この作品は執筆を終了しています。
舞園「アイドル、舞園さやかの3分クッキング。です!」
-
- 1 : 2013/12/10(火) 11:26:21 :
- 舞園「先生、今日は何のお料理なんでしょうか」
花村「うん。今日はオーソドックスに肉じゃがを作ろうかと思うんだ!」
舞園「わぁ~。すごいですね!」
花村「早速、食材の紹介を頼むよ」キリッ
舞園「えっと、牛肉にじゃがいも、玉ねぎ、人参、etc…肉じゃがの匂いを想像しただけでも涎が止まりませんね!」
花村「アイドルが涎が止まらないとか言っちゃ駄目だからね!? 興奮するけどさ!」
花村「と、とりあえず野菜の皮を剥いたり、下ごしらえをしていこうかな!」
舞園「あ! 早速、花村先生お得意の下ネタですか? キャー!! 駄目ですよ私アイドルなんですから!」バンバン
花村「僕まだ何にも言ってないよ! 皮ってフレーズから下ネタに持って行こうとしたのは確かだけど、完全に今のは君の先走りだからね!?」
花村「き、気を取り直してまずは野菜を炒めて行くよ!」
舞園「おぉ~、何だか良い匂いがしてきましたね!」
花村「まだ何にもしてないよ! 今フライパンに油敷いたところなんだから!!」
-
- 2 : 2013/12/10(火) 11:33:04 :
- 花村「アイドルにペースを握られるなんて、僕もまだまだかもしれないなぁ」テキパキ
舞園「ちょ、ちょっと! 誰が誰のペ○スを握ってるて言うんですか! セクハラですよ!」
花村「舞園さん実は下ネタ好きだよね!? 僕の先を常に進んでるって相当だと思うんだけど!?」
花村「コ、コホン…まずは一口大に切った牛肉をフライパンに入れて行くよ!」
舞園「はい!」ジュー
花村「相変わらず良い手つきをしてるね、やっぱりアイドルのフライパン捌きは良い絵になるなぁ」
舞園「…………」ササッ
花村(そこは下ネタに拾わないんだ…)
舞園「お肉が丁度良い色に焼きあがってきましたね!」
花村「うん、それじゃあさっき水にさらしておいたジャガイモの水気をしっかり切って、玉ねぎと人参もフライパンで炒めよう!」
舞園「なんだかカレーを思い出しますね!」
花村「肉じゃがだから気をつけてね!」
-
- 3 : 2013/12/10(火) 11:59:12 :
- 面白いwww
支援!
-
- 4 : 2013/12/10(火) 14:45:22 :
- 花村「サッと炒めたら、酒とダシ汁と砂糖を加えて軽く煮るよ」
舞園「ダメです! お酒は20歳になってからじゃないと!」
花村「調味料だからいいの!」
舞園「ここでカレー粉を投入していきますね!」
花村「え、ちょっと何? カレー好きなの!? 肉じゃがだよ!?」
舞園「出来上がったカレーがこちらになります!」
花村「ええええ!? は、早くしまってよ! 肉じゃがだってば!」
舞園「あ、いけない! 今日は肉じゃがでしたね」テヘペロ
花村「うん。わかってるんだったら早くしてくれるかな」
花村「えっと、みりんと醤油を加えてアクを取るからね」
舞園「取り除いたアクがこちらになります!」
花村「アクは紹介しなくていいから! え? さっきからどうしたの? そういう路線なのこの超高校級のアイドルって」
舞園「ごめんなさい。パニックになってしまいました」
花村「う、うん。パニックってレベルじゃなかったけどね」
-
- 5 : 2013/12/10(火) 14:45:50 :
- >>3 ありがとうございます(`・ω・)
-
- 6 : 2013/12/10(火) 21:37:31 :
- 舞園のネタ化にGOOD
-
- 7 : 2013/12/11(水) 12:00:20 :
- 花村「アクはそんなに丁寧に取らなくてもいいよ」
舞園「やっぱり白いんですね!」
花村「おっと、何が白いって?」
舞園「私の頭の中です」
花村「しっかりしてよー!」
花村「…これでしっかり煮込んだら、肉じゃがの出来上がりだよ」
舞園「出来上がった肉じゃががこちらで…キャッ!」ガシャン
花村「あああ! 鍋がひっくり返っちゃった…だ、大丈夫? 火傷とかしてない!?」
舞園「す、すみません…私、お料理番組のアシスタントに向いてないのかもしれません」
花村「そんな事無いよ! これから慣れていけばいいんだからさ!」
舞園「……はい」ショボン
花村「人間失敗して成長していくもんだからさ、次の週は戦刃さんとやるんでしょ? 頑張ってね!」
番組スタッフ(ドジッ娘アイドルで視聴率うなぎ上りやな)
-
- 8 : 2013/12/11(水) 12:20:06 :
- ―次の週―
舞園「アイドル、舞園さやかの3分クッキング。です!」
舞園「今日の先生は超高校級の軍人こと、戦刃むくろ先生にお越しいただきました!」
戦刃「よよよよろしくお願いしまふ…」
舞園「先生、今日は軍人ならではの料理ということですが、どのような食材を使って行くんでしょうか!」
戦刃「えと、えっと…あれ? あ、あれ?」
舞園「…?」
舞園(ど、どうしたんですか戦刃さん!)ゴニョゴニョ
戦刃(あわわ…食材持ってくるの忘れちゃった…)コショコショ
舞園(えええ!? そういうのってスタッフが用意するんじゃないですか!?)ヒソヒソ
戦刃(特殊なヤツだから私が用意するって言っちゃった…どどどうしよう)オロオロ
舞園(何か無いんですか! アドリブでどうにか別の料理とか!)
