このSSは性描写やグロテスクな表現を含みます。
この作品はオリジナルキャラクターを含みます。
大和田「希望の奇妙な冒険」苗木「ACT1!!」
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- 1 : 2016/09/02(金) 01:00:40 :
- ココは希望ヶ峰学園、超高校級と呼ばれる才能を持つ生徒達を育てる為の機関。
そこに、一人の男がいた。
承太郎「やれやれ、バカみたいにデケーな」
彼の名は空条承太郎、かつて世界を救った世界最強のスタンド使いだ。だが、彼は知らなかった。
この学園は、奇妙と言う言葉の宝庫という事を。
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- 2 : 2016/09/02(金) 01:14:24 :
- 『空条承太郎!!
希望の生徒に出会う!!』
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- 3 : 2016/09/03(土) 10:58:27 :
- 〜教室〜
承太郎「今日からお前らの担任の教師なった空条承太郎だ、よろしくな」
石丸「よろしくお願いします!」
承太郎の78期生を見て思った事はただ一つ、たった一つの事…。
承太郎「(こいつら…みんなキャラが濃い奴らばっかだな…)」
いや、承太郎やその仲間達も充分キャラが濃いのだが…言ったらオラオラされそうなので黙っておこう。
承太郎「よしお前ら、とりあえず左から順番に自分の名前と才能を言え、最初は…」
「はーい!私からいくよ!」
褐色の肌の女の子が元気よく立ち上がる。
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- 4 : 2016/09/04(日) 12:29:27 :
- 「私は朝日奈葵!『超高校級のスイマー』だよ!よろしくね先生!」
承太郎「あぁ、よろしくな(やれやれ、性格上の物だから喧しいとは言えねぇな)」
「次は僕だな!僕は石丸清多夏、『超高校級の風紀委員』だ!そして先生、貴方の服は校則違反だ!」
承太郎「俺は教師だからノーカンだ」
石丸「ならばよし!」
「ユッル!委員長ユッル!」
「次は私、『超高校級の軍人』戦刃むくろ。よろしく」
承太郎「よろしくな」
「私は『超高校級のギャル』の江ノ島盾子ちゃーーーん!!そこの軍人とは双子」
承太郎「……だな」
江ノ島「反応うっす!つぎ!」
「おれは大和田紋土、『超高校級の暴走族』で暮威慈畏大亜紋土の2代目総長だ。夜露死苦!」
承太郎「そのリーゼント見てると知り合いを思い出すぜ」
大和田「お!なかなかイイセンス持った奴いんじゃねえか先公!」
承太郎「お前も貶されると殴りかかったりすんのか?」
大和田「な、なんで知ってんだよ!?」
承太郎「…やれやれ、次だ」
「うむ、我は大神さくら、『超高校級の格闘家』としてここにいる。慢心せずに行くつもりだ」
承太郎「油断しねぇのはイイことだ」
「霧切響子、『超高校級の探偵』よ」
承太郎「おう」
「俺は桑田怜恩、『超高校級の野球選手』だ!けど、それだけじゃダセーから歌って奏でる野球選手を目指してるぜ!」
承太郎「? 今でも充分スゲーだろ」
桑田「みんな野球知らないみたいだ」
承太郎「信じられねぇな」
朝日奈「だってだって!その時みんな忙しいんだもん!見る暇ないよ!」
承太郎「桑田、お前はアレだ。やる事全てが裏目に回るタイプだな」
桑田「ウルセーよ!アホアホアホ!」
「話が進みませんので無視しますわ。
『超高校級のギャンブラー』、セレスティア・ルーデンベルグですわ」
承太郎「おいお前、随分日本語が上手いんだな。名前からしてドイツっぽいが」
「いえいえ、セレス殿の本名は安広多恵子と言って……」
セレス「このビチグソがぁぁぁぁ!?」
ドカバキボカバキ
「ドベェェェ!!?」
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
「」
承太郎「やれやれ、これじゃあ暫く起きやしねぇな。誰かそいつの事を教えてくれ」
霧切「彼は山田一二三、『高校級の同人作家』よ」
承太郎「同人ってなんだ?」
桑田「え!?先生知らねぇの?マジ?」
承太郎「俺はアニメとかは見ねーんだ」
大和田「マジかよ!?」
承太郎「俺は相撲派だ、手に汗握るぜ」
朝日奈「あ、スモウ…」
大神「まぁ、しょうがないか…」
「おいおい!話が進まないべ!早く俺にも言わせてくれだべ!」
因みにここで区切ります。
「そりゃないべ!」
↓つぎからスタート↓
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- 5 : 2016/09/04(日) 22:45:35 :
- おまたせ、続きをどうぞ!
