ssnote

x

新規登録する

作品にスターを付けるにはユーザー登録が必要です! 今ならすぐに登録可能!

苗木「空白の才?」

    • Good
    • 3

loupe をクリックすると、その人の書き込みとそれに関連した書き込みだけが表示されます。

▼一番下へ

表示を元に戻す

  1. 1 : : 2016/09/02(金) 12:21:30
    初めまして。
    今回がss初投稿となりますきゃんでろろです。
    注意点
    ・この作品はダンガンロンパとうえきの法則のクロスssとなります。
    ・両作品のネタバレを含みます。
    ・コロシアイの起きてない日常の話です。
    ・拙い文章、亀更新、キャラ崩壊その他もろもろ。
    >>1は原作未プレイ。そのため、呼び方がおかしい場合も。
    ・コメントはあると>>1が喜びます。
  2. 2 : : 2016/09/02(金) 12:23:47
    これは楽しみなクロスですね!期待しています!
  3. 3 : : 2016/09/02(金) 12:25:10
    期待です!
  4. 4 : : 2016/09/02(金) 12:29:44
    仁「今回は78期生にレクリエーションをしてもらうことになってね。」
    セレス「それで、そのレクの優勝商品が...」
    舞園「空白の才って訳ですね。」
    桑田「その空白の才ってのはどういうもんなんだ?」
    霧切「どうせ学園長の用意するもんなんて大したものではないわ。」
    江ノ島「私様はちゃちなもんじゃ動かないわよ。」
    十神「下らないことで時間を取らせるな愚民が。」
    仁「...」
  5. 5 : : 2016/09/02(金) 12:30:21
    >>2>>3
    ありがとうございます!
    更新は遅くなりますがよろしくお願いいたします‼
  6. 6 : : 2016/09/02(金) 12:41:44
    苗木「まあまあ、話を最後まで聞こうよ。」
    石丸「そうだぞ皆。折角先生が話してくださってるのだ!」
    葉隠「そうだべ。俺の占いでは商品はスゲーもんだとでたべ。」
    不二咲「それって7割でたいしたものじゃ...」
    大和田「話が進まねぇな...」
  7. 7 : : 2016/09/02(金) 14:36:54
    山田「結局、空白の才とはなんなんでありますか?」
    仁「それはね、簡単に言ってしまえば好きな才能を手に入れられるアイテムなんだ。」
    全員「!!!」
    大神「好きな才能を手に入れられるとな。」
    腐川「どういうことなのよ。」
    仁「希望ヶ峰学園の研究の集大成みたいなもんでね、それに欲しい才能を書き込むと、その才能を手に入れることが出来るんだ。」
  8. 8 : : 2016/09/02(金) 15:33:47
    セレス「それで、その手に入れられる才能はどのようなものなのですか?」
    仁「人間としての限界を越えてなければ、何でもありだよ。」
    朝日奈「それじゃ、美味しいドーナツを作れる才能とか?」
    大神「我よりも強き者と出会える才能もか?」
    葉隠「金儲けの才能はどうだべ?」
    山田「二次元に入れる才能はどうですかな?」
    仁「山田君のは無理だけど、他は大丈夫だよ。」
    江ノ島「残姉は欲しい才能はないの?」
    戦刃「えっ、いや、別に何も...」
    江ノ島「ホントに~?何でも良いんだよ~。」ウププ
    戦刃「...好きな人のお嫁さんになれる才能とか///」
    霧切舞園セレス「!!!!!!」
  9. 9 : : 2016/09/02(金) 16:14:45
    舞園「先生!」
    霧切「今の話!」
    セレス「どうなんですの!」
    仁「えっ」
    江ノ島(ウププププ流石残姉。自然に修羅場を作るなんて絶望的ィー)
    霧切舞園セレス「早く答える!」
    仁「...できることはできるよ。」
    霧切舞園セレス「!!!」ガッツポーズ
  10. 10 : : 2016/09/02(金) 16:20:25
    桑田(ってことは、俺が舞園ちゃんと付き合う才能にすれば 舞園「それはないです。」
    桑田「俺声に出してな...」
    舞園「エスパーですから。」
    石丸「風紀の乱れを感じる。」
    大和田「兄弟、これは首を突っ込まない方がいい。」
    山田「女子たちの目がギラギラしてきましたぞ...」
    十神「フン。問題は商品ではなく、レクのないようではないのか?」
    葉隠「そうだべ。どうすれば金儲けの才能を手に入れられるんだべ。」
  11. 11 : : 2016/09/02(金) 16:31:19
    仁「みんなに能力者になってもらって、最後の一人まで戦ってもらうんだ。」
    戦刃「その辺は原作通りなんだね。」
    山田「メメタァ」
    朝日奈「能力者?」
    仁「こっからも基本的に原作通りだから要約すると、
    一人一つの能力を獲得する。
    能力は【○○○を●●●に変える力】
    能力には限定条件という制限がある
    獲得する能力は>>1が独断と偏見で決定。
    気絶したらゲームオーバー
    ってところかな。」
    戦刃「急に巻き始めたね。」
    江ノ島「>>1がこれ以上会話を続けられないみたいね。何て絶望的!」
  12. 12 : : 2016/09/02(金) 16:37:54
    腐川「ひとりひとりに能力を与えるってどうするのよ?」
    大和田「その辺も希望ヶ峰の研究成果なのか?」
    仁「いや、そんな天界人みたいなことはできないから、バーチャル空間にみんなでいってもらって、そこでプログラムに加える感じだよ。」
    不二咲「万が一そこで死んじゃったら...」
    仁「大丈夫。万が一江ノ島さんが何か使用としても無事に戻ってこれるようになってるから。」
    舞園「ご都合主義ってやつですね。」
    苗木「て言うか、江ノ島さん名指しで警戒されてる...」
    江ノ島「ウププ」
    葉隠「強制シャットダウンだべ!」
    十神「うるさい黙れ!」
  13. 13 : : 2016/09/02(金) 17:03:26

    苗木「時間は飛んでゲーム会場のなかに来たよ。」
    “仁「スタート地点はみんなバラバラで、ゲーム会場は希望ヶ峰学園と同じ形になってるよ。ゲーム内で気絶または死亡することで現実に戻ってくる。それと、能力には他にも秘密はあるんだけど...それは自分で見つけてね。」”

           苗木の自室

    苗木「...」
    苗木「僕が優勝しないと結構危ないことになりそうだな(主に貞操が)...」
    苗木「取り敢えず、自分の能力を確認しないと...」
    電子生徒手帳【ゴミを木に変える能力】
    苗木「えっ、これだけ?」
  14. 14 : : 2016/09/02(金) 17:12:57
    【能力者図鑑その1】
    苗木誠   超高校級の幸運
    能力   【ゴミを木に変える能力】
    原作での所持者   植木耕助
    限定条件   手に包めるサイズのゴミのみ
    その他コメント

    原作でも主人公の能力。苗木と植木が似ていたことから採用。というか、これがしたかったからこのssを書いているといっても過言ではない。あっちでは神器を使うことで真価を発揮していたが、苗木君にはもちろんそんなことは無理。主人公補正と持ち前の前向きさでどこまで戦えるか注目。
  15. 15 : : 2016/09/02(金) 17:47:13
    期待しかない。大和田=バン・ディクートが真っ先に思い浮かんだwww
  16. 16 : : 2016/09/02(金) 18:07:43
    うおわあああああああ!?ネタが被ったべええええええ!?
    あ、期待です・・・(白目)

    舞園:鈴子 霧切:黒影 セレス:ニコ 朝日奈:ユンパオ 大神:マシュー 腐川:マシュー 戦刃:マリリン 江ノ島:ロベルト

    苗木:植木 桑田:ウーゴ 山田:ヒデヨシ 葉隠 石丸:ディエゴ 大和田:バン 十神:キルノートン 不二咲:カルパッチョ

    自分は上記で行く予定でしたがどれくらい一致しますかね・・・(ネタ潰しになったらすいません)
  17. 17 : : 2016/09/02(金) 18:31:50
    >>15
    ありがとうございます!
    >>16
    何人か被ってますけど、あえてこのままいかせてもらいます。
    案外自分が考えてたのより最もらしい組み合わせが結構あるww
  18. 18 : : 2016/09/02(金) 18:33:59
    人物ごとに行間をあけた方が読みやすくて良いとおもいますよ。

