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両さん結婚の巻

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  1. 1 : : 2016/08/18(木) 22:03:16
    どうも!ファイターという者です。

    SS初心者です。
    内容は両さんと纏のギャグ&ラブコメでいきたいと思います!
    初心者のため不慣れな点があると思いますが温かい目で見守って下さい(´・_・`)
    それではどうぞ!
  2. 2 : : 2016/08/18(木) 23:30:03
    中川「先輩、なにやってるんですか?」

    両津「見ればわかるだろ、プラモを作ってるんだよ」

    そう言って両津はプラモを塗装する

    ???「随分と早いじゃないか」

    両津「まあな、部長の目を盗んでは作らなきゃいかんから、こうして朝早くから
    派出所にいけば部長くるまでは好きなだけヤリ放題ってわけ…って部長!」

    両津「いらしたんですね、気付きませんでした!」

    部長「この大バカ者め!勤務中にプラモやるやつがどこの世界にいる!」

    両津「へへへ、ここにいます」

    部長「馬鹿もんが!!!!」

    部長「まったくなんてやつだ」

    部長「まあいい、両津お前はしばらく謹慎だ」

    両津「え、」

    中川「先輩!今度はなにをやったんですか!」

    麗子「リョーちゃん、ちゃんと話して」

    両津「さあ?なんことだかワシにはサッパリわからんぞ」

    部長「お前の始末書の数があまりにも多くて本庁で問題になっている」

    中川「いったい何枚なんですか?」

    部長「100000枚だ」

    麗子「ええ!?」

    中川「ギネスブックに乗るほどの量ですね」

    両津「うーむ、思えば今まで本庁を爆破したりしてるからな、まさか100000枚とは」

    部長「本庁で話し合った結果、お前を謹慎処分にすることになった」

    部長「というわけで、もう帰れ」

    両津「しょうがない、謹慎中は超神田寿司で働くか」





    葛飾署内




    両津「というわけで、超神田寿司で働かせてくれ」

    纏「いいよ、婆ちゃんからOKもらったし」

    檸檬「そしたらカンキチに毎日会えるのう」

    纏「檸檬、なんでいるんだい?」

    檸檬「弁当届けに来た」

    纏「ありがと」

    両津「そうと決まれば早速、超神田寿司に先に帰ってるよ」

    檸檬「カンキチ、一緒にかえろう」

    両津「おう!」
  3. 3 : : 2016/08/18(木) 23:35:54
    初めての投稿でした
    できれば期待お願いします!
  4. 4 : : 2016/08/18(木) 23:55:01
    期待!こち亀大好きです!
  5. 5 : : 2016/08/19(金) 00:07:53
    >>4ありがとうございます!
  6. 6 : : 2016/08/19(金) 00:24:57
    纏と檸檬押しですね
    いいと思うよ
  7. 7 : : 2016/08/19(金) 02:38:48
    >>6ありがとうございます!
  8. 8 : : 2016/08/19(金) 02:39:49
    >>7誰だお前
  9. 9 : : 2016/08/19(金) 02:43:51
    >>6ありがとうございます!!
  10. 10 : : 2016/08/19(金) 02:44:27
    >>7多分あなたに言ってませんよ(´・・)
  11. 11 : : 2016/08/19(金) 03:10:13
    檸檬「ただいま!」

    夏春都「おかえり、ん?なんだ勘吉もいたのかい」

    両津「なんだとはなんだ」

    両津「それより夏春都、おりいって頼みがあるんだが」

    夏春都「ん?なんだい」

    両津「いきなりなんだがワシに独立店任せてくれないか?」

    両津「なに、売り上げならまかしとけ(フフまあ、外人にはちょっと高くうるがな)」

    夏春都「いいよ」

    両津「よっしゃー!」

    夏春都「ただし!!!」
  12. 12 : : 2016/08/19(金) 12:01:48
    夏春都「1つだけ条件がある」

    両津「ム、なんだ?」

    夏春都「纏もいっしょに行ってもらうよ」

    両津「な、なにー!?」

    夏春都「あんたの事だから何しでかすかわからないんだよ、
    外国人のお客に本来の値段よりも高値で売ったりするかもしれないからね」

    両津「なんて感の鋭いババアだ」









    纏「えー!!あたしが勘吉と同じ店で働くのかよ」

    夏春都「しょうがないよ、勘吉1人に任せてられないからね」

    夏春都「どうしても、見張り役が必要なんだよ」

    夏春都「檸檬や年寄りのわたしより若くて勘吉より強い纏のほうがいいだろ」

    両津「どんだけワシを信用してないんだよ!!」

    檸檬「しかたない、カンキチには前科があるからのう」

    両津「う、それを言われると何も言い返せないな」

    夏春都「纏、やってくれるね?」

    纏「わかったよ婆ちゃん」

    纏「そうと決まれば、勘吉明日ははやいからな!!」

    両津「はいはい」









    纏「勘吉!!朝だ起きろ!!」

    両津「もう朝かよ」

    纏「早くおきな!河岸に遅れるよ!」

    両津「おっと、そうだった」





    数時間後





    纏「すごいな勘吉10000円のネタを2000円にまで値下げるとは」

    両津「これくらい朝飯前よ!!」

    纏「ついたよ」

    両津「よし、さっそく準備するか!」

    ガラガラガラ!

    両津&纏「いらっしゃい!!」

    そういいつつも時間はどんどん過ぎてゆき気が付くと夜になっていた

    纏「ただいまー」

    檸檬「おかえりなのじゃ」

    夏春都「おかえり、どうだったかい?」

    両津「順調だ、このままいけば本店よりもかせげるかもしれん」

    夏春都「纏、勘吉が悪さしてなかったかい?」

    纏「なにもやってないよ」

    夏春都「ならいいんだけどね、両津家の人間はあなどれないからね」

    夏春都「明日からもたのんだよ」

    両津「わかった」








    纏「勘吉、今日は早かったな」

    両津「夏春都に叩き起こされたらな」

    纏「それにしても、勘吉のおかげでまた安く買えたよ」

    両津「ちょっとここで止まってくれないか」

    纏「なんで?」

    両津「ちょっと、用事があってな、大丈夫10分で戻ってくる」

    纏「はやくしろよ」

    纏「それにしても何の用事だろう、パチンコなんかまだやってないだろうし」

    両津「ただいま」

    纏「なにしてたんだ?」

    両津「ちょっと墓参にいってきた」

    纏「ふーん(ボサン?)」







    纏「なあ、婆ちゃんボサンってなんなの?」

    夏春都「墓参りのことだよ」

    纏「え、」
  13. 13 : : 2016/08/20(土) 08:25:54
    夏春都「どうしたんだい?」

    纏「いや、なんにもないよ」

    纏「(勘吉は誰の墓参りに?)」




    次の日



    部長「やあ、擬宝珠君」

    麗子「まといちゃん、どうかしたの?」

    纏「実は昨日、勘吉が墓参りに行ったんだけど誰の墓参りかわかるか?」

    麗子「両ちゃんがお墓参りいくような相手はいたかしら?」

    部長「昨日行ったんだな」

    纏「はい」

    部長「おそらく南部刑事の墓参りだ」

    纏「南部刑事?」

    部長「両津が一時期刑事だったころの上司だった人だ」

    部長「しかし、犯人確保の際に撃たれてしまいそれが元で殉職してしまった人だ」

    部長「昨日が命日だったんだろう」

    部長「そして両津もそれがきっかけでこの派出所に戻ってきたんだ」

    纏「……勘吉」







    纏「なあ、勘吉」

    両津「なんだ?」

    纏「勘吉、昔刑事だったんだね」

    両津「昔の事だ」

    纏「でも、よかったのかよせっかく昇進したのに」

    両津「いいんだ、それにあのまま刑事を止めてなかったら
    ワシは纏や檸檬、超神田寿司のみんなにあうことがなかったんだぞ」

    纏「そうだな!」

    両津「ワシはもう寝るぞ、明日も早いからな」

    纏「おやすみ」

    両津「おやすみ」

    そう言うと両津は纏の部屋から出ていった

    纏「やっぱあんたはいい人だよ…勘吉」

    檸檬「なんじゃ纏、勘吉の事が好きなのか?」

    纏「そんなんじゃねぇよ、照れるだろ!ってうわぁ!檸檬いたのかよ!」

    檸檬「さっきからいたぞ」

    纏「どうしたの?」

    檸檬「本を読んでくれんかのう」

    纏「いいよ」



    纏が本を朗読して檸檬に聞かせる



    檸檬「今日はこれくらいにいとくかの」

    纏「わかったよ、じゃあ檸檬おやすみ」

    檸檬「纏」

    纏「ん?」

    檸檬「纏が勘吉いらぬのなら檸檬が勘吉と結婚してもいいぞ」

    纏「でも檸檬が結婚できる年になった時には勘吉もおじさんだぞ」

    檸檬「愛に年の差など関係ないとテレビでやってたぞ」

    檸檬「勘吉はいい人なのにみんな悪いところしか見てないから
    勘吉の本当の良さがわからないのじゃ」

    纏「まあね、半分悪いけど半分すごくいいやさしいからな」

    檸檬「そうじゃのう」

    纏「じゃ、あたしも寝るよ」

    檸檬「おやすみ」

    纏「おやすみ」



  14. 14 : : 2016/08/21(日) 13:31:36
    すいません!
    途中で投稿したままでした
    以後気を付けます!
  15. 15 : : 2016/08/25(木) 23:22:48
    そう言って纏は檸檬の部屋から出る

