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Skys ob deception
- 未分類 × 進撃の巨人
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- 1 : 2016/10/29(土) 20:15:52 :
- 進撃×エースコンバットでーす
よろしくお願いします
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- 2 : 2016/10/29(土) 21:50:41 :
- オーレリア連邦共和国オーブリー岬
オーレリア第5空軍基地
エレン「グリフィス1からクラックス、離陸準備完了、離陸許可求む」
クラックス(以下アルミン)「了解、離陸を許可します」
オーレリア最南端に位置する都市、オーブリー岬に拠点を構える、空軍部隊グリフィス隊。
民家が少なく、飛行制限が少ないため、部隊の練度は国内でトップクラス。だが軍事的需要の少ない都市だからか、機体は古い物が多い。
ここは、南オーシア大陸の南部と南方の諸島を領土とする、オーシア大陸最南端に位置する国、オーレリア。
その国土では今、非常事態が起こっていた。
隣国、レサス人民共和国の国土侵略により、オーレリア国土の4/3は既にレサスに支配されている状況である。
グリフィス隊は、オーブリー岬に接近中の爆撃機部隊監視作戦に取り掛かる所だ。
アルミン『山肌を低空飛行で接近して下さい、爆撃機部隊の背中を取れるはずです』
グリフィス2『了解!いやぁ久々の実戦で燃えるねぇ"隊長"!』
グリフィス2以下リック
アルミン「すいませんグリフィス2、これからは作戦名 で呼び合って下さい」
リック『了解、全く新人はお堅いねぇ。なぁ、"グリフィス1"?』
エレン「油断してると墜とされるぞリック」
リック『言うねぇグリフィス1、見えてきたぜ』
グリフィス3『案外少ないな・・・』
グリフィス3以下サックス
エレン「グリフィス3、グリフィス4、両端から叩け、グリフィス2、俺と来い」
サックス『3了解!』
グリフィス4『4了解!』
グリフィス4以下ロン
サックス『!!グリフィス1!敵爆撃機が爆撃を開始!!』
ロン『そんな!この都市には工業施設はありませんよ!?』
アルミン『爆撃が実行されているなんて・・・グリフィス1!』
エレン「全機交戦を許可する!」
グリフィス隊『了解!!』
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- 3 : 2016/10/30(日) 10:19:36 :
- アルミンは驚愕していた。
予想外の爆撃、爆撃機部隊の規模の大きさそしてなにより・・・
ロン『FOX2!』
サックス『グリフィス2!後ろに敵機!』
リック『任せろ!!』
エレン『敵機補足!!撃墜!!』
グリフィス隊の強さに・・・
アルミン(凄い・・・こんな大部隊を物ともしないなんて・・・)
そんな戦場とは裏腹に、ゆっくり近づく巨大な影があった。
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- 4 : 2016/10/31(月) 09:12:16 :
- エレン「ラスト!仕留めた!!」
僅か15分の間に、爆撃機部隊は全滅した。
リック『ヒーハー!!楽勝だぜ!!奴ら俺等を甘く見てやがった!!』
サックス『このまま一気に本土奪還といこうか?グリフィス1ーーーー』
アルミン『高速で接近する熱源体感知!!ミサイルです!!!!』
リック『何!?速度は!方角は!?ユジーン!!』
アルミン『ミサイルの発射台は・・・"グレイプニル"!?』
ロン『オイ・・・それってまさか・・・』
アルミン『衝撃波弾道 です!!回避して下さい!』
リック『どこに逃げればいい!上か!?したかーーーー』
エレン「全機高度を下げろ!!」
アルミン『駄目だ!!間に合わない!!』
ツッ・・・カッァァァァァァァァァァ!!!!ズズぅぅーーーーーーーー
アルミン『ッ!グリフィス2・3と交信切断!!』
サックス『嘘だろ・・・リック!ロン!!』
エレン「リック・・・クソッ!!!!」
アルミン『グリフィス2!グリフィス3!みんな!!』
これが、オーレリアをたった1ヶ月で支配した、航空要塞グレイプニルの力だった・・・
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- 5 : 2016/11/02(水) 23:28:28 :
- ディブリーフィング
アルミン「先程の攻撃によって、グリフィス1、4以外の隊員は死亡しました・・・」
エレン「・・・グレイプニルか・・・」
アルミン「・・・すいません・・・何にも出来なくて・・・私がもっと早く気づいていれば・・・」
アルミン「あれが・・・オーレリア国土をたった1ヶ月で支配した兵器なんだ・・・こんな破壊力を持っているなんて・・・」
サックス「お前のせいじゃねえよ・・・」
エレン「今日は解散しよう・・・全員心を落ち着かせる必要がある」
ーーーーアルミン自宅
アルミン「ただいまクリスタ・・・」ガチャ
クリスタ「おかえりなさーい」パタパタ
アルミン「はぁ・・・」ドサ
クリスタ「どうしたの?」
アルミン「・・・ごめん、話したくない事だ・・・」
クリスタ「そう・・・」
アルミン(グリフィス1・・・隊長、私は自信が無いですよ・・・)
ーーーー基地
エレン「・・・お久しぶりです、ジーク隊長、アクイラ隊はどうですか?・・・はい・・・はい、そうなんですか・・・はい、わかってます、必ず、我が国を救って見せますよ・・・」
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- 6 : 2016/11/02(水) 23:47:24 :
- 2日後
エレン「作戦を考えた」ピッ,ヴーン
サックス「ブナ基地奪還作戦?」
エレン「あそこにはまだオーレリア軍の物資が残っている、敵が油断しきっている今物資を増やさないと、部隊の存続が出来ない」
アルミン「物資確保ですか・・・」
エレン「ブナ基地を奪還した後はパターソン港も奪い返そうと思う」
アルミン「そこまで考えて・・・」
エレン「パターソン港を抑えとけば、グレイプニル攻撃の兆しになる」