「俺の名は葉隠康比呂だべ!才能は『超高校級の占い師』だべ!俺の占いは3割当たる!」
承太郎「逆に言えば7割外れるな」
葉隠「承太郎っちヒドイべ!?」
承太郎「承太郎っち?」
大和田「あー、気にしねぇでくれ。そいつ何年もダブってるんだよ」
セレス「確か…今は二十代と聞きましたね」
承太郎「…やれやれだぜ……次だ」
「あ、あの、不二咲千尋って言います。
『超高校級のプログラマー』です」
承太郎「?、どこだ?」キョロキョロ
不二咲「あの、ここですぅ…」
不二咲は青色の髪の女子の背中で隠れていた。
承太郎「そこか、悪りーな不二咲」
不二咲「い、いえ」
「どうせ忘れるんだろうけど、腐川冬子。
『超高校級の文学少女』よ」
承太郎「(腐川…徐倫が読んでたアレか)娘が読んでたからよく知ってぜ」
腐川「そ、そう?ありがと…」
「私は舞園さやかです!『超高校級のアイドル』として頑張ります!」
承太郎「アイドル稼業は足を引っ張られてホラを流される事があるらしいな。挫けずに頑張れよ?」
舞園「はい!」
そして、最後の生徒の番になった。
「僕は苗木誠、『超高校級の幸運』です」
この時、承太郎は…
承太郎「なにぃ…苗木 誠……!」
┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨
この時から、承太郎の新たな奇妙な冒険が始まるのであった。
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- 6 : 2016/09/05(月) 00:52:50 :
- 康一にだけくん付けするみたいに
誰かしら呼び捨てじゃなくてもいい気が…
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- 7 : 2016/09/05(月) 19:01:14 :
- >>7苗木とかですか?
ならご安心を、これは驚いているだけですので後から君付けにする事もできます。
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- 8 : 2016/09/06(火) 00:47:42 :
- >>6
呼び捨てじゃないキャラいるのはいいけど
承太郎が女の子にちゃん付けするのは嫌だな
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- 9 : 2016/09/06(火) 01:42:30 :
- 苗木「え、ど、どうかしましたか?」
承太郎「おい苗木、ちょっと首を見せてみろ。すぐに終わる」
苗木「ッ!?」
苗木は承太郎の言葉に驚き、反射的に首を手で覆い隠す。目を覚ました山田が『まさかのゲイですかな?』と言ったり腐川が『不潔、不潔よ!』と言っている中、大和田が立ち上がり承太郎に近づいた。
大和田「おい先公、コッチ見ろや」
承太郎「なん…『ドラァッ!』な、コレは、スタンド!?」
大和田が近づくと同時に右腕から半透明な腕が飛んで来た。承太郎はギリギリで躱したが帽子に擦り、直撃した黒板は粉々に粉砕した。
桑田「な、あ、なんだぁーー!?」
霧切「黒板が、壊れた?」
石丸「み、見たまえ!先生の帽子が、千切られたようになっていたのに、グチャグチャな状態でくっついている!?」
大神「大和田!!どういうつもりだ!」
大和田「ウルセェ!お前らは黙ってろ!
ケッ!マヌケみたいに宣言通り現れやがって、そんなに苗木の事を消し去りてぇのか! 」
承太郎「待て!おれはただ…」
大和田「問答無用で殺しにくる奴の話なんて聞いてられっかよ!『クレイジー・ダイヤモンド』!!」
『ドラララララララララァッ!!』
大和田はスタンド、『クレイジー・ダイヤモンド』を出してラッシュを繰り出す。
承太郎はそれに慌てる事なくスタンド、
『スタープラチナ』を呼び出した。
承太郎「『スタープラチナ・ザ・ワールド』!!」
《グオォン!!》
大和田「な、こ、コレは!?グワッ!」
朝日奈「ええ!?なにが起こったの!?」
山田「ありのまま起こった事を言うぜ!