戦刃(ええええ、そんなこと言われても…あっ!)
-
- 9 : 2013/12/11(水) 14:57:35 :
- 戦刃「こ、今回の食材はこちらです!」
舞園「……か、缶詰ですか?」
戦刃「ただの缶詰ではなく、レーションという軍隊用の野戦食です!」
舞園「あ! 私一回そのレーションっていうの食べてみたかったんですよ!」
戦刃「ほ、ホントに?」
舞園「沢山ありますけど、どういうのがあるんですか?」
戦刃「ミートをベースにした料理とか、他にもクラッカーやキャラメルが入ってる物とか…」
舞園「おやつもあるんですか? 面白いですねっ」
戦刃「えへへ、いっぱいあるから」
舞園「ちょっと食べてみても良いですか?」
戦刃「どうぞ」
戦刃(持ってて良かったレーション!)
-
- 10 : 2013/12/11(水) 15:13:54 :
- 戦刃「こ、今回の食材はこちらです!」
舞園「……か、缶詰ですか?」
戦刃「ただの缶詰ではなく、レーションという軍隊用の野戦食です!」
舞園「あ! 私一回そのレーションっていうの食べてみたかったんですよ!」
戦刃「ほ、ホントに?」
舞園「沢山ありますけど、どういうのがあるんですか?」
戦刃「ミートをベースにした料理とか、他にもクラッカーやキャラメルが入ってる物とか…」
舞園「おやつもあるんですか? 面白いですねっ」
戦刃「えへへ、いっぱいあるから」
舞園「ちょっと食べてみても良いですかね?」
戦刃「どうぞ」
戦刃(持ってて良かったレーション!)
舞園「な、なかなか個性的な味の物もありますね…」
戦刃「美味しい?」
舞園「…お、美味しいです!」
戦刃「うんうん」
番組スタッフ(番組そっちのけで談笑を始める美少女…視聴率は正直やな)
-
- 11 : 2013/12/11(水) 23:14:49 :
- スタッフに草生えるwwwww
-
- 12 : 2013/12/13(金) 09:35:10 :
- ―次の週―
舞園「アイドル、舞園さやかの3分クッキング。です!」
舞園「今回お越しいただいたのは、超高校級のスイマーこと朝日奈葵さんです!」
朝日奈「うん、よろしくね!」
舞園「先生、今日はどんな料理を作るんでしょうか?」
朝日奈「えへへ、先生だなんて照れるなぁ。今日はドーナツを作るよ!」
舞園「朝日奈さんらしいですねっ、それでは材料の紹介をしていきたいと思います!」
舞園「豚挽き肉に玉ねぎ、パン粉…あ、あれ? これどう考えてもドーナツの材料ではないですよね…?」
朝日奈「どっちかというとハンバーグだよね?」
カンペ「アドリブで続けて」
舞園(えっ)
舞園「こ、この際ドーナツ型のハンバーグでも作りましょうか?」
朝日奈「え~、楽しみにしてたのに…せめて小麦粉とバターがあれば作れたんだけどなぁ」
舞園「後で終わったらドーナツ食べに行きましょう! ね?」
-
- 14 : 2013/12/13(金) 09:43:44 :
- 言い回しやギャグのセンスすごいですね…尊敬します。
-
- 15 : 2013/12/13(金) 09:58:46 :
- 朝日奈「えっと、ハンバーグは確か玉ねぎをみじん切りにして」
舞園「卵、挽き肉、パン粉とともに混ぜ合わせるんですよね」
朝日奈「…むー、3分じゃちょっと無理じゃない?」
舞園「諦めちゃだめです! 苗木君が良く言ってたじゃないですかっ」
朝日奈「はいはい」
舞園「テンション下がりすぎです! もうちょっと希望を持って前に進みましょうよ! 前向きにいきましょう!」
朝日奈(苗木のこと好き過ぎだろ…)
舞園「朝日奈さんだってドーナツが好きなくせに…」
朝日奈(心を読まれた!?)
