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人類VSゴジラ プロローグ
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- 1 : 2016/07/30(土) 11:33:37 :
- ゴジラ・・・それは破壊神でもあり、創造神でもある…これは圧倒的な力を持ったゴジラに立ち向かう壮大な人類の物語である………
「GODZILLA」
ヒュルルルルルル
フィリピン諸島上空
「……」
ヒュルルルルルル
「アルミン博士!お会いできて光栄です。私はグリシャ・イェーガーと言います。言っておきますが酷い有様ですよ…放射線レベルの高い場所が先月見つかって、ウラン鉱脈じゃ無いかと喜びました」
「しかし…谷底が下の洞窟まで抜け落ちてしまいました。そして、我々が調査に行った結果ありえないものが見つかったのです……」
「その、「ありえないもの」…とは?」
「大昔に死んだはずの…イヤ、存在すら危うい「神」とも言える存在…」
「ゴジラの……卵………?」
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- 2 : 2016/07/30(土) 11:37:48 :
- 「そんな…!ゴジラは……!」
「私だって信じたく無いです…!しかし…」
「クソッ…!」
「また………人類は……!ゴジラに……蹂躙されてしまう…!」
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- 3 : 2016/07/30(土) 11:50:16 :
- 「とにかく…その卵のところまで、連れて行ってください!この目で…確認したいんです…!」
「…わかりました。準備をします」
「…ありがとうございます……!」
(この目で…確認しなければ…本当にゴジラの卵だとしたら…人類に何ができる?昔のように多くの人々が殺されてしまうだけだ…!即急に手を打たないと…)
時を遡ること80年前…人類は戦争の真っ只中だった。その時突如現れたゴジラによって多くの人々が殺害された…。
ゴジラに核を…弾丸を…ミサイルを…できる限り手を尽くしたが、その圧倒的な力の前ではん無力だった。
しかし、ゴジラが光線を放とうとした時、1人の勇敢な兵士が…自分の命を犠牲にして、車でゴジラの口に突っ込んだのだ。
光線はゴジラの中で放たれ、ゴジラは木っ端微塵になった。
これで人類は安息の日々を取り戻すことに成功したと…誰もがそう…思っていた。
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- 4 : 2016/07/30(土) 12:04:09 :
- 薄暗い谷の底では一人一人の息をする音が明確に分かる。足にはやけにゴツゴツした石が並んでおり、歩くのには一苦労だ。
「まだ…ですか……?」
息を切らせながら話しかけたのはアルミン博士だった。彼は天才科学者と世界中から高く評価されているが体力には自信が無いようだ。
「我々が発見したところはこれよりまだ、八百メートルのところにあります」
答えたのはグリシャだった。
「よく…そんなとこで、発見でき…ましたね…」
アルミンはもはや話すのも楽では無いように見える。
「偶然調査を進めていると同時に発見できましたからね…。このタイミングで発見できたのは幸運でしたかね」
グリシャは微笑しながら答える。
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- 5 : 2016/07/30(土) 18:39:54 :
- 「それが吉と出るか…はたまた凶と出るか…」
アルミンがそんな考え事をしている間に連中は卵の前に到着していた。
「アルミン博士、着きました」
グリシャが低めのトーンで言葉を発する。
大きさ…10メートルは有ろうか…その大きさにアルミンは「何か」に気づく。
「おかしい…大きすぎるんだ…!ゴジラの全長はビルより少し大きい程度なはず…しかしこの卵の大きさで成長したら…ビルより一回り大きいぐらいの大きさじゃ済むわけが無い!」
アルミンは少し興奮してそう言い放った。
「落ち着いてください、博士。それよりもこの卵…どうしますか?」
グリシャは困った表情で言った。
「あ、ああ。すまない…少し混乱していたようだ…この卵の事は僕たちだけの事にしといてくれ。」
「そして…この卵は……」
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- 6 : 2016/07/30(土) 18:46:33 :
- あの後…卵は溶岩に捨てられた。
溶岩の何千度という温度の中では流石の卵も耐えきれないと思ったからだ。
しかし…
…溶岩の中…
ヒュウウウウ
ドクン・ドクン・ドクン・ドクン・ドクン
ヒュウウウウ
全ては……この「誤算」から…始まった…
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- 7 : 2016/07/30(土) 20:23:50 :
- ここまでがプロフィールとなります。
引き続き本編もよろしくお願いします。
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- 8 : 2016/07/30(土) 20:31:48 :
- 失礼。上のはプロローグで
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- 9 : 2016/07/31(日) 13:35:43 :
- 期待
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- 10 : 2016/07/31(日) 14:04:24 :
- 期待です!
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- 11 : 2016/07/31(日) 20:11:00 :
- 期待です!
流石に立体起動装置だけじゃゴジラには敵いませんよねw
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