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  1. 1 : : 2016/08/25(木) 16:42:30

    とある世界に元ヤンキーだった幼馴染みが暮らす屋敷があった。
    彼らは、ただの幼馴染みがどうして暮らすのか?
    それは、彼らが【養子】だからだ。
    彼らには武器を持たせるな。
    死ぬぞ。

    といわれた彼らは今どのように過ごしているのか?

    彼らが繰り広げる笑いあり涙あり感動ありの物語。

    さあ。彼ら【6人】のステージだよ。

    登場人物紹介


    イツキ
    【学舎を駆ける紅き剣】と呼ばれた元ヤンキー。
    武器は日本刀っぽい剣だが、基本なんでも使える。

    リョウマ
    【強欲に包まれし蒼の狼】と呼ばれた元ヤンキー。
    武器は斧だが、基本なんでも使える。

    カイト
    【教師騙しの賢者】と呼ばれた元ヤンキー。
    武器は銃。

    ナギサ
    【白兎を連れし死神】と呼ばれた元ヤンキー。
    武器は大鎌。

    ユウト
    【常識破りの異常】と呼ばれた元ヤンキー。
    武器はサッカーボールと野球のバット。

    ハルヒコ
    【幼さに隠れた闇】と呼ばれた元ヤンキー。
    武器はスタンガン。


    こういう話を書いてほしい!というのも受け付けているので、
    どしどし、どうぞ。
  2. 2 : : 2016/08/25(木) 17:12:05

    【俺等6人のPrologueープロローグー】

    俺の名前は六月イツキ。漢字は読みづらいから片仮名でいいかな?
    漢字にすると、六月逸樹だ。
    といっても読みづらいのは俺とリョウマぐらい。
    俺は訳あって、養子だ。六月家に引き取られた養子だ。
    高校を6人で退学になったあと、宛もなく暮らしていると、今となりにいる女に誘われて、ここに至る。
    かつては、この近くの学校の生徒全員が名を知る、【学舎を駆ける紅い剣】なんて呼ばれていたのに...
    今この生活の方がある意味楽しい。

    逸樹「おい!お前ら。この後暇なら、【手合わせ】しようぜ!」
    ???「手合わせ?いいけど、今日は負けないよ。」
    ???「じゃあ。次やりたい。終わったら教えて。」
    ???「了解。先輩。」

    こえをかけたところ来たのは、

    ???「よろしく!!先輩!」

    スタンガンを持った、この中では一番年が下の六月春彦。こいつも六月家に引き取られた養子の1人だ。
    こいつは【幼さに隠れた闇】と呼ばれた元ヤンキーで、こいつの裏表には俺も驚かされた。
    こいつの怖いところはいつも笑顔で何を考えているのかが読めない。

    春彦「昨日は、負けちゃったけど、今日は負けないよ。逸樹先輩♪」

    笑顔でそういったが、本心は誰にもわからない。

    逸樹「くく。」

    俺たちが今からやることは、【手合わせ】。
    簡単に言えば俺たちが中学のときから続けている日課だ。
    それは....

    逸樹「よーい。」
    逸樹&春彦「「どん!」」

    『ビリッ』
    『シャン』

    始まりと共になるスタンガンと剣の音。
    そう。手合わせとは、武器を使った模擬戦だ。

    春彦「とりゃ‼」
    逸樹「フン!」
    春彦「手強いやつだね...どこにいった?」

    俺が得意とするのは...

    『カキーン』
    春彦「あう!!?」

    俺が得意とするのは、瞬発力、
    春彦が得意とするのは確実な攻撃。こいつの攻略法は、上に跳んで春彦のスタンガンを剣で叩けば、春彦はスタンガンを強く握っているので、スタンガンと共に飛ぶ。
    そこを逃さずに、俺は1本の剣を春彦に向けた。

    逸樹「はい。負け。」
    春彦「く...もう!!また負けたよ。降参。...先輩!終わったよ~」

    といって、次の対戦相手を呼んだ。


    【学舎を駆ける紅い剣】VS【幼さに隠れた闇】

    勝者 【学舎を駆ける紅い剣】
  3. 3 : : 2016/08/27(土) 16:06:44

    ヒゥン!!

    逸樹「あだっ!!!」
    ???「ごめんなさーい。あてちゃった。」
    逸樹「てめえ..遊人...」

    さっき、サッカーボールを当ててきた、こいつは六月遊人だ。
    俺たちと同様、六月家に引き取られた養子だ。
    こいつはとにかくおかしい。説明できないぐらい異常生物だからこそ、
    【常識破りの異常】というあだ名がぴったりだ。
    何故ならば、遊人の攻撃方法は...

