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このSSは性描写やグロテスクな表現を含みます。

Re:ゼロから始める黒の剣士(ソードアートオンライン&リゼロ)

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  1. 1 : : 2016/11/12(土) 14:06:09
    初投稿です。駄文でたいして面白くもないと思いますがよろしくお願いいたします。

    キリトはアリシゼーションのアドミニストレータを倒したあとで、装備はSAO時代のものです。

    スバルたちは屋敷編が終わって2週間後ぐらいです。

    とりあえず頑張ります。
  2. 2 : : 2016/11/12(土) 14:16:24
    キリトside

    誰かに呼ばれた気がした。

    光が自分に向かってくるなかで懐かしく、狂うほど愛しいあの声は

    俺のフラクトライトに暖かさをもたらした。

    そうだ!!ここで倒れたらカーディナルやシャーロット、そして

    ユージオが残した想いがきえてしまう

    俺は襲ってくる絶望を振り払い、目を開けた         
  3. 3 : : 2016/11/12(土) 14:38:12
    目に映し出された光景は自然に溢れた森林だった。

    なぜだ?俺は確かセントラル・カセドラルで元老長チュデルキン、そし

    て公理教会のトップアドミニストレータと戦い・・・

    キリト「くっ・・・」

    とたんに悲しみが襲い、涙がこぼれ落ちた

    しかし今は進まなければ

    菊岡の言っていたワールドエンド・オールターまでアリスを・・・

    キリト「アリスはどこだ?いや、この場合俺がとばされたのか」

    辺りを見渡すと東側から細い煙が出ている

    キリト「ここに居てもなにも始まらないよな。とりあえず煙の方向に!?」

    進もうとした俺の目に飛び込んできたのは水溜まりに映ったSAO時代

    の格好をした俺、黒の剣士キリトの姿だった。
  4. 4 : : 2016/11/12(土) 14:58:20
    何故こんな格好をしているのだろうか今は心意をはつどうしておらず、

    背中の剣は”夜空の剣”ではなくかつての愛剣”エリュシデータ”だった

    キリト「メニューウィンドウは・・・」

    右の人差し指と中指を軽くふると鈴のような音がして

    ステイシアの窓に似た半透明のメニューウィンドウが開かれた

    キリト「ログアウトボタンはつかえないか・・・アイテムの出し入れは普通にできるな。あとステータスは・・・」

    スキルやステータスはそのまま残っており、プラス武装完全支配術と記憶完全支配術があった
  5. 5 : : 2016/11/12(土) 15:02:25
    サチ、ディアベル生存ルートキタ━(゚∀゚)━!?
  6. 6 : : 2016/11/12(土) 15:05:59
    サチやディアベルは出さない(死亡ルート)予定です。すみません・・・
  7. 7 : : 2016/11/12(土) 15:14:11
    キリト「とりあえず進もう」

    いろんな疑問をとりあえず置いておいて煙の方向に向かった

    5分歩くと村があった

    キリト「すみませんここどこですか?」

    ペトラ「ここはアーラム村だよ。そういうお兄さんは?」

    桐ヶ谷和人かキリトどっちにしようかなと考えて

    キリト「キリト。剣士だ」
  8. 8 : : 2016/11/12(土) 15:34:09
    ペトラ「キリト・・・私はペトラだよ!!」

    ペトラと名乗った少女は年相応の笑顔でそう言った

    キリト「ペトラ。この近くに泊まれる所はあるか?」

    そう聞くと

    ペトラ「う~んあそこの領主様のお屋敷ならもしかしたら」

    ペトラの指さす方向をみると少しだけ大きな屋敷が見えた

    キリト「領主の屋敷か・・・」

    泊まれるに越した事はないが領主の屋敷となれば少し気が引けるな

    そう思っていると

    ペトラ「あっスバルだ!」

    とペトラが笑顔で言った

    スバル?日本人みたいな名前だなぁ

    ペトラ「スバルはねお屋敷で働いているからキリトも行こうよ!」

    キリト「分かったよ案内してくれ」

    ペトラ「うん!」
  9. 9 : : 2016/11/12(土) 15:56:56
    来てみるとかなりの村人が集まっていた

    スバル「よっしゃ!今日もラジオ体操頑張ってくぜー!」

    かなりのハイテンションで言うのはなんというかファンタジーに合わないジャージを着た俺と同じぐらいの年であろう青年だった

    キリト「この世界にもラジオ体操があるんだな・・・」

    と感慨深く呟くと

    ペトラ「キリトはらじおたいそう知ってるの?」

    キリト「まぁな」

    ペトラ「私達もついこないだスバルに教えてもらったんだよ」

    ついこないだってことは最近できたのか?こんなファンタジーせかいで?少なくともルーリッドやセントリアには無かったような・・・

    と思っていると

    スバル「ラジオ体操第2ヨーイはじめ!」

    と現実世界の日本で親しまれていて俺も踊ったラジオ体操の旋律が

    スバルという青年の口からアカペラで流れた

    約2年振りに聞くラジオ体操に俺は耳を傾けた
  10. 10 : : 2016/11/12(土) 16:07:00
    最後にスバルと村人が「ビクトリー!!」

    と叫んだ事以外にはふつうにラジオ体操だったことに驚いたがこれもおそらくラースの職員が広めたんだろうなと考えたところで

    先程ペトラがスバルが最近ラジオ体操を教えたと言っていた

    と言うことはスバルはラースの職員!!!??

    じっとしてはいられなかった

    スタンプを押してもらったペトラと一緒にスバルのところへ足を運んだ
  11. 11 : : 2016/11/12(土) 16:30:28
    ペトラ「スバルー!」

    スバル「おっ!!ペトラ今日のラジオ体操は良かったぞそんなペトラに

    ラジオ体操検定2級の称号を授けちゃるぜ!」

    ペトラ「やったー!」

    という会話をしているペトラとスバルに

    キリト「あんたがスバルか?」

    スバル「おうよ!!初めてだと思うから自己紹介させてもらおうか

    俺の名前はナツキスバル!!エミリアたんの執事をしている疾風怒濤の

    ジャパニーズだ!!」

    と仮面ライダーのようなポーズをきめたスバル

    キリト「」

    ペトラ「気にしないでねスバルはいつもこんなだから」

    キリト「あ、あぁ  俺はキリト。スバルと一緒でジャパニーズだ」

    スバル「」

    ペトラ「あれ通じてる?」

    スバル「いや・・・ごめんなペトラ今日はこの人と話があるから」

    ペトラ「あ、うん分かったよじゃーね」

    スバル「さてとキミはだれだ?俺のことをはるばる日本から異世界まで追いかけてきたストーカー?悪いけど俺にはエミリアたんが・・・」

    キリト「ストーカーでも追いかけてきた訳でもなくただの日本人だよ」
  12. 12 : : 2016/11/12(土) 16:34:35
    あっ……SAO時代に記憶を持ったまま戻ったのかと…すみません(*・ω・)*_ _)
  13. 13 : : 2016/11/12(土) 16:35:05
    キリト「1つ聞きたい。君はラースの人間か?」

    スバル「ラース?聞いたことないな」

    嘘を言っているようにはみえない

    スバル「次は俺の質問だキリトはどうやってこの世界に?」
  14. 14 : : 2016/11/12(土) 16:39:26
    >>12さん

    コメントありがとうございます。

    SAOの時系列はアリシゼーション編です。

    もし分からなかったら小説9~18を読むとわかります。

    僕的にはとてもオススメです。
  15. 15 : : 2016/11/12(土) 19:13:09
    話を要約するとこういうことらしい

    スバルはコンビニの帰りにこの世界に異世界召喚されていろいろあって

    今はロズワールというここの領主の下で働いているらしいそしてここは

    ラースがつくったVRワールド"アンダーワールド"ではなく本物の異世界

    ”親竜王国ルグニカ”つまり俺がついさっきまで居たアンダーワールドと

    は違い正真正銘本物の異世界というわけだ

    ・・・・・・・・なんてこった
  16. 16 : : 2016/11/12(土) 19:38:49
    スバルside

    異世界召喚されて約1ヶ月が過ぎた。

    ここに来てから記章を守ったり魔獣に殺されかけたり

    ・・・何度も死んだりしてきた

    俺ナツキスバルはこの世界において既に7.8回命を落としている

    しかしそのたびに”死に戻り”という死んでもセーブポイントからやり直

    しできるという能力のおかげで生き返ることができていて

    何度も何度も死んで生き返り、ハッピーエンドをめざしてきた。

    そんなスバルの前に現れた中性的な少年キリト本名は桐ヶ谷和人と言

    うらしい。

    日本からきたキリトは2026年からきたと言っていて何と俺と10年も

    差があり、ここでの1ヶ月が10年なのかという仮説が浮上した。

    そしてキリトの格好について聞いてみたところ何とこれまた驚き

    彼のプレイしていたゲームのアバターらしい

    そのゲームに関してはあまり教えてくれなかった

    しかしそんなことはどうでも良かった

    羨ましい

    俺だってゲームに関してはかなりの腕前なのに

    と少し悔しかったのは秘密だ
  17. 17 : : 2016/11/12(土) 19:48:08
    キリトside

    俺は今ロズワールの屋敷にある応接室にてロズワールが来るのを待っていた

    キリト「スバル1つ聞きたい事があるんだけどいいか?」

    執事らしいスーツに着替えたスバルが

    スバル「いいぜ何でも聞いてくれ兄弟!!」

    とどこかクラインを連想させるような感じで言った

    キリト「領主のロズワールってどんな人何だ?」

    スバル「ピエロの格好をした変人だ」

  18. 18 : : 2016/11/12(土) 20:12:54
    ラム「私の前でロズワール様の無礼は許さないわよバルス」

    レム「姉様そこがスバル君の良いところです」

    と髪の色以外は瓜二つの少女2人が扉を開けて出てきた

    ラム「お客様お茶です」

    レム「お客様お菓子です」

    キリト「ありがとう。二人は双子なのか?」

    レム「そうです。」

    ラム「そうよ」

    という返答の仕方までにているので思わず笑みがこぼれたそのとき

    エミリア「スバルお客様が来たって本当?」

    とやって来たのは銀髪の耳の長い美少女それともう一人

    ロズワール「い~やぁどうもお客人」

    と入って来たのはスバルの言っていた格好そのものピエロだった

    キリト「あんたが領主か」

    ロズワール「そうだぁ~よ。あれあんまりおどろかないねぇ~え」

    キリト「スバルから特徴を聞いていたからな」

    ロズワール「スバル君言っちゃ面白くないじゃ~ないか」

    スバル「驚いてお客様の気を悪くさせるといけないだろ?ロズッち」

  19. 19 : : 2016/11/12(土) 20:20:23
    ロズワール「それをみるのが楽しみなんだぁ~よ」

    スバル「さいですか。それよりエミリアたん今日もまじE・M・T」

    エミリア「もうっお客様の前でふざけないの めっ!」

    スバル「めっ てきょうび聞かねぇな」

    ロズワール「ところでお客人どうしてここに?
  20. 20 : : 2016/11/12(土) 20:23:51
    キリト「・・・と言うわけだ」

    ロズワール「なるほどスバル君と同郷なぁ~んだね?」

    キリト「あぁそしてできたらここで傭兵として雇ってくれないか
  21. 21 : : 2016/11/14(月) 20:35:37
    ロズワール「傭兵?」

    キリト「あぁ」

    ロズワール「ところでキリト君君は今この国がどんな状況にあるのか知ってるかい?」

    キリト「イヤまったくわかりません」

    ロズワール「スバル君と同じなんだ~ね」

    そりゃそうだろういきなり異世界召喚されてその国の状況なんて気にするほど落ち着いてはいられない

    ロズワール「じゃあ傭兵として雇う条件をだそうじゃあな~いか」

    キリト「条件?」

    スバル「おいロズッチそりゃ」

    ロズワール「魔獣 ”一撃蛇”の討伐」

  22. 22 : : 2016/11/14(月) 20:45:58
    一撃蛇

    それは全長30mをも越える大蛇らしい

    一度咬まれたらout

    一度からまれてもout

    というまさしく一撃蛇という名にふさわしい魔獣であった

    しかし俺はSAO時代からデカイボスモンスターと戦ってきた

    キリト「簡単に死ぬつもりはないぜ」

    そうこんなところでやられてたらアスナたちにもうしわけない

    絶対に勝つという気持ちを持ち、夕食の席に向かった

  23. 23 : : 2016/11/14(月) 20:53:22
    スバル「ところでキリトその剣格好いいなすこし持たせてくれよ」

    キリト「結構重いぞ」スッ

    スバル「ありが・・・ど!!??」

    危うくレムが支えた

    レム「これは・・・私でも持てません」

    スバル「マジか・・見かけによらねぇな」

  24. 24 : : 2016/11/15(火) 06:36:53
    夕食を待つ事5分

    ベアトリス「まためんどくさそうな奴が増えたかしら」

    扉を開けて入って来たのはどう見ても10歳ぐらいにしか見えないゴスロリ少女であった

    スバル「おい初対面の人に何言ってんだよベア子」

    ベアトリス「初対面でロリだとか訳わかんない言葉をほざいたのはお前なのよ」

    スバル「キリト「こいつはベアトリス通称ベア子だ」

    ベアトリス「お前が勝手に言っているだけかしら!!」

    キリト「あはは・・・よろしくベアトリス」

    ベアトリス「ふん そこの奴よりは礼儀がなっているのよ」

    キリト「そりゃどうも  ん?エミリアその猫は?」

    エミリア「この子はパックこう見えてかなり強い精霊なの」

    パック「いやぁ~それほどでもないと思うよ」

    喋るのか  まあ異世界だしな

    ロズワール「さてと料理が運ばれて来たことだしそろそろ食事を開始しようじゃな~いか」

    キリト「ああそれじゃいただきます」

    料理は鴨みたいな鳥のロースト

    牛肉がたくさん入ったシチュー

    パンが2個

    サラダ

    というもので凄く旨かった

    キリト「ご馳走さま凄く旨かったよ」

    レムラム「「ありがとうございます」」

    スバル「ラムちーはじゃがいもの皮剥きしかやってなくね?」

    ラム「余計なことを言わないでバルス」

    バルスって目潰しの魔法じゃねえか

    ロズワール「さて食事も一通り済んだところでそろそろ今のこの国の状況を教えてあげようじゃ~ないか」
  25. 25 : : 2016/11/15(火) 06:56:38
    キリト「なるほどな」

    スバル「なかなか大変な状況だろ?」

    キリト「王族全てが謎の病で病死か・・・」

    ロズワール「それで今は王を決める王選の最中なんだ~よ」

    スバル「ちなみにエミリアたんが候補の一人だ」

    キリト「えっ」

    エミリア「あはは まあ一応ね」

    そこでふと

    キリト「エミリアってエルフなのか?」

    エミリア「!!」

    ロズワール「いやあ~それに関しては」

    エミリア「そうよ。正確にはハーフエルフなんだけど」

    キリト「へえ」

    ハーフエルフ・・・さっきエミリアにエルフの事について聞いたら明らかに難しい顔してたな  なんでだろ

    エミリア「キリトは私が・・・銀髪のハーフエルフだって知って何も思わないの?」

    キリト「何を?」

    エミリア「何をって・・まあいっか」

    ロズワール「そろそろ時間だ~よ。明日に備えて早めに休んだほうがい~んじゃないかい?」

    キリト「ああそうだな」

    そうだひとまず一撃蛇の討伐を考えなきゃ始まらないよな

    決意を改めて俺は扉を開けた
  26. 26 : : 2016/11/15(火) 07:02:21
    翌朝

    キリト「それじゃ行ってくる」

    スバル「気を付けてな」

    キリト「簡単に死ぬつもりはないさ」

    俺はスバル、エミリア、パック、レム、ラム、ロズワールに見送られていた

    ロズワール「討伐してきたら約束は守るから気を付けて」

    キリト「ああ行ってくる!!」

    絶対に勝つ!
  27. 27 : : 2016/11/15(火) 15:53:19
    キリト「とりあえず今持ってるアイテムの確認しなきゃな」シャラン

    エリュシデータ

    ダークリパルサー

    ポーション 10

    ハイポーション 10

    解毒ポーション10

    麻痺回復ポーション 5

    回復結晶 5

    転移結晶 5

    STRポーション 5

    AGIポーション 5

    VITポーション 5
  28. 28 : : 2016/11/15(火) 16:05:27
    キリト「おお割りとポーション類が多いな。結晶アイテムはそれなりにあるがポーションと違って作り方もまったくわからないから考えて
    使わなきゃな」

    初日にも確認したがステータスはSAO時代より少し上ぐらいでLV120

    スキルは熟練度は変わらないがスキルに心意と武装完全支配術と

    記憶完全支配術が増えていた







  29. 29 : : 2016/11/15(火) 16:20:17
    いやぁ、面白くなりそうですね!期待してます!
  30. 30 : : 2016/11/15(火) 16:22:20
    キリト「ダークリパルサーが有ったのは素直に嬉しいな。ソードスキルも普通につかえるみたいだ」

    そんなことをしながら1時間は歩いた頃

    キリト「(誰か後ろにいるな)」

    約50m後ろに索敵スキルに引っ掛かった5人の生体反応。

    恐らくロズワール達だろう

    そりゃいきなりどこぞの馬の骨かも分からん俺を信じる事など無理だろうな

    キリト「しかしどこにいるんだ一撃蛇」

    もう1時間は探しているんだから見つかってもいい気が・・・ん?

    俺の索敵スキルに1匹何か引っ掛かった  結構デカイぞ

    可能性を信じて俺は進んだ
  31. 31 : : 2016/11/15(火) 16:23:48
    >>29さん

    ありがとうございます!できるだけ頑張ります
  32. 32 : : 2016/11/15(火) 16:56:09
    スバルside

    俺は鬱蒼と生い茂る草木を暑さに何度も挫けそうになりながら歩ていた

    スバル「レム~本当に迷ってないのか??」

    レム「はい。大丈夫ですスバル君。しっかりとキリト君を視界に捉えてます」

    エミリア「スバル大丈夫?おぶってあげようか?」

    スバル「E・M・Y(エミリアたんマジ優しい)けどそんなことしたら

    俺のプライドが・・・」

    ラム「バルスにプライド?ハッそんなものエミリア様に膝枕してもらったときの醜態で完膚なきまでにバラバラじゃない」

    スバル「いつも通りのきつい物言いですね!!」

    レム「ムキになってるスバル君もかわいい」

    パック「みんなあまり騒ぐと気づかれるよ」

    そう俺とエミリアとレムとラムとパックは現在キリトを尾行中だ

    レムによると50mぐらい離れているらしいからよっぽどの事がないとみつからないおもう

    スバル「けどキリト1人でそんな危ない奴討伐出来るのかよ」

    エミリア「多分無理だと思う」

    ラム「泣いて逃げ帰ってくるわよ」

    レム「けどあんなに重い剣を普通に持てるのだから少しは戦えると思いますよ」

    パック「それに実戦経験もしっかりと積んでいるみたいだしね」

    実戦経験?

    しかしそれはゲームの話なんじゃないのか?

    スバル「なぁ・・」

    レム「キリト君が停止しました。恐らく討伐対象を見つけたのでしょう。戦闘中なら30mぐらいまでなら近づけるでしょう」

    聞く前にキリトが討伐対象を見つけたとレムが言ったのでとりあえず質問は後回しにして走った

  33. 33 : : 2016/11/15(火) 17:06:26
    キリトside

    かなりデカイな

    今俺の前に対峙しているのは一匹の大蛇

    俺からみた体高は6mといったところだが体を伸ばせば30mは下らない

    そしていかにも堅そうな鈍く光る鱗

    口から覗く牙は50cmぐらいだろう

    コブラのような外見のそいつは俺を敵とみなしたようだ

    キリト「来ないならこっちからいかせてもらうぜ」

    右手に握った愛剣エリュシデータを鞘から抜き放った

  34. 34 : : 2016/11/15(火) 17:17:17
    キシャアアアアアアアアッ!!

    といういかにも蛇らしい声でこちらに襲いかかる一撃蛇

    そいつを右のサイドステップで回避する

    キリト「セイッッ!!」

    エリュシデータを握った右手が雷光のように一撃蛇に吸い込まれていく

    ザシュッッ!!という音しながら鱗と肉を削ぐ

    まだまだこんなもんじゃない

    あの世界で多様した4連続ソードスキル<バーチカル・スクエア>
  35. 35 : : 2016/11/16(水) 05:37:54
    すみません訂正

    ホリゾンタル・スクエアでお願いします
  36. 36 : : 2016/11/16(水) 06:02:17
    キリト「はあっ!!」

    水色のライトエフェクトをまとった刃が鱗の薄い体の前をえぐり、

    緑色の体液が飛び散る

    シャアアッ!!という蛇の悲鳴

    しかし俺の剣はそこで止まらない

    左から右へ跳ね返った剣が再度蛇を切り裂き、俺はそのままぐるッと体を1回転する

    そして3撃目がいっそう深く肉を抉る

    キシャア・・アア・・・アアア

    もう瀕死状態であろう蛇に向かって右に振り切られた剣が

    バネに弾かれるような勢いで左上へと跳ね上がり、敵を両断し、

    俺の周囲に正方形に描かれた水色の光のラインがぱっと眩く拡散する
  37. 37 : : 2016/11/16(水) 06:57:01
    キリト「ふぅ」

    剣を左右に切り払い、鞘に納めた

    まだ後ろに誰かいるがどうしようか

    少し悩んでから声をかけることにした

    キリト「そこにいる人出てきてくれないか」

    サザッという草の音を鳴らしながら現れたのはやはりスバル達だった

    キリト「見てたなら援護してくれても良かったのに」

    スバル「いや戦闘が10秒経たずに終わったからな」

    エミリア「キリトって強いんだねおったまげちやった」

    スバル「おったまげたって今日日聞かねぇな」

    しかしホリゾンタル・スクエア一回だけで死ぬとは思わなかった

    キリト「この死体どうするんだ?」

    スバル「ロズワールに報告すれば勝手にやってくれると思う」

    キリト「そっか。そういやこういうmobってここら辺はひんぱんにでるのか?」

    スバル「魔獣のことか?どうなんだレム」

    レム「ここよりもう少し先に進んでいくと群生地帯です」

    キリト「じゃあ俺魔獣狩ってきてもいいか?」

    ラム「いいえとりあえずロズワール様への報告がさきよキリト」

    キリト「OK」

    パック「君はどこで実戦をつんだの?」

    キリト「・・・言わなきゃダメか?」

    パック「まあ僕心が読めるから別にいいけど」

    マジかよ  あんまりやましいこと考えないようにしなきゃな

    パック「男の子なんだから我慢しなくてもいいよ」

    キリト「いや別にそういうことじゃ」

    てか本当に読めるのかよ

    パック「今のは別に普通に誰でもわかるとおもうよ」

    キリト「さいですか」

    レム「そろそろここを出ないと昼食に遅れるのではやく行きましょう」

    スバル「そうだなよし帰ろう!!」
  38. 38 : : 2016/11/16(水) 08:38:40
    スバル「~~~と言うわけだロズッち」

    ロズワール「ふむふむレム、ラム スバル君の言うことに間違いは?」

    レム「何一つありません」

    ラム「間違いありません」

    ロズワール「い~や~まさか本当に討伐するはね~え」

    キリト「正直動き足りないんだけど」

    ロズワール「元気があるのはいいことだとおもうよ」

    スバル「ロズッちちゃんと約束はまもるよな?」

    ロズワール「もちろんだとも男に二言はないからね~え」

    キリト「よかったよ”これで貴様は要済だ”とか言って殺されるかと思った」

    ロズワール「いやぁそんな事するわけないじゃあ~ないか」

    キリト「まあ雇ってくれるのは嬉しいよ」

    ロズワール「給料は働き次第だけど他に要望はあるかな?」

    キリト「寝るところはここでいいしあとは・・・」

    少し考えて

    キリト「決まった。1日に何時間か魔獣狩りをしてもいいか?」

    ロズワール「い~んじゃな~いかな?」

    キリト「ありがとう。もう要望は無いから次に行っていいよ」
  39. 39 : : 2016/11/16(水) 08:51:07
    ロズワール「う~んじゃあ改めて自己紹介を。ロズワール・L・メイザースだよ」

    エミリア「エミリアです。えーとよろしく」

    パック「エミリアの親代わりの大精霊パックだよ」

    ラム「ロズワール様のメイドのラムよ」

    レム「ロズワール様のメイドのレムです」

    スバル「俺の名前はナツキ・スバル!!エミリアたんはわたさんぜよ!!」

    キリト「別に貰おうとしてないけどな。俺の名前はキリトえーと
    剣士かなこれからよろしく」

    こうしてキリトの新たな異世界生活が幕を開けた。
  40. 40 : : 2016/11/16(水) 16:17:55
    キリト「はああああっっ!!!」

    7連撃ソードスキル<デッドリー・シンズ>

    ソードスキルがどれくらい発動出来るかテスト中なのだが結果は

    全てのソードスキルが発動出来る

    思っていたよりも自分がチートだったことを自覚しながら剣を鞘に納めた

    あれから2週間俺は魔獣狩りでレベルが126まで上がってなかなか順調な異世界生活を続けている

    もう少しで王戦が始まるので王都に呼び出しされるらしいが

    そこまで俺は気を詰めていなかった

    アスナ・・・

    アンダーワールドに飛ばされて2年

    そしてこの異世界にきて2週間

    主観ではもうそんなにアスナ達には会っていない

    ここから早くかえらなきゃな

    エミリアの王戦も視野には入れているがやはり俺はそっちのほうに

    意識の大半を持ってかれていた

    キリト「まあとりあえず王戦だよな。気を引き締めよう」

    ふと門を見ると一台の竜車が近づいてきた
  41. 41 : : 2016/11/17(木) 16:58:36
    その竜車がロズワール邸に停止した

    出てきたのは白い髪をオールバックにして、黒のスーツを着た老紳士

    そしてネコミミの少女だった

    キリト「あの~何か用事ですか?」

    ネコミミ「うんクルシュ様の使者でね。君は?」

    キリト「キリトだ。ロズワールに傭兵として雇われている」

    ネコミミ「ふ~んてことは王選のことも・・・」

    キリト「ああ。ある程度聞かされている」

    ネコミミ「そっか。でもあの人が王に当選するのは難しいんじゃない?」

    キリト「・・・銀髪のハーフエルフだからか?」

    俺はこの2週間でエミリアの王選についてある程度ロズワールから

    話を聞いていた。

    まだ俺の事を完全には信用していないだろうけどな

    ・・・そしてロズワールはスバルの事もおそらく完全には信用してい
    ない気がする

    ネコミミ「そう。嫉妬の魔女と同じ」

    キリト「まあこちとら多分嫉妬の魔女より怖い奴と戦った事もあるしね」

    俺は銀髪の半神人アドミニストレータを脳裏に浮かべた

    ネコミミ「それはすごいね~(棒)」

    キリト「あんた信じてないだろ」

    まあいいか  それよりも・・・

    キリト「そろそろ君の名前を教えて貰えるか?」

    フェリス「フェリックス・アーガイル。フェリスでいいよ」

    キリト「フェリスかよろしく」

    フェリス「てかキリトきゅん私の事どう思う?」

    キリト「どうって、なかなかキャラが濃いと思う。」

    フェリス「そこはかわいいとか言っておくとこじゃにゃい?」

    キリト「・・・かわいい」

    フェリス「ふふんありがと♪」
  42. 42 : : 2016/11/18(金) 06:58:21
    キリト「それでそちらの方は・・・」

    ヴィルヘルム「ヴィルヘルムと申します。今はカルステン家に仕えています」

    キリト「よ、よろしく」

    少し圧倒されてしまった

    しかしヴィルヘルムさんからにじみ出る戦いの心意は凄まじいものだ

    おそらく相当強いだろう

    しかし次の瞬間

    キリト「っ!?」

    ヴィルヘルムの放った裏拳を数センチの差で回避する。

    俺は鞘から剣を抜いた

    キリト「・・・あんたいきなり何してんだ」

    ヴィルヘルム「今の一撃を回避したのは大したものです」

    キリト「質問に答えろよ」

    ヴィルヘルム「老人の戯れです。お気にならさず」

    と言って竜車に戻っていった

    キリト「はぁ  俺はもう行くよ」

    フェリス「バイバ~イ」

    俺は嘆息しつつ屋敷に戻った
  43. 43 : : 2016/11/18(金) 07:03:38
    フェリス「どうしたの?ヴィル爺が初対面の人にあんにゃことするにゃんて」

    ヴィルヘルム「・・・剣気。私や、もしや剣聖よりも強い剣気をかんじました。」

    フェリス「あの子から?」

    ヴィルヘルム「面白い事になりそうですな」
  44. 44 : : 2016/11/18(金) 16:22:29
    少しして

    レム「お帰りなさいエミリア様」

    エミリア「ただいま。お屋敷を出ててごめんなさい。・・・来客があるみたいね?」

    レム「王都から使者の方がお見えになっています。ロズワール様が応対なさっていますが、ご同席していただいてよろしいですか?
    後キリト君も」

    キリト「えっ俺?」

    毎週月曜日の習慣となっているラジオ体操を終えて帰って来た

    エミリアとスバルを出迎えたレムからそんな事を言われてしまった

    レム「使者の方がもう一度会いたいと申していまして」

    キリト「フェリスがか?」

    レム「はい」

    キリト「何だろうな」

    スバル「うし。さすがに事が事だけにドキドキすんな。馬鹿やらねぇようにしねぇとな」

    キリト「スバルは気をつけててても相手に失礼だけどね」

    スバル「おっとキリト。先輩にむかってそんな口きくとはふてぇ野郎だな。」

    キリト「スバルのラムへの態度を今一度よく振り返ってみてからそういう事言ってくれ」

    しかし意気込みは十分そうだ

    エミリア「えっと・・・・スバルには悪いんだけど、ここからは
    大事なお話の場だから」

    スバル「え?」

    レム「応接間には姉様が同席しています。他の使用人が出る幕は有りません。わかりますね?」

    普段はスバルに対して心を開き、恐らくスバルに好意を寄せている

    レムがここまで言うのだからよっぽど大事な話し合いの場なのだろう

    スバル「マジかよ・・・」

    エミリア「スバルごめんね。レム案内して」

    レム「はい。スバル君は部屋で待っていてください。」

    キリト「俺もついていけばいいのか?」

    レム「はい。では案内します。」

    後ろ髪を引っ張られるような思いで俺は階段を登った
  45. 45 : : 2016/11/19(土) 15:33:33
    会談が終わって

    キリト「これ俺必要だったのか?」

    エミリア「しょうがないじゃないフェリスさんが会いたいって言うんだから」

    キリト「話の内容からスバルも付いてきた方が良かったんじゃ?」

    話の内容的にはスバルは俺がこの屋敷にくる前に魔獣にボロクソにやられたらしい

    その際にスバルが魔法をほぼ魔力切れの状態で使ったためにゲートと

    呼ばれる魔法の通り道の調子が悪くなったらしい

    エミリア「だってスバルにそんな事言ったらまた無茶するもの」

    キリト「そのスバルもエミリアも互いの思う気持ちは一緒なんだよ」

    エミリア「うん・・・」

    キリト「王都に連れてってやれよ」

    エミリア「・・・分かった。けど治療目的よ!王選には関係ないんだから」

    キリト「それでいいと思うぜ」
  46. 46 : : 2016/11/20(日) 08:31:51
    スバル「王都に行くんだろ?俺付いていくから!」

    キリト「ほらエミリア」

    エミリア「王都行きには私も賛成。けど目的はあくまでも治療よ」

    スバル「治療?言っちゃなんだが傷痕は残ったけど基本的に完治してるんだけど?」

    エミリアとスバルが話している最中

    ラム「この茶葉の香り・・・まさかラム秘蔵の・・・いやそれは・・
    でもバルスならやりかねない・・・」

    とラムが震えていた

    キリト「どうしたんだラム?」

    ラム「キリト。先輩命令よバルスの首を跳ねなさい」

    キリト「ナンデヤ!?」

    とかつてアインクラッドで聞いたフレーズを口にした

    ラム「またよ・・・あんな事がありながらまた・・・」ぶつぶつ

    キリト「おい・・・大丈夫か?」

    レム「大丈夫です。それより姉様をあんなにも震えさせる事ができる
    スバル君は素敵です。」

    キリト「レムの中の素敵の基準どうなってんだ?」

    エミリア「だから連れていけないって言ってるの」

    スバル「けど俺はエミリアをできるだけ近くで支えたいんだ。だから治療だけじゃなくて王選にも少しだけでもいいから」

    エミリア「だってスバル無茶するじゃない」

    スバル「じゃあ~キリト!キリトに守って貰うから」

    キリト「え?」

    レム「それはいい考えだと思いますよ。なんせキリト君は本気を出せばここにいる誰よりも強いんですから」

    キリト「そんな事はないと思うぞ。実力ならロズワールのほうが上のはずだ」

    このピエロ姿の領主ロズワールは王国一の魔法使いらしい

    ロズワール「ちなみにあの一撃蛇を討伐したときどれくらいの力を

    出していたのか聞いてもい~いかな?」

    キリト「ぶっちゃけ1割ぐらい」

    これは別に盛ってる訳じゃなく事実である

    レム「あれで1割・・・」

    ロズワール「決定だ~ね。キリト君はスバル君とできるだけ行動をともにすること。」

    スバル「よ~しキリト。どこまででもついてくぜ!」

    キリト「まあいいか」

    ロズワール「出発は2日後だ~ね。各自準備を怠らないようにね~え」





  47. 47 : : 2016/11/20(日) 18:53:43
    スバル「キリト1つ聞いてもいいか?」

    キリト「ん?どうした?」

    スバル「前から思ってたんだけどいくらゲームのステータスを引き継いで召喚されたからと言って強すぎないか?」

    キリト「どういう事?」

    スバル「ゲームって基本手しか動かさないだろ?それにしては戦い方が上手いと思ってな」

    キリト「うっ」

    スバル「いや言いたくないならいいんだけど」

    キリト「いやもうこの際言っておくよ俺は・・・・」

    説明中

    スバル「なるほど・・・じゃあキリトはそのソードアートオンライン

    って言うゲームで本物命がかかったデスゲームをしてたのか」

    キリト「ああ。HPが0になったら現実の自分も死ぬ」

    スバル「でそのVRMMORPGっていうのは?」

    キリト「ほぼそのままだよ。VRゲームだから自分の体を動かして戦う。後はオンラインゲームとあまり変わらない」
  48. 48 : : 2016/11/22(火) 22:57:05
     無理しない程度に頑張ってください、期待してますよ!
  49. 49 : : 2016/11/23(水) 19:02:17
    >>48さん

    ありがとうございます!頑張ります。
  50. 50 : : 2016/11/23(水) 19:07:44
    スバル「2年間も寝たきりとか体の負担半端ねえだろ絶対」

    キリト「まあ数ヶ月はリハビリしてたかな」

    スバル「そういや俺キリトにどんな状況でこの世界に来たか聞いてなかったな」

    キリト「そうだっけ?」

    スバル「教えてもらってもいいか?」

  51. 51 : : 2016/11/23(水) 19:08:31
    今更だけどアリシゼーション編のネタバレ注意です
  52. 52 : : 2016/11/23(水) 19:18:01
    キリト「~~~と言うわけだ」

    スバル「魂に接続出来る機械とかラノベでしか聞いたことねえな」

    苦笑しながらスバルは言った

    スバル「でそのアンダーワールドっていうVRワールドに目が覚めたら居て・・・」

    キリト「ああそこには2年間いたな」

    スバル「キリトの人生VRばっかだな。いや、高校生活をほぼ家で引きこもってた俺に言えた事じゃないけど」

    キリト「でとりあえずアンダーワールドから抜け出すためにユージオっていうやつと協力して
  53. 53 : : 2016/11/24(木) 16:36:36
    >>52の最後すみません
  54. 54 : : 2016/11/25(金) 15:43:07
    キリト「そんなこんなでその世界の支配者的な存在と戦って・・・」

    その時に戦死したユージオ、カーディナル、シャーロットの顔が浮かんできて、思わず涙がこぼれそうになるが、なんとか抑えた

    スバル「なかなかハードな人生だな」

    キリト「けど、どんな経緯でこの世界に来たのかは俺もわからないんだ」

    スバル「そっか・・・」

    キリト「でもアンダーワールドにログインする機械のSTL(ソウルトランスレータ)は量子コンピューターが組み込まれてて異世界に行くこともあるとか昔、比嘉さんって言う人が言ってたな」