    纏「檸檬のやつ勘吉と結婚したいのか〜」

    纏「あたしもねるか」







    両津「おはよう纏」

    纏「おはよう勘吉」

    夏春都「勘吉、纏ちょっときな」

    両津「なんだ夏春都」

    夏春都「支店を任せて3日たったが調子はどうだい?」

    両津「順調だ、売り上げも安定してきたし」

    夏春都「じゃあ、他の者に任せても大丈夫だね」

    夏春都「勘吉、お前は今日からここで働いてもらうよ」

    両津「わかった」

    夏春都「ちなみに纏」

    纏「なに?」

    夏春都「勘吉がなにか悪さしていたかい?」

    纏「なにもやってないよ」

    夏春都「そうかい、ならいいけど」




    こうして両さんは謹慎が解けるまで超神田寿司で働いたのでたる



    中川「よかったですね先輩、謹慎が一ヶ月ですんで」

    両津「クビになったら超神田寿司で働こうと思ったんだけどな」

    纏「そしたら、檸檬が喜ぶよ」

    纏「それに勘吉はお客さんから人気があるからな」

    麗子「それにしても、始末書100000枚でよくクビにならなかったわね」

    部長「犯人の検挙率が高いからな、特例ということで認められた」



    プルルルルル


    麗子「はい、こちら公園前派出所」

    麗子「はい、はい、直ちに向かいます」

    部長「どうしたんだ、麗子君」

    麗子「大変です、駅前の銀行に強盗が入った模様です」

    部長「直ちに出動だ!」

    強盗A「動くな!動くと撃つぞ」

    部長「要求はなんだ」

    強盗はB「要求を言うからお前ら警察の中から2人こっちへ来い!」

    部長「よし、両津とりあえずお前は決定だ」

    両津「部長ひどいです、何故ワシなんですか」

    部長「お前なら撃たれても大丈夫だろう」

    両津「そ、そんな〜部長ひどいですよ〜」

    部長「いいから、早く準備しろ!」

    部長「う〜ん、あと一人は誰にしようか」

    纏「あたしが行きます」

    部長「擬宝珠君!」

    麗子「そんな纏ちゃん、危険よ」

    中川「そうですよ、ボルボさんや左近寺さんとかもいることですし」

    纏「大丈夫だよ、防弾チョッキだってきてるし」

    纏「それに、犯人がシビレを切らしたらなにをするかわからないからね」

    纏「行こ、勘吉」

    麗子「気を付けてね」

    部長「2人決まった、今から向かわせる、人質を開放してくれ!」

    強盗A「よーし、こいつ以外は開放してやる」

    強盗B「行け!」

    そう言って人質が開放されていく

    部長「よし、2人とも行ってくれ」

    2人が犯人の元へ行く

    纏「子供も開放しろ!」

    強盗A「悪いがそれはできねえな、下手に抵抗されると困るからな
    そういう事に関してはガキが使いやすい」

    纏纏「ああ、そうかよ!」

    そう言って纏は自分の履いている靴を犯人Aにぶつける

    強盗A「な、なんだと」

    そう言って犯人Aは倒れて子供が逃げる

    両津「よく、やった纏!」

    強盗B「テメェ、ふざけんな!」

    強盗Bはそう言って纏に拳銃を撃つ

    バアアアアン!

    銀行内に銃声が響きわたる

    部長「今の音、まさか!」

    両津「ま、纏」

    纏の血が床に落ちる

    両津「纏!」

    強盗B「ハアハア、ざまあみやがれ!」

    部長「突撃!!」

    銀行に向かって機動隊が一斉に走る

    両津「テメェ!」

    強盗B「うわっ!」

    両津は怒りにまかせて強盗を殴りまくる

    機動隊が両津達を見つける

    機動隊A「強盗犯とさきほど入っていった警察官二名発見!
    婦警が一人負傷を負っています!」

    部長「もう一人の警察官はどこですか」

    機動隊A「発見した際に強盗犯の一人を何回も殴って
    抑えました」

    部長「そうですか」

    麗子中川「纏さん」

    中川達が纏に駆け寄る

    纏「大丈夫かすり傷だから」

    纏「それより、強盗犯は」

    中川「それなら大丈夫ですよ、一人は気絶していたので」

    纏「もう一人は?」

    中川「もう一人は纏さんが撃たれたショックで先輩がボコボコに
    してしまって、しばらくは病院暮らしだそうです」

    纏「……勘吉はどうなったんですか!」

    中川「先輩は部長と一緒に署長室に呼びだされたので、そちらに向かいました」

    麗子「両ちゃんすごかったわ、機動隊の人に止められても
    それを振り払って強盗犯を殴りまくってたもの」

    中川「5人がかりでやっと抑えられましたよ」

    中川「謹慎が解けたばっかりなので、もしかしたらクビになってしまうかも」

    纏「そんな!」

    中川「今は待つしかないようですね」
  16. 16 : : 2016/08/25(木) 23:23:21
    投稿遅れてすいません!
  17. 17 : : 2016/08/25(木) 23:34:07
    皆さん是非コメントなどお願いします!
  18. 18 : : 2016/08/25(木) 23:35:06
    すいません↑のやつわたしのですので
  19. 19 : : 2016/09/01(木) 15:28:28


    数時間後

    中川「署長!先輩は!?」

    署長「なんとか、首の皮1枚繋がったよ謹慎ですんだ」

    署長「だが、次に同じようなことがおこったらクビだそうだ」

    中川「よかったですね先輩」

    両津「まあワシの運がよかったからな!」


    纏「……勘吉」

    両津「纏、大丈夫か?」

    纏「かすりきずだから大丈夫だよ」

    両津「なら良かったよ」

    纏「それよりも、あんたまたあたしを……」

    両津「気にするなよ、クビは免れたんだし」

    両津「それより、また超神田寿司に世話になっても大丈夫か?」

    纏「ああ、いいよ」


    擬宝珠家


    夏春都「勘吉また謹慎になったのかい今度はなにをしたんだい?」

    纏「違うよ婆ちゃん、勘吉はあたしが撃たれたから
    それで怒って犯人をボコボコにして謹慎になったんだよ」

    夏春都「なに?本当かい、勘吉」

    勘吉「まあな、かすりきずじゃなかったらワシは警官を辞めてたよ」

    夏春都「辞めてどうするんだい」

    両津「決めてないがこの町からは出ていこうと思ってはいるよ」

    両津「かすりきずだったから、辞めずに住んだがな」

    檸檬「また、勘吉といっしょじゃな♪」

    両津「また世話になるよ」
  20. 20 : : 2016/09/01(木) 15:45:12
    投稿が遅くなって申し訳ごさいません!
    今回は時間の関係の為量が少ないです!
  21. 21 : : 2016/09/13(火) 20:49:43
    両津「へい、おまち」

    客「うまい!やっぱり超神田寿司の寿司はうまいなあ」

    両津「いやーありがとうございます」



    ガラガラガラ!!


    両津「らっしゃい!」

    本田「せーんぱい、がんばってますか?」

    両津「なんだ本田かよ」

    本田「なんだとは失礼ですね!」

    両津「なに食うんだ?金はあるだろうな?」

    本田「ちゃんとありますよ、給料日なので」

    両津「んで、なに食うんだ?」

    本田「じゃあ、大トロで!」

    両津「ほらよ」

    本田「うーん!うまいなー」

    両津「あたりめーよ!」



    数十分後


    両津「合計40000円だ」

    本田「はーい」

    本田「ごちそうさまでした〜先輩がんばってください」

    両津「おう」

    夏春都「勘吉、あとであたしの部屋に来な」

    両津「わかった」
  22. 22 : : 2016/09/13(火) 20:52:49
    期待しています
  23. 23 : : 2016/09/20(火) 19:40:56
    >>22ありがとうございます!!
  24. 24 : : 2016/09/20(火) 19:55:02
    期待してます
    ぜひ完結させてください
  25. 25 : : 2016/09/20(火) 23:07:36
    両津「なんだ、夏春都」

    夏春都「きちんとおとしまえつけてきたのかい?」

    両津「なんのことだ?急にヤクザみたいなこと言って」

    夏春都「とぼけるんじゃないよ、纏を撃ったやつはどうなったんだい」

    両津「当然逮捕だが、その前にワシがボコボコしてやったよ」

    両津「もし纏が、死んでたら、ワシも今頃は刑務所行きだったよ」

    夏春都「縁起が悪いことを言うんじゃないよ」

    両津「話はそれだけか?」

    夏春都「まあね、」

    両津「じゃ、ワシは行くよ」

    夏春都「勘吉」

    両津「なんだ?」

    夏春都「……いや止めておくよ、勘吉にはまだ無理かもしれないからね」

    両津「止めておいてそれはないだろ、言ってくれよ」

    夏春都「おや、あんな所に1万円が落ちてるじゃないか」

    両津「え!?どこどこ?」

    夏春都「そんなものは無いよ、やっぱり止めとくよ」

    両津「くそ〜騙しやかったなー」



    擬宝珠家夜ご飯


    桔梗(母親)「纏、傷は大丈夫なの?」

    纏「大丈夫だって、かすり傷でみんな大袈裟だよ」

    蜜柑「ダーッダッダー」

    檸檬「蜜柑も心配しておるぞ」

    纏「あたしより犯人の方が心配になるよ」

    纏「勘吉がボコボコにして病院送りなんだろ、それも喋れるかわからないほど」

    ヨロシク(父親)「そりゃあすごいな」

    夏春都「かわいい孫娘を撃つような奴を心配する必要はないよ」



    次の日
    派出所



    麗子「それにしてもかすり傷ですんで本当によかったわね」

    中川「銃声がなったときみんな2人を心配してましたからね」

    纏「ごめんごめん、油断してたからさ」

    纏「つっても勘吉は「お前は地味に悪運が強いからな」っ言ってたけどな」

    中川「でも、なんやかんやで先輩が一番心配してましたけどね」

    麗子「機動隊が5人がかりで止めて落ち着いたかと思ったら「中川、麗子……
    ワシは纏が死んだらおそらく刑務所にはいる事になる」って言ってたのよ」

    中川「かすり傷って知った時誰よりも安心してたのが先輩ですからね」

    纏「勘吉そうだったのか」

    麗子「纏ちゃんは幸せ者ね」

    纏「なんで?」

    麗子「あの両ちゃんが心配するほどなのよ」

    中川「先輩ああ見えてやさしいところもありますからね」

    纏「まあね、家じゃ檸檬と蜜柑にかなりやさしいからね」

    纏「(勘吉の奴そんなに心配してくれたのか)」



    古い工場


    男A「あいつら、みすりやがった」

    男B「どうするんだ?」

    男C「決まってるだろ、昨日の強盗に引き続きまた強盗が来るとは思ってないだろう」

    男B「今回は準備が万端だからな」

    男A「警察め俺達の力見せてやる」



    擬宝珠家


    檸檬「これで詰みじゃ」

    両津「あああああ!」

    檸檬「勘吉は外側だけで内側はまったく空っぽじゃ、勘吉そのものじゃ」

    両津「地味に当たってる、くそ〜」



    派出所


    ぷるるるるるる

    麗子「はい、こちら公園前派出所」

    麗子「え、また強盗!?はい、昨日と同じ場所ですね直ちに向かいます!」

    中川「どうしたんですか?」

    麗子「昨日と同じところで銀行強盗だそうよ」



  26. 26 : : 2016/09/20(火) 23:10:57
    >>22期待ありがとうございます!
    失踪なんて絶対しません!
    せっかく楽しみにしてもらってる人に失礼なので!
  27. 27 : : 2016/09/20(火) 23:18:30
    原作のこち亀がついに終わってしまいましたね
    本当に心に穴が空いたような感覚です
    泣けてきます
    秋本先生、お疲れ様でした
  28. 28 : : 2016/10/05(水) 23:18:44
    部長「まさか、同一犯か!?」

