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小泉「何この写真…?」

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  1. 1 : : 2016/07/24(日) 23:03:11

    〜Chapter2〜


    小泉「はあ…もうここに来てからわけ分かんない事だらけ」


    小泉「十神は殺されるし花村はオシオキされるし狛枝はおかしくなるし…」


    小泉「こんな時はやっぱり………写真をみるのに限るよね」


    小泉(超高校級の写真家であるアタシは写真をとるのが大好き。そして、その写真の笑顔をみるのがもっと大好きだ)


    小泉「ふふ…蜜柑ちゃん変な格好………、ペコちゃんも笑ってる、珍しい」






    小泉「あれ…?」


    小泉(何の気なしに見ていた写真……その中に2つの異変)


    小泉(その写真に写っているのは日向、十神、花村、弐大、赤音ちゃんの5人。パーティの時に撮った写真だ)


    小泉(全員笑顔なのだが…十神と花村にだけ黒い靄がかかっている)


    小泉(おかしい……アタシはこんなのでも超高校級の写真家と呼ばれている。そんなアタシが人物の写真をうまく写せないなんて)


    小泉「他の写真も見てみよう…」


    小泉「………!!?」





    小泉「これも……」


    小泉「これもこれもこれも……」


    小泉(十神と花村にだけ、どの写真も黒い靄がかかっている)


    小泉(偶然とは思えない……アタシは一心不乱に十神と花村が写る正常な写真を探す)


    小泉(確かこの写真の前は……十神のピン写……!!)




    小泉「!!!?」


    小泉「なにこの写真…?」



    小泉(やっと見つけた靄のかかっていない写真)


    小泉(ただその写真の十神は……)








    小泉(床に突っ伏し、胸から腹にかけて大量の血を流していた)



  2. 2 : : 2016/07/24(日) 23:12:01



    小泉「こ、これって……十神の死体とまったく同じだよね……?」


    小泉(こんな写真撮った…?いやいや、死体を取るなんて不謹慎なマネ、アタシはしない!)


    小泉(じゃあどうしてこんな写真が……)


    小泉「…………」


    小泉(確か……花村のピン写も撮ったはず)




    小泉(そんなはずがない……と思いながらも、)


    小泉「やっぱり……」


    小泉(花村の写真も十神と同じく死んだ時の姿……油で揚げられた姿になっていた)



  3. 3 : : 2016/07/24(日) 23:33:23


    小泉(これは、呪い?)


    小泉(いやいや…小学生じゃあるまいし)


    小泉(どーせモノクマの仕業、アタシに不快な思いをさせようとしてやったことよ)



    小泉(だから呪いなんてオカルトじみた話のはずが……)



    ピンポーン



    小泉「!!?」ビクッ


    小泉(だ…誰……?)





    花村『こんばんは、小泉さん。どう?ぼくの写真うまくとれてた?』


    小泉(ない、そんなはずはないから…)


    十神『はやく開けてくれないか?ご飯が冷めてしまうだろう』


    小泉(だから、死んだ人があらわれるわけ…)ガチャ








    日向「あ、やっとでた……って小泉顔色悪いぞ!大丈夫か!?」


    小泉「なんだ、日向か……」


    日向「なんだってなんだよ……」




    カシャ




    日向「っておい!なんで今オレをとった!?」


    小泉「………大丈夫だ」


    日向「何がだ?」


    小泉「日向は普通に写ってる…!」


    日向「おいおい普通ってなんだよ……まあそりゃ格好いいと言われても困るが…」


    小泉(きっとフィルムの調子が悪かったのね、新しいフィルムにしよっと)



