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  1. 1 : : 2016/09/28(水) 19:46:38

    生きる事を諦めないで


    私は貴方を待っている


    もう私を死なせないでね?


    私は貴方を見守っているから


    だから生きる事を諦めないで、生きて


    絶対、助けてね、私の戦友、いいえ親友、エレン・イェーガー





    「・・・あ?」



    「?エレン?」



    「・・・いや、なんでもねえよ、それよりヒストリアお前女王様なのにこんな所にいていいのかよ?」



    俺は最近ぼーっとしている時がある、ぼーっとしてる時に限ってなんかよくわからねえ事が頭の中に浮かぶ、何を言われてるのかはわからねえが



    「うん、私がやる仕事は大体終わったからね、後は特にないからこうやってエレンの傍にいるだけ」



    「・・・ふ~ん、そうか」



    「うん」



    エレンはそう言われ特に何の反応も見せない、普通はそんな事を異性の、しかも思春期の者が言われた場合酷く誤解するものだがエレンは誤解をしなかった、そしてそう言ったヒストリアも特に何の反応も見せず自然体のように見える



    「・・・明日、なんだっけ?」



    「・・・あぁ、明日の明朝からおそらく最終決戦だ、絶対に勝たないといけない…俺の故郷を取り返す為に・・・地下室に行くために・・・」



    「・・・うん、そうだね、頑張って取り返して、それから」



    ヒストリアは何かを言おうとしたがやめた、そこで不思議に思ったエレンは



    「なんだよ、いきなり止めんなよ?」



    「・・・ううん、なんでもない、これはエレン達が帰ってきてから言いたいから」



    「?あぁって、そうだ俺も帰ったらお前に言いたい事があるんだ」



    「!うん、わかった、それじゃあ私は子供達のお世話があるから、じゃあね」



    ヒストリアはそう言い微笑んでは孤児院の方へ向かって行った、そこで姿を消すまで見ていたエレンは瞳を閉じた、そして・・・












    「なんだよ、これ」


    目の前に繰り広げられる沢山の死体の残骸の山、視界に入る全てが滅茶苦茶で何も残っていない、建物も全て滅茶苦茶にされ死屍累々、それだけが残されている


    「っ僕達が壁外にいる間にいったい、何があったんだ…!?」


    「っ・・・」


    あまりにも酷い状態にエレン達は絶望、地下室を調べ戻ってきたらこの有様、いったい何が残ったのかわからない、成果はただの本、三冊だけ、たったそれだけ



    「・・・っ!!ひ、ヒストリア!!」


    「っ!!え、エレン!!待って!!」


    「!!エレン!ミカサ!!」


    転がる死体など気にもせず走る三人、血の水たまりを踏むたびに撥ね退けては三人の服を紅色に染めてはそこから酷い悪臭が放たれる、だがそんな事を気にも留めず走るエレン、そしてミカサ、アルミン、そして走り抜けた先は、孤児院
  2. 2 : : 2016/09/28(水) 19:46:47
    「・・・」


    「っ・・・」


    「…ッ・・・」


    何をどうしたらここまで酷い事になるのかわからなかった、子供達が元気よく遊んでいた場所は血の海になり、体はバラバラになり完全な肉塊になっている、元の原形なんて留めてもいない、そして一番醜く酷い状態になっていたのはヒストリアだった


    「・・・お前、俺との約束はどうしたんだよ・・・っなぁ!!?」


    「っ!!エレン!!やめて!!もう!!」


    「エレン・・・」


    今まで何とも思っていなかった存在が消えた事によりやっと気づいた大切な存在に、喪失感に、エレンは発狂しそうになった、次々と目から溢れ出してくる涙、そして胸を何か鈍器で殴られたかのような熱い痛み



    「っお前、俺と約束したじゃねえかよ!!?お前は俺に何か言いたかったんじゃねえのかよ!?っこんな・・・こんな事になったら・・・何も言えねえじゃねえかよぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!!」