    スバル「へえじゃあキリトがこの世界に来たのはそれかもな」

    キリト「スバルはコンビニの帰りにだっけ?」

    スバル「ああ」

    キリト「俺はこのSAOのアバターという特典付きで召喚されたけど
    スバルは何もないのか?」

    スバル「えーとあるにはあるんだけど・・・」

    キリト「あ・・・言いたくないなら別にいいよ」

    スバル「いや、キリトには言っておくよ。いいか・・・俺は
    死に・・・・」

    キリト「・・・どうしたんだ?」

    スバルが一瞬顔をしかめて口を閉じた

    スバル「ヤッパムリカ・・・」

    キリト「やっぱりいいよ今度で」

    スバル「ああ・・・そうして貰えると助かるよ」
  55. 55 : : 2016/12/01(木) 21:13:39
    期待!
  56. 56 : : 2016/12/08(木) 19:42:54
    続き楽しみにしてます!
  57. 57 : : 2016/12/12(月) 22:59:43
    期待です
  58. 58 : : 2016/12/13(火) 22:07:05
    とてもおもしろいです!
    続きを楽しみに待っています ( òωó)
  59. 59 : : 2017/01/07(土) 09:12:02
    お久しぶりでございます色々あって遅れてしまいました。

    コメントをくれた皆様に深く感謝しております
  60. 60 : : 2017/01/07(土) 09:44:42
    スバルside

    スバル「(同じ日本出身同士だからもしかしたら・・・と思ったけど)」

    と思いつつ俺は自分の心臓あたりに触れてみる

    俺、ナツキ・スバルはキリトと同じ日本出身の高校生だ。

    いや不登校児と言ったほうが正しい。

    ある日コンビニから帰る途中で何故か異世界召喚された俺はエミリアに拾われて約1カ月。主観的に言えば2カ月が経過した。

    その期間に俺は7回も命を落としている。

    では何故俺は生きているのか。

    それがさっきキリトには言えなかった俺が貰った特典。いや、呪いとも言えるけど。そしてその能力とは

                ”死に戻り”

    俺は引きこもりの高校生だったため体力はもちろんない。

    力だけは引きこもり生活のなかで無意味に鍛えていたので握力70kgオーバーだが。

    しかしここは剣あり魔法ありの異世界。

    エミリア、パック、レム、ラム、ロズワール、ベアトリス、キリト、俺。このなかでは俺が一番弱い自信がある。

    しかし俺には他の人には無い能力があるそれがさっきの”死に戻り”

    内容は簡単。死んだら時間が戻り、生き返る。

    ゲームのセーブとロードと言った方が分かりやすいだろう。

    しかしオートセーブなのでセーブポイントはだんだん移り変わっていく。
  61. 61 : : 2017/01/07(土) 10:12:44
    そんな一見チート能力に見える死に戻りだが死に戻りの事を他の人に伝えようとすると心臓を謎の手に握られる。

    その時に、レムいわく”魔女の残り香”というものが発生する。

    その臭いは魔獣を引き寄せるため自分がおとりになるときに使える

    そして痛みを我慢出来ずに口を閉じてしまう。

    まだやった事は無いが痛みに耐えて無理やり秘密を言ったら・・・

    スバル「恐らく死んで戻される。痛みに耐えても意味が無い」

    不便だがこれが無かったら今頃本当にお陀仏だ

    スバル「は~あ辛い。」

    レム「王都に行ける事が決まったのにどうしたんですか?スバル君」

    スバル「あ~それはすげぇ嬉しいけどちょっとな」

    今は午後の仕事の休憩中だ

    スバル「そういやキリトは?」

    レム「外で剣を振ってるみたいですよ」

    スバル「またか・・・」

    ラム「少しはバルスも見習いなさい」

    スバル「俺は頭脳担当だもんね!!」

    ラムは「ハッ」と鼻で笑い

    ラム「その頭で頭脳担当だなんてよく言えたものね。死になさい」

    スバル「そんなことで!?」

  62. 62 : : 2017/01/08(日) 07:17:58
    レム「でもキリト君は剣の腕と身体能力は相当なものですよ。レムでも全くかなわないです。」

    スバル「レムにこんだけ言わせるってことはやっぱすげぇんだな」

    ラム「魔法の適性は無いようだけど・・・あの光る剣技はどういう仕組みなのかが解らないわ」

    という話をしていると

    エミリア「あ、皆いたのね」

    スバル「エミリアたん。勉強は終わった?」

    と言いながら俺はお茶を入れる

    エミリア「ありがとう。スバル達もお疲れ様」

    スバル「あ~この言葉で今日も1日頑張れるよ」
  63. 63 : : 2017/01/08(日) 10:55:51
    そう。俺ナツキスバルはエミリアの事が好きだ

    しかしエミリアは俺がアピールしてもラノベの鈍感キャラ並みに気づいてくれないのでほぼ空振りに終わっている

    エミリア「皆でなんの話をしていたの?」

    スバル「キリトの話しだよ。あの光る剣技は何だろうなっていう」

    エミリア「確かにあれはすごーく不思議よね。マナの変動を感じないし」

    スバル「だろ?キリトが帰って来たら聞いてみようかな」

    キリト「呼んだか?」

    スバル「ひょえい!!?」

    キリト「どんな悲鳴だよ」

    と苦笑しながらキリトが俺の後ろに立っていた

    スバル「お前いつから居たんだよ」

    キリト「ついさっき」

    レム「驚きました。レムも全く気付けなかったです」

    キリト「いつもモンスター・・・いや魔獣の背後から攻撃するときに使ってるからな」

    ラム「あれだけの隠密だと覗かれても気付けないわね」

    とラムがそんな事を・・・

    スバル「うーわマジで?キリトが女性の風呂覗いてるってよ」

    キリト「へ?」

    とキリトが間抜けな声を出した

    俺の思惑に気付いたレムとラムは

    レム「姉様姉様、聞きました?キリト君てばとんだ変態さんのようですよ」

    ラム「レムレム、キリトってばとんだ変態野郎ね死になさい」

    キリト「いや・・・ちょ待って」

    エミリア「そうなの?えーと男の子何だからそういうのも分からなくもないけど、そういうことはあまりしないほうが・・・」

    キリト「ちょっと待て!!なんで覗いたことになってんだよ!?
    っいうかエミリアが本当だと思っているから止めてくれ!」

    エミリア「え?違うの?」

    キリト「当たり前だ」

    エミリア「そっか良かった」

    こういう素直なところも可愛い

    スバル「E・M・T(エミリアたん・マジ・天使)」

    キリト「おいスバル止めろよ。一人素直な人が居るから本当だと思われる」

    スバル「お前にエミリアたんの裸は見せないぜ」

    キリト「だからやめて!?それにこういうのスバルの担当だし」

    スバル「俺もそんな担当なった覚えねぇよ!?」

    と言った時

    レム「レムはスバル君となら///・・その・・//」

    と誰にも聞こえない音量で顔を真っ赤にしてレムが言ったのは別の話だ


    と赤い
  64. 64 : : 2017/01/08(日) 10:56:45
    最後すみません
  65. 65 : : 2017/01/09(月) 07:05:41
    スバル「そういやキリト」

    キリト「ん?」

    スバル「キリトの光る剣技って何なの?」

    キリト「ソードスキルっていう俺がプレイしてたゲームの必殺技的なものなんだ。」

    スバル「ああそういうことか」

    俺はキリトに自分からそのデスゲームについての話を聞くのは避けている
  66. 66 : : 2017/01/10(火) 15:41:10
    理由は特にないが何となくずけずけと聞いてはいけないようなきがするからだ

    スバル「そういや今日終わるの速くね?まだ飯まで3時間近くあるぞ」

    キリト「ああロズワールに呼ばれててね」

    ラム「ロズワール様に?ならこんなとこで油を売っている暇はないわ。さっさと行きなさい」

    ラムはロズワール関係になると厳しい

    キリト「そうだなそろそろいい時間だし」

    と言いながら椅子からたちあがった

    ラム「くれぐれもそそうの無いy」

    キリト「分かった分かった」

    と言い、部屋から退室した

    エミリア「本当にラムはロズワールにぞっこんね」

    スバル「そーだね。俺はもちろんエミリアたんが・・・」

    エミリア「はいはい」

    という感じでわりと本気で言ったのに流されてしまう

    スバル「そういやロズワールがキリトになんの用だろうな」

    レム「それは後でキリト君に聞くとしましょう。そろそろ仕事も開始しないと」

    スバル「もうそんな時間か。よし頑張ろうぜ先輩!!」

    と言いながら扉を開けた

  67. 67 : : 2017/01/14(土) 13:51:20
    とても面白いです!
    期待してます!(`・ω・´)
  68. 68 : : 2017/01/21(土) 09:01:03
    続き頼む
  69. 69 : : 2017/01/21(土) 09:54:21
    あの〜…
    自分もこれと似たような物を
    作ってもよろしいでしょうか…?
  70. 70 : : 2017/01/23(月) 07:06:59
    すみません更新が遅れてしまいました。

    >>67>>68さんありがとうございます!そういったコメントは非常に
    嬉しいです!

    >>69さん僕もこういったssが増えるのは嬉しいので是非ともお願いします!
  71. 71 : : 2017/01/23(月) 07:10:34
    これからも更新が出来ない期間があると思いますが、春ぐらいには

    改善すると思いますので何とぞよろしくお願いいたします。

    今日の夕方に投稿します。
  72. 72 : : 2017/01/23(月) 16:49:09
    キリトside

    ベアトリス「・・・何の用かしら」

    キリト「いや偶然ここに入って来ただけだからすぐに出てくよ」

    スバル達と話した後俺はトイレに行こうとしていたがトイレの扉と

    ベアトリスの禁書庫が繋がっていて、こうしてベアトリスを不機嫌に

    させてしまった

    キリト「一日中ここにいて体壊したりしないのか?」

    ベアトリスは飯以外では滅多に顔を見せない。前にスバルと村の子供達と一緒に鬼ごっこをしていた(無理やりスバルに参加させられた)

    のだがそれ以来ベアトリスに会っていない

    いや会えないと言った方がいいだろう

    ベアトリスはこの禁書庫を守る番人らしく、”扉渡り”という

    魔法を使って禁書庫の場所をくらませている

    唯一スバルだけが勘でベアトリスの場所を探し当てれるのだが・・・

    ベアトリス「余計なお世話かしら」

    とすげなく一蹴されてしまう。

    キリト「そりゃ悪かったな。・・・そろそろロズワールのとこに行かなきゃいけないから行くわ」

    と立ち去ろうとした瞬間

    ベアトリス「待つのよ」

    と声がかけられた

    キリト「どうした?」

    ベアトリス「お前の使える魔法の属性は?」

    キリト「魔法の適性は無いってパックに言われたけど」

    ベアトリス「・・・そう。もう用は無いのよ」

    キリト「そうか、じゃあ俺もう行くわ」

    少々引っ掛かるところもあったが俺は扉を開け、廊下に出た
  73. 73 : : 2017/01/23(月) 16:55:09
    ベアトリスside

    ベアトリス「あんな魔力で本当に・・・?」

    あの少年、キリトは恐ろしく強大なマナを持っていた

    ベアトリスに迫ろうかというほどのマナを所持していながら魔法の適性が無いなんてあり得ない

    ベアトリス「アイツは一体・・・?」

    という呟きがベアトリスの口からもれた
  74. 74 : : 2017/01/23(月) 17:11:27
    キリトside

    ロズワールの要件はたいしたことではなく、王選においての俺の

    役職の話だった

    ロズワール曰く俺はエミリアの騎士(仮)らしい

    キリト「騎士ってなにするんだろう」

    俺の中での騎士のイメージが正しければエミリアの護衛だったりするのだろうか

    キリト「でも姫様を守る騎士とか俺の柄じゃないよな・・・」

    とそんな事を言っていると

    スバル「キリト!そろそろ飯出来っからきてくれ」

    とスバルが来た

    キリト「いよいよ明日王都だな」

    スバル「ああなんかミスとか無いようにしないと」

    キリト「あ~明日の準備とかしないとな」

    スバル「あっ俺もだ」

    他愛のない話の中でも俺は結構緊張していた

    今度こそ皆を守りたい

    そんな事を考えながら残りの時間を過ごした
  75. 75 : : 2017/01/23(月) 17:12:05
    いよいよ次は王都に向かわせます
  76. 76 : : 2017/01/24(火) 16:47:47
    翌日

    スバル「すげー!でけー!顔コエー!」

    とスバルが地竜をみて興奮している最中俺やレム、エミリア達は王都

    へ向かう準備をしていた

    レム「はしゃぐスバル君も可愛い。エミリア様もそうおもいますよね?」

    エミリア「そうねー。でも子供っぽいだけのような気がしなくもないけど」

    キリト「準備こんなもんでいいか?」

    レム「えーと・・・はい大丈夫です」

    キリト「よしそろそろ出発か?」

    レム「あと20分ほどです。」

    エミリア「そういえばキリトは持っていく剣は一本でいいの?あの青い剣は?」

    俺が今背中に帯びている剣は”エリュシデータ”(ロズワールがかなりの業物と言っていた)

    エミリアが言っているのは”ダークリパルサー”の事だろう

    キリト「いやあるよ」

    と言って俺はメニューウインドウを開いてダークリパルサーをオブジェクト化した
  77. 77 : : 2017/01/25(水) 16:36:10
    エミリア「見慣れない魔法ね。」

    レム「物を出し入れする魔法ですか?そんなことができる人など聞いたことありませんけど・・・」

    キリト「あー魔法とはちょっと違うんだ」

    メニューウインドウの事を聞かれて少し動揺しつつ答える

    エミリア「ああなんだ”加護”だったのね」

    とエミリアが納得したような様子で言った

    ・・・・加護って何?

    と思ったが、

    キリト「あ、ああそんな感じかな」

    と答えておいた

    俺はアンダーワールドに居たときもそうだったが、そこの世界にいる人間に異世界からきたとかいう事を言わなかった

    理由は相手に警戒されやすいから

    異世界から来たなどと言えば怪しまれる可能性が高い

    なので出来るだけこの世界のルールに乗っかっていかなければならない

    もう一度ダークリパルサーをしまうとちょうどロズワールとラムが外に出てきた
  78. 78 : : 2017/01/25(水) 16:45:51
    ロズワール「全員揃っているみたいだ~ね」

    スバル「いつでも行けるぜ!」

    キリト「ラムは来ないんだよな?」

    今回王都に行くのは俺、スバル、エミリア、レム、ロズワールだ

    スバル「あれ?ベア子の奴見送りに来ねえな」

    エミリア「本当にスバルはベアトリスの事が好きね」

    スバル「いじりがいがあるからね」

    キリト「いつも吹き飛ばされてるけどな」

    そんな話をしていると

    ロズワール「そろそろ出発の時間だ~よ」

    と竜車の窓からロズワールが言った

  79. 79 : : 2017/01/26(木) 06:40:58
    エミリア「いよいよね」

    キリト「ああ」

    スバル「何か緊張すんな」

    レム「大丈夫ですよスバル君。レムが側に居ますから」

    みんながそれぞれの思いを胸に、王都に向かう。

    キリト「ん?」

    ふと屋敷の方を振り返ると窓からベアトリスがこちらを見ていた

    キリト「(素直じゃないな全く)」

    と微笑しながらそんな感想が脳に浮かんだ

    ベアトリスに手を振り、俺は竜車に乗った
  80. 80 : : 2017/01/26(木) 06:57:12
    現在は地竜に乗車中だ

    おそらく時速100km以上出ている思うが、操縦席が剥き出しなので、

    地竜の手綱を握っているレムにかなりの風が吹きつけているはずだが・・・

    スバル「レムー結構なスピード出してるけどそんなとこにずっといると
    風がヤバくないか?」

    と俺の疑問をスバルが先に聞いた
  81. 81 : : 2017/01/26(木) 21:28:06
    何これ……このスレ……















    神作すぎだぜ!
  82. 82 : : 2017/01/27(金) 18:18:32
    >>81さん

    コメントありがとうございます!

    神作は言いすぎですよ~(照)
  83. 83 : : 2017/01/28(土) 19:36:30
    あなた、神デスね~(ぺてるぎうす)
  84. 84 : : 2017/01/29(日) 06:44:02
    >>83さんコメントありがとうございます!

    ありがとうございますデス寵愛の信徒よw
  85. 85 : : 2017/01/29(日) 07:00:54
    ロズワール「地竜は生まれつき”風避けの加護”という加護を持っているんだ~よ」

    そういえばさっきエミリアもそんなことを言っていたな

    ロズワール「風避けの加護は地竜に本来かかる風圧を無視出来る。そして地竜に繋がっている操縦席や私達が今いる座席にも同じ効果があると言うわけだ~よ」

    キリト「だからあまり風を感じないのか」

    と納得したところで眠気に襲われる

    キリト「(昨日あまり寝てないし)」

    俺はゆっくり瞼をとじた。
  86. 86 : : 2017/01/29(日) 07:23:21
    スバル「おい!!キリトおきろ!」

    という声に起こされる。

    キリト「ふぁー。もう着いたのか?」

    欠伸しながらそう言うと

    スバル「違う!前!前!」

    と言うので上半身を起こして操縦席のほうを見ると

    一匹のモンスター。いや魔獣が俺達の50m先に立ちふさがっていた

    まだ地竜は走行中で周りは森が広がっている

    俺は素早く抜剣し、右手にエリュシデータを握ったしかし

    レム「待ってください!!このまま地面に降りればキリト君”も”ぶっ飛びますよ」

    途中で誰か同じ感じでぶっ飛んだのか

    キリト「(だがどうする?)」

    地面に降りずにあいつをどかす方法・・・

    キリト「!!」

    ある。成功するかは分からないが・・・いや信じなければあれは成功しない。

    魔獣はかなり大きめで距離は後30mと言ったところか。

    俺は操縦席まで移動すると、鋭い剣をイメージするそしてそれをあの魔獣に・・・

    そして不可視の斬撃が魔獣を両断し、吹き飛ばした
  87. 87 : : 2017/01/29(日) 18:05:20
    続きめっちゃ気になる
  88. 88 : : 2017/01/29(日) 23:30:30
    >>87さんコメントありがとうございます!

    そう言って頂き、光栄です!
  89. 89 : : 2017/01/29(日) 23:38:33
    この場を借りて少し。

    このssは基本的にキリト視点で書きたいなと思っております。

    なのでスバル視点は少ししかないですが、多くしてほしい等の要望が

    もしあれば投稿してくれると嬉しいです!

    まだ未熟で他の人達には敵いませんが、頑張っていきますので

    よろしくお願いいたします。

    投稿は明日の朝ぐらいにします。
  90. 90 : : 2017/01/30(月) 06:46:59
                 ”心意の太刀”

    それは上位の聖合騎士だけが使える意思の刃

    心意という強くイメージしたものを具現化する力の応用だ

    この世界に来てすぐ俺はメニューウインドウのステータス画面をみた。

    そこにあったのはソードスキルを始め、SAOで培ったステータス。

    それに加えてアンダーワールドでの心意と、心意の太刀、

    武装完全支配術、記憶完全支配術があった

    この世界の騎士が心意を使えるかは分からないがかなり強力な武器となるだろう

    スバル「え!?」

    とスバルが少し遅れて驚いたような声を出す

    レム「いまのとてつもない剣気はキリト君が・・・?」

    キリト「ああ、剣気そのものを意思で飛ばしたみたいな感じかな」

    ロズワール「今の剣気はあの剣聖並みの強さだったね~え」

    スバル「ラインハルト並み?」

    剣聖とかラインハルトっていうのがよく分からないが、とりあえず剣を鞘に納めた

    エミリア「あっ見えてきた!」

    前方にうっすら王都っぽい街が見えてくる

    各々がそれぞれの信念を抱き、王都へ向かった
  91. 91 : : 2017/01/30(月) 07:06:05
    キリト「すげえ人だな」

    王都に着いてからロズワールの別荘に要らない荷物を置いて、エミリア

    とスバルはスバルがお世話になったという果物屋に行っている

    ロズワールとレムは王選の準備、そして俺は王都をなんの目的もなく歩いていた

    王選前だからか凄い人が多い

    地竜の往来も多く、王都っていう感じがする

    キリト「さて何をしようかな」

    と歩いていると、騎士の制服を着た紫色の髪のイケメンが

    隣の同じく紫色の髪の美少女と何やら話していた

    くそう爆発しやがれ

    と俺にはアスナという大事な恋人がいる事を棚に上げてそう言った

    その美男美女とすれ違いったとき

    ???「きゃっ!?」

    と紫色の髪の美少女のがま口のカバンが薄汚れた男に盗られた

    刹那俺は地面蹴り、20mの距離を一瞬で埋めて、そのまま相手の

    襟を掴んで地面に叩き付けた
  92. 92 : : 2017/01/30(月) 16:12:10
    男「ぐあっ!」ゴシャ!

    俺は上に上がったがま口のカバンを素早くキャッチして紫色の髪の美少女に

    キリト「大丈夫ですか?」

    とカバンを渡した

    美少女「これはおおきに。助かったわ~」

    キリト「(関西弁!?)」

    と俺は久し振りに関西弁を聞いて驚いた。

    美少女「どうしたん?」

    キリト「め、珍しい話し方だなーと」

    美少女「そう?これはカララギでは普通なんよ」

    キリト「へ、へえ」

    カララギというのは地名なのかなーと思っていると

    美少女「そういう君は全身真っ黒やね」

    キリト「あんたも真っ白だな」

    美少女「そやね」

    というような話をしていると

    イケメン「とりあえず礼を。この方の荷物を取り返してくれてありがとう」

    とイケメンが腰を折った

    キリト「いいよそんなの・・・それにあんたならあの男から簡単に
    取り返すことが出来たんじゃないか?」

    イケメン「まあ否定はしないさ」

    とどこか気障な態度でそう言った

    そういえば

    キリト「さっきこの人の事をこの方って言ってたけど・・・」

    この二人の感じから恋人という線は少なそうだ

    美少女「ああ。それは・・・」

    イケメン「アナスタシア様」

    アナスタシア「ええやないの。どうせ明日にはばれるし」

    この人はアナスタシアって言うのか

    と思っていると

    アナスタシア「私の名前はアナスタシア・ホーシン。よろしくね
    キリト君」

    と何故か俺の名前を知っている美少女、アナスタシアはそう言った
  93. 93 : : 2017/01/30(月) 19:56:47
    キリト視点楽しみだわ~ずっとにやにやしながら読んでる。俺キモ
  94. 94 : : 2017/01/30(月) 21:10:13
    とっても面白いです!!!
    私は、キリト目線とってもいいと思います!!
  95. 95 : : 2017/01/30(月) 23:40:45
    キリト対ユリウスも面白そう
  96. 96 : : 2017/01/31(火) 03:08:54
    キリトが圧勝っすよ……


    作者さん!

    お気に入り登録させていただきます!期待ですっ!
  97. 97 : : 2017/01/31(火) 06:46:41
    うおおおおおおお!いつの間にかこんなにコメントが・・・・!

    コメントして下さった皆様ありがとうございます!

    >>93さん いやいや分かりますよ。僕もキリト視点のこういうssとか見るとニヤニヤしながら見てますからw

    >>94さん ありがとうございます!これからも基本的にキリト視点を
    多めで書いていこうと思います。

    >>95さん 実はこのssを書こうとした時からキリトVSユリウスっていう組み合わせを考えていたんで、作中で出したいと思います。
    (上手く書けるかは微妙w)

    >>96 さん やはりそうですよね。ちなみに今の強さを等号不等号で表すと

    ユリウス<ヴィルヘルム<キリト<ラインハルト・・・・デス!!!
  98. 98 : : 2017/01/31(火) 06:53:31
    投稿は夕方にします
  99. 99 : : 2017/01/31(火) 14:03:10
    キリト「どうして俺の名前を?」

    少し警戒したような声で俺はアナスタシアにそう言った

    アナスタシア「そうたいした事じゃないよ?ただキリト君がエミリアの
    傭兵って事ぐらいの情報は掴んでるけど」

    キリト「・・・で?偽の犯人まで用意して俺に何の用件が?」

    さっき俺が撃退したスリは、恐らくアナスタシアの命令でアナスタシア

    のカバンを盗ったのだろうつまりはマッチポンプだった訳だ

    アナスタシア「そこまで気づけたのなら凄いやん。まあ用件の方は大したことないんよ」

    キリト「聞いてもいいか?」

    アナスタシア「ただウチがキリト君に興味があったからかな」

    キリト「へ?」

    意外な言葉で、思わず間抜けな声を出してしまう

    アナスタシア「君、各地で魔獣を討伐してるやろ?」
  100. 100 : : 2017/01/31(火) 14:25:32
    確かに俺はロズワールの屋敷以外の地域でも魔獣を討伐しているが

    アナスタシア「その時にな騎士団長のマーコスって人があの剣士は見所があるっていってたらしくて」

    キリト「そこの人も騎士団の人なんだよな?」

    ユリウス「ユリウスだ」

    キリト「あんたらはどんな関係なんだ?」

    というもう2回目になる質問をしてみると

    アナスタシア「キリト君とエミリアの関係と変わらんよ」

    キリト「って事はあんた・・・」

    そこで俺はようやく思い立った今目の前にいるのは・・・

    アナスタシア「エミリアと同じ王選参加者よろしくね。そして・・・
    王様になるのはウチやキリト君」

    とアナスタシア、政敵から宣戦布告をされた

  101. 101 : : 2017/01/31(火) 14:26:04
    100回突破!!
  102. 102 : : 2017/01/31(火) 17:21:52
    おめでとうございます
    これからも宜しくデス
  103. 103 : : 2017/01/31(火) 17:26:12
    質問です
    ここのキリトはソードアートオンライン18かん以降のキリトですか?もし18かん以降なら多分ラインハルトボコれると思います。ラインハルトが加護全部つかっても
  104. 104 : : 2017/01/31(火) 17:26:31
    あくまで多分ですが
  105. 105 : : 2017/01/31(火) 21:02:30
     文章的にアドミニストレーターを倒して心を失ってた時に転生召喚されてた感じですよ。
     それと、仮に18巻以降のキリトだとしてもラインハルトをボコる事は…多分無理、かな?
     ラインハルトの加護って、剣聖の加護の他にも天気によって力が増す晴天の加護や雨天の加護、初めて見る攻撃が絶対に当たらない初見の加護に、(確か)2回目以降の太刀筋がみえる再臨の加護…不死鳥の加護とかもありますしね。
     ただキリトのステとスキル的にはラインハルトと互角にやりあえるかもしれませんね。倒す事は無理だと思いますが。

     俺も質問があるんですけど、スキルに武装完全支配術と記憶完全支配術がありますよね?
     けど今の武器ってアインクラッドで使っていたエリュシデータとダークリパルサーでした。ダークリパルサーはともかくとしても、エリュシデータの武装完全支配術と記憶完全支配術は扱えるんですかね? 夜空の剣と同じならそれまでですけど。

     あ、100オメです! あと期待!
  106. 106 : : 2017/01/31(火) 21:48:03
    ラインハルト最強ってそういうことねwでもキリト空飛べますし2万人一瞬で凍らせますしシステム超えてるんですがこの小説ではまだ無理なんだw



    でもそれが良い( ^^)
  107. 107 : : 2017/01/31(火) 21:58:57
    >>102、103さん、>>104さん>>105さんコメントありがとうございます!

    >>102、103さん>>104さん こちらこそ宜しくお願いいたしますデス!

    そして質問ありがとうございます。この質問については>>104さんの
    コメント通りです!ラインハルトはチートすぎる・・・

    >>105さん ネタバレになるかもだけど、キリトはSAO時代に使用したソードスキルで一番使ったのは<ヴォーパル・ストライク>だと
    確か14巻辺りで言っていました。知らない人も少し居るかも何ですけど、SAOの作者である川原れき先生のもうひとつの作品で、

    アクセル・ワールドというものがあって黒雪姫(ブラックロータス)が使う心意技でも<ヴォーパル・ストライク>があるんですが、
    それが夜空の剣の武装完全支配術に似ているんですよ。

    そんな感じでキリトがヴォーパル・ストライクの威力と射程を何十倍にも拡張するっていう武装完全支配術を考えています。

    これについての意見等も何か頂けると嬉しいです。

    記憶完全支配術は現在考え中です。

    「SAOアクセルワールド繋がり」と検索してみると面白い記事が出てますので知らなかった人は是非!

    読みずらくてすみません・・・・

  108. 108 : : 2017/01/31(火) 22:02:19
    >>107さんコメントいつもありがとうございます!

    あまりにチートすぎるのも・・・思ったんでこの設定にしたんですが、

    そういって頂けると嬉しいです。

  109. 109 : : 2017/01/31(火) 22:03:07
    すみません>>106さんでした
  110. 110 : : 2017/01/31(火) 22:22:26
    キリト「そうか、でも俺もエミリアを王にしてみせるよ」

    一緒に過ごしたのはこの2週間と少しの間だけだったが、エミリアは十分に信頼出来る人物だと思っている

    アナスタシア「そういう返事が聞きたかったんよ。まあ頑張ってな~」

    とアナスタシアが言った瞬間周りにいた人がいきなりアナスタシアの方に動いた

    つまり周りはアナスタシア陣営に包囲されていたということか

    一筋縄ではいかなさそうな相手だなという感想を抱き、俺もそこから移動した
  111. 111 : : 2017/01/31(火) 22:29:13
    この先はほぼシリアスなシーンしかないですよね

    なのでリゼロの短編集の話にキリトを交ぜたストーリーをこの

    再来の王都編が終わってから書きたいなと思っておりますので

    スレをたてたらよろしくお願いいたします
  112. 112 : : 2017/01/31(火) 23:19:03
    翌朝

    レムが作った朝食を食べてから先約があるといってロズワールは先に出てしまった

    そしてもうすぐ俺とエミリアも王宮にいかなければならないのだが・・・

    スバル「ええー!!!留守番!?」

    というスバルの絶叫が響き渡る

    エミリア「当たり前じゃない。スバルを王都に連れてきた理由は
    王都に居るスバルの知り合いの安否確認とスバルの体の治療のためなんだから」

    スバル「いや、でも・・・」

    エミリア「絶対にダーメ!本当にこれは遊びじゃないんだから、部外者は立ち入れないのレムだって入れないんだから」

    キリト「俺はいいのか?」

    レム「キリト君は仮ですけどエミリア様の騎士ですし、騎士団長のマーコス様もキリト君に興味があるみたいですよ」

    キリト「は~めんどくさいな」

    スバル「くそっ!そんな事思ってんなら変わってくれよ!」

    エミリア「とにかくレムに一任しておくからロズワールにも言いつけられてるとおもうけどしっかりね」

    力なくうなだれているスバルに向かい

    エミリア「スバル、あまり多くは望まないから」

    スバル「う、うん」

    エミリア「お願いだから、私に信じさせてね」

    そうエミリアは懇願するように言った

    ***************

    キリト「本当にあれでよかったのか?」

    王宮に向かう地竜の中で俺はエミリアにそう聞いた

    エミリア「スバルは・・・私のためにって言っていつも無理をするもの。」
  113. 113 : : 2017/01/31(火) 23:50:35
    おもろい〜。゚(゚ `Д)ノ。゚ヽ(  )ノ゚。ヽ(Д´ ゚)ノ゚。。゚ヽ(゚`Д´゚)ノ゚
  114. 114 : : 2017/02/01(水) 15:30:22
    >>113さん 嬉しいコメントありがとうございます!
  115. 115 : : 2017/02/01(水) 15:36:03
    キリト「エミリアの言うこともわかるけど・・・」

    と言う前に王宮に着いた

    キリト「あまりスバルを遠ざけないであげてくれ」

    エミリア「・・・分かったわ」

    キリト「よし、じゃあ入ろうぜ」

    と俺とエミリアは王宮の門をくぐった
  116. 116 : : 2017/02/02(木) 06:43:26
    いつ見ても面白い




    放置はやめてね
  117. 117 : : 2017/02/02(木) 07:06:17
    王宮は、ゲームで見るような凄い豪華なものだった

    しばらく歩き続け、大広間みたいな所に着いた

    キリト「・・・・やっぱり服変えといたほうがよかったかも」

    ここにいる騎士全員が白の騎士服なので全身真っ黒の俺は非常に目立った

    溜め息をつきながら辺りを見回すと2つの団体に別れている事が分かった

    まずは近衛騎士団そしてなんか頭よさそーな人達

    キリト「なぁエミリア、俺一応騎士なんだよな?」

    エミリア「うんあの騎士達が居るところに」

    キリト「はあ・・・・」

    2回目の溜め息をつき、コートのポケットに手を入れながら騎士団の
    ほうに並んだ

    フェリス「キリトきゅんじゃん」

    とあのネコミミ少女が話掛けてきた

    キリト「よっ2日振り」

    フェリス「なんと言うか・・・黒いね」

    キリト「俺もさっき同じようなこと思ったよ・・・」

    ロズワールも俺に騎士の制服渡しとけよな!!

    と心のなかでそう言った

    イケメン2「君はエミリア様の騎士なのかい?」

    と赤髪のイケメンがそんなことを聞いてきた

    キリト「今は仮だけどね」

    イケメン2「仮・・・?まあいいやところでスバルは一緒じゃないのかい?」

    キリト「スバルと知り合いだったのか。今はエミリアに留守番言い渡されて留守番中だ」

    イケメン2「そうか、それは残念だ。ああまだ自己紹介をしてなかったね。」

    俺に向かい、手を差し出して

    ラインハルト「僕の名前はラインハルト・ヴァン・アストレア。
    よろしく」

    俺もその手を取って

    キリト「キリトだ。よろしく」

    この日、この時最強の二人が初めての邂逅を行った事は、

    後の歴史にて語られることとなる

    黒の剣士キリト、剣聖ラインハルト・ヴァン・アストレア

    だが、それは遠い未来の話だ

  118. 118 : : 2017/02/02(木) 07:09:35
    >>116さん いつもコメントありがとうございます!

    これから受験があるので、投稿出来ない期間があるかもしれないですけど、なるべく早く投稿します。

    そのようなコメントを頂けて光栄です!
  119. 119 : : 2017/02/02(木) 13:50:50
    受験頑張って下さい



    それに比べて俺は学級閉鎖、、怠惰だああああ
  120. 120 : : 2017/02/03(金) 06:27:36
    >>119さん いつもコメントありがとうございます!

    皆さん体調には気をつけてくださいね!
  121. 121 : : 2017/02/03(金) 06:50:30
    キリト「あっそういやユリウスっていう騎士知ってるか?」

    ラインハルト「ユリウス?僕の親友と呼べる存在だが・・・・」

    フェリス「ユリウスならあそこにいるよ」

    とフェリスが指差す方を見ると

    アナスタシアのとなりにユリウスが居た

    キリト「話し掛けづらいから後でいいや」

    ラインハルト「キリトは剣を背中に帯剣しているんだね」

    キリト「ああそうか騎士の人達は皆腰だから珍しいのか」

    俺にはこっちの方がしっくりくるし、動きやすい

    ラインハルト「そしてその剣、凄い業物何じゃないかな?」

    その問いに答えようとした瞬間広間の入り口の扉が開いた

    騎士団の人達と一緒に振り替えると・・・

    出てきたのは一人の少女と二人の男だった

    豪華なドレスを着た少女

    フルフェイスの兜に山賊のような服という奇抜なファッションの男

    そして立派なスーツを着た目付きの悪い男・・・・・・・!!!??

    キリト「スバル!?」

    王選、波乱の予感
  122. 122 : : 2017/02/03(金) 19:59:21
    良い展開になってきたーーーーー
  123. 123 : : 2017/02/04(土) 07:29:11
    >>122さん いつもコメントありがとうございます!
  124. 124 : : 2017/02/04(土) 07:56:51
    エミリア「スバル!?」

    エミリアも少し遅れて驚いたような声を上げる

    俺とエミリアはスバルに駆け寄り

    エミリア「どうしてスバルが・・・?」

    スバル「あ、いやその・・・・」

    その問いにスバルがとまどっていると

    少女「なんじゃこの男に何かようか?半端者」

    とスバルの腕に抱きつきながら少女がそんな事を言ってきた

    その言葉に少しイラッとしたので何か言おうとしたら

    ロズワール「これはこーれはプリシラ様当家の使用人がとんだ迷惑を」

    といつの間にかロズワールが後ろに居た

    プリシラ「ふん」

    と最後鼻を鳴らして玉座の前に並んだ

    フルフェイスの男「とりあえず俺らも並ぼうぜ兄弟」

    スバル「えっ俺も並んでいいの?」

    ロズワール「うん。面白いからそこの彼に付いていっていいよ」

    エミリア「ロズワール!?」

    ロズワール「エミリア様、もう始まります。」

    エミリアはまだ納得していない様子で

    エミリア「後でちゃんと話すからね・・・」

    と去り際に言った
  125. 125 : : 2017/02/04(土) 08:29:06
    俺とスバルが騎士の列に並ぶと

    ラインハルト「やあスバルやはり君が来たね」

    スバル「ラインハルト!探したぜ」

    フェリス「ヤッホースバルきゅん」

    ラインハルト「スバル”彼”と知り合いだったのかい?」

    ん?彼?

