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このSSは性描写やグロテスクな表現を含みます。

この作品はオリジナルキャラクターを含みます。

貴女、来週死にますよ…。

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  1. 1 : : 2016/12/05(月) 15:00:03
    こんにちは、ゆーです!
    思い付きで書いた話です!
    多分すぐに終わります、宜しくお願いします!
  2. 2 : : 2016/12/05(月) 15:00:23
    …人は死ぬコトが分かって死ぬか、
    死ぬことを知らずに死ぬか…
    どちらが良いのか……



    「貴女、来週に死にますよ。」

    「は…?」

    目の前にいる人物にこう言われた。
    戸惑うのも無理は無い。
    だって死ぬと言われたのだから。

    「だから、貴女来週死ぬんですって。」

    「…い、いやいや、なんで!?
    何でそんなの分かんの!?」

    分かるからです…。

    そう言ったきり彼女は黙ってしまった。

    授業が終わり、放課後になった途端、
    私は彼女に呼び出されたのであった。

    彼女は不思議な子だった。
    クラスで誰よりも不気味な雰囲気を漂わせている、
    誰も近寄らない子だった。

    「あの、悪いけど聞かなかったことにするね…。
    じゃ、じゃあね!」

    私は彼女に向けて言うと、
    鞄を手にして家へと帰ることにした。

    「あ……。」

    彼女はまだ何か言いたそうにしていたが、
    聞こえない振りをした。

    ハァ…さっきのは何だったのだろう。

    ため息をつき、下駄箱を開けたその時…

    「アッハハ、マジキモイんだけど!
    テメェなんかこの世に居ない方がいいんだけどぉ!?」

    「…やっ!やめて!」

    誰かの声が聞こえた。

    私は走ってそこへ行き、息を呑んだ。

    ……いじめられている。

    私は無言でソレを見つめるしかなかった。

    「あっれぇ~?
    アンタ、ウチのクラスのヤツだよね?
    なに?止めにきたのぉ~?」

    そう言いながら地面に倒れている女の子をゲシゲシと蹴っている。
    周りにいる女子もケラケラと下品に笑っている。

    「うっ…うぅ…。」

    女の子は身体がボロボロで痣だらけだ。

    「何…してるの?」

    私の間抜けな声を聞いてか、
    いじめっ子は笑った。

    「ちょっ…ウケるぅ…!
    なに?コレで遊んでるとか…思ってんの?」

    あははははと女子達は笑う…。

    私は決意した。
    いじめられている子を助けることを。

    「ねぇ、つまんないからやめなよ。」

    「ふぅん…そこまで言うならやめてあげるよ…。
    ほら!行こぉ!」

    いじめっ子らは帰って行った。





    「ハハッ…次のターゲット…決まりぃ♡」
  3. 3 : : 2016/12/05(月) 15:13:49
    話しが重い・・・どう転がってもバッドエンドの予感。期待(?)です
  4. 4 : : 2016/12/05(月) 15:18:28
    >>3
    は、早いコメント!
    いつもいつもありがとうございます。゚(゚^ω^゚)゚。
    重いっすよね…
    期待ありがとうございます!
  5. 5 : : 2016/12/05(月) 15:26:53
    1日が経った。

    朝起きていつも通り学校へ行く準備をする。

    「来週…死ぬ…か…。」

    昨日、あの子に言われた言葉を不意に思い出した。

    ほんと…何言ってんだろ、あの子…。

    「あ、もう行かなきゃ!
    お母さん、行ってきます!!」

    ドアを開け学校へと向かった。

    いつも通りの日常の筈だった……。
    この時までは……

    「みんな、おはよー!!」

    ………

    誰も返事を返してくれない。
    …なんで…?

    私はいつもクラスで話している子に喋りに行くことにした。

    「お、おはよ!」

    その子は私が話し掛けると、
    ごめんね…とだけ言い、教室から出て行った。

    「え……?」

    皆、私のことを見ない。
    …見てくれない。

    誰か私のことを見てよ…、
    お願いだから……!

    そんなことを願ったその時、
    遂に私に声が掛かった。

    「あれぇ?
    アンタ、ウチのクラスのだったっけ?
    私、アンタのこと知らないんだけど?」クスクス

    バッと後ろを振り返った。
    昨日のいじめっ子がそこに立っていた。

    「今日からアンタがターゲットだから。
    楽しませてね♡」

    私は自分で顔が青ざめていくのが分かった。

    昨日…私があの子を助けたから、
    私がターゲットなの?

    …昔、おばあちゃんに言われたことを思い出した。
    「良いことをすれば、
    必ず神様が見ていてくれて助けてくれる」
    って……

    神様なんか居ないってことに、
    今初めて分かった。

    私は青い顔のまま、席に着いた。

    机から教科書を取り出そうとしたとき、
    何かが聞こえた。

    ……カサッ…

    「ひっ…!!」

    その異物を引き出した。

    それは……ゴキブリだった。

    「き、きゃぁぁぁぁ!!!」

    私は驚いて椅子に座ったまま後ろに倒れてしまった。

    クスクスと周りで笑い声が聞こえる。

    ピロリーン♪

    電子音が聞こえ、慌ててそちらを見ると、
    ケータイを片手にいじめっ子はコチラを見ていた。

    「1日目の始まりに記念写真♡」


    悲劇はコレだけでは終わらなかった。
  6. 6 : : 2016/12/05(月) 15:30:51
    いじめっ子の精神状態が最早キチガイ
    支援
  7. 7 : : 2016/12/05(月) 15:44:34
    >>6
    ですね笑笑
    ありがとうございます!
  8. 8 : : 2016/12/05(月) 19:01:33
    今日もまた地獄のような朝がやって来た。

