このSSは性描写やグロテスクな表現を含みます。
探偵半霊カゲヨウム
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- 1 : 2016/06/09(木) 19:34:42 :
- ※あの探偵(?)漫画をモチーフとした大体東方のss
※結構な二次創作要素
※タイトルと設定に懐かしさを感じたら負け(ss主は負けた)
※半霊がたまに喋る
※死体が出る
※主にモチーフは原作とアニメが混じってる(トンカツとか喋るだとか)
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幽々子「ほへ~」
妙だ
幽々子「あ~妖夢~?」
おかしい
幽々子「妖夢~?」
もぞもぞする
幽々子「お~い」
身に覚えがない
幽々子「聞こえてるでしょう~?」
妖夢「どういうことでしょう」
幽々子「わっ!」
妖夢「ひっ!?」
幽々子「もう全然聞いてくれてないのね!」
妖夢「な、なんですか幽々子様」
幽々子「私お腹が空いちゃったから人里でおまんじy「駄目です」
幽々子「え~?」
妖夢「まだお庭のお手入れが終わってませんし私の外出中に何か起こらないか心配です」
幽々子「私なら大丈b「蔵にある食材の話です」
幽々子「・・・」
妖夢「とにかく、私はお庭の手入れに行ってきます」テクテク
幽々子「いってらっしゃ~い・・・」
幽々子(あの子何か不安があるとわかりやすいのよね・・・心配だわ)
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妖夢「また・・・背中がもぞもぞする」チョキチョキ
妖夢「昨日はもぞもぞしてると思ったら後ろのお皿に盛っていたトンカツが無くなっていた」チョキチョキ
妖夢「もしかして今も・・・」クルッ
妖夢「・・・何も無い」
おかしい
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- 2 : 2016/06/10(金) 15:06:30 :
- 妖夢「買い物に行ってきます」
幽々子「えっ!?」目キラキラ
妖夢「良いでしょう、お饅頭も買ってきましょう」
幽々子「ヤター!(≧∇≦)/」
妖夢「でもくれぐれも蔵の漬物は食べないように」
幽々子「はいはい」
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人里
妖夢(結構人が多いですね)
妖夢「む、あそこの野菜・・・他より安い」キョロキョロ
人A「採れたて新鮮だよー!」
妖夢「むー」
?「あらあんた・・・」
妖夢「んむ?」クルッ
霊夢「久しぶりね」
妖夢「その節はどうも・・・巫女の仕事はどうしたんです?」
霊夢「何もいっつも神社に居なくちゃいけない訳ではないし、買い物よ」
妖夢「その手」
霊夢「ん?」
妖夢「汚れているように見えますが、そんな手で生の野菜や魚の買い物を?」
霊夢「あ」サッ(手を後ろに隠す)
妖夢「どうして隠すんですか」ジッ
霊夢「・・・」フイッ(目をそらす)
妖夢「あそこに居るのは・・・魔理沙さんですか」
霊夢「・・・バレバレみたいね」
妖夢「何かあったのなら言ってください。少しは手伝っても良いんですよ?」
霊夢「本当は門外不出にしたい所だったんだけどねえ・・・」
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- 3 : 2016/06/10(金) 22:53:27 :
- 霊夢「ついさっきの事なんだけど」
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数時間前:博麗神社
霊夢「お賽銭とお供え物、それと貢物・・・回収終わり!」
「ちょっと待ってください」
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霊夢「何よ」
妖夢「あそこの神社ってそんなに疲れたような声出す程そういう物の量が多かったんですか」
霊夢「悪い?」
妖夢「いいえなんでも」
妖夢(そういえば何で私はこの巫女に貧乏なイメージを持っていたんだろう)
妖夢「続けてください」
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霊夢「さてと・・・んっ?」キョロキョロ
魔理沙「霊夢ぅ~」スタッ(箒から降りる)
霊夢「げっ魔理沙!」
魔理沙「うん?」
霊夢「い、いやこんにちは魔理沙、今日は何しに来たの?悪いけどまた御札を貸すのは勘弁してよね」
魔理沙「なんだ忘れたのか?この前霊夢が珍しく勉強の為に私の本を借りたいって言うからわざわざ貴重な魔法の本(※パチュリーの私物)を貸してやったんだ・・・そろそろ返して欲しい」
霊夢「・・・」ギクリ
霊夢「そ、そうね~私もそろそろ返そうと思って用意してあったのよ」
霊夢(さっきまではね)
「ちょっと待ってください」
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霊夢「今度は何?」
妖夢「もし見つからなかった時に私まで被害を被るのは嫌ですよ!」
霊夢「はて、何のことかしら?」
妖夢「・・・当分夜は出歩きたくないですね。特に大きな建物の側には」
霊夢「まあこの話には続きがあるのよ。手伝う気があるなら黙って聞いてなさい」
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- 4 : 2016/06/18(土) 16:25:59 :
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魔理沙「あと、あれだ・・・昨日匿って貰ったあの虫はどうした?」
霊夢「ああ、あれね~一日育てただけなのに妙に愛着湧いちゃって」ゴソゴソ(入れ物を探す)
魔理沙「まさか渡したくなんて言うんじゃ・・・」
霊夢「それはそれ、これはこれよ。え~と・・・!?」
魔理沙「どうした?」
霊夢「うん・・・まあゆっくりしていって?」
魔理沙「お・・・おう・・・」
霊夢(どうして!?どうしてなの九太郎!)
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霊夢「私の手の中にある入れ物の中は・・・ぐちゃぐちゃだったの・・・」
霊夢「九太郎の死体と土と石が混ざり合ってなんだかよくわかない感じだったわ」
妖夢「・・・」
霊夢「それで・・・」
妖夢「それで?」
霊夢「・・・言っていいのかしら」
妖夢「え?」
霊夢「まあとやかく言われる前に言っちゃいますかね」
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- 5 : 2016/06/26(日) 18:44:20 :
- 魔理沙「それでその虫なんだけど」ズズ・・・(お茶)
霊夢「何?」バリバリ(煎餅)
魔理沙「あれは・・・あいつのなんだ」
霊夢「へ?」
魔理沙「アリスの・・・なんだ」
霊夢「最早魔法使いじゃなくてプロの盗人じゃない・・・」ダラダラ(汗)
魔理沙「体調でも悪いのか、渋い柿みたいな顔になってるけど」
霊夢「い、いやそんなことは無い・・・わよ」
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妖夢「・・・」
霊夢「・・・」
妖夢「この件に関しては偽名を使わせてください」
霊夢「残念、聞いた時点で逃がさないわよ」
妖夢「でもその話だと私に何を手伝って欲しいのか検討がつかないんですけども?一緒に謝って欲しいとか言うんじゃないでしょうね」
霊夢「違う違う、犯人探しを手伝って欲しいっての」
妖夢「唯の過失では?本はさっき言ってたお賽銭とお供え物の整理で紛失してしまい、虫は気づかない間に籠を蹴ってしまったとか」
霊夢「それは無いわ、一箇所にまとめて置いておいてたから気づかないはずは無いし・・・」
妖夢「どうしたんですか?」
霊夢「そうよ可能性があるとすれば私がお賽銭の回収中の時、縁側に置いておいた九太郎達に何かあった・・・」
妖夢「縁側・・・」
霊夢「そうと決まれば捜索に出るわよ!」
妖夢「それは良いですが魔理沙さんは?」
霊夢「あ・・・」
魔理沙「霊夢~まだなのか~?」タタッ(走ってくる)
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