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  1. 1 : : 2016/10/22(土) 21:00:50
    基本的に不規則投稿です。
    今から閲覧者の方(はたして閲覧してくれる方はいるのか?)に安価で決めてもらう主人公が異世界召喚で進撃の世界に召喚されちゃう話です。
    では早速
    性別 男←すみません、固定にします
    >>2顔 目付きとか、目の色とか←目ばっかり()
    >>3身長
    >>4性格(自称は俺で行きます)
    >>5服装 例:ジーパンに、灰色のワイシャツ、黒色のパーカー
    >>6名前 自分の名前使ってもいいよ?住所特定になるかもだけど

    よろしくお願いします
  2. 2 : : 2016/10/22(土) 21:20:47
    ふくしそうた@アニメver.
  3. 3 : : 2016/10/23(日) 09:01:48
    蒼くんなら183cmでいいだろ
  4. 4 : : 2016/10/26(水) 21:18:29
    態度悪いけど律儀な感じ
  5. 5 : : 2016/10/27(木) 22:52:01
    チノパン[Ba]
    Vネックの白シャツ[Ba]
    黒のニットシャツ[Ou]
  6. 6 : : 2016/10/27(木) 22:56:14
    いつまでたっても始まらなさそうだから連投するぞい
    神原柳臥(かんばるりゅうが)
  7. 7 : : 2016/10/27(木) 23:20:29
    >>6 やかましいわw
  8. 8 : : 2016/10/27(木) 23:25:58
    主人公が決まったのでかいていきます
  9. 9 : : 2016/10/30(日) 01:20:10
    サアァァァーーー



    神原「ん・・・ここは・・・」



    辺りを見回すと、俺が見たこともない平坦な地が広がっていた。



    神原「え、マジでどこだここ」



    ドスン···ドスン···



    神原「なんだこの地響き」クルッ



    巨人「」ドスン···ドスン···



    神原「え、なにアイツ」


    腹に響きそうな地響きが聞こえたので、音の方向へ振り向く。


    そこには、いわゆる『巨人』がいた。


    神原「ちょっと待てよ!なんだよこの展開は!」


    いきなり過ぎんだろ、おい。


    神原「いや、落ち着け俺。こんな時は一度記憶の整理だ」


    そう、記憶は今日の朝にさかのぼる。


    ーーーー

    ーー
  10. 10 : : 2016/10/30(日) 01:31:00
    ーー神原柳臥出産時ーー


    記憶は今日の朝にさかのぼるどころか俺がこの宇宙にひとつの生命として誕生した時までさかをのぼりまくる。


    俺は『神原 柳臥』。そこそこ良い家柄出身だ。


    ある有名なイケメンに似ていたこともあり、幼稚園、小学校、中学校では常にクラスでは上の存在だった。


    そんな俺も桜の様に華々しい高校生になった。そして高校生活を満喫していたある日だ。


    神原「フアァ~・・・眠いなぁ・・・」スタスタ


    駅から高校に向かっている時だ。


    俺は


    神原「ん・・・?なんだアレ」


    何かを見た。


    神原「そして今に至る・・・と」



    神原「・・・理解不能だな」
  11. 11 : : 2016/10/30(日) 01:36:46
    神原「俺が見たのはなんだったんだ?何か大事だった気が・・・」


    俺にはなにが起きたのか全くわからないが、全くわからないなりに整理してみた。


    俺誕生。

    幼稚園、小学校、中学校を順調に卒業。

    高校生になる。

    登校中に『何か』を目撃。

    今に至る。
  12. 12 : : 2016/10/30(日) 21:29:23
    神原「なんだよ・・・マジで理解不能だぞ・・・」


    頭の中を整理しようとすると、余計にかき混ぜられるばかりだ。


    まるで生卵のようにグッチャグチャになる。


    というか、今はそれよりも考えるべき事がある。


    それは


    巨人「」ズシン···ズシン···


    巨人がこっちに近づいてきている事だ。
  13. 13 : : 2016/10/30(日) 21:39:51
    神原「ヤッベぇ、こんなの逃げ切れる訳がねぇよな」タラ···