    最近、殴られ蹴られで身体の所々に痣や傷が付いている。
    それを親に見られるのが嫌で必死に隠している。

    何故、親に言わないのか…。

    こう思われるかもしれない。
    何故って、それは……

    私がいじめられている惨めな子だと思われたくないから…

    実の親なのであれば守ってくれると思うかもしれない。

    しかし、迷惑を掛けたくはない…。

    「ハァ……」

    「ん?どうしたの…?
    ご飯食べないの…?」

    親は段々私の表情が暗くなったのが分かるのか、
    最近心配そうになって来た。

    私はそれを無理に笑って、ご飯を食べる。


    ……学校へ行ったらお腹を殴られ、
    全部吐いてしまうのだけれど……


    「それじゃあ行ってきます。」

    行ってらっしゃいと親の心配そうな声が聞こえて、一瞬振り返って言った。

    「お母さん、私は大丈夫だから!」

    返事は聞かずにドアを開けた。

    行きたくない…と、
    歩くスピードが段々と遅くなる。

    しかし、学校へと着いてしまった。

    下駄箱を開ける。

    「あ……。」

    上履きに沢山の土や虫が詰め込まれていた。

    私はそれを無言で捨て、
    先生にスリッパを貰いに行く。

    スリッパを貰い教室へ入ると、
    今日初めてアイツらに話し掛けられた。

    「あれぇ?
    上履きどうしたのぉ?捨てちゃった?」

    きゃははは!!

    私はまた黙ってそちらを見て、
    席へ座った。

    「なぁに、シカトしてんのぉ?
    ほら!トイレ行くよ!!」

    グイッと無理やり手を捕まれ、
    為す術もなくトイレへと連れ込まれた。

    そして……

    「っおらぁ!!」ガンッ

    思いっ切りお腹を蹴られた。

    胃の中が逆流し朝ごはんが出そうになる。

    「ん?今日は一発で出ないの?
    じゃあもっとしてあげるよ♡」

    ガンッガンッと、周りの女子達も一緒になって殴ったり蹴ったり…

    そして遂に私は…

    「ぐっ……ゲホッ、ガハッ…!!」

    吐いてしまった……

    「うわぁ、きったねぇな~!!
    あ、そうだ…良いこと考えた♡」

    ねぇ、と言いながらいじめっ子は後ろを振り返った。

    そこには…私が助けた女の子がいた。

    「ひっ……」

    いじめっ子に目を付けられたからか小さく悲鳴が出る。

    「そんな怖がるなって、
    アンタがコレしてくれたら今度からは何もしないから♡」

    「な…何ですか…?」

    コレだよ、と言っていじめっ子が出したのはケータイ。

    「コレでアイツの吐いたやつ撮って、
    掲示板に載せてやろうぜ!」

    いいねぇー、と周りは同調する。

    女の子はガタガタ震えて私の方を見た。

    私は女の子を信じた。
    助けたから助けてくれると。
    しかし、反対に裏切られるのではないかとも思った。





    女の子は…後者を取った。




    …………カシャ


    「よし、やるじゃん!!
    あーあぁ、
    アンタ嫌われ者になっちゃうね~。
    いや、もう嫌われてるか!アハハ!」

    私は涙が零れた。
  9. 9 : : 2016/12/05(月) 20:59:28
    夢に出てきそうなぐらいヤバイ
  10. 10 : : 2016/12/05(月) 21:39:05
    >>9
    そう言って貰えると作りがいがあります!笑
  11. 11 : : 2016/12/06(火) 00:20:55
    ―放課後

    「あー、今日も楽しかった!
    明日も楽しませてねぇ♡
    ばいばーい!!」キャハハ

    今、私は学校の中にある池へと倒れている。

    ハァ…服が水浸し…
    親になんて言えばいいのだろうか…

    そんなことを呑気に思いながら立ち上がると、急に誰かに声を掛けられた。

    「あ、あの……」

    誰だろうと不思議に思い後ろを振り返る。

    そういえば最近初めて声を掛けられたなと思いながら…。

    立っていたのは…あの時の彼女

    そう、私に呪いの宣告をしたあの子

    「……なに?」

    警戒気味に私は口を開いた。

    「あの…この間の話のことなんだけど…」

    ハァ…コイツはまだ死ぬとか言っているのか。

    少しため息を付きながらも、
    面白そうなので聞くことにした。

    一応忠告をしといて…

    「あのさ、私と話してんの見られたら、
    アンタもターゲットにされるよ?
    それでも…いいの?」

    彼女はフッと笑って言った。

    「こんな不気味な私に話し掛ける人がいるとでも…?」

    そりゃあそうだ。
    だってそんなに暗いもの。

    「…クスッ…いないね。」

    ハッと私は気が付いた。
    知らぬ間に笑っていた。

    「フフッ…アハハ…」

    こんな風に笑ったのは何日振りだろうか…。
    何処か懐かしい感じがする。

    彼女もまた笑っていた。

    「フフッ……。
    あのさ、これから時間空いてる?」

    うん、空いてるよ。

    私がそう言うと、

    「ちょっと…話さない?」

    驚いた。
    彼女から誘いが来るなんて。

    と、同時に悪い予感がした。

    バッと周りを見渡す。
    彼女の裏に誰かが付いていて、
    それを明日のネタにされるのではないかと恐れたからだ。

    「大丈夫…、行こう。」ニコ

    彼女がそう言ったので、
    私は信じてみることにした。

    「……うん。」

    彼女は黙って手を差し伸べた。

    その手を優しく掴むようにして、
    私達は手を繋いだ。










    「……クスクスクス…」

    私達が知らないところで誰かが笑っていた。

    しかし、この声に私達は気付くことはなかった。
  12. 12 : : 2016/12/06(火) 16:23:30
    陰湿やなオイ・・・では頑張ってください!
  13. 13 : : 2016/12/06(火) 17:38:41
    >>12
    ソ、ソウデスネ……
    はい!頑張ります!
  14. 14 : : 2016/12/07(水) 19:15:53
    「それで…?
    話って…なに?」