    期待です
  19. 19 : : 2016/09/02(金) 18:37:39

             娯楽室

    セレス「さて、能力も確認したところでこの先どうするか考えたいのですが...」
    セレス「そこに隠れているのは誰ですの?」
    ???「!!!」
    セレス「出てこないのならこちらからいかせてもらいますわ」
    ???「...だ」
    セレス「だ?」
    葉隠「ダイヤモンドヘッドバッドの先制攻撃だべ!!!」
  20. 20 : : 2016/09/02(金) 18:40:29
    >>17

    了解です!(やべえ葉隠忘れてた・・・)
  21. 21 : : 2016/09/02(金) 18:42:36
    連投すいません、腐川はバロンの予定でした(どっちかというと残姉向きですけどナイフ→ハサミってことで・・・www)
  22. 22 : : 2016/09/02(金) 18:44:47
    葉隠はそう叫ぶとセレスに向かって突進してきた。しかしそれがセレスに当たることはなく、ひらりとかわされて壁に激突した。

    葉隠「何で避けるべ。素直にやられて欲しいべ。」
    セレス「あなたの汚い頭に誰が当たるもんですか。それに、いま力を使っていたのでしょう?」
    葉隠「ギクッ!」
    セレス「何ですかその分かりやすい反応は...」
    セレス「あなたは確かダイヤモンドヘッドバッドと叫んでいましたね。そこから察するに体の一部分をダイヤモンドかなにか固いものに変える能力なんでしょうかね」
    葉隠「ギクッギクッ」
    葉隠「そそそそんなんじゃないべ。セレスっちはお馬鹿さんなんだべ。」
    セレス「お前に言われたくないわこのビチグソガアアアアアア」
  23. 23 : : 2016/09/02(金) 18:51:53
    【能力者図鑑その2】
    葉隠康比呂   超高校級の占い師
    能力   【頭をダイヤモンドに変える能力】
    原作での所持者   ボーロ・T
    限定条件   ポケットに手を入れている間
    その他コメント

    あの髪型でダイヤモンドの強度の頭突きを食らったらすごく痛そう(小並感)。原作では200個近くの才で植木を翻弄してましたが果たして...
  24. 24 : : 2016/09/02(金) 18:54:43
    >>18
    アドバイスありがとうございます。
    次から行間開けてやってみます。
    >>21
    言われてしまった...
    ジェノといったらそれしか思い浮かばないもんですかね?
  25. 25 : : 2016/09/02(金) 18:57:10
    >>24

    どっひゃー!?ホントすいませんゲロブタはもう黙ってますorz
  26. 26 : : 2016/09/02(金) 19:03:37
    セレス「取り敢えず、あなたに遠距離攻撃がないとわかった以上、私の負けはありませんわ。」

    葉隠「きっとそんなことないべ。俺の占いではセレスっちに勝てるってでたべ。」

    セレス「自分で勝率3割りって言ってどうするんですか。あなたは私とナイトの明るい未来のために消えてください。」

    そういってセレスはポケットからコインを取り出すと...

    セレス「コインを風に変える能力!」

    葉隠に向かって弾き出した。するとコインは竜巻に変わり...
    葉隠に直撃した。

    葉隠「だべぇぇえ!」
    部屋のなかで飛ばされた葉隠は天井に頭をぶつけ、そのまま気絶した。

    セレス「...体を固くできるのなら一撃でやられるはずはないのですけど...」

    気絶し葉隠の体は少し光り、そのまま消滅した。

    セレス「なるほど。敗者はこうして現実に戻るのですね。」

    葉隠 リタイア
    残り16→15人
  27. 27 : : 2016/09/02(金) 19:09:35
    【能力者図鑑その3】
    セレスティア・ルーデンベルク   超高校級のギャンブラー
    能力   【コインを風に変える能力】
    原作での所持者   馬場淳一
    限定条件   原作のは不明
    この作品では自分が触れたコインのみとさせてもらいます。(鈴子と同じと考えてもらって結構です)
    その他コメント

    ギャンブラーからコインをイメージしてこの能力を選択。原作でも息をするように嘘をついていたのでセレスにぴったりかなーと。室内で風を起こすのはかなり強いのではないでしょうか?
  28. 28 : : 2016/09/02(金) 19:10:18
    >>25
    いえいえ大丈夫ですよ。
    誰がどの能力かは予想してもらった方が嬉しいです。
  29. 29 : : 2016/09/02(金) 21:08:33
            外の世界

    葉隠「だべ!!」

    仁「葉隠君!目が覚めたかね?」

    葉隠「あれ?セレスっちはどこだべ?俺はどうしてここにいるべ?」

    仁「君はセレスさんに負けて現実に戻ってきたんだよ」

    葉隠「(;゚д゚)」ガーン

    葉隠「うう嘘だべ。そそそしたら金儲けの才能は...」

    仁「それはもう無理だねー」

    葉隠「」
  30. 30 : : 2016/09/02(金) 21:18:00
             校庭

    桑田「」

    腐川「」

    十神「」

    桑田「...どうしてこうなった」

    桑田「俺は自分の能力を活用するため、校舎から校庭に出た。しかしそこには...」

    桑田「腐川を従えた十神がいた。」

    十神「いい加減諦めてこっちに来い。そうすればすぐに楽にしてやる。」

    腐川「そ、そうよ。白夜様に敵うわけないんだから、さっさと諦めなさいよ。」

    桑田「うるせー!誰が諦めるか。て言うか、そこまで言うなら一対一で勝負しろよ!」

    十神「愚民には分かるまい。勝者は常に持てるすべてで戦うものだ。手駒は使ってこそ意味がある。腐川、やれ。」
  31. 31 : : 2016/09/02(金) 21:25:53
    腐川「わかりました白夜様!」

    腐川はそう言うとポケットから何かを取りだし、桑田の方へ投げつけた。

    桑田「これは...ビーズ?」

    腐川「ビーズを爆弾に変える能力!!」

    桑田「な、なんだって!」

    桑田はとっさにビーズを避ける。ビーズはさっきまで桑田の居たところで爆発した。

    桑田「あっぶねぇ!」

    腐川「ま、まだまだあるわよ!」

    そう言うと腐川は両手にいっぱいのビーズばらまいた。
  32. 32 : : 2016/09/02(金) 21:42:46
    【能力者図鑑その4】
    腐川冬子   超高校級の文学少女
    能力   【ビーズを爆弾に変える能力】
    原作での所持者   鈴子・ジェラード
    限定条件   一度触れたビーズのみ
    その他コメント

    三つ編みに眼鏡、裏の性格ありとかなりにている部分があるこの二人。鈴子は自分の財閥で特製の武器を作っていたが、この場合は十神財閥になるのだろうか?苗木に続く植木チームのメンバーだが、苗木と協力することはあるのでしょうか?
  33. 33 : : 2016/09/02(金) 22:08:07
    桑田「クソッ、このままじゃ当たっちまう。」

    桑田は飛んできたビーズの方を向くと...
    地面を蹴っ飛ばした。

    腐川「な、何よ。ようやく観念したの?」

    桑田「するわけないだろ!」

    桑田「これは俺の能力だ!」

    蹴っ飛ばされた土はビーズの方へ飛んでいき...大量の小さな鉄球に変化した

    桑田「行け!蹴り飛ばした土を鉄球に変える能力!」
  34. 34 : : 2016/09/02(金) 23:04:40
    【能力者図鑑その5】
    桑田怜恩   超高校級の野球選手
    能力   【蹴り飛ばした土を鉄球に変える力】
    原作での所持者   鬼山紋次郎
    限定条件   蹴った土
    その他コメント

    野球選手の肩書きを生かすのならば、ウーゴの能力にしたかったところとが、アポの子である桑田くんには濃硫酸を使いこなせるビジョンが浮かばず(ゴムボールの弾みの計算とかできなさそう)、次に生かせそうなこの能力を採用。鬼紋は植木と出会うタイミングが違ったらとても頼りになるチームメイトになってくれたのでは?と、個人的に思ってます。出来た鉄球を投げたり色々できるのでは?
  35. 35 : : 2016/09/03(土) 12:09:11
    鉄球はビーズの方向へ飛んでいき...
    衝突しビーズ爆弾は爆発した。

    腐川「あ、相討ちですって...」

    十神「!いや違う。油断するな腐川!」

    そう言うと腐川の方へ駆け寄る十神。一方桑田は近くに落ちた鉄球をいくつか拾うと...