  4. 4 : : 2016/08/20(土) 00:47:57

    〜食堂〜


    西園寺「おねえ遅い〜!」


    小泉「ごめんごめん…写真を見てたら遅くなっちゃった」


    罪木「はぅ……その写真には十神さんと花村さんの笑ってる姿がうつってるですね……」


    小泉「………っ」


    西園寺「おいこらゲロブタ!空気悪くなるようなこといってんじゃねーよクズ!」


    罪木「はぅうう!!す、すびばせぇん!!」ガシャーン


    澪田「おっとー!またまた蜜柑ちゃんがハレンチな転び方をしたっすー!ssじゃ伝わんねー!」


    小泉「…ふふふ」カシャ


    罪木「と、とらないでくださぁい!!」


    西園寺「そうだよおねぇ!そんな汚いもの取ったらフィルムが汚れちゃうよー!」


    小泉「どんな形でも…やっぱり写真に残っていればキレイな思い出になるから」


    西園寺「ふぅん…じゃああたしもとってほしーなー!」


    澪田「ぬぬ!じゃあ私もとるっすー!」


    小泉「わかった、わかった……ふふ」







    日向「ったく…さっきまで顔色が悪かったのが嘘みたいだな」


    七海「うん、でも…場が明るくなってよかった」


    終里「にしてもなんかやけに明るいな…誰かたりねえのか?」


    弐大「な、た、足りないわけがないじゃろ!!」


    左右田「そ、そうだ!狛枝が足りないわけ…」


    日向「そうだ…狛枝はどこにいった!?」


    左右田「ぎ、ぎくーーー!!!」



    小泉(この後は…みんなが知っているように、狛枝の置かれている状況を知り、モノクマが置いていったゲームの説明がされ、各自部屋へと戻っていった)


  5. 5 : : 2016/08/20(土) 01:05:22


    〜小泉の部屋〜


    小泉「はあ…なんだか不穏な雰囲気。あのゲームなんなんだろ…変なことが起きなければいいけど」


    小泉(気分があがらない…こんな時は今日の写真を見返そう)


    小泉(えっと確かこのフィルムの最初は蜜柑ちゃんの恥ずかしい写真だったかな…)





    小泉「!!!」




    小泉(まただ…)


    小泉(また、違う写真…!!)


    小泉(これは…腕?大きな腕の上に虚ろな目をした蜜柑ちゃんがのってる…)


    小泉「とりあえず…次の写真を…!」


    小泉(次は確か…恥ずかしい格好をした蜜柑ちゃんを唯吹ちゃんと日寄子ちゃんが笑っている写真)


    小泉「また…黒い靄が……今度は3人全員にかかってる!?」


    小泉(次…日寄子ちゃんのぴんしゃ!)


    小泉「………っ」


    小泉(磔にされてる…!?)


    小泉「次…唯吹ちゃんのぴんしゃ!」


    小泉「うぅ…」


    小泉(首吊り……)





    小泉「こんな写真知らない……こんな場面しらない!!」


    小泉(まだ花村と十神の写真は私が既に見た場麺だった)


    小泉(でもこれは……まだ見てもいない場面!!!)


    小泉(もしかして……でも、こんなの誰に相談すればいいの?正常な人ならこんなの関心をもたないよね…)


    小泉「なら…異常な人なら……?」


    小泉(あたしはひとり離れた場所に閉じ込められている〈彼〉を思い出す)





    小泉「いこう……狛枝のところに」



  6. 6 : : 2016/08/20(土) 01:29:03







    狛枝「やあ、まさか小泉さんがボクのもとに来てくれるなんて……思いもしなかったな」


    小泉「……」


    狛枝「どうやらご飯を届けに来ただけじゃなさそうだね…どうしたのかな?」


    小泉「…この写真を見て」


    小泉(あたしは十神と花村の写真を見せる)


    狛枝「おっと…小泉さん死体の写真なんか撮ってたんだね。捜査に役立てるためかな?」


    小泉「ち、違うわよ!これはね…信じて貰えないかもしれないけど、2人が死ぬ前に撮ったの」


    狛枝「2人が死ぬ前…?へぇ…それはとても興味深いね」


    小泉「……あたしが嘘をついてると思わないの?」


    狛枝「そんなこと思う筈が無い!これが超高校級の才能かぁ……すばらしいね」


    小泉(なんか気持ち悪い……けど、信じてもらえるなら……とあたしは蜜柑ちゃん達の写真も彼に見せた)


    狛枝「これは…?」


    小泉「さっき撮った写真よ……おかしいと思わない?」


    狛枝「もしかしたら……これは未来を写すカメラなのかもしれないね」


    小泉「未来…?」


    狛枝「今はコロシアイのまっただなか……こんな場面がいつ訪れてもおかしくないからね」


    小泉「でも…十神たちのは未来を写してないんじゃない?」


    狛枝「何かさ、罪木さんたちを撮るときと十神くんを撮るときで違うことはあった?例えばフィルムを交換したとか…」


    小泉「フィルム…!交換した!」


    狛枝「もしかしたら十神くんたちを撮ったときは〈過去を写すフィルム〉で罪木さんたちを撮ったときは〈未来を写すフィルム〉を使っていたのかもしれない……ちょっとボクをとってみてくれないかな?」