    …此処は学校から離れている公園

    いじめっ子達に見つからないように、
    遠いこの公園へと私達はやって来ていた。

    幸い、私達以外、人はいない。
    その分周りの目を気にして話さなくても良いので、私はホッとしていた。

    私達はベンチに腰を下ろす。

    私は彼女に用件を聞いた。

    彼女は目を伏せ、
    ぽつりぽつりと話始めた。



    「コレは私のおじいちゃんが死んだ時の話……。

    私はおじいちゃんが大好きだったの。
    でも、病気になって日に日に弱くなっていくおじいちゃんを見て私は悲しくなった。

    そして大好きなおじいちゃんは
    ………死んじゃった。

    私は哀しみに暮れた。
    何日も何日も泣き続けた。

    …そんな時思ったの……。

    何故人は死ぬ時が分からないのかと…。

    人が死ぬ時が分かったら、
    こんなに辛い思いをせずに済んだのに…。

    そんなことが天に通じたのか、
    私はそれから…人の寿命が分かる…。

    貴女の寿命も…ね…。」


    私は嘘だと言い返そうと思った。
    そんなことあるはずがない。

    でも…彼女の目が真実だと物語っていた。

    彼女のその長い前髪から覗く真剣な眼差しを見て、私はコレは本当のことなのだと思った。

    「でも…でもさ!
    やっぱり…不気味に思われたんじゃないの?」

    私はソレを言ってから、
    ハッと口を塞いだ。

    言っちゃいけなかったと思ったから。

    恐る恐る彼女の方へと視線を向けた。

    彼女はやはり前髪で隠れていて、
    目が見えなかった。
    その分表情が分からないのだが……

    「……そうだね…。
    私は変な子だって…不気味だって…
    皆に言われたよ。」

    「そ…そうだよね!
    ごめん…、変なこと聞いて!」

    私は慌てて謝る。

    「フフッ…いいよ。」

    彼女は笑って許してくれた。

    私はこの雰囲気を断ち切るように勢いよく立ち上がった。

    「よし!帰ろっか!」

    彼女は小さく頷き、手を振った。

    「うん!バイバイ!」

    私は歩き始めた。

    また彼女と話したいなと思いながら…



















    パシャッ……
  15. 15 : : 2016/12/10(土) 11:13:02
    え・・・続きが気になりますね・・・
  16. 16 : : 2016/12/10(土) 15:29:15
    >>15
    狩人さん、いつもありがとうございます!
    気になりますか…?笑
  17. 17 : : 2016/12/10(土) 15:55:37
    期待
  18. 18 : : 2016/12/10(土) 16:05:32
    >>17
    期待ありがとうございます!!
    &お気に入りありがとうございます!!
  19. 19 : : 2016/12/10(土) 20:34:44
    あぁぁああいじめっこは●ねぇええぇぇえええ・・・
    いじめっ子が最後にやられてほしい…期待です!!
  20. 20 : : 2016/12/10(土) 20:38:15
    >>19
    コメントありがとうございます!
    うーん…私も殺ってやりたいです~笑
  21. 21 : : 2016/12/10(土) 21:23:49
    期待です
  22. 22 : : 2016/12/10(土) 21:41:26
    >>21
    期待ありがとうございます!!
  23. 23 : : 2016/12/11(日) 19:23:04
    応援していますぜよ
  24. 24 : : 2016/12/11(日) 19:33:18
    >>23
    ありがとうございます!!
    頑張ります!!
  25. 25 : : 2016/12/12(月) 19:48:29
    期待してますよー
  26. 26 : : 2016/12/12(月) 20:12:46
    いやぁ、もう俺なら初日でガチギレしてますわ^q^
    期待っす
  27. 27 : : 2016/12/12(月) 20:22:18
    >>25
    期待ありがとうございます!!

    >>26
    そうですね、私も怒っちゃうかもしれません笑
    期待ありがとうございます!!
  28. 28 : : 2016/12/13(火) 00:04:15
    続きいつ書きますか?
  29. 29 : : 2016/12/13(火) 06:37:57
    >>28
    早くて今日、遅くて明日更新予定です!
  30. 30 : : 2016/12/14(水) 15:48:14
    りょーかい
  31. 31 : : 2016/12/14(水) 19:25:48
    …あの日から今日で五日目

    私のイジメはまだ終わらず 、
    相変わらず苛められている。

    昨日は気になっていたあの子の話を聞いた。

    彼女はどう思っているのか分からないが、
    私は少し仲良くなれたなと思った。

    そんなことを考えて歩いていると、
    また地獄のような学校へと着いてしまった。

    憂鬱な気分になり、靴箱を開ける。

    …今日はなに?
    虫?土?それとも靴自体が無い?