    中川「わかりません、けど急ぎましょう!」





    現場

    部長「犯人の要求は?」

    中川「それが昨日捕まった仲間の解放とそして昨日人質になった警官2名だそうです」

    部長「なんだって!?」

    部長「両津の馬鹿は撃たれても大丈夫として」

    麗子「纏ちゃんまで」

    中川「昨日は先輩がいたからどうにかなったけど先輩は今謹慎中で居ないんですよ」

    纏「……勘吉」

    犯人C「おら、早くしろ!」



    そのころ超神田寿司


    両津「おい、夏春都久しぶりにニコニコ寮行ってくるから少し開ける」

    夏春都「早く帰ってきなよ」



    ニコニコ寮


    両津「いやーすまんすまん、もしもの時に押入れの中に30000円入れといたのを
    忘れていたんだ」

    寮母「また、今度顔だしなよ」

    両津「おう」

    ボルボ&左近寺「あ、両津!!」

    両津「なんだ、お前らか」

    両津「それでどうしたんだ、そんな驚いて」

    ボルボ「驚くも何も署長や部長に謹慎中にお前を外でみたら捕まえろといわれてな」

    両津「なあに!?クソ、捕まってたまるか」

    左近寺「あ、両津待て!!」

    両津「面倒事はごめんだ!!」

    両津「とりあえず駅前ら編で撒いてやる!!」



    銀行



    犯人D「はやくしねーと交換用の人質を殺すぞ!!」

    纏「あたし、行きます」

    麗子「纏ちゃん危険よ!」

    纏「人質が殺されるよりはましさ」

    纏「それに、昨日みたいな油断は絶対にしないから大丈夫」

    部長「わかったあとは、両津の代わりを誰にするかだ」

    ???「うわーどけー!!!!!」

    ガッシャーン!!!

    部長「痛ててて、誰だこんな時に!!ん?お前は両津!こんな所で何をやってる!」

    両津「ゲゲ、部長」

    ボルボ&左近寺「両津!!もう逃がさんぞー」

    ボルボ「ん?なんでこんなにも警官がいるんだ?」

    左近寺「両津が1人捕まえるのにこんなに応援は要らんだろう」

    両津「部長、なんでこんなところにいるんですか?」

    部長「昨日の強盗犯仲間が現れてお前と纏くんを人質と交換する事を要求している」

    両津「わかりましたワシが行きましょう」

    部長「しかし、お前らが行っても昨日と同じになるとは限らんぞ」

    両津「大丈夫です、ワシには作戦があるので」

    ゴニョゴニョ

    部長「ほ、本当に大丈夫なんだな」

    両津「はい、ワシに任せてください」

    部長「一応言っておくがお前は今謹慎中だから、終わったらすぐに帰るんだぞ」

    両津「はいはい、わかっていますよ」

    纏「勘吉」

    両津「おう、纏よし行くか」

    纏「大丈夫なのか?」

    両津「おう、まかせろ」

    犯人C「来たなよし行け」

    両津「いまだ撃て」

    ボルボ「まかせろ」

    バアアアアン!!

    犯人C「ぐわー!」

    地面に銃が落ちる

    両津「拳銃が無ければこっちのもんだ!」

    両津「てやー!」

    犯人C「うわー」

    中川「犯人1人確保です!」

    部長「よし、あと2人作戦通りにいってくれよ」


    回想


    部長「作戦はどんな感じなんだ?」

    両津「まず、人質がワシらと交換した瞬間にボルボが拳銃で犯人の拳銃を
    狙い撃つ、そして銃が無くなったところでワシと纏でそいつを
    中にいる犯人にバレないように捕まえる」

    両津「そして次に油断してる犯人を2人をワシとボルボと左近寺で捕まえる
    これが作戦です」

    部長「ほ、本当に大丈夫なんだろうな?」


    回想終わり


    両津「次だ、ボルボ銀行内に手榴弾を投げろ」

    ボルボ「よし、まかせろ」

    部長「なに!?手榴弾だと!?バカ、やめろ両津!」

    両津「もう、遅いですよ」

    ドカアアアン!!

    両津「いまだ行くぞ!」

    ボルボ&左近寺「おう」

    犯人D「警察が手榴弾を使いやがった」

    両津「お前ら逮捕だー」

    犯人E「うわー」

    犯人D「なんだとー」

    中川「犯人2人捕まえたそうです!」

    部長「よくやった、両津!!」


    葛飾署内


    署長「今回の一件でお前の謹慎は解除になった派出所に勤務に戻れ」

    両津「はい」

    署長「それと銀行の損害賠償と爆発で無くなった金合わせて100000000円
    お前に請求書がきてる」

  29. 29 : : 2016/10/05(水) 23:45:12
    両津「な、なんでだってー」

    署長「明日新聞1面に乗ることは間違いないだそうだ」

    部長「まったく、この大馬鹿者め!!」

    両津「部長〜助けてください〜」

    部長「自分が引き起こした事なんだ自分でなんとかしろ!
    この葛飾署のハジめ!大馬鹿者め!」

    部長「じゃあわたしは派出所に戻っているマスコミが来たらうるさいから
    外でやってくれよ」

    部長「じゃあな」

    部長は行ってしまった

    両津「犯人捕まえた時とはえらい違いだ都合良くコロコロ変わりやがって
    ワシを怒らせたらどうなるか見せてやる!」


    翌朝


    部長妻「あなた!ちょっと早く起きて!」

    部長「なんだ?」

    部長妻「家にマスコミの人がたくさん来てるのよ!」

    部長「な、なんだと!?」

    部長「なんだ!こんな朝っぱらから!」

    マスコミA「なんだもなにも昨日あんな事起こしとてよくそんな事言ってられますね」

    部長「あんな事とは?」

    マスコミA「とぼけないでくださいよ、銀行爆発させておいてそれは無いでしょう」

    部長「ど、どうゆうことだ?」

    部長妻「あなた!これ見て」

    部長「今日の新聞がらどうかしたのか?」

    部長「ん?な、なんだこれは!?」

    警察官両津勘吉作戦に手榴弾を使い銀行爆破!!

    しかし顔写真は部長であった

    上司の大原部長「彼は日頃から態度を改めるべきだ!私は上司として恥ずかしい
    かぎりです。」

    顔写真は両津であった

    マスコミA「両津さん!あなたからのコメントも是非頂きたいので」

    部長「私は両津勘吉ではありません!」

    マスコミB「その手には乗りませんよ、さあ両津さん」

    マスコミC「両津さん!!」

    部長「くそ、こうなれば両津に電話だ!」

    プルルルルルル

    両津「なんでしょーか?両津くん」

    部長「やはり、お前の仕業だな!こら早く止めさせろ!」

    両津「無理ですよ、もうニュースにも出てますしそうですね派出所に
    マスコミを連れて来ないで下さいねあと、そちらに
    請求書が来るので頑張って下さい両津君!では私はこれで」

    ブチ

    部長「あ、こら両津!!」

    マスコミE「両津さん答えてください!!」

    マスコミD「両津さん!」

    部長「両津〜!」



    翌日



    ドカアアアン!!

    爆発音とともに壊れた派出所に戦車に乗った部長が現れる

    部長「両津!!両津のゴミ野郎はどこだ!!」

    中川「世界のお金を集めにいくと先程出ていきました」
  30. 30 : : 2016/10/05(水) 23:49:08
    投稿おくれてすいません!
    今回はたくさん投稿してあり
    個人的に好きな両さんが部長を怒らせるという風に
    してみました。纏との中もジックリ近づけていこうと思ってるので
    これからもよろしくお願いします!

