名前 孤月 霊銀
種族 はぐれメタル 主人公
容姿 銀髪の少年、背は165cmくらい。
能力 はぐれメタルそのまんま 硬くて早くて魔法が効かない。

「っ………ここは…?」

気がつくと、俺は木漏れ日降り注ぐ森に居た。背中から感じるヒンヤリとした感覚からして、俺は木にもたれているのだろう。

あぁ…束の間の休息…って奴かな。

血に浮かされた目に追われ続け、精神的にも肉体的にも辛い状況から、打って変わって平穏地帯へ。まさに夢のよう。

だけど、ぶっちゃけ言うと生きられる自信が無い。ここの草はどこか食べられる気がしないし、何故か、草を食べたいと思えない。

俺の食料は草だけなのにな。何でだろ。

取り敢えず木にもたれかかってても仕方ない。
起き上がる…ってアレ?

何か可笑しな事を言わなかったか?
起き上がる……。どうやって?
俺は液状のはぐれメタルだ。なのに何でそんな発想に……


不意に、俺は恐れながらも、視線を下に移した。

……俺の目に飛び込んで来たのは………

人間の肌だ。この服は……見た事無いな。パーカーとでも名付けようか。

ん?って事は………俺、

人間になってるッッ!?