    私は不安になって目を瞑った。
    少し深呼吸をし、目を開く。

    そこには………

    「…あ…れ…?」

    …靴があった…。

    何で普通に靴があるの…?
    いつも何かしら悪さをされているのだが、
    今日は珍しく何も無かった。

    私は拍子抜けし、
    珍しいこともあるもんだと思い今度は教室に入った。

    周りを見ずに真っ直ぐに机へと向かう。
    いつも机にラクガキなどをされているが、
    今日に限ってまた無かった。

    「なんで…かな……。」

    席に着き、一人ポツリと呟く。
    そんなことをしていると、
    教室のドアから勢い良い声が聞こえた。

    「あ!おっはよーー!!!
    私の友達ちゃん?♡」

    背筋がゾクッとする。
    見たくも無かったのだが、
    自然とそこに顔を向けてしまった。

    「今日からぁ~、
    アンタはターゲットじゃないからね?
    安心してよぉ♡♡」

    「え……?」

    戸惑いを隠せず、固まってしまう。

    なに…?ターゲットじゃなくなった?

    私は最初こそ素直に受け取ることが出来なかったのだが、
    今日のことといい…
    本当に無くなったのかと思った。

    いじめっ子は続けて言う。

    「だからね?
    フフッ…今日からあの子がターゲット♡」

    いじめっ子が視線を向けた先は…



    ……紛れも無い彼女だった。



    彼女の机には大きく『死ね』とラクガキされている。

    彼女の表情はまた見えなかった。

    「なん…で……?」

    呆然と呟く。

    「ん?何でってぇ?コレだよぉ♡」

    はい、と言って見せられたのは1枚の写真。

    「……!?」

    ……写っていたのは…、

    私と彼女が仲良く話している写真だった。

    「…わ、私と話していただけで苛めるの!?
    何で彼女がターゲットなの!?
    …彼女を虐めないでよ、やるなら私を!!」

    ガンッと音がした。
    私は音がした所へと視線を向ける。

    「ひっ!!」

    思わず悲鳴を上げてしまった。

    いじめっ子が壁を蹴ったからだ。

    「なに?
    これ以上余計なこと話したり、
    何かしたりするとまたアンタを虐めるよ?」



    ……私はこれ以上、何も言えなかった。
  32. 32 : : 2016/12/14(水) 20:13:37
    …うわぁ。
    いじめっこうざいですわぁむかつく…w
    ●したくなる
    期待ですw
  33. 33 : : 2016/12/14(水) 20:48:11
    >>32
    コメントありがとうございます!
    結末をどうしようかと考えるのが大変です笑
  34. 34 : : 2016/12/15(木) 13:15:11
    屑だね!
    期待
  35. 35 : : 2016/12/15(木) 15:22:09
    >>34
    ですね!!
    ありがとうございます!
  36. 36 : : 2016/12/15(木) 20:09:57
    うわあぁぁあ!!!
    期待です!!
  37. 37 : : 2016/12/15(木) 21:46:11
    >>36
    期待ありがとうございます!
    &お気に入りありがとうございます!
  38. 38 : : 2016/12/16(金) 16:51:48
    ・・・え
  39. 39 : : 2016/12/16(金) 19:30:23
    >>38
    狩人さんコメントありがとう!!
    …え?
  40. 40 : : 2016/12/16(金) 20:50:28
    え?(なんだ、この流れ便乗しないといけない気がする…)
  41. 41 : : 2016/12/16(金) 20:55:55
    >>40
    名無しすわぁん、
    乗ってくれてありがとうございます笑
  42. 42 : : 2016/12/18(日) 07:57:18
    …昔、いじめについての授業を受けた。
    もし、友達が苛められていたらどうしますか?という質問を先生にされて、私は…

    『絶対に助けます。』

    そんな馬鹿みたいな回答をした。

    …現実ではそんなこと出来ないのに。


    その証拠に今、私は動けないでいた。
    目の前に私の友達が倒れているのに。

    「ちょっとぉ~、もう動かないのぉー?
    面白くないなぁ~!!」

    「うぅ……。」

    彼女は小さく呻きながら倒れている。

    私はそれを見ているだけしか出来なかった。


    …彼女が助けを求めたら行動しよう。


    私はそんなことを考えた。

    …助けを求めることが出来ないことを、
    分かっているハズなのに。

    そんなことを考えていると、
    いじめっ子は私に視線を向けた。

    「ねぇ、アンタも何かやったら?
    コイツすぐくたばるから面白くないんだよね~。」

    背筋に冷や汗が流れる。

    …私が彼女に何かをする…?

    「ねぇ~、早くー!
    蹴るとか殴るとか何でもいいからさ♡」

    …身体が動かない。
    固まったまま、
    彼女を見つめることしか出来ない。

    私はふと三日前のことを思い出す。
    私が助けた子がカメラを向けたときのこと。

    あぁ、あの子は私に対してこんなことを思ったんだ。
    そりゃあやっちゃうわけだ。

    …私は…弱い。

    ずっといじめっ子の存在を知っていたのに、黙って見ているだけだった。

    次は私ではないかとビクビクしながら、
    学校に通っていた。

    そしてある時、
    私はいじめられっ子を助けてしまった。

    そこから私の人生は一変して、
    地獄のような日々が来た。

    …ずっと黙って見ていた罰なのかな…。

    じゃあ今も尚、
    ビクビクしながら私達を見ている人達は?

    その人にも罰が必要でしょう?