    小泉「は?あんたを?」


    狛枝「はは…超高校級のカメラマンのカメラにボクみたいなやつが映り込むなんて申し訳なくて仕方がないけどどうしても」


    小泉「ああもう、わかったから!」カシャ


    狛枝「どうかな?」


    小泉「……特に何もないけれど」


    狛枝「じゃあボクは死なないのか……おかしいな、ボクは希望の踏み台になるために必ず死ぬと思ったのに……ちょっとそのフィルムを取り出してもらってもいいかな?」

    小泉「わかったわ…」







    小泉「どう?」


    狛枝「……みて、ここにチャプター3と書いてある」


    小泉「チャプター3…?」


    狛枝「チャプターが何を指すのか…何かを区切っているのかな?だとすると何で区切っているのかな……」


    小泉「まさか…コロシアイ……学級裁判……?」


    狛枝「なるほど……だからチャプター3以降に死ぬかもしれない人は正常に写るってことか」


    小泉「十神たちのフィルムがチャプター1を写していたとしたら………じゃ、じゃあ今はチャプター2ってこと?」


    狛枝「まあ、このフィルムが本当に未来を写すなら…そうなるんじゃないかな。チャプター2とかかれたフィルムはあった?」


    小泉「わからない…けど、まだ何個か予備はあったはず」


    狛枝「もしチャプター2と書かれたフィルムでみんなを取れば…誰が犯人で誰が殺されるのかも分かるかもしれないね」


    小泉「確かに……そうすれば、コロシアイを事前に止められるかも」


    狛枝「はは……すごいよ、やっぱり希望の生徒はすごい!!こんな絶望的な状況で超常現象的な力を味方につけるなんて!!こんな瞬間に立ち会えるボクはやっぱり幸運だあ!!」


    小泉(まあ、もうコイツは置いておいて……とにかく今あたしができることをしよう)


    小泉(このコロシアイを食い止められるのは…もしかしたらあたしだけかもしれない…!!)


  7. 7 : : 2016/08/20(土) 01:41:13




    小泉(あれ…九頭竜?)


    九頭竜「………おい」


    小泉「な、なによ…」


    九頭竜「今すぐモノクマのゲームをやれ」


    小泉「はあ?あたし今からやらなくちゃいけないことが…」


    九頭竜「お前は人を殺した」


    小泉「!?」


    九頭竜「ゲームをやったらコレを見ろ」


    小泉「なにこの茶封筒…」


    九頭竜「とにかくやれ…じゃあな」


    小泉(なに…あたしが人を殺した?)


    小泉(もしかして…さっきの写真と関係がある?)


    小泉(とにかく…先にゲームの方をやろう)











    小泉「なに…これ……?」


    小泉(これは…あたしや日寄子ちゃんたち?)


    小泉(もしかして消された記憶…?)


    小泉(わからない……とりあえず朝になったら日寄子ちゃんに相談してみよう)


    小泉(とりあえず今日は………あった〈チャプター2のフィルム〉、これをセットして)


    小泉(とにかく…朝になるのをまとう)


  8. 8 : : 2016/08/20(土) 01:48:21

    〜次の日〜



    ピンポーン



    日寄子「なに〜朝から……っておねえかー!どこぞのメスブタだったらぶっつぶそうと思ってたのにー!」


    小泉「あ、あのさ……」


    日寄子「だ、大丈夫!?顔色が悪いよー?」


    小泉「うん……あのさ、大事な話があるの……だからさ、あのゲームをやってほしいんだ」


    日寄子「ええ!?あのモノクマが置いていったクソださいゲームを!?」


    小泉「うん…それについて話したいことがあってさ」


    日寄子「まあ…おねえがいうなら……分かったよー」


    小泉「ありがと…」


    日寄子「…………」





    日寄子「いただきー!!」ガバッ


    小泉「きゃ!ちょ、カメラ!!」


    日寄子「はーい、こっち向いてー!」カシャ


    小泉「ちょ、どうしたのいきなり!?」


    日寄子「なんかおねえが辛気臭い顔してたから〜記念に残しておこうと思って〜〜」


    小泉「もう……元気づけようとしてくれたのね、ありがとう」


    日寄子「へへ〜!」


    小泉「それじゃああたしは一旦部屋に戻ろうかな」


    日寄子「はーい!」


  9. 9 : : 2016/08/20(土) 01:56:57


    〜小泉の部屋〜



    ピンポーン



    小泉「日寄子ちゃんかな…?ビーチハウスで会うって伝えたような…」ガチャ


    左右田「おーっす!」


    小泉「…なに?」


    左右田「露骨に嫌そうな顔すんなよ!!」


    小泉「はいはい…それでなんの用?」


    左右田「みんなで海に入ろうぜ!水着きてさー!」


    小泉(楽しそうだけど…今はゲームのことの方が大事)