  31. 31 : : 2016/10/06(木) 03:14:45
    文字だけなのに全て想像出来てしまう
  32. 32 : : 2016/10/11(火) 14:50:10
    >>31ありがとうございます!
  33. 33 : : 2016/10/23(日) 01:37:03
    最高ですた
  34. 34 : : 2016/10/26(水) 01:11:39
    >>33ありがとうございます!!
  35. 35 : : 2016/10/26(水) 01:12:05
    今テスト期間なのでしばらく書けません(๑´・_・`๑)
  36. 36 : : 2016/10/26(水) 07:52:16



    次の日
    派出所




    両津「お、おはようございます部長」

    部長「なんだ両津か、世界の金を集めるんじゃないのか?
    あと10年くらいは帰ってこなくてよかったのに」

    両津「部長〜そんなこと言わないで下さいよ〜」

    部長「まったく!謹慎解除じゃなくてクビでよかったのに」

    両津「そ、そんなひどいじゃないですか〜」

    部長「うるさい!!私があの後どれだけ大変な目にあったかわかっているのか!!」

    部長「あやうく私のクビが飛ぶところだったんだぞ!」
  37. 37 : : 2016/11/11(金) 11:27:27
    追いついた!!
    更新たのしみにしてます
  38. 38 : : 2016/11/19(土) 16:58:54
    >>37ありがとうごさいます!
  39. 39 : : 2016/11/19(土) 17:00:14
    >>37
    38はわたしなので!
  40. 40 : : 2016/11/19(土) 17:01:28
    3月末まで投稿できないのですいません!
    時々投稿するかもしれないので!
    ご了承ください
  41. 41 : : 2017/01/15(日) 12:46:56
    まってます!
  42. 42 : : 2017/04/18(火) 22:02:53
    まだかー?
  43. 43 : : 2017/05/16(火) 13:55:40
    まだですか?オヨヨ…
    待ってます…
  44. 44 : : 2017/05/26(金) 22:17:04
    生存報告だけでも…!!
  45. 45 : : 2017/08/07(月) 10:15:58
    うんこ
  46. 46 : : 2017/09/05(火) 02:41:27
    …まだか……
    すでにここの存在は忘れ去られてしもうたか…
  47. 47 : : 2017/12/19(火) 10:34:34
    どうも!ストライカーというものです。私は未登録者ですがなるべくファイター氏ご本人の執筆とつながるように書きますのでどうぞ第2の結末としてあと楽しんで頂ければ光栄です。ファイター氏もご評価をお願いします。

    その夜

    両津 「今日の夜勤はわしと麗子なんだな。」
    麗子 「ええ、そうよ。夜のパトロールなんて久しぶりね~」
    纏  「よう勘吉、パトロールか?」
    両津 「おう纏、早矢はどうした?あとミニパトは?」
    纏  「早矢は今日夜勤じゃないよ。あと近いから歩きでもいいかなって」
    両津 「そうか、気をつけろよ纏」
  48. 48 : : 2017/12/19(火) 10:48:19
    纏 「ハハハ、大丈夫だって。じゃあな勘吉!」
    両津 「じゃあな纏」

    パトロール中

    纏 「ん、なんだお前ら。」
    後ろから怪しい男がとびかかってきた。
    纏 「でいっ!」
    纏はとびかかってきた男を柔道技で一瞬で倒したが、もう一人の男にスタンガンでやられ倒れた。
    男D「こいつなのか?俺たちの仲間を倒したのは。」
    男E「ああこいつだよ。俺たちの強盗団員を逮捕した婦警だ。」
    男D「こいつ以外にもまだゴリラみたいなのがいたよな」
  49. 49 : : 2017/12/19(火) 11:04:44
    男E 「ああ俺たちの標的はそいつだがこいつは奴をおびき寄せる人質として連れて行こう。」
    男D 「それにしてもこいつ相当な美人だな。」
    男E 「いいから行くぞ!」

    次の日

    両津 「何だって!纏がいなくなっただと!?」
    中川 「そうなんです。超神田寿司にもいないそうです。」
    署員 「署長!署に脅迫電話が来ていたそうです!」
    署長 「内容は!?」
    署員 「ゴリラのような警官の名前を教えろと・・・」
    署長 「まさか・・両津のことか!?」
  50. 50 : : 2017/12/19(火) 11:09:41
    次の投稿は多少遅れてしまうかもしれません。申し訳ありません。それに私の執筆は短縮バージョンですがどうぞ寛大に待っていただければ光栄です。
  51. 51 : : 2017/12/20(水) 14:07:29
    そこに再び脅迫電話がかかってきた。
    署長 「おまえが婦警誘拐の犯人か!?」
    男E 「ああそうさ。ところで奴の名は何だ?」
    両津が受話器を署長からひったくる
    両津 「それはこのわしだ!両津勘吉だ!纏をどこへやった!」
    男E 「おっとその前にお前一人で築地市場裏へ来い。私服でな!」
    両津はほかの警官にも聞こえるように言った
    両津 「分かった。築地市場裏だな!」
    電話を切ると両津は言った
    両津 「署長!築地署など他署との合同捜査願いを出してください!」
    署長 「ああ、分かった。ところで両津。」
  52. 52 : : 2017/12/20(水) 14:19:13
    両津 「はいなんでしょう。」
    署長 「どうしたんだ?いつものお前とは思えないほどの事件への対処の真剣さが見えるが。」
    両津 「署長!私は一刻も早くあいつを助け出してやりたいだけなんです!!」
    中川 「先輩・・・」
    麗子 「両ちゃん・・・」
    両津 「では部長、署長、行ってきます!」
    両津は会議室を飛び出していった
    署長 「よし、機動隊も向かわせよう。大原君、指揮を頼む。」

    築地市場裏の空き地
    男F 「待っていたぜ両津勘吉。さあトラックに乗ってもらおう。」

  53. 53 : : 2017/12/20(水) 14:34:39
    両津 「(多分こいつを吐かせても偽のアジトにわしを連れて行って逃げるだけだろう。そんなことしている間に纏が何をされるか知れたことじゃないからな。ここはおとなしく乗って奴らの本当のアジトを突き止めよう。)」
    両津はトラックのコンテナに乗り込んだ

    運転席
    男F 「ところでこいつの始末はどうする?あとなぜボスは奴の名前を聞いたんだ?」
    男G 「どうやらボスは警視庁のコンピューターをハッキングして警官の名前で一人一人の個人情報を調べて対策を練るようだ。でもってこいつの始末はコンテナ内の冷凍庫装置で急速冷凍してどこかに捨てる事になっている。」
    男F 「なるほど、それが一人目への復讐というわけか!」
    男G 「そういうことだ。そろそろスイッチを入れよう。」
  54. 54 : : 2017/12/20(水) 14:45:31
    男Gは運転席内のスイッチを押した。
    カチコチッと両津は瞬く間に凍った
    男Gは車を止め、凍った両津を隅田川に投げ捨てた。
    男G 「これで一人目は完了。そういえばパトカーからは逃げ切れたのか?」
    男F 「ああ、うんと遠回りして結局元の場所に戻るとは思われないようにしてうまく逃げたよ。」
    男G 「やったな。次はアジトに戻って二人目の婦警への復讐だ。」

    数分後・隅田川河口付近
    両津 「う~うん、ここは・・って築地のすぐ近くじゃねーか!」
  55. 55 : : 2017/12/20(水) 14:57:06
    両津は陸へ上がってからあたりのマンションを見渡すと、400mほど先のビルの16階の窓に纏の顔が見えた。
    両津 「あれは、纏!」
    両津は大体のビルの位置を把握して、近くの公衆電話で署に電話をかけた。
    両津 「署長!纏は勝どき3丁目付近の20階だてのビルの16階にいます!」
    署長 「分かった!機動隊を呼び戻す。」

    アジトにて
    纏  「う、う~んここは、ってお前ら誰だ!?」
    男E 「俺たちはあんたらのせいで無くなりかけた強盗団の残党だよ。拳銃入手ルートも絶えてしまったんでね。今復讐をしている最中なんだよ。」
  56. 56 : : 2017/12/20(水) 15:41:00
    途中で執筆者消えるSS多くないですか?
  57. 57 : : 2017/12/21(木) 13:03:41
    ホントですよね~ところで私の執筆はいかがですか?
  58. 58 : : 2017/12/21(木) 13:27:49
    纏  「何をする気だ?」
    男E 「くっくっく、もしあの男がここへ来たら奴の大好きな一万円札をばら撒き、拾おうとしてしゃがんだ瞬間に背中をナイフでザクッと刺してやる。・・さて、今ロープと手錠でベッドの上に固定されているお前への復讐はどうしよう・・・。」
    男は纏をチラリとみた後制服のボタンへと手を掛けた。
    纏  「ちくしょう、やめろ!・・・勘吉ぃ~」
    男E 「無駄だ、やつは既に仲間によって氷漬けだよ。」
    纏  「それくらいであいつがくたばるもんか!」
    男E 「何!?」

    アジトの玄関
    署長・部長「おお、両津!無事だったか。」
    両津 「無事じゃないですよ!鮪みたいに冷凍されたりして。」
    部長 「ここの16階に擬宝珠君がいるんだな。両津、お前の目の良さは半端じゃないな。」
    両津 「そうですね。ところで機動隊はどこですか?」
    署長 「それが、機動隊の装甲車が追突事故を起こしてしまってあと1時間かかるそうだ。」
    両津は声を張り上げた
    両津 「冗談じゃないですよ!!こんなことしている間にも纏が何されているか分からないんですよ!機動隊が来ないのなら私一人で行きます!」
    両津は近くの錆びたはしごを登り始めた
    署長・部長「待て両津!敵は拳銃を持っているかもしれないぞ!」
    両津は何も言わずにはしごを登り続けた。
  59. 59 : : 2017/12/21(木) 13:57:04
    両津は16階に到着すると渾身の力を込めて素手でガラスを割った。
    纏  「勘吉!」
    男E 「ふっ、来たか やはり生きていたんだな」
    両津は男Eの挑発を気にしなかった。
    両津 「貴様、許さ~ん!」
    男E 「ほれほれ、お前の好きな一万円札だ。」
    両津は自分の目の前の札束には見向きもせずに男Dのナイフを蹴り落として犯人たちに飛び掛かっていった。
    左近寺「やめろ両津!!今度はクビになっちまうぞ!」
    後を追ってきた左近寺が両津を取り押さえるが今度は効かなかった。
    左近寺「日暮、後を頼む!」
    起きていた日暮は超能力でなんとか両津をおさえた。
    機動隊員「突入!」
    別の署からの応援で機動隊が到着し、もう拳銃を持っていない犯人4人を取り押さえた。
    両津は超能力をも振り払い、纏の所へ駆け寄った。
    両津 「ま、纏 無事か?」
    纏  「ああ、大丈夫だよ。お前のおかげでね。」
    両津は纏の声を聞いた直後、魂がぬけたように壁に寄りかかり、座り込んでしまった。
    中川が小声で聞いた
    中川 「先輩はなぜ一万円札の束に見向きもしなかったんですか?」
    すると両津も疲れ切ったような小声で答えた。
    両津 「も、もちろんあいつの方が大事だからに決まってるだろ・・・。」
    中川 「ハハ、そうでしたか。」
  60. 60 : : 2017/12/21(木) 14:04:10
    次の日署にて