    私達だけをドン底に落とさないで。

    …私達だけに罰を与えないでよ…。

    「…フフッ…アハハ…。」

    私は笑った。

    何故笑ったのかは分からないが、
    笑ってしまった。

    「は?なに?
    何で笑ってんの、気持ち悪…。」

    いじめっ子は不気味な物でも見るように、
    私を見ている。

    「……くだらない。」

    イジメなんてくだらない。
    本当に…くだらない。

    「…なに、言ってんの?」

    いじめっ子はますます私を気味悪がる。

    「…る…い…」

    「…はい?」






    「…うるさい!!!!」






    私は遂に行動に走った。
  43. 43 : : 2016/12/18(日) 10:47:22
    おお~~
    やってしまえ~~!!
    期待です!!
  44. 44 : : 2016/12/18(日) 11:36:53
    やっちゃえー
    またまた期待
  45. 45 : : 2016/12/18(日) 17:16:49
    ひらがなだったwwwwww
  46. 46 : : 2016/12/18(日) 17:58:09
    >>43
    やってしまいたいです笑
    期待ありがとうございます!

    >>44
    やっちゃいたいです笑
    またまた期待ありがとうございます!

    >>45
    ですよね!笑
    最初誰!?って思いましたもん…笑



    ハッピーエンドかバッドエンドか迷います…
    皆さんはどっちがいいですか?

    …って、そういうのは聞くべきではなく自分で考えろって話ですよね笑
    一応参考程度に聞きたくて……
  47. 47 : : 2016/12/18(日) 18:34:03
    ハッピーエンドがいいです!!
    バットでもいいですが、いじめられた人は幸せになってほしい…
  48. 48 : : 2016/12/19(月) 06:02:15
    >>47
    ハッピーエンドですかぁ!
    そうですよね~、幸せになって欲しいです!
  49. 49 : : 2016/12/19(月) 16:14:29
    主人公はマジで死ぬの・・・?だったらどう転んでもバッドエンドな気が・・・まあハッピーがいいです!!
  50. 50 : : 2016/12/19(月) 18:31:35
    >>49
    し、死ぬかなぁ……?笑
    はい!了解です!!
  51. 51 : : 2016/12/19(月) 23:29:09
    どちらにしてもきたいです!
  52. 52 : : 2016/12/20(火) 11:58:50
    >>51
    ありがとうございます!!
  53. 53 : : 2016/12/20(火) 19:01:37
    宣伝します…
    見てくれたらうれしいです…
    削除してもいいですけどw
    題名
    【安価】[ネタ]カネキ「お願いしますそれだけは無理」ヤモリ「おk」」
    http://www.ssnote.net/archives/50803
  54. 54 : : 2016/12/20(火) 19:25:07
    >>53
    勿論見ますよ!
    だって名無しすわぁんだもの!!
    興味深く拝見させてもらいますよ…フフフ…
  55. 55 : : 2016/12/20(火) 19:33:39
    おぉ~嬉しいですね
  56. 56 : : 2016/12/20(火) 20:11:35
    >>55
    いえいえ~、いつもコメントして頂いてるのでこれぐらいはね!
    期待してますよ!
  57. 57 : : 2016/12/31(土) 16:59:41
    いじめっ子
    が逆にやられたらいいのに期待してます。
  58. 58 : : 2016/12/31(土) 17:24:24
    >>57
    そうですね、私もやられて欲しいと思ってます笑
    期待ありがとうございます!


    最近更新出来てない……
    待っててくれる人はいるのかな…
  59. 59 : : 2017/01/01(日) 17:23:21
    更新遅くなって全然いいと思いますよ!

    僕はずっと待ってます…。
  60. 60 : : 2017/01/01(日) 19:42:31
    >>59
    それは良かったです…(*^^*)
    はい、待っててください!笑
  61. 61 : : 2017/01/05(木) 09:47:42
    警察に報告したらなんとかなりそう無いなぁ
    あああのスカッと☆ャパンみたいにスカッとしたい
  62. 62 : : 2017/01/05(木) 13:15:31
    >>61
    スカッとジャパン好きですよ笑
    (普通に名前出しちゃうやつ笑)
  63. 82 : : 2017/01/21(土) 18:35:37
    ハッピーとかバッドよりも道ずれエンドが見たいのは僕だけ?
  64. 83 : : 2017/01/21(土) 18:37:19
    >>82
    道ずれエンドとは??
  65. 84 : : 2017/01/21(土) 19:12:45
    相手を殺して死んだり
    遺書でいじめた人とかを訴えたり

    まあ要約すると相手にも同じ気持ちを味わせてDEATH⭐️

    サイコパスとかじゃないですからね笑
  66. 85 : : 2017/01/21(土) 19:13:10
    そんなのイヤダー
  67. 86 : : 2017/01/21(土) 19:14:26
    まぁ僕の新しい作品でそれを考えてたんですけど笑
  68. 87 : : 2017/01/21(土) 19:15:38
    >>84
    おお!なるほど…
    つまり…復讐ですね…( ̄▽ ̄;)

    >>85
    そ、そうですか??