    小泉「ごめん、先約があるの…また今度誘って」


    左右田「まじかよ〜〜まあオレはソニアさんさえいればいいけど!」


    小泉「ほんっと男子ってサイテーね…」


    左右田「じゃあオレは他の人誘いにいってくるなー」


    小泉「あ、ちょっとまって!」


    左右田「あ?」



    カシャ



    左右田「なんでいきなり写真!?」


    小泉「ああ…無事みたいね、ただのアホズラだったわ」


    左右田「はあ!?いきなり失礼だな!?」


    小泉「じゃあね」


    左右田「スルーかよバタンッ






    小泉(よし…まだ日寄子ちゃんに会うまで時間があるから今のうちに写真を……)



    カサッ



    小泉「ん?手紙……?」


    小泉「日寄子ちゃんからだ…!ちょっと時間が早まったみたい……今からでないと間に合わないかもしれないわね」


    小泉(とりあえず…ビーチハウスに向かおう)




  10. 10 : : 2016/08/20(土) 02:22:04


    〜ビーチハウス〜



    小泉「日寄子ちゃん…?」


    小泉(まだ来てないのかな…?)


    九頭竜「……来たか」


    小泉「!?」


    小泉(な、なんでこいつが……)


    九頭竜「ゲームはやったか?」


    小泉「……呼び出したのはあんたなの?」


    九頭竜「どうでもいいだろ…ゲームはやったんだな?お前がオレの妹殺しに加担したんだな」


    小泉(まってこれ…だいぶ危ないんじゃない?)


    小泉(だってわざわざ日寄子ちゃんのフリをしてあたしをおびきよせたのよね…もしかして、チャプター2のクロは九頭竜で被害者はあたし…?)


    九頭竜「聞いてんのか?」


    小泉「ちょっとごめん」カシャ


    九頭竜「あぁ!?お前こんな時になにしてんだ!?」


    小泉「九頭竜………じゃない」


    九頭竜「あ!?」


    小泉(九頭竜は普通に写ってる……つまり九頭竜はクロじゃない!)


    小泉(つまり今この状況は一応安全ってことね…それじゃあゲームの方の話を進めよう)




    小泉「話をあのゲームの方に戻すわね」


    九頭竜「勝手だなコラ!?」


    小泉「もしあのゲームが現実のことだとしたら……あなたも人を殺してるじゃない!」


    九頭竜「先に手を出したのはそっちじゃねえか!」


    小泉「元はといえばあんたの妹が……!!」


    九頭竜「この……!!」


    小泉(な……バット!?で、でも大丈夫……だってくすはクロじゃないから……!)











    「おまかせください、ぼっちゃん」









    小泉「え……?」




    小泉(強い衝撃が頭に走る)




    小泉(目の前が真っ赤に染まる)




    小泉「ぺこ…………ちゃん?」




    小泉(自由の効かなくなった身体とは裏腹に、思考はなぜか冴え渡っていた)




    小泉(ああ、なるほど……このチャプターの犠牲者はあたしだったのか)




    小泉(ぺこちゃんがクロだったから……九頭竜は普通に写真に写ったのか)




    小泉(ぺこちゃんがあたしをドアに運んでいるのが伝わってくる。なるほど、、ドアが開かないようにするためか)






    九頭竜「ペコ……こいつさっきオレの写真をとっていた」


    ペコ「それは…消さないといけませんね」


    小泉(ペコちゃんが九頭竜の写真を毛しているのが見える…)


    ペコ「ん?なんだこの写真…?」


    小泉「!!」


    小泉(そこに写っていたのは……頭から血を流してドアに寄りかかっているあたしの写真)


    小泉(そっか…日寄子ちゃんがとっていたなあたしのこと……)


    小泉(もし…この写真にもっと早く気づけていたなら、あたしも死ななかったのかな)





    『また……だめだった』






    小泉(え?)







    『だけど、少しは前に進んだ………はず』


    『諦めちゃだめだね、だって希望で未来を創るんだから』


    『次がんばろう』




    小泉(この声……この話し方、もしかして……)



    小泉「な………なみ…………ちゃん?」










    七海『私の声が聞こえるの?


