この作品はオリジナルキャラクターを含みます。
血の夏
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- 1 : 2016/07/26(火) 12:25:59 :
- どうもGF523だ
皆は「夏」、この単語に対してどういう意味を出しているのだろうか。
「祭り」、「旅行」、「遊び」、「宿題」・・・大体の人はそんな風に思っているのだろう。
まぁ、当の本人もそんな感じに思ってる。
何が言いたいかって?
「夏にはどうでもいい話をしたくなる」もんだよ。
さて、今回は、夏とは無縁の話をしよう
今回の話は「スターリングラート攻防戦」、まぁ言うなれば戦争の話だな
この夏休みの間になんとかしてこの話をしようと思う
そん時まで・・・・・・。
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- 3 : 2016/07/26(火) 18:27:13 :
- さて、早速本題に入ろう
日本なら真夏の暑さが頭上を照り付けている頃、
俺たちソ連兵は、日本なら季節外れの雪を頭上に被りながら、
ガタガタと塹壕の脇にへばりついていた。
正直に言えば今からでもこの塹壕から抜け出してベットにでも入って寝たかったが、そんなことはできるはずもなかった。
真正面に敵は見えないが、刻一刻と過ぎていく時間が俺たちの心を蝕んでいた。
「できることなら逃げたい」、そういう感情が心を支配していた。
しかしそんなことはできもしないし、できたとしても督戦隊に逃げてるところを重機関銃で容赦なく殺される。
「敵前逃亡したやつはファシストだ!!そんなやつに寝返ったらすぐに撃ち殺すぞ!!」
そんな言葉も付け加えて。
だから俺たちは、隊長に指示された地点を守るしかないのだ。
たとえどんなに絶望的な状況になっても絶対にに見捨てるなと
散々言われてきた。
数分後、伝令からあたりまえのような情報を提供された
ソ連伝兵「ドイツ装甲車軍はただいまここの塹壕から200m付近にいます。もうすぐでここを突入しにくるものだとおもわれます」
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- 4 : 2016/07/26(火) 20:51:43 :
- ソ連伝兵からの報告を聞いて指揮官は一瞬判断に迷ったような顔をしたがすぐに改まる。
ソ連指揮官「・・・・そうか、君は下がってよい」
ソ連伝兵「はっ」
そう言うと伝兵はすぐに別の陣地に移動する。
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- 5 : 2016/07/27(水) 08:09:02 :
- しばらくその背中を見守っていた指揮官だが、すぐに僕たちのほうを向いて、あたりまえのような言葉を吐きだした
ソ連指揮官「奴らの位置はさっき言ったとおりだ、これより[大祖国戦争]をはじめる!!」
一同「了解!!」
そういうと皆それぞれの持ち場へ移動した
・・・・戦いはもうすぐだ。
最悪なことに不可侵条約を破って僕らの祖国に侵攻したドイツ軍に我らが祖国の鉄槌をここで受けるのだ…
そんな風に思っていた。
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- 6 : 2016/07/27(水) 08:17:21 :
- ーーードイツ軍サイドーーー
ドイツ兵「おい、この指令大丈夫なのか?」
ドイツ伝兵「はい、このような作戦になるかと思われます」
ドイツ兵「おいおいそれはねぇだろ」
ドイツ指揮官「・・・」
俺たちドイツは奴らの塹壕の200m手前で戦車を一列に並ばせて、上官からの指示を仰いでいた。
しかし伝令からもたらされた情報は
[敵戦車、こちらに接近中、対処せよ」
という、攻勢とは何ら関係ないネズミ処理を指令されたのだった
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- 7 : 2016/07/28(木) 07:42:12 :
- そのソ連の戦車部隊は約2千
大半は初期型のT-34とKV-1なので処理は簡単だが、そのあとの指令が面倒だった
「その部隊を撃破後、速やかに反転し、スターリングラードに歩兵と一緒に突入せよ」と。
これは明らかな出撃命令であると同時に、戦車部隊の先頭を任せるというものだった。
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- 8 : 2016/07/28(木) 16:07:36 :
- ドイツ兵1「・・・・」
ドイツ兵2「面倒なものを頼んでくるなぁ、うちの指揮官は」
ドイツ兵3「第一、あんな分厚い防御線を突破するって俺達、中世の重装騎士みてぇなことしなきゃいけねぇのかよくそっ!」
そう言って近くのテーブルをたたきつける、
周りは静かになるが、結構な人に見られているので、後味は悪かった。