舞園「エスパーですからっ」
-
- 16 : 2013/12/13(金) 09:59:09 :
- >>14 恐縮です><
-
- 17 : 2013/12/13(金) 19:47:56 :
- 舞園「出来上がったハンバーグがこちらに…って、あれ? で、出来上がった物はドーナツじゃないですか…」
朝日奈「あれ? ホントだ! やったよ、ドーナツだよ!」
舞園「いいんですかね、こんなことで…」
朝日奈「駄目だよ舞園ちゃん、前向きに行こうよ。私たちが作ってたのはドーナツだったんだよ!」パクパク
舞園「それはもはや前向きに歩き過ぎて壁に突っ込んでいるような気が…ってもう食べてるじゃないですか!」
朝日奈「うんうん、おいしいよね。やっぱドーナツは最高だよっ」
舞園「朝日奈さんが大変満足そうなので、もうなんでもいいですよね!」
舞園「という訳で、今回はドーナツを作りました。次回もよろしくお願いします!」
朝日奈「セレスちゃんによろしくね!」
-
- 18 : 2013/12/13(金) 19:59:42 :
- ―次の週―
舞園「アイドル、舞園さやかの3分クッキング。です!」
舞園「今回お越しいただいたのは、超高校級のギャンブラーことセレスティア・ルーデンベルクさんです!」
セレス「よろしくお願いします」
舞園「安広さんって呼んじゃダメなんですか?」
セレス「ぶっ飛ばしますわよ?」
舞園「ぶっ飛ばされるのは嫌なのでセレスさんで行きたいと思います!」
舞園「今回は何を作るんでしょうか?」
セレス「ええ、私、餃子が大好きなことは舞園さんもご存知かと思われますが」
舞園「はい、知ってますよ!」
セレス「今回は本場の餃子というものを提供していきたいと思っております」
舞園「と、言いますと?」
セレス「栃木、宇都宮の餃子は有名ですわね。どこのご家庭でも本場のお店の味を再現できるように、レシピに工夫を凝らしております」
舞園「なるほど、これは楽しみですわね!」
セレス「真似すんな」
-
- 19 : 2013/12/13(金) 20:17:20 :
- 舞園「セレスさんは今日もゴスロリエプロン付きファッションな訳ですけど、こだわっている所ってあるんですか?」
セレス「私はいつも通りですわ。どちらかと言えば舞園さんの方が可愛らしいではありませんか」
舞園「えぇ!? そんな事ないですよ? 私服にエプロン付けただけみたいな恰好なんで、母親みたいだと、私の父によく言われる位です…」
セレス「…女子同士の他愛ない会話は後にして、そろそろレシピの紹介を…」
舞園「あ、そういえばこの前山田君に聞いたんですけど、セレスさんの頭のクルクルしたやつってかとウィッグだったんですね」
セレス「まぁ、地毛でやるとお手入れが大変ですからね。というか頭のクルクルしたやつという表現はやめて頂けませんか? 一瞬貶されているように聞こえましたので」
舞園「可愛いですよね! 私もそういうの着けてみたいなって思ってるんですよ」
セレス「あら、でしたらオススメのメーカーが…ではなくて!」
舞園「ゴスロリ服もいいなって思ってて…」
セレス「餃子作らせろやぁあああああ!!!」
舞園「あ、そろそろお時間の方が迫ってしまっているみたいです」
セレス「誰のせいだと思ってやがんだこの枕アイドルがコルァアアア!!」
-
- 20 : 2013/12/13(金) 20:17:41 :
- 舞園「私、枕営業の意味って、最近まで枕を持って行って一緒に添い寝をするっていう意味だと思ってました」
セレス「…あながち間違いでもない所がいやらしいですわね」
舞園「マネージャーに聞いても意味を教えてくれなくて、江ノ島さんに聞いて最近やっと本当の意味を知りました」
セレス「真実を知った時の気持ちはどうですか?」
舞園「うーん、私の使った枕を売るらしいんですけど、今一つピンとこなかったですね」
セレス(…江ノ島さんは何がしたいのでしょうか?)
舞園「と、いう訳で出来上がった餃子がこちらになります!」
セレス「投げヤリ過ぎですわ。こんなことで良いのですか? この番組は」
舞園「真面目にやるよりは、こっちの方が視聴率が良いらしいです」
セレス「…視聴者の層が知れてますわね」
舞園「と言った感じで、残念なお知らせがあります。アイドル、舞園さやかの3分クッキング。は、しばらくお休みになります!」
セレス「せっかく希望ヶ峰学園という場所に入ったのですから、学業にも専念しないといけませんからね」
舞園「そうなんです。また機会があればこの番組でもお会いしましょうね!」
セレス「次こそは餃子を作らせて頂ますので、その時は是非」
舞園「それでは皆さん、ご視聴ありがとうございました!!」
番組スタッフ(…次はバラエティにでも出すか)
おわり
-
- 21 : 2013/12/13(金) 20:18:50 :
- 正直ネタ切れ感が否めなかったので\(^0^)/
-
- 22 : 2013/12/13(金) 21:42:26 :
- 面白かったですよ!
乙!
-
- 23 : 2013/12/14(土) 22:10:54 :
- 面白かったです!
お疲れさまでした。
-
- 24 : 2013/12/31(火) 21:11:17 :
- 面白すぎワロタwwwww
-
- 25 : 2014/01/03(金) 10:59:57 :
- 面白いwwww
- 著者情報
- 「ダンガンロンパ 」カテゴリの最新記事
- 「ダンガンロンパ 」SSの交流広場
- 【sn公式】ダンガンロンパ交流広場