エレンの中学校生活は慌ただしい。(主にミカサのせいで)※エレミカ。ラブコメディ……かもしれない
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- 1 : 2016/05/02(月) 16:45:53 :
- 暇なときに更新するかもしれないという何ともアレな感じ。まあ、あれだ。こんな風にグダグダだけどそれでも良いって人は暇潰しにどーぞ。by白猫
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- 2 : 2016/05/02(月) 16:49:47 :
ーーー……レン……エ…ン……エレ……エレン……。
ーーー起きなさい。エレン。
1話[俺達の日常は大体こんな感じ。]
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- 3 : 2016/05/02(月) 16:50:34 :
エレン「……ん?」パチリ
エレン「……あれ、ここは……?」ポー
ミカサ「おはようエレン。もう朝ごはん出来てる」
エレン「あー……おはよミカサ……、?」
ミカサ「何?じっと見つめてきて。顔に何かついてる?」
エレン「いや、お前のその髪……」
ミカサ「髪がどうかした?」
エレン「……伸びた、か?」
ミカサ「……」
エレン「……」
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- 4 : 2016/05/02(月) 16:51:30 :
- ミカサ「……エレン、人は生きていれば一部の人を除いて髪は伸びるもの」
エレン「いやそーいうことじゃねぇよ!」
エレン「なんていうか、お前の髪はショートだったような気がしてな?」
ミカサ「……」
エレン「……」
ミカサ「……エレン、人は確かに生きていれば髪は伸びるもの。でも流石に1日でショートからロングにはならない。もしそんな現象が起きたのならそれは多分かつらだと思う。一応言っておくけれど、私の髪は地毛だしショートにしたことは一度もない」
エレン「あー……そう……だよ、な……?」
エレン(……わかっている。ミカサは『ずっと』ロングだったはずだ。なのに何だこの違和感は?)
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- 5 : 2016/05/02(月) 16:52:13 :
- エレン「……」
ミカサ「!エレン、大丈夫?どこか痛いの?」
エレン「は?なにいってんだ?」
ミカサ「だってエレン……」
ーーー泣いてる。
エレン「……え?」ポロポロ
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- 6 : 2016/05/02(月) 16:54:23 :
【登校】
━━行ってらっしゃーい!
━━行ってきます!
━━……行ってきます。
エレン「……」テクテク
ミカサ「……」テクテク
エレン「……言うんじゃねえぞ」
ミカサ「何を?」
エレン「俺が……その……」
ミカサ「理由もなくガン泣きしたこと?」
エレン「言うなよ!っていうかガン泣きはしてねぇよ!」
ミカサ「ガン泣き『は』」
エレン「止めろ!中学生にもなって理由もなく涙が止まらないとか厨二病ってからかわれるだろうが!」
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- 7 : 2016/05/02(月) 16:55:32 :
- ミカサ「大丈夫。エレンが厨二病でも私はエレンの傍にいるし、もしからかう奴が現れても私が守ってあげる……からかわれて涙目になるエレン、可愛い(ボソッ」
エレン「全ッ然大丈夫じゃねえよ!ていうか最後、何か不吉なことが聞こえた気がするんだが!?」
ミカサ「……ふふ」
エレン「おいマジで勘弁してくれ」
━━ガラッ。
<あ、おはよーエレン、ミカサ。>
<相変わらず仲良しだねー>
<夫婦だ夫婦>
<美少女の幼なじみが朝起こしにきてくれるとかギャルゲーか、羨ましい!>
エレン「お前らな……」ハァー
ミカサ「エレン、そんなに照れなくてもいい」
エレン「待って、今のどこに俺が照れている要素があったの?」
ミカサ「エレンと私は一心同体。……ので、貴方が考えていることは全てお見通し」
エレン「それは何か恐ぇよ!」
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- 8 : 2016/05/02(月) 16:56:47 :
- ミカサ「ちなみに今エレンは私に欲情している」
エレン「……は?」
ミカサ「それはもう、ヌチョヌチョのグチョグチョにしたいって思っている。エロ同人誌みたいに。そう、エロ同人誌みたいに」
エレン「んなわけあるかッ!……おいお前ら、そんな目で見てんじゃねぇ!普通嘘だってわかんだろーが!」
<ヒソヒソ……エロ同人誌だって……2回も言ったよ>
<ヌチョヌチョって……>
<エレンって変態だったのか……エレンじゃなくてエロンだな>
<なんかそれだとメロンみたいだな>
<メロン!?たべられるのですか!?>
<あ、サシャ起きたんだ>
エレン「お前ら……」プルプル
━━━いい加減にしやがれぇぇぇぇ!!!!