    あの巨人は、俺が考えるに『進撃の巨人』の中で出てくる巨人だ。


    というか、確実だ。まぁそういう設定のssだ k???「おっと、それ以上はいけない!」


    ん?俺は何を言っているんだ・・・。


    とにかく、俺は近づいてくる脅威@巨人から逃れなければいけない。


    神原「とにかく、どこかに逃げないと・・・!」ダッ
  14. 14 : : 2016/10/30(日) 22:10:19
    ーーーー

    ーー


    それから、俺は東へ逃げた。
    人が少ないという理由で陸上部に入っていたので、スタミナはある方だと思う。今思えばそれが幸いしたところだ。


    東には進撃の巨人の中に出てくる『巨人樹』があった。


    神原「これを生で見ることになるとは・・・」


    漫画を読んでいるときは、樹をそのまま大きくしたので、幹の目もそのまま大きくなったのだろうと思っていた。


    幹は普通の樹よりも細かかった。まぁ、そうでもしないとこんなデカイ樹が立ってられる訳ないよな


    方角はてっぺんに登っている太陽を見ればすぐにわかった。


    神原「ここが、俺が元いた世界と別世界だとして、時間が同時進行だとすると・・・」



    神原「太陽がてっぺんにあるってことは、俺が飛ばされたのは登校中の朝方としたら、俺は意識を取り戻すまでしばらく目覚めた場所にいたのか・・・」



    神原「て・・・おいおい・・・よく巨人に喰われなかったな!」



    巨人「?」クルッ



    神原「ッ・・・」サッ


    危ねー・・・忘れていたけど、俺巨人に追われてたんだ。


    樹を中心に俺の対極に巨人がいる。


    巨人がどういった原理で人間を認知してるかは俺は知らない。


    だが、今見つかっていないとすると主に視覚と聴覚で認知しているのだろう。


    実際に見た巨人は生々しく、鉄の・・・血の臭いがした。


    それが俺から恐怖を奮い立たせる。・・・呑気にツッコミ入れてる場合じゃないんだよ!


    神原「どうしてこんな事に・・・」ボソッ
  15. 15 : : 2016/10/30(日) 22:54:38
    ーーーー


    ーー


    それから何時間たったのだろう。


    太陽は燃える位に赤い。


    俺は緊張が数時間も続き、精神的にも肉体的にも疲労がピークだ。


    巨人は見渡す限り一匹しかいない。


    神原「まさに地獄に仏ってか・・・」


    漫画での情報が正しければ、巨人は夜には活動が鈍くなる。


    神原(一部違うのもいたが、見る限りはコ。コイツが活動が鈍くなった隙に樹に登ればまず安全だ・・・)


    樹はとてつもなく高いが、至るところにくぼみがあったし、恐怖さえどうにかなれば登れるはず・・・。


    いけるはず・・・。


    神原「どうにか・・・」ズルッ



    ドサッ



    神原「え・・・俺何して・・・」



    気がつけば倒れていた。


    力が足に動かない・・・足が動かない。


    巨人「アァー」ズシン···ズシン···


    巨人がこちらを認識した。それなのに・・・


    神原「何やってんだよ・・・!動け!立てよ!クソッ!」


    巨人が近づいてくる。近づいてくるのに・・・!


    ・・・ここにつくまでに随分と走った。ろくに足を休めてなかった。


    気がつけば足はまるで小動物が怯えるようにようにビクビクと痙攣している。


    恐怖が近づいてくるのに逃げられない。絶望感が涙と共に込み上げる。


    神原「く・・・嫌だ!嫌だ!」



    巨人「」ズシン···ズシン···



    神原「動け・・・動けよ!頼むから!」


    初めてだ。ここまで涙を流したのは。


    神原「嫌だ・・・死にたくない!俺は・・・まだやりたいことが・・・いっぱい・・・あるのに・・・」



    巨人「」ガシッ


    巨人に・・・巨大な手に足を掴まれる。


    ベキベキと気分の悪い音をたてて握り潰された。


    痛覚が激しく刺激される。


    血が・・・とめどなく溢れて・・・。


    神原「ギャアアアアア!!!」


    脚部と喉に激痛が走る。


    神原「アアアアァァアアア!!」


    足から流れる血が目に入って、視界が紅く染まる。


    意識も朦朧として、痛覚も薄れてきた。


    指一本動かない。


    薄れる視界から見える大きな口に俺は運ばれ・・・俺は・・・。
  16. 16 : : 2016/10/31(月) 17:01:21
    これエレンとか出てくんの?
  17. 17 : : 2016/10/31(月) 23:06:57
    >>16出てくる
  18. 18 : : 2016/10/31(月) 23:28:36
    暗い、暗い場所にいた・・・暗くて先が見えない。