    纏 「いや~あたしも油断していたな~。」
    麗子「でも良かったじゃない、助かって。」
    纏 「まあね、もう少し勘吉が遅かったらあたしもヤバかっただろうね。それにしても凍っても大丈夫な上に400m先からあたしを見つけられた勘吉の身体能力はすごいね。」
    中川「纏さんはやっぱり幸せものですね。」
    纏 「え、何で?」
  61. 61 : : 2018/01/05(金) 13:20:04
    あけましておめでとうございます!遅くなりまして大変申し訳ございません。

  62. 62 : : 2018/01/05(金) 15:06:31
    麗子「だって両ちゃんからすごく大事にされているじゃない。ほら、一万円札には見向きもしなかったり。」
    中川「そうですよ。僕らは大事にされるどころかお金儲けのために何度も利用されたりしていますからね。纏さんが本当に羨ましいですよ。」
    纏 「(あいつ、そこまであたしのことを・・)」
    纏 「あ、そういえば勘吉は?昨夜うちにはいなかったけど?」
    中川「先輩なら病院で凍傷の治療を受けていますよ。体がまだ凍っているのに無茶して動いたから内出血や発熱などの症状が出ているらしいです。



  63. 63 : : 2018/01/05(金) 15:18:49
    その夜病室にて

    両津「う、う~ん おう纏、大丈夫か?」
    纏 「大丈夫だって!それより自分を心配しろよ。」
    両津「そうだな、ハハハ。」
    纏 「勘吉、お前本当にバカだよ。自分の状態も分からずに動いてさ。」
    両津「バカは生まれつきだよ。」
    纏は下を向いて少し黙った。
    纏 「や、やっぱり勘吉はかっこいいな。」
    両津「いきなり何言ってんだよ!照れるだろ。」
    纏 「本当だよ。昔のハムスター事件のときはクビ覚悟で犯人に鉄拳制裁をくらわしたりトレーラーにひかれそうになった蜜柑を助けたりした事とかね。・・・まああたしは勘吉のそんな所が好きなんだけどね。」
    両津「そうか・・。お見舞いありがとな。纏」
    纏 「うん、じゃあね。」
    纏は病室を出て行った。

  64. 64 : : 2018/01/05(金) 15:28:55
    檸檬「やっぱり纏はカンキチが好きなんじゃな。」
    纏 「へへ、まあねって檸檬!いつの間に!?」
    檸檬「ずっとさっきからじゃ。・・・やはりカンキチには纏が似合うのう。」
    纏 「なに大人っぽい事言ってんだよ。子供のくせに。  ところで檸檬、なんでここに?」
    檸檬「カンキチのお見舞いついでになかなか帰ってこない纏を迎えに来たのじゃ。」
    纏 「そうか、一人でえらいな。じゃ、帰ろうか。」

    超神田寿司にて

    夏春都「勘吉はどうだったんだい?」
    纏 「明日には退院できるらしいよ。」
    夏春都「生命力が強いのは両津家の男のとりえだからね。」
    夏春都は皮肉を込めて言った。
  65. 65 : : 2018/01/14(日) 11:54:19
    纏 「でも婆ちゃん、勘吉は何だか変わっていたよ。」
    夏春都「どんな風にだい?」
    纏 「勘吉が悪い奴らのアジトに突入した時に奴らのボスが勘吉を油断させるために一万円札をばら撒いたんだけど、勘吉はそれに目もくれなかったんだよ。」
    夏春都「・・・・。」

    次の日暑にて
    両津「ただいま帰りましたぁ 部長!」
    部長「お、退院したか。両津」
    両津「ず、随分と普通の反応ですね。私を心配してなそうで・・。」」
    部長「バカ者!!そんなわけあるか!貴様はいくらなんでもわしらを心配させすぎだ!機関銃をも密輸していた連中の懐に一人で飛び込みおって!」
    両津「すみません、体が言うことをかかなくて・・。」
  66. 66 : : 2018/01/14(日) 12:10:35
    部長「まあ、良い。お前のおかげで強盗団は完全に撲滅された上に銃器、麻薬の密輸ルートの40%を抑える事が出来たからな。  お、そうだ。今日は給料日だ。ほら、今回の功績により、本庁直々に500万もボーナスを出して下さった。」
    両津は封筒の中を見て、金額を数えた
    両津「部長、これ、普通の給料も入ってますよね?」
    部長「なんせお前は今回すごく良くやったからな。今までマイナスになっていたお前の給料を普通レベルに戻すことになったんだ。」
    両津「ありがとうございます部長!でもボーナスは結構です。」
    部長「何を言っているんだ両津、いつものお前ならボーナスでラジコンを買ったり競馬ですってしまうのに。」
    両津「いいんです。わしは警察官として同僚を助け、悪を成敗しただけですから。ボーナスはこれからの新しい犯罪に対抗するために暑の戦車隊にまわしてください。」
    部長「本当に成長したな、両津! ううぅ・・。」
    部長は涙を流し、両津の手を握った。
  67. 67 : : 2018/01/14(日) 14:59:02

    その夜超神田寿司にて
    両津「ただいまぁ!」
    纏・檸檬「おかえり勘吉!」
    両津は居間まで行くと倒れこんで寝てしまった。
    纏 「おい勘吉、疲れてんなら風呂入って寝ろよ。」
    両津「わしは眠いから纏先入っていいぞ。」
    纏 「あたしは後でいいからさ、入ってこいって。」
    檸檬「なら、二人で入ってきたらどうじゃ?」
    両津・纏「!!」
    両津「へ、へんな事を言うな!」
    纏 「そ、そうだよ檸檬。そういうこと言うのはまだ早いよ。」
    檸檬「でも時代劇では男女一緒に入る事が多いぞ。」
    両津「分かったよ!わしが先に入ってくるよ。


  68. 68 : : 2018/01/14(日) 15:06:30
    そういうと両津は風呂へ行った。

    40分後
    両津「ふう、いい湯だった。」
    そこへ突然夏春都が現れた
    夏春都「勘吉、あたしの部屋においで。話がある。」

    夏春都の部屋にて
    両津「で、話ってなんだ?」
    すると夏春都は
    夏春都「おや、そこに一万円札が落ちているじゃないか。」
    両津「だからどうしたってんだよ。第一、都合よく一万円札が落ちているわけないだろ。」
    夏春都「(よし、これなら大丈夫だろうね。)」
    夏春都「勘吉、突然だが、纏のことが好きかい?」
    両津「なんだよ急に!・・・まあ好きだけどな。」
  69. 69 : : 2018/01/14(日) 15:18:37
    夏春都「それなら擬宝珠家に婿入りして纏の婿になってくれ。」
    両津「待て待て、いきなりすぎるだろ! どうしていきなりそうなるんだよ。」
    夏春都「纏ももう21だからね。女は10代が盛りというけれどもとっくに過ぎちまったんだよ。そこらの変な男にとられるよりは男らしいお前と結婚したほうがいいと思ったんだよ。」
    両津「理由になってねえよ!わしでなくてもいいだろ!わしは一度纏と破談になったんだぞ。」
    夏春都「纏から聞いたけど、お前纏のために必死になった上に大量の万札よりあいつを取ったんだってね。今まで85年間両津家の男は勘兵衛とかろくな奴がいないと思っていたけどあたしはあんた達を見直したんだよ。・・で、どっちなんだい?なるのかならないのか。」
    両津「・・なるよ。」
  70. 70 : : 2018/01/14(日) 15:46:33
    両津「まて、又いとこどうしで結婚して大丈夫なのか?」
    夏春都「3親離れる必要があるけど、相当離れているから大丈夫だよ。」
    両津「なら良かった。」
    夏春都「そういうことで、纏にも話をつけておくよ。」
    それを聞いてすぐに両津は夏春都の部屋を出て行った

    数週間後署にて
    部長・中川「なんだって!?」
    左近寺・ボルボ・署長「両津が結婚!?」
    男子警官一同「誰となんだよ、両津!」
    両津「纏とだよ、ハハハ。」

    交通課ロッカー室にて
    婦警一同「ねえどうして?」「本当にもったいないわよ。」
    「あいつのどこが好きなの?」
    纏 「あいつは意外にまじめで一生懸命なんだ。あたしはそこに惹かれたんだよ・・。」
  71. 71 : : 2018/01/21(日) 13:57:32
    婦警(早乙女リカ)「でもいくら手を出されそうになったところを助けられたからってあいつと結婚なんて・・。まあ、私も同じようなことあったけどさ。」

    署の廊下にて
    早矢「ねえどうしてなんです!?」
    両津「い、いやこれは擬宝珠家で話し合って決めたことで・・。」
    そこへ壁を破ってマリアが出てくる
    マリア「両様酷いですわ! いきなり結婚だなんて。」
    両津「うう、苦しい・・だからこれは・・。」
    男子警官「両津って意外とライバルいたんだな。」
    男子警官「ってか、前にもこんな事無かったか?」
    麗子「いいわね両ちゃん、結婚できて・・。」
    麗子は暗い表情で呟いた
    そこへ夏春都が現れる
    夏春都「おいで勘吉、纏!両津家に挨拶しにいくよ。」
  72. 72 : : 2018/01/21(日) 14:07:54

    車内
    夏春都「今度は勘兵衛もいないといいんだけどね・・。」
    両津「まあまあ、お前らは一応兄妹なんだろ。そこまで言うなよ。おまけにあいつはわしの爺さんなんだぞ。」

    両津の回想(120巻より)
    勘兵衛「夏春都!お前だったのか!?」
    夏春都「帰るよ纏、あんな所に嫁にやれないからね!!」
    夏春都「纏が両津家の人間と結婚して擬宝珠家にいい加減な子供が生まれたら全て水の泡だよ。」