    逸樹「よーい。」
    遊人「どーーーーーん!!!」

    『パン!!』
    『ジャキッ!!』

    サッカーボールを野球のバットで打ってくる。

    遊人「とりゃあああああああああ!」
    逸樹「グエッ!!」

    目の前が真っ暗になった。サッカーボールが顔に当たったのだ。
    でも...

    『ジャキン!!!!』

    遊人「え!?」

    サッカーボールを斬れば問題ない。
    だから、サッカーボールを斬って、そして

    『パンッ!』

    銃でバットをうった。

    遊人「あっ...」
    逸樹「もうボール打てないね~。どうする?」
    遊人「....負けたよ...逸樹先輩...いけたと思ったのにな..」
    逸樹「全然、息も弾んでないでしょ?」
    遊人「死神が来るからでしょ?」
    逸樹「まだ、死神と賢者と狼が来るんだよ?」
    遊人「やっばっ」
    逸樹「一回休憩しよう!」

    こうして、【常識破りの異常】と笑顔で屋敷に戻っていった。


    【学舎を駆ける紅い剣】VS【常識破りの異常】

    勝者【学舎を駆ける紅い剣】
  4. 4 : : 2016/08/28(日) 17:42:18

    休憩が終わったあと...


    『ヒゥン!!』

    逸樹「あっぶな!!!」

    ギリギリ避けられたので武器をよくみると、銀色に輝いた大きな鎌だった。
    持ち主は、フードをかぶり、ポケットに手を突っ込んだパーカーを着た男にしては少し長髪の男がただでさえ、怖い目線を向けてきた。

    逸樹「相変わらず...怖い目だね。お前にであってから紫がどうも嫌いになったよ。」
    ???「...そんなに...警戒しなくてもいいじゃん。」
    逸樹「へへ。そりゃ無理だよ。渚。」

    こいつは六月渚。六月家に引き取られた養子だ。
    他のやつらとは違う何かを持っている。俺自身も彼に聞きたいことがある。
    こいつはウサギが好きだ。だからいつも、ウサギを連れている。しかし、扱いが雑で、ウサギのライフは何個減っただろうか?(それでもゼロにはならねえよ。byウサギ)
    彼は【白兎を連れし死神】と呼ばれた元ヤンキーで、ある意味強敵だ。

    渚「あんたのライフ、減らしてやるよ。」
    逸樹「軽い声で言うなよ~。あんたの声優の声と合わなくて、怖いんだよ~。」
    渚「メタい事言うな!!ぶっ殺すぞ!」
    逸樹「お前のテンションどこ行った。」
    渚「しらない。」(真顔)
    逸樹「そして、この顔である。」
    渚「早くしろよ。」
    逸樹「おう。」

    逸樹「スタート!」

    『ジャキン!!!!』

    逸樹「え!?嘘...」

    スタートの合図の一秒後、俺の1本目の剣の金属部分がなくなっていた。
    渚が斬ったんだ。

    渚「あんたの絶望した顔、見せてよ。」

    渚の目は獲物をとらえた獣の目をしていた。恐らく、あいつの真似をしているのだろう。
    けれど、すまないが...お前ではあいつになれねえ。

    『シュパン!!!』

    鎌が飛んだ。俺が飛ばしたからだ。
    鎌が陸に刺さったとき、俺は渚を壁に追い詰めていた。

    渚「......!!」
    逸樹「はあ。危なかったよ...」
    渚「俺には...やっぱり、あいつには...」
    逸樹「だから、あいつと同じ、部活動をしたのか?掛け持ちまでしやがって...」
    渚「......戻る。」
    逸樹「お前が話したくないのはわかったけど、辛かったら相談しろよ。」
    渚「.....ありがと。」


    【学舎を駆ける紅い剣】VS【白兎を連れし死神】

    勝者【学舎を駆ける紅い剣】
  5. 5 : : 2016/08/29(月) 16:55:15

    次の戦いとまた次の戦いは長くなりそうだな...

    『パンッ!』

    空に向かって拳銃を撃つ音が聞こえた。
    振り返るとそこには真剣な顔をした幼馴染みであり、ヤンキー仲間の1人がたっていた。

    ???「.....」
    逸樹「今日は勝つ気なんだ。海翔。」
    海翔「ああ。」
    逸樹「まあ。せいぜい、頑張れよ!」
    海翔「言われなくても!!!」

    『ジャキン』
    『パンパン!!』

    逸樹「え...!?」

    捨て身の攻撃...だと..!?