  11. 11 : : 2016/08/20(土) 03:02:54


    小泉(その瞬間……目の前の風景が一気にはじけ飛んだ)


    小泉(今まで見えていた風景……小屋、海、すべてのものがきえて、まるで電脳空間……みたいな場所にいつの間にかいた)


    小泉「ここは…?」


    七海『データの中……壊れかけの』


    小泉「データ?どういうこと……それにあたし死んだんじゃ……」


    七海『小泉さんはもっと前に死んでる……っていっても脳死状態なんだけどね』


    小泉「脳死…?」


    七海『私たちがいたジャバウォック島はデータの世界で、みんなの肉体は別にあって……つまり仮想空間で生活していたん…だよ』


    小泉「そうだったんだ……だけどそのリアルに近い空間の中で死んでしまったから…脳が死んだと判断したってことなのね」


    七海『そう』


    小泉「じゃあどうしてあたしは今話せてるんだろう…」


    七海『それは…前例にないから分からない』


    小泉「前例…?」


    七海『実は……小泉さんはずーっと前に死んでるんだ。それを何度も繰り返してるの』


    小泉「え、ちょっと分からないや…」


    七海『小泉さんがさっきまでやっていたコロシアイはみんなの記憶を元に再構成されたストーリーをなぞっているだけのコピーゲーム』


    七海『オリジナルのゲームはもうクリアされていて、黒幕もいなくなった』


    小泉「う〜ん…まだよく分からないけど、モノクマはもういなくなったってことだよね?なのにどうしてあたしはまだコロシアイのゲームを続けているの?」


    七海『オリジナルのゲームで死んだ人達…彼らが現実世界で目覚めないのは、ゲームを何度も繰り返し自分の死ぬ瞬間と共にリセットボタンを押されたように振り出しに戻されていて、ずっとその空間を彷徨っているから』


    七海『だから私は……もしかしたら、彼らがその記憶のゲームの中で生き残ることができたら、その呪縛から開放されて意識が戻るんじゃないかと思った』


    小泉「意識が戻る……」


    七海『だけど…脳死状態から意識を取り戻すのはとても難しいの。私から直接働きかけるのは制約でできないから』


    小泉「制約……」


    七海『でも何度も繰り返してくうちに…間接的に働きかけることができるようになったんだ』


    小泉「あのフィルム……あれは千秋ちゃんが?」


    七海『そう…もしクロと犠牲者が先に分かっていればコロシアイを止められるかと思って』


    小泉「もっと早く……気づいていれば」


    七海『ううん、でも一歩前に進むことができた……やっと』


    七海『多分もうすぐでチャプター5が終わるから、リセットが起きる……そうすれば小泉さんのこの記憶もまた消えてしまうと思う』


    小泉「そんな…」


    七海『だけど…きっと、どこかに残っていると信じてる。彼が……ああ言ってくれたように』


    小泉「彼…?」


    七海『……もう時間みたい。ありがとう、小泉さん』


    小泉「あ……」


    小泉(身体が…崩れていく、徐々に視界がぼやけていく)


    小泉「千秋ちゃん…!あなたは一体何者……どうしてこんなことまでしてくれるの?」


    七海『私はここにしかいられないから……みんなの未来を……私が作れたらいいな』


    小泉「そう……」













    小泉「ありが」











    七海『……………』


    七海『よーし……8574693365周目難易度クリティカルの無理ゲークリアめざすぞー…』

  12. 12 : : 2016/08/20(土) 03:15:43

    〜チャプター1〜



    小泉「…………」


    日向「どうしたんだ小泉?カメラをじーっとみて」


    小泉「いや、なんか……写真いっぱい撮らなきゃなーって思ってさ」


    花村「じゃあボクがキミ専用の専属ヌードモデルになってあげるよ!!」


    小泉「いろんな人をとらなきゃ…」


    花村「え?」


    小泉「ん…?えっと……あたしは花村だけじゃなくてみんなの笑顔をとるってこと………かな?」


    日寄子「なんで疑問系?」


    小泉「あはは…」






    小泉(わかんないけど…何か、胸に引っかかるものがある)


    小泉(そうだ、今度は色んなフィルムを使ってとってみようかな……そういえば引き出しに何個か入っていた気がする)