    両津は実家に電話をかける
    両津「おう、オレだよ。ちょっと結婚することになったから今向かっているよ。ん、ああ良かった。勘兵衛はいないんだな。」
  73. 73 : : 2018/01/21(日) 14:09:21
    結構原作をパクってるとこあるけど筋が通ってて面白いですね
  74. 74 : : 2018/01/21(日) 14:16:29
    両津の実家にて
    銀次(父)「まあいいんじゃないの結婚しちゃいなよ。」
    よね(母)「あたしも同意見だよ。」
    両津「さすがいい加減だな。」
    銀次「なんだと、お前もそうだろうが!」
    両津「と、とにかく話は成立だな。」
    夏春都「ところで勘吉、纏、式場はどうするんだい?」
    両津「わしは別にどこでもいいぞ。」
    纏 「あ、あたしは三平さんと同じ神田神社がいいな。」
  75. 75 : : 2018/01/21(日) 14:38:04
    両津「三平?ああ、超神田寿司の従業員か。」
    纏 「そうそう、前に結婚式行った時にあたしもここで式あげたいって思ったんだ。」

    数週間後神田神社にて
    中川「先輩、羽織袴似合ってますよ。」
    麗子「纏ちゃんも白無垢似合ってるわ。」
    纏・両津「ハハハ、そうか?」
        ・
        ・
    宮司「では皆さん、お酒をどうぞ。」
    全員酒を三口で飲み干す
    宮司「では、新郎新婦が退場します。」
    両津・纏は退場する

  76. 76 : : 2018/01/21(日) 14:51:01
    翌日超神田寿司にて
    夏春都「あんた達も結婚したことだし、支店じゃない本当の独立店を2人に任せるよ。しっかり頑張んな!」
    纏 「そういえばずっと前に勘吉がエベレストに店出して独立話がお預けになったもんな。」
    両津「今度はちゃんとした店を出すよ。安心しろ。」
    纏 「あ、そうだ勘吉。警官の方は?」
    両津「続けるつもりだよ。あと本来は夫婦の警官は部署を変えなくちゃいけないらしいが、わしはあそこに必要だし、お前もわしのストッパーとして葛飾区に留まるらしい。」
    纏 「あたしはストッパーか、ハハハ。」

    次の週の日曜日独立店にて
    部長「両津、元気にやってるか。」
    中川「いいですね、夫婦で寿司屋なんて。」
  77. 77 : : 2018/01/21(日) 14:58:05
    麗子「両ちゃんはこっちの方が向いてるわね。」
    両津「そうか?」
    部長「じゃあ早速中トロを貰おうか。」
    中川「僕は大トロで。」
       ・
       ・
    麗子「ご馳走様~。」
    両津「全部で5万2千円だ。」
    部長が5万2千円を置き、2人は店を後にした。
    麗子「両ちゃん。」
    両津「なんだ麗子。」
    麗子「・・幸せになってね。」
    すると麗子は急に駆け出して出て行った
    両津「おい何だいきなり!」
    床には麗子の涙が垂れていた
  78. 78 : : 2018/01/28(日) 12:02:57
    両津「麗子・・・。」
    両津は少し怪訝な顔をした
    両津「まあ良い、よしっ!頑張るか!!」
    ガラガラ
    両津「へい、いらっしゃい!!」
    客A「そうそう、この店が美味いんだよ。」
    客B「へぇ。」
    両津「あたぼうよ!」
    客A「あと、ここの女将さんがすごい美人でね。」
    両津「へへ、そうでもねえよ。」
    すると纏が奥から出てくる
    纏「お世辞言っても駄目だよ。  あたしはダンナのものなんだからね。」
    そういうと纏は両津の腕に抱きついた
    客A・B「いやあ、アツい夫婦だねぇ。羨ましいよ。」
    両津「(ずっと前に妄想していたことがまさか現実になろうとは・・夫婦っていいな~。)」
  79. 79 : : 2018/01/28(日) 12:17:07
    閉店後
    纏 「そうだ勘吉、新婚旅行どこ行く?」
    両津「そうだなぁ、またどこか温泉にでも行くか。」
    纏 「いいね。じゃあそうしようか。」

    数日後某温泉地にて
    両津「いい観光だったな、纏。」
    纏 「ああ、そうだな。じゃあ温泉入ってこようぜ。」
    両津「お、そうだな。」

    温泉にて
    両津「ふう、ここは結構いい湯だな。」
    纏 「よう勘吉。」
    髪を下した纏が入ってくる
    両津は突然の光景を目の当たりにして倒れてしまった
    纏 「おい勘吉、大丈夫か?」
    両津「ま、まあな。こ、ここって混浴だったのか!?」
    纏 「ま、この方が新婚旅行らしいだろ。」
    両津「お、おう。」
    両津は顔を赤くしてずっと向こうを向いていた

  80. 80 : : 2018/01/28(日) 12:28:47
    その夜部屋にて
    纏 「あ、そうだ勘吉。2人で飲もうと思って結婚祝いでもらった酒持ってきたんだけど飲む?」
    両津「飲みたい!」
    纏 「じゃ、飲もうよ。」
    そう言うと纏は旅行鞄から一升瓶を取り出し、盃に注いだ
    纏 「じゃ、2人の未来を祝って乾杯!」
    纏は盃を勢いよく両津の盃にぶつけた
    両津「おい!まだ宴会の酒で酔ってるんじゃねえか?」
    纏 「うふっちょっとね。」
    両津「なんだ、気持ち悪い声出して。」
    纏 「いや、新婚生活が楽しみでさ。」
    纏は少し動揺しているようすだった
  81. 81 : : 2018/01/28(日) 12:29:32
    お、何が起きるんだ!?
  82. 82 : : 2018/01/28(日) 12:39:59
    てゆーかこれって126巻のパクリだよね、べつにおもろいからいいけど
  83. 83 : : 2018/01/28(日) 12:52:54
    両津・纏はかなり酔ってしまった
    両津「お~い、起きろ纏。」
    両津は頬をたたいたり、纏の長いまつ毛を引っ張ったが起きなかった
    両津「だめだ、完全に轟沈している。しょうがない、布団を二人分敷いてわしも寝よう。」
    両津は布団を敷き纏を担いで布団に寝かせようとしたその時、纏が目を覚まし両津の首に体重をかけ、布団に倒した
    両津「おい、まさかお前・・。」
    纏 「まあまあ、あたしらも夫婦になったんだし良いだろ。」
    両津「だが、本当にいいのか?途中で嫌がらないでくれよ。」
    纏 「わかってるって・・。」
    そしてその夜は更けていった
              ・
              ・
              ・
  84. 84 : : 2018/01/28(日) 13:05:04
    2か月後署にて
    中川「噂知ってる?」
    寺井・麗子「何?」
    中川「纏さんが妊娠したらしいんだ。」
    婦警・麗子「うそぉ~!!そんな・・。」
    中川「何人かが纏さんが病院に入っていくところや、その方面の本買ったりしているところを見たんだって。」
    婦警「でも、いったい誰と・・?」
    中川「99・9%の確率であの人だろうけど、前にもこんな勘違いがあったから今度はちゃんと確認しよう。」
    交通課ロッカー室にて
    麗子「ま、纏ちゃん。」
    纏 「なに?」
    麗子「もしかして纏ちゃん、おめでたなの?」
  85. 85 : : 2018/02/03(土) 12:35:57
    纏 「えっ!? 何で知ってんの?」
    麗子「本当に!?・・・で、相手は両ちゃんなの?」
    纏 「うん、恥ずかしいからみんなにはギリギリまで黙っていたかったんだけどね・・。」
    纏は顔を赤くして下を向いて言った
    麗子「お、おめでとう纏ちゃん!」
    纏 「ありがと・・。」

    署の廊下にて
    男子警官一同「いいなァ両津~、このやろ憎いねっ!」
    両津「ハハ、ありがとよ。」
    男子警官A「で、その時の感想は?」
    両津「そりゃぁいいのなんのって・・へへへ。」
  86. 86 : : 2018/02/03(土) 12:46:48
    中川「やはり今度は本当だったか・・。」
    婦警「纏ちゃん意外に大胆だったのね。」
    部長「おおそうだった、擬宝珠君は来週から産休を取るらしいぞ。」
    中川「署の雰囲気が変わりそうですね。」

    超神田寿司にて
    夏春都「ようやくあたしにも曾孫が生まれるんだねぇ。」
    夏春都は軽く両津を睨みながら言った
    檸檬「無事に生まれるといいな・・。」
    桔梗「そうね。」
    両津「大丈夫だ、檸檬。安心しろ。」
    纏 「そうだ勘吉、ちょっと行きたいところがあるんだけど・・いててて・・。」
    両津「大丈夫かよ?で、どこなんだ?」

  87. 87 : : 2018/02/03(土) 12:56:37

    とある神田の墓地にて
    纏はなにも言わずに墓石に手を合わせていた
    両津「おい、これって誰の墓なんだ? 太平洋戦争で死んだお前の爺さんか?」
    纏 「違うよ、中学の同級生のだよ。」
    両津「でもなんでわざわざこんな時に墓参りなんか。」
    纏 「純くんは8年前に亡くなったんだけどね、つい最近まであたしのキツイ一言で自殺したのかと思ってたんだけどどうやら交通事故に巻き込まれただけだったらしいんだ。」
    両津「じゅ、純くん? まさかそいつって去年の神田祭に幽霊になって出たやつか!?」
    纏 「そう。で、あたしらの赤ちゃんが純くんの二の舞にならないようにってここに来たんだよ。」
  88. 88 : : 2018/02/03(土) 13:13:59
    両津「そうだったのか・・。大切な人との別れはつらいよな。」
    纏 「うん・・。」
    両津「わしも南部さんとの別れはつらかったよ・・。それで派出所に戻ってきたんだしな・・・だが纏!わしはお前とわしらの子供をそいつの二の舞にさせて死なせねぇ!そう決心したよ!!」
    纏 「勘吉・・いいこと言うね。」
    両津「じゃ、そろそろ戻ろうぜ。」
    纏 「分かった、いつつつ・・。」