    スバル「彼?」

    俺と同じ疑問をスバルも抱いたらしい

    ラインハルト「フェリスはこう見えてれっきとした男だよ」

    スバル、キリト「えっええええええええ!!!!???」

    キリト「・・・・本当に?」

    フェリス「本当も何も女だって言ってにゃいじゃない」

    という話をしていると

    マーコス「僭越ながら、私騎士団長マーコスが司会を担当させて頂きます」

    ようやく始まるらしい
  126. 126 : : 2017/02/04(土) 14:30:47
    ざっと要約すると、王選候補はエミリア、プリシラ、アナスタシア
    クルシュ。そしてもう一人必要らしい

    そのもう一人を探すのに騎士団が半年間頑張っていたらしいが・・・

    マーコス「では王選候補者の皆様、竜珠のご提示を」

    確か王選への参加の資格があるかどうかを見極めるものだ

    それぞれ竜珠を手の上に乗せた

    4人の竜珠が淡く、しかし鮮やかに光だした

    マーコス「この通りここにいる4人の・・・」

    アナスタシア「・・・・あんな?」

    とアナスタシアが口を開いた

    アナスタシア「団長さんが格式通りにビシッと進めたいのはわかるんやけど、ウチも忙しいんよ。カララギではな、時間と金の価値は一緒
    や言うてな?」

    とかなりの直球な要求にマーコスが戸惑っていると

    スバル「おいおい関西弁ってまじかよ」

    フルフェイスの男「あれはカララギでは普通らしいぜ面白いよな」

    と違う意味でスバルが驚いていた

    クルシュ「道理だな」

    驚きの声が上がるなか、男装した女性、クルシュ・カルステンがそう言った

    何か不穏な空気が流れるなか、俺は王選の話の内容を聞き流し、あることを考えた

    心意が使えるという事は恐らく武装完全支配術も使えるだろう

    しかし俺の今の相棒であるエリュシデータの記憶とはなんなのだろう

    深く考える前に

    マーコス「騎士ラインハルト・ヴァン・アストレア!ここに!」

    ラインハルト「はっ!」

    とマーコスの声で我にかえった俺は呼ばれて玉座の方向に進んでいくラインハルトをみた

    そして

    マーコス「では、ラインハルト報告を」

    ラインハルト「はっ」


  127. 127 : : 2017/02/04(土) 20:08:21
    なにが起こるのか分からずに

    ぼーっと見ていると

    ラインハルト「栄誉ある賢人会の皆様。近衛騎士隊所属、
          ラインハルト・ヴァン・アストレアが、任務完了の報告を      させて頂きます。」

    任務・・・・もう一人の王選候補者の事だろうか

    マイクロトフ「ふぅむ、では全員に聞こえるように」

    と賢人会で一番偉い(多分)マイクロトフがそう言った

    ラインハルト「竜の巫女、王の候補者、最後の5人目見つかりましてございます。」

    ラインハルト「お連れしてくれ」

    とラインハルトが短く告げると門兵が門を開けた。

    入って来たのは赤目に金髪のまだ幼さを残す少女だった

    スバルが驚いたような顔をしているが、どうしたのだろう?

    それを聞く前に

    ラインハルト「自分が王として仰ぐお方、名をフェルト様と申します」

    と、最後の王候補者の名前が告げられた
  128. 128 : : 2017/02/05(日) 12:25:56
    質問ですヒロインは誰ですか?
  129. 129 : : 2017/02/10(金) 07:13:05
    放置ですか?
  130. 130 : : 2017/02/12(日) 06:24:44
    お久しぶりです!

    ようやく私立の入試が終わりました。公立もありますが、また少しずつ投稿していきたいと思います
  131. 131 : : 2017/02/12(日) 06:29:53
    >>128、129さん いつもコメントありがとうございます!

    ヒロインというのはカップリングの事ですか?

    もしそうならまだ考えていません

    もしあるとしてもキリトにはアスナ一筋でいてほしいので。
  132. 132 : : 2017/02/12(日) 06:47:53
    フェルトという少女がラインハルトの方へ足を進めた

    ラインハルトの前に立つと

    フェルト「てめー!!いきなり連れてきてどういうつもりなんだー!!」

    といきなりラインハルトに回し蹴りをかました

    しかしラインハルトは涼しいかおで受け止めた

    フェルト「あれ?あの時の兄ちゃんじゃねえか!」

    とスバルにも蹴りをかます

    フェルト「もう腹の傷は大丈夫みたいだな」

    スバル「心配してたなら労れや!」

    二人は知り合いなのだろうか

    マーコス「旧交を改めるのもよろしいですが一度前へ」

    フェルト「ふん」

    フェルトは不機嫌そうに鼻を鳴らした

    フェルト「で?私に何をさせたいんだって?」

    ラインハルト「淑女としての振る舞いをと言いたいところですがとりあえずこれを」

    ラインハルトはそう言って竜珠をフェルトの手のひらに乗せた

    すると竜珠は鮮やかに光だした
  133. 133 : : 2017/02/12(日) 06:48:43
    これからは超ダイジェストでここを終わらせます
  134. 134 : : 2017/02/12(日) 19:50:31
    ダイジェスト良いね
  135. 135 : : 2017/02/15(水) 22:39:49
    完結するまで頑張ってくださいwwwww
  136. 136 : : 2017/02/20(月) 23:09:53
    続きまだ?
  137. 137 : : 2017/02/22(水) 17:17:39
  138. 138 : : 2017/02/22(水) 17:23:41
    お久しぶりです!やらなきゃいけない事が多くあってなかなか投稿できませんでした
  139. 139 : : 2017/02/22(水) 17:39:45
    >>134さんコメントありがとうございます!

    >>135さんコメントありがとうございます!
    出来る限り頑張ります!w

    >>136さんコメントありがとうございます!
    投稿は明日になると思います!
  140. 140 : : 2017/02/22(水) 21:25:58
    またしても俺は王選そっちのけで自分の考えにふけっていた

    俺が約3週間前まで滞在していたアンダーワールド

    キリト「(あれからアンダーワールドはどうなったんだろう)」

    最高司祭アドミニストレータを倒した後、菊岡が
    アリスと共にワールド·エンド·オールターに向かえ

    と俺に言ったしかし次の瞬間俺はこの世界に来てしまった

    だからあの後のアンダーワールドの状況が分からない。

    アリスは大丈夫なのだろうか···

    という事を考えていると、強いマナの変動を感じ取った

    そちらの方を見るとプリシラがフェルトに風の魔法を放とうとしていた。

    それを見た瞬間俺は思い切り地面を蹴った

    バン!!!!!!!

    という音を立てて俺はフェルトの前に立ち、

    次の瞬間放たれた魔法をエリュシデータで撃ち落とした
  141. 141 : : 2017/02/22(水) 21:43:20
    玉座の間が驚きの声で騒がしくなる

    その声を聞きながら俺はフェルトを庇い、プリシラと対峙した

    キリト「女の子がそう簡単に腕を振るうもんじゃないぜ」

    俺はエリュシデータを鞘に収めながらそう言った

    するとエミリアが、

    エミリア「こんな大事な場所であんな敵意、何を考えているの!?」

    と珍しくエミリアが憤慨したようにそう言った

    プリシラ「躾のなっていない雌犬に立場と言うものを教えてやろうとしただけじゃ」

    エミリア「素直にごめんなさいって言えないの?」
  142. 142 : : 2017/02/22(水) 22:37:08
    やっと来たーーーーー
  143. 143 : : 2017/02/23(木) 06:30:34
    >>142さんいつもコメントありがとうございます!

    大変長らくお待たせしました!
  144. 144 : : 2017/02/23(木) 07:23:37
    とエミリアがいつもの調子でプリシラに向かってそう言った。しかし

    プリシラはきょとんとしたような顔をしてからすぐにその表情に笑みを浮かべた。

    プリシラ「悪い事をしたら謝る、とな。なら貴様の場合生まれてきてごめんなさいとでも謝罪するか?銀色のハーフエルフよ」

    どうやらこの世界でも亜人族の事があまり良く思われていないらしい

    それはハーフエルフであるエミリアも一緒だろう

    エミリアがそれを聞いて大きく肩を揺らし、顔から精悍さを失った

    エミリア「わ·わたしは魔女と関係なんて·····」

    プリシラ「そんな言い訳がなんの意味を持つ?魔女の映し身であり、存在するだけで人々を
    恐怖させる銀色のハーフエルフよ」

    プリシラがエミリアにそう辛辣に言い放った

    エミリアから表情が失われる

    その時俺は自分でもほぼ無意識にエミリアの前に立っていた

    プリシラ「なんじゃ?またお前か?家来に守ってもらえなければ何もできないとはまた情けない」

    そうプリシラがエミリアの事を笑う

    キリト「確かに俺から見てもまだ至らない点が多い。しかしそれはあんたにも言えると思うぜ」

    そう静かに言い放つ

    プリシラは少し怒っているような表情だ

    プリシラ「妾にそのような発言をするのは100年早いぞ」

    キリト「じゃあお前もエミリアの事を悪く言うのを100年早いな」

    ついにプリシラが動いた。いつの間にか右手には赤い剣が握られている

    それを俺に向かって振り下ろした

    アル「ちょ···姫さん」

    しかしアルの言葉は届かなかったようだ

    俺に振り下ろした剣はかなりの剣速だった

    しかし俺の首を斬り飛ばすはずだった剣は何も無い空間で何かに当たったように弾かれる
  145. 145 : : 2017/02/23(木) 16:54:48
    プリシラ「なっ······!」

    プリシラの顔が驚愕したような表情に変わる

    しかしすぐに2撃目3撃目と俺に振り下ろすが、俺の心意の太刀で簡単に防がれる

    キリト「気はすんだか?」

    プリシラ「この····!」

    アル「姫さん、そのぐらいにしてくんね?あんまし敵増やされても困んだよマジ」

    となだめるようなアルの声が俺に振り下ろされようとした剣を止めた

    アル「俺や姫さんが勝てる相手じゃなさそうだしここは一度謝ってさ·····」

    プリシラ「断る」

    アル「あー悪いな嬢ちゃん。そしてそこの黒いのも」

    エミリア「えっあっはい」

    突然謝られたエミリアが慌てて返事をする

    そのまま沈黙が流れ、息苦しい空気が流れる

    その沈黙をふいに甲高い音が響く

    マイクロトフ「全員お気はすみましたかな」

    弾いたコインを陶器の中に落とし、マイクロトフは全員の注意を引いた

    マイクロトフ「では本来の議題王位継承戦。王選について候補者の皆様を交えて賢人会の開催をここに提言します」
  146. 146 : : 2017/02/24(金) 07:09:15
    そこから王選候補者の所信表明が始まった

    クルシュ、アナスタシア、プリシラ、そして

    マーコス「エミリア様とその従者、騎士キリト!」

    エミリアの所信表明の番になったので俺とエミリアは賢人会が座る席の前に立つ

    マイクロトフ「あなたも騎士の制服を着ないのですかな?」

    そんな質問をいきなりされた。少し考え、

    キリト「ああ、こっちの方が慣れているからな」

    と答えると文官集団の方から

    「ふんそんな貧相な格好をしてこのような場に出るとは、アル殿もだが騎士も変わりましたな」

    と文官集団からの嘲笑が投げられる

    俺は内心「うへぇ面倒くせー」と思ったが少し俺にも反論したい気持ちがあったので

    キリト「近衛騎士団の人達に質問がある。俺らの責務はなんだ?」

    みんなが唐突な質問に驚いている中、ラインハルトが挙手した

    ラインハルト「騎士の責務は王選候補者を守る事、
    もちろん国民もね」

    キリト「ありがとう。さっきあんたらが貧相って言ったこのコートだけど··」

    俺はコートを脱いで、

    キリト「剣かなんかで強度確かめてみろよ」

    文官集団に放り投げた

    文官集団は戸惑うものの言われたとおり短剣で引き裂こうとした。しかし

    どんなけねばってもコートには傷がまったくついてなかった

    キリト「もういいか?」

    「い、いくら強度が高くても騎士としての」

    キリト「それで俺がエミリアを守れなかったら俺は嫌だ。」

    文官集団はもう何も言って来なかった

  147. 147 : : 2017/02/24(金) 11:05:19
    もうチートや、チーターやろそんなん!
  148. 148 : : 2017/02/25(土) 09:28:51
    サスガキリトダナー
  149. 149 : : 2017/02/25(土) 10:37:23
    ソーダナ〜
  150. 150 : : 2017/02/26(日) 16:41:23
    >>147さん、>>148さん、>>149さんコメントありがとうございます!

    これでもまだ18巻のキリトよりも全然弱いですけどw
  151. 151 : : 2017/02/26(日) 17:24:07
    マーコス「次、フェルト様、そしてその騎士、ヴィルヘルム·ヴァン·アストレア!」

    エミリアの意見陳述を始める前にフェルトの番になってしまった

    キリト「わ、悪い俺だけで終わらせちゃったな」

    エミリア「ううんむしろキリトの実力が知らしめれたから良かったと思う。ロズワールではこうならなかったと思うから」

    キリト「そう言って貰えると助かるよ」

    しかし何故エミリア、いやハーフエルフがここまで忌避されているのだろうか

    フェルト「待てよ!ワタシは王様やるなんて言ってないだろ!!」

    マーコス「では王選参加を辞退されると?」

    フェルト「当たり前だクソ」

    アイツも肝が座ってんな·······

    すると文官集団から

    「今まで黙って聞いていれば何という言い草!もう我慢ならん今すぐ辞退するが良い!」

    という穏やかではない空気が玉座の間に流れる

    「全くだ!半魔を推薦しようとするロズワール卿もである!この玉座の間に入れることすら恐れ多いと何故分からぬ?」

    とエミリアに対しても批判が降りかかる

    その言葉にエミリアが痛みに耐えるような顔をする

    駄目だ。今反論して敵対するのは得策ではない

    恐らく賢人会のオッサン達もハーフエルフの事をあまり良く思ってないはずだ

    しかし

    「ふざけてんじゃねー!!!!!!」

    と玉座の間に怒りの咆哮が響き渡る

    振り返ると顔を怒りに染めたスバルが賢人会のオッサン達を睨み付けていた










  152. 152 : : 2017/02/26(日) 17:25:05
    >>151の下の空白スミマセン
  153. 153 : : 2017/02/26(日) 21:45:37
    そういえばソードアートオンライン19巻でましたね
  154. 154 : : 2017/02/26(日) 22:58:46
    フェルトの騎士がヴィルヘルムになっていますが、これでいいのですか?いいのでしたらすいません。
  155. 155 : : 2017/02/27(月) 07:20:48
    >>153さんいつもコメントありがとうございます!

    結構面白かったのでオススメです

    >>154さんいつもコメントありがとうございます!

    すみません!これは完全に自分のミスです······
    ご指摘ありがとうございました。気をつけます····

  156. 156 : : 2017/02/27(月) 21:35:47
    その瞬間しまった!と俺は内心叫んだ

    エミリアの事が好きなスバルの事だ。あんな仕打ちを
    受けてるのを見たら怒るのは当然だろう

    エミリア「スバル!?」

    エミリアも今の状況がかなりマズイ事に気づいたようだ

    文官「栄誉ある賢人会の方々に何たる言い草!」

    スバル「ならあんたらも王選候補者に向かって随分な口聞いてくれ····」

    エミリア「スバル!!」

    スバルの言い分をエミリアの悲鳴に近い叫びが遮った

    エミリアは、一度賢人会の方に向き合い、

    エミリア「私の要求はただ一つです。ただ公平である事です。ハーフエルフである事やこの容姿で偏見の目に晒される事は承知しています。しかしそれだけで全ての
    可能性を摘み取られる事だけは断固として拒否します。
    絶対に。」

    エミリアは決意のこもった声でそう言った

    その決意は賢人会のオッサン達、そして近衛騎士団、文官集団にも少しは伝わっただろう

    もちろん全員じゃあ無いと思うが

    とりあえずこの場は収まったみたいだとホッとしていると

    マイクロトフ「ところでそこの方はエミリア様とどういった関係で?」

    おいこのオッサン余計な事言いやがった····
  157. 157 : : 2017/02/27(月) 21:43:53
    エミリア「えっと、ス、スバルは」

    エミリアも目に見えて狼狽え始めた

    ヤバイアイツ騎士でも無いしただの雑用係だろ?

    レムですら連れてきてないのに

    するとスバルが

    スバル「いいよエミリア俺も覚悟が決まったから」

    エミリア「スバル!?何をするつもりなの!?」

    そんな声を振り切って

    スバル「どうも賢人会の皆々様、俺の名はナツキ·スバル!!ロズワールの下男にしてここにおわすお方エミリア様の一の騎士!!」



  158. 158 : : 2017/02/28(火) 07:13:09
    俺は急に空気が冷え込んでいく感覚を感じ取った

    マイクロトフ「フム騎士、ですか」

    しかし何故騎士と名乗っただけでこんな空気になるのだろうか

    ユリウス「発言宜しいでしょうか」

    とユリウスが挙手した

    ユリウス「君は今自分の事を騎士だと名乗った。この近衛騎士団の前で!」

    その瞬間近衛騎士団が剣をかかげた

    その瞬間俺は悟った

    恐らく近衛騎士団というのはアンダーワールドにおける整合騎士のようなものでそれを名乗る事は騎士の侮辱に値する。

    これはマズイな······
  159. 159 : : 2017/02/28(火) 17:42:53
    >>153の投稿者がキリトになってしまいました。

    すみませんミスです
  160. 160 : : 2017/03/02(木) 07:44:29
    やっぱりおもしれー
  161. 161 : : 2017/03/02(木) 21:46:01
    >>160さんいつもコメントありがとうございます!

    ありがとうございます!これからも頑張ります!
  162. 162 : : 2017/03/02(木) 21:57:26
    ユリウス「もう一度聞く。君は自分が騎士だと名乗った。君にはエミリア様を守る力や覚悟があるのか?」

    ユリウスがスバルを問い詰める

    スバル「覚悟とかそんな大層なもんじゃねぇよ。だけど俺はエミリアを王にする!」

    ユリウス「分からないななぜ君がそこまでしてエミリア様の騎士になる事を望むのか」

    その答えは俺にも分かる

    スバル「彼女が、特別だからだ!」

    そう言い放った
  163. 163 : : 2017/03/04(土) 08:27:39
    その答えにユリウスが少し驚いたような顔をする。

    ユリウス「···君の理由は分かった。しかし私は君が騎士だということを認める訳にはいかない」

    スバル「なんでだよ!」

    ユリウス「守るべき人にそんな顔をさせるような人に騎士を名乗る資格は無い」

    俺はエミリアの方を見た

    エミリアは虚ろな目をして立っていた

    スバルも理解したのだろう

    スバル「何が騎士だ!生まれる家で決められた、親の七光って言うだけじゃねぇーか!!」

    マズイな·····今のスバルはただのワガママを言う子供の様な風体を晒しているだけに過ぎない

    ユリウス「ナツキ·スバル。それは美しくない。」

    ユリウスはそう言い捨てた。

    スバルは何か言いたげだったがすぐに

    エミリア「スバル、もういいでしょ。···不要いな時間を取らせて済みません。すぐに下がらせます」

    マイクロトフ「エミリア様、その方は少なくともあなたが世に恐れられる存在ではないという事を知らせようとした。···良い従者をもお持ちですな」

    マイクロトフの言葉にエミリアは

    エミリア「スバルは私の従者ではありません」

    そう答えた·······
  164. 164 : : 2017/03/04(土) 08:30:18
    今日から3〜4日は投稿出来ないと思いますが、また戻ってきますのでそのときは宜しくお願いします
  165. 165 : : 2017/03/06(月) 20:20:54
    マーコス「ナツキ·スバル殿、ご退出を!」

    門兵に連れられてスバルが退出した

    ユリウスがスバルに対して言った言葉は反論の余地も無いぐらいに正しいかもしれない。

    けどエミリアを思うスバルの気持ちは本物だ。

    どっちを止めればよかったのだろうか

    その瞬間王宮の間の床から白い煙の様な物が吹き出してきた

    キリト「なっ!?」

    煙幕!?

    しかし俺は索敵スキルを発動させて、襲撃者を見つけると

    キリト「はあっ!」

    足払いでバランスを崩させ、倒れた所を取り抑えた

    すぐに周りの騎士団が王選候補者達を守るように襲撃者を囲んだ

    煙幕がようやく晴れてきて、襲撃者は、スキンヘッドの巨漢の男だった

    特徴だけならどこかのぼったくり店主を思い出す様な風体だが、この襲撃者はかなり年を重ねて見える。

    フェルト「ロム爺!?」

    フェルトが声をあげた
  166. 166 : : 2017/03/09(木) 17:23:33
    マーコス「何者かは知らんが、王宮に忍び込んだ刑として死罪は免れぬぞ」

    フェルト「おい!待てよロム爺を放せ!」

    ロムと呼ばれた老人の解放を要求するフェルト

    しかし

    マーコス「残念ながら私がフェルト様に従う理由はありません。自ら王候補を辞退したのですから」

    フェルトは一瞬顔を怒りに染めたが、

    フェルト「ああ、いいぜやってやるよ王様って奴を」

    そう不敵に笑い、宣言した

    ロム「ま、待てフェルト!それじゃあ儂は何のために···」

    フェルト「おい!その爺さんを放せ!丁重に扱えよ!」

    ロム「フェルト···」

    フェルト「また後でな!ロム爺!」

    そう言ってフェルトは満面の笑みを浮かべた。

    恐らくロムはフェルトを自分の命と引き換えにしてでもフェルトを解放しようとしていたのだろう。

    まあその企みも失敗に終わったのだが

    そしてフェルトがラインハルトと共に王選候補者の列に並ぶ

    マイクロトフ「今度こそ全員揃いましたな」

    並び立つ王選候補者の5人を眩しそうに見つめて

    マイクロトフ「では、これより王選のルールを提言する!」

    マイクロトフが立ち上がって宣言する

    マイクロトフ「候補者はクルシュ·カルステン。
    プリシラ·バーリエル。アナスタシア·ホーシン。
    エミリア。フェルト。以下5名、いずれも竜の巫女の資格を持つ方々とする!」

    候補者全員の名前が呼ばれて、

    マイクロトフ「期限は3年後の本日!選出は全国民の総意を持って竜珠の輝きと竜の導きによって定められる!」

    王選の簡単な説明をし終わり、

    マイクロトフ「以上を最低限の条約として、王選の開始をここに宣言する!!」

    王選開始の宣言がようやく行われた。
  167. 167 : : 2017/03/11(土) 00:52:02
    エミリア陣とフェルト陣だけ実力が違い過ぎるww
  168. 168 : : 2017/03/11(土) 18:51:12
    >>167さん いつもコメントありがとうございます!

    確かにエミリア陣営とフェルト陣営は突出して強いですねw
  169. 169 : : 2017/03/11(土) 19:34:52
    あの後王選候補者の5人は広場に残り、細部についての話し合いをしている

    ラインハルトは、スバルの様子を見に行くと言って出て行き、フェリスはそれに付き添っていった

    ユリウスもどこかに行っているようだ

    アナスタシア「それにしてもキリト君が使ったあの技はどんな原理なのか教えてもらえたりするん?」

    話し合いも一通り終わり、アナスタシアがそんな事を聞いてきた

    キリト「剣気を飛ばしたんだよ。大抵の物理攻撃はそれで対処できる」

    俺が言った言葉に王選候補者一同が驚きの顔を見せる

    クルシュ「そんな技、聞いたことも無いが」

    キリト「あー、俺の故郷の伝説の技なんだよ」

    取り敢えず適当な言葉で誤魔化した

    エミリア「じゃああの光る剣技もそうなの?」

    恐らくソードスキルのことだろう

    クルシュ「光る剣技?魔法では無く?」

    プリシラ「おい黒いの、その光る剣技とやらをここで披露せい」

    とプリシラがそんな事を言ってきた

    キリト「えっと····」

    あまりこういった展開は得意じゃないんだが···

    プリシラ「いいから披露せい。披露したら先程の無礼を帳消しにしてやってもよいぞ」

    キリト「···分かったよ」

    俺はエリュシデータを抜いて、バーチカル·スクエア、
    ホリゾンタル·スクエア、デッドリー·シンズを発動させた

    キリト「ふっ!!」

    全部打ち終わるとエリュシデータを鞘に納める

    プリシラ「ほう、なかなかに美しいではないか」

    アナスタシア「確かに暗いところで見たら綺麗かもしれへんな〜。あっ!そういう商売始めたら儲かるかも」

    キリト「あんたなかなかに金に貪欲だな」

    アナスタシア「そりゃ商売人やもん。」

    そんな話をしていると

    プリシラ「フムそなたなかなかに面白いな」

    プリシラは嗜虐的な笑みを浮かべ

    プリシラ「そなたわらわの陣営に来い。それなりの待遇はやくそくする
  170. 170 : : 2017/03/11(土) 22:16:25
    いつも思う






    プリシラ調子乗りすぎじゃね?w
  171. 171 : : 2017/03/11(土) 22:21:56
    >>170さん いつもコメントありがとうございます!

    確かにアイツは近年稀に見る自己中ですよねw

    でも結構好きなキャラなんだよな····
  172. 172 : : 2017/03/11(土) 23:09:12
    エミリア「なっ!?」

    プリシラ「どうじゃ?そなたにとっても悪い話ではあるまい」

    そしてその問いに俺は····

    キリト「悪いな。俺はその話には乗れない」

    プリシラ「何故じゃ?」

    俺も何故かはハッキリしないけど

    キリト「エミリアが信用できる奴だから」

    プリシラ「···まあよい結果は分かっておったのでな」

    アナスタシア「なんや、てっきりキリト君もエミリアさんの事好きなのかと思ってたんやけど?」

    キリト「いや俺もう大切な人がいるから···」

    アナスタシア「ええー!?ホンマ?ウチキリト君の事狙ってたのに〜!」

    キリト「いやだからその件はプリシラと同じで断っただろ」

    だがアナスタシアは俺を流し目で見ると

    アナスタシア「ちゃうちゃう。恋愛対象としてや。
    キリト君♥」

    とそんな事を····

    キリト「な!?」

    とそんな事をサラッと言ってきた

    キリト「いや···ちょ··」

    アナスタシア「意外にこういうのに弱いな〜。あまりこういう事慣れてない?顔真っ赤やで」

    面白がるようにそう言ってくる

    キリト「からかってたのか···」

    アナスタシア「んー。別に嘘ではないよ?」
  173. 173 : : 2017/03/12(日) 08:39:23
    もうその事について何か言うのをやめ、俺がイスに座り直すと

    一人の兵士が広間に走ってきた

    キリト「どうしたんだ?」

    切羽詰まっているような顔で

    兵士「ハッ!それがナツキ·スバル殿とユリウス殿が一対一の模擬戦をしておりまして」

    ガタガタッ!

    俺とエミリアは同時に立ち上がって

    キリト「模擬戦をしている場所まで案内してくれ!」

    兵士「承知しました!こちらです。」

    アナスタシア「ユリウスが相手なら心配無いと思うんやけど」

    キリト「今模擬戦をしている理由がただのやり返しだとは俺も思っていない。だけどスバルは俺の仲間だ。
    行かせてもらう。」

    そう言い残し、立ち去ろうとすると

    何故か全員付いてきた

    キリト「なんだついてくるんじゃん」

    アナスタシアは俺の言葉に笑みを返した

    兵士「練兵場はこちらです!」

    俺達は広間の扉を開けて廊下へ飛び出した
  174. 174 : : 2017/03/12(日) 08:59:24
    スバルside

    次の一撃が最後だろうな

    と俺は内心で結論づけていた

    ユリウスに模擬戦を申し込まれ、先程の恨みを晴らそうと意気込んでいたのだがこのザマだ

    目が腫れて、視界が満足に確保出来ない

    肺は息を吸うだけで痛みを伴う

    練兵場の砂は血に染まっている

    圧倒的な実力の差それを痛感していた

    だが、せめてユリウスに一撃でも···!

    ·····バル!スバル!

    耳鳴りのする耳にエミリアの声が聞こえる

    そして俺は過ちを犯した

    スバル「シャマァァァァァァァク!!!!」

    使ってしまった。エミリアに使ってはいけないと言われていたのに

    だけどそれでアイツに一矢報いれるなら····!

    しかし

    ユリウス「これが君の切り札という訳か」

    無情にも

    ユリウス「しかし練度が低すぎる。私どころか近衛騎士団全員に通用しないだろう·」

    届かなかった

    そして俺に振り下ろされる木剣をーーーー

    何者かの手によって止められた

  175. 175 : : 2017/03/12(日) 14:53:04
    キリトvsユリウスが来る!!!!((o(^∇^)o))
  176. 176 : : 2017/03/12(日) 16:16:07
    >>175さん コメントありがとうございます!

    うまく書けるか分かりませんが、どうか暖かい目でご覧下さい!
  177. 177 : : 2017/03/12(日) 16:52:45
    キリトside

    かなり全力の斬撃だったのだろう

    止められたユリウスが少し驚いたような顔をしている

    ユリウス「残念だ。君なら私の思惑に気づき、何もして来ないと思ったのだが?」

    その言葉に

    キリト「いや気づいてなかった訳じゃ無い」

    そう笑みと共に返す

    俺の言葉にユリウスは眉をひそめる

    キリト「自分がスバルを痛めつけて、自分以外の騎士がスバルに報復しないようにした。だろ?」

    騎士と言っても人間だ

    あんな事を言われたら腹が立つのも無理はない

    というか今回の件ではスバルが確実に悪い

    ユリウス「ならどうして庇う?今この瞬間にも騎士たちの不満は募っていると思うが?」

    その問いに

    キリト「決まってるだろ。俺は仲間が傷付く姿が見たくないからだ」

    俺は口元に獰猛な笑みを浮かべてそう答えた。

    ユリウス「·····」

    キリト「けどあんたにも感謝しているさ。あんたの行動も間違ってはいない」

    ユリウス「君もそこをどく気はないのだな?」

    キリト「そう思ってくれて構わないさ」

    俺は木剣から手を放してそう言った

    俺は傍観していた騎士達に向かって

    キリト「この度の無礼。スバルに代わり俺から謝罪する。」

    そう言って俺は頭を下げた

    騎士「少し待ってもらおう」

    一人の騎士が立ち上がり、

    騎士「私は貴様も騎士にふさわしい人物か、確証が持てないのだが?」

    その言葉をキッカケとして

    他の騎士からもそうだそうだと言うような同調の声が聞こえてきた

    騎士「キリト殿も、騎士を名乗るのであればユリウスと模擬戦を行っては?」

    キリト「え?」

    別に俺は騎士を名乗りたいわけではないのだが····

    ユリウス「と言っているが?」

    まあでも強い奴と剣を交えるのは嫌いじゃない

    俺は笑みを浮かべながら

    キリト「いいぜ。受けて立ってやる」

    そう宣言した
  178. 178 : : 2017/03/12(日) 21:45:39
    ユリウス死んだなww
  179. 179 : : 2017/03/13(月) 07:44:38
    >>178さんいつもコメントありがとうございます!

    どっちが勝つか楽しみにしててくださいw
  180. 180 : : 2017/03/13(月) 08:27:10
    俺は騎士服を脱いだユリウスと対峙していた。

    対する俺も愛用のロングコート(ブラックウィルムコート)を外している

    流石に両者とも実剣を使うわけにはいかないので木剣を握っている

    ユリウスも先程使った木剣じゃなく、新しい木剣を握っている

    キリト「いつでもいいぜ」

    ユリウス「私もだ」

    フェリス「じゃあ行くよー模擬戦ー開始!」

    俺は剣を構える

    俺の構え方に笑う声が聞こえるがそれを払拭し、
    ユリウスも剣を構えたところで俺は地面を蹴った

    俺の剣をユリウスは上から振り下ろすように受け止める。

    すかさず2、3、4撃と剣を叩き込む。

    それを迎撃するユリウス

    久しぶりの強敵が相手なんだ

    俺も本気で答えるのが礼儀だよな

    キリト「セアアアアアアアア!!!」

    俺は咆哮とともに全力の斬撃を放った

    ユリウスはいきなりの全力の斬撃に対処が遅れている

    ガガッ!!

    ユリウスは辛くも防ぐが、木剣がユリウスの手から離れ、練兵場の壁際の地面に落ちた

    ユリウス「·····私の、負けのよう」

    キリト「拾えよ」

    ユリウスの言葉を途中で遮り、ユリウスに木剣を突きつける。

    ユリウスは一瞬戸惑うが木剣を拾い、

    ユリウス「では行くぞ!!」

    ユリウスの剣を俺は迎撃する

    次々と叩き込まれる斬撃に俺は体制を崩した

    ふりをした

    ユリウスは俺が体制を崩したと思い、追い打ちをかけようとする

    しかし

    次の瞬間には俺は動き出していた

    ユリウスは慌てて剣を戻そうとするが間に合わない

    俺の木剣はユリウスの胴体をしっかりと捉えて、

    ユリウスは吹っ飛んでいった

  181. 181 : : 2017/03/13(月) 17:13:59
    ユリウスイキテルカナーwww
  182. 182 : : 2017/03/15(水) 21:35:09
    >>181さんいつもコメントありがとうございます!

    ここでユリウス死んだら原作ブレイクどころの被害じゃなくなるw
  183. 183 : : 2017/03/15(水) 21:55:06
    あの後気を失っていたスバルをフェリスに治療してもらい、今は病室のベッドに寝かせている

    ユリウスもあっさり負けを認めて、事態は取り敢えず収拾したかに思えたのだが

    "今まで俺のおかげで!!!なんとかなってきただろ!?"

    スバルの怒号が扉を超えて俺の耳に届く

    目が覚めたスバルとエミリアが話し合っている

    いや言い合っているという表現が正しいのだろう

    "信じさせてくれなかったのはスバルの方じゃない!!"

    エミリアの怒号も響いている

    エミリアがここまで感情を剥き出しにするのは珍しい

    今回の件はそれほどまでに深刻なのだ

    話し合いが終わったのかドアの方にエミリアが歩いてくる気配がする

    ドアが開き、暗い顔をしたエミリアが出て来る

    キリト「もう、いいのか?」

    そう尋ねると

    エミリア「ええ。もう、終わったの」

    疲れたような、悲しそうな声音でそうつぶやく

    エミリアが離れた後も俺はそこに留まった

    途中でスバルの泣き声が聞こえてくる

    このエミリアとスバルの仲違い。

    それが破滅へのカウントダウンだとは

    まだこの時は知る由もなかった
  184. 184 : : 2017/03/16(木) 06:45:38
    キリト剣聖なみに強いんだったら白鯨ワンパンデスねww
  185. 185 : : 2017/03/16(木) 08:18:52
    >>184さん いつもコメントありがとうございます!

    一応ラインハルトよりは弱い設定なのでワンパンは難しいですねw
  186. 186 : : 2017/03/18(土) 12:41:11
    あの一件の後スバルは治療のためにクルシュの邸宅に世話になることになった。俺とレムもそれに付き添っていった

    そして3日目

    キリト「はあっ!!」

    俺は二刀流スキルであるナイトメア·レインを発動させた

    もう、すでに日課となっている素振り、ソードスキルの空打ちはカルステン邸宅に来ても続いている

    そろそろ切り上げようかと思っていると

    スバルが扉を開け、出てきたとこだった

    スバル「よう。今日もやってたんだな」

    キリト「もうすでに日課だからな」

    ふと見るとスバルの手にも木剣が握られていた

    俺の視線に気付いたのだろうかスバルが

    スバル「俺も少し鍛えようかと思ってなヴィルヘルムさんにお願いしたんだ」

    ヴィルヘルムさんも丁度出てきた

    ヴィルヘルム「キリト殿も精が出ますな」

    キリト「ヴィルヘルムさんただ物じゃないと思ってましたけどやっぱりそっち系の人なんですね」

    ヴィルヘルム「もう何年も昔ですがね」

    少し悲しそうにそう言った。

    するとスバルが

    スバル「じゃあヴィルヘルムさん!!ご指南お願いします!」

    と空気を変えるようにそう言った
  187. 187 : : 2017/03/19(日) 09:39:20
    窓からスバルとヴィルヘルムが木剣を打ち合うのが見える

    俺も初日に剣の指南を頼み、ソードスキル無しで現在10対10の引き分けだ

    その時フェリスとばったり鉢合う

    フェリス「おはよ〜キリトきゅん」

    キリト「あぁおはよ」

    フェリス「スバルきゅんも頑張ってるねヴィル爺相手に」

    キリト「目標みたいな物ができたんだ。いい兆候だと思うよ」

    フェリス「あまりにも大きい目標だけどね」

    しかしスバルには悪いが···俺にはアイツは本当に強くなろうとしていないように思える

    ただ俺は頑張っているんだというポーズを取っているような···

    フェリス「キリトきゅんも気づいた?」

    キリト「あぁ。でも気持ちを切り替えられるなら」

    それもいいだろう
  188. 188 : : 2017/03/19(日) 09:47:04
    ミレニアムトワイライト買った人います?
  189. 189 : : 2017/03/19(日) 10:00:20
    欲しいけど、お金が。゚(゚´Д`゚)゚。
  190. 190 : : 2017/03/19(日) 15:26:10
    キリトに教えてもらえよスバルw
  191. 191 : : 2017/03/19(日) 15:27:27
    今日買いました
  192. 192 : : 2017/03/19(日) 15:38:05
    >>189さんコメントありがとうございます!

