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  1. 1 : : 2016/09/22(木) 23:41:21
    SFの定番であるタイムトラベルものです
    苗木クンが過去に戻って負に繋がる出来事をやり直そうと奮闘します
    オリキャラがいますので嫌いな人はご遠慮ください
  2. 2 : : 2016/09/22(木) 23:42:08











    ーーー僕はーーー




    ーーーどこで間違えたんだろうか?ーーー













  3. 3 : : 2016/09/28(水) 21:53:22
    「...........」



    【超高校級の希望】と言われていた苗木誠は、衰弱しきっていた



    ...コロシアイ生活が終わって135日がたった




    学園内で起きたコロシアイは黒幕の江ノ島盾子がオシオキしたことで幕を閉じた




    ...しかし、生き残った6人は外の世界を見て唖然とした




    前を見ても絶望、後ろを見ても絶望、左、右、上、下...どこを見ても絶望だらけだった



    外に助けなどいなかった。そして6人はまた学園内へと戻ってしまった




    ...そして、苗木誠を除く5人は気が狂ったように自殺した




    強い意志を持っていた【超高校級の探偵】である霧切響子でさえも最後は絶望の支配に負けた




    そして今現在、苗木誠は苦悩と後悔の日々を毎日送っている




    苗木「......僕は、どこで間違ったんだ?」




    苗木「僕は.........どこで......」




    前向きだった苗木誠の明るい雰囲気はまるで最初から無かったかのように消え、負のオーラに満ち溢れていた




    彼は自問自答しては頭を悩ませる




    自分が間違えた今までの分岐点についてだ




    自分の希望が足りなかったからみんなは自殺したのだろうか?




    あるいは外の世界を見て恐怖して、留年を選べばもっとマシは未来があったのだろうか?




    はたまた希望ヶ峰学園に入学せずに辞退していれば、ここにはいなかったのだろうか?




    そう思い続けながら彼が答えを出すことは無かった




    食料を尽きた今、彼は考える気力さえ失っていた




    空気清浄機は6人で頑張って稼働させたが、電気がほとんど通っていない状態の今ではもはやただの鉄くず同然だった




    苗木「.....なんで、こんなことに.....」




    苗木「僕は、希望を...持って...諦めたくなかった......それだけなのに...」




    嗚呼、もしかしたらいっそ死んだ方がーーー




    そういった考えも脳裏にちらついていた
  4. 4 : : 2016/10/03(月) 17:56:22

















    「希望を捨ててはダメですよ!」
















  5. 5 : : 2016/10/03(月) 18:53:23
    苗木「え....」




    ーー刹那、苗木誠の目の前を激しい閃光
    が包み込む




    それは過去に起きたピカドンのように急な閃光だったが、暖かさを感じさせた




    「お願いします!希望を捨てないでください!絶望するのはまだ早いです!」



    そんな中、一つの声が苗木誠の耳に入って来た



    やがて閃光が収まりを見せてきた時、大きな物体の影が瞳に映った



    苗木「......?」



    苗木誠は思わずふらつきながら立っては、眩い閃光の中心を見つめる



    中心に現れたのはバイク



    しかし、ところどころバイクとはどこか違う部分が見られる



    「初めまして、苗木誠さんですよね?お会い出来て光栄です!」



    それに1人、声からして男性と思われる人がまたがっていた



    「僕の名前は松田朝矢、希望ヶ峰学園第1794期生【超高校級の物理学者】です!」



    松田 朝矢(まつだ あさや)【超高校級の物理学者】




    そう名乗った彼は、金色の瞳を輝かせていた
  6. 6 : : 2016/10/03(月) 21:36:35
    苗木「松田、朝矢くん...?」




    突然現れた未知からの来訪者に苗木誠は困惑していた



    朝矢「はい!ずっとお会いしたかったんです!...ところで、苗木誠さんで間違いないですよね?」



    松田朝矢は純真な目できょとんと苗木誠を見つめていた



    苗木「...そうですけど...」



    苗木誠は多少疑惑を目を向けながら松田朝矢と向き合う



    コロシアイ学園生活である程度不可思議な事は慣れたと思っていたが、苗木誠は状況が把握できないでいた



    目の前に閃光が出たと思えばバイクのようなものにまたがった松田朝矢と名乗る少年がいるのだから



    それに希望ヶ峰学園1794期生と言っている



    いきなりそんな展開になれば誰だって困惑するだろう



    朝矢「...あっ!ちょっといきなり過ぎましたよね?すみません!僕ってば...!」



    苗木「.......」



    しかし、苗木誠はこの展開より松田朝矢の表情豊かな顔に呆気を取られていた



    ここまで表情を顔に出す人がいただろうか?と考えているだけで疑いの目を向けることさえ失っていた



    朝矢「...あの?僕の顔になにかついてますかね?」



    苗木「いや、何も...」



    朝矢「そうですか!ならお話をさせてもらいますね!」



    朝矢はそういうとバイクのようなものに寄りかかって話をしだした



    朝矢「こんなの言って信じてもらえるかわかりませんが...」



    朝矢は思い切った顔をして苗木誠に語りかける



    朝矢「僕、未来から来たんです!」



    苗木「...なんとなく分かってるけど...」



    苗木誠だけでなく、誰でも今までのを見ていたらいくら非科学的な事でも理解する



    しかし、朝矢はそう答えられるとは思っていなかったのか思わず驚く



    朝矢「苗木誠さんはエスパーでもあったんですか!?そんな話聞いてないですけど...」



    苗木誠はさらに呆気を取られてもはや何も言えない
  7. 7 : : 2024/02/20(火) 18:23:44
    エタ
  8. 8 : : 2024/02/20(火) 19:08:04
    2016年が8年前って事がピンと来ねえ!

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