    桑田「俺の攻撃はここからだ!」

    腐川の方へ投げ飛ばした。爆発の衝撃で砂ぼこりが舞っていたが、そこは流石の超高校級の野球選手。的確に腐川がいた方向へ鉄球は飛んでいった。

    十神「クソッ!間に合わないか。それなら...」

    十神「...を...に変える能力!」

    その直後、ゴツンという鈍い音が校庭に響いた。

    桑田「やったか!?」
  36. 36 : : 2016/09/03(土) 13:30:32
    砂ぼこりが晴れた校庭には...腐川と十神が立っていた。

    桑田「チクショウ外したか...」

    十神「俺の能力で防いだにすぎない。腐川、あいつには接近戦の方がいいだろう。アイツを呼び出せ。」

    腐川「(白夜様に必要とされてる///)わ、わかりました白夜様!」

    そういって胡椒を取り出した腐川。

    桑田「ま、まさかアイツを出すのか?」

    腐川は自分に向かって胡椒を振りかけた。
  37. 37 : : 2016/09/03(土) 13:56:01
    ジェノ「呼ばれて飛び出てじゃじゃじゃじゃ~ん」

    桑田「やっぱりジェノサイダーかよ!」

    十神「ジェノサイダー、桑田を俺の近くまで誘き寄せろ。お前の能力ならできるはずだ。」

    ジェノ「了解、マイダ~リン♥」

    十神「余計なことは言うな。」

    桑田「で、でも、ジェノサイダーに変わったからって、近づかなければいい話だ!」

    桑田はそう言うと足を大きく振り上げた。

    桑田「今度は避けられない大きさだ!」

    勢いよく地面蹴り飛ばす桑田。飛び散った土はさっきとは比べ物にならないほどの大きさの鉄球に変わった。

    桑田「蹴り飛ばした土を鉄球に変える能力!!」
  38. 38 : : 2016/09/03(土) 16:52:48
    ジェノ「ギャハハ、れおちんの固くて大きいわね~」

    桑田「誤解を受けるような言い方は止めろ!!」

    ジェノ「でも、そんなんじゃ私は逝かないわー~」

    そう言うとジェノはハサミを鉄球を避けるように投げた。

    桑田「何をして...

    その瞬間、ジェノサイダー翔は瞬間移動した。

    桑田「!!!」

    ジェノ「まだまだいくわよれおちん!」

    今度は桑田の方へハサミを投げつけるジェノ。それを間一髪でかわす桑田。

    桑田「あっぶねぇ!」

    ジェノ「残念だけど」

    ジェノ「私は後ろよ♪」

    そう言ってハサミで桑田を切りつける。

    桑田「!!!」
  39. 39 : : 2016/09/03(土) 16:58:56
    一撃目がヒットした後もジェノは攻撃の手を緩めない。桑田も精一杯かわすが、全てを捌ききれる訳ではなく、少しずつダメージは与えられている。

    桑田「おまっ、いつの間に、瞬間移動なんて、出来るように...」

    そう言うと桑田はジェノから離れようと走り出す。

    ジェノ「自力でそんなの出来るようになるわけないじゃんwww。能力に決まってるでしょ。」

    桑田「そんなはずはない。腐川の能力はビーズを爆弾に変える能力のはずだ!」

    ジェノ「だーかーら、私の能力なんだってば!」

    桑田「そんなのありかよー!」
  40. 40 : : 2016/09/03(土) 17:04:31
    ジェノ「実際そうなんだから仕方なくない?だからそうやって逃げてもハサミを飛ばせば追い付けるし、そっちに逃げたら...」

    ジェノ「白夜様がいるわよ~~♪」

    桑田「しまった!空気過ぎて忘れてた‼」

    十神「」

    十神「取り敢えず、よくやったジェノサイダー。俺の射程圏内に入った以上、お前の敗北は決まった。」

    十神「土を大鎌に変える能力!!」

    桑田「何だって!ていうか、お前も土を変えるのかよ。」

    十神「それは俺に言われても知らん。」
  41. 41 : : 2016/09/03(土) 17:10:30
    【能力者図鑑その6】
    ジェノサイダー翔   超高校級の殺人鬼
    能力   【自分の位置をハサミの位置に変える能力】
    原作での所持者   バロン
    限定条件   原作のは不明
    この作品では、最後にさわったハサミということにします。
    その他コメント

    原作でも居ましたよね。能力2つ持っていた奴。こっちはあっちと違って人格につき1つなので、明神ほど凶悪なコンビネーションは出来ませんが、それでも強い(確信)。それと、原作でバロンの能力は【自分の位置をナイフの位置に変える能力】ですが、その辺は作品に合わせて変えさせてもらいました。結構予想されちゃいましたが。
  42. 42 : : 2016/09/03(土) 17:18:38
    【能力者図鑑その7】
    十神白夜   超高校級の御曹司
    能力   【土を大鎌に変える能力】
    原作での所持者   アレッシオ・ユリアーノ
    限定条件   原作のは不明
    この作品では、半径5m以内のみということにさせてもらいます。
    その他コメント

    うえきの法則にはメガネのネタキャラが多いんですよね。相手をメガネ好きに変えるあいちゃんに、最後まで能力不明で終わった噛ませメガネ2号のキルノートンなど。それでも、この作品で能力不明は不便なのでキルノートンは却下。十神が相手にぶりっ娘ポーズをさせているのもシュールで中々なんですが、やってくれそうなのが腐川だけだったのでこれも却下。最後に残ったのがロベルト十団最弱の噛ませメガネ1号のアレッシオでした。十団最弱といっても、神器獲得前の植木を圧倒していたので、可能性はありそうですけどね。果たして十神君は噛ませの呪縛から解き放たれるのでしょうか?
  43. 43 : : 2016/09/03(土) 20:18:55
    十神が出した大鎌は桑田に向かって振り下ろされていく。すんでのところでかわす桑田。

    十神「流石は超高校級の野球選手といったところか。それでも、蓄積されたダメージは満足に体を動かせるものでもなかろう。」

    そう言うと十神次々に鎌を呼び出しては桑田に降り下ろす。

    桑田「かわすことに専念すれば、お前の鎌なんて怖くねぇ!」

    ギリギリでかわし続ける桑田。

    ジェノ「私のことをわすれてないかしら~♪」

    十神のラッシュをかわした先にはジェノがいた。ジェノのハサミが桑田の腕にかすった。

    桑田「いってぇ!二対一はやっぱり卑怯だって!」

    十神「何とでも言え。俺はどんなゲームでも勝利する必要があるんだ!」

    桑田(クソッ。このままじゃやられちまう。どうすればいい、どうすればこの状況を覆せる!)
  44. 44 : : 2016/09/04(日) 04:44:34
    そうか、十団最弱のアレッシオかいたか…
    うえきのかませメガネ枠だしぴったりですね
    地味に腐川、ジェノと連携出来るしwww
  45. 45 : : 2016/09/04(日) 13:37:41
    持ち前の身体能力で二人の攻撃を避け続ける桑田。しかし劣勢には変わりなく、桑田にはあちこちにハサミと鎌による切り傷が増えていく。

    桑田「これじゃ能力を使う隙もねえ...」

    十神「いい加減諦めろ。この距離で俺には勝てない。」

    桑田「何でだよ!本来なら十神なんて拳一つで...」

    桑田「まさか!」

    桑田「さっきからやたら接近戦にしたがるけど、まさかお前の限定条件って距離に関するものなんじゃ無いのか?」

    十神「!!!」
  46. 46 : : 2016/09/04(日) 13:41:13
    桑田「もしそうだとしたら、お前から距離を取ればいい話だ!!」

    十神「まさか桑田ごときに見破られるなんてな...」

    十神から距離を取ろうとする桑田。

    十神「でも、」

    ジェノ「私のことを忘れてたわけ?」

    しかしその先にはジェノがいた。

    ジェノ「白夜様と距離は取らせないわ!」

    十神「お前にしてはいい仕事をした!さあ、止めを刺してやる!!」
  47. 47 : : 2016/09/04(日) 13:45:17
    十神「土を大鎌に変える能力!!!」

    桑田の両足に小さな鎌が襲いかかる。

    桑田「いってぇ!」

    十神「これでお前はもう動けない。まあ、愚民にしてはよくやった方だ。」

    そう言うと十神は今までで一番大きな鎌を作り出した。

    十神「これでトドメだ!」
  48. 48 : : 2016/09/04(日) 16:46:42
    桑田(チクショウ。これまでか...)

