはいつも通りに生活してればいいの!それにあまり気にしすぎちゃうとお母さんとお父さんに変だと思われるよ??」


    エレン「…あ~、それもそうだな…って、エレナお前間違っても母さんと父さんに言うなよ…」


    エレンはそう言いながらエレナを横目で睨んだ


    エレナ「!だ、大丈夫!言わない言わないって、もう睨まないでよ~…」


    じーっと睨んでくるエレンにエレナは抱き付いた、そんなエレナにエレンはまた何か違和感のような物を抱くも何か落ち着くような、そんな物を感じた


    エレン「…お前、口軽いじゃん…」


    エレナ「っぅぅ・・・こ、これは大丈夫だもん・・・これは本当にエレンが困ってる事だから大丈夫だもん・・・」


    エレナはそう言いながらエレンの腕に顔を埋めた、そんなエレナにエレンは


    エレン「・・・俺自身よくわかんねぇんだけどこういう時って絶対お前言わないんだな…」


    エレナ「!う、うん、言わない・・・!」


    エレンからのその返答に多少違和感を抱くもいつも通りの返答にエレナは笑みを浮かべ言った、そして一方でエレンはこの笑みはエレナ特有なんだな、そう思いエレンも優しく釣られて微笑んだ
  6. 6 : : 2017/09/22(金) 18:39:30
    期待しておりますのでつづきを

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