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- 9 : 2016/05/02(月) 16:57:50 :
キーンコーンカーンコーン♪
【放課後ミカサは教室掃除当番。エレンとアルミンが校門で終わるのを待っている状況】
エレン「ったく、あいつらときたら。それにミカサもミカサだ。いつも俺のことをからかいやがって」
アルミン「あはは……まあでも、ミカサのは1種の愛情表現というかさ。エレンの事が好きだからついやっちゃうんじゃないかな?」
エレン「あれがか?それにしたって好意を抱いている人を苛めたいとか小学生かっての」ハァー
アルミン(まあ、エレンの反応が面白いのも原因なんだろうけどね。無視しちゃえば済むことなのに、なんだかんだ言ってエレンは優しいからしっかり対応しているし)
アルミン「でもエレンだって、ミカサのスキンシップがなくなったら嫌なんじゃない?」
エレン「嫌なわけあるか。むしろ清々するぜ」フゥー
アルミン(とか言っているけど、前にミカサが『押してだめなら引く作戦』を実行したときにソワソワしてた癖に)ジー
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- 10 : 2016/05/02(月) 16:58:47 :
- エレン「……んだよ、その妙に生々しい目は」ジトー
アルミン「いやぁ?別にぃ?」ニタニタ
エレン「……帰る」
アルミン「ちょ、待ってよエレン!」
エレン「……」スタスタ
アルミン「ねぇ、ちょっと!早いんだけど!」タッタッタ
エレン「……」スタスタスタ
アルミン「ねぇエレン君それホントに歩いている?なんか特殊な走り方とかしてないよね!?全然追い付けないんだけど!?」タッタッタ
エレン「……」スタスタスタスタ
アルミン「待っ……ハァハァ……待って……ていうか、何か忘れている気がするんだけど……ハァハァ」タッタッタ
ミカサ「エレン達に置いていかれた……ぐすん」トボトボ
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- 11 : 2016/05/02(月) 16:59:43 :
【アッカーマン家(ミカサの部屋前)】
ミカサ「……」ムッスー
エレン「なぁ」
ミカサ「……プイッ」ムッスー
エレン「悪かったって」
ミカサ「……」ムシーン
エレン「……返事くらいしろよ」
ミカサ「……」ムシシーン
エレン「……いい加減許してくれてもいいだろ?確かにさ、俺もお前のこと忘れてたのは凄い悪いことしたなって思ってんだよ。だからこうして何度も謝っているじゃねーか」
ミカサ「……」ツーン
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- 12 : 2016/05/02(月) 17:00:32 :
- エレン「……ハァー」ポリポリ
エレン「どーすりゃいいんだ。せめてドアを開けてくれ……」アタマカカエル
ミカサ「……」
ーーーガチャリ
ミカサ「……」
エレン「ミ、ミカs」
ミカサ「……俺の大好きなマイスウィートハニーミカサちゃん」
エレン「……は?」
ミカサ「俺の大好きなマイスウィートハニー、ミカサちゃん」
エレン「お前、何を言って」
ミカサ「俺の大好きなマイスウィートハニー、ミカサちゃん」
エレン「……」
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- 13 : 2016/05/02(月) 17:01:06 :
- エレン「……俺の大好きなマイスウィートハニーミカサちゃん(棒読み」
ミカサ「貴女のためなら全てを擲ってみせるがモットーである私エレン・イェーガーは」
エレン「貴女のためなら全てを擲ってみせるがモットーである私エレン・イェーガーは(棒」
ミカサ「今回、あり得ない失態を犯したことを深くお詫びいたします」
エレン「今回、あり得ない失態を犯したことを深くお詫びいたします(棒」
ミカサ「そのかわりといってはなんですが」
エレン「そのかわりといってはなんですが(棒」
ミカサ「私はミカサちゃんの為に生き、ミカサちゃんが望むことを可能な限り叶えることを誓います」
エレン「私はミカサちゃんの為に生き、ミカサちゃんが望むことを可能な限り叶えることを誓いま……(棒)ッせん!」
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- 14 : 2016/05/02(月) 17:02:03 :
- エレン「危ねー!どさくさに紛れてなに言わせようとしてんだお前は!」
ミカサ「……チッ」
エレン「舌打ちすんな!」
ミカサ「……」ジトー
エレン「……ッ」ビクッ
ミカサ「……しょうがないから、許す……」
エレン「ホッ」
ミカサ「……でも、次はない」ジッ
エレン「わかってるよ!」
ミカサ「……本当に傷ついたんだから」
エレン「……わかってるって。ごめんな?」
ミカサ「……いい。もう許すって決めたから」フルフル
ミカサ「そのかわりといってはなんですがエレンの童貞を貰え」
エレン「ません!」
爆発しろお前ら。
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- 15 : 2016/05/02(月) 17:43:27 :
- 期待!面白いww
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- 16 : 2016/05/03(火) 13:53:14 :
- 期待なう!!!