『承太郎殿に向かって大和田紋土殿が突っ込んだらいつの間にか背後に回っていた!』何を言っているか分からんだろうが拙者も分からぬぞ!?」
葉隠「要するに瞬間移動の先制攻撃だべ!!!」
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- 10 : 2016/09/09(金) 00:46:20 :
- 大和田「く、テメェ…」
承太郎「大和田、お前が何を勘違いしてるかは知らねぇし、苗木が誰に殺されかけたかも知らねぇ。ただ一つ言えるとしたら俺は味方で、それを伝える為に態々こんな才能だの希望してだのと喧しい学園に来たんだ…まぁ、お前みたいな奴がいてホッとしたがな」
大和田「ケッ………」
苗木「大和田くん!大丈夫?」
苗木は心配そうに駆け寄るが承太郎にパーカーのフードを掴まれてしまい、その際に首筋を見られた。
承太郎「ッ!、やはりあったか…星型のアザが!!」
苗木「・・・」
十神「おい、どう言う事だ。苗木の首筋にその厨二臭いアザがあった事を知ってる事もだが、今起こった出来事はなんなんだ」
承太郎「それは後で俺が話すが、それよりもやるべき事がある。先ずはそれからだ」
承太郎「苗木誠、2月5日生まれ、身長160㎝、体重52キロ、胸囲75㎝、血液型はAB型 、母親は苗木夕子、そして…父親はディオ・ブランドー!!」
苗木「ッ!?」
舞園「ちょっと待って下さい!苗木くんのお父さんは日本人ですよ!?実際中学の時に見ましたが外国の人の雰囲気なんか一欠片も…」
承太郎「それはDIOの野郎が苗木君の母親を襲って無理矢理産ませたからだ。最も、母親の方は満更でもなかった様だがな」
桑田「結局、何なんだDIOって?さっき苗木が消されそうになってるとか言ってたけどそんなに凄いやつなのか?」
朝日奈「そうだよ!よく分かんないけど何で苗木がそんな目に会うの!?」
承太郎「まぁ待ちな、その前にDIOについて話さなきゃならねぇからな…苗木君」
苗木「はい、話します。僕の生まれた経緯を…」
第1話『空条承太郎、
希望の生徒に会う』完
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- 11 : 2016/09/09(金) 00:50:54 :
- 第2話『苗木誠、父を語る』
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- 12 : 2016/09/15(木) 23:34:58 :
- wktkってきた
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- 13 : 2016/10/11(火) 21:51:59 :
- 期待!
何体のスタンドが出るのか・・・
タワーオブグレーっ!
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- 14 : 2016/10/13(木) 19:44:22 :
- 霧切は多分ハーミットパープル
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- 15 : 2017/11/15(水) 02:24:27 :
- >>13
基本的に全員スタンド使いにしようかなって思ってます。
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- 16 : 2017/11/15(水) 02:38:45 :
- ー僕が生まれるキッカケはとある夜の事です。僕が生まれる数ヶ月前に母さんはエジプトに旅行に来ていました。寝入ろうとしていた時に、突然窓が開かれたんです。
ーそこには息を呑むほどの色気と美しさを持った男、僕の父親ディオ・ブランドーが立っていたんです。
「夜分失礼、美しい御嬢さん。私の名前はDIO。所轄吸血鬼という奴さ」
ー母さんが言うには流暢な英語で紡がれたその言葉は、呆気にとられていた自分の心を現実に引き戻すほどのインパクトを感じさせたみたいです。DIOという名前や吸血鬼などという非現実的な単語もだけど、なによりその言葉は一言一言が媚薬のような甘い誘惑を誘うものであったそうなんだ。
DIO「怖がることは無いさ。さあ、私にすべてを委ねてごらん…」
ー父さんはそのまま、ゆっくりとこちらに近づき手を差し伸べた。この時、父さんは半ば堕ちたと確信していました。今まで失敗したことなどなかったし、半ば呪いにも近い自分のカリスマに惹かれない女などいないと思っていたからね。この自身に対する圧倒的な驕り。それが…
《バッシィイインンンン!!!》
ーこの時、父さんは驚いたろうね。自分の誘惑に乗るどころか平手打ちをする女の人なんて母さん以外に居なかったろうから。その時の父さんは真底驚いたみたいで目を大きく開いて泳がせてたみたい。そんな時に母さんはこう言った。
苗木母「私には愛する彼氏がいます、ですから私は貴方の虜にはなりません。かと言って今ここで私を殺せば貴方は吸血鬼としての誇りも存在価値も失います、ですから貴方は私を殺せない」
ーその言葉を聞いた父さんは母さんを見つめた後に行為を懇願したみたい。
桑田「いやいやいや何で!?何で急にそうなったの!?可笑しくね!?」
苗木「し、知らないよ。ただ拝む様に頼んできた事と…その…テクニシャンだったって事しか…///」
山田「その辺を詳しく✨」
セレス「黙れ豚」
承太郎「苗木君、なんか複雑な気分になったが話を進めてくれ」
ーはい、その翌朝には父さんは居なくて生気を吸い尽くされた様に眠る母さんだけが乱れたベッドに横たわって居たそうです。起こしに来たホテルの人が病院に連絡して日本に急いで戻り、検査を受けると妊娠…つまり僕が既に居たんだ。
ー周りの人は降ろせとか中絶しろとか言ったらしいけど、母さんはこう言ったらしいんだ。
苗木母「たとえ望まれない命であっても、いまそこにある命を見捨てられるような人間に、私はなりたくありません。それに……彼は可哀想なヒト です。誰も頼れず常に『恐怖』から逃れる事だけを考えている、障害を乗り越える事のみを考えている、ただそれだけなんて、可哀想です」
ー親に、友達に、そう言い放った母さんの決意を止めることなど、誰にもできなかった。そんな中、当時母さんが付き合っていた男の人…僕の今の父さんが母さんの気持ちをくみ取り、僕共々愛すると母さんに宣言し、二人は出産前に晴れて夫婦となった。
ーこうして、僕が産まれたんです。
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