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- 9 : 2016/07/30(土) 15:26:02 :
- ドイツ指揮官「さて・・・気は済んだかな?もうすぐ出撃だが。」
ドイツ兵3「・・・・」
ドイツ兵3「・・・せめ・・」
ドイツ指揮官「?」
ドイツ兵3「・・せめて、この作戦が始まる前に親父に会いたかったな。[元気でやってるぞ]って会って言いたかったな・・・」
ドイツ兵2「・・・・・」
ドイツ兵3「といっても、もう無理そうだな。おい君、近くにあるワインを取ってくれんか?」
ドイツ兵1「あ、はい」
ガサゴソ・・・・・・ガタン
ドイツ兵1「はいこれ」
ドイツ兵3「ありがと」
ドイツ兵3「これが俺にとっては最後の晩餐だ、この攻勢で何人生き残るかわかんないが、もし生き残れたなら、このワインを後方司令部まで持って帰ってくれ、そん時にこのことを覚えてくれた人でいい、たのんだぞ、それじゃあ」
一同「我らに勝利を!!」
そういい、グラスを上にあげる。
その動作をした後、中にあるワインを飲み干す
その後彼らは、自身の操る戦車に体を入れ、[パンツァーフォー!]と言いながら戦車を前に走らせる。
敵陣地前で彼らが行った最後の晩餐は終わった。
後は戦いの中に身を投げ、死ぬまで全力を尽くすだけだ。
後退は許されない。
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- 10 : 2016/08/19(金) 13:08:37 :
- .....数分後
ソ連陣地の後方2000mで残存戦車部隊とドイツ戦車部隊が戦闘を開始していた。
雪が積もった平原に両軍のキャタピラ跡が埋めつくし、所々には、砲弾の弾痕と戦車の残骸が見えている。
どちらも死に物狂いで戦っているのだ。
ソ連兵1「後方200mに敵戦車!!」
ソ連兵2「装填、間に合いません!!」
ソ連兵3「敵、うって.....」
カーーーーーン
ソ連兵2「お、おい大丈夫か!?」
ソ連兵3「.......」グラッ
ソ連兵2「くそ、操縦手が頭ぶち抜かれて、死んでるぞ!」
ソ連兵1「くそ!!奴らは化け物か!?」
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
ドイツ兵2「敵戦車撃破!!」
ドイツ兵1「よし。」
ジーーーー
ドイツ兵1「こちら第1分隊隊長だ。隊長より全車につぐ。
これからは命令あるまで各個撃破に徹しろ。不用意に側面を晒すな!!」
ドイツ軍一同「了解!!」
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- 11 : 2023/08/02(水) 13:44:41 :
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2 : 2021年11月6日 : 2021/10/31(日) 16:43:56 このユーザーのレスのみ表示する
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16 : 2021年11月6日 : 2021/10/31(日) 19:01:59 このユーザーのレスのみ表示する
ちょっと時間あったから3つだけ作った
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アカウントの譲渡について
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36 : 2021年11月6日 : 2021/10/13(水) 19:43:59 このユーザーのレスのみ表示する
理想は登録ユーザーが20人ぐらい増えて、noteをカオスにしてくれて、管理人の手に負えなくなって最悪閉鎖に追い込まれたら嬉しいな
22 : 2021年11月6日 : 2021/10/04(月) 20:37:51 このユーザーのレスのみ表示する
以前未登録に垢あげた時は複数の他のユーザーに乗っ取られたりで面倒だったからね。
46 : 2021年11月6日 : 2021/10/04(月) 20:45:59 このユーザーのレスのみ表示する
ぶっちゃけグループ二個ぐらい潰した事あるからね
52 : 2021年11月6日 : 2021/10/04(月) 20:48:34 このユーザーのレスのみ表示する
一応、自分で名前つけてる未登録で、かつ「あ、コイツならもしかしたらnoteぶっ壊せるかも」て思った奴笑
89 : 2021年11月6日 : 2021/10/04(月) 21:17:27 このユーザーのレスのみ表示する
noteがよりカオスにって運営側の手に負えなくなって閉鎖されたら万々歳だからな、俺のning依存症を終わらせてくれ
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