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- 17 : 2016/05/13(金) 18:43:39 :
- 期待どーもです。
んじゃ、2話。だるっと投下しやす。
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- 18 : 2016/05/13(金) 19:00:45 :
- ー小ネター
ジャン「ジャン!」
エレン「……急にどうした。顔だけじゃなくて脳まで馬になっちまったのか?」
ジャン「なわけあるか!なんか口が勝手に動いたというか世界の意思というか」
エレン「……」
ジャン「そんな目でみんな」
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- 19 : 2016/05/13(金) 19:01:16 :
2話[俺達の部活事情は大体こんな感じ。]
ハンネス「あー、1年生諸君、そろそろ中学生活には慣れたか?」
ハンネス「知ってるとは思うが、うちの学校は必ず何かしらの部活に所属することが義務づけられている」
ハンネス「もう部活に入っているやつはいいが、まだのやつはそろそろ決めとけよ?」
<<はーい>>
ハンネス「んじゃ、授業始めるか。今日は25pからなー」
エレン「……部活、か」
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- 20 : 2016/05/13(金) 19:01:57 :
エレン「うーん……」
アルミン「どうしたのエレン、授業で分からないところでもあった?」
エレン「いや、そうじゃなくてな。部活どうすっかなって」
アルミン「あー朝ハンネス先生が言ってたもんね。興味がある部はないの?」
エレン「んー、強いて言うなら体術部か?」
アルミン「エレン、格闘好きだしね」
エレン「まあな」
ミカサ「一番好きなのはミカサだけど」
エレン「まあ……うん?」
アルミン「ミカサ!」
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- 21 : 2016/05/13(金) 19:02:28 :
- エレン「お前、いつの間に……というかまたどさくさ紛れになに言わせやがる!?」
ミカサ「ふふ。エレン在るところに私あり」ジャーン
ジャン「呼んだ?」
エレン「呼んでない」
アルミン「呼んでない」
ミカサ「誰?」
ジャン「」サラサラ
アルミン「ミカサ、それは酷すぎるよ!ジャンがショックで砂に!サラッサラになってるよ!」
エレン「……よく漫画である表現だけど、人って強いショックを受けるとこんな風になんのか。神秘だな」
ミカサ「……なんかごめんなさい」
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- 22 : 2016/05/13(金) 19:03:06 :
エレン「ジャンの事は放っておくとして」
エレン「そういやミカサはどうするんだ?まだ部活に入っていなかったよな?」
ミカサ「体術部」
アルミン(やっぱり)
エレン「へーお前もか。でも意外だな、てっきり料理部とかにすると思ってたぜ」
ミカサ「貴方が料理部に入るのならそうしよう」
エレン「は?」
アルミン(……やっぱり)
エレン「いや、え、は?」
ミカサ「貴方が生物部に入るのなら私もそうするし、陸上部なら私も陸上部に入部する」
ミカサ「……エレンは」
ミカサ「私がいないと早死にする」
エレン「しねえよ」
【結局、3人とも体術部に入ることにしたそうな。】
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- 23 : 2016/05/13(金) 19:03:45 :
ーーガチャ。
エレン「すいません。体術部の見学ってここですか?」
リヴァイ「ぁ゛?」ギロ
エレン「すいませんでした!」ドアヲシメル
ーーシャッ!バタン!