    僕も親から前借りして買いました!最近お金の消費が····(泣)

    >>190さんいつもコメントありがとうございます!

    確かにそうですね!何か理由考えときますw

    僕発売日に買って今ストーリーはクリアしました!
  193. 193 : : 2017/03/20(月) 00:09:36
    白鯨はアインクラッドのボスでいえばどれくらいの強さの予定ですか?キリトがすぐに倒しちゃつまらないので91層ボスのドルゼル・ザ・カオスドレイクか75層激強仕様のスカルリーパあたりだと予想します!
  194. 194 : : 2017/03/20(月) 10:50:48
    >>193さんコメントありがとうございます!

    僕もそれは考えていたので、一応リゼロの白鯨に何か

    特殊能力を足したいなと思っています
  195. 195 : : 2017/03/20(月) 21:58:08
    キリト「スバルの体はどうなんだ?」

    フェリス「う〜ん運動とかなら良いけど魔法使ったら危険かにゃ。」

    キリト「わかった。本人に言っとくよ」

    そう言ってフェルトと別れた

    その後俺は割り当てられた自室に戻り、少し魔法の練習をしたのだが·····

    キリト「やっぱり全然駄目だな」

    アンダーワールドで使っていたシステムコマンドもここでは機能しなかった。

    何故か心意だけは使えるのだが·····
  196. 196 : : 2017/03/20(月) 22:46:21
    完全武装支配術は使えないということですか?
  197. 197 : : 2017/03/21(火) 13:41:33
    武装完全支配術でしたね
  198. 198 : : 2017/03/21(火) 16:06:13
    魔法って武装完全支配術の事ですか?
  199. 199 : : 2017/03/21(火) 17:42:52
    皆さん、最初の方読んでください。
    武装完全支配術は、スキル欄にありますよ!
    そして魔法とは、
    「システムコール・○○○・○○○」
    みたいなやつじゃないでしょうか?
    間違ってたらすみませんm(_ _)m
  200. 200 : : 2017/03/21(火) 18:12:41
    自分の予想では 魔法はリゼロやALOのだと思います
    魔法が存在しないSAOのアバで召喚されたため適性がないという扱いになってしまった
    ベアトリスみたいなのと契約できれば ラインハルトに簡単に勝てるのかも
  201. 201 : : 2017/03/21(火) 21:37:54
    おお!200達成!
  202. 202 : : 2017/03/21(火) 21:48:34
    >>196、197さんコメントありがとうございます!

    武装完全支配術はスキル欄にありますので使えますよ!

    しかしその術式が分からないので発動の仕方はこのキリト君は分かっていない様子ですねw

    >>198さん いつもコメントありがとうございます!

    説明足らずでスミマセン!

    このリゼロの世界で使われている魔法と、アンダーワールド

    で使われていた魔法(システム·コマンド)

    あとはダメ元でALOなどで使われていた魔法を使おうとしていた

    というかんじですね
  203. 203 : : 2017/03/21(火) 21:54:52
    >>199さんいつもコメントありがとうございます!

    説明ありがとうございます!

    上でも述べた通り、今まで出てきた魔法扱いのもの全てをキリト君は試しています

    >>200さんコメントありがとうございます!

    魔法についての解釈はほぼ合ってます

    ベアトリスとの契約はスバルがいるから難しいかも知れませんねw
  204. 204 : : 2017/03/21(火) 21:59:47
    SAO18巻でキリトが詠唱無しで魔法使っていたのですが、そういう心意による魔法の行使は

    この先あってもいいかなと思っています

    だから魔法は使うかもしれません
  205. 205 : : 2017/03/21(火) 22:32:01
    ユージオの魂のアシストみたいなものは考えていますか?
  206. 206 : : 2017/03/22(水) 02:38:44
    >>205ユージオのアシストって、ガブリエルを倒した時の17連撃のスターバーストストリームの事ですよね?
    確かユージオは自分を青薔薇の剣に宿す事によって…いわゆる脳死状態として魂を生かしたと書いてあった気がします。だからこそ夜空の剣と青薔薇の剣で17連撃のスターバーストストリームを放てた。
    だとすると、エリュシデータとダークリパルサーの二振りである以上ユージオのアシストは受けられないかと思われます
  207. 207 : : 2017/03/22(水) 09:15:19
    >>205さんコメントありがとうございます!

    >>206さんのコメントで間違いないです、!

    解説のコメントありがとうございます!
  208. 208 : : 2017/03/22(水) 12:06:48
    そんなこんなで昼食の時間になり、食後、

    スバル「なあキリト、この後街行こーぜ」

    そうスバルから誘われた

    キリト「あぁ良いよ」

    レム「レムも行きます二人だけじゃ心配なので」

    キリト「ハハハ信用されてないみたいだな」

    スバル「まああまりここの地理に詳しいわけじゃないしな」

    キリト「王都·····か」

    ルグニカの王都はアンダーワールドの央都セントリア

    に比べるとだいぶ大きい街になる

    その分人口も多く、王選の影響で商人の往来も多いと聞いている

    キリト「良さげな剣があるといいな」

    そう思いながら玄関をくぐった
  209. 209 : : 2017/03/23(木) 15:52:14
    俺は武器屋っぽい所で品定めをしていたのだが···

    キリト「どれも軽いなー」

    どれもそんな剣しか無かった

    まあエリュシデータやダークリパルサーほどの剣があるとも思ってなかったが

    キリト「あの、この店でこの剣と同等かそれ以上の剣ってあります?」

    厳格そうな店主にそう訪ねてみる

    店主「あん?お前さんの剣っていうのはその背中に帯びてるもんか?」

    キリト「は、はい」ゴト

    カウンターに置くと重そうな音を立てた

    店主「ほう。なかなかに珍しい形だなって重っ!!」

    店主はエリュシデータを数センチしか持ち上げられず、ギブアップした

    店主「しかし重いだけじゃねえな。こいつはそこら辺の業物と格が違え」

    キリト「見ただけで分かるんですか?」

    よくアニメなどで達人が物を見ただけで価値がわかるというシーンがあるが···

    店主「俺もこの道長えからな。けどこの剣と同じような性能の武器を作るのは俺の生涯を賭けても無理だろうな。それほどの物だ」

    そんなにこの世界ではすごい剣なのだろうか

    店主「他の店行ってもこれと同じぐらいの剣なんて無いだろうよ」

    キリト「そっか。まぁいいやありがとな」

    と立ち去ろうとしたが

    ふとある物が目に入る

    それは釘を長くしたような外見のスローイングピックだった

    俺がSAO時代に使っていたものとは少し違うが俺はそれを購入することにした

    店主「なんだそんな物を買うのか?あんな凄え剣拝めたんだお代は無しでいいから全部持ってけ」

    キリト「本当か!ありがとう!」

    あといつでも取り出せるようにホルダーみたいな物をかわなくては

    遠距離攻撃なら心意でもいいのだがあれは結構精神力を使うので消耗していると

    使いにくいのだ

    「ジャッジメントですの!!」と叫びたくなるような足に取り付ける用のホルダーと

    SAO時代にも愛用していたベルトに付ける用があった

    取り敢えず俺はベルトにつける用を購入することにし、

    店主「その剣大切にしろよ」

    という店主の言葉にサムズアップで答えて店を後にした

    店を出るとさっきよりも人が増えていて祭りのようだった

    キリト「やっぱセントリアと比べると凄い人の数だな」

    そう思っていると果物屋に見慣れた

    ジャージ姿の少年とメイド服姿の少女が居るのを見つけた


  210. 210 : : 2017/03/23(木) 20:21:25
    キリト「二人共買い物か?」

    そう声をかけると

    スバル「おう!このオッチャンと約束を果たしに来たんだよ」

    スバルが示した方向を見ると

    いかにも今まで修羅場を潜ってきましたみたいな顔をした店主が立っていた

    その顔にはいくつもの古傷があり、果物屋より山賊や傭兵の方が似合いそうだな

    という失礼な感想を抱いていると

    店主「何だお前さんもこのガキの知り合いか?」

    何だか今日は怖そうな人ばかりに会うな〜

    と思ったが勿論表情には出さず、

    キリト「キリトです。よろしく」

    カドモン「俺はカドモンだまあよろしく」

    と案外普通の挨拶を返してくる

    スバル「何だよオッチャン俺の時とは随分態度違えじゃん!」

    カドモン「そりゃお前初対面の時一文無しで店に来やがるし態度が馴れ馴れしかったし」

    スバル「くそっ!俺のフレンドリーが伝わらないのはこの世界でも共通か!!」

    と空を仰ぐスバルの肩をレムが慰めるように叩く

    取り敢えずスバル達をスルーし、さっきから気になっていた事をカドモンに聞いてみた

    キリト「あの、さっきから出来てるあの人だかりは?」

    先程から大通りの掲示板のような物の前に人だかりができていたのだ

    カドモン「あぁ王選開始って書いてあるんだよ。まぁ出る人物の名前とか出生とかも書かれてるんだかな」

    キリト「へ~」

    見に行こうと思ったのだが俺はまだこの世界の文字を覚えてない。

    どうしようかと思っていると

    スバル「へ~俺まだイ文字しか分かんないから読んでくれよ」

    カドモン「何だよ不勉強だな。しゃーねーじゃあ行くぞ」

    レム「なら、レムが店番をします。さっき少し見たので」

    キリト「なら俺もついて行くよ」

    カドモン「まぁ客なんてほぼ来ないだろうがな」

    スバル「ついに認めやがったなこのオッサン」

    そんな訳で俺、スバル、カドモンの3人で大通りの掲示板に向かった

  211. 211 : : 2017/03/24(金) 13:04:14
    カドモンww
    期待してまーす
    僕はちなみに前コメしていたsinです
  212. 212 : : 2017/03/24(金) 14:46:37
    >>211さんいつもコメントありがとうございます!

    カドモンってこの先原作で出てくるんですかね?w
  213. 213 : : 2017/03/24(金) 15:12:46
    ここに来る道中にカドモンが「別にタメ口で良いぞ」と言ったので現在はタメ口だ

    そして掲示板の前に行き

    カドモン「さっきも言ったが書かれてんのは王選開始の報せと概要、あとは候補者の事が少し書いてある」

    カドモンによると三年後の親竜儀の前に国王を決めて、その後の儀式を執り行う。というすでに

    あの玉座の間で聞いた事ばかりだったが『候補者』という単語が少し気になった

    スバルも同じように候補者の欄を見ていた

    それに気付いたのだろう。カドモンが

    カドモン「候補者が気になるのか?王選候補者は全部で5人。中でも特に有名なのは
    クルシュ·カルステン公爵とアナスタシア·ホーシンだな」

    クルシュとアナスタシアの説明をスバルが聞いている中、俺はほぼ聞き流していた

    ここにいる人達もエミリア。ハーフエルフに対してあまり良く思っていないのだろうか

    もしかしたらカドモンも?

    という思考がよぎった直後

    カドモン「ただ、候補者にハーフエルフが混じってるのはイカれてるとしか思えねーな」

    そうカドモンは吐き捨てるように言った

    やはりか。

    この気のいいオッサンもハーフエルフに対して忌避感を持っている

    その事は俺の心に少し響いた

    エミリアの本当の姿を分かっているのは俺達だけなのか

    国民ほぼ全てが魔女の末裔であるハーフエルフに対して嫌悪感、そして恐怖心を抱いている

    それはまるで多くの人を殺してきた災害のような扱いだった

    ふいにスバルが

    スバル「···ハーフエルフのみんながみんな、その魔女ってのに関係あるわけじゃないだろ」

  214. 214 : : 2017/03/24(金) 21:23:13
    カドモンが不思議そうな顔をしている

    スバルは反論するように

    スバル「そのハーフエルフの子だって!この国の為にとか思ってるかも知れないだろ!!」

    カドモンが驚いたような顔をし、周りの人達もこっちを見る

    スバル「魔女の末裔だからって!魔女と姿が似てるからって!その子の事をそんなに避けるのかよ!!!」

    そのスバルの怒号は、偶然にも、いや必然と言ったほうが正しいだろう。

    俺の思っていた事と同じだった

    その問いにカドモンは

    カドモン「······そうだよ」

    それでもカドモンは考えを曲げなかった

    カドモン「魔女が怖い。だから魔女と少しでも関連するものがあるなら少しでも消し去りたい。それが国民の総意であり、俺も一緒だからだ」

    国民の総意。
  215. 215 : : 2017/03/24(金) 21:49:26
    つまり俺達以外のほぼ全ての国民がそう思っているのだ

    やはりこのイメージを改善する事は一筋縄ではいかないだろう

    それ程までに、魔女への恐怖心は凄まじい物だった

    カドモンがバツの悪そうな顔をして

    カドモン「···悪かったなムキになって」

    キリト「いや。この国で魔女がどれだけ畏怖されているか分かった。こっちもすまなかった」

    カドモン「取り敢えず店に戻るぞ注目を集めちまってるからな」

    そう言い、店に戻り始める

    不意にカドモンが

    カドモン「それにあまり公の場で魔女の名を出さねえ方がいい。誰が聞いてるか分かんねえからな」

    そう忠告を促された

    するとスバルが

    スバル「キリトは、何も思わなかったのかよエミリアの事。あんなに言われて」

    絞り出すような声でそう言った

    キリト「···何も思わなかったわけ無いだろ」

    そうだ俺は今凄く憤っているだろう

    確かに魔女はこの世界の人にとって

    凄く恐ろしいものかもしれない。

    けど仲間だ

    少しお節介で、優しくて、でも少し抜けたところのある

    そんな普通の女の子なのだから

    キリト「だから俺達が証明しようぜ。エミリアが、この世で恐れられる魔女とは違うって事をさ!」

    俺の言葉にスバルは

    スバル「そうだな。まずは俺達が信じないと、駄目だよな」

    少し、笑顔を取り戻したようだった

    しかし

    スバル「そうだよ。そしてあの能力でエミリアを見返してやる」

    そうスバルが少し不穏な決意を固めた事を、

    この時俺は気付けなかった
  216. 216 : : 2017/03/24(金) 22:03:03
    新しいssを書くかも?しれないので良かったらそっちの方もよろしくお願いします

    多分とある科学の超電磁砲✕ソードアートオンライン

    になると思います。

    またソードアートオンラインかー

    と自分でも少し思ったのですがキリトの視点って書きやすいんですよね

    しっかりこの作品と並行させられるかわかりませんが

    よろしくお願いします!
  217. 217 : : 2017/03/24(金) 22:23:43
    という訳でスレ立てましたw

  218. 218 : : 2017/03/25(土) 08:49:13
    多分タイトル検索で『とある』って調べると

    出ます。
  219. 219 : : 2017/03/25(土) 11:36:40
    カドモンの店に戻るとそこにはスッカラカンの商品棚だけが残されていた

    キリト「レム、犯人はどっちの方向に行った?俺が捕まえてやる」

    スバル「オッサン。レムを責めないでやってくれないか?」

    カドモン「あぁ分かってる嬢ちゃんは悪くねえよ」

    レム「何を勘違いしているのかは分かりかねますが商品全て売れました。売上はこちらに」

    カドモン「俺の平均日収を上回る額を、この短時間に?」

    スバル「オッサン、ドンマイ」

    カドモン「チクショウやっぱり顔か?もう少し穏やかな顔に···」

    キリト「いや、その表情じゃ逆効果だと思う」

    スバル「子供が見たら泣くな」

    カドモンがガックリと項垂れる中、

    俺達はクルシュの邸宅に戻った
  220. 220 : : 2017/03/26(日) 16:17:41
    スキルコネクトはできるんですか?アリシゼーションではALOじゃなくても発動できたみたいですけど
  221. 221 : : 2017/03/26(日) 18:37:18
    >>220さんコメントありがとうございます!

    スキルコネクトは出します!多分。どこかで
  222. 222 : : 2017/03/26(日) 18:44:55
    夜。

    フェリスから聞いたことなのだが、先程スバルとクルシュ達で酒を飲んでいたらしいのだが

    その時にクルシュが

    「前を向け、俯くな。」

    というような助言をしたそうだ

    そしてフェリスも

    「スバルきゅんはスバルきゅんで出来ることをする」

    というような助言をしたそうだ

    その時のスバルの表情は、何か危険な表情だったと

    フェリスが言っていたのだ

    クルシュ達がスバルに何かを吹き込んだというような事は起こってないだろう

    しかしスバルがその助言を聞いて何かを決意した。

    なら何を?

    キリト「一体、何をするつもりなんだ?」

    だが事件は翌日起こった
  223. 223 : : 2017/03/26(日) 19:07:50
    翌日

    レムに呼ばれた俺はクルシュの執務室に招かれていた

    そこにはスバルも居た

    キリト「それで、何があったんだ?」

    クルシュ「メイザース辺境伯の領地で何者かの不穏な動きがあるらしいんだ。最初に気づいたのはレムだが···」

    キリト「どうやって気づいたんだ?」

    レム「共感覚です。お姉様とはあまり使わないようにしてるはずなのですが···」

    クルシュ「思わぬ事態に遭遇した。という事か」

    レム「恐らくそうでしょう」

    クルシュ「···こういった襲撃はある程度想定できてたが···時期が早すぎる」

    キリト「エミリアの、王選参加をよく思って無い連中···」

    スバル「なら、俺達が助けに行かねえと!」

    レム「待ってくださいスバル君!エミリア様の言いつけを守らないと!それにスバル君は治療を受けなければ駄目です!」

    スバル「でも、エミリアの事を理解してあげれるのは俺達だけだろ!」

    それを聞いたクルシュは···

    クルシュ「もしエミリアの事を助けにここを出ていくのなら···卿は私にとって敵という事になるが?」
  224. 224 : : 2017/03/26(日) 22:03:18
    新しいスレのURL貼ってもらえませんか?
  225. 225 : : 2017/03/27(月) 11:18:40
    >>http://www.ssnote.net/archives/52508

    初めて貼ったので間違ってるかもしれないです
  226. 226 : : 2017/03/27(月) 11:19:51
    大丈夫です合ってました
  227. 227 : : 2017/03/27(月) 13:05:41
    スバル「えっ?」

    クルシュ「私がけいを客人としてもてなし、治療しているのは一重にエミリアとの契約があるからだ」

    スバル「···契約?」

    クルシュ「あぁ。もしけいがここを出ていくのなら私はけいを守る義理はない。」

    スバル「そうかよ。あんたとはひょっとしたら仲良くできるんじゃねえかと思ってたけど、そうだよなあんな『自分にできる事をしろ』なんて酒の席の戯言だよなあ!?どうせ俺をエミリアのとこに行かせるとなんか不都合だからそんな事を···」

    フェリス「あのさあ勘違いしにゃいでくれる?」

    フェリスが威圧感のこもった声でそう言う

    フェリス「それにスバルきゅんが行っても何も出来ない。行っても無駄だよ」

    スバルが拳を握りしめる

    スバル「分かった俺は、エミリアのとこに行く」

    フェリス「···忠告を素直に聞く事も男の甲斐性だと思うけど?」

    その言葉にスバルは····

    スバル「お前の言葉で決心できた。···ありがとよ」

    ここに契約は決裂した

  228. 228 : : 2017/03/27(月) 13:16:58
    ヴィルヘルムが用意した地竜に乗り込みメイザース領に戻ろうとしていた

    そして夜になって

    突如地竜が止まった

    キリト「どうしたんだ?何かあったか?」

    レム「いえ、これ以上は地竜を潰してしまいます。」

    スバル「そっか···じゃあしょうがないな」

    俺達は宿をとって、軽い夕飯を食べた後

    スバルの部屋からレムが出て来るのを待った

    途中白鯨とかいう怪物が出るから行きよりだいぶ時間がかかる

    出来れば今すぐ出発したいが···

    ガチャという音を立ててドアノブが回る

    キリト「···もういいのか?」

    レム「はい。スバル君には眠ってもらってます·」

    キリト「分かった。すぐに出よう」

    こうして俺達はスバルに黙って宿を出た

    それにスバルが気づいたのは翌日の昼近くだった
  229. 229 : : 2017/03/27(月) 13:35:46
    あれから一日と少し。

    俺とレムはメイザース領に着いた

    屋敷まであとわずか

    だがその道に

    ローブを被った集団が立ち塞がった

    キリト「なっ!?レム!アイツ等は!?」

    レム「『魔女教』です!!やはりこいつらが!」

    その魔女教とやらがダガーをこちらに投擲してきた

    キリト「レム!全速力で駆け抜けてくれ!!」

    俺はそう言ってエリュシデータでダガーを撃ち落としす

    魔女教はざっと15人程

    俺は先頭にいた奴を王都で購入した投げピックを足に投擲する

    声も上げずにその場に崩れ落ちる

    念のためもう片方の足にも投擲し、それを繰り返してようやく撒くことが出来たようだ

    キリト「アイツ等がこの近くで不穏な動きを行っていたっていう奴なのか?」

    レム「恐らくそうでしょう。飛ばします!」

    俺達がロズワールの屋敷の前の村であるアーラムに着いたときには村人が魔女教と交戦中だった

    いや、魔女教による蹂躙だった

    キリト「レム!お前は屋敷に向かえ!!」

    俺は地竜から飛び降り近くに居た魔女教を斬り伏せた

    前見た時には元気だった子どもたちも今は何も言わぬ骸となっている

    あれは確かスバルと仲良かった···!!

    よそ者の俺に対しても優しく接してくれたこの村の住人たちが圧倒的な暴力の前に血を流し、命を落とす

    それを自覚した瞬間。凄まじいまでの怒りが俺の体を支配した

    キリト「貴様らアアアアアアアアア!!!!!!!」

    俺は魔女教を全員殺すと決めて、視界に入る魔女教を斬り伏せた
  230. 230 : : 2017/03/27(月) 13:49:23
    ーーーーーーどれだけ時間が経ったのだろう

    俺はようやく魔女教を殲滅した。

    足にはダガーが刺さり、そこら中に裂傷があった

    キリト「何人···生き残ったんだ?」

    生存者を確認するため屋敷に向かいつつ村の中を探索する

    しかしあるのは今まで笑顔に包まれていたこの村の人々の死体。死体。死体。死体。死体。死体。死体。
    死体。死体。死体。死体。死体。死体。死体。死体。
    シタイシタイシタイシタイシタイシタイシタイシタイシタイシタイシタイシタイシタイシタイシタイシタイ

    むせ返るほどの血の匂いによって俺の精神を削ってくる

    キリト「結局···誰も救えなかった」

    そうだ。結局俺はその程度だ

    英雄と言われても親友の一人すら救えず、また俺はこうして守りたい人を救えない

    レムは無事だろうか

    屋敷にも魔女教が入り込んでいるかもしれない。

    キリト「早く···しないと···」

    ダガーによる傷でやられた足は走るたびに凄まじい痛みを伴う。

    そしてようやく屋敷の門に着く。すると···








    入り口でレムが死んでいたーーーーーーー
  231. 231 : : 2017/03/27(月) 14:07:14
    レムも戦ったのだろうそこら中に魔女教の死体が転がっている

    キリト「れ·····む·····?」

    自分の声とは思えない程しゃがれた声だった

    レムの死体だけじゃない。ラムの死体もあった

    ラムの死体に近づこうとした瞬間

    ???「おや?生き残りデスかね?」

    そんな男の声が聞こえる

    ???「フムフム指先を殺ったのはアナタデスか?アナタ、なかなかに勤勉デスね〜それに比べてワタクシの指先はなんと怠惰な事でしょう!!!あ〜怠惰怠惰怠惰怠惰!!!!!」

    男が何やら喋っていたが俺には聞こえなかった

    キリト「お前は·······?」

    ???「あ〜これはこれは私とした事がまだ自己紹介をしてはいないではありませんか。」

    男は腰を曲げて

    ペテルギウス「私は魔女教大罪司教。怠惰担当
    ペテルギウス·ロマネ・コンティ、デス!!!!」

    その言葉を俺は、半分聞いてなかった

    キリト「お前が首領かアアアアアアアアア!!!!!」

    俺は、この世界に来て初めて二刀流を使った

    二刀流最強のソードスキル。

    『ジ·イクリプス』

    27連撃のそのソードスキルは怒りの心意によるものなのか

    紅く、鋭いライトエフェクトを伴っていた

    約2秒で27連撃をくらったペテルギウスは、

    もはや人の原型を留めておらず、ただの赤い液体と化していた
  232. 232 : : 2017/03/27(月) 14:30:52
    ペテルギウスを殺した後

    屋敷の扉から一人の魔女教が出てきた

    その腕には、すでに死体となったエミリアがーーー

    ほぼ無意識でその魔女教を斬り伏せる

    屋敷の扉に体をもたれさせ、腰掛ける

    終わった、何もかも終わりだ

    また守れない。

    仲間も、主君も、親友も

    全て死なせてしまった

    キリト「ハハハハハハハハハハハハ···」

    俺の口から機械的な笑い声が出る

    キリト「アスナ···ゴメンな俺、帰れそうに無いわ」

    もう限界が近づいている

    もう考える力すら残っていない

    俺の体より先に、フラクトライトが崩壊した

    キリト「あ····アー」

    深い、深い闇にひきずられてく

    もう何も感じない

    モウナニモカンジナイーーーーーーーー
  233. 233 : : 2017/03/27(月) 14:36:15
    スバルside

    レムが死んでいた。

    ラムも、エミリアも。

    キリトは、死んではいなかった

    しかし何を言っても反応せず、うーとかアーとかしか言わない

    そこら中に死体が転がっている

    俺が立ち尽くしているとエミリアがいつも着けてるペンダントが光ったと思ったら



    次の瞬間俺は氷漬けにされていて、何が起きたか分からない内に命を落とした
  234. 234 : : 2017/03/27(月) 14:40:26
    そして次の瞬間キリトも謎の現象により、死を遂げる

    しかし、その死はある少年の力によって無くされ、

    もう一度生を受ける事になる

    そして、時間が遡った
  235. 235 : : 2017/03/27(月) 14:41:44
    結構なスピード展開になってしまい、スミマセン
  236. 236 : : 2017/03/27(月) 22:33:56
    キリトとペテルギウスの掛け合いが個人的に気になっていたので嬉しいです!!これからも頑張ってください!!!
  237. 237 : : 2017/03/29(水) 00:24:46
    続きが気になります
    やっぱり キリト先生がスバルの死に戻りを看破するのかな そして看破されるとスバルが死ぬのか 未来予知の様なものだと思うのか 75層のボス戦後の様な展開がそのうち出てきそう
  238. 238 : : 2017/03/29(水) 00:51:01
    >>237死に戻りに関しては、スバルが自主的に打ちなければ…えーとつまり、相手側が知っていた場合は死なないと記憶しています。
     キリトはそこそこ頭回る方だったと思うし、死に戻りがスバルの特典だと気付くと思います。……あれ、これ載せても大丈夫かな?
     作者さん、ダメな場合は非表示にしといて下さい。
  239. 239 : : 2017/03/29(水) 10:56:20
    >>237さんコメントありがとうございます!

    そうですね〜そこ結構悩んでるところで、今のところは

    キリト「何か嫌な夢を見た気がするな···」

    ぐらいに留めておきます

    >>238さんコメントありがとうございます!

    上でも書いたとおり、取り敢えず今はそっとしておきましょう

    詳しい解説ありがとうございます!
  240. 240 : : 2017/03/29(水) 18:14:18
    キリト「あれ?」

    さっき俺はカドモンとスバルと一緒にあそこにある掲示板を見て、それで店まで行こうとして····

    あれからまだ数秒しか経ってないはずだ

    なのに····

    何故か胸中に吹く不穏な風

    なんだろう。何か俺は大切なことを·····

    レム「ス、スバル君!?」

    レムの声に顔を上げると

    スバルがレムに抱きついていた

    キリト「······これは」

    どうしよう。

    誰か俺に『友達が女の子を襲っている場合の対処法』を教えてくれないかな∼

    とそんな事を思っていると

    スバル「へっへへへへへへへへへ」

    何故かそのままヘラヘラと笑い始める

    キリト「オイ、スバル?」

    なんだ?何かがおかしい

    スバルの顔を覗き込んでみると



    虚ろな目をして、何故かヘラヘラと笑い続ける

    明らかに狂ったとしか思えないスバルの姿があった

    俺達はすぐにクルシュ邸に戻った

    その頃にはすでに先程の不可解な感情は消え去っていた

  241. 241 : : 2017/03/30(木) 15:46:21
    キリトお前の精神はそんなものか!?
    byクライン
  242. 242 : : 2017/03/31(金) 15:56:06
    >>241さんコメントありがとうございます!

    キリト君はこの世界では豆腐メンタルですね〜w
  243. 243 : : 2017/03/31(金) 16:12:32
    スバルをクルシュ邸に連れ帰ったのだが一向に元に戻る気配が無い

    フェリス「これはもうお手上げかにゃー。体の傷は治せても心の傷までは専門外だし」

    クルシュ「フェリスで無理なら当家での治療は望み薄だ。すまない」

    そう言ってクルシュは俺とレムに頭を下げる

    キリト「いや、クルシュさん達に非は無い。これはスバルの問題なんだ」

    クルシュ「原因としては?」

    キリト「ただの心の傷って確定するのは難しいな。なんせ今日の朝は少なくとも普通の様子だった。少し
    追い詰められてはいたけどな」

    そうだ朝やカドモンと話していた時には何もおかしな点は無かった

    クルシュ「ならば外部の犯行か?」

    キリト「それは分からないけど···」

    クルシュ「そうか···これからどうするつもりだ?」

    キリト「レムと話し合って一度ロズワールの屋敷に戻る事になった。そこに行けば何か分かるかもしれないからさ」

    レム「明日には出発しようと思います」

    クルシュ「分かった。竜車の手配は任せろ」

    キリト「ありがとう助かる。」



  244. 244 : : 2017/04/01(土) 13:41:48
    そして翌日

    キリト「クルシュさん。今までありがとな」

    クルシュ「いや構わないさ。こちらも済まなかった」

    キリト「昨日も言ったけど気にすんなって。スバルの状態は俺達が治してみせる。」

    近くに居ながら何も出来なかった

    だから早く治して、謝らなくちゃな

    レム「そうですね。···それにエミリア様に会えば少し変わるかもしれません。」

    キリト「あぁ。まだ望みを捨てるには早い」

    クルシュ「そうか。では、息災で」

    フェリス「バイバ〜イ」

    キリト「あぁ。クルシュさん達もな!!」

    そうして俺達はクルシュ低から出発した
  245. 245 : : 2017/04/02(日) 09:54:10
    楽しみー
  246. 246 : : 2017/04/03(月) 19:22:24
    >>245,さんコメントありがとうございます!

    ありがとうございます!これからも頑張っていきたいと思います!
  247. 247 : : 2017/04/03(月) 19:44:48
    そして1日と少し経ったとき

    現在俺とスバルとレムはメイザース領に差し掛かった所でだ

    しかし俺は少し違和感を感じた

    静かすぎる···

    レムもそれに気づいたのか辺りを見回している

    そして···俺達が乗っている竜車の地竜の首から上が
    消滅した

    キリト「!?」

    地竜はバランスを崩し、かなりの勢いで竜車台を巻き込んで森の方へと吹き飛んでいく

    俺はスバルを抱えて竜車から飛び降りる

    しかし時速100キロオーバーで進んでいた地竜から人一人抱えて飛び降りたのだ

    地面への着地に失敗し、俺は森の方へと吹き飛んだ

    キリト「がっ···!」

    その勢いのまま森の大木に激突してしまう

    背中に凄まじい激痛が走り、呼吸が浅くなる

    どうやらスバルは無事だったらしいが、地面にうつ伏せに倒れている

    安心したのも束の間

    ローブを着た集団がスバルを連れ去った

    キリト「スバ···ぐっ」

    背中がミシッと悲鳴を上げる

    キリト「く····」

    しかしレムが

    レム「スバル君に触るなああああああ!!!」

    レムの鉄球が謎の襲撃者の頭を砕く

    しかし数が多い

    一人だけスバルを運び、後の約30人程はこの場で短剣を抜いて、交戦しようとしている

    キリト「く·····おおおおお」グググググ

    剣を支えに俺はなんとか立ち上がった

    レム「まだ戦えますね?」

    レムの傍らに移動するとそう問いかけてくる

    キリト「当たり前だ。スバルを助けるぞ!」

    こうして魔女教との戦いが始まった


     

  248. 248 : : 2017/04/03(月) 21:01:02
    レム「はあああああ!!」

    レムの鉄球が魔女教を3人まとめて吹っ飛ばす

    キリト「クソ!きりが無いぞ!」

    襲い掛かってくる魔女教の足を剣で貫く

    レムは躊躇無く殺しているが

    元々平和な日本生まれの俺は人を殺すのに躊躇ってしまう

    だから急所を外して足止めしているのだが·····

    キリト「こいつら痛みを感じていないのか···!?」

    足を貫いても動きが鈍りはするもののあいつ等は止まらない

    レム「キリト君!!」

    レムの叫び声に顔を上げると

    魔女教の連中が魔法を詠唱していた

    その数10

    レム「このままでは···!」

    そして、耳をつんざくような大爆発





  249. 249 : : 2017/04/03(月) 21:44:23
    キリト「ぐ·····あ····」

    熱い。体を凄まじい熱感が覆う

    顔を上げるとレムが倒れていた

    魔女教は既に退散しているようだった

    キリト「レ··厶大丈夫か?」

    レム「う··········あ·····」

    出血は無いが火傷がヒドイ

    キリト「動けそうか···?」

    レム「すみ·····ませ····ん」

    そこで俺は思い出した

    人差し指と中指を揃えメニューウインドウを開く

    そしてアイテム欄から回復結晶をオブジェクト化する

    キリト「ヒール!」

    回復結晶が砕けてレムが緑色の光に包まれる

    レムの体から火傷や切り傷が消える

    レム「これ···は?」

    キリト「動けるか?」

    レム「は、はい。キリト君回復魔法なんか使えたんですか?」

    キリト「いやアイ···ミーティアだよ」

    この世界でのマジックアイテムは“ミーティア“と呼ばれる

    認識としては魔法が使えない人でも使える魔法みたいな物だ

    レム「そうですか····ッ!こうしてる場合じゃない!早くスバル君を追いましょう!」

    キリト「ああ。急ご·····うぐっ!」

    そういえば俺の治療をしてなかった

    再度メニューウインドウを開いてハイポーションを飲む

    キリト「···先に行ってくれ。後少しで動けるようになる」

    レム「分かりました。逃げたら許しませんよ」

    それに俺はサムズアップで答える

    レムは頷いて全速力で駆け抜けていく



    *****************************************

    5分後

    俺は動けるようになり、全速力で森の中を進んで行く

    SAOのポーション系回復アイテムは一瞬で回復するのでは無く

    ジワジワと回復していくアイテムだ

    だから少し待ってたのだがそろそろ行かなければ

    俺はレムを追うように森の中を走破していく
  250. 250 : : 2017/04/03(月) 21:50:27
    レムが撃破していったのだろう

    道には魔女教の骸がそこらに転がっていた

    そのおかげでレムに追いつくのにそこまでかからなかった

    レム「結構早かったですね」

    キリト「そりゃ倒すべき相手はレムが撃破してくれたし。死体を追ってけば真っ直ぐレムに行き着くし」

    レム「そうですか。···スバル君は恐らくこの中です」

    そう言って洞窟を指差す

    キリト「分かった。進もう」

  251. 251 : : 2017/04/03(月) 22:07:29
    俺とレムが洞窟を進んでいくと

    ???「おや?仲間デスかねぇ?」

    レム「スバル君!!!」

    スバルは謎の男の後ろの壁に貼り付けられていた

    どうやらまだ死んではいないようだ

    キリト「お前は?」

    俺は剣を構えながら相手にそう聞いた

    ペテルギウス「私は魔女教大罪司教。怠惰担当
    ペテルギウス·ロマネ・コンティ···デス!!!」

    ペテルギウスと名乗った男は深々と腰を折ってそう答えた

    キリト「何故こんな事を?」

    ペテルギウス「ん?そうデスね···それがサテラの意思だからデス!」

    キリト「まあ理由はどうでもいい。そこを退け」

    ペテルギウス「おやおや野蛮デスね。もう少し貴方とは話がしたいデス。何故か親近感が湧き、他人では無いような感じがするのデス!」

    キリト「それは嬉しく無いな」

    そんな会話をしている俺達をよそに

    レム「御託は結構です魔女教!」

    そしてレムが近くの魔女教に鉄球をぶち込んだ
  252. 252 : : 2017/04/04(火) 12:03:20
    ペテルギウスなら片手剣最上位剣技10連撃技のノヴァ・アセンションでも倒せるのでは……白鯨は無理ですがねw
  253. 253 : : 2017/04/04(火) 13:41:04
    声優が同じだからかな?
  254. 254 : : 2017/04/06(木) 13:06:21
    >>252さんコメントありがとうございます!