    その時、三人のいる所が急に暗くなった。

    十神ジェノ桑田「!!!」

    十神「チッ、ここから離れろジェノサイダー!」

    そう言って桑田から離れる十神とジェノ。十神と5m離れたことにより、桑田の足を止めていた鎌も消滅した。

    桑田「これなら動ける!」

    桑田もその場を離れたとき...三人がいたところに巨大な石が落ちてきた。

    桑田「なんだこれは!?」

    ???「ちょっと、避けられてるじゃないの!!」
  49. 49 : : 2016/09/04(日) 20:49:27
    ???「ご、ごめん。でも、盾子ちゃんが三人ともやっつけろって...」

    江ノ島「だからってまとめて狙って一人にも当たらないなんてほんっっっと残念。」

    戦刃「......」

    声の方向を向くと...

    桑田「な、なんだありゃ」

    十神「どういうことだ。説明しろ苗木!」

    ジェノ「白夜様、ここにまーくんはいないよ...」

    三人の視線の先には戦刃と江ノ島がいた。しかし異様なのことに、二人は水色のシャボン玉にくるまれて、空を飛んでいた。

    江ノ島「私様満を持して参上!!!」
  50. 50 : : 2016/09/04(日) 21:00:29
    江ノ島「というわけで残姉、もう一発やっちゃいな♪」

    戦刃「わかった、盾子ちゃん。」

    戦刃「いくよ。BB弾を...」

    そう言うと戦刃はモデルガンを構えて...

    戦刃「隕石に変える能力!!」

    引き金を引いた。すると、戦刃のモデルガンからは巨大な隕石が打ち出された。

    桑田「い、隕石だって!」

    十神「さっきのはこれか!」

    隕石は十神とジェノに向かって飛んでいく。

    十神「土を大鎌に変える能力!!」

    隕石に向かって大鎌が降り下ろされる。どうやら、相討ちになったようだ。

    桑田(この四人に今勝てる要素がひとつもねぇ...)

    桑田(でも、今なら逃げられる。)

    思い立つと同時に、桑田は校舎の方へ走り出した。
  51. 51 : : 2016/09/05(月) 07:42:40
    【能力者図鑑その7】
    戦刃むくろ   超高校級の軍人
    能力   【BB弾を隕石に変える能力】
    原作での所持者   ベッキー・ウォルフ
    限定条件   原作のは不明
    この作品では、モデルガンで射たれて移動中のBB弾のみということにさせてもらいます。
    その他コメント

    ロベルト十団一のチビッ子、ベッキーの能力。当初は軍人繋がりでマリリンの能力を与えようとも考えましたが、この面子であの能力だといくら残姉が残念でも無双して終わってしまいそうだったので、こっちの能力にしました。それでもかなり才能とマッチしてるから強いんじゃないかな?
  52. 52 : : 2016/09/05(月) 07:50:23
    ジェノ「あっ、れおちんが逃げてる!」

    十神「放っておけ。それよりも、こっちの相手を気にしてろ。」

    戦刃「ごめん盾子ちゃん、桑田に逃げられた...」

    江ノ島「全くこれだから残姉は...と、言いたいところですが、まあいいでしょう。あんな雑魚いつでもやれます。」

    江ノ島「さあ、まずは目の前の雑魚共を片付けちゃいましょう。」

    シャボン玉は地面すれすれのところまで降りてくると、割れた。

    十神「ジェノサイダー、さっきとは同じだ。俺のところに追い込め。」

    江ノ島「残念だけど、逃げた雑魚があんたの限定条件見破った所は聞いていたから、近づく訳ないじゃん♪」

    十神「ならばこっちから近づくまでだ!」
  53. 53 : : 2016/09/05(月) 07:55:01
    江ノ島「残姉!あいつらを近づかせないで!」

    戦刃「わかった!盾子ちゃん!」

    そう言いながら戦刃は考えた。

    戦刃(十神君にはさっき防がれちゃったから...狙うのは腐川さんだ!)

    戦刃「BB弾を隕石に変える能力!!」

    狙いはもちろんジェノ。

    ジェノ「あれ?何で私なのかしら?」

    そう言ってハサミを戦刃の方へ投げる。

    ジェノ「自分の位置をハサミの位置に変える能力!!」

    戦刃「...忘れてた。」
  54. 54 : : 2016/09/05(月) 21:08:46
    戦刃の正面に移動するジェノ。ジェノはハサミで切りかかるが、戦刃もナイフで応戦する。

    江ノ島「ちょっと~、あんまり手間取らないでよ~」

    戦刃「そんなこと言っても、結構強い...」

    十神「お前も随分と余裕のようだが、俺が直々に相手してやる。」

    江ノ島に近づこうとする十神。

    江ノ島「こっち来ないで~♪」

    十神に近づかれたくなさそうに離れる江ノ島。その手には、拳銃が握られていた。

    江ノ島「残姉の私物なんだけと...勝手に持ってきちゃいました♪」

    戦刃「えっ、ちょっと盾子ちゃんそれ私の...」

    江ノ島は十神に向けて発砲する。一見適当に撃っているように見えるが、その弾丸は的確に十神の方へと飛び出した。

    十神「土を大鎌に変える能力!」

    銃弾を鎌で受け止めようとする十神。しかし、銃弾は鎌を貫通し十神に当たった。

    十神「なっ!」

    江ノ島「Nice Shot♪」
  55. 55 : : 2016/09/05(月) 21:11:58
             昇降口

    一方桑田は、昇降口まで逃げ切った。

    桑田(チクショウ、何で俺ばっかりこんな目に...)

    桑田(まあいい、取り敢えずこのまま体力が回復して、傷の痛みが引くまで誰にも会わないように...)

    霧切「あら、桑田君じゃないの。」

    桑田「!!!」
  56. 56 : : 2016/09/05(月) 21:25:46
    霧切「その傷の様子...誰かと戦った後って訳ね。そしてその焦っている様子から、負けたものの命からがら逃げてきたってところかしら?」

    桑田「」

    霧切「そして今の私に対しても逃げようとしている辺り...あなた、今能力を使えないんじゃないかしら?多分何かの限定条件で。」

    桑田「アポ?」

    霧切「それなら今の私でも、あなたを倒すことは出来るわね。最も、手負いのあなたを倒すことは少し気分が悪いけども...」

    霧切「そういうゲームだから仕方ないわね。」

    すると霧切はこちらに向かって歩き始めた。

    桑田(逃げなきゃヤバい!本能がそう言ってる!)

    霧切と距離を取ろうと走り出す桑田。

    桑田「俺とお前じゃ足の早さが全然違う!」

    霧切「悪いけど、私は能力を使わせてもらうわ。」

    霧切「...を...に変える能力!!」

    その直後、桑田の正面には霧切がいた。

    桑田「また瞬間移動系能力かよ!」

    霧切「さあ、どうかしら?」

    霧切に殴りかかろうとする桑田。しかし霧切はそれをかわし、桑田の首に手刀を当てた。

    霧切「護身術は探偵のたしなみよ。」

    桑田「グッ...」

    そして霧切の追撃。桑田は前のダメージもあり気絶した。その後、桑田の体は消滅した。

    霧切「さて、そろそろあの子と決着を着けないと。」

    霧切はそう言って校舎内を歩き出した。

    桑田 リタイア
    残り15→14人
  57. 57 : : 2016/09/06(火) 07:49:26
    ジェノと戦刃の戦闘はほぼ互角。お互いにかすり傷を与えることはできるものの、致命的な一撃を与えることはできていない。流石は超高校級の軍人と殺人鬼といったところか。強いて言うならば、近接で能力を使えない戦刃より、常に後ろを取るように能力を使用するジェノが有利か?