    数か月後超神田寿司にて
    夏春都「じゃトメさん、任せたよ。」
    産婆のトメさん「任しときな。」
    両津「そうだ纏、これを渡しておきたい。」
    そういうと両津はお守りを渡した
  89. 89 : : 2018/02/03(土) 13:23:48
    纏 「これなんだ?」
    両津「安産のお守りだよ、金次郎(弟)の奥さんの景子さんもこれと同じ物を持っていたんだ。縁起が良いからな。」
    纏 「ありがとう勘吉。いたたた・・。」
    トメさん「勘吉、とっとと出な!」

    数十分後
    赤ちゃん「オギャア オギャア」
    両津「無事に生まれたみたいだな・・ふう良かった。」
    檸檬「よかったのう勘吉。」
    トメさん「檸檬、勘吉おいで。」
    両津「おお、こいつがわしの子か・・。」
    思わず両津は声を出した
    纏 「勘吉、名前は賢太なんかどう?」
    両津「お、いいな。」
  90. 90 : : 2018/02/03(土) 13:32:24

    数日後署にて
    麗子「両ちゃん随分変わったわね。」
    中川「そうそう、数日で株で儲けたお金をほとんど僕らへの借金返済にまわしたりね。」
    両津「おっす。」
    中川「あ、先輩!おはようございます!いや~賢太君可愛かったですよ。」
    両津「そうか、まあわしらの子だからな。」
    麗子「纏ちゃん似だからだけどね。」
    両津「うるせぇ。」
    署長「そうだ両津、今日から擬宝珠君が産休を終え、帰ってくる。あとお前は今日から署で勤務だ。」
    両津「えっ、どこの部署ですか?」
    部長「お前が500万を寄付した戦車課だ。」
    両津「やったぁ!!では早速パトロールへ行ってきます!」
  91. 91 : : 2018/02/03(土) 13:33:59
    そういうと両津は車庫へ行った
    両津「すげえ、74式戦車だ・・。」
    部長「陸上自衛隊から買い取った
  92. 92 : : 2018/02/03(土) 13:40:07
    両津「やっほう!」
    そういうと両津は引き金を思わず引いてしまい、車庫は火の海になってしまった
    部長「ばかも~ん!!!」
    纏 「こらあ勘吉!何やってんだよ!」
    両津「げっ纏!いたのか!」
    纏 「たった今来たんだよ。まったくこのどちび警官が!」
    両津「なんだとこのケツでか女が!」
    纏 「なんだとこのやろ!」

    麗子「やっぱり二人はあんな感じがいいわね。」
    中川「そうだね、ケンカするほど仲がいいっていうし。」
    麗子・中川「ハハハハ・・」
    署に二人の笑い声が響いていた・・
         終わり
  93. 93 : : 2019/01/09(水) 18:02:14
    はじめまして!
    私はユウイチというものです!
    最近新しい両さんと纏さんの小説が出ないので自分で書こうと思いました
    どうかご支援をよろしくお願いします!
  94. 94 : : 2019/01/10(木) 15:09:24
    両津:「やばい!遅刻すると部長に怒ら
    れるーー!」

    公園前派出所

    中川:「先輩遅いな〜…だから向かいに
    行きますって言ったのに…」

    部長:「今頃死んでるんじゃないか。あ
    いつは」


    麗子:「…まったく。今日は班会議だか
    ら早く来てってあれだけ…あっ
    両ちゃんきた」

    両津:「到着ーー!!両津勘吉!ただい
    ま出勤しました!」

    部長:「遅い!一体何してたんだ!」

    両津:「いや〜予定通りに寮を出たらお
    ばあさんに荷物を持ってくれと
    頼まれたもんですから…」

    部長:「そんな見苦しい嘘はどうでもい
    い。…よし、今から班会議を始
    めるぞ」

    部長:「つい最近まで、葛飾署では警察
    は市民に信頼されているのかを
    知るためにアンケートを取って
    いた」

    中川:「結果はどうだったんですか?」

    部長:「実はこのアンケートは他の署で
    も実施されてな。グラフで比較
    できるようになっている」

    部長:「おい、そこのバカ。どうなった
    と思う?」

    両津:「そりゃ、うちの署がダントツで
    トップですよ」

    部長:「…これを見ろ」ピラッ

    両津:「んげ!ダントツビリじゃないで
    すか!一体何が原因なんですか
    ね?」

    麗子:「それは多分理由は明らかよ」

    中川:「確かにそうですね」

    部長:「両津君。私たちはこのアンケー
    ト結果が出てから署長と元凶を
    どうするか話し合ってな。お前
    を無期限の謹慎にすることに決
    まった」

    両津:「えーーー!?なんで私なんです
    か!?今まで私がどれだけ社会
    に貢献してきたと思っているん
    ですか!」

    麗子:「自覚がないっていうのも恐ろし
    いわね…」

    中川:「でも部長。アンケートの結果が
    悲惨なものだったからって今更
    先輩が謹慎ってどういうことな
    なんですか?」

    両津:「そうだ中川!もっと言ってやれ
    !」

    部長:「いや、私は…反対はしたんだが
    な…力及ばず…ぅぅ…」

    両津:「(わざとらしい…)」

    部長:「…ということで両津。お前は署
    に呼ばれるまで謹慎だ」

    両津:「え、ちょっと部長!また謹慎な
    んて嫌ですよ!しかも無期限な
    んていつ呼ばれるか分からない
    じゃないですか!」

    麗子:「両ちゃん、もう無理よ。決まっ
    だことなんだし」

    両津:「麗子も反論しろよ!…部長!私
    は嫌ですからね!ここから動きま
    せんから!」

    部長:「…できれば話し合いで終わらせ
    たかったのだがな…」チャッ

    両津:「げ!銃なんて卑怯ですよ部長!
    撃たないで〜」

    部長:「うるさい!早く帰れ!本当に撃
    つぞ!」

    両津:「くっ…分かりましたよ!帰りま
    すから!」










  95. 95 : : 2019/01/10(木) 15:30:58
    両津:「それにしても参ったな…これか
    どうする…子供相手に商売する
    か?…いや、そんなことしてる
    と一生、署に呼ばれなくなって
    しまう…」

    寺井:「あれ?両さんじゃないか?こん
    なところ歩いて…またサボりパ
    トロール?」

    両津:「パトロールどころじゃねーよ。
    ついさっき、無期限の謹慎くら
    ったところだよ」

    寺井:「ぇえ!?両さんが?…まぁあり
    得なくはないか…」

    両津:「納得すんなよ。今後どうするか
    困ってんだからよ」

    寺井:「だったらまた擬宝珠さんの店で
    働かせてもらったらいいじゃな
    いか」

    両津:「まぁそれでもいいんだけどよ…
    前の騒動もあったことだし、
    あんまり頼りたかねぇんだよな
    …」

    寺井:「両さんはそっちの才能のほうが
    あるんだから行ったほうがいい
    よ」

    両津:「まぁ、そうだな。纏に頼むか。」


  96. 96 : : 2019/01/10(木) 15:42:32
    葛飾署 内部

    両津:「…というわけでだ、纏。また超神田寿司で働かせてくれ」

    纏:「お前また謹慎喰らったのかよ!…ったく、懲りねえやつだな!」

    両津:「うるせぇ!俺だって喰らいたくて喰らったんじゃねぇ!…頼む!仕事しねぇと食いもんなくて死んじまう!」

    纏:「…分かったよ。じゃあ勤務が終わるまで待ってくれよ。あと少しだから」

    両津:「サンキュー纏!助かった!」

    纏:「…ったく、しょうがない奴だな」

  97. 97 : : 2019/01/10(木) 16:01:33
    夕方

    纏:「ふーっやっと終わった…あれ、勘吉どこいった?」

    両津:「お、やっと終わったか、纏。早速お前の家行くぞ」

    纏:「あれ、勘吉って車持ってたっけ?」

    両津:「あぁ。中川の知り合いから紹介してもらってな。気に入ったから買った」

    纏:「勘吉って車買うだけの金持ってたのか?」

    両津:「失礼な奴だな。最近はギャンブルとかは一切やってないぞ」

    纏:「え!?本当か!?あれだけ給料をすぐ使っちまうやつだったのに…」

    両津:「今まで散々、人に借りて迷惑かけてきたからな。ずっとそのままにしていいはずがないだろ?」

    纏:「(勘吉も変わったんだな…)」

    両津:「何してんだ纏。早く乗れよ」

    纏:「…え?あっ、うん」
  98. 98 : : 2019/01/10(木) 22:02:40
    纏:「…で、勘吉はなんで謹慎になったんだ?しかも無期限の」