    見渡すと、先から光が差し込んでいる。ただそこを目掛けて走った。


    光は暖かかった。冷えきった俺を温めてくれた。


    どこからか声が聞こえた気がする。


    「頑張って」と。


    ーーーー


    ーー


    神原「!」バッ


    意識を取り戻すと、そこは最初に見た景色だった。


    神原「これは・・・」


    確かに俺は巨人に食われたはず・・・なのに・・・。


    体には噛みきられた跡どころかかすり傷一つない。


    これは・・・まさか・・・。


    神原「ループ・・・死に戻り・・・か」
  19. 19 : : 2016/11/01(火) 23:21:16
    しばらくは神原柳臥一人ですが、必ずエレン達も出します。
    また、このssでは神原柳臥が主人公です。となるとモテるのも神原になってくるわけです。「モテるのはエレンじゃないと嫌だ!」という方たちは早々にブラウザバックをオススメします。
  20. 20 : : 2016/11/04(金) 23:20:58
    死に戻り。いわゆる一種の無限ループだ。


    死んだら初期リスポーン値からやり直し。


    まぁ、なにかイベントがあった時点でリスポーン値は更新されるらしいが。


    意外にもアニメ、ラノベ好きな俺は、死に戻りの能力を持った主人公系をよく見ていた。


    まぁ、そういう訳で死に戻りにはなにかと詳しい。
  21. 21 : : 2016/11/04(金) 23:27:17
    神原「とにかく、これで全ては振り出しか・・・」



    神原「おいおい・・・ふざけんなよな・・・」


    とにかく、俺がとるべき行動は巨人から再び逃げることだ。


    目的地はさっき巨人に喰われた巨大樹の森だ。


    さっきは長距離を走ってそのまま立ちっぱなしだったために、足が痙攣を起こし、それで巨人に喰われた。


    失敗は繰り返さない。あの時噛みちぎられた感触は覚えている。


    神原「もう二度とあんな思いしてたまるか」ダッ


    口に出して決意した俺は再び巨大樹の森へ向かった。
  22. 22 : : 2016/12/25(日) 02:51:33
    再び巨大樹だ。目的地はさっき(・・・というか最初か。)と違って明確に決まっていたので思ったより早くついた。


    巨人も、いわゆる『通常種』。しかも走らないので距離をとるのは簡単だ。それでも追い付くのは以外と早いので油断できないが。


    今回は巨人との命懸けかくれんぼはしなくて良さそうだ。


    これ幸いとばかりに俺は巨大樹の上の方の枝目指して木登りを始めた。


    巨大樹の枝に乗っておけば当分は巨人の心配はない。幸い持っていたスポーツバッグには宴会用のお菓子とジュースがつまっているから食料は問題ないだろう。


    なぜ登校中のバッグにお菓子がつまっているかは秘密だ。てかもう宴会用って言っているがな。


    神原「とにかく焦らず急げ・・・!」ガッ


    巨大樹の幹は目が細かいが溝が多い。予想通り、登るのは意外と簡単だった。ある程度の高さまで登ったら慎重にしないと落ちたら死んじゃうから気は抜けなかったが。


    神原「もうちょいっ!」ガッ ガッ


    登り始めてからしばらくして、ようやく巨大樹の枝まで登りついた。それと、登っている間にめっちゃ嬉しい発見があった。


    神原「なんとか巨人の脅威は逃れたか・・・ったく、何て日だ・・・」
  23. 23 : : 2016/12/25(日) 11:01:06
    枝の上でしばらくたった。あの巨人は前回と同じく俺を追って巨大樹まで来たが、俺はすでに樹の上にいたので見つかる事はなかったが。


    神原「これで巨人に食われて死亡ルートは回避したよな・・・」ホッ


    身の安全が確保されたと認識した途端、全身に脱力感が巡る。


    一回目は緊張はしなかったけど、二回目はバリバリ緊張してた。
    まぁ、一回死んでるから当たり前か・・・。


    神原「まぁ、でもここでしばらく過ごしてれば・・・」


    さっき言った嬉しい発見。それは・・・立体機動装置のアンカーが刺さった跡だ。


    つまり、ここは調査兵団か何かが通ったことがある。


    人類は壁外からそう遠くまで調査できてないはず。それが確実ならここはあの50mの壁がそう遠くないってことにもなる。(まぁ、それでもkm単位はあるだろうが)
  24. 24 : : 2017/08/14(月) 02:09:56
    異世界に召喚(?)されて一日がたった。


