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  1. 1 : : 2016/09/27(火) 17:30:43
    ある日の放課後、俺とアスナ、シリカ、リズはダイシー・カフェでお茶していこうという提案からそれならシノンや直葉も誘おうということになり、俺たちは今その二人との待ち合わせ場所に向かっている。

    リズ「エギルの新作のパイってどんなだろ?」

    シリカ「もしかしたら、すっごく!おおきいんじゃないですか?」

    アスナ「でも、皆が楽しめるパイだって言ってたから何か仕掛けがあるのかもよ?ねぇ、キリトくん。」

    キリト「まあ、あいつのことだからな味の方は大丈夫だろ。」

    そんな調子で歩いて集合場所の交差点までやって来た。

    直葉「あ!お兄ちゃん、こっちこっち!」

    と直葉は俺たちに気づき俺たちに手を振った。
    しかし、交差点は赤のため先には進めなかった。

    リズ「あー!ここの信号つかまっちゃうとなかなかすすめないのよねー!」イライラ

    アスナ「もうそんなにイライラしてもパイはにげないわよ?♪」

    俺は直葉とシノンの方をみて信号を待っていた。するとシノンが俺の視線に気がついたのか顔で「なにみてるのよ!バカ!」と言ってきた。

    キリト「(はは・・・すいませんねーバカで!)」ハァ~

    と俺は下を向いてため息をついた。
    そのとき。

    ???「サチーー!」

    キリト「!?」

    俺は驚いて声の方を見た。そこには母親のような人が買い物袋を片手にもってこちらに手を振っている。まさかと思い俺はその人の視線の先を見た。

    キリト「(サチ!まさかいきていたのか!?)」

    しかしそこにいたのはポニーテールの小学校一年生くらいの女の子だった。

    キリト「(はは、だよな・・・。あいつが生きてるわけないよな・・・・)」ハァ~

    と俺はまたため息をついた。そのとき女の子はお母さんに会えて嬉しかったのか交差点に飛び出していった。

    キリト「!?」

    母親「キャアッ!!」

    その悲鳴でその場にいる全員の目が交差点に向けられたそこには笑顔で反対側に走ってわたる女の子とその子に向かって走ってくる軽トラの姿があった。
    俺は気づいたら体が動いていた。アスナたちの隣を颯爽と走り抜け女の子を包むように抱き抱えた。その勢いのまま軽トラとあと数センチのところですれ違い、俺は女の子を抱き抱えたまま転がり近くの街灯に頭を打ち付けた。

    キリト「ッ!?」

    頭にすごい衝撃を受け俺は頭がもうろうとしていた。そしてほんの数秒の沈黙がその場にあった。そして始めにアスナが「キリトくん!?」と言葉を発し信号が変わると同時にその場は騒然となった。

    母親「サチ!」

    母親は自分の娘の名前を呼びながら俺の元に駆け寄ってきた。俺はもうろうとするなか俺のうでの中で泣きじゃくる女の子を離し母親の元に送った。

    母親「サチ!大丈夫!?どこも痛くない?」

    女の子「うん!大丈夫!お兄ちゃんが守ってくれたから!ありがとうお兄ちゃん!」

    キリト「は・・・はは、ど・・・どういたしまして。」

    お礼を言われ俺はその子に少し笑って見せた。

    母親「本当にありがとうございます!あ・・・あの・・・大丈夫ですか?」

    キリト「だ・・・大丈夫です。このくらい・・・。」

    そう言って立ち上がろうとするところにいつものメンバーが集まってきた。

    アスナ「キリト君大丈夫!?何かすごい音がしたけど!?」

    キリト「ああ、大丈夫だって。」

    そう言って俺はふらふらしながらも立ち上がった。しかし・・・。

    シノン「キ!キリト!?」

    女子一同「!?」

    キリト「?どうしたんだシノン?」

    そう言って俺は自分の足元を見たすると頭から赤い血がだらだらと腕を伝って流れてきた。

    キリト「!?・・・・・。はは、やっち待ったな・・・。」ドサッ

    と、俺は少し笑い膝から崩れるようにして倒れた。そして俺の意識はそこでプツリと切れた。

    キリト「ンッ!」

    ???「キ・・・・・・・・ん!キリ・・・・・・・君・・・・・・・・・キリ・・・ト君!?」

    誰かが何か言っている。どこだろうここは?
  2. 2 : : 2016/09/27(火) 17:31:39
    俺はゆっくりと体を起こした。そして辺りを見回すそこには人影がぼんやりと見えた。

    ???「キリト君!大丈夫!?」

    ???「もうビックリさせないでよねー!」

    ???「でも!あのときのキリトさんかっこよかったです!////」

    ???「もうお兄ちゃんいきなり飛び出してこっちくるんだもんビックリしたよー!」

    ???「まあ、キリトなんてこんなもんよ♪」

    ???「どう?なんともない?」

    キリト「はい・・・・。」

    ???「ハァ~よかった!なんともなくて!」

    ???「ですね!」フフッ

    キリト「あ・・・・あのー・・・?」

    ???「?どうしたのキリト君?」

    キリト「えっと・・・・すいません。ここはどこで僕はキリトと、言うんですか?」

    ???「!?え・・・・。」

    ???「あんた頭ぶつけておかしくなったの?私たちよ!アスナにシリカにシノンに直葉そして私リズベットよ!そしてあんたがキリト!」

    キリト「?それが本名ですか?」

    リズ「はぁ~?なに言ってんのよ!直葉以外ALOのプレイヤーネームでしょうが!もういい加減ふざけるのは止めなさいよねー!スッゴい心配したんだから!」

    キリト「す・・・・すいません!」アセアセ

    アスナ「?何かキリト君しゃべり方おかしくない?しかもさっき自分のことを僕って・・・・・キリト君!自分の本名わかる?」

    キリト「あ!えっと・・・・・すいません。わかりません。」

    女子一同「!?」

    アスナ「こ・・・これって!まさか!?」

    リズ「いやいや!こいつに限ってそんなこと・・・・・・マジ?」

    シノン「記憶喪失・・・・・。」ボソッ

    シリカ「えぇ!?」

    直葉「お兄ちゃん・・・・・・。」

    アスナ「でも・・・・そうとしか・・・・。」

    リズ「と!とりあえず先生呼んでくるわ!」

    10分後――――――

    アスナ「先生どうですか?キリ・・・・・和人君は大丈夫なんですか?」

    先生「う~~ん。これはたぶん頭を強く打ったことによる記憶障害ですね。一時的なものだと思うので大丈夫だと思います。」
  3. 3 : : 2016/09/27(火) 17:33:08
    すいません!間違えてスレッド消してしまったので新しく作りました。
    コメントくれたかたGoodしてくれたかた本当にすいませんm(__)m
  4. 4 : : 2016/09/27(火) 21:16:10
    いや、だからね?話のテンポはや過ぎない?
  5. 5 : : 2017/03/13(月) 23:14:39
    >>4

    へ?そうっすか?
    別におもしろいから、いいと思いますが……


    期待してまーす!
  6. 6 : : 2017/09/10(日) 22:25:52
    まさか投げ捨てなんてないよなぁ?
  7. 7 : : 2017/10/25(水) 17:21:29
    続き続き‼︎‼︎‼︎
  8. 8 : : 2017/11/26(日) 21:55:19
    続きを期待ぃぃぃぃーーーーーーーーー!!!!!!!!!!
  9. 9 : : 2019/03/29(金) 12:29:57
    続きを書きたいっ!!!(他人)

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