    戦刃「...ちょこまかとしつこい」

    そう言ってモデルガンを向けようとする。

    ジェノ「それはさせない!」

    モデルガンにハサミをぶつけ、弾を打たせないようにする。そしてすぐに後ろに移動。
    一方十神は江ノ島の銃弾を最初こそ直撃したが、それ以降はかわし続けて少しずつ江ノ島に近づいていった。

    十神「今だ!ジェノサイダー!」

    それを聞くとジェノは突然戦刃とは関係のない方向へハサミを投げ飛ばした。

    戦刃「!!そっちには盾子ちゃんが!」

    戦刃(まさか、私の気を引いてるうちに十神が盾子ちゃんに近づいて、ジェノと一気に盾子ちゃんに攻撃するつもり?)

    戦刃「それはさせない!!」

    そう言ってジェノの背中を狙い...

    戦刃「BB弾を隕石に変える能力!!」
  58. 58 : : 2016/09/06(火) 07:54:47
    だが...

    ジェノ「かかった!」

    ジェノはそう言うと、今度は十神の方にハサミを投げ飛ばした。

    戦刃「かわされた...」

    しかし、それだけでは終わらない。そう、ジェノの背中を狙ったと言うことは...その先には江ノ島がいる。

    戦刃「盾子ちゃん危ない!」

    江ノ島はそれを聞いて隕石に気付く。

    江ノ島「ちょっと!なにしてんのよこのバカ‼」

    拳銃をしまい、シャボン玉セットを取り出した。
  59. 59 : : 2016/09/06(火) 08:00:51
    慌ててシャボン玉を隕石に向けて作る江ノ島。隕石はシャボン玉にぶつかるとそのなかに入っていき、シャボン玉は地面に落ちた。

    江ノ島「危ないじゃないの残姉!十神に近づかれたら...」

    十神「いや、もう遅い!」

    十神「土を大鎌に変える能力!!」

    巨大な鎌は江ノ島の背中を捉えた。

    江ノ島「!!!」

    続けてジェノが江ノ島の近くへ移動する。

    十神「さあ、これで終わりだ!」
  60. 60 : : 2016/09/06(火) 08:33:28
    十神「接近戦になった以上、お前に勝ち目なんか無い!」

    江ノ島「うぷぷぷぷ♪」

    十神「何がおかしい!」

    江ノ島「まーだ気づかないの?流石は噛ませメガネ♪」

    十神「...何が言いたい。」

    江ノ島「接近戦は...むしろ望んでるんだよ!」

    そう言うと巨大なシャボン玉を作り出す江ノ島。近くにいた十神とジェノはそれに巻き込まれてしまった。

    十神ジェノ「!!!」
  61. 61 : : 2016/09/06(火) 08:38:48
    おお、かませメガネ繋がりですかwww
    残姉はベッキーと…残姉のスペックだとかなり強力ですね
  62. 62 : : 2016/09/06(火) 16:40:59
    >>44
    はい、実はいましたw
    ジェノとの連携でいいところまでいったんですけど...
    >>61
    残姉の能力が才能とマッチしてますよね!
    マリリンの能力でなくても、優勝候補の筆頭です!
  63. 63 : : 2016/09/06(火) 16:44:40
    完全にシャボン玉にくるまれてしまった二人。

    十神「なんだこれは!?」

    江ノ島「うぷぷ。私の能力はね、重力を操れるのよ♪」

    そう言って両手をあげる江ノ島。

    江ノ島「このまま上空まで飛ばして、そこから落とせば確実に気絶する...なんて絶望的なの!」

    二人をのせたシャボン玉は空高く上がり始めた。

    江ノ島「さあ、絶望がお前のゴールだ!」
  64. 64 : : 2016/09/06(火) 16:50:17
    高さ20m位まで登って来ただろうか。十神とジェノは必死にシャボン玉を割ろうとするが、一向に割れる気配はない。

    十神「くそっ、あいつは何を何に変えたんだ!」

    江ノ島「これから死ぬあんたがそれを知る必要はないわ♪さあ、落ちてきなさい!」

    その瞬間、シャボン玉は割れて二人が落下し始めた。

    十神(まだだ、ジェノは能力で脱出できるし、俺も地面に近づけば大鎌に引っ掛かって助かることができる...)

    江ノ島「なーんてこと考えてそうだから、残姉やっちゃって。」

    戦刃「わかった盾子ちゃん!」

    戦刃「BB弾を隕石に変える能力!!」

    落下してくる二人に向け、戦刃が追撃を始めた。
  65. 65 : : 2016/09/06(火) 17:10:58
    二人に迫り来る隕石。

    十神「...」

    ジェノ「白夜様!どうすれば...」

    十神「...ここまでか。」

    ジェノ「...」

    十神「ジェノ、お前は能力で屋上に逃げろ。」

    ジェノ「白夜様...」

    十神「今回は俺敗けだということだ。でも、お前はまだ逃げることができる。だから命令だ。」

    十神「勘違いするなよ。これでお前が最後まで生き残れば、お前を生かしておいた俺の戦略の勝利と言うことになるだけだ。」

    十神「だから...お前だけは生きていてくれ。」

    ジェノ「...自分の位置をハサミの位置に変える能力。」

    ハサミを屋上へ投げ飛ばし、移動するジェノ。

    戦刃「盾子ちゃん、逃げられちゃった...」

    江ノ島「まあ、あいつは予想通りだから。根暗の時にやればいいし。取り敢えず、噛ませを確実にやって。」

    戦刃「わかった。」

    そう言ってもう一発十神に打ち込む戦刃。一撃目が十神に命中する。

    十神「グハッ...」

    そして追撃もヒット。その後、十神が校庭に落ちて来ることはなかった。

    江ノ島「うぷぷぷぷ」

    十神 リタイア
    残り14→13人
  66. 66 : : 2016/09/06(火) 17:33:09
         現実世界~敗者トーク~

    十神「!!」

    葉隠「あっ、十神っちが起きたべ!」

    桑田「うわっ、また野郎かよ...」

    十神「うるさい...っていうか、何で逃げ出した貴様がここにいるんだ。」

    桑田「逃げた先で霧切ちゃんにやられちゃったんだよ...」

    桑田「校舎内じゃ能力が使えないし。」

    十神「そんなことも思い付かなかったのか愚民め、そんなんだから負けるんだ。」

    葉隠「そんなこと言ったって、十神っちも負けてるべ。言うなれば、俺たちは仲間だべ。」

    十神「...俺は戦略的撤退をしただけだ。腐川が勝ち残れば俺の勝ちだ。」

    葉隠「そういえば十神っち、殺られる前、腐川っちにかっこいいこと言ってたべ。」

    桑田「敗北決定したところでかっこいいこといってもなー。」

    葉隠「う~んわかったべ!十神っちはツンデレだべ!」

    桑田「あれ見てりゃ、占わなくてもわかるわ。」

    十神「......」

    仁「...みんな仲良くね。」
  67. 67 : : 2016/09/06(火) 17:41:06
    十神「くだらんな、俺はもう帰らせてもらう!」

    仁「それは駄目だよ。優勝が決まるまでここにいなきゃ。」

    桑田「そうはいっても、野郎共と一緒に見てても...」

    葉隠「むむっ!出たべ!次に来るのは女子だべ!俺の占いは三割当たる!」

    桑田「七割でまた野郎じゃねーか。お前の占いは信用してねーよ。」

    葉隠「ひどいべ。空白の才のときはちゃんと当てたべ!」

    葉隠「ほら!モニターを見るべ!今女子同士が体育館で向き合ってるべ!」

    桑田「まじか!...ってこれは...」

    十神「馬鹿め、大神と朝日奈が戦うわけなかろう。」

    桑田「やっぱりダメじゃねーか。」

    葉隠「そんなー...きっと当たるべ...」
  68. 68 : : 2016/09/07(水) 07:51:48
    唐突な現在の状況まとめ

    朝日奈  体育館
    【??????】

    戦刃   校庭   十神撃破
    【BB弾を隕石に変える能力】

    石丸   ???
    【??????】

    江ノ島  校庭
    【??????】 重力を操る?

    大神   体育館
    【??????】

    大和田  ???
    【??????】

    霧切   校舎   桑田撃破
    【??????】 瞬間移動系?