    まあペテルギウスは防御力は低いですし、ヴォーパルストライクでもいけそうな気がしますねw

    >>253さんコメントありがとうございます!

    そうです!一応中の人ネタをやってみましたw
  255. 255 : : 2017/04/06(木) 13:45:32
    それと同時に戦闘が始まる

    キリト「取り敢えずそこを退いてもらうぜ!」

    俺は近くに居た魔女教の足に斬撃を与える

    魔女教の投げダガーを撃ち落とし、買ったばかりのスローイングピックを魔女教の足につき立てる

    キリト「まだいるのか?」

    もう10人は足止めしているがまだ出てくる

    レムが鬼化して殲滅しているがきりが無い

    こうなったらペテルギウスを·······!!

    そしてヴォーパル·ストライクを発動させ、ペテルギウスヘ向かって突撃する

    あとペテルギウスまで10m 9.8.7.6.5

    残り5m。

    あと少しでペテルギウスの体を貫けるというところで

    ガクン

    と俺の体が揺れた

    キリト「な····ん?」

    何だ?足が言うことを聞かない

    俺はそのままペテルギウスの目前で倒れる

    俺は自分の足を見た

    しかしそこには本来あるべき足が無かった

    何か強力な力によって引きちぎられた?

    そう思考が追いついた瞬間

    ゾッとするほどの赤い血がホースから出る水のように流れ出す

    それと同時に足に凄まじい痛みが俺を襲う

    キリト「ぐあああああああアアアアアア!?!!?」

    痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛いいいいいいい!!!!

    レム「,キリト君!?」

    レムが俺を呼ぶ声がする

    しかしその瞬間

    レムにも謎の現象が襲う

    レムがドサリと地面に倒れる

    俺は····また失う······のか?

    キリト「駄目だ······!やら···せない!」

    足は無くした。

    しかしまだ手がある

    剣は折れてない

    まだ動····ける!!

    キリト「うおおおおおおおおおおおお!!!」

    ペテルギウス「おおおおおなんと素晴らしい!!ここまで傷ついてなお、まだ進もうとするその精神!!実に勤勉です!!!」

    しかし

    動くにつれて視界が安定しなくなる

    視界が暗···········く······

    ペテルギウス「しかし、あなたは爪が甘かった。あなた怠惰デスね〜」

    そのケタケタと嗤う声を最後に俺は意識を手放した
  256. 256 : : 2017/04/06(木) 20:55:25
    やっぱ見えない手はつよいデスね〜
  257. 257 : : 2017/04/08(土) 09:19:36
    キリト「ん?」

    なんだろう一瞬目眩がした

    現在俺は王都に来ている。

    今朝スバルに誘われて街にきているのだが···

    キリト「疲れてるのかな?」

    さっきの目眩を疲れだと判断して俺はスバルの所へ向かう

    スバル「ああキリト。一回クルシュさんの所へ戻ろうぜ」

    キリト「俺は構わないよ」

    レム「そうですね混んできましたし」



    クルシュ邸に戻ると

    スバル「悪い。一緒にクルシュさんのとこまで来てくんない?」

    キリト「え?まあいいけどさ」

    なんだろう

    スバルの様子が変だ

    くわしくは分からないけど

    殺気や憎悪といった感情が

    今のスバルの目から感じ取れた

    一体どうしたのだろうか

  258. 258 : : 2017/04/09(日) 18:27:50
    3日後

    魔女教の襲撃がある

    クルシュとの話の中でそう言ったスバル

    そしてスバルはクルシュに協力をあおぐが、

    断られる

    同盟は決裂。

    スバルの言うことが本当なら一刻の猶予も無いだろう

  259. 259 : : 2017/04/09(日) 18:30:49
    ここからはかなりスピード展開で白鯨の所まで行きます
  260. 260 : : 2017/04/09(日) 18:51:53
    俺達は今メイザース領に向かっている

    スバルはクルシュ、プリシラ、アナスタシアにことごとく協力を断られ、かなり精神的に危ない様子だった

    俺達はオットーという商人たちと夜のリーファウス街道を走っていた

    レム「すみませんスバル君。地図を確認したいので袋を取って貰っても良いですか?」

    スバル「これか?···でも暗くて何も見えないな」

    スバルは少し考えて

    スバル「そうだ!」

    と言って自分の荷物を漁る

    取り出したのはガラケーと呼ばれる電子機器だった

    キリト「それってガラケーってやつだよなすげえ久し振りに見たかも」

    スバル「おう充電生きてて助かったぜ」

    レム「もう少しフリューゲルの大木です」

    キリト「もしかしてあれか?」

    レム「そうですよ。」

    なんかALOの世界樹みたいだな

    スバル「ん?オットー。お前の仲間どこ行った?」

    とスバルがそんな事を言ったとき。

    何かが霧の奥から現れる

    なんだろう

    と思って目を凝らすと出てきたのは

    巨大な生き物だった
  261. 261 : : 2017/04/09(日) 19:26:14
    凄まじい暴風が俺と地竜を襲う

    キリト「なん!?」

    俺は外へと弾き出される

    スバル「キリトーーーー!!!!!」

    スバルが俺を呼ぶ声がする

    キリト「ここで足止めしなきゃアイツ等がヤバそうだな」

    俺はここでこの化物を足止めする覚悟を決めた

    まだ全貌は見えないが

    SAOのフロアボスと比にならないぐらいのデカさだ

    スバル達の竜車が遠ざかっていく

    それを見届けて抜剣する

    キリト「うおおおおおあ!!」

    俺はノヴァ·アセンションを発動させて化物に斬り込んだ

    図体がでかい分あまりダメージになってない

    キリト「クソッこれじゃキリがない!」

    化物が急に空に向かって飛翔する。

    その行動によって俺は空へと舞い上げられる

    キリト「うおっ!!」

    そして化物が急降下して突っ込んでくる

    キリト「クソッ避けられな·····」

    ドゴオオオオオオオオオン!!!!!!

    キリト「ぐ·····あ」

    足をやられた

    キリト「どうやらここで俺は死ぬみたいだ。でもな」

    俺は決心する

    キリト「ここで足止めして、アイツ等だけは生かして見せる!」

    化物がブレス攻撃のような物を放とうとしている

    キリト「せあああああああああ!!!!!」

    俺と霧が激突する







    キリト「········ごめ·········んな?」

    俺はそこで死んだ

  262. 262 : : 2017/04/10(月) 14:22:15
    キリト白鯨ぐらい余裕じゃね?アドミニストレータ倒したんだしロズワールより強いなら勝てるよ。長文失礼しました
  263. 263 : : 2017/04/12(水) 06:08:38
    >>262さいつもコメントありがとうございます!

    でも流石にソロで狩るのは難しいと思います。

    アドミニストレータの時はユージオとか居ましたし。
  264. 264 : : 2017/04/12(水) 06:10:59
    判りにくいかもしれないですが、次はアニメ18話で言う『ゼロから』です
  265. 265 : : 2017/04/12(水) 18:36:38
    キリト「っ·····」

    何故か急に頭痛に襲われた

    現在俺は王都の商店街地区に来ている

    今日の朝にスバルに誘われたからだ

    キリト「····疲れでも溜まってんのかな」

    先程の激しい頭痛の理由は取り敢えず置いておこう

    キリト「ん?スバルは?」

    周りを見渡してもスバルはおろかレムの姿も見えない

    キリト「スバル〜!レム〜!」

    人混みではぐれたのか?

    いや今は掲示板に人が注目してるからそこまで人は居ない

    キリト「しょうがない。探すか···」

    こうして俺はレムとスバルを探しに行った


    キリト「ったくどこ行ったんだ?」

    大通りから少し外れた所に今は居る

    ここには居ないな

    と思い戻ろうとすると

    スバル「諦めんのが簡単?ふざけんな!!!」

    聞き慣れた声が奥から響いてきた

    キリト「スバル?」

    そこにはレムとスバルが立っていた

    まだこちらには気付いていないようだが···

    キリト「一体どうしたんだ?」

    ストレスやフラストレーションがスバルには溜まっていたのも薄々気付いていたが

    流石にレムにぶつけるほどスバルも腐ってはいないだろう

    キリト「見守るしかないか···」

    俺は近くにあった壁にスバル達から見えないように身を潜めた
  266. 266 : : 2017/04/12(水) 19:00:59
    スバルside

    もう駄目だ

    どんなけ頑張ってもハッピーエンドまで結びつかない

    あんなけ出来る事をやった

    でも。でも····

    誰も助けられなかった

    だから俺はレムと一緒に逃げる決意をした

    この国から。

    この運命から。

    そしてーーーーーーエミリアから

    しかし俺の決断はあっさりと断られた 

    恐らくレムには俺の言っている事が全て理解できた訳ではないだろう

    死に戻りを言えないというルールがある以上どんな事を言っても信用100%とはいかない

    レムは言った

    『諦めるのは簡単です』

    アキラメルノハカンタン?

    それを聞いた瞬間。

    自分の中で何かが溢れた

    スバル「諦めんのが簡単?ふざけんな!!!」

    止まらなかった

    スバル「諦めるのが簡単な訳ねえだろうがあああ!!!」

    こんな事を言っても仕方ないのに

    スバル「俺が何にも考えないで!!!俺が何にもしないで!!!何もかも切り捨てて!!!あっさりと何もかも投げ捨てて!!!諦めてんだって!!!お前はそう言いてえのか!!?」

    こんなのガキの八つ当たりだ

    スバル「諦めんのだって簡単じゃ無かった!!!何かしようって。戦おうって。そう思う方がずっと楽だったよ!!!···けど。道がどこにも無いんだ!!!諦める道にしか続いてないんだ!!!」

    レムは悪気は無かっただろう

    さっきの言葉だって俺の事を思っての発言だったのだろう

    けど。それでも····

    スバル「何とか出来るなら俺だって···!俺だって!」

    レム「スバル君···」

    レムが俺を呼ぶ

    レム「諦めるのは簡単です。」

    再びレムはそう言う

    レム「でも···スバル君には似合わない。」

    レムは俺の事をまだ見捨ててくれない

    レム「話してくれませんか?スバル君が何に絶望して。何に悩んでいるのかを」
  267. 267 : : 2017/04/12(水) 22:18:05
    スバル「そ、それは···」

    レム「スバル君が何でそんなに苦しんでいるのか。レムには分かりません。分かる。と軽々しく言ってはいけないとも思います。」

    レムは続ける

    レム「けど一つだけわかっている事があります。途中で何かを投げ出したりできない人間だって事です。」

    違う。俺はそんな···
     
    レム「レムは知っています。スバル君は未来の事を話す時笑って話せる人だって。レムは知っています。スバル君は未来を諦めれない人だって。」

    スバル「違う。俺はそんなんじゃ」

    レム「違いません。スバル君はレムや姉様。ロズワール様。キリト君。ベアトリス様。そしてエミリア様や他の人の事も諦めてはいないはずです。」

    スバル「諦めた。無理だった!全部拾うなんて土台無理な話だったんだよ!!!俺の手のひらは小さくて、こぼれ落ちて、何も残らない···!」

    レム「そんな事ありません。スバル君は······」

    もう限界だった

    スバル「お前に!!俺の何が!!俺にお前の何が分かるってんだよ!!!」

    なんで!なんでレムはそんなに俺の事を···!

    スバル「所詮俺はこの程度の男なんだよ!!大した力も無いのに望みは高くて!知恵なんて無いのに夢ばかり見てて!!·····俺は!俺が大嫌いだ!!!!!」

    噴火した火山のように止まらない

    スバル「いつも口先ばかりで!何ができる訳でも無いのに偉そうで!!そのくせ人に文句言うときはいっちょ前だ!!何様のつもりだよ!!良くもそんなんで生きてられるよな!!なあ!?···空っぽだ。俺の中身はスカスカだ···」

    レムは俺の事を真っ直ぐ見つめている

    スバル「当然だ。俺がお前たちに合うような事態になるまで何をしてきたかわかるか!?···何もしてこなかった」

    俺はこの世界に来るまでは引きこもりの高校生だったのだ

    何もせず、現実から目をそらしてのうのうと暮らしてただけだ

    スバル「あれだけ時間があって!あれだけ自由があって!なんだってできたはずなのに!なんにもやって来なかった!その結果が今の俺だ!俺の人生の多大な浪費癖が···俺やお前を殺すんだ。」

    レムは俺の事をまだ真っ直ぐ見つめている

    スバル「本当は分かってたさ。俺は最低だ。俺は俺が···大嫌いだよ」

    絞り出すような声で俺はそう言う

    レムは

    レム「レムは知っています。スバル君がどんなに暗い暗闇の中でも手を伸ばしてくれる勇気があるって事を」

    ここまで来てまだレムは俺のことを見捨ててくれなかった








  268. 268 : : 2017/04/13(木) 15:33:28
    266の最初の方あんなけ出来る事をやったってあんなにじゃないですか?
  269. 269 : : 2017/04/13(木) 17:30:32
    >>268さんコメントありがとうございます!

    本当ですね····ご指摘ありがとうございます!
  270. 270 : : 2017/04/13(木) 18:41:22
    レムは微笑んで

    レム「スバル君に頭を撫でられるのが好きです。手のひらと髪の毛からスバル君と通じ合っている気がするからです。スバル君の声が好きです言葉一つ聞くだけで心が暖かくなるんです。」

    どうして····そんな事を

    レム「スバル君の目が好きです。普段は鋭いんですけど、人を思いやる時柔らかくなるその目が。スバル君の指が好きです。男の子なのに綺麗で、でも握るとやっぱり男の子なんだと思わせるような細くて強い指が。
    スバル君の歩き方が好きです。隣を歩いているとちゃんと付いてきているか確かめるように後ろを振り返ってくれる。そんな歩き方が好きです。」

    スバル「やめろ···」

    嗄れた声が俺の喉から出る

    レムは止まらない

    レム「スバル君の寝顔が好きです。子供みたいに無防備で、まつげなんかちょっと長くて、頬に触れると穏やかになっていたずらに唇に触れても気づかなくって。凄く胸が痛くなって····好きです。」

    スバル「どうして·····!?」

    レム「スバル君が自分の事をそんなに嫌いだって言うなら、スバル君にこんなにも良いところがあるんだって。レムが知っている事を知ってほしかったんです。」

    そんなの····

    スバル「そんなのただのまやかしだ!お前が分かってないだけだ!···自分の事は、自分が良く分かってる」

    その言葉にレムは

    レム「スバル君は自分のことしか知らない!!レムが見ているスバル君を!スバル君はどれだけ知っているんですか!!」

    レムは泣きながら叫ぶように言った

    スバル「どうして···そんなに俺の事を?俺は弱くて。ちっぽけで、逃げて···!前の時と同じように逃げて!
    ···それでもどうして!!!」

    俺の問に

    レム「だって。スバル君はレムの英雄なんです!」

    そう言い切った

    レム「あの薄暗い森で自分すら分からなくなって暴れることしか考えられなかったレムを助けてくれた!
    目覚めたレム、魔法を使いすぎて倒れた姉様を助けるために危険を顧みず魔獣の群れに立ち向かっていった事。勝ち目なんてなくて、命も本当に危なくて、それでも生き延びて、レムの元に暖かいまま戻ってきてくれた事!目覚めた時、レムが一番言ってほしかった言葉を!言ってほしい人が言ってくれたこと!あの時レムがどれだけ救われたか!きっとスバル君にだってわかりません!だから、レムは信じています!例え世界中の人がスバル君の事を敵視しても!レムは必ずスバル君を信じます!」

    俺の事を優しく抱きしめる

    スバル「·······ッ!」

    レム「レムを救ってくれたスバル君が、本物の英雄だって····」

    レムが俺の額に優しく口付けする

    スバル「どれだけ頑張っても、誰も救えなかった···」

    レム「レムが居ます。スバル君が救ってくれたレムが今ここに居ます。」

    スバル「今まで何もしてこなかった。誰も聞いてなんかくれない。」

    レム「レムが聞きます。スバル君の言葉ならなんだって聞きます。聞きたいんです。」

    スバル「俺は·······俺が大嫌いだ···」

    レム「レムは、スバル君を愛しています···」

    スバル「俺なんかでいいのか···?」

    レム「スバル君がいいんです。スバル君じゃなきゃ、嫌なんです。」

    こんな···俺なんかが?

    レム「空っぽで、何も無くて、そんな自分が許せないなら、今ここから始めましょう!」

    レムが半歩下がって

    レム「イチから!いいえ。"ゼロから!!!"」

    スバル「······!」

    レム「····カッコイイところを見せてください。スバル君!」

    そうだ。俺は、決めたじゃないか

    スバル「レム、俺はエミリアが好きだ」

    レム「·······はい」

    スバル「どんなに拒絶されても、俺はあの子の隣に居たいよ。俺はエミリアを助けたい!辛くて恐ろしい未来があの子を襲うなら、皆で笑っていられる未来に連れ出してやりたい!···今の俺は一人じゃ何もできない。何もかもが足りない。だから····」

    エミリアを···助けたい!

    スバル「手伝って、くれるか···?」

    ふふっとレムが笑い声を漏らす

    レム「スバル君はひどい人です。ふったばかりの相手にそんな事を頼むんですか?····」

    スバル「プッははははははははは!!!」

    俺も釣られて笑う

    レムと俺の笑い声が響いて、

    レム「···謹んでお受けします。それで、レムの英雄が、笑っていられる未来を過ごせるのなら!」

    スバル「ああ!特等席で見ててくれ!」

    そう言ってレムを抱きしめる

    スバル「お前の惚れた男が、最高にカッコイイヒーローになるんだってところを!」

    君が見てる。

    君を見てる。

    だから俯かない。

    さあ、ここから、ゼロから始めよう。

    ナツキ·スバルの物語を!!

  271. 271 : : 2017/04/13(木) 21:15:20
    キリト「お二人さん?そろそろ出てきてもいいかい?」

    ニヤニヤしながら壁の陰から出てきたのはキリトだった

    スバル「なっ!?お、お前いつから···!?」

    キリト「ん?『ふざけんな!』てとこから『お前の惚れた男が、最高にカッコイイヒーローになるんだってところを!』まで」

    スバル「ほぼ全部じゃねえか!?」

    まあレムへのプロポーズが聞かれていなくて良かったと思うべきか

    スバル「それよりここからはマジな話だ。聞いてくれ。」

    ********************

    レム「魔女教が····!?」

    キリト「この世界で暗躍してるテロリストみたいなもんだよな。それがエミリアを狙ってるって事か?」

    レム「確かにロズワール様もその可能性を危ぶまれていました」

    スバル「俺はそれをどうしても止めたい!だけどそれには戦力が圧倒的に足りない!だからこれから集めなきゃならない。···二人共、手伝ってくれるか?」
    レムは大きく頷く

    キリトはーーー

    いたずらっぽく笑い、

    キリト「ようやく復活したか?ヒーロー。」

    スバル「ああ。お前にも迷惑かけた。ごめん」

    キリト「謝るのはこっちだ。すまない。俺はお前が悩んでるのに気付いてたのに、何もできなかった。
    だから···」

    キリトはもう一度大きく笑う

    キリト「協力、させてくれ」

    こうして、俺達の反撃の狼煙が上がる
  272. 272 : : 2017/04/15(土) 22:25:45
    (°∀°)アヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒゴッ!!!ゴホッ!ゴホッオエェェェー!!!(>ω<)(☆ч★)ウッ ヒョー
  273. 273 : : 2017/04/16(日) 00:27:14
    >>272さん

    ユリウス「正気に戻れ!!!」www
  274. 274 : : 2017/04/16(日) 08:22:41
    すまん楽しみすぎて発狂知った
    ァ”ァ”ァ”ァ”ァ”〜
  275. 275 : : 2017/04/16(日) 22:20:01
    スタバさんログインしないんですか?
  276. 276 : : 2017/04/18(火) 07:12:14
    >>274さんいつもコメントありがとうございます!

    そんなに楽しみにしてくれるとは···!

    凄いうれしいです!

    >>275さんいつもコメントありがとうございます!

    ユーザー登録の事ですよね?

    今のところは考えてないかな〜
  277. 277 : : 2017/04/18(火) 19:45:13
    俺達はクルシュ邸に帰り、

    事の顛末を話した

    そして、

    スバルが言ってた『白鯨』という化物を討伐する事になった

    現在白鯨討伐に向けての準備を進めている

    しかし···

    キリト「どれにしようか···」

    現場に向かうための地竜をきめているところなのだが···

    キリト「好きな奴選べって言ったってよ···」

    俺にはどの地竜が良いのか分からない

    スバルの方を見るとなんか立派な地竜に乗ってた

    フェリス「キリトきゅん?まだ?」

    キリト「何選んで良いのか分かんないんだけど···」

    フェリス「う〜ん。でもここにいる地竜はどれも最高級の地竜なんだけど···」

    ならどれ選んでも同じかな

    と思っていると

    何やらこちらを見つめている一頭の地竜が居た

    キリト「コイツにしようかな」

    フェリス「おっ!良い地竜選んだじゃにゃい」

    キリト「名前はーーー」

    どうしようかなあ

    トサカの色が亜麻色に近いアッシュブラウン

    偶然にもユージオの髪の色と同じ色だった

    キリト「青薔薇。ブルー·ローズそれがお前の名前だ」

    ユージオと呼ぶのは抵抗があったので青薔薇。

    取り敢えず地竜選びは終わった

    集合がかけられたのでクルシュの所にむ
  278. 278 : : 2017/04/21(金) 07:16:08
    やっと追いつきました!

    もう一つの作品から知ったんですけど、こっちも凄く面白いです!頑張ってください!
  279. 279 : : 2017/04/27(木) 06:01:21
    >>278さんいつもコメントありがとうございます!

    ありがとうございます!これからも頑張っていきたいです!
  280. 280 : : 2017/04/27(木) 06:33:14
    クルシュ邸

    キリト「結構集まってるんだな····」

    ざっと200人程も人が集まっているのを見て俺はそう呟いた

    スバル「あぁ。それくらい今日の作戦は大事だって事だろ」

    そんな会話をしていると

    獣人「お嬢から話は聞いとるわ。兄ちゃんが今日の戦いの立役者なんやろ?」

    そう言って大きな狼のような獣人が立ってスバルの頭をグリグリと掴みながら言った

    スバル「その紋章、そのカララギ弁····アナスタシアのところの?」

    そのスバルの言葉に

    リカード「なんや知っとったんか。ワイは団長のリカード言うねん。」

    サムズアップしながらリカードはそうでかい声で言う

    リカード「そちらの坊っちゃんと孃ちゃんもよろしゅーなー!」

    とでかい声で言うリカードに

    スバル「力強ーしうるせーよ!!耳元で大声出すな!」

    ·····なんかいいコンビだよな

    と思っていると

    リカード「おっお嬢ー!」

    そう言ってリカードはアナスタシアの元に戻っていった

    スバル「何なんだよあれ····」

    スバルが愚痴を漏らしていると

    クルシュ「アレがアナスタシア率いる『鉄の牙』か、
    なるほど、強者揃いのようだ」

    と武装したクルシュが出てきた

    スバル「やっぱクルシュさんも戦うんだな」

    クルシュ「私にただ座って吉報を待つことができるとでも?私はそなたの参戦の方が意外だが、そなたは戦えるのか?」

    スバル「いや、戦えねえよ」

    スバルは即答する

    スバル「ただ白鯨とかいう化物と殺りあうなら俺って人間が割と役に立つ。俺って魔獣を引きつける能力があるらしくてさ、そこで俺が白鯨の鼻先を駆け抜けてる間に側面から攻撃するっていうのが俺のオススメ戦法なんだけど」

    クルシュ「白鯨の鼻先を?···驚く事に嘘は言っていないのだな。」

    呆れたようにクルシュが言う


    クルシュ「キリト。そういえばその背中にあるもう一本の剣は?」

    キリト「ん?あ今まで言ってなかったけど、俺の本気モードって『二刀流』なんだよ」

    クルシュ「ほう。ならその力、存分に奮ってくれよ!」

    キリト「勿論!」
  281. 281 : : 2017/04/27(木) 21:48:12
    スバル「てかお前にだけ戦闘系スキルが集中してんのずるくないか?」

    とスバルが拗ねたように言ってきた

    キリト「いや、そんな事言われてもだな···」

    そういえば以前何かしら能力を持っていると言っていたじゃないか

    そんな事を思っていると

    クルシュ「400年だ」

    クルシュが広場のステージのような所に立ち、皆に呼びかけるように

    クルシュ「嫉妬の魔女が生み出した白鯨が、世界を狩場とし、我が物顔で蹂躙を始めてから400年だ」

    クルシュの凛とした声が広場に響き渡る

    クルシュ「その間に奪われた命は数しれない。その霧の性質の悪辣さも極まって贄すら残す事の出来ない者も増えるばかりだ。だがーーー」

    そのクルシュの言葉を聞いて、泣いている者。

    血が滲み出るほど手を握りしめ、震えている者。

    その人達を見て俺は、

    白鯨をなんとしても倒す。

    そう決めた

    クルシュ「だが、その無為な日々は今日を持って終わる。この場に居る我らが終わらせる!」

    クルシュは剣を掲げ

    クルシュ「出陣する!場所はリーファウス街道。今宵白鯨を討つ!!!」

    その言葉をきっかけとし、

    ウオオオオオオオオオオオオオ!!!!!!

    という幾千もの雄叫びが広場に木霊する

    もうこれ以上。

    何かを失わない。失わせないために。
  282. 282 : : 2017/04/27(木) 22:09:55
    \(^ω^\Ξ/^ω^)/イェイ!イェイ!
  283. 283 : : 2017/05/03(水) 01:14:17
    スタバさんが とある世界へ召喚されて 帰還出来なくなってしまった(/ _ ; )
  284. 284 : : 2017/05/03(水) 21:35:32
    誰か復活の呪文をたのむ
  285. 285 : : 2017/05/03(水) 22:02:30
    バルス!
  286. 286 : : 2017/05/04(木) 14:33:18
    違うそれは破壊や
  287. 287 : : 2017/05/04(木) 16:37:54
    うわあ!いつの間にこんなにコメントが···

    ハイル防衛隊隊長さんいつもコメントありがとうございます!

    すみません。とあるに行き過ぎました···

    リゼロの方も少しづつ投稿していきたいと思います!

    名無しさんコメントありがとうございます!

    フハハハハハハ!!!

    私は戻ってきたぞおおおおおお!!!



    ごめんなさい調子乗りました
  288. 288 : : 2017/05/04(木) 17:11:53
    コメントするためだけにアカウントを作った俺です。
  289. 289 : : 2017/05/04(木) 17:12:35
    コメントするためだけにアカウントを作った俺です。
  290. 290 : : 2017/05/04(木) 17:13:30
    やっべ二回送っちまった…
  291. 291 : : 2017/05/04(木) 17:54:26
    俺達はリーファウス街道に向かっていた

    途中でアナスタシアの部隊『鉄の牙』に所属している

    ミミ、へータローという可愛らしい獣人に声をかけられた

    言っておくがロリとかショタとかっていう訳ではないぞ

    リカードやミミ達『鉄の牙』が乗っている動物は

    『ライガー』という犬のような外見の動物だった

    リカードの話では力は地竜の方が上だが機動力はライガーの方が優れているらしい

    俺の地竜『ブルーローズ』は特に俺が手綱を操らなくても勝手に動いてくれてるのでありがたい

    キリト「その白鯨とかいう奴と戦うなら降りた方が良いかな···」

    聞いた話によると50mを超える程の巨体らしい

    後は常に飛んでおり、初撃で高度を下げるのが作戦らしい

    高度は80m程らしい

    そんな事を考えているとスバルとレムが近づいてきた

    ちなみにスバルの地竜は『パトラッシュ』と言う

    今はそのパトラッシュの上にレムと二人乗りで乗っている

    スバル「やっぱ緊張してるか?」

    スバルが俺に聞いた

    キリト「どうだろうな。デカイmobとは闘い慣れてるけどさ···」

    レムが「もぶ?」と首を傾げているので思わず笑みが溢れる

    元はゲーマーだったスバルには通じたようだ

    スバル「そっか···まあ頼りにしてるからな!」

    その言葉にサムズアップで返す

    スバルの役割は囮。

    白鯨の鼻先を駆け抜けて注意を逸らすというもしかすると攻撃役よりも危ないかもしれない仕事だ

    俺達がしっかりしないと、スバルの頑張りを無駄にしかねない。

    キリト「確かめたい事もあるしな···」

    それから3時間後

    俺達はリーファウス街道に到着した

    フリューゲルの大樹

    大昔に賢者フリューゲルが植えた木だ

    その木はキガスシダーよりも高そうだ

    彫刻刀か何かで名前が掘られていたのであの馬鹿みたいな硬さはないのだろうが

    俺は時間までやることがないのでアップ程度の軽い運動をする

    何人かの兵士が平原に何かの装置を設置する

    あれは何なのだろう??

    そうこうしてる内に白鯨出現予定時刻の1時間前だ

    もう皆戦闘準備はできており、

    後は、白鯨を待つだけだ

    そしてーーーーーーーーーーー

    テレレンテレレンテレレレテレレン

    という電子音が響く

    だがまだ現れない

    そのまま1分、2分と過ぎていく

    その時

    何かが上に居るのを俺は感じ取った

    キリト「上だ!!!上に居るぞ!!」

    俺の言葉につられて一斉に上を見る

    そこに居たのはーーーーーーーーーーー

    目を爛々と光らせ、悠々と空を泳ぐ鯨。

    白鯨だ。

    その迫力に全員の時間が止まる

    ただ、この二人を除いて、

    スバル「ブチかませえええ!!!」

    レム「アルヒューマ!!!」

    そう叫んだレムの手から2m近い大きさの氷の槍が白鯨に向かって撃ち出された

    それは白鯨の腹に突き刺さ、平原に赤い血の模様を作っていく

    キリト「全くアイツ等は····!」

    クルシュ「全員!あの馬鹿共に続けえええええ!!!!」

    オオオオオオオオオオオオオオオ!!!!!

    という咆哮が平原に響き渡った

    さあ、戦闘開始だ
  292. 292 : : 2017/05/04(木) 17:56:52
    斬剣さんコメントありがとうございます!

    見てくれてありがとうございます!

    これからも嬉しいコメント期待してます!w
  293. 293 : : 2017/05/04(木) 19:51:00
    本当面白いです!頑張ってください!(`・ω・´b
  294. 294 : : 2017/05/04(木) 21:42:16
    マメノキさんいつもコメントありがとうございます!

    本当ですか!?

    ありがとうございます!

    励みになります!
  295. 295 : : 2017/05/04(木) 21:51:08
    とっても、面白いです!
    毎日2回ぐらい更新されてないからチェックしてますww
  296. 296 : : 2017/05/04(木) 22:21:04
    さっき兵士が設置していた大量の装置が青く光り、

    白鯨に向かって迸る

    白鯨「オオオオオオオオオオオオオオオ!!」

    白鯨の咆哮が轟く中、

    レム「『夜払い』が来ます!目を瞑ってください!」

    取り敢えず言うとおりにする。

    するとまるで目を瞑って太陽を見たときのように

    視界が真っ赤に染まる

    ある程度黒くなった所で目を開ける

    するとそこにはまるで昼の様に明るくなった

    リーファウス街道が広がっていた

    キリト「なるほど。聞いてたとおりだな!」

    それにしてもやはり地竜に乗って戦うのは難しい

    俺は一度後方に控えてたクルシュのもとに地竜を走らせる

    クルシュ「む?どうしたんだキリト?」

    キリト「悪い。この地竜預かっててくれないか?」

    俺の言葉にクルシュは眉をひそめて

    クルシュ「しかし地竜無しで戦うのはーーー」

    キリト「俺の場合。地竜無しの方が速いし、戦いやすいんだよ」

    クルシュ「それは、走った方が速い···ということか?」

    驚愕したような表情で、クルシュは俺に聞いた

    キリト「まあそうなるかな」

    それを聞いたクルシュ、フェリス、その周りの兵士が絶句する

    キリト「と、とにかく地竜は任せたぞ!!」

    俺は地竜から降りて、

    白鯨向かって猛ダッシュする

    周りの景色が溶けて流れるように見える

    そして白鯨の近くまで来て、

    今は50m程の高さに居る白鯨に向かって飛翔する

    助走をつけての大ジャンプは俺を白鯨の腹辺りまで運ぶのに充分すぎた

    キリト「セエエエエアアアア!!!」

    俺は白鯨の腹に『ヴォーパル·ストライク』を放つ

    ヴォーパル·ストライクがジェット機のような轟音と共に白鯨の腹に突き刺さる

    白鯨「オオオオオオオオオオオオオオオ!?」

    ズガアアアアアアン!!!!

    という音を響かせて白鯨の巨体が仰け反った
  297. 297 : : 2017/05/04(木) 22:22:50
    みさなさんいつもコメントありがとうございます!

    そんなにですか!?

    とても嬉しいです!

    しばらくサボらないように頑張らなければ···!
  298. 298 : : 2017/05/05(金) 18:15:31
    スバルside

    スバル「おいおい。マジで?」

    遥か上で空を泳ぐ白鯨に向かってキリトはジェット機のような音を響かせて、突き技を放った

    その攻撃で白鯨の巨体が大きく仰け反る

    それほどの威力だったという事だ

    レム「鬼化したレムでもあれには足元にも及びませんね」

    鬼化したレムは超人的な身体能力を誇る

    そのレムですら足元には及ばないというキリトの能力

    スバル「同じ日本の出身のはずなんだけどな····」

    あの突き技を放ち終わってからもキリトの猛攻は続く

    白鯨はキリトの事を振り払う事が出来ないようだった

    その度に白鯨の体が血に染まり、

    リーファウス街道周辺の平原に赤い水溜まりを作っていく

    キリトを振り払う事を諦めたのだろう

    白鯨が俺とレム目掛けて突進してくる

    スバル「うおわあああああああああ!?!」

    無理もないだろう

    50mを越える巨大生物が突撃してくるのだから

    その時クルシュ達が居るところから青白い何かが飛来する

    それは白鯨の頭部に当たり、

    鮮血が飛び散る

    白鯨「アアアアアアアア!!!」

    レム「射程無視の無形の剣。『百人一太刀』で有名なクルシュ様の剣技です」

    飛ぶ斬撃と言ったところなのか

    そこに追い打ちをかけるように青い光弾が

    ドガガガガガガッ!!!

    という音を立てて白鯨へと突き刺さる

    クルシュ「散開!!」

    クルシュの号令と共に部隊がそれぞれ散っていく

    それを追いかけるように白鯨が突っ込んでくる

    そしてその白鯨へと立ち向かおうとする剣士がいた

    ヴィルヘルムだ

    ヴィルヘルムは地竜から降り、白鯨と対峙する

    ヴィルヘルム「14年ーーー」

    ヴィルヘルムが白鯨へと向かい、語る

    ヴィルヘルム「ひたすらにこの時を夢見てきた。ここで落ち、屍を晒せーーーーーーーーーーー」

    白鯨が地面に腹を擦りつけながらヴィルヘルムへと突進する

    ヴィルヘルム「化物風情がアアアアアアアア!!!!」

    白鯨の攻撃をジャンプであっさりと回避し、

    白鯨の頭へと跳び乗る

    そして頭部に何度も何度も剣で突きをいれていく

    ザシュッ!ザシュッ!