    神原「朝起きたら超高い樹の枝上とか、心臓に悪いわ・・・」


    巨人は目標(俺)に追い付く前に俺が樹の上に登ってたから、発見されることはなかった。


    今日は何をするかを決めている。


    神原「この樹のてっぺんから見渡せば何か手がかりがあるはず・・・!」


    とりあえず一番高い樹を見つけて、枝を飛び移ってその樹に移動。


    一回死を体験したせいか、恐怖を感じない。


    吹っ切れてるからか、体も軽い。


    人は体が壊れないように無意識に地仮をセーブしているらしい。リミッターをはずせば10数Tも力がでるとか。


    そんなこんなで樹のてっぺんに登り辺りを見回す。


    遠くに巨人がちらほら。奇行種と普通種ってあんまり見分けがつかないんだよな・・・。


    神原「! あれは・・・」
     

    結論からいうと、発見はあった。


    大きな血痕だ。それが点々と続いている。


    巨人の血液は蒸発するみたいだし、あれはほぼ確実に人間の血液だろう。


    これは俺の推測だが、漫画では104期を加えた最初の壁外調査の撤退の際、巨人の追跡を逃れるために死体を捨てて、囮にした。


    あれが、その死体が巨人に喰われた時の血痕だとしたら、その血痕は壁に・・・人類がいる場所に続いている・・・・・・はず。


    神原「食料は有限。どうせここにいても待ってるのは餓死か巨人に食われるか。」


    神原「だったらやるしかない」


    死に戻りがある以上死を恐れている場合ではない。
  25. 25 : : 2017/08/14(月) 02:25:52
    ???「頼んだよ、神原くん」


    そこは、何もない白い世界。


    ???「私は直接干渉を許されていないからね。たまたま通りかかった君を選んで悪いけど、頑張って」


    独り言を呟いているのは少女のような見た目の何か。


    その内容は、彼に対する心なしかの謝罪と応援。


    ???「君が死んでも、何度だって私が・・・だから・・・」


    ーーーーーー


    ーーーー


    ーー
  26. 26 : : 2017/08/14(月) 02:40:19
    神原「降りてきたはいいが・・・こりゃ酷いな」


    あったのはでかい血痕と小蝿がたかる肉片。


    腐臭がただよう血痕を俺は視覚と嗅覚を頼りに移動していた。


    この場合は腐臭があったのが幸いだった。


    神原「臭いが残っているということは、まだ臭いが消えるほど時間がたってない・・・ってことだよな」


    自分の勝手な推測、それにはそうであってほしいという希望も少なからず含まれているだろう。


    とにかく巨人がいないのを幸いとして、俺は血痕をたどり走っていった。
  27. 27 : : 2017/08/14(月) 09:26:05
    ーーーーーー


    ーーーー


    しばらく走っていたが、これが一向に何の発見もない。


    まあ、強いて言うなら


    神原「やばいやばいやばいやばい!!」タッ タッ


    巨人「」ドス ドス ドス


    巨人に追いかけられてるくらいかな。


    神原「ハァッ ハァッ クソッ!」タッ タッ


    最初に遭遇した巨人と違い、移動速度が速い。


    息が切れてきた。このままじゃ捕まるのも時間の問題だろうか。


    神原「ハァッ ハァッ ハァッ(嫌だ・・・嫌だ・・・!)」ダッ ダッ ダッ ダッ


    神原「死にたくない!!」


    逃げ切りたい願いの強さに反比例するように足は重くなり、息は続かなくなっていく。


    神原「ハァッ ハァッ ハァッ」ダッ ダッ


    血痕を辿ることだけは忘れずに、ペースを上げていく。


    こんなに本気で走るのは駅伝以来だろうか・・・。


    いや、駅伝なんて比にならない。


    だが、その本気ランは長くは続かなかった。


    神原「ハァッ ッ!?」ガッ


    神原「クソッ!足が・・・!」


    巨人「」ガシッ


    疲労で足がもつれた俺を巨人が掴む。


    ベキベキと嫌な音が痛みと一緒に全身から聞こえた。


    神原「グアァッ!」


    神原「(これまでか・・・)」


    痛覚が薄れて、血を流しすぎたせいか、肌寒い。


    薄れゆく意識の中で視界に入ったのは


    神原「か・・べ・・・」


    そして、俺は二度目の死を迎えた。

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