    やり場のない怒りを地面に拳を叩きつける、拳が真っ赤に染まる、血は顔に付く、酷い匂いが周辺に撒き散らされる、だがそんな事は気にも止めず泣きわめく、そして精神的な防衛反応からなのかわからないが周りに撒き散らされているヒストリアだった、肉塊を触っては、口に運ぼうとした


    「!!エレン!!!!」


    流石の異常にミカサは顔を青ざめては口に運ぼうとした肉塊を弾き飛ばした、そして弾き飛ばされた影響なのかエレンは我に返って刃突然頭を抑え、悲鳴を上げた


    「アぁぁぁァァァァぁ!!!」


    「っ!エレン!!」


    「エレン!!」


    頭を抑え転げまわるエレンに二人は急いで駆け寄った、そしてエレンの頭の中ではある事を思い出した、それは最近頭の中に出てきていた何を言っているかわからない物のことだった


    生きる事を諦めないで


    私は貴方を待っている


    もう私を死なせないでね?


    私は貴方を見守っているから


    だから生きる事を諦めないで、生きて


    絶対、助けてね、私の戦友、いいえ親友、エレン・イェーガー




    「・・・あ、そうか…俺、は・・・」


    頭の中にその話声が聞こえた瞬間エレンはある事を思い出した、そしてそれと同時に頭が割れるような頭痛が消えてはエレンは息を引き取った


    「・・・え、エレン・・・?」



    「・・・え」



    急に静かになったエレンにミカサとアルミンは見た、エレンは瞳孔を開いたまま、死んでいた
  3. 3 : : 2016/09/28(水) 20:27:53
    転生エレヒスですか?
    期待!!
  4. 4 : : 2016/10/05(水) 22:03:19
    楽しみしてるよ
  5. 5 : : 2016/10/05(水) 22:41:21
    期待!!
  6. 6 : : 2016/10/05(水) 22:55:11
    実に楽しみだ!
  7. 7 : : 2016/10/05(水) 23:11:49
    もう止めて良いよ〜
  8. 8 : : 2016/10/05(水) 23:12:00
    書かなくて良いよー
  9. 9 : : 2016/10/05(水) 23:23:36
    荒らすのはやめてください。
    見ている人が迷惑です
    あ、偽防止の為にトリップつけてます
  10. 10 : : 2016/10/05(水) 23:57:17
    期待
  11. 11 : : 2016/10/13(木) 00:39:50
    幸せになれるな
    この二人ならやれそう
  12. 12 : : 2016/10/13(木) 00:53:58
    気になるから書いてほしい
  13. 13 : : 2016/10/13(木) 22:26:12
    ある少年はいつも同じ夢を見る。自分に似た少年が、金髪の少女の死体を見て発狂し、死んでしまう夢を
  14. 14 : : 2016/11/11(金) 11:40:05
    期待する
  15. 15 : : 2017/02/08(水) 08:09:40
    完結楽しみにしてます
  16. 16 : : 2017/02/08(水) 08:45:14
    主人公が死んでどうなったのかだよ~_~;
  17. 17 : : 2017/02/08(水) 09:23:25
    楽しみにしてるのになあ(。-_-。)
  18. 18 : : 2017/02/08(水) 10:18:50
    先が楽しみです。
    頑張ってくださいね〜
  19. 19 : : 2017/02/08(水) 11:12:32
    期待だけしとくさ
  20. 20 : : 2017/02/08(水) 12:55:06
    期待
  21. 21 : : 2017/04/18(火) 19:05:56
    更新してぇ
  22. 22 : : 2017/04/18(火) 20:29:45
    期待です。(;´∀`)
  23. 23 : : 2017/05/23(火) 09:25:57
    放置しないでください(~_~メ)
  24. 24 : : 2017/08/10(木) 20:26:44
    楽しみなのに((+_+))
  25. 25 : : 2018/03/02(金) 06:04:48
    期待しています
  26. 26 : : 2018/07/30(月) 14:50:34
    楽しみにしてるで。

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