    というおぞましい音を立て、

    白鯨は咆哮しながら上へと逃げる様に高度を上げていく

    そしてヴィルヘルムは白鯨の身体に剣を突き立ててながら頭から尻尾までダッシュしていく

    キリト「凄いな···」

    いつの間に地面へと降りてきていたのか

    キリトが隣で感嘆の声を漏らしていた

    キリトのロングコートが返り血で染まっており、

    かなりグロい事になっている

    キリト「さて、もう一度行ってくるから二人共気をつけろよ!」

    そう言いながらもう一度大ジャンプをし、

    白鯨ヘと斬撃を与えていく

    この戦いが俺達の次元を超えていると改めて認識させられたのだった
  299. 299 : : 2017/05/05(金) 18:49:42
    ヤヴァイデス ヤヴァイデス タノシミスギマスネェ

    ボクノナンカナンニモオモシロクナイノニ~

    キタイデス~

    (読みづらかったらすみません)
  300. 300 : : 2017/05/05(金) 19:41:36
    マメノキさんいつもコメントありがとうございます!

    期待ありがとうございます!

    マメノキさんの作品とても面白くて僕は好きですよ!

    これからも頑張ってください!


    300突破アアアアアアアア!!!!
  301. 301 : : 2017/05/05(金) 20:13:27
    ツイッター始めました!

    これって売名行為になるのかな?

    もしなってたらすみません!

    名前は『スタバ(コーヒーじゃないよ!)』です!

    フォローしてくれると嬉しいな(エミリア風)
  302. 302 : : 2017/05/05(金) 21:37:52
    スタバさん 300突破オメデトオオオオオオオオ!!

    キタイデエエエエス!

    ツイッターフォロー シマシタアアアアア!!!
  303. 303 : : 2017/05/05(金) 23:50:30
    フォローしました。

    期待どす
  304. 304 : : 2017/05/06(土) 14:33:21
    マメノキさんいつもコメントありがとうございます!

    フォローありがとうございます!

    300か·····長かったような短かったような····

    すばるやよさんいつもコメントありがとうございます!

    フォロー&期待ありがとうございます!
  305. 305 : : 2017/05/06(土) 14:34:18
    リゼロは今日の夜ぐらいに投稿します
  306. 306 : : 2017/05/06(土) 17:01:13
    楽しみにしてます(*^^*)
  307. 307 : : 2017/05/06(土) 20:44:57
    みさなさんいつもコメントありがとうございます!

    とりま頑張ります!
  308. 308 : : 2017/05/06(土) 21:56:57
    ア”ア”ア”ア”ア”スタバさんの更新はなんでそんなにはやいんじゃあ~~ しかも面白いし...

    僕のと比べると更新速度も面白さも 天と地の差 ですね!(確信)
  309. 309 : : 2017/05/06(土) 22:05:57
    それとお気に入り登録しました (`・ω・´)b

    あと期待です!
  310. 310 : : 2017/05/06(土) 22:11:06
    キリトside

    スバルとレムと少し話した後

    俺は再度白鯨の元へと飛ぶ

    ヴィルヘルムが鬼神の如く白鯨の肉を抉っていく

    『剣鬼』とはよく言ったものだと改めて思う

    しかし更に身を暴れさせる白鯨によって振り落とされる

    俺はギリギリ踏みとどまったがヴィルヘルムは落ちていく

    ーーーがすんでの所で地竜がヴィルヘルムの事を受け止めた

    ヴィルヘルムに特に外傷を負った様子はないので無事だったのだろう

    しかしーーー

    あれだけダメージを与えたのに未だ高度はそれほど下がった訳では無い

    相手がただデカイだけの怪物だったら先代の『剣聖』

    がやられるはずがない

    何か、特殊能力的な物があるのかもしれない

    短期決戦に持ち込んだほうがいいだろう

    そのためには『黒の剣士』の全てを総動員する必要がある

    二刀流の開放

    アドミニストレータ戦でも思ったことだ

    俺は心のどこかでSAO時代の自分。

    『黒の剣士キリト』を避けていた

    それがどんな理由なのか、

    それは分からない

    しかしあの時の俺は、確実に今の俺の一部となっている

    昔の俺を否定すれば、今の俺も否定する事になってしまう

    『過去の自分を否定する訳にはいかない!』

    もう体感では2年以上前

    オーディナル·スケールを発端とする事件の最中

    俺は同じSAO生還者(サバイバー)である『エイジ』

    と剣を交えた事があるそのときに俺はエイジに向かってそう言った

    だから俺も自分を受け入れる。

    俺は背中から『エリュシデータ』とは別の片手直剣

    『ダークリパルサー』を抜く

    キリト「ウオオオオオオオオオオオオ!!!!」

    それぞれの剣が光を帯びる

    二刀流最上位ソードスキル

    『ジ·イクリプス』27連撃

    白鯨の背中部分を2秒間に27連撃という神速の斬撃が

    吹き荒れる暴風の如く襲う

    白鯨が悲鳴のような声を出しながら地面に叩きつけられ、

    ズウウウウウウウウウウウウウウウウン!!!!!

    という凄まじい音がリーファウス街道を揺るがした

  311. 311 : : 2017/05/06(土) 22:15:28
    マメノキさんいつもコメントありがとうございます!

    いえいえ僕なんかまだまだですよ(*´ω`*)

    マメノキさんの作品は素晴らしい物だと思いますよ!

    お気に入り登録ありがとうございます!
  312. 312 : : 2017/05/07(日) 10:38:35
    スタバさん
    劇中で言ってたセリフは
    『過去の自分を否定する訳にはいかない』
    ではなく
    『過去の自分を否定するような奴に負けるわけにはいかない』
    だったと思います
    間違っていたらすみません;_ _)
  313. 313 : : 2017/05/07(日) 11:19:59
    みさなさん訂正のコメントありがとうございます!

    本当だ·······
    何でこのいい台詞を間違えたんだ俺えええええ!!

    本当に申し訳ありません!
  314. 314 : : 2017/05/07(日) 13:54:42
    大丈夫ですよ!
    誰だって間違うことはありますからね!
  315. 315 : : 2017/05/07(日) 22:44:52
    みさなさんありがとうございます!

    これからは気をつけます!
  316. 316 : : 2017/05/07(日) 22:46:35
    明日からテスト近いので投稿遅れるかもしれないです
  317. 317 : : 2017/05/09(火) 02:33:31
    ( º言º)ぐぬぬぬぬぬぬ
    続きが気になるでありマス。
  318. 318 : : 2017/05/10(水) 18:21:32
     どうもお久しぶりです。
     実はちょっとした質問と意見なんですけど、エリュシデータの記憶解放術って決まってますか?
     もし決まっていなかったなら提案があるんですけど、第50層のフロアボスって金属製の仏像めいた多腕型モンスターらしいんですよね。だからエリュシデータの記憶解放術は、エリュシデータの様に重くて丈夫な多数の腕の攻撃…とかどうでしょうか? エリュシデータはフロアボスから生まれたみたいなものですし。
  319. 319 : : 2017/05/10(水) 21:40:23
    とある黒の剣士の二刀流さんいつもコメントありがとうございます!

    なるほど!そこは盲点でした!!

    貴重なご意見本当にありがとうございます!

    その意見いただきます!



  320. 320 : : 2017/05/10(水) 21:42:32
    やる夫inやらない夫さんコメントありがとうございます!

    できるだけ勉強の合間縫って投稿していきます!

    まあテストと言っても受験までは3年あるので少しぐらい点落としてもいいんですけどねw
  321. 321 : : 2017/05/10(水) 22:25:15
    クルシュside

    白鯨が地面に叩きつけられた

    それも一人の剣士によって。

    今まで高度を滅多に下げなかった白鯨が···だ

    周りの兵士が信じられない物を見るように唖然とした表情をしている

    さぞかし私も間抜けな顔を晒しているのだろうが

    そんな事は気にならない

    目の前の事実に誰も動けないでいた

    それは、ヴィルヘルムやスバルとレム、鉄の牙の精鋭達ですら固まって動けないでいた

    その止まった時間を再び動かしたのは他でもないキリトだった

    キリト「全員一斉攻撃!!急がないとまた空へ逃げられるぞ!」

    その声にようやく我にかえった私は

    クルシュ「遠距離攻撃班は遠くから魔法で攻撃!
    近接攻撃班は白鯨を集中攻撃!」

    私の令を聞いた兵士達は一斉に白鯨の元へ向かっていく

    雄叫びと共に、白鯨の体へと武器を振るう

    あちこちで鮮血が飛び散っていく

    そしてヴィルヘルムが白鯨の片目を剣でくり抜く

    しかし次の瞬間

    白鯨の目の色が赤く変色する

    何か危険を感じ取った私は兵士達に命令を出す

    クルシュ「全員一時退避いいいいい!!!!」

    しかし遅かった

    白鯨の体に毛穴のような穴が無数に開く。

    そこから霧が勢いよく噴射する

    ーーーリーファウス街道に深く、濃い霧がかかる
  322. 322 : : 2017/05/13(土) 08:17:20
    (✽´ཫ`✽)ヤバシッ
  323. 323 : : 2017/05/13(土) 16:02:33
    ハイル防衛隊隊長さんいつもコメントありがとうございます!

    (*´ω`*)

  324. 324 : : 2017/05/13(土) 16:58:20
    とあるがキリのいいところまで、終わってからリゼロに戻ります
  325. 325 : : 2017/05/13(土) 19:56:38
    期待
  326. 326 : : 2017/05/16(火) 22:05:21
    名無しさんコメントありがとうございます!
  327. 327 : : 2017/05/16(火) 22:06:56
    とあるはキリのいい所まで終わったけどテスト勉強が辛すぎて投稿する時間が無いです(泣)

  328. 328 : : 2017/05/18(木) 22:28:05
    頑張って!

    テストも投稿も!
  329. 329 : : 2017/05/19(金) 17:31:08
    ようやくテスト終わりました!


    Simiterさんコメントありがとうございます!

    頑張りますw
  330. 330 : : 2017/05/19(金) 19:01:37
    キリトside

    夜払いで明るくなったはずのリーファウス街道が濃い霧に包まれていく

    クルシュから「退避ー!!!」

    という号令がかかるものの皆がパニックになってしまい、思うように連携が取れていない

    ところどころで断末魔のような叫び声が平野に響く

    その声を聞いた兵士の中でもパニックを連鎖して起こしている

    その時だった

    キリト「なにか···くる」

    俺の今までの経験則からくる勘がそう伝えていた

    そして

    バシュウッ!

    というまるで炭酸飲料を振って開けた時の音を何十倍にしたような凄まじい音と共に白い霧の塊が俺めがけて襲い掛かってきた

    キリト「ッ!?」

    俺は咄嗟に右に跳ぶ

    俺がさっきいた地面に深く大きな溝が生まれる

    キリト「うっとおしい霧だな!」

    俺は短く毒づく

    霧を圧縮してそれを放出しているのか

    原理としては本当に振った炭酸飲料に近い

    しかし威力が桁違いだ

    俺は霧のショットガンから逃げているスバルを見つけるとそこに並行して走る

    スバル「キリト!無事だったか!」

    キリト「果たしてこの状況が無事なのかは怪しいけどな」

    兵士は散り散り。陣形はすでに崩壊している状況で無事だと言えるのかどうかは難しい

    キリト「このままでは間違いなく全滅ルート確定だ。体勢を立て直そ···ッ!右に避けろ!」

    俺の声を聞いたレムが手綱を握り、右に地竜を動かす

    先程俺達がいた所が弾け飛ぶのを見送りながら俺は着地する

    クルシュ「ハアアアッ!」

    クルシュの百人一太刀が霧を霧散させ、辺りの視界を確保していく

    何人やられたなどの話をクルシュ達がしている間俺は現状の打開策を考えていた

    今はこうして固まっているがこの状況でさえ危険が伴う

    白鯨があんな攻撃法を持っているなら固まりすぎるのは得策とは言えない·····

    その時

    白鯨の咆哮が俺達の耳に響く

    その咆哮を聞いた多くの人達がいきなり苦しみだした
  331. 331 : : 2017/05/22(月) 17:15:14
    ヾ(>y<;)ノうわぁぁ
  332. 332 : : 2017/05/22(月) 20:03:06
    ハイル防衛隊隊長さんいつもコメントありがとうございます!

    (^o^)
  333. 333 : : 2017/05/22(月) 20:42:53
    キリト「お、おい!しっかりしろ!」

    俺は近くの壮年の兵士に走り寄り、声をかける

    しかし兵士は地面をのたうち回って、まるで火で炙られるが如く絶叫する

    こうなった原因はさっきの白鯨の咆哮だろう

    この咆哮には、俺やスバルのように全く効果がない者

    レムのように効果が比較的薄い者

    大勢の人のように効果が強い者がいる

    耐性がある者と無い者が居るということか

    キリト「このままじゃ本当に····!」

    連合討伐隊の全滅。

    不穏な単語が俺の脳裏に浮かぶ

    錯乱した者の中には自傷行為をする兵士もいて、

    出血多量で死ぬ場合もある

    そして錯乱した者による内乱という最悪な事態を招く事も想像にかたくない

    フェリスもなんらかの対処をしているらしく

    だんだん落ち着きを取り戻しているが

    いつ白鯨が襲ってくるか分からない状況ではかなりの危険を伴う状況である

    なんとか現状を打開する策を·····

    スバル「クルシュさん!俺が時間を稼ぐその内に体勢を立て直してくれ!」

    スバルがクルシュに向けてそう言った

    全くアイツは·····!

    俺は左右の剣を握る手に力を込めてスバルとレムが乗る地竜へと走る

  334. 334 : : 2017/05/22(月) 22:45:39
    頑張れキリトオメェならできるだ
    (๑•̀ㅂ•́)و✧
  335. 335 : : 2017/05/26(金) 00:16:54
    ハイル防衛隊隊長さんいつもコメントありがとうございます!

    前も書きましたが白鯨はリゼロの白鯨よりもパワーアップしております

    その白鯨にキリトは勝てるのだろうか·····!
  336. 336 : : 2017/05/26(金) 18:11:21
    頑張ってください! 応援しています!

    もう僕書く気ないんd(殴殴殴殴

    ウワァァァァァァァァ!!!
  337. 337 : : 2017/05/26(金) 20:32:09
    まめのきさんいつもコメントありがとうございます!

    書く気力がないときは一旦休憩するのも良いと思いますよ!

    書く気が起こらない時に書いても良い作品は書けない

    っていう言葉もありますし(エロマンガ先生の台詞)

    最近は僕も忙しくてなかなかssを書く時間も無いし

    気力も無くなるときもありますがお互い頑張っていきましょう!
  338. 338 : : 2017/05/26(金) 21:11:50
    俺は霧の中を疾走する

    視界は霧によって真っ白に染まっている

    だが俺は索敵スキルを総動員してスバル達の位置や白鯨の位置を割り出す

    マズイことに白鯨が上空からスバル達を狙っていた

    俺はスバル達が居るであろう場所に向かって

    キリト「レム!思い切り右折しろ!!!!!」

    と叫ぶ

    その数秒後

    ズズウウウウウウウウウウウン!!!!!!

    という地面を揺るがす程の振動と轟音がこの辺りを襲った

    キリト「うおあああああ!!!?」

    その衝撃に思わず俺も吹き飛ばされそうになる

    ずっとここに留まっているのも危ないのだが

    何故か白鯨はスバル達の方しか狙ってこない為追撃される事は無かった

    だからと言ってこのままじっとしているとスバル達が危ない

    俺は再びスバル達の元に走る

    幸い数秒走っただけでスバル達の姿を発見する

    スバル達も俺の姿に気付いたのか

    スバル「キリト!さっきの声お前か!?」

    レム「助かりました。さっきの声が無ければレム達は地面の染みになっていたかもしれません」

    キリトスバル「「怖い事言うなよ!?」」

    こんな時でも声が揃った事に俺達は笑い合う

    しかしここは気を許せば死神の鎌が喉元まで襲い掛かって来るような戦場だ

    俺は顔を引き締めて

    キリト「俺がある程度ダメージ与えるから敵の陽動頼んだぞ!」

    スバルの「おう!」という声を背に再び走り出す

    今度は白鯨という強大な怪物に向かって
  339. 339 : : 2017/05/26(金) 21:23:24
    余談ですがアニメの『エロマンガ先生』名前は誤解されがちですがそういうシーンはあまりなく、ストーリーも凄く面白いので是非!!
  340. 340 : : 2017/05/26(金) 22:26:56
    エロマンガ先生
    私も見てますよ!
    たしかに私最初は誤解してましたw
    でも、見てみると面白いですよね!
  341. 341 : : 2017/05/27(土) 14:05:16
    初めて更新楽しみにしています。
  342. 342 : : 2017/05/27(土) 18:16:21
    こんにちわスタバさん

    ナポリン美味しいです (どうでもいい)

    期待しています! 頑張ってください!
  343. 343 : : 2017/05/28(日) 13:08:59
    みさなさんいつもコメントありがとうございます!

    やっぱり最初は「え?」てなりますよね笑

    今期で一番好きなアニメです!


    えむさんコメントありがとうございます!

    ありがとうございます!

    出来る限り頑張っていきます!


    マメノキさんいつもコメントありがとうございます!

    ありがとうございます!

    ナポリンってなんぞや笑

  344. 344 : : 2017/05/28(日) 14:01:08
    キリト「セエエエエエエアアアア!!!」

    スバルを追っていた白鯨を真横から攻撃する

    レム「ウルヒューマ!」
     
    レムの魔法だろうか

    地面から何本もの氷の柱が飛び出て白鯨の下顎を貫く

    そして白鯨の体が浮いたところにすかさず斬撃を叩き込む

    だが止まらない質量がでかすぎるからか剣だけでは削りきれない

    その時

    ヴィルヘルム「チェアアアアアアア!!!」

    霧の中からヴィルヘルムが現れ、白鯨に剣を突き立てる

    ミミやへータロー達も白鯨に攻撃を始めた

    狙いは白鯨にある霧の噴射口!!

    俺は兵士達とともに白鯨の体に攻撃を開始した
  345. 345 : : 2017/05/28(日) 16:19:34
    キリト「結構削れたか?」

    あの後、リカードも参戦し、着々と白鯨の体を削っていったのだがまだ随分元気なようだ

    リカード「しかし硬いだけで強さはそう大したことないなあ」

    ヴィルヘルム「いや妻が、先代の剣聖が負けたような相手です。何かまだあるはず······!」

    その時いきなり白鯨が逃げるように上空へと昇る

    キリト「うおあ!」

    俺は振り落とされて地面へと真っ逆さまに落ちていく

    ヴィルヘルムは落ちる前に白鯨の鶏冠のような物を切り落とす

    俺は危なげに着地するとスバル達の元へ走った
  346. 346 : : 2017/05/29(月) 06:05:44
    スバル達の所へ戻るとリカードやミミ、ヴィルヘルム達が居た

    キリト「まだどこから攻撃が来るかは分からない。用心して進もう!」

    俺の警告に全員が頷く

    未だ霧は晴れず、視界は白い靄に覆われたままだ

    キリト「(今攻撃が来たら捌ききれるか分からないぞ)」

    そんな事を考えていた時だった

    キリト「(何か来る!!)」

    皆は気付いて無いようだが上空から何かが迫っている事に俺は気付いた

    キリト「全員気をつけろ!!何か上から来る!!」

    全員が俺の声を聞き、上空を仰いだその時

    空をを覆っていた霧を割るように巨大な霧の塊がこちらに向かって落ちてきたのだ

    キリト「っ!!!??」

    即座に回避行動に移る

    しかしかなりの規模だったからか霧が地面に接触した瞬間

    ドゴオオオオオオオオオッ!!!!

    という爆砕音とともに俺達の体が吹き飛ばされる

    キリト「ぐあっ!」

    その際に俺は着弾点にあった岩に背中から激突してしまった

    背中に鈍器で殴られたような凄まじい痛みが走る

    もう一度スバル達の方を見ると

    キリト「ヴィルヘルムさん!!そこから退くんだ!!」

    しかし俺の叫びは無情にも届かず

    地面ごとヴィルヘルムは『食われた』

    そしてその事実に動けなくなっていたスバルを白鯨が狙う。だがそんなスバルをリカードが突き飛ばし

    グシャッ

    という何かが潰れるような音ともに、鮮血を撒き散らしながらリカードが吹っ飛んでいく

    キリト「く·········」

    だがそれだけでは無かった

    上空から白鯨の声がする

    何故?いま白鯨は地面に居るはずなのに?

    緩慢な動きで上空に首をやると

    そこには『三体の白鯨』がーーーーーー

    まだ。絶望は終らナイ

    誰かがそう言った気がした
  347. 347 : : 2017/05/29(月) 22:05:24
    期待です
  348. 348 : : 2017/06/01(木) 15:45:58
    名無しさんコメントありがとうございます!

    頑張っていきます!
  349. 349 : : 2017/06/01(木) 15:59:15
    状況は最悪と言っていい

    ヴィルヘルムは生死不明

    リカードはかろうじて生きているらしいが戦闘不能に陥っている

    二人のリーダー的存在の欠落

    そして三体に増えた白鯨

    この事実は戦っていた兵士の士気を根こそぎ奪っていくのに充分過ぎた

    ところどころで自分の得物から手を放し、絶望するものが増えていく

    その中で俺はーーー

    キリト「ウオオオオオオオオオオオオオオ!!!!」

    白鯨に向かって咆哮しながら俺は突撃する

    キリト「(まだだ!!ヴィルヘルムさんは呑み込まれただけ!なら腹に着いてしまう前に!)」

    誰もが今の俺を見たら、気が動転しておかしくなったのかと思われるだろう

    だが俺はもう、これ以上仲間が傷ついていくのは嫌だった。

    『まだ希望はある』

    そう信じて俺は走る
  350. 350 : : 2017/06/03(土) 21:25:18
    走れ〜
  351. 351 : : 2017/06/04(日) 17:12:47
    スタバさんナポリンしらないんですか!?

    あと期待です~

    キリト~ はしれぇ!!走るんだぁ!!!!
  352. 352 : : 2017/06/06(火) 05:01:44
    ハイル防衛隊隊長さんいつもコメントありがとうございます!

    走るぜー

    マメノキさんいつもコメントありがとうございます!

    調べた結果北海道限定の飲み物でした
  353. 353 : : 2017/06/06(火) 06:12:03
    俺に続いてスバルとレム、クルシュが動き出す

    スバルが白鯨を引き付け、レ厶は身体能力等を底上げできる『鬼化』を発動し、白鯨の体表面をレムのメインアームであるモーニングスターで削っていき、
    クルシュは霧の塊をこちらへ放とうとする白鯨の顎を
    『百人一太刀』で閉じさせる

    だが他の兵士は恐怖で動く事が出来ずにいた
    クルシュが声をかけるも動かない

    『鉄の牙』のミミとヘータローは前線へ復帰したようだがまだ数が足りない

    キリト「この現状を打開するには·····!」

    もうアレしかない

    SAO時代。

    俺は50層のフロアボスである金属製の仏像めいた多腕
    型の巨大モンスターだった

    そしてそのボスからドロップしたのが今俺の手にある
    『エリュシデータ』だ

    最初は筋力値が全然足りず、使い始めたのは60層ぐらいだったっけ。

    『エリュシデータ』は魔剣クラスの片手直剣で、恐らく攻略組の中でもトップクラスの耐久力と攻撃力を兼ね備えていた。まるで50層のフロアボスのように。

    この世界に来てから今まで俺は考えていた

    『エリュシデータ』の『武装完全支配術』は何なのだろうかと。そして今答えに辿り着いた

    キリト「(あの頃お前は俺の分身みたいなものだった。
    きっと心を通わせていたんだと思う。だから····
    俺にこの現状を打開出来る力を貸してくれ!!」)

    俺がそう念じた瞬間

    『エリュシデータ』が金色の粒子を纏い、輝きを放ち始めた

  354. 354 : : 2017/06/06(火) 14:17:09
    キリト「スバル!白鯨をこっちに引きつけてくれ!」

    スバルは一瞬驚いたように目を見開くがすぐに頷くと俺が立っている所に地竜を走らせた

    かかったのは二体。

    あと一体は上空で旋回し続けている

    クルシュ「キリト!?一体何をするつもりだ!?」

    キリト「とにかく俺の後ろに後退してくれ!!」

    俺の言葉を聞いたクルシュは兵達を後退させる

    全員が後退したところで白鯨が俺に向かってくる
    実際には俺の後方にいるはずのスバルに向かっているのだが今はそんな事どうでもいい

    俺は『エリュシデータ』に自分の力を注ぐ
    いや、『イメージ』を注ぐと言ったほうが良いのかもしれない。

    そしてーーー

    『エリュシデータ』のみではない
    俺の体を黄金の粒子が包む

    キリト「リリース·リコレクション!!!!」

    高らかに、そう宣言する

    一層光の輝きが強くなり、意識が研ぎ澄まされる

    白鯨の動きがスローの映像のように緩慢になる
    俺は『エリュシデータ』と同じように光を放つ
    『ダークリパルサー』を左手に
    『エリュシデータ』を右手に構える

    そして白鯨との距離が僅かになったところで俺は力を解き放った

    俺が『エリュシデータ』に与えた属性は
    『不壊』そして『超光速多重攻撃』

    二つの剣が流星の如く煌めく

    キリト「ウオオオオオオオオオオオオオオ!!!!」

    そしてその『一万にも及ぶ斬撃』は白鯨の体を『全て削り取った』

    その時一体の白鯨からヴィルヘルムの『剣気』を感じたのでヴィルヘルムに当たらないようにした

    俺の体から輝きが薄れたところで俺は脱力感と共に崩れ落ちるように倒れる

    しかしそれをスバルが受け止める

    レム「凄い····」

    レムが感嘆の声を漏らす中俺は重い体を引きずって
    兵士達に語りかける

    キリト「戦えない人間なんて居ない!」

    俺はかつて戦う事を恐れて立ち止まったシノンに向けて言った言葉を兵士達に向ける

    キリト「戦うか、戦わないか!!その選択があるだけだ!!」

    俺は恐らくしばらくは戦えない。

    先程使用した『記憶完全支配術』が体に大きな負荷をかけているからだ

    キリト「だから····俺はアンタ達に思いを託す!今ここで逃げたところで白鯨からは逃げられない!それなら戦え!今度は『勝つため』だけじゃない!生きて···
    『生きて帰るために』!!!!」

    兵士達に俺の言葉は届いたのだろうか

    そう思った刹那

    「ウオオオオオオオオオオオオオオ!!!!!」

    という兵士達の雄叫びがリーファウス街道に響く

    武器を持って戦う者。まだ悩んでいる兵士を鼓舞する者。魔法を詠唱する者。

    皆が白鯨と戦う覚悟を決めたのだ

    スバル「さあて!後は俺達に任せてくれ!お前は休んでていいからさ。お前ばっかりいいとこ見せる訳には
    いかねえんだからな!!」

    スバルも白鯨に向かって地竜を走らせる

    それを確認した次の瞬間アイツ等ならきっと勝てる。

    そんな確信を抱きながら俺の意識は途絶えた
  355. 355 : : 2017/06/06(火) 23:50:21
    さすが、キリトですね!!
    相変わらずかっこいいです❤
    ついに、エリュシデータでも記憶完全支配術
    使っちゃいましたねw

    スタバさんこれからも頑張ってください!
    今後も、期待です!!!!!

    スバルも頑張れw
  356. 356 : : 2017/06/07(水) 19:03:18
    やばい!このss見ないと俺死んじゃいます!!

    頑張ってください! 応援しています!!
  357. 357 : : 2017/06/08(木) 09:21:39
    みさなさんいつもコメントありがとうございます!

    期待ありがとうございます!

    これからもがんばっていきます!

    マメノキさんいつもコメントありがとうございます!

    マメノキさんの命のためにも頑張りますw
  358. 358 : : 2017/06/08(木) 11:57:20
    ズズウウウウウウウウウウウン!!!!!!!

    という豪音と共に俺は覚醒した

    まるで長い間眠ったように頭の芯が重く、鋭い痛みが走るが、それを頭を振って紛らそうとする

    それから状況を把握するのにたっぷり15秒ほどを費やした。俺は今地竜の荷台に寝かされている
    首元には薄い毛布のような物がかけられており、
    コートと二本の剣は俺の体からは外されて横に置かれていた。

    『エリュシデータ』と『ダークリパルサー』は耐久値が気になるところだが取り敢えず外の様子を見なければならない

    意識が途絶えてしまった後どうなったかを知らない俺だったが、恐らくスバル達はやってくれたと思う

    俺はまだ倦怠感の残る体を無理やり起こす

    その際に目眩と頭痛が襲うが、それを振り払って俺は外に出る

    既に日が昇ろうとしており、空が白け始めていた

    そして前方を見ると折れた『フリューゲルの大樹』
    が白鯨を押し潰すかのように倒れていて、白鯨は全身が血に濡れており、凄惨な様子だった

    フェリス「スバルきゅん達の奮闘で白鯨はあの通り。
    『フリューゲルの大樹』は折れちゃたケドね」

    キリト「そっか····」

    疲れているからか生返事しか出来なかったが特に
    フェリスは気にしなかったようだ

    そしてもう一つ気になることがある

    その事について聞こうと思ったのだがフェリスが
    その質問を予測していたように

    フェリス「あれから犠牲者は無し。怪我人はいるけどね」

    その言葉に安心する

    もう一度前方を見るとヴィルヘルムが白鯨の息の根を止めようとしているところだった

    誕生からおよそ400年

    ここに白鯨は沈んだ
  359. 359 : : 2017/06/08(木) 19:44:58
    沈んだ〜(ԅ~o~)フヮァァ~~~
  360. 360 : : 2017/06/08(木) 20:15:42
    スタバさん!僕を殺さないでください! 期待です!

    これからも頑張ってください!!
  361. 361 : : 2017/06/10(土) 19:23:59
    ハイル防衛隊隊長さんいつもコメントありがとうございます!

    沈んだぜ〜(ヽ´ω`)

    マメノキさんいつもコメントありがとうございます!

    スタバ「俺が生きている間はパーティメンバーを殺させはしない!!」
  362. 362 : : 2017/06/10(土) 19:38:07
    白鯨戦を見返している時に思った事なのですが戦闘シーンが下手ですね····

    何かアドバイス的なものあったらコメントくれるとありがたいです
  363. 363 : : 2017/06/10(土) 21:31:41
    キャーー!! 頼もしい!!

    バトルシーンですか、、

    もっと効果音的なのとかをつけたら想像しやすくていいんじゃないですかね?

    (自分の小説の戦闘シーンクソなくせにアドバイスなんてできるのだろうか.....)
  364. 364 : : 2017/06/11(日) 15:02:16
    面白すぎる!頑張って!
  365. 365 : : 2017/06/12(月) 09:56:32
    マメノキさんアドバイスありがとうございます!
    なる程!次実践してみます

    名無しさんコメントありがとうございます!
    ありがとうございます!頑張ります!
  366. 366 : : 2017/06/12(月) 10:32:59
    俺は首を切り落とされた白鯨を見つめていた
    400年にもわたり、人々を蹂躙し、脅かしてきた存在は歴戦の戦士達の活躍によって討伐され、今はその亡骸が巨大な『フリューゲルの大樹』により押しつぶされており、首は切り落とされて王都へ輸送されるそうだ

    俺が気絶した後の犠牲者はゼロ。
    しかしそれ以前に死んだ者の数は20人程にもなる
    その20人は白鯨の『消滅の霧』によってその人が存在した証を、痕跡を全て消滅させた。

    最早死んだ人の事を覚えている人は居ないのである。

    これまでも、これからも。

    白鯨によって殺された人の『生きた証』はもう····

    クルシュ「悩んでいるようだな」

    クルシュが俺にそう声をかける

    キリト「考えていたんだ。死んだ人の事。その友人や
    家族。これからどんな生活を送っていくのかなって」

    クルシュ「恐らく死んだ者の事を『最初から存在しなかった』というように思いながら過ごすのだろうな。
    多少は覚えている人も居るかもしれないが、それも
    既視感を感じる程度で1週間もすればその既視感も
    薄れて消えていくだろう。残酷な事にな」

    クルシュの返答を聞いてもいまいち実感出来なかった

    理屈やそれによって起こる事も理解はしている
    しかし今まで横に立って共に笑い合い、時に喧嘩したり、涙を流したり。

    道を共に歩んできた仲間や友達の事を一瞬で忘却させられてしまう

    その事が。

    クルシュ「しかし卿のお陰でこれからはそんな事起きないだろう。死んだ者も少しは楽になる。卿は胸を張っていればいい。そう思い悩むな」

    そう言ってクルシュは俺から離れて行った

    キリト「(けど、それでも······)」

    その時吹いた風は、妙に冷たかった
  367. 367 : : 2017/06/12(月) 17:02:47
    キリトのレベルUPはなしですか?
    あとはドロップアイテムは?
  368. 368 : : 2017/06/12(月) 18:55:41
    これの話が、学校から帰ってきてからの
    楽しみになっていますよ!
    頑張ってください!
  369. 369 : : 2017/06/13(火) 20:29:06
    俺、スタバ様が書いているSSの

    風に~なり~たい~
  370. 370 : : 2017/06/14(水) 20:41:54
    名無しさんコメントありがとうございます!
    レベルアップはあります
    今は大体130前後です
    アイテムドロップは無しかな····

    名無しさんコメントありがとうございます!
    そう言って頂けると嬉しいです!
  371. 371 : : 2017/06/14(水) 20:43:11
    マメノキさんいつもコメントありがとうございます!
    風になりたい?(笑)
  372. 372 : : 2017/06/14(水) 20:46:06
    後この場を借りて少し
    テスト近いので少し投稿が遅れます
    このssをもし見てくれてる人が居たら少々お待ち下さい!!
  373. 373 : : 2017/06/15(木) 07:07:45
    スタバさん
    いつも楽しんでいます
  374. 374 : : 2017/06/17(土) 21:57:24
    鼻塩塩…間違えた話をしよう…とてもいい小説ですね(^-^)
  375. 375 : : 2017/06/18(日) 08:39:44
    名無しさんコメントありがとうございます!
    そう言って頂けると嬉しいです(*^^*)

    コーヒーさんコメントありがとうございます!
    ありがとうございます!これからも頑張ります!
  376. 376 : : 2017/06/18(日) 09:38:43
    白鯨討伐

    この世界の『天災』とも言える白鯨の討伐を終えた俺達連合軍は、このリーファウス街道近辺に商人などが近づかないようにするため、道を封鎖していた
    『鉄の牙』の残り、そして練兵場でスバルと立ち会い、スバルを文字通りのフルボッコにした
    騎士、ユリウス·ユークリウスと合流した(本人はユーリと呼んでくれと言っていた。恐らく何か事情があるのだろう)

    ユリウス改めユーリの姿を見たスバルはあからさまに嫌な顔をしており、この二人を引き合わせて良いのだろうかと不安は残るが、『魔女教』とやらの戦いに
    連携は必要だと判断し(悪化する事も考えられるが)
    そこは本人達に任せようということになった

    スバル「皆のおかげで白鯨を倒す事が出来た。けどここまで上等かましてくれた魔女教に落とし前をつけさせなきゃならねえ。そこまでして白鯨の討伐を本当の意味で完了するんだ」

    今俺達連合軍は魔女教討伐のための作戦会議中だ
    中にはヴィルヘルム、ミミ、フェリス等も居る
    レムはマナの使い過ぎでフェリスにドクターストップをくらい、スバルの説得もあって白鯨討伐の旨を知らせに王都に戻るクルシュと共に竜車に乗った

    ティビー「しかし魔女教と白鯨が関係しているという根拠はあるのですか?」

    ミミとへータローの、もう一人の兄弟で、これまた 猫獣人であるティビーがスバルにそう問う

    スバル「あまり思い出したくないけど前に魔女教徒と会ったことがあってさ、その時に聞いたんだ」

    スバルの答えは俺も初耳だった
    俺がこの世界に来る前に会ったのだろうか

    フェリス「確かヴィル爺も白鯨の事について調べてたよね?何か知らにゃい?」

    フェリスの問にヴィルヘルムは

    ヴィルヘルム「確証とまでは言えませんが白鯨の出現分布と魔女教の活動に多くの一致が見られます」

    スバル「それなら信憑性倍増だ。これから俺たちが向かうのはメイザース領。その近辺の森に魔女教が潜んでるそれを俺達の動きが割れる前にカチコミ、叩き潰す!!」

    その後もアーラム村の住人はどうするか、等の口論が続いて、会議は終了した

    スバル「あんだけしんどくて死ぬかと思った白鯨戦があった。実際死んだ奴も居るし、消えた奴も居る。
    ここに居る全員が死なずに、完勝しよう!全員。生きて帰ろうぜ!!」

    こうして、『魔女教』との戦いが始まる
  377. 377 : : 2017/06/18(日) 16:09:48
    お…お…面白すぎる!
  378. 378 : : 2017/06/18(日) 20:55:26
    あなた神様ですか?おもしろすぎるんですけれど!続き楽しみです!( `・ω・´)ノ ヨロシクー!頑張ってくださいね!
  379. 379 : : 2017/06/18(日) 20:58:13
    スタバサマーのファン一号です!
  380. 380 : : 2017/06/21(水) 16:40:47
    俺ストーリーに登場!! 
    (なわけないかwwww)

    いつも楽しく見させていただいてます!

