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1. 1 : 黒蜜糖dXSFEPX7t2 : 2016/05/22(日) 18:45:50

   BUMPOFCHICKENの大ファンなので、作りました。テスト期間中なので、グダグダかも・・・。

2. 2 : 黒蜜糖SHeqR/LorU : 2016/05/22(日) 18:52:31

   胸を張って誇れるモンが自分にどれだけあるのかって？
   
   コニー「あああ！」
   
   コニー「なんだよ。胸に張って誇れるモンって何だよ。名前と誕生日とキュートな指紋？誕生日だけにするか。キュートな指紋ってのは意味分かんねえし。」
   
   コニーは証明書に自分の名前を書く。
   
   コニー「コニー・スプリンガー。5月2日生まれっと。」カキカキ
   
   コニーは外に出る。

3. 3 : 黒蜜糖SHeqR/LorU : 2016/05/22(日) 21:32:03

   「コニー！コニー！」
   
   誰かがコニーの名前を呼んでいる。
   
   コニー「今行く！」
   
   コニーは走る。走った先にはサシャがいた。
   
   サシャ「コニー！探したんですよー！もー！」
   
   コニー「悪りい。で、要件は？」
   
   サシャ「そいつをリヴァイ兵長に渡してきて下さい。」
   
   コニー「分かった！男に嘘はつかねえ！」
   
   「ちょっと待って！」
   
   女の人の声がした。
   
   
   

4. 4 : 黒蜜糖SHeqR/LorU : 2016/05/22(日) 21:39:20

   声の主は調査兵団分隊長、ハンジ・ゾエの声だった。
   
   ハンジ「それをリヴァイに渡しに行くのかい？」
   
   コニー「そうですけど・・・。何か？」
   
   ハンジ「実は、それを王政と憲兵が狙ってるんだ。」
   
   コニー「本当ですか？！」
   
   ハンジ「悪いけど、本当だよ。コニー。お願いだ。」
   
   サシャ「そいつをさぁ、精一杯の大口で耽美に語ればいいんですよ！」
   
   ハンジ「最初はミュージックホールに行ってね。そこにヒントがあるから。あ、ステージホールの場所わかる？」
   
   サシャ「はい！これ、コニー専用の地図です！そこの角を右に曲がってください！」
   
   コニー「分かった！行ってくる！」
   
   コニーは調査兵団本部を飛び出して行く。

5. 5 : 黒蜜糖SHeqR/LorU : 2016/05/23(月) 20:41:38

   コニーは右の角を渡る。
   
   コニー「あったあった！ミュージックバーストヘスランドウ？」
   
   コニーはドアを開ける。
   
   「やあ、待ってたよ。」
   
   この声はハンジの部下、モブリット・バーナーの声だった。
   
   モブリット「やあ。君がコニーだね？」
   
   コニー「はい。そうですけど、あなたは？」
   
   モブリット「ああ、紹介がまだだった。僕はモブリット・バーナー。ハンジ班所属さ。」
   
   コニー「そうですか。ハンジさんにここに来いって言われたんですけど。」
   
   コニーはハンジから手渡された手紙を渡す。
   
   モブリット「ああ、演説か。実はコニーに演説をしてもらいたいんだ。」
   
   

6. 6 : 黒蜜糖SHeqR/LorU : 2016/05/24(火) 16:44:41

   コニー「演説？」
   
   モブリット「ああ。簡単な演説だ。君は確かラガコ村の出身だったよね？」
   
   コニー「そうですけど・・・。」
   
   コニーの頭の中にあの時の光景が甦ってくる。
   
   モブリット「実は、ラガコ村出身の調査兵は誰も居なくてね。それをコニーにお願いしたいんだ。いいね？」
   
   コニー「わかりました。やってみます。」
   
   モブリット「ありがとう。コニー。演説のステージライトはダイナモで大丈夫？」
   
   コニー「ダイナモ？意味わかんねえけど、はい！大丈夫です！」
   
   モブリット「ありがとう！助かるよ！あ、またハンジ分隊長の所へ行ってくれるかな？場所はさっきと同じ場所にいるからね。」
   
   コニー「ありがとうございます！」
   
   コニーは店を飛び出して行く。

7. 7 : 黒蜜糖SHeqR/LorU : 2016/05/24(火) 16:51:13

   ドカーン！
   
   コニー「うわあ！」
   
   その瞬間だった。コニーは気絶してしまう。
   
   
   
   コニー「うう・・・。」
   
   コニー「ああ、よかった・・・。俺は呼吸をしてんだ！」
   
   コニーは立ち上がる。世の中のスミを小さく、でも確かに。言葉にするんだ。
   
   サシャ「コニー？いつまでつけてんですか？その自前の手錠を？」
   
   コニー「はあ？！」
   
   コニーは腕を見る。コニーの手首には手錠が掛けられていた。
   
   ハンジ「ああ！いたいた！コニー！心配したんだよー！サシャ、これ手錠の鍵ね。」
   
   サシャ「はい！」カチャカチャ
   
   サシャはコニーの手錠を外す。

8. 8 : 黒蜜糖SHeqR/LorU : 2016/05/28(土) 07:04:22

   コニー「ふぅ。ありがとよ。サシャ。」
   
   ハンジ「あ、そうそう！コニーに試してもらいたいものがあるんだ！」
   
   コニー「試して貰いたい物？」
   
   サシャ「これですよ！これ！」
   
   コニーが目にしたのは黒いスーツだった。
   
   コニー「何だよ、これ？」
   
   ハンジ「ああ、これはね、まだ、試作品なんだけど、自信って名前のスーツなんだ。別名はグロリアスレボリューションね。」
   
   サシャ「あ、このスーツは必要な時に使って下さいね。はい。こん中に入れいってください。」
   
   コニー「じゃあな！」
   
   ハンジ「行ってらー！」

9. 9 : 黒蜜糖SHeqR/LorU : 2016/05/28(土) 07:08:32

   コニーは渡された手紙を読む。
   
   コニー「うん？なになに？グロリアスレボリューション？」
   
   コニー「意味わかんねえよ！」
   
   コニーは渡されたリュックを突き出す。
   
   エルヴィン「君はその手で何を掴むんだい？」
   
   コニー「はあ？！え、エルヴィン団長！」
   
   

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