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  1. 1 : : 2016/12/11(日) 08:27:57
    訓練兵団の禁止事項

    ・夜九時以降には許可なく外に出ない
    ・訓練の妨げになるもの、ことは一切しない
    ・兵士になるということを自覚する


    _____________________________________
  2. 2 : : 2016/12/11(日) 08:30:14
    朝早く起き、みんなを起こし、顔を洗う。



    おろしたてのタオルで顔を拭き、着替え、食堂へ向かう。



    サシャにパンを取られないようにしながら、朝食を済ませる。



    訓練まで少し時間がある日は、この後筋トレをしたり、読書したりする。



    午前の訓練が始まり、お昼に終わる。



    サシャにパンを取られないようにしながら、昼食を済ませ、午後の訓練に出る。



    午後の訓練が座学だったりすると、起きてちゃんと聞いてる人は少ない。



    そんなことは御構い無しと、座学の教官はそのまま続ける。



    午後の訓練が日没あたりで終わり、サシャにパンを取られないようにしながら夕食を済ませる。



    女子寮に戻り、お風呂に入り、明日の訓練に支障を出さないため、早めに寝る。



    それが、私の日常。



    私のその日常を大きく変えた人物がいる______。









    朝も昼も夜も、訓練中も。



    その人のことが頭から離れなくなった。



    でも、だからと言って成績は落とさないように頑張っている。



    もし、少しでも落としてしまったら、見てもらえなくなってしまうかもしれない。









    一つ引っかかっているものがある。



    訓練兵になる時に言われたルールで。



    『訓練の妨げになるもの、ことは一切しない。』



    こんなものがあった気がする。



    果たしてこれは恋も入るのだろうか…



    多分、今私が悩んでいるこれは、恋…なんだと思う。



    この間、クリスタに貸してもらった小説にそう書いてあった気がする。



    『その人と一緒にいたり、その人の事を思うだけでドキドキする。』



    当てはまってる…から。
  3. 3 : : 2016/12/11(日) 13:46:13
    期待
  4. 4 : : 2016/12/11(日) 16:17:14
    >>3
    ありがとう
  5. 5 : : 2016/12/11(日) 19:22:39
    いつもの朝。



    いつも通りの、朝。



    いつもと違うことなんて、一つもない。



    私は恋したことをなかったことにした。



    これからも、いつも通りの生活をする。



    いつも、通り。



    明日も明後日も、ずっと。



    永遠に、ずっと___。



    ずっと兵士でいる。



    これは証明できる。



    心臓を捧げれれば、もう立派な兵士。



    兵士同士、恋愛感情を持つのはおかしい。



    そう考えればいい。



    エルヴィン団長も、キース教官も、結婚していない。



    結婚している方だってもちろんいる。



    でも、私はしない。できない。したくない。



    恋することも諦めてしまった私だから、結婚なんて夢の中で十分だ。
  6. 6 : : 2016/12/11(日) 19:39:24
    そんなことを考えていたら、サシャにパンを取られてしまった。



    エレンやアルミンが、分けてくれようとしたけど、食欲がなかったので断った。



    ただ、ありがとう、とだけ言っておいた。



    サシャはもう食べ終わっている。



    私もすぐ食べ終わる。



    クリスタやユミルと寮に戻る。



    いつも通りの毎日。



    こんないつも通りの生活を三年続ける。



    もう、辛いことは忘れよう。



    体を動かしたりして、気持ちを紛らわせよう。



    きっと、三年後には忘れれるだろう。






























    「アニ、落ちて…」




    今まで友達でいてくれてありがとう。

    私の初めての女の子の友達だったよ。

    今まで、ずっと好きだったよ。

    本当に、ありがとう。




    こんな気持ちを込めて、私は囁くように話す。



    私の家族は巨人で。



    私の好きだった人も巨人で。



    アニが落ちた後、巨人のエレンと戦っている。



    見るのがすごく辛かった。



    でも、世界が残酷なことは知っている。



    今まで何回も見てきたことだ。



    黙って見ているうちに、いつの間にかアニは水晶に包まれていた。



    できることなら今すぐ走って、思いを伝えたかった。



    抱きしめたかった。



    でも、今そんなことをするのは許されない。



    私は、心の中で別れを告げ、エレンの元へと急ぐ。
  7. 7 : : 2016/12/11(日) 19:42:47
    こんにちは。animikaです。
    エレミカにしようと思ってたらミカアニになってました!
    もうこれはどうしようもありませんね!そういう病気です☆

    ではでは、ここまでの閲覧ありがとうございました。
    また違う作品で_______。
  8. 8 : : 2016/12/11(日) 22:05:22
    乙っ!!
  9. 9 : : 2016/12/12(月) 19:47:24
    >>8
    ありがとっ!!
  10. 10 : : 2016/12/21(水) 18:31:26
    乙っ♪

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