    これからも頑張ってください!
  381. 381 : : 2017/06/21(水) 19:22:30
    よし、スタバサマアアアアアのこの作品のストーリーに勝手に登場しよう(殴殴殴殴殴
  382. 382 : : 2017/06/24(土) 00:10:15
    名無しさんコメントありがとうございます!
    とても嬉しいです!頑張ります!

    雪うさぎさんコメントありがとうございます!
    僕にもようやくファンが······!!(#^.^#)

    マメノキさんいつもコメントありがとうございます!
    その願い叶えてしんぜよう(メインでは無いかも)
  383. 383 : : 2017/06/24(土) 01:06:32
    メイザース領道中

    俺達『白鯨討伐連合軍』改め『魔女教討伐連合軍』はメイザース領へと地竜を走らせていた
    愛竜である『ブルーローズ』は、先程と同じくよほど賢いのか俺が指示を出さなくても(出せないと言った方が正しいのだが)他の地竜に付いていっている

    キリト「(どの世界でも宗教の違いによる争いってのは起きるんだな···)」

    『魔女教』と呼ばれるものがなにを信仰しているかは知らないがこの世界の大半が忌み嫌っている事から恐らく碌でもないものなのだろう

    そして宗教が関わってくる戦いというのは、いつの時代も恐ろしい
    勿論宗教にもよるのだが、例えば
    『死んでも自分達が信仰している神を信じれば天国に行けて、そこで自分達は神に近い存在へとなれる』
    という宗教があったとする

    その信者達は恐らくこう考えるはずだ
    『この教えさえあればもし死んだとしても大丈夫だ』と。ようは死に対する意識が薄くなっていってしまうのだ。自分に対しても、敵に対しても

    キリト「(皆のやり取りを聞いている限り魔女教はそういうタイプの宗教だ。···なるべく人は殺したくないし出来れば捕獲して降伏させるという方法が一番だけど相手に降伏という選択肢があるのかな····?)」

    そんな事を考えていた時だった
    一人の若い騎士から声をかけられた

    騎士「キリトさん!じ、自分はマメノキと申します!
    先程の白鯨との戦い。感服致しました!」

    マメノキと名乗ったその若い男騎士は、僅かに頬を上気させ、興奮した様子だった

    キリト「は、はあ。」

    マメノキ「この魔女教討伐戦では僕もきっと武功をたててみせますから。お互い健闘を!!」

    そう言ってマメノキは騎士の列に戻って行った
  384. 384 : : 2017/06/24(土) 01:07:10
    マメノキさんこれからもちょくちょく出すかもw
  385. 385 : : 2017/06/24(土) 19:41:41
    スタバサマアアアアア ありがとうございます!!

    どんどん使っちゃってください!
    あと俺は今までもこれからもずっとファンですよ!!
  386. 386 : : 2017/06/25(日) 16:01:56
    マメノキさん出てきましたねwwスタバさん、あなたのファンはわりといると思いますよ?これからも頑張って下さいね!
  387. 387 : : 2017/06/26(月) 00:09:10
    マメノキさんの「スタバサマァァァァァ」が
    「スタバザマァァァァァ」に見えた俺は筆者への侮辱...。
  388. 388 : : 2017/06/27(火) 21:19:03
    マメノキさんいつもコメントありがとうございます!
    と言っても物語も佳境なのでそこまで出せる機会は無いかもしれないですけど魔女教戦で出したいと思います

    雪うさぎさんいつもコメントありがとうございます!
    俺のファン居たんですね·····知らなかったです

    Shurtoさんコメントありがとうございます!
    本当にそんな事を言われたら精神HPがゼロになりますねw

    今週の木曜か金曜に投稿する予定なのでよろしくお願いします!
  389. 389 : : 2017/06/27(火) 21:19:25
    スタバさんのコメントちょうど出てきたwww
  390. 390 : : 2017/06/27(火) 21:20:40
    俺ざまぁなんてこと言いませんよwww

    スタバさん!出してくれるだけでも嬉しいです!
    ありがとうございます!
  391. 391 : : 2017/06/28(水) 18:58:24
    本当にすいませんでした!!
  392. 392 : : 2017/06/28(水) 21:08:58
    マメノキさんいつもコメントありがとうございます!
    本当だ!20秒差でしたね!(笑)

    Shrutoさんいつもコメントありがとうございます!
    いえいえ(笑)
  393. 393 : : 2017/06/29(木) 15:27:43
    リゼロ13巻欲しいなぁお金ナッシング!(泣)言われてみれば、ザマァに見えるかもwwスタバサマァ続き頑張って下さい!サマァですよ?ザマァじゃありませんからね!ww
  394. 394 : : 2017/07/01(土) 20:51:35
    雪うさぎさんいつもコメントありがとうございます!
    僕も『冴え彼』を買ってお金がないです(´・ω・`)
  395. 395 : : 2017/07/01(土) 21:49:42
    『メイザース領近辺の森』

    そこはついこないだまで魔獣の群生地帯だったらしいのだがメイザース領主であるロズワールが約一ヶ月前に掃討した。と王都に来る前にスバルから聞いている
    そこまで聞くとロズワールの『魔法』の腕はかなりのものだと分かる(いつもの彼からはあまり想像出来ないのだが)

    そしてその森を進んでいった先にあったのは、今まで鬱蒼と生えていた樹木郡とは違い、樹木が全く生えていないなんとなく虚無感を感じる場所だった

    ····そこに在る洞窟のような『神殿』を除けば、だが

    そしてその神殿の前に立つ者が二人
    一人はスバル
    そしてもう一人も男だった

    背は高いが痩せこけていて、頬の骨が浮き出ている様に見える。不思議な模様のローブから除く手はまるで死人のように青白く、髪は深緑だがクルシュのそれとは違い、不健康さを感じさせるパサついた、艶の無い
    髪質だった

    その男はスバルを視認すると

    男「お待ちしておりました寵愛の信徒よ」

    男はスバルに向かい、直角に腰を折り、

    男「私は魔女教大罪司教『怠惰』担当ーーー」

    男は顔を上げて、爛々と光る目をしながらこう名乗った

    ペテルギウス「ペテルギウス·ロマネコンティ·············デス!!!!!」

    この時俺は知る由もないが、三度目の邂逅にして宿敵
    魔女教大罪司教『怠惰』担当
    ペテルギウス·ロマネコンティ 
    それが奴の名だ
  396. 396 : : 2017/07/01(土) 22:42:37
    質問です!スタバ殿!
    現段階でレムさんはいるのでしょうか?

    それとも原作通りいないのでしょうか?
  397. 397 : : 2017/07/01(土) 23:57:30
    マメノキさんいつもコメントありがとうございます!
    アニメしかご覧になっていない方もいるかもしれないのでその質問については、そのシーンになってからのお楽しみという事で!(一応そのシーンについては
    ネタバレ注意と直前に警告しときます)
  398. 398 : : 2017/07/02(日) 20:18:10
    わかりました!
  399. 399 : : 2017/07/02(日) 21:47:02
    読んでない人ここにありwwSAOなら読んでるんですけどねwキリトくんマジカッケーってなシーンが好きかなwボクは冴えかのは、めぐみが大好きです!あんな可愛い女の子になりたい!ボクは、すかすか(終末なにしてますか?忙しいですか?救ってもらっていいですか?)が欲しいですかね.あっ!続き頑張って下さいね!
  400. 400 : : 2017/07/02(日) 21:52:52
    長くてすみません!!ww
  401. 401 : : 2017/07/03(月) 17:06:17
    最高におもしろかったデスッ!!
  402. 402 : : 2017/07/04(火) 14:08:12
    俺もそろそろ自分の小説また始めようかな....
  403. 403 : : 2017/07/05(水) 21:43:03
    頑張ってください頑張ってください頑張ってください頑張ってください頑張ってください頑張ってください頑張ってください頑張ってください頑張ってください頑張ってください頑張ってください頑張ってください頑張ってください頑張ってください頑張ってください頑張ってください頑張ってください頑張ってください頑張ってくださいぃぃぃぃぃぃぃぃいいいいいい!!!!!
  404. 404 : : 2017/07/08(土) 07:00:03
    400突破おめでとうございます!!これからも頑張ってください!!!!
    そして、この程度の祝いしかできない我等の怠惰をお許しください~!
  405. 405 : : 2017/07/08(土) 14:02:24
    いつもおもしろいです♪
    これからも頑張って下さい!!
  406. 406 : : 2017/07/08(土) 19:46:41
    雪うさぎさんいつもコメントありがとうございます!
    恵好きですか!?同じですね!すかすかは見てないなあ···

    アインズさんコメントありがとうございます!
    ありがとうございますデス!

    シュルトさんいつもコメントありがとうございます!
    うわ本当だいつの間にか400越えてる······
    お祝い、ありがとうございますデス!

    紗羅さんコメントありがとうございます!
    最近スランプ気味ですが頑張っていきます!

  407. 407 : : 2017/07/08(土) 19:47:57
    マメノキさんいつもコメントありがとうございます!
    本当ですか!?楽しみにしてます!
  408. 408 : : 2017/07/08(土) 20:56:08
    スタバさんの小説見てると書く気がわいてくるぞおおおお!!

    400突破おめでとおおおおおおおおおです!!!
  409. 409 : : 2017/07/10(月) 19:47:05
    おうおう始めなさい〜( ´ ▽ ` )
    こちとらその言葉待っとったでぇ〜
  410. 410 : : 2017/07/11(火) 17:30:22
    スランプ気味なんですか、、、
    大変ですね
    私も、小説は書きませんが絵を描いていてよくなります。
    大変ですよね

    これからも応援してますがんばってください!
  411. 411 : : 2017/07/13(木) 21:46:28
    マメノキさんいつもコメントありがとうございます!
    ありがとうございます!マメノキさんも頑張って下さい!

    ハイルさんいつもコメントありがとうございます!
    ありがとうございます!最近は投稿ペースも落ちてきてはいますが完結は絶対させるのでよろしくお願いします!

    みさなさんいつもコメントありがとうございます!
    そうなんですよ····
    スランプに陥ってしまうと『本当にこれが面白いのだろうか?』と疑心暗鬼になってしまうんですよね…
    絵を描くの頑張って下さいね!
  412. 412 : : 2017/07/13(木) 22:12:33
    あれからペテルギウスとスバルの会話(ほぼペテルギウスが一方的に捲し立てていたので会話かどうかは微妙なとこだが)を聞いていたのだが何やら気になる事をペテルギウスなる人物は言っていた

    キリト「(あのペテルギウスとかいうのが『怠惰』
    それで何故かスバルが『傲慢』だとか言われてたよな)」

    『魔女大罪司教』の中で『傲慢』だけが空席ーーー
    そしてペテルギウスが言っていた『福音』

    福音というのは確かキリスト教に関係ある用語だった気が···

    そこまで考えたところで、俺はもう一つある事に気付いた


    キリト「(『怠惰』、『傲慢』、魔女教が深く信仰している『嫉妬の魔女』···それって···)」

    『七つの大罪』

    何か色々キリスト教関連の単語が出てくるな···
    まだ重要な事を何か見落としているような気はするが今はこのペテルギウスを退ける事が先決だ

    そう思った時。

    ペテルギウス「寵愛の証ッッ!怠惰なる権能の!!!
    見えざる手エエエエッッッッ!!!!!」

    ペテルギウスが、法衣から覗くまるで死人のような
    肌の手を広げながら金切り声で喚くように詠唱する

    状況が動いたーーー

    俺は右手に握る愛剣の存在を確かめるように剣の柄を強く握り直した
  413. 413 : : 2017/07/15(土) 11:56:32
    期待です!
  414. 414 : : 2017/07/15(土) 13:20:49
    スタバサマアアアアアの作品見てるとすごすぎて自分の作品がクソに見えてくる (泣
  415. 415 : : 2017/07/15(土) 13:21:52
    414 俺ですw 名前書くの忘れてました
  416. 416 : : 2017/07/15(土) 20:37:23
    「七つの大罪」って「全反撃(フルカウンター)」のアレですか?
  417. 417 : : 2017/07/15(土) 22:10:30
    名無しさんコメントありがとうございます!
    期待ありがとうございます!

    マメノキさんいつもコメントありがとうございます!
    マメノキさんの作品はクソではありません!!
    これからも執筆頑張って下さい!

    Shurutoさんいつもコメントありがとうございます!
    そのマンガの元になったやつで、
    キリスト教の西方教会、主にカトリック教会における用語です。『罪』そのものというよりは人間を罪に導く可能性があるとみなされてきた欲望や感情の事を表しています。そしてその七つが『暴食』、『色欲』
    『強欲』、『憤怒』、『怠惰』、『傲慢』、『嫉妬』

    メリオダスはその内の『憤怒』

    ペテルギウスは『怠惰』

    嫉妬の魔女であるサテラは文字通り『嫉妬』

    他の大罪司教も同じでそれぞれ違う罪を名乗っています(ネタバレになるため伏せておきます)

    長くなったすみません
  418. 418 : : 2017/07/16(日) 12:05:39
    解説ありがとうございます!!
    勉強になりました!!
  419. 419 : : 2017/07/17(月) 20:07:05
    この小説がアニメ化したら、キリトとペテルギウスどっちも松岡君だからどっちか分からなくなりそうw
  420. 420 : : 2017/07/19(水) 15:12:03
    マメノキさん、クソじゃないですよ。ボクなんて書けないっすから。面白いですし!つぐつぐがペテ公って知ったときの驚き凄かった!!でもやっぱつぐつぐはキリト君の声がいいね!スタバさん、マメノキさん、頑張って下さいー

  421. 421 : : 2017/07/19(水) 20:01:22
    あらら 雪うさぎさんまで ありがとうございます^^

    スタバシャン! オレガンバリマシュ!
  422. 422 : : 2017/07/20(木) 18:02:56
    マメノキさん嚙んでますよ
    でも頑張ってください
  423. 423 : : 2017/07/20(木) 19:18:46
    3日間学校の行事で投稿出来なかったので久し振りに今日の夜に投稿しようと思います

    Shurutoさんいつもコメントありがとうございます!
    まあ僕もそんなに詳しいわけではないので人に教えられる立場ではないんですけどね(笑)

    むぎちゃさんコメントありがとうございます!
    このssがアニメ化する可能性はゼロだと思いますが
    確かに分からなくなりそうですね(笑)

    雪うさぎさんいつもコメントありがとうございます!
    僕も最初は驚きました···
    マメノキさん頑張って下さい!

    マメノキさんいつもコメントありがとうございます!
    アリガトウゴザイマシュ!マメノキサンモガンバッテクダシャイ!!

    名無しさんコメントありがとうございます!
    マメノキさんファイト〜
  424. 424 : : 2017/07/20(木) 20:47:46
    スバルは『何か』を避けるように後ろへ下がる

    ペテルギウス「な!?あなた今私の『見えざる手』を!?」

    ペテルギウスが信じられないといった様子で驚愕の声を漏らす

    スバル「『見えざる手』なんだろ?なら見えれば避けるのは簡単だ!!」

    勿論その『見えざる手』とやらは俺には全く見えておらず、傍から見るとペテルギウスが何か喚き散らし、スバルが何もないところで何かを避ける動作をしたりという風に、かなりシュールな絵になっている

    スバル「時間稼ぎはこれで充分だろ···キリト!」

    キリト「ようやく出番だな!」

    そう。何故俺が今までスバルやペテルギウスの会話やその動きをまるでそこにいたかのように見たり聞いたりできたのは、『隠密スキル』を使い、木の表面に背をつけて今まで気配を消していたからだ
    俺はスバルの合図と共に滲み出るように姿を現し、
    驚愕の表情で固まっているペテルギウスへと突撃する

    キリト「シッッ!」

    鋭い気迫と共に、ペテルギウスの脇腹部分を剣の腹で打つ

    メキッという鈍い音と共にペテルギウスの長身が遺跡に向かってスピンしながら吹き飛んでいく

    ペテルギウス「ぐっ!?·····まだデス!!」

    吹き飛ばされながらもなんとか体制を立て直そうとするペテルギウス。しかしーーー

    ミミ、ティビー「わあああああああ!!!!!」」

    2匹、いや2人の猫獣人のブレス攻撃が遺跡の入り口の天井部分を崩し、それが落石のようにペテルギウスへと殺到する

    ペテルギウス「『見えざる手』エエエエエ!!!」

    しかしそれも『見えざる手』とかいう不可視の能力によって阻まれる。しかし無茶な動きをしたのと
    ミミとティビーのブレス攻撃が相まって魔女教徒の潜伏している遺跡が崩れていく

    ペテルギウス「·····よくも。よくもよくもよくもよくもよくもよくもよくもよくもよくもよくもよくもよくもよくもよくもよくもよくもよくもよくもよくもよくもおおおおおおおおお!!!!!私の寵愛の信徒をおおおおおおおお!!!!!!」

    目から文字通りの赤い血の涙をボタボタと流し、自身の髪の毛を引き千切りながらペテルギウスは喚き散らす

    スバル「テメェ等が今までやってきた事を思えば当然の結果だろうが!!ていうかトドメ刺したのお前だし!!」

    そして遂には自分の指の先を噛み潰し、指先から少なくない量の血液が地面に斑模様を作っていく

    ペテルギウス「いいデス····いいデス···分かりましたやりましょうやるとするのデス!!!どちらが
    寵愛に相応しいか競い合うのデス!!そう!
    愛に!愛に愛にアイニイイイイイイイイ!!!」

    キイキイと金切り声で喚き出したペテルギウスを見てスバルは

    スバル「盛り上がってるとこ悪いんだけどーーー
    お前の相手は別の人に頼んであるから」

    次の瞬間

    ペテルギウスはスバルの言葉を理解する事なく
    ヴィルヘルムの剣によって上体を分かたれ、文字通りの真っ二つの死体となった
  425. 425 : : 2017/07/20(木) 21:36:26
    WAO(゜∀゜) まっぷた~つ

    俺もぎゃんばろ!! 

    スタバ様期待デシュ!!
  426. 426 : : 2017/07/21(金) 13:57:49
    スタバ様気体です!!
  427. 427 : : 2017/07/22(土) 16:14:33
    マメノキさんいつもコメントありがとうございます!
    期待ありがとうございます!頑張りまシュ!!

    Shurutoさんいつもコメントありがとうございます!
    気体(笑)
  428. 428 : : 2017/07/22(土) 16:27:47
    次回『福音(Gos_pel)』
  429. 429 : : 2017/07/22(土) 16:28:50
    たまに次回予告入れようと思います
    不評だったらやめます
  430. 430 : : 2017/07/23(日) 16:02:56
    ペテルギウスはヴィルヘルムの剣によって体を両断
    されて、地面には血で水たまりが出来ていた
    両断された箇所から見えている、ペテルギウスの血で濡れて、ぬらりと光る赤黒い物体は恐らく奴の臓物
    だろう。最後の抵抗をするかのように未だ不規則に
    脈打っている。しかしその動きが止まるのも時間の問題だろう

    キリト「なんか呆気ないよな···」

    RPGで最強だと思っていたラスボスが実はコボルト並に弱キャラでした。例えるならそんな感じだった
    RPGよろしく第二、第三形態と進化するのかと身構えてみても「フハハハハー!!!」と高らかな笑い声を上げてペテルギウスが起き上がってくる事は無かった

    勿論倒すべき相手が呆気なく撃破できた事は素直に
    良かったと思える。しかしまだ何かがあるのではないかという疑念が100%晴れたわけではなかった
    それは歯に何かが挟まったけど取れない。そんな
    まどろっこしさを俺に与えていた

    スバルもそれは感じているようで、未だ骸となった
    ペテルギウスの事を注意深く見ていた
    他の人達(ヴィルヘルムとフェリスを除く)は大してそんな事を思っていないような感じで、勝利の余韻に浸っているようだ

    するとペテルギウスの所持品をもぞもぞと漁っていた
    ティビーがペテルギウスの懐から一つの薄汚れた手帳を引き抜いた

    ティビー「あれ?これなんです?」

    モノクルを光らせ、興味深そうにその薄汚れた手帳を
    見つめるティビー。そのティビーに向かってスバルが

    スバル「ああ、それさっきペテルギウスの奴が
    『福音』とか呼んでたものだな」

    それを聞いたティビーは、

    ティビー「ひええええ!?これが『福音』です!?
    うわあああ!触っちゃったです!!!」

    まるで咄嗟に受け取ってしまった時限爆弾を遠くに投げ捨てるかのように『福音』を投げ捨てる

    その時書いてある物がチラッと見えたのだが
    文字というより、子供の落書きみたいな物で、
    俺には何が書いてあるのかサッパリだった

    スバルもそれを拾い上げて目を通した
    やはり俺と同じ反応
    『福音』を見る事は常人には考えもつかない事らしく
    フェリスに叱責されていた

    そしてフェリスが言うにはこれは『魔女教』の教典
    らしい。スバルは『福音』を自分のジャージの
    ポケットへとしまった
  431. 431 : : 2017/07/24(月) 16:11:51
    期待です!
  432. 432 : : 2017/07/25(火) 07:53:07
    ラインハルトがカレーうどん食べたら、矢避けの加護で跳ねたカレーが付かなさそう...
  433. 433 : : 2017/07/25(火) 20:29:57
    期待しとるZOY☆
  434. 434 : : 2017/07/26(水) 07:47:34
    デデデ大王?
  435. 435 : : 2017/07/28(金) 20:26:31
    名無しさんコメントありがとうございます!
    期待ありがとうございます!

    シュルトさんいつもコメントありがとうございます!
    リゼロの次回予告でそんなやり取りやってましたね(笑)

    マメノキさんいつもコメントありがとうございます!
    期待ありがとうだZOY☆

  436. 436 : : 2017/07/28(金) 20:29:11
    『二人目の大罪司教(Second_cardinal_sin)』
  437. 437 : : 2017/07/28(金) 20:32:32
    二人目の大罪司教だと語弊があるので訂正しますね
    『二人目の怠惰(Second_Laziness)』
  438. 438 : : 2017/07/28(金) 21:22:06
    試練(カレーうどん)のやり取りは、スバルとユリウスでしたけどね(笑)
  439. 439 : : 2017/07/28(金) 21:23:52
    あの後、ミミが

    ミミ「他の人達がちゃんと敵をぶっ殺したか見に行こー!!」

    と愛らしい容姿に似合わない物騒な事を言い出したので俺達はペテルギウスの手下の『指先』討伐の為、
    別働隊として動いていたユリウス達と合流する事にした。勿論騎士であるユリウスや、アナスタシア
    の『鉄の牙』所属のリカード達が負けるとは思えないが、それでも戦場では何が起こるかわからない。
    それに近況を報告しあうという意味でも合流する
    必要性は大だ。という結論に至った俺達はユリウス
    達に合流する

    ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

    ユリウス「こちらで『指先』は二本潰した。魔女教徒
    にも手練は何人か居たが、どれも問題なく退けた。
    ···そちらの戦果は?」

    スバル「おう!ペテルギウスは討ち取ったぜ!」

    ミミ「お兄さんしんぱいしょうだからぶっころした後
    魔法でバラバラにしといた〜バラバラ〜」

    キリト「お前···それ笑顔で言うことなのか?」

    俺達の吉報にユリウスは微笑を浮かべて小さく頷いた
    この様子だと俺達が良い報せを持ち帰ってきたことに
    ある程度予想を立てていたのだろう

    マメノキ「じゃあ後は魔女教徒の残党を狩る簡単な
    仕事ですね!」

    新米騎士であるマメノキが嬉々としてそう言った
    確かに後は残党狩りを残すのみだ。
    しかし先程俺を襲った『嫌な予感』は未だ拭えなかった。まだ、何かあるのではないか?何か見落としている事は?そのような疑念が頭の中をグルグルと回っていた。俺の様子に気付いたのかユリウスが

    ユリウス「どうかしたのか?顔が浮かないようだが」


    俺にそう問いかけてきた

    キリト「ああ、何か嫌な予感がするんだ。勿論、
    今の所順調すぎて疑心暗鬼なマイナス思考に陥っているだけかもしれないけど·····」

    俺の言葉に、リカードは

    リカード「まあ、警戒は怠らない方がええやろな
    最後まで何が起こるか分からへん。それが奴らや」

    ユリウス「私も同意見だ。全員、まだ警戒を解かないように····」

    ユリウスの言葉を、

    スバル「全員伏せろおおおおおおおおおお!!!!」

    という怒号が遮った
    ユリウスや、ヴィルヘルムは流石と言うべきか反応は早く、すぐに地面に伏せ、リカードはミミとティビー
    そしてマメノキに覆いかぶさるように伏せる。
    俺も背中の『エリュシデータ』の柄を握り、同じ様に
    伏せる

    しかし、何も起こらない



    いや、起こらなかったんじゃない

    『見えなかった』

    キリト「なっ···!?」

    俺の眼前に広がっている光景は、


    騎士、鉄の牙の傭兵の何人かがまるで
    『見えない巨人の手』によって引き千切られたような
    死体となって浮いている光景だった
    それは強大な膂力によって引きちぎられており、
    地面に鮮血を撒き散らし、内蔵をぶち撒け、
    現場は凄惨な様子だった

    スバル「う·······うおあああああああ!!!!」

    スバルの絶叫が、響いた時には俺は動き出していた
    命の危険など無視して、謎の力によって茂みの向こうへ連れ去られたスバルを助けるために、しかし
    俺に数人の魔女教徒が立ち塞がる。

    キリト「邪魔を···するなああアアアアアア!!!」

    俺は剣を抜いて、魔女教徒に向かって振り下ろした





  440. 440 : : 2017/07/28(金) 22:19:36
    真っ二つー?
  441. 441 : : 2017/07/29(土) 14:55:50
    WAO(゜∀。)久しぶりの俺とうじょーう!
    ありがと~ございま~す
  442. 442 : : 2017/07/30(日) 21:13:29
    シュルトさんいつもコメントありがとうございます!
    キリト君はそんなに残虐じゃない事を願っているぜ

    マメノキさんいつもコメントありがとうございます!
    次の出番をお楽しみに!(笑)
  443. 443 : : 2017/07/31(月) 18:01:44
    俺は立ち塞がった魔女教徒を撃破(勿論峰打ち)し、
    謎の力によって森の奥へと引きずられていったスバルを追っていた。
    スバルの姿は見えないが、何かを引きずった跡があるので追うのは容易だった。

    疾風の如く森を走破し、何やら拓けた場所に出た
    中央には巨大な沼地があり、どことなくジメジメとした空気が辺りを満たしていた

    キリト「あれは······!」

    そしてその沼地の近くに生えた木に、魔女教徒と思われる女と、謎の力によって木に貼り付けられている
    スバルが居た

    女「アナタ?アナタアナタアナタアナタアナタアナタアナタアナタアナタアナタアナタアナタ!!!!!
    アナタが奪ったのですか!?!!?」

    スバル「ぐ······う···!」

    女は金切り声を上げて、ヒステリックに喚き散らす
    それに応じて木に貼り付けられているスバルが
    苦しげな声で呻く。

    キリト「(なんとかしないと!)」

    そう思い、背中の剣の柄を握るが、その時。
    スバルから何やら赤い光の玉が現れ、まるでスバルを
    守るかのように女に向かっていった

    女「ッッ!?精霊!?」

    ズザザッと女は慌てたように後退る
    その時、スバルを木に縛り付けていた力が解けたのか、スバルは頭から地面に落下する 

    勿論俺はそれを見逃さない

    キリト「シッ!!!」

    鋭く息を吐き、俺は女に向かって突進していく
    女は俺の事を認識すると慌てたように目を見開いて
    何かをしようとしたがもう遅い

    キリト「はあああああ!!!」

    俺は『エリュシデータ』の腹で女魔女教徒を殴打する

    ゴン!!という鈍い音がした

    女「ぐっふぇあアアアアアア!?!!!???」

    叫び声を上げながら沼地へとダイブするように
    女魔女教徒は吹き飛ばされていく

    キリト「大丈夫か!?」

    スバル「ゲホッ···ゲホッ···だ、大丈夫だ。」

    軽く咳き込みながらだったがスバルはそう答えた
    俺はその答えを聞いて安堵するが、突然スバルの顔が
    強張り、

    スバル「キリト!!右に飛べえええ!!!」

    そう言ってスバルは左に、俺は右へ回避した

    そして···

    ドゴオオオオオオオオ!!!!!

    つい一秒前まで立っていた地面が何かによって破壊され、木が倒される
    それによって巻き上げられた土埃の奥に女が立っていた。恐らく俺が剣で打った時の怪我だろう。
    その頭からは血が流れ、着ているローブはボロボロで、ローブから覗く肌は擦り傷や切り傷だらけで、
    あちこち血が滲んでいた

    女「ゼエ····ゼエ·····アナタがさっきの奇襲で
    その剣を使い、私の心臓を貫いていればすぐに終わったのに·····その『怠惰』が!!アナタの身を滅ぼす
    のデス!!!あああああああああ『怠惰』『怠惰』
    『怠惰』『怠惰』『怠惰』『怠惰』『怠惰』『怠惰』『怠惰』!!!!!!!タイダアアアアアア!!!」

    キリト「クソ····どうすれば····!」

    確かにあの時俺があの女の心臓を貫いていれば終わりだった。しかし、俺にはそれが出来なかった。
    なぜなら、終わってしまうような気がしたのだ。
    『人を殺す』という行為をしてしまった瞬間に
    『黒の剣士キリト』という『人間』が、
    『桐ヶ谷和人』という『人間』が、

    そんな俺の葛藤を知る由もない女魔女教徒は、
    再び俺に向かって謎の力を向ける


    しかしーーーーーーーーー

    ヴィルヘルム「確かにキリト殿は甘い。しかし、その甘さこそが、キリト殿の強さでもある!!」


    ザシュッッッ!!!!

    女魔女教徒を襲ったのは突如現れたヴィルヘルムによる斬撃だった

    女「グ···ア·····」

    ヴィルヘルム「貴様に·····キリト殿を評価する
    権利は無い!とっとと沈め魔女教徒!!!」

    女魔女教徒は切り口から鮮血を迸らせ、ドチャリ
    とその血溜まりに崩れ落ちる
  444. 444 : : 2017/07/31(月) 19:45:55
    ヴィルヘルムさんかっけぇぇぇぇぇぇ!!!!
  445. 445 : : 2017/08/01(火) 20:55:50
    マメノキさんいつもコメントありがとうございます!
    ヴィルヘルムさんはリゼロの男性キャラだと僕は一番好きです!
  446. 446 : : 2017/08/01(火) 20:59:28
    しばらく(多分3日4日ぐらい)
    『とある科学の黒の剣士』の方に
    集中しますのでよろしくお願いします!

    よろしければとあるの方も見て下さると幸いです
  447. 447 : : 2017/08/02(水) 16:47:44
    あれっ?エリュシデータって諸刃だから峰とかなくね?
  448. 448 : : 2017/08/02(水) 18:41:51
    椋旒さんコメントありがとうございます!
    すみません!峰打ちでは無く、剣の腹で打つという
    風に脳内変換よろしくお願いします!
  449. 449 : : 2017/08/03(木) 18:29:25
    期待
    おもしろい
  450. 450 : : 2017/08/04(金) 13:26:01
    スタバさん、シュルトです。とあるのほうでボクの名前で荒らされてるので、これからカミルで行きます。あの荒らしは確実にボクではありません。ボクは中学生ですし、荒らしが行われていた時間帯は、ボクは部活の真っ最中ですので、確実にあの時間帯では荒らせません。それにボクはあんな言葉使いませんよ。スタバさん、ボクがコメントするのは、本当に期待してる物だけです。気に入らなかっただけで荒らしなんてしません。スタバさん、本当に期待してます。
  451. 451 : : 2017/08/05(土) 18:40:58
    ヤベェ 神作だわwwこれ 期待です(キリッ)
  452. 452 : : 2017/08/05(土) 20:46:44
    ムスビ人さんいつもコメントありがとうございます!
    面白いと思っていただき、光栄です!

    カミルさんいつもコメントありがとうございます!
    いや、あれはすぐに偽物だと分かったんで気にしなくて良いですよ(笑)期待ありがとうございます!

    神作期待のなや?!さんコメントありがとうございます!いやあ神作なんてそんな事無いですよ(*´ェ`*)
    期待ありがとうございます!




    とあるの方の『妹達編』がまだかかりそうなので
    リゼロの投稿がもう少し遅れるかもしれないです
  453. 453 : : 2017/08/09(水) 23:20:47
    さしぶりにコメント書きました!!やっぱ凄いですねぇー!!スタバ様.もうこれは神作品なんですよ?知りませんでしたか?ww
    今後とも期待です!頑張って下さいね(*´∇`*)

  454. 454 : : 2017/08/12(土) 23:30:20
    3回ほど読み返したけどあと4回は読み返せるほど妄想できる
  455. 455 : : 2017/08/15(火) 23:16:50
    雪うさぎさんいつもコメントありがとうございます!
    神作と言っていただき、とても嬉しいです!
    これからも頑張ります!