    桑田   >>56にてリタイア
    【蹴り飛ばした土を鉄球に変える能力】

    セレス  校舎   葉隠撃破
    【コインを風に変える能力】

    十神   >>65にてリタイア
    【土を大鎌に変える能力】
      
    苗木   寄宿舎
    【ゴミを木に変える能力】

    葉隠   >>26にてリタイア
    【頭をダイヤモンドに変える能力】

    腐川   屋上
    【ビーズを爆弾に変える能力】
    【自分の位置をハサミの位置に変える能力】

    不二咲  ???
    【??????】

    舞園   ???
    【??????】

    山田   ???
    【??????】


    キャラは結構出したつもりだったけど、まだ結構能力不明多いな...
    今の時点で決勝戦的な位置の組み合わせも既に決まってるので、誰がどの能力を持ってるのかと一緒に予想しながら読んでもらえると嬉しいです♪
  69. 69 : : 2016/09/07(水) 12:10:35
            寄宿舎

    苗木「自分の部屋から出たのはいいけど、こんな能力じゃ勝てる気がしない...」

    苗木「僕の幸運っていったい...」

    山田「おやっ、これはこれは苗木殿ではありませんか。」

    苗木「!!山田くん?」

    山田「さあ、ここで会ったが百年目。いざ、最強の座をかけ勝負ですぞ!」
  70. 70 : : 2016/09/07(水) 12:50:44
    苗木「ちょ、ちょっと待って!僕の能力そんなに戦えるものじゃないんだ!」

    山田「そんなこと言ったって駄目ですぞ。それに、使いづらい能力を工夫して戦うバトルものの主人公だってたくさんいるんですぞ!」

    苗木「...」

    山田「わかりましたか苗木殿?」

    苗木「わかったよ。やるからには本気だよ!」

    山田「では、いきますぞ!」

    そう言って山田はポケットから...
    フィギュアを取り出し、遊び始めた。

    苗木「...えっ?」

    山田「いきますぞ!模型を実物に変える能力!!」
  71. 71 : : 2016/09/07(水) 15:39:22
    山田の持っていたフィギュアは大きくなり、人間と同じ大きさになった。

    苗木「これは...魔法使い?」

    山田「魔法少女まどか☆マギカに登場する魔法少女、巴マミですぞ!」

    苗木「何でそれを?ってか、ブー子じゃないの?」

    山田「>>1が一番好きな魔法少女だからですぞ。それに、ブー子はどうやって戦うか>>1がよくわかってないみたいですぞ。」

    苗木「メタな話はしないで欲しかったな...」
  72. 72 : : 2016/09/07(水) 15:41:33
    苗木「でも、実物に変えてどうするの?」

    山田「拙者をあまりなめないでほしいですな。僕の二次元に対する愛は何よりも深い。それゆえ、能力もレベル2に進化したんですぞ!」

    苗木「レベル2だって!?」

    山田「そう、レベル2!私の能力のレベル2は実物に変えた物の操作方法がわかるんですぞ!もちろんそれは人間も例外ではない!」

    山田「マミさんの場合、必要とされること。つまり、僕が戦闘において必要としてあげれば、思い通りに操れるんですぞ!」

    苗木「な、なんだって!!」
  73. 73 : : 2016/09/07(水) 15:52:18
    【能力者図鑑その8】
    山田一二三   超高校級の同人作家
    能力   【模型を実物に変える能力】
    原作での所持者   グラノ
    限定条件   実物に変える模型で一度遊ぶこと
    レベル2   実物に変えた物の動かし方がわかる超能力
    その他コメント

    二次元愛の深い山田にぴったりなグラノの能力。実際はオブジェ(模型)を実物に変える能力なんですけど、そこは省略させてもらいました。また、山田の二人称もおかしいけど、そこは許して欲しいです(毎回フルネームは手間なんや...)。登場キャラで最初(?)のレベル2ですが、苗木君はどう立ち向かうのでしょうか?山田の戦闘面は>>1の趣味全開になりそう...
  74. 74 : : 2016/09/07(水) 20:57:01
    最初のレベル2がまさかの山田www
    なるほど、確かにこっちも山田にぴったりですね
    山田はパステロとかヒデヨシ(中の人繋がり)もいけて選択肢が豊富という
  75. 75 : : 2016/09/09(金) 18:54:34
    投稿遅れてごめんなさい...
    中盤のシナリオどーしよ...

    >>74
    はいww
    このあとも何人か出てくるレベル2の先頭に山田にやってもらいました。オリジナルのレベル2って出しても良いのかな?
  76. 76 : : 2016/09/09(金) 19:01:02
    山田「さあ、僕の夢のために、一緒に戦って欲しいのですぞ!」

    山田の呼び掛けに静かにうなずく魔法少女。そして苗木に向かって大量のマスケット銃を出現させると、一斉に打ち出してきた。

    苗木「!!!」

    苗木「ゴミを木に変える能力!!」

    咄嗟に木を出現させ、なんとか銃撃を防いだ苗木。

    山田「なるほど、それが苗木殿の能力なんですな。確かに、戦闘向きの能力では無さそうですな。」

    苗木「自分でも分かってるんだから、そうはっきりと言わないで欲しかったな...」
  77. 77 : : 2016/09/09(金) 19:08:16
    山田「僕とマミさんの攻撃から耐えられるような能力ではない!!このまま押しきらせてもらいますぞ!」

    魔法少女は追撃を開始した。苗木は次々と来る弾丸を大木で受け止めようとするが、魔力のこもった攻撃にそう何度も耐えられるものではない。やがて、苗木の出した木は全て折れてしまった。

    苗木(このままじゃ防戦一方だ...何とか反撃をしないと...)

    そう思い新しく木の盾を出して、隙を見つけて山田の方を見る苗木。その時山田は...
    やはり模型で遊んでいた。

    苗木「山田くん!何で君は僕と戦わないで遊んでるんだ!」

    こっちは必死に攻撃を避けているのにも関わらず、悠長に遊んでいるように見える山田に、さすがの苗木も少し声を荒げた。
  78. 78 : : 2016/09/09(金) 21:16:50
    山田「わかってないですな、苗木殿は。僕だって必死に戦おうとしてるんですよ!」

    山田「模型を実物に変える能力!!」

    そういうと、山田の両手にあった銃の模型は実物へと変わった。

    山田「僕の能力の限定条件は一度遊ぶこと。つまり、戦闘の準備だったって訳ですぞ!」

    苗木「...なるほど。」

    苗木「だけど、限定条件って教えてくれて良かったの?」

    山田「......あっ。」

    苗木「一度遊ばないと模型は実物へと変えられない...」

    苗木「それなら、もう模型で遊ばせなければ良いんだ!」ロンパ!
  79. 79 : : 2016/09/09(金) 21:25:37
    山田「ぐぬぬ...」

    山田「ですが、苗木殿を倒すのにマミさんとこの二丁の銃で十分ですぞ!」

    そう言って銃を苗木に向ける山田。

    苗木「弾丸なら僕も木で受け止められるさ!銃がそれしかないなら、山田君の方の弾切れ待て粘る!」

    苗木「ゴミを木に変える能力!!」

    苗木と山田の間に木を出現させる苗木。そしてそれに向かって銃を撃つ山田。その銃口から出てきたのは...弾丸ではなく、レーザーだった。

    苗木「!!!」

    レーザーの出現に驚く苗木。

    山田「悪いですな苗木殿。これはただの銃なんかではありませんぞ!」

    レーザーは苗木の出した木を意図も簡単に貫通すると、苗木の足に直撃した。

    苗木「~~~!!!」
  80. 80 : : 2016/09/09(金) 23:29:06
    山田「僕が実物に変えた銃のひとつはレーザーガン。苗木殿の木なんて簡単に貫通できますぞ!」

    苗木「そんな...」

    そうこうしているうちに魔法少女と苗木の間にあった盾が割れた。

    山田「これでチェックメイトですぞ!!」

    苗木に向かって距離を詰め、銃を構える二人。

    苗木(あの魔法少女と戦って勝てる気がしない...だったら今するべきことは...)

