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  1. 1 : : 2016/07/02(土) 16:38:45

    この世界は善と悪に別れている。
    それは一人一人にあるものだ。
    善と悪が混ざり合うようにして、俺達は生きている。
    しかし、「光の国」と呼ばれている国は善を求め、
    ここ百年間戦争をしていないという歴史を持つ。
    その誇り高き、善が悪によって崩れ去ることもある。
    団員の一人がいった。
    「今日はある意味“灰色の日”かもしれません。」
    善は白。悪は黒。すべてが混ざり合うと、灰色になる。
    それが今日だというそうだ。
    「馬鹿馬鹿しい。」
    そう思っていた。
    しかし、
    その予言は、当たるのだった。
  2. 2 : : 2016/07/02(土) 17:35:04

    カイン・ラグレシード 中庭

    カイン 「せいっ!!やあ!」

    騎士団長の俺は仲間と稽古をしていた。
    俺たちは宝石の騎士団という名の騎士団のメンバーだ。
    騎士団といってもたった7人であり、大半はこの国の王子の護衛が役目だ。

    イリーナ「そろそろ休憩しようよ。」
    カイン「そうするよ。イリーナ。」

    話しかけてきたのはイリーナだ。
    彼女はこの国の出身ではないが有名人だ。それも新たな魔術を発見したのが理由だ。
    しかも「花の術師」とも呼ばれている。しかし、彼女も騎士だ。戦闘回数は少ないが...

    レオン「カイン。ヤッホー。」
    アレン「カイン。無理なことはしない方がいい。」

    レオンとアレンは戦闘回数が騎士団のなかでも多い方だ。
    戦力にもなるが...
    レオンは馬鹿だし、アレンは人とも関わることが少なく、協力性がないのが欠点。

    ルミナス「そろそろお茶にしませんか?」
    カサエル「僕はいいよ。」
    マカエル「さんせー!!」

    ルミナスはいわゆる天騎士というものだ。珍しい天界出身なので忙しい。
    カサエルとマカエルは兄弟で時の力を持つ騎士だ。

    今日は中庭にメンバー全員が揃った。
    珍しいことだ。マカエルとカサエルは時計塔の管理で忙しいし、ルミナスは天界出身なので天界の仕事もある。
    アレンにいたっては俺が放り捨てた仕事を処分してくれる。

    彼女の方が団長に向いているのに、アレンは団長になることを拒んだ。
    なぜなのか?

    ルミナス「とりあえずお茶にしましょう。今日はアールグレイです。」

    俺たちの集合を知らせるようにして協会の鐘が4回なった。

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