エレン「ヤバいわ……。あの目付き、絶対に何人か殺ってる目だった……」
アルミン「あれ、どうしたのエレン?」
エレン「……なあアルミン、本当に体術部の部室ここであってんのか?」
アルミン「あってるよ。ほら、ちゃんとこのクラブインフォメーションにも書いてあるし」パサッ
エレン「……だよな」
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- 24 : 2016/05/13(金) 19:04:22 :
- アルミン「いったいどうしたのさ?」
エレン「ヤバい人がいた。それはもう目線だけで殺せるレベルの目付きの悪さだった」
アルミン「悪人面のエレンがそんなに言うほどの目付きの悪さか……。末恐ろしいね」
エレン「悪人面言うな気にしてんだぞ」
ミカサ「なら私が様子を見てくる。……あとアルミン、エレンをバカにしたから後でお仕置き(ボソッ」
アルミン「━━━ッ!?」ビクッ
エレン「お、おいミカサ気を付けろよ」
ミカサ「大丈夫。じゃあ行ってくる」
ーーーガチャ。バタン。
エレン「……なんか不安だ。ミカサじゃなくて体術部が、だけど」
アルミン「……。」ガタガタ
エレン「?アルミン、さっきからおかしいけどどうした?」
アルミン「……。」フルフル
エレン(変なやつ)
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- 25 : 2016/05/13(金) 19:05:15 :
エレン「……」
アルミン「……」
アルミン「……ミカサ、帰ってこないね」
エレン「……ああ」
エレン(ミカサが部室に入ってからもう10分はたったぞ。なのに何で出てこない?)
エレン(入部手続きとかをするにしても俺達が外に居たままするわけ無いし)
エレン(かといってミカサに限って何か起こるとは思えない、が……)
エレン「……よし。アルミン、俺もう一回行ってくるよ」
アルミン「エレン……気をつけて」ウルウル
エレン「……あぁ」
↑覚悟を決めた顔
アルミン「僕、これが最後なんて嫌だからね?」ウルウル
エレン「……はっ、何いってんだよ」
↑何故か決め顔
エレン「どんな状況でも全力で逃げに徹すりゃ死にはしねぇよ」ニッ
↑別に格好いいことを言っている訳でもないのに無駄に格好いい顔
アルミン「エレン……」
エレン「アルミン……」
アルミン・エレン「「ユウジョーッ!!」」ガシッ
青春である。
ーーーーーーガラッ。
エレン「ししし失礼します!!!」ビクビク
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- 26 : 2016/05/13(金) 19:06:45 :
- ペトラ「あれ、どうしたの?あ、もしかして入部希望者!?」
エレン「あ、一応そうです。エレン・イェーガーといいます」
ペトラ「わぁー、よろしくエレン君!私はペトラ・ラルって言うの。君の1個上の先輩だね!」
ペトラ「あ、美味しいお水あるから折角だし飲みなよ!」
エレン「いただきます。ゴクゴク……ウマッ、あの、ペトラさん。俺の前に女の子来ませんでした?黒髪で赤いマフラーをした子なんですけど」
ペトラ「ああ、ミカサちゃんか!さっきリヴァイさんと稽古してくるって言ってたけど……」
エレン「そうなんですか。(何してんだアイツ!?)……あれ?でも俺、部室前にいましたけど会ってませんよ?」
ペトラ「……え?」
エレン「え?」
ペトラ「あーっと……実は出てきたのに気づかなかったとか」
エレン「いや、それはないです」
ペトラ「まさか……」チラッ
エレン「……いや、いやいやいや。それは無いですって。ここ3階ですよ?」
ペトラ「……」
エレン「……え、マジすか」
ペトラ「……そこの窓、さっきまで閉まっていたんだよね……」
エレン「……開いてますね」
ーー飛び降りた方が早い。
そんなアホな事をドヤ顔で言う幼なじみの顔が浮かび上がり、エレンは頭を抱えるのだった。
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- 27 : 2016/05/13(金) 19:07:41 :
ちなみに。
ーーガラッ。
ミカサ「……失礼します」
リヴァイ「……てめぇ、入部希望者か?」
ミカサ「……小さい。もしかして小学生?その割には顔が老けているけど……」
リヴァイ「……おい、いきなり失礼な奴だな。喧嘩売ってんのか?」
ミカサ「正直者なので」ドヤァ
リヴァイ「その顔やめろ。別に褒めてねえよ」
ミカサ「別に貴方に褒められても嬉しくない」
リヴァイ「……話通じてんのかこいつ」