    海翔「うらああああああ!!!」
    逸樹「うお!!!」

    危なかった...あと、もう少し反応が遅れていたら...どうなってたのかは..壁にある弾丸が物語っている。

    海翔「あんたにずっと...憧れていた。だから、今日は勝つ!!!」
    逸樹「うぐっ!!!」

    くそっ...避けるので精一杯だ...

    逸樹「はあ..はあ...」
    海翔「う....はは....」
    逸樹「楽しいな‼」
    海翔「ああ!」

    ぶつかり合う音が戦っているところで響き続けている。

    逸樹「うおおおおおおおお!」
    海翔「うわあ!」

    拳銃を突き飛ばした。海翔は今、丸腰だ。

    逸樹「終了!」
    海翔「はあ。楽しいかった。ありがとう。」
    逸樹「こちらこそ。」


    はあ...あぶねえ...
    さあ。次で最後のやつか...


    【学舎を駆ける紅い剣】VS【教師騙しの賢者】

    勝者【学舎を駆ける紅い剣】
  6. 6 : : 2016/09/04(日) 17:37:05

    さあ..最後だ。
    渚「...」
    逸樹「お。渚じゃん。どーしたの?」
    渚「ちょっと、暇で。」
    逸樹「声変わった?低くない?それとも声優変わった?」
    渚「ねえよ。」
    逸樹「冗談だよ。『凌馬』」
    渚「...そいつの名前呼ばないでくれる?クソうざいんだけど...」
    逸樹「お前...凌馬だろ。六月凌馬。」
    渚「...はあ!?」

    六月凌馬。そいつはちょっと特殊だ。
    こいつは誰よりも自分が好きなナルシストだが、ただのナルシストではない。
    こいつは中学と高校で部活を掛け持ちしていた。
    運動神経は6人の中でも一番いいはずなのに、入ったのは演劇部と美術部。

    渚?「はあ..やっぱり無理か。」

    凌馬は渚の髪型のウィッグを取った。いつも見ているその青い髪。
    間違いない。凌馬だ。

    逸樹「だって、服そのまま!!気づくだろ!なんでそうどっか抜けてるかな~」
    凌馬「まあ..いいだろ。」

    じゃあ、始めていくよ。
    お前との...戦い
    こいつは特殊だ。理由は、手合わせで武器を最初から出していない。いつ出すかもわからない。

    逸樹「うらああああああ!!!」
    凌馬「フッ...セイヤッ」
    逸樹「ガッ!!!」

    俺の1本の剣の攻撃を余裕で避けた凌馬は蹴りをいれた。
    やべ...腹を蹴られた...

    逸樹「グ..ガハッ...」
    凌馬「気づけよ。お前の異変に。」

    !? 嘘だろ..剣がいつの間に...

    凌馬「ここだよ。逸樹。」
    逸樹「なっ..おま..え...かえせ!!」
    凌馬「!!クッ!!」

    拳を向けるが避けられる。
    こいつ相手じゃ、武道はかなわない...!

    逸樹「折るな‼俺の剣を折るな‼おったら殺すぞ!」
    凌馬「ウエッ!?Σ(゜Д゜)」

    止めようと、叫ぶと、折ろうとしていた手をおろした。
    凌馬。お前は優しいんだよ...

    逸樹「ありがとう。お礼に俺の蹴り食らわせてやるよ。」
    凌馬「..クッ...遅い!!」
    逸樹「なーんてね..」

    俺の蹴りを避けようと右に避けた凌馬の腹めがけて拳を向けた。

    逸樹「うらああああああああああ!!!」
    凌馬「グハッ!!!」

    強めにやってしまったが、死なないかな..ちょっと、心配になってきた。

    凌馬「大丈夫だ。ギリギリだがな...」
    逸樹「なんで、俺の考えていること分かったの?ストーカー?」
    凌馬「違う!!!」

    今日の手合わせがやっと、終わった。

    【学舎を駆ける紅い剣】VS【強欲に包まれし蒼い狼】

    勝者【学舎を駆ける紅い剣】

  7. 7 : : 2016/09/04(日) 19:53:34

    凌馬「いって~...」
    渚「凌馬...」
    凌馬「ふぁいっ!!?」
    海・遊・春「ブーwwwwww」
    逸樹「笑ってはいけないだろ。」
    海翔「え?笑ってはいけない2○時なの!?」
    逸樹「え?違うけど...したいの?」
    渚「したい。殴りたい。」
    5人「えええええ!?」


    ーーーーーーーーーーーーーーーー
    逸樹「逸樹です。次回は。」

    逸樹「俺、【六月逸樹の憂鬱】と」

    逸樹「【7人の写真】等でお届けしまーす。」

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