    >>86
    じゃあ作ってみてはいかがでしょう??
  69. 88 : : 2017/01/21(土) 19:18:55
    タイトルでもあるんですが多分最終的には死ぬこと前提ならいっそ道ずれにって感じです
  70. 89 : : 2017/01/21(土) 19:20:11
    >>88
    うーん…( ̄▽ ̄;)
    そうですねぇ、考えておきます
  71. 90 : : 2017/01/21(土) 19:32:49
    恐ろしいそんなことになったら自分は泣ける
  72. 91 : : 2017/01/21(土) 19:33:52
    >>90
    (;´∀`)…ァハハハ…ハハ…ハ…
  73. 92 : : 2017/01/21(土) 19:58:40
    とりあえず....頑張ってください

    すっごく期待です
  74. 93 : : 2017/01/21(土) 20:38:35
    >>92
    はい!ありがとうございます!!
  75. 94 : : 2017/02/16(木) 23:12:01
    今、久しぶりに書こうと思ってるんですけど…
    皆さん見てくれてますかね?
    多分今週中には投稿出来そうです
    遅くなってごめんなさい……

    終わりはハッピーじゃないかも…?(^ω^;);););)
  76. 95 : : 2017/02/17(金) 01:44:15
    見てます

    更新頑張って下さい

    期待です!
  77. 96 : : 2017/02/17(金) 07:16:30
    見てるよ❗️(≧∇≦)
  78. 97 : : 2017/02/17(金) 18:54:53
    >>95
    ありがとうございます!

    >>96
    ありがとう!!
  79. 98 : : 2017/02/17(金) 19:42:14
    見てますよー
    遅くても全然いいですよ~~
    期待です!!(どっちのendもみたい…欲張り)
  80. 99 : : 2017/02/17(金) 20:23:18
    >>98
    そう言って貰えると嬉しいです!
    期待ありがとうございます!
  81. 100 : : 2017/02/19(日) 10:03:06
    今回短いかも…。
    やっと更新出来ます!
    遅くなりすみません…





    遂に私は行動した。

    「…うるさい…うるさい!うるさい!!」

    「何?私達に反抗するつもり?」ギロッ

    私が急に反撃したせいか、
    いじめっ子達は戸惑いながらもまた私達を睨んで来た。

    私は…貴女達には…
    死んでも負けない…負けるもんか…!!

    いつしか私のココロはそうやって
    変わっていた。

    「んだよ…その態度ぉ…!
    ったく、糞ウゼェ…。
    何?いっぺん殴られたいの? 」

    いじめっ子は私に向かって拳を振り上げる。

    …殴られる…!!

    衝動的にそう思い、
    私はキツく目を閉めた。

    …しかし、殴られる気配がしない

    「…え?」

    目を恐る恐る開けると、
    そこには拳を捕まれ、
    振り上げたままで固まっているいじめっ子。

    その拳を掴んでいるのが、
    …あの子だった。

    「…めろ、やめろ!
    触んじゃねぇよ!!」

    いじめっ子はそれに反応し、
    手を振りほどこうとする。

    しかし、彼女は離さない。
    それどころか、
    笑ったままで手を一層キツく締めている。

    「…ねぇ、私を虐めて楽しかった?
    ねぇ、どう?
    私はさぁ…
    今、すっごく楽しいんだぁ…。」


    …彼女の目は…
    紛れもなく楽しんでいた。

    そして、笑ってる…。

    怖い…、そう思った。
    なんて楽しそうな顔なんだろう。
    今まで…無表情だったのに…、
    なんて楽しそうな顔をするの…?

    「…いぃぃ、痛い!痛いぃ!!」

    いじめっ子は顔を歪ませ、
    手を痛めている。

    余程キツく絞められているのか、
    その手は青白くなっていた。

    このままでは…折れてしまう。
    私はいじめっ子を助けるべきだと判断し、
    彼女に声を掛けた。

    「やっ、やめて!!」

    彼女は首だけを私の方へと向ける。

    「…何?貴女も私に歯向かうの?」ニコッ

    殺られる…本能的に思った時だった、

    「や、やめなさい!
    何してるんだ!!」

    隣のクラスの先生が私達を引き離したのだ。

    「おい、君!大丈夫か!?
    誰かこの人を保健室へ!
    そして、君は此方に来なさい。」

    咄嗟に手を上げてしまった。
    私はいじめっ子の主犯の肩を担ぐように、
    保健室へと向かった。

    職員室へ連れて行かれる彼女を
    横目で見ながら……。
  82. 101 : : 2017/02/19(日) 10:49:47
    何この子

    何かまるで金木がカネキになったみたいに
    変わってるよコエーーΣ(・ω・ノ)ノ

    期待です!
  83. 102 : : 2017/02/19(日) 12:32:20
    >>101
    そーですね…笑
    期待ありがとうございます!
  84. 103 : : 2017/02/22(水) 14:34:02
    ネタが頭に浮かんでくる…
    とりあえず更新です!
    私の頭の中が大変なことに…(^ω^;);););)





    保健室に来てから、
    暫く時間が経ったようだ。

    ふと時計を見ると、
    丁度12時を指していた。

    さっきの騒動が
    1時間目ぐらいだったから、
    もう4時間以上経っている。

    その間ずっと、
    此処に居たのだろうか。

    と、考えるよりも先に目の前にいる人物が目覚めたらと思う方が怖かった。

    目覚められたら、叩かれるとだろうか、
    蹴られるのだろうか…。
    考えるだけでも恐ろしい。

    このまま目覚めなければ良いのに…

    保健室の先生の机に置かれている、
    ハサミが目に入った。

    コレでコイツを突き刺せば、
    もう…悪い夢を見ることもない?
    しんどい思いをすることはない?