    苗木「山田君へダイレクトアタックだ!」

    両手でゴミを握り山田へ向ける。

    苗木「ゴミを木に変える能力!!」
  81. 81 : : 2016/09/10(土) 10:16:23
    山田の方へまっすぐ伸びていく大木。しかし...
    マミ「ティロ・フィナーレ!」

    魔法少女はリボンで大砲を作り出すと、苗木の木を砲撃した。

    苗木「そ、そんな...」

    山田「少し危ない所でしたが、マミさんのお陰で助かりましたぞ!」

    山田の発言に嬉しそうにする魔法少女。そして続けざまに空中にリボンを作り出し、苗木を拘束した。

    苗木「!!!」

    山田「反撃を食らわないように、確実に仕留めますぞ!」

    そう言ってレーザーガンを構えた。
  82. 82 : : 2016/09/11(日) 12:28:41
    引き金に指をかける山田。しかし、引いても何も起きない。

    山田「???」カチカチ

    山田「な、何で何も起きないんですか!?まさか、苗木殿が...」

    苗木「ぼ、僕は何もしてないよ。」

    その時、レーザーガンの先端がきれいに割れて、地面に落ちた。

    山田「切断能力?しかし苗木殿の能力ではないはず...」

    ???「あら、苗木君ではありませんか。」
  83. 83 : : 2016/09/11(日) 12:34:30
    苗木山田「せ、セレスさん(殿)!?」

    セレス「誰ですか?苗木君をこんな風に拘束したのは?」

    苗木「山田君の能力で出てきたあそこの魔法少女に...」

    セレス「おい豚!私のナイトになにしてんだぁぁ!」

    山田「ヒェー!!」

    セレス「全く、しかも二対一とは...正々堂々戦うこともできないんですね。」

    苗木「...もしかして山田君のレーザーガンを壊したのは...」

    セレス「ええ、もちろん私ですわ。目障りだったので。」
  84. 84 : : 2016/09/11(日) 12:41:18
    セレス「取り敢えず、苗木君の拘束は取ってしまいましょう。」

    そう言ってコインを苗木に向けると...

    セレス「コインを風に変える能力!!」

    コインを打ち出した。コインはまるでかまいたちのように苗木に飛んでいき、拘束しているリボンを切り裂いた。

    山田「折角マミさんがやってくれたのに...」

    山田「いくらセレス殿でも許しませんぞ!!」

    苗木「セレスさんありがとう。お陰で助かったよ!」

    セレス「お礼なんて結構ですわ。ナイトを守ってやるのも主の勤めですもの。///」

    セレス「さて苗木君、私と協力しませんか?」

    セレス「取り敢えずは、目の前の豚を駆逐しましょう。」

    山田「なっ!」
  85. 85 : : 2016/09/11(日) 12:46:49
    山田「こうなったら、セレス殿もまとめてやっつけますぞ。お願いしますぞ!マミさん!」

    山田の声に反応し、セレスに向けてマスケット銃を召喚する魔法少女。そして一斉に射撃した。しかし...

    セレス「コインを風に変える能力!!」

    セレスが起こした竜巻によって、弾が全て吹き飛ばされてしまった。

    山田「!!!」

    セレス「私に遠距離攻撃は当たりませんわ!」

    山田「な、ならば、リボンで拘束を...」

    苗木「それはさせない!」

    苗木「ゴミを木に変える能力!!」

    苗木の呼び出した大木は魔法少女を巻き込んで廊下の反対側を突き抜けた。

    山田「ま、マミさん!!」
  86. 86 : : 2016/09/11(日) 13:47:52
    壁に激突した魔法少女は気絶してしまい、壊れた模型に戻ってしまった。

    セレス「これで後一匹ですわ。」

    山田「よ、よくもマミさんを...」

    セレス「苗木君、あの豚の能力はなんですの?」

    苗木「模型を実物に変える能力だよ。だけど、限定条件で一度遊ばないといけないらしいから...」

    セレス「それなら、もう能力は使えませんわね。二人相手に遊んでる隙を見つけるのは不可能ですわね。」

    山田「ま、まだですぞ。僕にはまだ拳銃が...」

    セレス「全く、うるさい豚ですわね。銃は私の能力の前では無駄ですわ。」

    そう言ってコインを取り出すと、山田の方向へ打ち出した。

    セレス「コインを風に変える能力!!」
  87. 87 : : 2016/09/11(日) 14:03:45
    セレスが起こした小さい竜巻は、山田の拳銃を弾き飛ばした。

    セレス「苗木君、今です!」

    苗木「ゴミを木に変える能力!!」

    大木は山田に向かって一直線に伸び...
    今回こそ山田を捉えた。

    山田「グハッ」

    壁に打ち付けられ、山田は気絶した。

    苗木「!!!」

    苗木「山田君の体が光って!」

    セレス「どうやらこうして現実に戻るみたいですわ。」

    山田 リタイア
    残り13→12人
  88. 88 : : 2016/09/11(日) 17:14:09
    苗木「セレスさん、さっき山田君のが光って消えたとき、何で現実に戻るって知ってたの?」

    セレス「簡単なことですわ。あなたと出会う前に一人倒してきてますから。」

    苗木「ええっ!誰を?」

    セレス「葉隠君ですわ。」

    セレス「そんなことよりも、今後の事をお話ししません?」

    苗木「!!!」

    苗木(セレスさんに助けて貰えてたから忘れてたけど、これは最後の一人になるまで戦うゲーム。つまり...)

    苗木「セレスさんの次のターゲットは僕ってことか...」

    セレス「...あなたは何か勘違いしてませんか?」
  89. 89 : : 2016/09/12(月) 20:34:22
    セレス「そもそも、あなたを倒すつもりがあったら助けたりはしませんわ。私はあなたに用がありましたの。」

    苗木「僕に用が?」

    セレス「苗木君、このゲームで協力しません?」

    苗木「僕とセレスさんが?」

    セレス「そうです。現に今、協力して山田君を倒したではありませんか。」

    苗木「...でも、協力するなら僕なんかよりももっと...」

    セレス「何度も言わせないでください。私は苗木君にお願いいています。」

    苗木「...わかったよ。僕を助けてくれたセレスさんの頼みを断る訳にもいかないもんね。」

    苗木「一緒に頑張ろう!セレスさん!」

    セレス(これで苗木君と二人きり///)

    セレス(しかも、ボッチや枕、残念等が来ても苗木君を説得すれば倒すことができて、残りふたりになれば恩がある私に勝とうとはしない。)

    セレス(このゲームもらいましたわ!)
  90. 90 : : 2016/09/12(月) 20:44:11
         現実世界~敗者トーク~

    桑田「...なあ葉隠。」

    葉隠「...なんだべ、桑田っち。」

    桑田「なんだじゃねーよ!このウニが!!」

    桑田「次は女子が来るって散々言っておきながら、来たのはブーデーじゃねーか!!」

    山田「セレス殿さえ現れなければ...」

    葉隠「そ、そうだべ!セレスっちがいなければ山田っちは負けてなかったべ!」

    十神「阿呆め、セレスが苗木を助けてなければ、次にこっちに来てたのは苗木だぞ。」

    桑田「結局野郎じゃねーか!」

    十神「全く、うちのクラスの男子はどいつもこいつも貧弱だな。」

    葉隠「そういう十神っちだって負け組だべ。」

    山田「そうですぞ!ここにいるってことは、つまり我々は同じグループなんですぞ!」

    十神「...俺のゲームはまだ終わってない!」

    桑田「もうそれ聞き飽きたわ!!」

    桑田「それより女子はどうなった!」

    葉隠「でも、動きがありそうなのは体育館の...」

    桑田「だーかーら、それはねぇって!!」

    山田「...いや、本当に動きがありそうですぞ。」

    桑田「!!!」
  91. 91 : : 2016/09/12(月) 20:55:58
            体育館

    大神「むっ、誰が来たようだぞ。」

    ???「た、たのもぉ~!」

    朝日奈「!この声は!不二咲ちゃん!」

    大和田「おっ!やっぱり朝日奈もセットか。」

    石丸「うむっ!これで正々堂々と戦うことができるな!」

    大神「大和田に石丸か。」

    朝日奈「そっちもそっちでいつもの組み合わせだね~。」
  92. 92 : : 2016/09/13(火) 08:43:37
    不二咲「お、大神さん!」

    大神「むっ、我に用か?」

    不二咲「ぼ、僕と正々堂々戦ってほしんいんだ!」

    石丸「よく言ったぞ不二咲君!」

    朝日奈「??」

    朝日奈「不二咲ちゃんもしかして、さくらちゃんと戦いたいの?」

    不二咲「うん。僕はこのゲームに勝って、男らしさの才能が欲しいんだ。」

    石丸「そして僕と兄弟はその決意に心を打たれ、不二咲君に協力することにしたのだ!」

    朝日奈「すこい目標じゃん!私たちにも手伝わせて!」

    大和田「オメーらなら、そう言ってくれるって思ってたぜ。だけどな...」

    大和田「こいつ大神は自分で倒すって言って聞かないんだ。」

    大神「...」
  93. 93 : : 2016/09/13(火) 08:48:43
    不二咲「そうだよぉ。もし、このゲームに大和田君と石丸君の協力で勝つことができても、正々堂々大神さんを倒さないと本当の強い男にはなれないと思ったんだ。」