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- 28 : 2016/05/13(金) 19:08:21 :
- リヴァイ「……まあいい。で?てめぇは何しに来たんだ。冷やかしに来たんなら女だろうがはっ倒すぞ?」
ミカサ「見学をしに来た。……のだけど止めておくことにする」
リヴァイ「そうか。俺としてもてめぇみたいな無神経女に入られても不快な思いをするだけだしさっさと帰れ」
ミカサ「言われなくてもそうするつもり。貴方みたいなチビが部活の先輩になるとかブロッコリーが進化してブロリーになるくらいあり得ない」
リヴァイ「……何言いてぇのかさっぱりだが、てめぇはさっきから人を馬鹿にしねぇと気がすまない病気にでもかかってんのか?」イラッ
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- 29 : 2016/05/13(金) 19:09:04 :
- リヴァイ「……にしても今年の1年生は訳がわかんねぇ糞みたいなのばっかだな」
リヴァイ「こいつの前に来た黒髪のガキもドアを開けた瞬間に謝ってすぐ閉める謎の行動に出やがるし。冷やかしにだったのかすら分からん」
リヴァイ「小学生……いや、幼稚園からやり直してこいと言いてぇ所だ」
ミカサ「……か。」フルフル
リヴァイ「あ?まだいたのかお前」
ミカサ「エレンのことかー!」
リヴァイ「誰だそいつ」
ミカサ「貴方が今言った糞みたいなガキのこと!」
リヴァイ「そうとは言ってねぇが」
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- 30 : 2016/05/13(金) 19:09:30 :
- ミカサ「肝心な所でヘタレで運動神経は良いけど頭は別に良くなくてちょっとマザコンで面倒くさがりで悪人面ででも本当は優しくていつもツンツンしているけどたまに見せるちょいデレが凄く可愛いエレン・イェーガーのこと!」
リヴァイ「いや知らねえよ」
ミカサ「そんな彼の事を私は愛している!」
リヴァイ「……なんで今それを俺に言った?そのエレンとやらに直接言ってやれ」
ミカサ「そしてそんなエレンを貴方は糞とバカにした!これは許せない事態!」
リヴァイ「いや、お前もさっき色々と言っていたからな。悪人面とかヘタレとか」
ミカサ「そんな事は記憶にない!」
リヴァイ「都合のいい頭してんな」
ミカサ「……とにかく!エレンをバカにした貴方に私は決闘を申し込む!」
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- 31 : 2016/05/13(金) 19:10:12 :
- リヴァイ「……ほぅ、面白い。これでも中学最強と謂われる俺に挑むとは随分自信があるらしいな」ギラッ
ミカサ「━━ッ!?」
リヴァイ「生意気な後輩を絞めるのも先輩の仕事だ。付き合ってやろう」
ペトラ「あれ?見ない顔の子がいる。あ、リヴァイさん!」
リヴァイ「ペトラか。丁度いい。ハンジのやつが来たら伝えておけ。俺は稽古場で先に始めていると」
ペトラ「あ、はい!えーと……貴女は」
ミカサ「……ミカサです。趣味はエレン。特技はエレンです。ちなみに好物はエレン」
ペトラ(か、変わった子だなー……)
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- 32 : 2016/05/13(金) 19:10:40 :
- ペトラ「よ、よろしく!私はペトラ・ラルって言うの。あ、そうだ!折角だしお茶でも用意してくるね!」スタスタ
ミカサ「お構い無く……行ってしまった」
リヴァイ「おい、さっさと行くぞ」
ミカサ「……ちっ」
ペトラ「ごめーん。お茶探したんだけどリヴァイさん専用の紅茶しかなくて……代わりに美味しいお水を……ってあれ?」スタスタ
ペトラ「二人ともいない?」キョロキョロ
ペトラ「……んー、そういえばさっきリヴァイさんが稽古場に行くって行ってたからもう行っちゃったのかな?」
ペトラ「もー……せめてお水飲んでからにして欲しかった」
ーーーガラッ。
エレン「ししし失礼します!」
ペトラ「あれ、どうしたの?あ、もしかして入部希望者!?」
ミカサの方はだいたいこんな感じ。
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- 33 : 2016/12/27(火) 01:14:42 :
- エレミカはキャラ崩壊の極みだからキャラ崩壊って書いた方がいいぞ
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