    小泉「はーい、みんなこっち向いてー!」



    小泉「うん、いい笑顔」



    いつか、明るい未来が写りますように。





    おしまい




  13. 13 : : 2016/08/20(土) 03:17:40

    ダンロン3の小泉&ひよこちゃん可愛すぎるんじゃ〜〜〜〜

    説明わかりづらくてすみません
  14. 14 : : 2020/10/27(火) 14:06:40
    http://www.ssnote.net/users/homo
    ↑害悪登録ユーザー・提督のアカウント⚠️

    http://www.ssnote.net/groups/2536/archives/8
    ↑⚠️神威団・恋中騒動⚠️
    ⚠️提督とみかぱん謝罪⚠️

    ⚠️害悪登録ユーザー提督・にゃる・墓場⚠️
    ⚠️害悪グループ・神威団メンバー主犯格⚠️
    10 : 提督 : 2018/02/02(金) 13:30:50 このユーザーのレスのみ表示する
    みかぱん氏に代わり私が謝罪させていただきます
    今回は誠にすみませんでした。


    13 : 提督 : 2018/02/02(金) 13:59:46 このユーザーのレスのみ表示する
    >>12
    みかぱん氏がしくんだことに対しての謝罪でしたので
    現在みかぱん氏は謹慎中であり、代わりに謝罪をさせていただきました

    私自身の謝罪を忘れていました。すいません

    改めまして、今回は多大なるご迷惑をおかけし、誠にすみませんでした。
    今回の事に対し、カムイ団を解散したのも貴方への謝罪を含めてです
    あなたの心に深い傷を負わせてしまった事、本当にすみませんでした
    SS活動、頑張ってください。応援できるという立場ではございませんが、貴方のSSを陰ながら応援しています
    本当に今回はすみませんでした。




    ⚠️提督のサブ垢・墓場⚠️

    http://www.ssnote.net/users/taiyouakiyosi

    ⚠️害悪グループ・神威団メンバー主犯格⚠️

    56 : 墓場 : 2018/12/01(土) 23:53:40 このユーザーのレスのみ表示するこの書き込みをブックマークする
    ごめんなさい。


    58 : 墓場 : 2018/12/01(土) 23:54:10 このユーザーのレスのみ表示するこの書き込みをブックマークする
    ずっとここ見てました。
    怖くて怖くてたまらないんです。


    61 : 墓場 : 2018/12/01(土) 23:55:00 このユーザーのレスのみ表示するこの書き込みをブックマークする
    今までにしたことは謝りますし、近々このサイトからも消える予定なんです。
    お願いです、やめてください。


    65 : 墓場 : 2018/12/01(土) 23:56:26 このユーザーのレスのみ表示するこの書き込みをブックマークする
    元はといえば私の責任なんです。
    お願いです、許してください


    67 : 墓場 : 2018/12/01(土) 23:57:18 このユーザーのレスのみ表示するこの書き込みをブックマークする
    アカウントは消します。サブ垢もです。
    もう金輪際このサイトには関わりませんし、貴方に対しても何もいたしません。
    どうかお許しください…


    68 : 墓場 : 2018/12/01(土) 23:57:42 このユーザーのレスのみ表示するこの書き込みをブックマークする
    これは嘘じゃないです。
    本当にお願いします…



    79 : 墓場 : 2018/12/02(日) 00:01:54 このユーザーのレスのみ表示するこの書き込みをブックマークする
    ホントにやめてください…お願いします…


    85 : 墓場 : 2018/12/02(日) 00:04:18 このユーザーのレスのみ表示するこの書き込みをブックマークする
    それに関しては本当に申し訳ありません。
    若気の至りで、謎の万能感がそのころにはあったんです。
    お願いですから今回だけはお慈悲をください


    89 : 墓場 : 2018/12/02(日) 00:05:34 このユーザーのレスのみ表示するこの書き込みをブックマークする
    もう二度としませんから…
    お願いです、許してください…

    5 : 墓場 : 2018/12/02(日) 10:28:43 このユーザーのレスのみ表示する
    ストレス発散とは言え、他ユーザーを巻き込みストレス発散に利用したこと、それに加えて荒らしをしてしまったこと、皆様にご迷惑をおかけししたことを謝罪します。
    本当に申し訳ございませんでした。
    元はと言えば、私が方々に火種を撒き散らしたのが原因であり、自制の効かない状態であったのは否定できません。
    私としましては、今後このようなことがないようにアカウントを消し、そのままこのnoteを去ろうと思います。
    今までご迷惑をおかけした皆様、改めまして誠に申し訳ございませんでした。

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