    名無しさんコメントありがとうございます!
    3回も読み返して下さったんですか!?
    これは素直に驚きました(笑)
    読み返してみると最初の頃の文章の酷さとかが
    凄い分かるので恥ずかしいんですけどね(*^^*)
    3回もお読み下さってありがとうございます!
    これからも頑張ります!
  456. 456 : : 2017/08/16(水) 19:54:54
    第二の怠惰(?)はヴィルヘルムの剣によって沈んだ。
    ヴィルヘルムは怠惰を斬った際、剣に付着した血を
    布を使って拭き取っている。
    それが妙に手馴れている事に俺は気付いて、胸の奥がチクリと疼いた

    多分。あの場でのヴィルヘルムの行動は正しかったんだと思う。アイツ等、魔女教徒は自分の死を恐れてはいない。死んだとしても、魂は救われるとかなんとか教えられているだろうから死を恐れない。だから
    自分の命が尽きるまでこちらの命を断たんとする。
    その姿は否応無く、『ラフィン·コフィン』を
    俺に彷彿とさせた

    そう。あの時と同じだ
    あの女魔女教徒とのあの目は、
    SAO時代にあった『ラフィン·コフィン討伐戦』
    あそこで俺が手にかけた2人の爛々と光る目と一緒だった。

    キリト「(ヴィルヘルムさんの行った事は正しいのだろう。ただ、それでも俺はーーー)」

    もう、人を殺したくない

    俺は『アンダーワールド』でも意思を持った、
    『人間』を殺している
    『北セントリア帝立修剣学院』では
    ライオス·アンティノス
    白亜の巨塔『セントラル·カセドラル』最上階
    では元老長チュデルキン
    そして公理教会最高司祭アドミニストレータ

    いずれも悪意を持った人間だった
    特にアドミニストレータはユージオが
    命を投げ出してようやく倒せた相手で、殺す事は
    躊躇ってはいけなかった
    殺さなければならなかった

    キリト「(今の俺に、弱い俺にそんな事が出来るだろうか)」

    右手に握ったままだった『エリュシデータ』を
    左右に斬り払い、背中の鞘に納めながら俺は
    胸中でそうそう呟いた
  457. 457 : : 2017/08/16(水) 21:12:52
    久しぶりに見に来たけどやっぱりおもしれえ〜
  458. 458 : : 2017/08/21(月) 19:49:49
    ハイルさんいつもコメントありがとうございます!
    お久しぶりです!面白いと思っていただき、光栄です!これからもよろしくお願いします!
  459. 459 : : 2017/08/21(月) 21:14:55
    先程集まっていた広場に俺達は戻ってきていた
    辺りは所々血に染まっており、広場の中央には
    『怠惰』の奇襲によって命を散らした兵士や傭兵、
    騎士の体が仰向けで寝かされており、その体を隠すように上から黄土色の布が掛けられていた

    フェリス「あまり、死体見慣れてにゃい?今酷い顔してるよキリトきゅん」

    横からフェリスが俺に声をかけてきた
    どうやら今の俺はよっぽど酷い顔をしているらしい

    キリト「見慣れているかと言われたらそりゃ見慣れてはいない。ていうか見慣れたくもない」

    当然だ。死体を見慣れているという事は
    それだけ人の死を経験しているという事なのだから。

    フェリス「キリトきゅん、人を殺せにゃいでいるんでしょ?」

    先程までの俺の悩みとでも言うべき事を
    あっさりと看破されてしまった事に俺は少し
    驚いた

    キリト「やっぱ分かるか?」

    フェリス「そりゃあ気付くでしょ。ヴィル爺は勿論
    ユリウスだって気付いていると思うケド?」

    キリト「そっか····」

    やはりヴィルヘルムには気付かれていた
    ヴィルヘルムにどうしたら躊躇いなく人を殺せるか
    聞くという手もあるとは思うが、ヴィルヘルム自身
    殺したくて殺している訳では無い

    勿論俺も人は殺したくない。
    しかしこれからそれを行わなければいけない場面が必ずある。その時に俺はーーー

    フェリス「私もね。どうしても治せない患者が居るとその患者から安楽死を求められる事があるんだ
    これ以上苦しみたくない、これ以上耐えられない
    そんにゃ人達に」

    キリト「それって····」

    フェリス「うん。勿論手を下すのは私」

    安楽死の依頼を受ける。それは安楽死というふうに
    言葉を取り繕っただけで、やっている事は
    本質的に変わりはしない。フェリスとは付き合いこそ
    短いものの、目の前で命が失われる事に黙っていられるような人では無い事は分かる。
    ーーーそれがどれだけ辛いのかも

    フェリス「キリトきゅんと私の『殺す』意味と目的は違う。·····楽に死なせるために私は『殺す』キリトきゅん達はそこに敵がいるから『殺す』。だから
    私がとやかく言える立場でもにゃいんだけどね
    ただそれでも言わせて」

    フェリスはいつになく真剣な声音と表情で

    フェリス「自分の正義を信じて。信じてその道をとことん進んで。····じゃなきゃ、魔女教徒を倒せないと思うよ。アイツ等は大分歪んでいるけど自分の正義を信じてるからね」

    最後の部分だけ忌々しげに言うと、再び顔を戻す

    フェリス「勿論無理に人を殺せなんて言わない。
    でもね、やっぱりそれをしにゃければならない時だってある。それだけ胸に刻んどいて」

    そう言って竜車の列へと戻っていくフェリス

    キリト「(俺の、俺の正義は······)」

    まだフェリスの言った事全てを理解出来ている訳ではない。しかしーーー

    俺はある決意をして竜車へと足を向けた
  460. 460 : : 2017/08/22(火) 21:16:55
    再開おめでとうございます!!
    ずっと楽しみにしてました!
    これからも頑張ってください!
  461. 461 : : 2017/08/27(日) 20:33:15
    名無しさんコメントありがとうございます!
    ありがとうございます!相変わらずの亀更新ですがよろしくお願いします!
  462. 462 : : 2017/08/27(日) 22:21:06
    霧。薄気味悪い霧がひんやりと俺の体に纏わりついてくる。先程まで俺はスバル達とロズワールの屋敷、及びアーラム村へと向かって愛竜であるブルーローズを走らせていた筈だ。しかし、アーラム村まで後僅かという所で『異変』は起こった

    まず一緒に地竜を走らせていたマメノキが『消えた』
    それだけではない。スバル、ヴィルヘルム、フェリス
    リカード、ミミ、ティビー、その他の騎士、傭兵。
    俺とブルーローズ以外の全ての人間、地竜が文字通りに『消えた』のだ

    キリト「··················は?」

    あまりにも唐突に突きつけられた現実離れした
    現実に、一瞬思考に空白が生まれる

    キリト「ス、スバル!?ヴィルヘルムさん!!
    フェリス!!マメノキ!!リカード!!ミミ!!
    ティビー!!皆どこ行ったんだ!?」

    反応は無い。
    明らかに異常な状況に俺は嫌な汗が背中を伝っていくのが如実に感じ取れた。まるで首元に鋭利な
    サバイバルナイフが当てられているような、
    無限に膨らんでいく不安。

    キリト「(これも魔女教徒の仕業か?)」

    もしこれが魔女教徒の仕業だとするならスバル達は
    本当に消えた訳ではないだろう。もし本当に人を
    消せるなら先程の襲撃の際に使ってるはずなのだから

    キリト「(状況の整理からだ。突如発生した『霧』に、消えたスバル達。そしておとなしすぎる
    ブルーローズ。見た感じさっきまで居た森と変わりないみたいだな)」

    ブルーローズは身じろぎもせず、ただジッと霧の奥を
    見据えているだけだった。危険を察知する能力に
    長けている地竜が、この状況で何もしないのは
    かなりおかしい。そこまで思考を重ねた時

    キリト「·····ッ?なんだこの匂い」

    嗅いだことない不思議な匂いが俺の鼻孔をくすぐる
    匂いの元を辿って行くと、そこには青を基調とした
    花が一本咲いていた

    キリト「この花は······?」

    不思議に思い、その花に触れようとした俺を
    ズオオオッ!!!と花を中心として生えてきた
    蔦が、まるで鞭のように襲った

    キリト「うあ!?」

    情けない声を上げながら、殆ど反射的に飛び退る

    キリト「あ、ぶねえ」

    一本だけではない。何本もの太い植物の蔦がうねりながら再び俺を襲いかかってくる

    キリト「ハアッ!!」

    俺は『エリュシデータ』を抜き、蔦を空いている
    左手で掴んで斬り飛ばす。蔦がクルクルと弧を描きながら霧が覆われている森へと消えていく

    ーーーが、瞬時に斬り飛ばされた蔦が修復され、再び
    俺の元へと襲いかかる

    キリト「チッ!キリがない····」

    軽く毒づき、蔦を斬るのではなくあしらう事に専念する。

    キリト「(多分あの花が本体だ。それなら····)」

    左手で腰に装着されたベルトのホルダーから、
    長い釘のような形状である鉄製の投げピックを抜き、
    青色の花に照準を合わせて、スキルを発動させる

    『投擲スキル』の基本技、『シングルシュート』が
    矢のような速度で青色の花に突き刺さる

    ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

    キリト「ッッ!!!???」

    テレビのチャンネルが切り替わるかのように
    先程まで俺が居た森の道へと光景が切り替わる
    周りを見回すと、スバルとユリウス以外の人間が
    倒れているのが分かった

    キリト「ユリウス!スバル!これって一体·····」

    ユリウス「少し静かに! イン!ネス!」

    詠唱するようにユリウスがそう言った瞬間、俺の脳内にいくつもの声が響いた。

    キリト「ぐ······う!?これは········」

    何だ。と言おうとした時

    スバル「ぐっがああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!!!!」

    スバルが、凄まじい痛みに耐えるかのように叫ぶ
    駆け寄ろうとした俺よりも速く、白いローブを着た
    何者かがスバルが着ているジャージの襟を掴んで
    連れて行こうとする

    キリト「させるか!!」

    俺は襲撃者の足を払い、スバルの腕を掴んでこちらに引き寄せる。どうやら現実に戻って来たらしい
    ヴィルヘルム達が襲撃者を囲んだ

    襲撃者は諦めるかのように息を吐き、

    襲撃者「ーーー殺しなさい辱めは受けないわ」

    そう言って着ていたローブのフードを外す
    襲撃者は、俺とスバルが良く知る人物だった

    キリト「ら、ラム!?」

    レムの姉にしてロズワール邸に仕えるメイド、ラム
    それが襲撃者の正体だった


  463. 463 : : 2017/08/30(水) 14:43:40
    とあるのほうを見てこれを全部ここまで見ました。
    とても面白いです。両方頑張ってくだい!とても楽しみにしています。
    ٩( 'ω' )و
  464. 464 : : 2017/08/31(木) 01:15:39
    スタバさんの作品全部見てます!

    全部に超絶ウルトラスーパー期待でっす!!!
  465. 465 : : 2017/09/03(日) 00:01:29
    俺が消えた,,,,,だと!? いつもありがとうございますm(__)m

    期待してます!
  466. 466 : : 2017/09/03(日) 00:09:49
    お久しぶりですスタバさんm(__)m
  467. 467 : : 2017/09/03(日) 17:43:53
    スタバさんマジすごい作品です!!
    頑張ってください!!
  468. 468 : : 2017/09/06(水) 07:59:57
    寺ブンブン寺ブンブン寺ブンブン寺ブンブン寺ブンブン寺ブンブン寺ブンブン寺ブンブン寺ブンブン寺ブンブン寺ブンブン寺ブンブン寺ブンブン寺ブンブン寺ブンブン寺ブンブン寺ブンブン寺ブンブン寺ブンブン寺ブンブン寺ブンブン寺ブンブン寺ブンブン寺ブンブン寺ブンブン寺ブンブン寺ブンブン寺ブンブン寺ブンブン寺ブンブン寺ブンブン寺ブンブン寺ブンブン寺ブンブン寺ブンブン寺ブンブン寺ブンブン寺ブンブン寺ブンブン寺ブンブン寺ブンブン寺ブンブン寺ブンブン寺ブンブン寺ブンブン寺ブンブン寺ブンブン寺ブンブン寺ブンブン寺ブンブン寺ブンブン寺ブンブン寺ブンブン寺ブンブン寺ブンブン寺ブンブン寺ブンブン寺ブンブン寺ブンブン寺ブンブン寺ブンブン寺ブンブン寺ブンブン寺ブンブン寺ブンブン寺ブンブン寺ブンブン寺ブンブン寺ブンブン寺ブンブン寺ブンブン寺ブンブン寺ブンブン寺ブンブン寺ブンブン寺ブンブン寺ブンブン寺ブンブン寺ブンブン寺ブンブン寺ブンブン寺ブンブン寺ブンブン寺ブンブン寺ブンブン寺ブンブン寺ブンブン寺ブンブン寺ブンブン寺ブンブン寺ブンブン寺ブンブン寺ブンブン寺ブンブン寺ブンブン寺ブンブン寺ブンブン寺ブンブン寺ブンブン寺ブンブン寺ブンブン寺ブンブン寺ブンブン寺ブンブン寺ブンブン寺ブンブン寺ブンブン寺ブンブン寺ブンブン寺ブンブン寺ブンブン寺ブンブン寺ブンブン寺ブンブン寺ブンブン寺ブンブン寺ブンブン寺ブンブン寺ブンブン寺ブンブン寺ブンブン寺ブンブン寺ブンブン寺ブンブン寺ブンブン寺ブンブン寺ブンブン寺ブンブン寺ブンブン寺ブンブン寺ブンブン寺ブンブン寺ブンブン寺ブンブン寺ブンブン寺ブンブン寺ブンブン寺ブンブン寺ブンブン寺ブンブン寺ブンブン寺ブンブン寺ブンブン寺ブンブン寺ブンブン寺ブンブン寺ブンブン寺ブンブン寺ブンブン寺ブンブン寺ブンブン寺ブンブン寺ブンブン寺ブンブン寺ブンブン寺ブンブン寺ブンブン寺ブンブン寺ブンブン寺ブンブン寺ブンブン寺ブンブン寺ブンブン寺ブンブン寺ブンブン寺ブンブン寺ブンブン寺ブンブン寺ブンブン寺ブンブン寺ブンブン寺ブンブン寺ブンブン寺ブンブン寺ブンブン寺ブンブン寺ブンブン寺ブンブン寺ブンブン寺ブンブン寺ブンブン寺ブンブン
  469. 469 : : 2017/09/10(日) 22:35:27
    リゼロアニメにova出るらしいですね
  470. 470 : : 2017/09/10(日) 23:41:05
    続き楽しみにしてます!!
  471. 471 : : 2017/09/23(土) 23:41:58
    やっぱりすごいですね!ボクの癒しデス! (*`・ω・)ゞ
    心意でてきたらキリト様無敵になりそうですね(笑)これからも頑張って下さいね♪期待してます!

  472. 472 : : 2017/09/24(日) 16:08:25
    おもしろいです
    続きが楽しみです!
  473. 473 : : 2017/09/26(火) 09:02:46
    とある科学の黒の剣士から飛んできましたwすごい面白いです!
  474. 474 : : 2017/10/29(日) 17:34:15
    面白い更新早く続き続き‼︎
  475. 475 : : 2017/10/29(日) 17:35:17
    続きみないと俺死んじゃう
  476. 476 : : 2017/12/28(木) 10:10:42
    こんにちは。
    面白過ぎて、もう6度見くらいしました。
    スタバさん、頑張ってください!
    応援してます!
  477. 477 : : 2017/12/28(木) 10:11:56
    とあるの方も見ていました。
    どっちも応援してます!
  478. 478 : : 2018/01/04(木) 22:06:42
    あけましておめでとうございます

    更新楽しみにしています!
  479. 479 : : 2018/01/05(金) 20:10:18
    ヤバい感動しました!あなたこんな神作を作るとはまさか神!?
  480. 480 : : 2018/01/06(土) 14:20:36
    スタバさん そろそろ帰って来てはいかがでしょうか?
  481. 481 : : 2018/01/23(火) 17:59:11
    スタバさん戻ってきてくれることを、
    楽しみに待っています。
  482. 482 : : 2018/01/23(火) 18:02:34
    神作です!
    続きが気になってしょうがないです!
  483. 483 : : 2018/02/10(土) 23:31:36
    うおー!すげー!
    こんな作品が描けたら良いなぁ
    期待です!
  484. 484 : : 2018/02/19(月) 17:22:15
    流石、スタバさんこっちもとても素晴らしい作品ですね!!
  485. 485 : : 2018/02/19(月) 21:18:21
    やっと追いついた!!期待です!!
  486. 486 : : 2018/03/21(水) 00:03:30
    こんばんは~
    一時間ほど前にこのSSを見つけ、読み終わりました~
    スタバさん、神だ・・・。と、しか出てきませんでした。
    これからも期待してます!
    追伸、魔女教戦が終わったら、上級修剣士からキリト君の側付きだった、ロニエ・アラベルの登場をお願いしたいです!
  487. 487 : : 2018/03/28(水) 23:59:07
    約8ヶ月の失踪ですか,,スタバさん! 俺やこのssを読んでくれてた読者さんはきっとスタバさんのことを待ってますよ!
    ですので、お願いします。帰ってきてくれることを願っております。
  488. 488 : : 2018/04/08(日) 11:43:01
    帰ってきて私の、いや僕たちの癒しよ!!!
  489. 489 : : 2018/04/13(金) 21:29:59
    あのぅ...スタバさん神作をどうか放棄しないでください
    続いてくれるだけで嬉しいです
    待ってます!

    ずっと尊敬してます!
  490. 490 : : 2018/04/21(土) 21:03:48
    面白いSSに飢えてるんです!
    お願いします!
    どうかこれからも書き続けてください!
    僕たちみんなが待っています!
  491. 491 : : 2018/04/22(日) 14:19:21
    死んでないよね?(´・ω・`)
    続いて欲しい
    失踪、、、ヤダ。
  492. 492 : : 2018/04/22(日) 17:51:41
    スタバ様ァァァァァァァァァァァァァ我が信ずる神ィィィィィ
    失踪しないでくださィィィィィィィィィィィィィ
    いつまでも我々読者は待ち続けていますからァァァァァァァァァァ
    お願いしますゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥ···(泣)
  493. 493 : : 2018/04/23(月) 18:42:41
    えー、大変お久し振りでございます。しばらく見ないうちになんだかコメントの数が凄い事になってて驚きました。

    さて、前置きはともかく失踪していたのには紆余曲折ありまして·······ハーメルンというサイトでSSを投稿してました。はるかにnoteよりも書きやすく、そちらの方に浮気をしてしまっていました。まだハーメルンで書いているのは完結させてないのですが、こちらの方もちょっとずつ再開していこうと思います。

    面白いかどうかは分かりませんが、努力したいと思うのでよろしくお願いします。


    せめて魔女教戦は終わらせたい!
  494. 494 : : 2018/04/23(月) 19:28:37

    「─────それで、これはどういう事なのか説明してくれるのかしら?バルス、キリト」

    襲撃者であるラムは、キリトとスバルを冷たい目で睥睨しながらそう話を切り出したその声音には隠しようのない(本人も恐らく隠すつもりは無いのだろうが)敵意が滲み出ており、相対するキリトとスバルを僅かに震え上がらせた。しかし、どういうつもりも何も襲撃してきたのはラムからなのだし、おあいこなのではないだろうか。無論、敵意を抱かれるのも無理はないだろう。ラムは今の状況を理解していないし、ラム達からしてみれば王選で敵対する勢力が大軍勢を率いてやってきたのだ。こちらからの敵対行動だと判断されてもおかしくはない。そういう意味では喧嘩両成敗みたいな感じになりそうである。

    「そりゃこっちのセリフだぜラム。一体どういうつもりなんだ?」

    ラムの鋭い眼光を受け僅かに怯んでいたスバルだが、負けじとそう返した。······俺には、何となくラムが襲撃してきた理由が分かっているのだが、そんなものラムが適当に答えてくれるだろう。ハッ、と嘲るように鼻を鳴らしたラムは、

    「どうしたもこうしたも無いわ。恩知らずが良くもそんな口を聞けたものね」

    「恩知らず?」

    しかし、もしそうだとしたら妙だ。俺達はロズワール邸に親書を送っている。だからこの大軍勢が援軍である事が伝わっているはずなのだが、ラムがそれを知っている様子は無い。········どこかに、齟齬が生まれている。そう考えるのが妥当だろう。俺は、どこか話が噛み合ってなさそうなスバルとラムの間に割って入る。

    「ラム、俺達は前もってロズワール邸に親書を送り付けていたはずだ。それはどうなってるんだ?」

    「ええ、届いたわよ。────白紙の親書、なんて巫山戯たものがね」

    「白紙だと·······?」

    てっきり妨害工作か何かで届いていないのかと思ったが、その予測は外れた。しかし、何故白紙にする必要があった?妨害をするなら手紙自体を届かなくさせればいい。わざわざ白紙のものに差し替えるような回りくどい事をする必要はないはずなのに········。その疑問を晴らしてくれたのは横に立っていたユリウスだった。

    「白紙の親書は相手と対話する意思がないという事の暗喩として用いられる事がある。宣戦布告と取られてもおかしくはない」

    「ッ、なるほど。だから前もってトラップを仕掛けていたってわけか」

    「とらっぷ·······?仕掛けていたのは罠よ。どこぞの恩知らずを捕らえるための、ね」

    「それ込みでちゃんと話を聞いてくれラム。俺達にはエミリア達と敵対する意思は無い。白紙の親書は何かの手違いだ」

    スバルの言葉を聞いて、ラムは怪訝な表情になった。そして、スバルから視線を外したラムは俺の事を一瞥する。·······もしかして、今の話が本当かどうかの確認を俺に求めているのだろうか。

    「ああ、スバルの言葉に間違いはない。だから緊張を解いてもらえると助かるんだが」

    「そう·····了解したわ。つまり、貴方達2人はまだエミリア様の犬という事でいいのね?」

    「出来れば仲間の方が嬉しいかな·······」

    「つうかよお、俺とキリトの反応の差がえぐくないか?差別だ差別。世の中皆平等っていうスローガンを掲げている現代ではご法度だぜ?」

    「信頼の差よ。察しなさい」

    「辛辣ぅ!俺ってそんなに信頼無いのか!?」

    ぎゃいぎゃいと騒ぎ始めた2人。この光景が忘れていたいつも通りのものに見えて、俺は僅かに安堵の声を漏らす。········しかし、安心するのはまだ早い。魔女教の、拘泥とした闇の如き侵攻は未だに続いているのだから。



  495. 495 : : 2018/04/23(月) 19:29:27
    短いですが今日は多分ここまでとなります。毎日投稿出来る訳ではありませんが、たまに見に来てやってください
  496. 496 : : 2018/04/23(月) 19:32:31
    全員にコメント返そうとしたのですが、流石に無理そうですね(笑)待っていてくれた方々、本当にありがとうございます!

  497. 497 : : 2018/04/23(月) 20:32:34
    キタ━(゚∀゚)━!待ってました!期待!!
  498. 498 : : 2018/04/24(火) 21:21:35
    進撃のジャネラサブさん、コメントありがとうございます!

    大変長らくお待たせ致しました!明日か明後日には投稿する予定です。
  499. 499 : : 2018/04/24(火) 21:50:40
    どうも。てーとくだよ~、です~
    待ってましたよ、この時を。
    私もこのサイトでSS書き始めました。
    http://www.ssnote.net/archives/58894
    これです。
    出来ればアドバイスなどお願いしたいです。
    これからもスタバさんの作品を楽しみに待っています
  500. 500 : : 2018/04/25(水) 01:29:06
    てーとくさんコメントありがとうございます!

    リンクの方から辿って読ませて頂きました。えー、自分があまり上手く書けていないのでアドバイスなんか務まるのかという不安はありますがリクエストなので僭越ながらお答えします!Fateはアニメも原作もプレイ済みなので大丈夫なのですが、ワガハイという作品は名称でしか知らないので的確なものとは言い難いと思いますがご了承ください!

    まず、このサイトではまだ数が少ないのですが、地の文をしっかり使ってある事は好印象でした。進撃の巨人とかのSS読んでると原作が漫画だからか地の文使ってない事が多いんですよね·······。

    例として挙げると

    士郎「ふっ!」ガキン!

    敵「はっ!」ギンッ!

    よりも、

    士郎は投影した黒白の夫婦剣、『干将・莫耶』のうち漆黒の刀身を持つ干将を敵に向かって袈裟気味に振り下ろす。その斬撃はかつての衛宮士郎を遥かに越えた鋭い一撃だった。干将は漆黒の軌跡を描いて、敵の胴を斬りさかんとする。────が、そう簡単に事が進むはずもない。ガギィンッ!!!!という甲高い金属音が、空気を震わせた。止められた。しかし、それだけでは終わらない。手首のスナップを使い、干渉を弾き飛ばした敵はお返しだとばかりに剣を横凪ぎに振るう。

    「セイッ!」

    裂帛と共に放たれた銀閃が、士郎の首へと肉薄する。───寸前、シャリイイイイイン!!!!!という、摩擦音にも似た音が響いた。士郎は横凪ぎに振るわれた剣の腹に莫耶を添えるようにして、剣を弾くのではなく剣の軌道を逸らしたのだ。


    というふうに書いた方が臨場感が出ますしね。
    自分がまだ臨場感の出る文章を書けないのに何言ってるんだという話ではありますが(笑)

    訂正するところはそこまで無いと思います。ですが、士郎の字が、『士郎』ではなく『士朗』になってしまっているのでそこは直しておいた方がいいと思います!

    執筆頑張って下さい!



  501. 501 : : 2018/04/25(水) 01:29:42
    500突破!
  502. 502 : : 2018/04/25(水) 03:49:55
    500達成おめでとうございます!
    面白いですね!
    いや~これは神作ですね!
    頑張ってください!
  503. 503 : : 2018/04/25(水) 08:03:56
     お帰りで……!? 馬鹿な、文章力の上昇具合が途轍もない……!
     一体どれだけの経験を積み上げたんだ!?

     みたいなふざけたコメですみません。お帰りなさいです。
     因みにハーメルンさんの方での執筆作品とは? 良ければ読ませて頂きます!
  504. 504 : : 2018/04/25(水) 14:08:03
    東京喰種好きの名無しさんコメントありがとうございます!

    自分のはまだ神作とは言い難いですよ(笑)


    とある黒の剣士の二刀流さんコメントありがとうございます!

    お久しぶりです!そんなに文章上達してましたか!?(笑)自分ではどうなのか分からなかったのでとても嬉しかったです!········しかしハーメルンの猛者達には程遠い·······。

    自分がハーメルンで出してるのは、

    Fate/Kaleid linerプリズマ☆イリヤ
    ────魔法少女と幻想殺し

    という題名のSSです。字の如く、とある魔術の禁書目録とプリズマ☆イリヤのクロスものです。面白いかは保証しませんが、見てくれると幸いでございます。

    リンク貼っときますね↓

    >>https://syosetsu.org/novel/149282/

  505. 505 : : 2018/04/25(水) 14:58:01
     UA数もお気に入り数も上の筈なのに、なんだろう……この敗北感。
     感想の数に差があり過ぎる。羨ましい。俺だってもっと返信したいんですけど……。いやマジで、なんでそんなに感想貰えてるんです? ……平均文字数の差ですかね(白目)

     よく平均10,000文字近くの話を二十六回も投稿出来ますね……素直に尊敬します。
     新作のアイデアは思いついても続きがなかなか思いつかない俺の脳と是非交換してほしいです。ガチで。
  506. 506 : : 2018/04/25(水) 17:03:27
    とある黒の剣士の二刀流さんコメントありがとうございます!

    その言い草だともしかして黒さん(縮めてごめんなさい笑)もハーメルンで投稿してたりするんですか?もし良かったら題名教えて貰いたいです!


    感想の有無ってモチベーションに関わりますからね·······実際ここまで続けられてるのも感想のおかげと言っても過言では無いですし。うーん、感想がどうして貰えるのかは自分もよく分かんないです(笑)なんか気付いたら増えてた感じだったから(白目)

    いやいやそれがちゃんと続いたのは最初だけですよ
    ( ̄▽ ̄;)2日に一話投稿が最近は3日とか4日とかになってますし·······。自分はUA数がイマイチ伸びないのでUA数が欲しいです(笑)
  507. 507 : : 2018/04/25(水) 17:03:59
    追記

    これから黒さんでもOKですか?(笑)
  508. 508 : : 2018/04/25(水) 17:43:03
     おけおけ。黒さんでどぞ。

     noteのプロフィールにハーメルンのプロフィールへのURLは貼ってありますが……まあ念の為にこっちでも。
    https://syosetu.org/?mode=user&uid=182563

     『現魅 永純』の名前が出てたら間違いなく自分です。最近はあまり投稿できてない作品もあって恥ずかしいですが……。
  509. 509 : : 2018/04/25(水) 17:46:12
     ……アレ。なんか行けへん。
     すみません、作品の名前から。

     『チート持ちのリアルチート転生者が剣に魅かれるのは間違っているだろうか』
     『チートな盗賊に祝福を』

     の二つを探してもらえれば助かります(前者はいずれタイトルを変えるつもり)
  510. 510 : : 2018/04/25(水) 18:03:32
    スタバさん、ありがとうございます!
    これからも執筆頑張ります!
  511. 511 : : 2018/04/25(水) 18:12:52
    そうですよね。いきなりワガハイと言われても、ピンと来ないと思います。
    えーと、「ワガハイ」を解説して行きますと、
    「ワガママハイスペック」と言うギャルゲーになります。
    fateの方も、アドバイスありがとうございます。
    スタバさんも執筆頑張ってください!
    これからも応援してます!

  512. 512 : : 2018/04/25(水) 21:09:19
    帰ってきてくれたのですね!
    ハーメルーン(?)あっちの方もやってるんですね、!
    拝見して見ようかな、、、
  513. 513 : : 2018/04/28(土) 08:11:58
    黒さんコメントありがとうございます!これからは黒さんと呼ばせて頂きます!自分も最近投稿ペース落ち気味なので何とかしたいです·······。作品の方も拝見してみますね!

    てーとくさんコメントありがとうございます!
    下手なアドバイスだったと思いますが、お役に立てたのなら幸いです!ギャルゲーはまったくやった事ないんですよ(笑)少しやってみようかな·······

    名無しちゃんさんコメントありがとうございます!
    大変長らくお待たせしました!ハーメルンの方もよろしければご覧下さい!
  514. 514 : : 2018/04/28(土) 08:14:51
    今日の夜には投稿する予定です!
  515. 515 : : 2018/04/28(土) 22:30:13
    随分と久し振りな光景だ、と俺は僅かに湿った土を踏みしめながらそう思った。場所は、ロズワール邸の前に広がるアーラム村。久し振り、と言っても時間的にはそこまで経っていない。この短期間に色々あったせいでそう感じているのだろう。

    ─────しかし、本当にそれだけなのか?

    チクリ、とこめかみに刺すような痛みが走った。それは、まるで不吉な『何か』を告げるかのように、俺のこめかみに蟠っている。馬鹿なことを、と笑って見過ごしていい状況ではない。魔女教の襲撃に見舞われている今は、どんな事にもしっかりと警戒しなければならないはずだ。俺は、一抹の不安を払拭するかのように、背中に吊るした漆黒の長剣、『エリュシデータ』の柄に手を添える。細く、頼もしい感触が手に伝わり、僅かな安堵感を得る。しかし、そんなものは気休めに過ぎないだろう。魔女教徒の狙いはエミリアだ。確実にロズワール邸へと侵攻し、アーラム村も甚大な被害を受ける事になるだろう。

    ────何故か、その光景がありありと脳裏に浮かんだ。まるで、『一度見てきた』かのように。その光景を見てはいないはずなのに、死屍累々という言葉を体現したかのようなアーラム村の光景が、脳裏にこびり付いて離れない。

    死んでいく。

    死んでいく。

    死んでいく。

    恐怖と絶望、血と臓物に彩られ、死んでいく。

    (そんな事、させる訳にはいかない)

    そう決意し、俺は顔を上げた。目の前には、アーラム村の住人達が集まっていた。その住人の相手をしているのはスバルだ。スバルは、不安気な表情の住人達を落ち着かせ、安心させようとしている。だが、

    「誤魔化さないで下さい!魔女教が攻めてきたんでしょう!?」

    1人の村人の悲鳴じみた叫び声が響く。それをきっかけに、伝染するかのように不安の声が広がっていった。

    「どうして、こんな辺鄙な村に·····」

    「決まってんだろ!『ハーフエルフ』だ!領主様が匿っているハーフエルフのせいだ!!」

    それは、あくまでも『不安』だった。憎悪でも何でもない。この世界では、ハーフエルフは覆りようもない絶対悪。滅ぼすべき存在なのだ。誰だってゴキブリが家に出たら迷わず殺虫剤を吹きかけるだろう。それと何ら変わりはしない。俺達は、エミリアがどんな人間か知っているからこそ、この立場に立っているのだ。
    何も知らない村人達からしてみれば、不安がり、明確な対象を排斥しようと考えるのは当然だ。それこそが、この世界における『正義』なのだから。


    だが··············


    ────俺は、それを真っ向から否定する。

    エミリアが悪だと?

    ────断じて否だ。

    知っている。不器用なところも、時には厳しいけれど、無限の優しさを内包する、そんな普通の少女である事俺は知っている。

    「────それが、アンタらの『正義』か」

    俺はスバルの前に立ち、村人達に向かってそう言葉を投げた。

    「アンタらは知らないかもしれないが、エミリアはこの村に張ってある結界が再び綻び無いようにと心配して、たまに村を降りてきてたんだぜ」

    その言葉に、村人達がざわめいた。

    「そんな女の子を、俺達と変わらない優しさと温かさを内包した女の子を、絶対悪だと決めつけ、自分達の行いを必要悪だと美辞麗句で飾り、否定し排斥する事がアンタらの『正義』か」

    「で、でも······ハーフエルフは······」

    「·······俺は、この村が好きだよ。皆暖かくて、優しくて。でも、その心はエミリアも、アンタらが否定するハーフエルフのエミリアも持っている物なんだ!!!!!」

    必要悪だから、といって乱雑な正義を振りかざし、喚き立てる事は簡単だ。でもそうじゃない。この世界のハーフエルフを忌み嫌う風習は、『正義』という聞こえの良い美辞麗句で取り繕った『狂乱』だ。そんな歪な『正義』が、どこまでもその豪腕を振るっていいはずがない。

    「怖いかもしれない。不安かもしれない·····けど、それでも·········!エミリアを、頭ごなしに否定するのだけは、嫌なんだ·······」

    こんな正義は正義じゃない。悪を悪だと認めずに正義を気取る、『狂乱』だ。

    村人達は静まり返る。その顔に浮かぶのは不安と困惑だった。そして、キリトの言葉を後押しするかのように、

    「········キリトの言葉は領主であるロズワール様の言葉でもあるわ。今すぐ従いなさい」

    ラムの言葉が、村人達にへと向けられた。










  516. 516 : : 2018/04/28(土) 22:30:59
    文字数の関係で今日はここまでです!明日は出来たら投稿します!
  517. 517 : : 2018/04/28(土) 22:35:52
    一度に投稿出来る文字数2000は少なすぎますよね······運営さん助けて!
  518. 518 : : 2018/04/28(土) 23:01:41
     せやな、わかる(天下無双)
     当初は寧ろ改行合わせず1,000文字以上打たなあかん事を知って怠かったけど、今では2,000文字以内だと上手く区切りが付かなくなる時があるんすよね……。今メモ欄に書き溜めてるオリジナル作品の方もそんな状態です。

     ……しっかし、閲覧数が酷い状態である。ハーメルンさんで書いてるダンまちss、投稿から一時間足らずで800以上の閲覧が増えるのにも関わらず、こちらでオリジナル作品を書くと三日で漸く二回。原作って大事なんだなぁ、と(白目)
     割といい出来だと自負できるんですがね……。めっちゃ縛り多い二次創作よりま自由に書ける分、捗ってる感じがめっちゃしますし。
  519. 519 : : 2018/04/29(日) 13:59:43
    いっそのことpixivに移ってしまえば、いいんじゃないですか? ○○のサイトの続きです 的な感じで
    いやー面白いです!
    ツイッターってやってますか?やってたら見たいですなぁ私は、「名無しちゃん」でやっています!
  520. 520 : : 2018/05/02(水) 01:12:02
    黒さんコメントありがとうございます!
    せめて途中保存機能が欲しいですね(笑)恥ずかしながら自分オリジナル作品は書いた事ないんですよね·····自分がオリジナル書いても大して面白くないだろうし、作家さんのものを寄せ集めた何番煎じな作品しか出来上がらなさそうで·······でもいつかは書いてみたいなあと思っております。

    1時間で800は多すぎる!!羨ましい·······

    名無しちゃんさんコメントありがとうございます!
    pixivにもアカウントはあるし小説を何話か投稿した事もあるんですけど自分にはあまり合いませんでしたね·······
    Twitterやってますよ!
    『水の象徴』と調べれば出るかも知れません。出なかったらコメント下さい!
  521. 521 : : 2018/05/02(水) 01:12:24
    ゴールデンウィーク中に投稿すると思います!
  522. 522 : : 2018/05/06(日) 08:27:19
    ものすごく面白いです。これからも頑張ってください

    期待しています!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!




  523. 523 : : 2018/05/11(金) 19:50:24
    こんにちは?こんばんは?おはようございます?
    今まで「 」だったんですけど変えました。
    戻ってきてくれたんですね!
    続き 超期待です‼︎
    頑張ってください!
  524. 524 : : 2018/05/11(金) 19:57:39
    え?見返して見たら、スタバさん最初初投稿だったんですか?
    初投稿で神作を書いたんですか………
    流石です!
    応援してます!頑張ってください
  525. 525 : : 2018/05/16(水) 17:22:24
    今回も神作でした!!水の象徴ですか、ありがとうございます!
    フォローしときますね
    今は、ヨノ(落書き兵器一号) っていう名前です
    神作を心待ちにしてます!
  526. 526 : : 2018/05/16(水) 17:29:32
    えっえっとー
    水の象徴にして青を司り月の守護者にして後方を加護する神の剣の一角、その刃(な)はガウリイル
    であってますかー?
  527. 527 : : 2018/07/11(水) 22:32:55
    この前しったけど、すごい作品ですね
    突然だけど、オリジナルの剣を、作れますか?
    応援しています。ファイト!!
  528. 528 : : 2018/07/28(土) 14:08:33
    スタバさん頑張れ〜
  529. 529 : : 2019/01/14(月) 11:28:32
    続き期待!
  530. 530 : : 2019/03/16(土) 19:49:59
    スタバさんこの作品面白いです!!スタバさんの作品すべて面白く拝見してます。(主にSAOxとある科学の超電磁砲をみておりますw)これからもたのしみにしています。続き期待しています!!
  531. 531 : : 2019/10/23(水) 18:15:44
    は、早く来たくれー!
  532. 532 : : 2020/01/01(水) 17:40:46
    おーい。どうしたぁー?
  533. 533 : : 2020/05/05(火) 23:05:36
    スタバサァン!?
  534. 534 : : 2020/05/07(木) 11:59:13
    スタバさん!帰ってきて〜!
  535. 535 : : 2020/05/16(土) 00:36:42
    これは逃げたか?
  536. 536 : : 2020/05/27(水) 06:11:53
    コメントがエグくなりそうだから早く帰ってきて!
  537. 537 : : 2020/06/06(土) 18:18:15
    おうふ…失踪っすか…
  538. 538 : : 2020/08/17(月) 22:19:44
    今見始めました...神ですね!投稿、ゆっくり頑張ってください!
  539. 539 : : 2021/08/31(火) 17:52:04
    KIETA☆
  540. 540 : : 2021/12/12(日) 00:22:27
    いまもずっと待ち続ける
  541. 541 : : 2021/12/19(日) 09:23:31
    いつまでも待ってるよん
  542. 542 : : 2022/01/11(火) 21:18:41
    何時までも待つ。

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