    両津:「ワシもそこんところがよく分からん。最近はあまり悪さしてないんだがな…」

    纏:「だったらなんで?」

    両津:「ま、ワシの存在自体が邪魔だったのかもしれんな、ははは」

    纏:「そんなことないって。勘吉のことを恨んでいる奴なんかいないよ」

    両津:「まぁ、どうであれしばらくは呼ばれんだろうからな。それまでよろしくな、纏」

    纏:「わ、私に言ったって意味ないだろ!婆ちゃんに言えよ!」

    両津:「急に大きい声出すなよ。…あっちょっと待っててくれ」

    纏:「商店街になんか用あるのか?」

    両津:「ちょっと頼みごとされててな。
    すぐ戻る」

    纏:「私も行くよ待ってるのも暇だし」

    両津:「すぐ戻るって言ってるのに…」

    商店街

    両津:「ようばーさん、来てやったぞ」

    商店街の人:「おぉ、よく来てくれたね。早速運んでくれるかい?」

    両津:「おう。すぐ終わらせてやる」

    商店街の人:「すまないなぇ。やっぱり両さんに頼むと速いよ」

    両津:「まぁな。他の奴らとは鍛え方が違うからな」

    纏:「いつも勘吉はこういうことしてるんですか?」

    商店街の人:「えぇ、他の店の手伝いも積極的にやってくれているからね。みんな本当に助かっているんだよ」

    纏:「へぇ〜勘吉がね…」

    両津:「ばーさん、全部運び終わったぞ」

    商店街の人:「ありがとうね。また何かあったら頼むよ」

    両津:「あぁ、いつでもいいぞ」

    両津:「よし、車に戻るぞ…纏どうした?考え込んだような顔して」

    纏:「…いや、勘吉は人の役に立っているんだなって思ってな」

    両津:「役に立つってほどでもねーよ。今まで迷惑かけた分を取り返してるって思えばな」

    纏:「そうか…」

    両津:「じゃ、そろそろ行くか」

  99. 99 : : 2019/01/11(金) 07:40:32
    擬宝珠家

    両津:「よし、着いたぞ」

    纏:「今更だけど婆ちゃんが働かせてくれるなんて保証はないぞ」

    両津:「夏春都とは長い付き合いだから心配ないだろう」

    纏:「ただいまー、帰ったよー」

    夏春都:「お帰り。ん?なんでイチローもいるんだい?」

    両津:「実は署で無期限の謹慎食らってな。住み込みで働かせて欲しいんだ」

    夏春都:「お前はなんでそんなに罰を受けるんだい。…どうしたもんかね…」

    檸檬:「ぉお!カンキチじゃないか!元気にしておったか?」

    両津:「久しぶりだな、檸檬」

    檸檬:「また働きに来たのか?だったら後でひと勝負しようぞ!」

    纏:「まずは婆ちゃんにいいって言われてからだよ」

    両津:「で、夏春都。いいのか?」

    夏春都:「…いや、駄目だね」

    両津:「ぇえ!?なんでだよ?人手も増えて助かるだろ!?」

    夏春都:「ここはお前の謹慎場所じゃないんだよ。1回目までだったら許せるけど2回目まで面倒見る気はないよ」

    両津:「じゃあワシはどうしたらいいんだよ!」

    夏春都:「お前さんだったらどんな状況下だって生きていけるだろ。…ほらほら、さっさと帰んな」

    纏:「で、でも婆ちゃん。勘吉の言う通り人手が増えた方がいいでしょ?」

    夏春都:「確かにそうだけど、だからって困ってるわけじゃない。イチローは男なんだから人に頼っちゃいけないよ」

    両津:「ぐっ…確かにその通りだ…分かったよ。自分でなんとかしてみらぁ」

    纏:「大丈夫なのか勘吉?」

    檸檬:「カンキチは働いていかないのか?」

    両津:「心配するな。人生なんとでもなる」

    夏春都:「まぁもう外は暗いし、今日ぐらいは泊まっていってもいいよ」

    両津:「本当か、それは助かる」

  100. 100 : : 2019/01/11(金) 17:41:18
    擬宝珠家 内部

    纏:「この部屋は誰も使ってないから勘吉が使っていいよ」

    両津:「あぁ、ありがとよ」

    纏:「…ごめんな、勘吉」

    両津:「きゅ、急にどうしたんだよ?」

    纏:「いや、私はてっきり婆ちゃんはいいっていってくれると思ってたからさ…
    ぬか喜びさせてごめんな」

    両津:「纏もいいって言うかわからんっていってただろ。纏が謝ることはねぇよ」

    纏:「本当に明日になったら行くのか?」

    両津:「あぁ。朝一番に出て行こうと思ってる」

    纏:「朝一番?そんなに早くなくてもいいだろ?」

    両津:「いや、働くわけでもないのに長居するわけにはいかん。」

    纏:「そうか…で、一体どうするつもりなんだよ?当てはあるのか?」

    両津:「そりゃいくらでもあるがな、夏春都も言ってた通り、人に頼ることは今回はしない。署に呼ばれるまでは別の仕事をするつもりだ」

    纏:「私は…勘吉にここで働いて欲しかったな」

    両津:「それどういう意味だ?」

    纏:「い、いや深い意味はないよ、うん!」

    両津:「そうか。じゃワシは寝るからな」

    纏:「あぁ、おやすみ」

    両津:「zzzzzzzz…」

    纏:「私は心配だよ…勘吉…」
  101. 101 : : 2019/01/11(金) 17:58:05
    擬宝珠家 夏春都の部屋

    纏:「婆ちゃん、入るよ」

    夏春都:「どうしたんだい纏?早く風呂に入って寝な」

    纏:「いや、勘吉のことなんだけどさ…
    私勘吉のことが心配でしょうがないんだよ…」

    夏春都:「さっきも言っただろう?あいつはどこに行っても生きていけるよ」

    纏:「でも、勘吉がまた無茶したら…」

    夏春都:「…そんなに心配ならあいつについていったらどうだい?」

    纏:「え!?勘吉に!?私が!?」

    夏春都:「イチローが心配なんだろ?お前があいつの面倒を見てやればいい」

    纏:「でもうちの店が…」

    夏春都:「なに、一人いなくなったからといって店が潰れるわけでもない。心配しないで行ってきな」

    纏:「…うん、分かった。私は勘吉についてくよ」

    夏春都:「今日はもう遅いから明日イチローに言いな」

    纏:「分かった。もう寝るよ。おやすみ」

    夏春都:「纏、あともう一つ」

    纏:「なに?」

    夏春都:「あいつが襲ってきたら迷わず動けなくさせていいからね」

    纏:「…………。」
  102. 102 : : 2019/01/11(金) 22:17:08
    翌日 朝

    両津:「んあ…もう朝か…早く支度して出発せんとな…」

    纏:「勘吉!!」

    両津:「ど、どうした纏!?いきなり部屋に入ってきて」

    纏:「私も勘吉についていくからな。早く起きろよ」

    両津:「ちょ、ちょっと待て。なんで纏がついてくるんだ?」

    纏:「勘吉一人じゃ何するかわからないだろ。私が面倒見てやるんだよ」

    両津:「だ、大丈夫だって。なんとかするから」

    夏春都:「つべこべ言わずに連れてくんだよ」

    両津:「夏春都まで!いったいどうしたんだよ?」

    夏春都:「纏がお前のことが心配でたまらないっていうから、だったらついていけばいいんじゃないかって私がいったんだよ」

    纏:「ば、婆ちゃん!それはいわなくていいよ!」

    両津:「そんなに心配されちゃ何も言えないな…分かった、纏。大変だろうけどよろしくな」

    纏:「大変なのは勘吉も一緒だろ。この恩は必ず返してもらうからな!」

    両津:「あぁ。約束してやる」


  103. 103 : : 2019/01/12(土) 08:49:57
    擬宝珠家 玄関

    両津:「それじゃ、行ってくる」

    夏春都:「分かってると思うけど、纏を危険な目に合わせたら承知しないからね」

    纏:「大丈夫だって。自分の身は自分で守るから」

    両津:「信用無いな…そういや纏、署に休むって連絡しなくて良いのか?」

    纏:「あっ忘れてた!勘吉、途中署によってってくれるか?」

    両津:「この先が心配になってきた…」

    檸檬:「カンキチーーー!!」

    両津:「檸檬!起きてたのか?」

    檸檬:「カンキチ、纏と駆け落ちするのか?」

    両津:纏:「ちげーよ!」

    夏春都:「纏はイチローが心配だからついていくんだよ」

    檸檬:「なるほどの〜…なるべく早く帰ってくるのじゃぞ」

    両津:「謹慎が解けたらな」

    夏春都:「さぁさ、早く行くんだよ」

    纏:「うん、行ってくるよ」
  104. 104 : : 2019/01/12(土) 12:56:14
    公園前派出所

    中川:「先輩、今頃なにしてるのかな…」

    麗子:「さあね、でもまた何かやらかしてるのは間違いないわね」

    部長:「あいつのことだ、パチンコと競馬しかやってないだろう」

    中川:「でも最近、パチンコ屋に行くのは見たことないですよ」

    麗子:「確かに。いつもだったら勤務中にラジオで競馬中継聞いてるのにね」

    部長:「あいつがか?両津からギャンブルを取ったら何も残らないぞ」

    中川:「借金取りもここ最近全く来ないし…」

    麗子:「商店街の借金ならもうとっくに返済したって言ってたわよ」

    部長:「だったらなぜ私に言わんのだ?」

    中川:「部長のストレスを発散させるためじゃないですか?」

    麗子:「でも部長、本当におかしいわよ。今更謹慎だなんて…」

    部長:「両津には署長と話し合ったと言ったが、本当は署長に上からのお達しだとしか…」

    中川:「なんか裏がありそうですね」

    麗子:「そうよ、じゃなきゃこんなの理不尽すぎるわよ」

    部長:「か、考え過ぎじゃないか?」

    中川:「ちょっと詳しく調べてきます」

    麗子:「私も行くわ」

    部長:「お、おい!まだ勤務中…」

    部長:「…行ってしまった…私ももう一ど署長の所へ行くか」
  105. 105 : : 2019/01/12(土) 21:49:07
    纏:「ここで待っててくれよ」

    両津:「早くしてくれよ。見つかるとやばいから」

    纏:「分かったよ」

    両津:「…さて、これからどうするかな…いっぺん高い所登って考えっかな」

    10分後

    纏:「終わったよ。親戚が危篤で長期間休むって言っておいた」

    両津:「勝手に親戚を危篤にするなよ…」

    纏:「しょうがないだろ、まさか、勘吉についていくだなんて言えるか?」

    両津:「そりゃそうだが…まぁいい、今から行く所は決まった」

    纏:「どこ?」

    両津:「スカイツリーに登ろう」

    纏:「スカイツリー?なんでそんな所に行くんだよ?」

    両津:「ワシはまだこれからどうするか決めかねているからな。高い所から日本を見下ろして今後のことを考えてみることにした」

    纏:「…ったく、めちゃくちゃだな」

    両津:「こういう事についてきてくれるのは纏だけだよ」

    纏:「ばっ…褒めたって金はやらないからな!」

    両津:「はは、そんなのいらねぇよ」

  106. 106 : : 2023/01/15(日) 14:27:48
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