アルミン「今の兵力で行けますか?」
エレン「行けますか?違うな・・・行くんだよ」
サックス「へへっ、流石オーレリアの南十字星だな」
エレン「出撃は明日、準備だ!」
サックス「了解!」
アルミン(凄い・・・諦めなんて感じない・・・この人達なら本当に・・・)
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- 7 : 2016/11/06(日) 11:36:19 :
- コメント受付中(無期限)でーすのでお願いします。
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- 8 : 2016/11/06(日) 22:49:18 :
- ブナ基地
SAMは上空を哨戒していない。
オーレリア戦闘機全滅の報告を聞き、レサス兵士が電源を落とした、が・・・
キュゥゥ・・・チュドーン
基地兵「爆発!?」バッ
ーーーーオーブリー基地
エレン「低空飛行で基地のレーダーを回避、完全な奇襲を実行する」
サックス「クリア条件は?」
エレン「HQの破壊だ、クラックス、HQの位置は?」
アルミン「変化ありません、支配後元の形のまま活用している模様です!」
エレン「なら好都合、ブナ基地の事は俺達の方が熟知している、やるぞ」ゴォォォ
ーーーーブナ基地
レサス兵「なんだ!?」
航空管制官『管制室より基地兵士へ!オーレリア戦闘機の奇襲です!!』
レサス兵「嘘だ!!オーレリアの戦闘機はグレイプニルのミサイルで全滅した筈だ!?」
レサス兵士「おいアレじゃねえか?"南十字星"のエンブレムって・・・」
レサス兵士「ウチの航空機に星のエンブレムなんかねえよ!!!!あれはオーレリアだ!!!!」
エレン「焦ってるな・・・畳み掛けるぞ!!!!」
サックス『FOX3!!』
チュドーン!!チュドーン!!
エレン「グリフィス2!後ろに敵機!」
サックス『うぉっ!危ねえ・・・』
エレン「俺がやる!!」
ダァァァァァァァァァァァ!!!!チュドーン!!(機銃掃射)
サックス『すげー・・・』
エレン「HQ捕捉!」
アルミン『やってください!!』
エレン「ミサイル発射!!」
ヴァシュゥゥゥ−−−−−
放たれたミサイルは、いつもよりも少し遅く見えたーーーー
チュドーン!!ガガッガガガガガガガ−−−−−
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- 9 : 2016/11/12(土) 18:26:10 :
- ブナ基地奪還によって部隊存続に成功したグリフィス隊。
しかし喜ぶ暇は無い。早くもパターソン港奪還作戦会議を初めていた。
アルミン「隊長が港内に潜入し、湾内システム破壊後に敵船舶を叩く作戦を考えたのですが・・・」
エレン「ウチの指揮官はお前だ、俺達に聞いてどうする?」
アルミン「え・・・ですが・・・」
エレン「」
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- 10 : 2016/11/12(土) 18:28:44 :
- エレン「はぁー・・・自信ねぇんだな、その作戦で行こう」
アルミン「はい・・・」
エレン(アルミンは、自信を持てれば頼りある指揮官になれるんだがな・・・)
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- 11 : 2016/11/14(月) 21:13:15 :
- ーーーーパターソン港
レサス兵士「しっかしブナ基地襲撃は驚いたな」
レサス兵士「ああ・・・でもさすがに此処までは来れないだろ」ケラケラ
放送『速報!!所属不明戦闘機接近!!』
レサス「戦闘機ーーーー」
ボゴォォン!!
レサス「なっ!?」
ーーーーパターソン港上空
エレン「見えて来た」
パターソン港より北東上空
エレン率いるグリフィス隊は、一時散開し、パターソン港守備装置破壊任務を受けるグリフィス1が上空侵入した。
エレン「イージス艦発見、FOX3!」
長距離空対地ミサイルを放ち、イージス艦を破壊。
この撃沈の爆発音に、レサスが気づかない訳は無いが、慢心だったか反応が遅い。
その隙を、グリフィス隊は見逃さない。
起動途中のAAガンを破壊し、グリフィス1は動力室へ、グリフィス4は港内船舶撃沈に向かう。
パターソン港は、襲撃後たった6分で制圧され、第二号作戦、艦隊殲滅作戦に移行する。
アルミン『隊長!東から敵艦船大多数が接近中です!』
エレン「グリフィス1了解、グリフィス4」
サックス『弾も燃料もまだあります!片付けましょう!』
グリフィス隊は、自慢の機動力を見せつけ、次々と敵艦船を沈めて行った。
エレン「ターゲット最後の一隻だ、艦隊にはガトリング砲が装備されている。チャフを撒き、機能停止させてから一気にやるぞ」
サックス『飽和攻撃?』
エレン「そうだ、ありったけお見舞するぞ!」
アルミン『飽和攻撃の最適攻撃コースを摘出しました、お願いします!』
エレン「ナイスだぜ・・・今だ!攻撃開始!!」
エレン達の飽和攻撃は全部で3回行われた。
そして、最後の一隻は沈められ、完全なるパターソン港奪還成功となった。
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- 12 : 2016/11/20(日) 09:12:45 :
- ーー南十字星のエンブレム・・・・その機体がレサス軍に小さな敗北をもたらした事は、その時誰も気にしていなかった。
レサスに故郷を追われた俺は、季節が真逆の国で一生過ごしていくと思った。
後に語られる英雄 の可能性も気づかずに・・・ーー
オーレリア・ニュース雑誌より
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- 13 : 2016/11/30(水) 15:13:08 :
- ここで切りまーす
次作もよろしく!
- 著者情報
- この作品はシリーズ作品です
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ACE COMBUT X シリーズ
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