    私は頭では駄目だと制御しているのに、
    カラダが言う事を聞かない。

    この部屋で聞こえる音は
    私の荒い呼吸といじめっ子の寝息だけ。

    「フフッ…そうだ。
    初めからそうしておけば良かった。
    なんてバカだったんだろ…。」

    私の手にはいつの間にかハサミが
    握られている。

    私はソレを勢い良く、振り上げた…



    ――一方、彼女の方はと言うと、
    職員室に呼び出されていた。

    「…何故こんなことをしたんだ?」

    先生がそう聞く。
    私は黙って先生を見ていた。

    「…何故だと聞いているんだ!!!」

    私が応えないのを見てか、
    先生はいきなり怒鳴った。

    私は大きい音がキライ。
    うるさい…キキタクナイ。

    「…分かり…ません。」

    私はコレだけ言った。

    まぁ、
    コレで許してくれるとは思わないが…。

    「…はぁ?」

    ほら、思った通り…。
    この熱血教師みたいなヤツって、
    私…ダイキライ…。

    こんなヤツ……

    「…ねば、…のに。」

    「ん?何か言ったか?」

    ハッと気が付き、私は口を噤む。
    そして、取り繕う。

    「いえ、別に。
    とりあえずこれからはそうならないように、気を付けます。では…」

    私はそう言い、 職員室を出た。

    あの熱血教師は私を引き留めもせず、
    いや、引き留められなかったのかな?
    私を呆然と見ていただけだった。

    私は職員室を出た後、
    1人で屋上へと向かった。

    「フフッ、あの先生は明日死ぬんだ。
    あーあ、若いのにね…。
    まぁ、早く死ねばいいんだよ。」

    私はアハハハハッと1人で笑う。

    「人の死ぬ瞬間が、
    私の1番の生きがい。
    私の…幸せ……♡」

    顔を赤らめまた笑い始めた。
  85. 104 : : 2017/02/22(水) 15:41:28
    1番好きな展開だ❗️.......期待です❗️
    h
  86. 105 : : 2017/02/22(水) 17:50:16
    >>104
    そうなのか!?(^ω^;);););)
    期待ありがとうございます!笑
  87. 106 : : 2017/02/22(水) 18:41:04
    うわぁお…

    期待です~
  88. 107 : : 2017/02/22(水) 19:31:57
    >>106
    期待ありがとうございます!
  89. 108 : : 2017/02/25(土) 10:18:02
    サイコパs・・・期待です!!
  90. 109 : : 2017/02/25(土) 11:17:16
    >>108
    サイコパスの女の子…
    可愛いと思うのは私だけかしら?笑
    期待ありがとうございます!
  91. 110 : : 2017/03/28(火) 16:45:34
    こういう展開も大好き! 期待です(^_-)
  92. 111 : : 2017/03/28(火) 21:03:00
    >>110
    大好き…なんて、勿体ないお言葉です…!
    期待ありがとうございます!

    そういや、最近全然投稿してないなぁー…
    ほんまにごめんなさい!
    出来るだけ早目に投稿するようにします!
  93. 112 : : 2017/03/29(水) 01:37:51
    頑張れです!٩(๑❛ᴗ❛๑)۶
  94. 113 : : 2017/03/29(水) 13:41:10
    >>112
    期待ありがとうございます(*´˘`*)
  95. 114 : : 2017/04/18(火) 21:30:00
    サイコパス怖いブルブル((((゜д゜;))))
    でもまたそれも良いですね
    期待です
  96. 115 : : 2017/04/19(水) 16:09:11
    >>114
    怖いから可愛いですよね(*´˘`*)
    期待ありがとうございます!
  97. 116 : : 2017/05/21(日) 23:23:36
    期待期待期待期待期待期待期待期待
    してるぜ!

    俺もこの展開好き!
  98. 117 : : 2017/08/03(木) 15:32:02
    >>116
    めっちゃ期待されてた!!
    ありがとうございます^^*
  99. 118 : : 2018/04/03(火) 20:30:24
    「フフッ…アハハ… 」



    私はひとしきり笑った後、
    あの子について考えた。

    「うーん…
    あの子もあと2日で死ぬんだよね。
    初めて出来た友達?だけど…
    まぁ、寿命だから仕方ないか!
    所詮友達なんて言っときながら、
    人間いつかは裏切るものだよねぇ、
    そこが面白いんだけど。」



    人間ってほんと馬鹿な生物だわ、
    自分よりも他の人を優先にするなんて言ってるけど、結局は自分が一番じゃない?
    自己中心的、自分大好き、自分が一番可愛いと信じ込んでいる。
    そんな人間ほど美味しいものはない!!!



    「さぁ、あの子はどんな最後を見せてくれるのかしら…」



    薄笑いした口元から覗く牙が光っていた。








    「…んで、なんで…何でよ!!!」


    確かに私はハサミを振り下ろした。


    …振り下ろした筈だった。

    突如、まるでソレを拒むように、
    逆の手がハサミを押さえつけた。


    「こんな…ところで、
    おばあちゃんを思い出すなんてどうかしてる。
    私はあの時、全てを諦めて、
    反抗しようと思ったのに!!!!」


    保健室の中、響く私の怒鳴り声。
    哀しみの混じった声が震えてる。

    それが虚しくて嫌になる。

    考えがポツリポツリと思考を巡る。

    「…結局、私は何が出来たかな。
    お母さんやお父さんに何をしてあげただろう、
    親孝行も出来ずに、1人で閉じこもって…
    あの時、虐めのことを打ち明けていれば、
    悔いのないように逝けたかもしれないのにね。」