    大和田「大神に挑もうとしてる時点で男らしいと思うがな。」

    朝日奈「...あれっ?そしたら私いない方がよくない?」

    石丸「いやっ!君にはいてもらわないといけないのだ!」

    朝日奈「どーゆーこと?」
  94. 94 : : 2016/09/13(火) 08:56:50
    不二咲「能力がなければ僕は大神さんの相手にもならない...」

    大和田「下手したら俺でもやられちまいそうな位だもんな。」

    石丸「しかし、不二咲君の能力はそこまで戦闘の向けではなかったのだ。」

    大神「...成る程、もう我にも理解できたぞ。」

    朝日奈「えっ!私まだわかんない...」

    不二咲「僕一人じゃ能力があっても勝つことができない...」

    不二咲「だから、大和田君に一緒に戦ってもらうようお願いしたんだ。」

    石丸「そして朝日奈君!君が大神君のパートナーとして戦ってはくれないか?」

    大和田「つまり、俺と不二咲対お前ら二人って訳だ。」
  95. 95 : : 2016/09/13(火) 09:05:05
    大神「別に構わぬが...」

    朝日奈「石丸はどうするのさ?」

    石丸「僕は絶対に手を出さない!手を出してしまっては不二咲君の思いを踏みにじることになってしまうからな!」

    不二咲「お、お願いします!」

    大神「...お主の能力はサポート型ってことなのだろう。その場合、我々は戦えるのがふたりだかそちらは一人になってしまう。それでは逆に不公平ではないか。」

    朝日奈「そうだよ!石丸も一緒に戦おうよ!」

    石丸「し、しかし...」

    大神「そうだな、それではこうしよう。我と朝
    日奈は三人まとめてではないと相手をしない。そうでなければ正々堂々ではないからな。」

    不二咲大和田石丸「!!!」
  96. 96 : : 2016/09/15(木) 10:11:50
    不二咲「ど、とうしよう...」

    大和田「不二咲お前が決めろ。」

    石丸「うむ、僕達は君に従うぞ!」

    朝日奈「私とさくらちゃんなら大丈夫だよ!折角のゲームなんだから、みんなでやらないと!」

    大神「フッ、朝日奈らしいな。」

    不二咲「...」

    不二咲「わかった。大和田君、石丸君一緒にお願い!」

    大和田「おう!任せとけ!」
  97. 97 : : 2016/09/15(木) 10:16:35
    不二咲「というわけで、よろしくお願いします。」

    大神「うむ、正々堂々戦おうぞ。」

    そう言って握手する二人。

    朝日奈「握手なんて、不二咲ちゃんも律儀だねぇ。」

    大和田「そろそろ始めようぜ。ルールはお互いのどちらかが全滅したら終了ってところか。」

    大神「それで構わぬぞ。」

    朝日奈「不二咲ちゃんには悪いけど、私たち負けるつもりはないからね!」

    石丸「それはもちろん僕達もだ!不二咲君の能力に兄弟と僕の力があれば負けることはない!」
  98. 98 : : 2016/09/15(木) 10:24:45
    大和田「それじゃあ、行くぜ!!」

    大神に突っ込んでいく大和田。

    大和田「女を殴る趣味はないが、このゲームでは許してくれよ、大神!」

    大神「無論!」

    大神は拳を構え、大和田を迎え撃とうとする。その時...

    不二咲「3 B!」

    不二咲が叫んだ。

    朝日奈「今のは何!?」

    大和田と大神の距離はほぼなくなり、大神が拳を放つ...が、大和田は右にかわしカウンターを決めてきた。

    大神「!!やるではないか!」

    大和田「まだまだ行くぜ!」

    不二咲「5 9 6 7 CE!」

    また叫ぶ不二咲。大神は気にせず続けざまに四発拳を放つ。しかし、大和田は分かっていたかのように全てかわし、二発攻撃を当ててきた。
  99. 99 : : 2016/09/15(木) 10:32:15
    大神「むぅ...全てかわすとは。不意打ちもあったのだが。」

    慌てて距離を取る大神。

    大和田「攻撃を一発でも食らえばヤバいから、全てかわしきってやる。」

    朝日奈「どうしてさくらちゃんの攻撃が当たらないの?」

    大神「...きっとさっきから叫んでいる不二咲の能力なのだろう。そしてさっきからスマホを握っているところから、我の思考か何かがスマホに写っているのだろう。」

    大和田「!!!」

    不二咲「さすが大神さんだねぇ、大正解だよぉ。」

    不二咲「僕の能力は相手の思考を電子メールに変える能力。大神さんが何を考えているのか全部分かるんだ。」

    大神「それを暗号で大和田に伝えているわけか。暗号を解読しない限りは攻撃を当てることはできぬな。」
  100. 100 : : 2016/09/15(木) 10:43:45
    【能力者図鑑その9】
    不二咲千尋   超高校級のプログラマー
    能力   【相手の思考を電子メールに変える能力】
    原作での所持者   カール・P・アッチョ
    限定条件   相手に触れる
    その他コメント

    ダンガンロンパ大天使決戦が始まってしまった...。大天使その一のちーちゃんプログラマーということでカルパッチョが奪ったこの能力にしました。大和田くんとのタッグで頑張ってほしいですね。それにしても、元々この能力を持ってた人はこの能力だけでどうやって戦うつもりだったんだろ...
  101. 101 : : 2016/09/15(木) 23:32:22
    思考を読んで撹乱して後はリアルファイトで仕留めるとかですかね?
  102. 102 : : 2016/09/16(金) 18:05:19
    よかれと思って中の人を纏めてみました!

    うえき=終里

    ヒデヨシ=山田

    ニコ=葉隠

    ウーゴ=不二咲

    平=ゴズ

    犬丸=十神

    テンコ(小)=朝日奈

    アノン=花村




    ・・・アノン=花村の存在感が凄い
  103. 103 : : 2016/10/01(土) 20:26:29
    >>101
    成る程。
    そうだとするとかなり喧嘩に自信がある能力者だったんでしょうかね?

    >>102
    ありがとうございます!!
    このスレで声優被りは無さそうですね。
    花村アノンも去ることながら、終里植木もそれなりに驚きました!
  104. 104 : : 2016/10/01(土) 20:31:13
    大和田「まだまだいくぜ!」

    大神にラッシュを繰り出す大和田。攻撃が当てることもできない大神は防戦一方である。

    朝日奈「ちょっと!さくらちゃんに何てことするの!」

    大神の側に駆け寄ろうとする朝日奈。だが...

    石丸「兄弟たちのところには行かせないぞ!」

    石丸が回り込んできた。

    石丸「行きたければ僕を倒してからにしたまえ!」

    朝日奈「も~!なら、さっさと終わらせるよ!」

    朝日奈はそういうとペットボトルの水を飲み始めた。

    石丸「???」

▲一番上へ

名前
#

名前は最大20文字までで、記号は([]_+-)が使えます。また、トリップを使用することができます。詳しくはガイドをご確認ください。
トリップを付けておくと、あなたの書き込みのみ表示などのオプションが有効になります。
執筆者の方は、偽防止のためにトリップを付けておくことを強くおすすめします。

本文

2000文字以内で投稿できます。

0

投稿時に確認ウィンドウを表示する

著者情報
candeloro

きゃんでろろ

@candeloro

「ダンガンロンパ 」カテゴリの最新記事
「ダンガンロンパ 」SSの交流広場
【sn公式】ダンガンロンパ交流広場