    ハァー、もう生きる気力出ないや。
    目の前にいるいじめっ子も、
    その周りにいる金魚のフン達も、どうでもいい。

    あと二日、いや実質あと一日で死んでしまう命なのに、何もすることがない…。


    ウゥ…と呻き声が聞こえた。
    バッと慌ててそちらを見る。

    いじめっ子が起きたようだ。


    不思議だ。怖がると思ったのに、
    身体は落ちついている。

    あ、そうか、全てに諦めがついたから、
    もう何も感じないって訳か。


    「…ッ!?」

    いじめっ子の方はと言うと、
    私に気付いた瞬間、肩が跳ね上がった。

    「お、お前!!!」


    あー、うるさい、
    そんなに怒らなくたっていいのに。


    「く、来るな!!!
    お前もアイツと同じなんだろ!
    お前も悪魔なんだろ!!?」


    …はて、悪魔?
    この女は一体何を言っているのだろう。

    「えっと…話の流れがよく分からないんだけど。
    何?悪魔って。」


    「知らないってことは、
    お前は悪魔じゃあないんだな。

    さっきアイツが私の手を折ろうとした時に、
    見ちまったんだよ!!
    アイツの目が…」
  100. 119 : : 2018/04/03(火) 20:31:08
    久々投稿です
    次でラストになるかなぁ…
    まだわかんないけど
  101. 120 : : 2018/04/06(金) 23:42:45
    「…ッ、ハァハァ、くっ…、!!」


    …んで、何で!!!何で!????




    いじめっ子が話したことが、
    頭の中を駆け巡る。


    「アイツの目が赤かったんだよ!!!」



    その一言で私の腰が抜けたような気がした。
    何も、何にも知らなかった!!!


    彼女が普通の人間じゃないってことも、
    目が赤かったことも、
    悪魔だってことも!!!!!



    何で??
    彼女は私を救ってくれた筈なのに…、
    私はまた人に裏切られるの?



    「い、嫌だ!!もう、嫌だ!!!」

    走る足が次第に早くなる。

    もう既に日は落ちていた、
    私に残された時間はあと少し。


    猶予は一日。




    「…ッ!!!見付けた!!!」



    彼女はまだ学校に居た。

    かつて私が虐められていた所にある、
    池の近くに居たのだ。


    そして、彼女は池をただじっと見つめていた。



    「……どうしたの?」


    彼女はまるで私が此処に来ると分かっていたように、後ろを見ずに言った。



    「ねぇ、何してるの。」


    身体の震えが止まらない。
    恐る恐る口を開いた。


    「フフッ…何してるのって愚問ね。
    池を見てるだけだよ。何か悪い?」


    彼女は私の方に向こうとしない。

    それが余計に腹ただしくて、
    自然と腕が伸びていた。



    パンッと弾ける音。
    私は彼女を殴っていた。


    「アイツから聞いたよ。
    貴女、悪魔なんだってね…、
    何で言ってくれなかったの?
    何で裏切ったの!!!?」



    暫く時間が止まったような感覚で、
    辺りが静まり返った。



    プッ…アハ、アハハハハハ!!!!


    彼女の笑い声が学校に響く。


    「何が可笑しいの?」


    堪らなくなって、声を掛けた。


    「…アハ、私が悪魔ですって??
    舐められたものよね。
    そんな階級下に見られたかしら??」


    急に口調が変わる。
    そして、彼女の姿が明らかになった。


    黒い黒い羽みたいなものが、
    肩から服を突き破り外に出る。
    彼女の見た目には似合わず、2倍ぐらいの大きさでもあるのではないかというほど、大きい。


    彼女の視線が私と重なる。
    長い髪から覗くその目は…赤かった。


    何で今まで気付かったのか、分からない。
    彼女は最初からこうだったのだろう。
    私が気付かなかっただけだ。

    口元から覗く牙。
    アレで血でも吸うのだろうか…。




    彼女は怖がる私を見て言った。



    「私は死神よ、幼い人間。
    貴女、明日死ぬわよ。」





    彼女もとい、死神が私の目を塞ぐ。
    その隙間からニタニタと笑う死神の顔が頭から離れずに、私は気を失った。
  102. 121 : : 2018/04/06(金) 23:44:13
    うーん
    コレで終わらなかったなぁ、
    よし、次最終回!!!
    皆見てね〜、コメント貰えたら嬉しいです!
  103. 122 : : 2020/09/29(火) 20:38:46
    高身長イケメン偏差値70代の生まれた時からnote民とは格が違って、黒帯で力も強くて身体能力も高いが、noteに個人情報を公開して引退まで追い込まれたラーメンマンの冒険
    http://www.ssnote.net/archives/80410

    恋中騒動 提督 みかぱん 絶賛恋仲 神威団
    http://www.ssnote.net/archives/86931

    害悪ユーザーカグラ
    http://www.ssnote.net/archives/78041

    害悪ユーザースルメ わたあめ
    http://www.ssnote.net/archives/78042

    害悪ユーザーエルドカエサル (カエサル)
    http://www.ssnote.net/archives/80906

    害悪ユーザー提督、にゃる、墓場
    http://www.ssnote.net/archives/81672

    害悪ユーザー墓場、提督の別アカ
    http://www.ssnote.net/archives/81774

    害悪ユーザー筋力
    http://www.ssnote.net/archives/84057

    害悪ユーザースルメ、カグラ、提督謝罪
    http://www.ssnote.net/archives/85091

    害悪ユーザー空山
    http://www.ssnote.net/archives/81038

    【キャロル様教団】
    http://www.ssnote.net/archives/86972

    何故、登録ユーザーは自演をするのだろうか??
    コソコソ隠れて見てるのも知ってるぞ?
    http://www.ssnote.net/archives/86986

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